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ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

非難されるのも納得「アンチクライスト」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はアンチクライスト(R18+指定の上、衝撃的な画像があるためクリック注意)です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:全身全霊でおすすめしないけど、見返したくなる魅力もある


あらすじ


彼(ウィレム・デフォー)とその彼女(シャルロット・ゲンズブール)は愛し合っている最中、事故で幼い息子を失ってしまう。
彼は精神を病んだ彼女の療養のため、山小屋に連れて行くのだが・・・





ダンサー・イン・ザ・ダーク」の変態監督ラース・フォン・トリアーの最新作です。


上映時間は1時間42分とコンパクトですが、いろいろと深読みができるものすごく難解な作品に仕上がっています。

「ダンサーインザダーク」も賛否両論の内容ですが、今作も同じくか、それ以上に賛否両論になると思います。
「ダンサー~」は個人的に好きな作品ですが、今作はあんまり好きになれませんでした。

なぜかと言えば、この映画では女性を「悪しきもの」ととらえているから(少なくとも自分にはそうとしか思えなった)。
女性にとって、この映画には嫌悪感ばかりがつのると思います。

Wikipediaによると
「この映画を作った自己弁護と釈明をしてください」と質問され
「世界一の大物映画監督と自称する監督による、女性嫌いの最たる作品」と非難された
作品ですが、この映画を観るとそれはよくわかります


そこにあるのは性行為の最中に息子を失った「彼女」が、忌むべきはずのセックスに執着を覚えていくという地獄。
それに翻弄される男を描いているわけで・・・はっきり言って死ぬほど不愉快でした。


エンターテイメントを求めている人には全く向かないですし、生半可な気持ちで観ると後悔すること請け合いです。

おすすめしたくはありませんが(特に前述の通り女性に)、
画は暴力的でもどこまでも美しいですし、
主演女優賞を受賞した「彼女」役のシャルロット・ゲンズブールの演技は凄まじいです。
そこは期待しても裏切られません。


以下、ネタバレです↓結末に触れています

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2011-02-28 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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変な映画だけど面白い「悪魔を見た」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は悪魔を見た(R18+指定なのでクリック注意)です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:なんじゃこりゃ(笑)


あらすじ


イ・ビョンホン様が殺された婚約者の復讐のため、いろいろと回りくどいことをする






いやあびっくりした。予告編などでは重圧でサスペンスフルな映画だと思っていましたが
ふたを開けてみるとつっこみどころ満載でした

はっきり言ってサスペンス映画としては落第点です。酷いと言ってもいいと思います。
スマートさのかけらも感じません。

さらに演出が大仰だし、
音楽はへんにボリュームが大きくて逆効果だし、
大体なんでこんなシンプルなストーリーに2時間24分もの尺が必要なのかさっぱりわかりません。

でも自分はこの映画がわりと好きです。
観ている間はその上映時間の長さも気になりませんでしたし(尺稼ぎっぽさは感じたけど)
ビョンホン様が迫力満点なカメラワークで殺人鬼とバトルをしたり、凶悪なことをやったりするだけで楽しい気持ちになれます。
なによりどう見てもつっこみ待ちとしか思えない展開が素敵です。

R18+指定だけあって猟奇的なシーンや、女性への性的暴行のシーンもあるので、韓国ものが好きな女性にはおすすめし難いです。画面の半分くらいはきれいな顔のビョンホン様じゃなくてチェ・ミンシク演じる汚い殺人鬼だしなあ・・
ですが、変な韓国映画代表の「グエムル」が好きな人は是が非でも観に行くべきです。

←変な映画だけど大好き。笑えます。


この映画で大爆笑したシーンが一か所あるんですが、劇場で笑っているのは自分だけでした。
なんかすみません。

以下、ネタバレでつっこみどころのまとめです↓

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2011-02-27 : 映画感想 : コメント : 12 : トラックバック : 0
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「川の底からこんにちは」(DVDで観賞)紹介+ネタバレレビュー

世間がニンテンドー3DSに沸いているさなか、自分はこれをDVDで観るのが楽しみだったよ。

その映画の名は「川の底からこんにちは




個人的お気に入り度:9/10

一言感想:最高のダメ人間応援ムービー!




いやあね、本当素晴らしい!

どういう映画かを説明するなら


ダメ人間ばっかりが出てくる映画



と簡単に説明できます。

「所詮大した女じゃないんだからね」という主人公は本当にダメダメ。
付き合っている男も本当にダメダメ。
周りの人間には不満が鬱積していて、ぬるま湯のような生活をしています。

それが、どういう風に変わっていくのか・・・それが見どころになっています。


そうそう、この映画の劇中歌がね、めちゃくちゃ滑稽なんですよ。バカみたいなんですよ。
でも自分は泣きそうになりました
変な歌を聞いて感動してしてしまったんですよ!

そこだけでなくこの映画で4回くらい涙腺が崩壊した自分はなんなんでしょうか。
そして心に痛いセリフばっかりだ!


そんなわけで「川の底からこんにちは」は全力でおすすめの日本映画です。
「しょーもない人生送ってるわ、自分」なんて人は必見です!(大きなお世話ですみません)



↓以下ネタバレです。セリフを羅列しまくっているので未見の方は絶対に読まないで!観ていない人は今すぐにでもレンタルビデオ屋へ!

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2011-02-26 : 旧作映画紹介 : コメント : 6 : トラックバック : 0
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映画監督特集「ラース・フォン・トリアー」

今日の映画監督特集はラース・フォン・トリアーです。
難易度高い人来ちゃった。
言わずと知れた超賛否両論映画「ダンサーインザダーク」の監督さんです。



そのトリアー監督の新作「アンチクライスト」が明日(2月26日)に日本で公開されます。

この作品はポスターから18禁というのがわかります
シネマトゥデイなどの広告で見るとギョッとしてしまいます(同じくR18+指定作品の冷たい熱帯魚の記事で表示される)

そのポスターの画像はこちらの公式ページ(R18+指定注意、心臓が弱い方は開いちゃだめ)でも見れます。

・・・すさまじい絵面だな。
しかもこの記事<こっちにも「その」画像があるので注意>によると、トリアー監督はこの映画を作る前に鬱でしばらく入院していたらしいです。
いろんな意味でヤバそうな映画ですが、悪趣味な自分は是が非でも観たいと思うのです。

そんなわけで、監督の今までの作品を予習程度に振り返ってみます。




「ダンサーインザダーク」

かなりの有名作品。良くも悪くも
自分は好きな作品ですが、この作品が嫌いな人の気持ちもよくわかります
「主人公に共感できない」という声も多いのですが、自分は息子のために盲目的に行動する主人公のことが嫌いになれませんでした。
かなりの「鬱映画」なので、心身ともに健康的な時に観ましょう。

ミュージカルシーンは素敵です。
列車のシーンの青空、線路の茶、それにかぶさる金属音とビョークの歌声。
一度観たら忘れられません。



「ドッグヴィル」

R15+指定。
なんと家などのセットを床に書かれた白い線で表現しています
これで9章にわたる「村」でのドラマが繰り広げられます。
しかし長さを感じさせない面白さ。テーマは「偽善」「不寛容」。
人間の醜い面を描きなぐったような内容です。




「マンダレイ」

R18+指定。ドッグヴィルの続編。
黒人差別の残る村で、主人公が翻弄されていきます。
みんなのシネマレビューで「この構図は、日本のサラリーマンにも当てはまる」というレビューがあるのですが、まさに的を射ていると思えます。<こちら><ネタバレ注意>
ちょっとドッグヴィルに比べて中だるみ感はあったけど、オチがなかなか気が利いています。




「奇跡の海」

自分は未見です、ごめんなさい(だってレンタル店に置いてないんだもん)。
それでも予告編やあらすじ<ネタバレ注意>をみると、かなりの変態&鬱映画だということはわかります。
奇跡の海という邦題は若干詐欺のような気もします(ちなみに原題は「Breaking The Wave」)






まあこの監督の作品には、醜い人間が目白押しだこと
人間が嫌いそうです。

あとは「手ぶれカメラ」も監督の特徴ですね。
「まるでそこにいるかのような」ライブ感は味わえますが、多用しすぎるとちょっと疲れてしまうような気もします。
自分は嫌いじゃありません。


たびたびこのブログでも言っていますが、映画の役割は勧善懲悪や必ずしも救いのある内容を描くことではないと思います。
自分は「ダンサーインザダーク」を見て感動しましたし(この場合の感動は、嬉しい感動とは意味合いが違うけど)、観客にショックを与えると言う意味では作品は成功しています。


賛否両論はあれど、自分はトリアー監督作品をもっと観たいと思ってしまうのです。人には薦めないけど


他作品
ヨーロッパ
キングダム
ラース・フォン・トリアー初期監督


トリアー監督のレビュー集

ラース・フォン・トリアー監督作品について - 洋画 - 教えて!goo

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2011-02-25 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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劇場版クレヨンしんちゃんの新しい監督はどんな人?

いまさらですが、「映画 クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁」をDVDで観ました。




最近のクレしん映画としてはひさびさの快挙~などの評価を見て期待していたのですが、残念ながら原監督時代の勢いのある面白さは感じられませんでした。

決して悪くはないんですが、悪役がショボすぎだったり、展開もやっつけっぽさが見られてしまうし、何よりテンポが悪いのが残念なのです。

それでも「大人になった登場人物たちが見れる」というのがすごく楽しい作品ではあるのですけどね。
特に「大人になったひまわり」はありえないくらいに可愛いのでこれだけで観てよかったとは思いました。



さて、劇場版クレヨンしんちゃんは大好きなシリーズなのですが、原監督が「オトナ帝国の逆襲」「戦国大合戦」という二大名作をこの世に出してからの作品はイマイチぱっとしません。

個人的原監督以降のクレしん映画の評価はこんな感じ↓



11作目 栄光のヤキニクロード 
ギャグ一辺倒。終盤が微妙すぎる。
みんなのシネマレビューの点数:5.71点
お気に入り度:4/10

12作目 夕陽のカスカベボーイズ 
テーマが気に食わないし、アクションも煮え切らない
みんなのシネマレビューの点数:5.64点
お気に入り度:4/10

13作目 伝説を呼ぶブリブリ 3分ポッキリ大進撃
観てない
みんなのシネマレビューの点数:5.27点

14作目 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!
まさかのホラー作品。本気で怖いし気持ち悪い。脚本が「ドラえもん 西遊記」と同じ人で納得。
みんなのシネマレビューの点数:5.33点
お気に入り度:4/10

15作目 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!
冗談抜きで最低最悪の映画。記憶を消したい。
みんなのシネマレビューの点数:5.22点
お気に入り度:0/10

16作目 ちょー嵐を呼ぶ 金矛の勇者
観てない。1~4作目の監督の方が復帰したのに出来はひどかったらしい・・
みんなのシネマレビューの点数:4.00点

17作目 オタケベ!カスカベ野生王国
観てない。
みんなのシネマレビューの点数:4.40点

18作目 嵐を呼ぶオラの花嫁
↑のとおり。
みんなのシネマレビューの点数:6.25点
お気に入り度:6/10



うん・・・微妙・・
特に「本郷みつる」さんが復帰した16作目が駄作だったというのが残念で仕方がありません。





前置きが長くなりましたが4月公開の次回作は嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦です。
images-sintyan.jpg

スパイアクションものなので6作目の「ブタのヒヅメ大作戦」のような名作の再来もわずかながら期待をしてしまいます。

監督も代わっているのでどういう方かなと調べてみましたが・・増井壮一という方でした。
アニメ作品の絵コンテを多く手掛けた方のようです。
(ちなみに脚本はこちらの方

調べてみると、その増井監督の衝撃的な発言を発見しました。<こちら>


記事を抜粋してみますと・・・

「ボンズきってのおもしろ監督」。
「7話の見所は「おしり」です。あなたも私も、人は皆おしりから生まれて来て、
おしりへと去ってゆくものなのです」
(マイアミガンズ・演出家談話より)
と語った氏であるが、ついに2011年、「クレヨンしんちゃん」の劇場版でスクリーンデビューを飾る。




何を
  おっしゃってるのか
           わからない


いいのか、このひとにまかせて。
でも「おしり」はクレヨンしんちゃんにもっともふさわしいワードのひとつだよね!
久々の傑作を作ってくれるはずだと自分に言い聞かせます

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2011-02-24 : いろいろコラム : コメント : 2 : トラックバック : 0
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女子高生+おばあちゃん+化け猫がかわいい漫画「ミル」2巻レビュー

今日紹介する漫画は「ミル」です。
タイトルがシンプルなので検索しにくいことこの上ない・・



*つい先日2巻も発売されました


一言感想:おばあちゃん萌えと猫好きにはたまらないほのぼのさ

個人的お気に入り度:8/10



どういう漫画かと言えば


一人暮らしの大学生のところに化け猫が居候してくるという内容です。
もちろん化け猫なので人間の姿になります。

彼女(ミル)は化け猫なうえ見た目は女子高生、中身は86歳のおばあちゃんだったのです




名探偵コナンもびっくりの意味不明な設定ですが、これが読んでみるとすごくはまっているのが不思議。

中身がおばあちゃんなので、当然知識がかたよっています。

その一部を、先日発売した2巻の「携帯電話を買いに行く話」から抜粋してみましょう。

miru1-1.jpg

携帯電話がほしいと言ったミルに対して、当然主人公はこんな風に詐欺にひっからないか心配してしまうのです。


しかし意外に頑固なミルおばあちゃん(見た目は女子高生)はひきさがらず、結局電気店に買いに行きます。

miru2-2.jpg

携帯電話でTVが観れることをしらなかった
こんな風に「すごか時代になったんやねえ」とか言われるとギュッと抱きしめたくなるのは自分だけでしょうか
可愛いよね。

そんな感じで無知なので・・

miru3-1.jpg

店員さんをやつれさせてしまいます。良く頑張った。

さらに・・

miru3-2.jpg

ストラップとストリップを間違えるというボケまでやらかしてくれます。
ああ本当もう可愛い。




そんな感じでけっこうギャグよりなこの漫画、主人公は猫を愛でるサークルに入っていたりします

miru4-1.jpg

楽しそうでなによりです




しかし、ときにはちょっとしんみりと、寂しさを感じされるエピソードがあったりします。

miru5-1.jpg

このシーンなどはまさにそれ。
猫を買っている人は、読んだ後により大切にしたくなることはまちがいないでしょう。



2巻では新キャラも登場し、ますます面白くなっています。
唯一の欠点として女性キャラの顔がみんな同じということがありますが、まあ気にしないことにしましょう(かなり気になるけど)

なにより肩の力を抜いて、な~んにも考えずに読むことができるこの「ミル」は超おすすめの漫画作品です。
老若男女が楽しめますよ。




「たまごまご」さんのレビューも合わせてどうぞ。

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2011-02-23 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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ロバート・ロドリゲス監督の新作ショートフィルム「THE BLACK MAMBA」がヤバい

うわーやべー。

何がって、B優映画の大御所であるロバートロドリゲス監督の新作「THE BLACK MAMBA」が面白すぎます。

ただし新作と言ってもCM用の6分程度の内容です。

*情報元はCIA☆こちら映画中央情報局ですから



ブラックマンバといえば毒蛇で、映画キルビルvol2でもその毒性が解説されていましたね。
殺し屋が活躍するB級アクションかな?と思ったらポスターがこんなんです↓



ブラックマンバ

バスケ・・・・?

全然普通の映画になる気がしませんね
とりあえずフェアプレーは皆無そうですね。



そしてそのショートフィルムがこちら(字幕はありません)



つっこみどころが多すぎて何つったらいいんだか。
以下内容を箇条書き↓

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2011-02-22 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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栗~ミ~。漫画「花のズボラ飯」5話レビュー

大人買いを記念して「花のズボラ飯」の5話レビューです。
あれ以来自分の部屋の本棚を見てちょっとナイーブになっています



amazonのこの在庫状況を見かねて、秋田書店に100万部くらい刷ってほしいと本気で思います。
そういえば、この漫画の売上情報をどこにもみかけません・・amazonの漫画ランキングで上位に位置したことはあるのですが、それくらいです。
もっと売れていることも踏まえて宣伝すればいいのに!それよりもっと書店に置いてほしい・・


さてそんな愚痴はどうでもいいのですが、この話も相変わらず1コマ目から出オチをかましてくれます。


はなずら5-1

いやあくつろいでますね~。周りが超汚いんですけど(恒例のつっこみ)。

しかもこのコマをよく見ると・・・

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2011-02-21 : 花のズボラ飯 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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失った者たちの交錯「ヒアアフター」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はヒア アフターです。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:少々退屈さは否めないけど、さすがのイーストウッド印


あらすじ


ジャーナリストのマリー(セシル・ドゥ・フランス)は津波に巻き込まれ、臨死体験をする。
かつての霊能力者のジョージ(マット・デイモン)は死者と「交信」することに疲れ、今は工場で働いていた。
少年マーカスは、突然の交通事故で双子の兄を亡くしてしまう。

愛を失った3人の人生が、同時に描かれる。





この映画は展開のダイナミズムさに乏しく、実に淡々としています
これは作品の味でもあるので批判するのはナンセンスなのですが、正直言って退屈に感じたシーンも少なくないです。


それでもそれぞれのストーリーの役者の演技、心理描写には文句のつけようがないですし、演出も「描きすぎない」さじ加減が見事だと思います。
「さすがはクリント・イーストウッド!」と、心から思える丁寧な仕事っぷりです。


この物語は3人の「何か」を失った者たちの物語です。
大切な人や、何かを失っても、どこかで手を取り合えば・・もしくは誰かと向き合うことができれば・・
何かを得ることや、生きていけると思うことがあるのではないか、そう考えさせてくれます。



単純に「面白かった!」と言うには、もう少し展開が欲しかったところですが、同監督の「グラントリノ」「ミリオンダラーベイビー」などが好きな人には十分にオススメできる質の高い作品です。それよりはだいぶ満足感は低かったけれどね。




以下、ネタバレです↓結末に触れています!

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2011-02-20 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 1
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映画監督特集「原恵一」

今日の映画監督特集は「原恵一」さん。アニメ監督の方です。


いやもう大好きなんですよ、本当。
原さんの監督した「クレヨンしんちゃん」シリーズが大好きで何度見返したかわかりません

「オトナ帝国」の公開時に「大人こそ楽しめる、泣ける大傑作」と評され、かなりの評判を集めていたのが嬉しくて仕方がありませんでした。
「カラフル」以降は新作の情報がないのでやきもきしています!早く新作が観たい!






「クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡」

原さんはしんちゃんシリーズを2作目から演出、脚本を手掛けていましたが、この5作目で初監督しました。
スピーディかつシブい雰囲気のロードムービーです。明らかに子ども向けに作ってねえだろ!と思うシーンも多々
ギャグは秀逸。というか全ての映画作品の中で一番笑いましました。
これ小学生のころ映画館で観たのですが、館内が揺れるような大爆笑を起こしていました
あんな体験は二度とできないだろうな~大好きな映画です。


「クレヨンしんちゃん ブタのヒヅメ大作戦」

これは大傑作。後述の「オトナ帝国」「戦国大合戦」しか知らない人にも是非観てほしい。
1時間半があっという間のスパイアクションです。
オープニングからめちゃくちゃ格好いいし、ハラハラするし、家族愛のテーマがストレートだし・・・娯楽映画として至高の出来です。
そして大好きなキャラ「ぶりぶりざえもん」!この映画は彼ぬきでは語れません。
声優の方がお亡くなりになってしまい、二度とあの美声が聞けないのが残念で仕方がありません。


「クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦」

怪獣映画のオマージュが多数。昭和の世代を狙い撃ちにしたネタなど相変わらず子どもを無視した展開も多い
はっきり言って話のほうは面白くないんですが、温泉に入りたくなる作品なのは間違いない。


「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶジャングル」

これも結構好き。
「ヒーローへの憧れが現実になる」というテーマは「キック・アス」にも通じます。
作中で好きだった「アクション仮面」が大活躍するだけで満足です。アクションもすごい!
映画を観たあと「お尻だけで歩く」のを練習したのは自分だけじゃないはず・・・だよね?


「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オトナ帝国の逆襲」

言うまでもなく本当に素晴らしい作品。
でもずるいんですよ「昔はこんなに良かったのに、今は・・」ということを散々見せつけるんですから。
自分も昭和初期に生まれたくなりましたもの。
「ひろしの回想」なんて今思い出すだけで泣けます。全お父さん必見です。


「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!戦国大合戦」

これが一番評判がいいですね。
アニメなのに合戦の描写にリアルさを感じます。
「不器用な男女の恋愛」という視点でも、とても良い作品。
「戦争で引き裂かれた関係」というのも上手く描けています。
戦争のないところで暮らしていることの幸せを思い起こさせてくれる傑作です。


「ドラミちゃん アララ!少年山賊団」

<amazon画像なしかよ!>
これ知っている人いるのかな。でもほどよくまとまっている佳作です。
子どもたちが「白い飯」をモリモリ食べて、旨そうにして、しかも大泣きしちゃうシーンが大好き。
ごはんのありがたみがわかるなあ・・。


「カッパのクゥと夏休み」

欲張った展開なので、少々散漫さを否めないのが残念でした。
ですが、テーマはとても深い。
マスコミに踊らされる一般人に、こんなにイライラさせられることはなかった。
流血シーンがあるのがびっくり。大人にこそおすすめしたいアニメです。
あと犬の「おっさん」が格好良すぎて惚れかけました


「カラフル」

<4月20日発売>
「中学生の売春」という重い話題が出てくるのに驚いた。
「アニメならでは」の表現はあまり見られませんでしたが、キャラクターの心理描写が素晴らしいので気になりません。
中高生にこそ観てほしい作品です。
あと声優として参加した宮崎あおいとアッキーナが上手い!






しかし映画のしんちゃんシリーズは原監督になってから(いい意味で)暴走していますね。
4作目の「ヘンダーランドの大冒険」は「ちゃんと子ども向けだった」クレヨンしんちゃん映画な印象で、大人向けのネタがほとんどないのが逆に新鮮です。
これ以降原監督は独自の趣味を入れまくっています。そんな原さんが大好き。



こうして見ると、原監督の作品はいつもテーマが直球です。
それでも説教臭さはあまり感じません。娯楽性を重視した作りが大好きなのです。

ただ「カッパのクゥ」「カラフル」はやや娯楽性よりもテーマの描写のほうに傾倒していた印象なので、たまにはクレヨンしんちゃんシリーズのような単純娯楽バカ映画も作ってほしいな、とも思います。


宮崎駿に次ぐアニメ映画の巨匠は原監督なのかもしれません吾朗なんて知らない。


他作品
ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!/チンプイ エリさま活動大写真

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2011-02-19 : いろいろコラム : コメント : 2 : トラックバック : 0
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「花のズボラ飯」を愛しているから仕方ないね

この間、書店で初めて漫画「花のズボラ飯」が平積みされているのを見ました。


いや本当これほどネットで大評判のうえ、朝日新聞に紹介され、「王様のブランチ」にも紹介されているのにもかかわらず本屋に置いてなさすぎだとは思うのですよ。
<花のズボラ飯>←amazonで何回売り切れと在庫復活を繰り返せばいいんだ・・




まあでも自分はもう一冊買っているし、保存用や料理の参考用にもう2冊買おうかなーとも思っていましたが、いくら好きだからと言ってさすがに同じ本を2冊買ったりするのはどうかと思いますよね、うんうん。



















花のズボラ飯 大人買い

だから5冊買いました(すでに持っているのを合わせて6冊)




ってわ~お。なにやってんのバカじゃないの




店員さんに「同じの5冊でいいんですか?」って聞かれたんですけど。
自分もそう思う

帰ってから同じ本が5+1冊ある光景を目の当たりにしたときはさすがにちょっと辛かった


つい先日1300円(前売り券代)をムダにしたばかりだと言うのに、5000円近く使った自分は本当あほだと思います。
良い子は真似しないようにね。





そんで、


これどうしよう・・・・・


まあせっかくなんで知り合いに布教活動します




<悪い大人買いの例>(いきなり下ネタがあるので注意)
「LOGIC&MATRIX」の「遊星」さん、勝手に真似してごめんなさい。おかげさまで今すっげー後悔しています

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2011-02-18 : 花のズボラ飯 : コメント : 7 : トラックバック : 0
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グロいけど短編の面白さは格別!漫画紹介「フランケン・ふらん」

今日はマイナーな漫画をご紹介。その名も「フランケン・ふらん」です。



最新6巻。表紙がほぼ裸なため買いにくいことこの上ない・・


漫画の個人的お気に入り度:8/10

一言感想:グロくてよりトンデモ&ファンタジー風味の「ブラックジャック」





内容は1話完結方式、大抵が因果応報な展開になるブラックコメディ&ホラーです。
「笑うせぇるすまん」や「ブラックジャックの悪い金持ちが悪役のパターン」をイメージしてもらえばわかりやすいです。




そしてこの漫画の最大の特徴は


1にグロ、2にグロ、3,4にちょっといい話やひねくれた話や現代医療を風刺したりして、5、6にグロ。


と、とにかく描写がグロテスクなこと。
というかグロさを描きたいがための漫画と考えてさしつかえありません。

でもこの漫画は面白い、人間の嫌~な面を過剰なまでに描き、度を超えた残酷描写はある種のすがすがしさまで感じます。悪趣味極まりない。

話そのものも面白いのですが、医療や変な生物などのトリビアが盛り込まれているのも楽しいです。

キャラクターもとても魅力的です。


ふらん1

2巻ラストから登場する「ヴェロニカ」というキャラがこんなんなんですが・・



ふらん5

ふらん4

ふらん3


めっちゃ可愛い!

しかも敵を残虐に殺しまくる殺し屋です。
映画「キック・アス」ヒットガールに惚れるような変態さんはこっちも好きなんじゃないかと思います(自分含む)。



ただ好みの分かれる漫画でもあります。1巻のグロさはもう半端なくて確実に読者をふるいにかけます。
グロいB級映画が大好きな自分にもキツかった。子どもに絶対に読ませてはいけない勢いです。


でも最近では作者もだいぶ自重してきたのか、読みやすくなりました。
↑の6巻のAmazonのレビューにもありますが、巻を追うごとにグロテスクさは和らいでいます。
なので初めて読む人は4~5巻以降くらいから慣れていってもいいのかもしれません。



最後にちょっと衝撃的な絵をご覧に入れましょう。
個人的に1、2位を争うくらいに好きな話、4巻収録の「愛犬を生き延びさせるために汚いおっさんに脳を移植した話」からです。

ふらん5
こんな可愛い犬が・・・

(クリック注意)↓
ふらん6
こんなのに

えっと・・読んでみてね(こんな絵を紹介して何言っているんだろう)。


ホラー好きな方には大プッシュでおすすめしますよ。


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2011-02-16 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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映画監督特集「ヤン・シュヴァンクマイエル」

今日の映画監督特集は「ヤン・シュヴァンクマイエル」です。

マイナーですが映画マニアには超有名です(たぶん)。
最新作の「サバイビング・ライフ」が日本で観れるのはいつの日やら・・


チェコの監督さんで、その作風はわかりやすく、キッチュでグロテスク。

食事までグロいから困ります。
Wikipediaを見ると監督は「食べるということが好きではなかった」らしく・・それにしたって悪意を感じるくらいまずそうです。


そしてコマ撮り(ストップモーション)のアニメが映像の中にとりいれられています。ていうかそればっかり使います

そのアニメーションはこんな感じ↓タイトルは「肉片の恋」



・・・これがもう生理的にダメなら観ないほうがいいと思われます。

とにかく難易度の高い映画を撮る方なので、変態くさい映画を観たい時にはぜひともおすすめしたいのです。






「アリス」

これが一番有名かな。
他の「不思議の国のアリス」の映像化作品とは全く違う気持ち悪さ。
美術が素晴らしく、アリス役の少女もひたすら魅力的。
展開はつっこみどころ満載(原作も似たようなもんだけど)。
子どもが観るとトラウマになってしまいそうな内容です。
あとちょっと「ドラえもん」っぽいです。理由は観たらわかります。



「悦楽共犯者」

なんとセリフが一切ない映画。
グローバルに楽しめる映画だね!なわけはなく変態ばっかりが出てくる作品です。
この変態行為が常人には思いつきもしないものばかりなのでマジでどん引きします
でも脚本は練られていてすごく面白い。みんなのシネマレビューでも超高評価です。<こちら>(ネタバレもあり)



「オテサーネク」

PG12指定。これが一番お勧め。
今まで観た映画の中で最も恐かった映画のひとつ
正直木の化け物そのものよりも、それに盲目的に愛をそそぐ母親のほうが恐ろしい。
気持ち悪いだけじゃなく愛の矛盾やエゴイスティックさを強烈に描いた作品です。
観て損はない。



「ルナシー」

↑の動画でもありましたが、うごめく生肉が不気味・・
あとはようわからんかった!ごめん!
とりあえずかなり病んでいる作品であるとだけは言っておきます。





こんな感じで一般人お断りな監督さんなのですが、このグロい作風はなかなかクセになります。
普通の映画には飽きたなんて人は一度観てみることをおすすめ。


あとヤン作品の一番の欠点はレンタルビデオ店に置いてある率がめっちゃ低いことでしょうか。
もっと置いてほしい!


動画検索
ヤン・シュヴァンクマイエル - Google 検索

他作品
「ジャバウォッキー」
「ファウスト」

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2011-02-15 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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これはひどい「パラノーマル・アクティビティ2」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はパラノーマル・アクティビティ2(アメリカ版続編)です。


個人的お気に入り度:1/10

一言感想:観客なめんな


あらすじ


今度は家族が霊(悪魔)に襲われるよ。そんだけ。





*この感想は劇場公開時のものです。


いやあこれはちょっと・・・。

ただでさえ「つまらん」「恐くない」「眠い」とか大ブーイングを受けているこの「パラノーマルなんたら」。
こんな低予算シリーズを3回も劇場で観ている自分は律儀と言うか、詐欺とかに騙されそうなタイプだとも思いますが、まあそれはそれ。
自分は1作目は低予算っぷりとアイディアが好きだし、日本版の第2章も意外と面白いから観てみて!と言っている「擁護派」なのですが、今回ばかりは支持できない



何がいけないって続編なのにアイディアに乏しいんですよ
日本版の2だってそんなに目新しさはありませんでしたが、ちゃんと独自のアイディアを入れてきているし、「日本」という舞台ならではのシーンなど、工夫が見られました。
しかし今回のアメリカ版は・・・ひどく凡庸です



そして一番ムカツクのはこの映画を輸入した日本のスタッフです
観ていない方はえ?と思われるでしょうが、まじでこれはひどいですよ。

この映画の初め(No More 映画泥棒のアレの前)に
「エンドロール後に衝撃の事実が明かされます、エンドロール後まで席を立たないでください」
と字幕が表示されます。

まあ普通だったらなにかしらの「2段オチ」が用意されるのかな、と思うところです。

そして、エンドロール後に明かされたのは・・・ふざけんな!
誰だ!誰だこれを思いついたのは!10人いたら10人の逆鱗に触れるぞこれは!

「つまんね、帰ろうぜ」と言ってエンドロール中に帰ったカップルがいたのですが、あなたたちが正しかったです



そんなこんなで出来自体もシリーズ最低、「1」が気に入らなかった人なんてお金をどぶに捨てるようなものです。
つーかもう慣れちゃったし全然怖くなかったし。シリーズが好きな方にもおすすめしません。


以下、ネタバレです↓「1」のラストシーンのネタバレもあるのでご注意ください。

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2011-02-14 : 映画感想 : コメント : 17 : トラックバック : 1
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R25+くらいでいいよ「冷たい熱帯魚」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は冷たい熱帯魚(R18+指定なのでクリック注意)です。

吹越満
3632円
評価平均:
powered by yasuikamo
サイコメディー
偉大なる殺人鬼の牽引力を思い知る血祭りショー
恐ろしい監督だ。


個人的お気に入り度:9/10

一言感想:全てにおいて容赦なしの凄まじさ


あらすじ


静岡県の熱帯魚店を経営する男:社本(吹越満)の娘:美津子が万引きで捕まる。
駆けつけた社本とその妻:妙子(神楽坂恵)は万引き現場を仲裁をする男・村田(でんでん)と出会う。
村田は社本と同じく熱帯魚店を営む男。彼の店へと案内されるのだが・・・






愛のむきだし」「自殺サークル」の園子温監督の最新作です。


これは本当にすごい。けど人に薦められない
こんなんオススメしたら人格疑われちゃうって!

エロいです。
グロいです。
どれくらいグロいかと言うと、見た後はユッケが食べれなくなるくらいです。
DVDで観ていたら「その」シーンを絶対に早送りにしてごまかしていたと思う。

本作はR18+指定ですが、成人のグロ描写になれている方でもキツいと思う。
極限なまでのゴア描写につけくわえ、提言していることもそうとうにヤバい。


話も画もすごいんですがこの映画で真に優れているのは役者の演技です。

特に「でんでん」さんはこのさき顔を見ることもできなくなりそうなくらいの怪演。
これを観るだけでお金を払うがあります。
彼がこの映画ではしゃべりまくり、他を圧倒しまくり。
映画の3割くらいはこの人のしゃべっているシーンじゃないかと思うほど。
エログロなシーンがなくても彼の言動だけで18禁になりそうです。


もうとにかく「勘弁してくれ」と思えるくらい凄惨な作品ですが、(変態さんばっかり出てくるので)笑ってしまうようなシーンもあります。
倫理的に笑っちゃダメなんじゃとも思うし、笑っている自分が恐くもなります



ともかく色んな感情がむきだしになる傑作です
エログロだけで終わってもいなく、しっかりとしたメッセージも込められています。
2時間36分があっという間。
そんじょそこらの残酷描写じゃ満足しない、エグい映画を観たい方は必見!

ただし
・登場人物に感情移入したい人
・映画のストーリーに救いを求めている人
・猟奇的な表現が苦手な人
冗談抜きで観ないほうがいいでしょう。




それと・・この映画を観終わったとき、自分はどこかスッキリした気分にもなりました。
それは「地獄から生還した」ような解放感なのかもしれませんが、おそらくは人間の嫌~な面を惜しげもなく描いてくれたので、人間の心の隅から隅まで覗けたような満足感が得られたんだと思います。

意外と、精神が病んでいるときにも効く作品かもしれません(責任は持てませんが)。
「こういうことに巻き込まれない自分は幸せだ」とも思えるからね。


以下、ネタバレです↓

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2011-02-13 : 映画感想 : コメント : 7 : トラックバック : 0
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TBS「王様のブランチ」に「花のズボラ飯」が登場したよ

えええ!なんで?なんで?

なんでTVに漫画「花のズボラ飯」が出てるの?



はなずら「王様のブランチ」




*一応説明しておくと「花のズボラ飯」はネットで大評判のグルメ漫画です。
自分の漫画のレビュー↓
<1話>
<2話>
<3話>
<4話>




すんげーうれっしいんですけど、原作者のインタビューもあったんですけど!見逃したーちくしょうめ!


そして優香さんが作者のうさくん水沢悦子さんに似顔絵+αを描いてもらったそうですよ!










花のズボラ飯 優香
*画像クリックで拡大




うらやましいな!めちゃくちゃ可愛いです。


これでさらに売れると嬉しい。


・・・ってamazonまた在庫切れかよ!
早く増刷してください!





かわりと言っては何ですが、こちらもオススメです。書店でも同一作者だとアピールしていました。<自分のレビューはこちら>

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2011-02-12 : 花のズボラ飯 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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信頼と実績の改悪ぶり「あしたのジョー」ネタバレなし感想+完全ネタバレレビュー

今日の映画感想は実写版あしたのジョーです。


個人的お気に入り度:4/10

一言感想:脚本以外は素晴らしい。脚本以外は。


あらすじ


主人公・矢吹丈(山下智久)、通称ジョーは天涯孤独の身。ふらつくように「ドヤ街」に訪れた。
そこでアイパッチをした男・丹下段平(香川照之)と出会う。
ジョーはヤクザと格闘する。しかし、前科もあったジョーはその騒ぎで刑務所に収容されてしまう。






まあ、結論から言うとやっぱりあかんかったですが、美術や配役、演出はとても良かったと感じます。

白木葉子役の香里奈さんだけはあか抜けない印象を持ちますが、香川さんも伊勢谷さんも役にはまっています。
一番の不安材料だった山ピーもチンピラっぽい雰囲気が悪くないと思います。

そして素晴らしいのは拳闘シーン。
スローモーションで
・パンチで顔がつぶれる描写
・ほとばしる汗
・「クロスカウンター」の形
これらを臨場感のあるカメラワークで魅せてくれます。

クライマックスの力石戦は本当に熱かった。

少々「泥臭さ」が足りない気もしますが、漫画の世界をこれほど違和感なく実写にできているのは感動的でもあります。

「ドヤ街」のセットもしっかりしていますし、過酷な減量をした力石の描写もいい。

ビジュアルは「よくやった!」と手を叩いて喜べる出来です。



そしてダメダメなのはやっぱりお話のほうであって・・・

原作のエピソードの省略は仕方がないとは思います。
この映画では力石戦までを描きます。アニメ版で言えば52話までかかっているのだから2時間でまとめるためにはエピソードの削除は当然です。キャラクターの描写不足も避けても通れない道です。

でもこの映画は見事なまでに余計な要素を足しまくっています
正直原作漫画を読んでいない人にも、「この要素いらねえだろ」と思われる失笑レベルの描写です。


試合内容にも改悪がみられ、「ウルフ金串」戦は原作好きな自分としては激怒レベルのシロモノ

余計な要素を極力減らし、もっとキャラクター描写に時間を割いてほしかったのが正直なところ。
これじゃあ
・ジョーと力石が、何故あんなにライバル心を燃やすのか
・丹下のおっさんが何故ボクシングにそこまでこだわるのか
が伝わりません。


つーか不満点がGANTZと一緒なんですけど?
漫画の実写化ってこんなんばっかりだ・・・あの「20世紀少年」もそっくりさん大集合としては素晴らしかったもんね!



というわけで脚本で全てが台無しな内容ですが、原作にリスペクトが足りないなんてことはなく、むしろ原作を好きな人が作っているんだろうな、と思うシーンも多かったです。

あれだけの格闘シーンを撮ってくれたスタッフは素直に賞賛したいです。


以下、完全ネタバレでつっこみどころのまとめです↓めっちゃ長いよ。
原作漫画のネタバレは最小限に。読んでいない方にもわかる内容にしたつもりです。

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2011-02-11 : 映画感想 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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実写版「あしたのジョー」に期待していること

明日は実写映画版「あしたのジョー」の公開日です。



*観ました。映画のネタバレなし感想+完全ネタバレレビューはこちら。



実写映画が作られたのはこれがはじめてではなく、1970年に作られたものが初めてです。
どういった作品であるかは<ここ><ここ><ここ><いずれも原作漫画のネタバレが豊富なので注意>を読めばわかりますが、決して出来は良くなかったようす。


そんな過去も含めて地雷臭が半端ない作品ではありますが、試写会の評価を見るとそこまでダメダメというほどでもなさそう。


主演の山下智久さんも「プロボクサー並みのトレーニングを行い、約10キロの減量」をしているなど気合が入っています。

また、今週の「少年マガジン」でその山ピーと漫画の作画を担当されたちばてつやさんの対談が載っています。
「初めて見た時から、山下くんならジョーをやれると思っていた」と原作者お墨付き。

さらにガッツ石松からもOK牧場と評価されています。

なので、「主演が山ピーかよ・・・全然ダメだろ・・」なんて思わずに自分は思っていたけど期待してもいいのかもしれません。

個人的には伊勢谷友介さん演じる力石や、丹下段平のコスプレをした香川照之さんを観れると思うだけで楽しみです。






そして、言うまでもなく原作は日本が誇る名作漫画です。

*amazonレビューが熱い・・

個人的に、原作をリスペクトする内容であるなら、どうしても再現してほしいことがあります。

それは主人公ジョーの人間性です




その重要性がわかる、原作の感想を紹介します。

それは「空想英語読本」という雑学本にあったものです。

*日本の漫画・アニメ・特撮のタイトルや名言を英語で紹介したりする内容。すごく楽しいのでおすすめ。

この本の著者:マッシュー・ファーゴさんは
「あしたのジョーをはじめて読んだときの感動は、スターウォーズのそれを超えていた」
と言っています。
さらに
「ジョーはろくでもない人間だけど、応援してしまった。ろくでなしを応援する自分に感動した」
とのこと。

この感想に自分はものすごく共感したんです。


そう、読んでいない人はしらないでしょうが、ジョーは決してイイヤツなんかじゃありません。
はじめっから犯罪に手を出して少年院に入れられます。
性格も自分勝手でわがままです。
行動原理にしたって「正義のため」なんかじゃない。
相手を倒したい、また自分の生きがいだから、血みどろになって、他のものも犠牲にしてまで拳闘をするのがジョーなのです。
ライバルの力石も、またしかりです。

この主人公たちを描けているかどうかで、映画の出来は左右されるんじゃないかと思うくらいです。
ジョーも力石も、ボロボロになってでも戦うエゴイスティックなキャラクターであってほしい、そう願います。





ps:あしたのジョーって、あまりに有名なために「ラストシーン」や「ジョーと力石との対決の結末」がネタバレしてしまっているのがちょっと切ないです。
リアルタイムに読んでいた人がうらやましい・・・

あと自分は山ピーが普通に好きですよ。

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2011-02-10 : いろいろコラム : コメント : 2 : トラックバック : 0
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ザ・堅実な作りの犯罪映画「ザ・タウン」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はザ・タウンです。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:銀行強盗を応援してしまう純愛サスペンス


あらすじ


チャールズタウンは強盗や現金輸送車への襲撃が絶えない、犯罪多発地域だった。
銀行強盗である主人公のダグ(ベン・アフレック)は仲間とともに銀行を襲撃し、支店長のクレア(レベッカ・ホール)を人質にとる。
襲撃後、ダグは解放されたクレアを見張ることになるのだが・・





この映画は「犯罪サスペンス」と「銀行強盗と人質の恋愛」を描いた作品です。
この2つを同時並行で描くのですが、実にうまく構成されていて2時間ずっと飽きることがありませんでした。


この映画では主人公たち銀行強盗にこれでもかと感情移入させる要素を詰め込んでいます。
銀行強盗で悪い奴らのはずの主人公たちを応援したくなり、正しいことをしているはずの警官たちが最低野郎に見えてくるのです。
役者の演技によるところも大きいでしょうが、これを描けているだけでもこの映画は優れています。


こういった「犯罪者に感情移入させる映画」って個人的に弱いです。
普通の人は犯罪に手を出さないし、その苦しみはわからないもの。
その気持ちを疑似的に体験させてくれる・・そういう映画なんです。それこそ映画の醍醐味です。


何気ないアイテムを使ったサスペンスや、襲撃シーンのアクションの迫力もすごい。
隙のない完成度を誇っています。


ちょっと残念だったことをあげるなら、完璧に構成されているがゆえに驚きが少なかったこと。
しかるべきところにしかるべき人物や出来事が配置してある、ひねくれた自分にはそんな予定調和な印象を受けました。
ここまで堅実に作られている作品にそれを言うのはナンセンスだとは分かっているのですが、もう少し斬新さが欲しいとは思いました。ただの贅沢だけどね。


いずれにせよ、おすすめの一本です。



あと劇中にたびたび登場する「ヤッピー」という言葉はこういう意味です。
この映画は、人生に敗れた者の再生物語でもあるのでしょう。



以下、ネタバレです↓結末に触れています!

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2011-02-09 : 映画感想 : コメント : 5 : トラックバック : 0
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ちっちゃなワープロ「ポメラ(POMERA)」を紹介してみる

今日はおすすめしたい商品をご紹介。ものごっついまさらですが、だいぶ価格が下がっていたので。

その名もポメラ(POMERA)です


一言感想:書くことしかできない、まさに小さなワープロ。


キングジム
7950円
評価平均:
powered by yasuikamo
文章をよく書く人にはベストチョイスです
いつでもどこでもストレスなく文章を書ける。
pomeraと紙の相性がいい





*開発はKING JIM
*自分が持っているのはこの廉価版の「dm5」





とにかく「書く」ことに絞った機能を備えています。



このCMで「インターネットもゲームもできませんが書くことだけはできます」とアピールしている通り、不器用ですから男気あふれるストイックな商品です。

前提が「これら全部できません」だもんなあ。



特徴として

・起動は電源をつけて2秒
・単4電池2本だけで動作
・加工しやすいtxtファイルとして保存
・USBでパソコンと簡単接続

とシンプルかつスマート。もの書きをしている人には最適な商品です。



ただUSBでファイルをいちいちパソコンに移すのはめんどうくさいですし、電池の動作も充電式のほうが良いという方もいるでしょう。
単4のeneloopを使うと後者は解決するので、一緒に買うのがオススメです。
バックライトも装備していないですし、Wordソフトのように文章を加工することもできません。


それでも、外出先でものを書く人は

・持ち運べるノートパソコンを買うか
・2秒で起動でき、さらにコンパクトなこの商品を買うか

を十分に悩むに足りる商品だと思います。


なによりかばんの中にすっぽり入るのが嬉しい限り。
↑の写真通り、見た目も可愛らしいので女性にもおすすめです。



ビジネスに用いたり、長めのエッセイや小説を書きたいなら上位機種のこっち。



さらに長い文章を打て、バーコード変換で携帯に転送できる機能も備えています。
液晶もこちらのほうがきれいです。



最近のマイブームは寝て起きて、このポメラで夢の内容をすぐに書き起こすこと。
これはこの商品ならでは。楽しいですよ。


ああ、そうそう、ポメラを使う人のことをポメラニアンと呼ぶそうです。
可愛いなあ・・(関係ない)

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2011-02-08 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「花のズボラ飯」と同一作者?「うさくん」作品レビュー

漫画「花のズボラ飯」が素敵すぎたので、明らかに同じ作者の「うさくん」名義の漫画を読んでみました。
*同一人物なのは大場つぐみとガモウひろしくらいに明白です。


まずは「うさくんの脳みそやわらかい」(冷静に考えるとすごいタイトルだな)
うさくん
819円
評価平均:
powered by yasuikamo
表紙にダマされるな!!
うさくんの時代がきちゃう!
表紙に騙されたw



なんで花のズボラ飯の「水沢悦子」と、この「うさくん」名義を使い分ける必要があるのかな~とは思っていましたが、今作を見ると開始1ページ目でわかりました


うさくん1-1
「食後のエロ本タイムにおじゃましてすみません!」

・・・

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2011-02-07 : 花のズボラ飯 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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映画監督「ロバート・ロドリゲス」特集

今日の映画監督特集は「ロバート・ロドリゲス」です。B級映画マニアには大人気。



「スパイキッズ」

おそらく一番有名
いろんな特殊兵器が出てくるのでわくわくします。メインテーマも格好いい!
後述の「マチェーテ」で主演をつとめたダニー・トレホはおじさん役で出ていますが、こんな顔面のおじさんは嫌
続編やスピンオフ作品も作られました。


「パラサイト」

これ大好き。
今みると、イライジャ・ウッドやジョシュ・ハーネット、ターミネーター2の液体金属のほうのロバート・パトリックなど豪華キャストですね。
ザ・B級って感じの学園+エイリアンものの映画です。
ドラッグの描写があっけらかんとしてるけど、向こうの学校はこんなもんなんでしょうか・・
はじめの登場人物の紹介の仕方が安直っちゃあ、安直なのだけど、これはこれでわくわくします。
たまに地上波で放送されるとついつい観てしまいます。なんにも考えずに観れるお気楽さが素敵。


「プラネット・テラー」

R15。ゾンビもの。
もうこのパッケージから観る人をピンポイントで狙ってくる映画です。
これも何にも考えずに観れるなあ・・・途中の「リール紛失」のシーンには大爆笑。
「片足マシンガンの女性がゾンビと戦ったら面白いんじゃねw」みたいな出オチアイディアから生まれたような映画ですが、サービス精神旺盛で楽しい作品です。


「シン・シティ」

<809円で大放出中>
R15。同名のアメリカン・コミックの映像化。
モノクロームで描かれたバイオレンスさが素敵。
グロテスクさも含めて非常に好き嫌いが分かれる映画ですが、自分は大好きです。
3篇のオムニバス形式で、主演の3人男たちが女性を守るために悪に立ち向かうのです。女性も男に守られるだけじゃない、勇敢に戦うのもいい。
あとこの映画は何気に「日本語吹き替え版」が秀逸です。
男たちのモノローグがびっくりするくらい多いので、こっちのほうが観やすく感じました。
めちゃくちゃ格好いいので惚れそうです。特にミッキー・ロークに。
しかしイライジャ・ウッドの役は本当にひどい。「イライジャ大好き!(はぁと)」なんて言っている女性は失神しかねません。


「フロム・ダスク・ティル・ドーン」

マイフェイバレット作品。
これは絶対に予備知識なしで観てほしい。予告編でも超ネタバレしているので要注意です。amazonのレビューもみちゃだめ
DVDパッケージの裏に「この展開は誰にも予想できない」みたいなこと書かれていたけど、こんなん予想できるわけねえだろ
友達と観ていたら最高に盛り上がる映画。うちの友達は「前半最高だけど、後半ク○映画じゃねーか!」って言っていました。自分は後半のほうが好きなんですけど?
前半が高級フランス料理なら、後半は牛丼みたいな、そんな感じ。
クエンティン・タランティーノが役者として登場。すげー楽しそう。



「マチェーテ」

<3月23日発売>
R18なんですけど、グロもエロもほどよい感じなのでR15程度でも問題はなさそう。
ヒスパニックの移民問題など社会的な問題が盛り込まれているので、単なる馬鹿映画化で終わっていないのも好印象。ロバート・デ・ニーロもよくこんな役を受け入れてくれたものです。
DVDの特典映像の未公開集がエラいことになっているそうです。楽しみ。




個人的には「シン・シティ」が一番好き。続編が楽しみで仕方がありません。

やっぱり彼の作品は実に映画愛に満ち溢れているなあ、と。
とっても楽しそうに映画を撮っている姿が思い浮かびます。
あとはタランティーノ監督と仲が良すぎます。お前らもう結婚してしまえ



他作品。
「エルマリアリッチ」←なんと製作費は7000ドル
「デスペラート」
「レジェンドオブメキシコ:デスペラート」

フォー・ルームス」(その中の一遍の『かわいい無法者』)

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2011-02-06 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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この2時間は自分の資産にならんかった「ウォール・ストリート」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はウォール・ストリートです。


個人的お気に入り度:3/10

一言感想:なにもかもが物足りない上に待っていたのは期待外れの展開。


あらすじ


かつての金融界のカリスマ:ゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)は8年間の刑期を終え出所する。
それから7年後の2008年、金融会社に勤めるジェイク(シャイア・ラブ―フ)は上司であり、恩師であ
るルーから高額小切手をもらいうける。
ある日会社は急激な株価の下落を記録する。それはライバル社が流した策略だった。







今作品は「ウォール街」の23年ぶりの続編にあたります。
日本版のタイトルは単に「街」をそのまま「ストリート」に代えただけですが、原題は「MONEY NEVER SLEEPSS」とサブタイトルが振られています。
「トロン:レガシー」のように続編なんだけど、新作っぽくアピールしている映画だと考えていいでしょう。

そして自分は「ウォール街」を観ていません。
さらに金融の知識なんて皆無。「インサイダー取引」とか聞くとシュワシュワしておいしそうだなあとか思う馬鹿野郎なので、この映画を観るのに一番向いていない人間だと思います。いや、そう思っていました


せっかくなので「新作の人間ドラマとして楽しめるのかな?」という点も考えて観てみたのですが・・正直面白さを見出せませんでした。

話の半分は「ゴードンと娘の確執」です。これはさすがの心理描写・・と言えるのだけど。決着の付け方がつまらないです。
ライバルや、サブキャラクターの描きかたもいまひとつ。


この映画を観る人は
「手に汗を握るマネーゲーム」
を期待していると思うのですが、まるで面白くないと思う。人間ドラマよりこっちのほうが深刻です。


この映画で主軸となるのは主人公のジェイクの復讐のはずです。
金融界のカリスマ:ゴードンの手を借りて、自分たちをハメた企業に一矢報いる・・・この物語が紡がれると当然思いました。

しかし映画はあれよあれよと全く関係のない方向へ・・・
しかも問題の決着の付け方がこんなんかよ!

さらに気に入らないのは前作「ウォール街」に出てくる人物を小出ししていること。
前作でどういった人物か・・が語られたりしますが、それだけです

ファンムービーであるなら、その人物を活躍させてほしかったです。


そんなこんなで主題はグラグラ、マネーゲームも人間関係も面白くない。
始終盛り上がりどころが無く、ずっと低空飛行でした。
「サブプライム」や「リーマンショック(と思われるもの)」も描かれていますが、さらっと流しただけだしねえ・・


おすすめしませんけど、シャイア・ラブーフとマイケル・ダグラスの演技は文句なく素晴らしかったです。
ゴードンさんのあふれ出るカリスマ性だけは最高です。



以下ネタバレです、結末に触れています↓

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2011-02-05 : 映画感想 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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堀北真希が嫌いになれる重さ「白夜行」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は白夜行です。

堀北真希
3436円
評価平均:
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悪くはないけど
何かWOWOWの「ドラマW」のような・・・。演出力は買います。
TV版があまりに秀逸過ぎて・・・


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:ジメジメ、淡々。でもいい映画。


あらすじ


昭和55年、ある質屋が殺された。
刑事の笹垣(船越英一郎)は被害者の息子・桐原亮司や、不倫関係にあったと思われる母親・西本文代などに事情聴取を続けていくなかで不審な点を見つけるが、解決することなく時間だけが過ぎてしまう。

そして昭和61年、高校生になった西本文代の娘・雪穂(堀北真希)は、いじめられている女子生徒・川島江利子と友達になろうと言う。
そのころ、成長した桐原亮司(高良健吾)は友人とともに女子生徒の盗撮行為をしていたのが・・





原作は東野圭吾作の大ベストセラー。TVドラマ版もヒットした超有名作品です。

実は映画化されたのは初めてではなく、2009年に韓国で制作されたものもあります。まあ<ここ><ここ>とか見ると散々な出来らしいから無視してもいいよね。



そんな「白夜行」ですが、自分は全く原作もドラマも知らないという、おそらく少数側の人間です。
なので新鮮な気持ちで楽しめる!と意気揚々とした気持ちで観たのですが・・これはものすごく面白かった
間違いなく一本の映画として高い完成度を誇っています。

もちろんこの映画の面白さは、原作のストーリーによるところが大きいと思います。
しかしこの映画版の良さとして、役者たちの入魂の演技はあげられると思います。
2時間半の長い映画ですが、この登場人物たちの演技をじっくり描くのには必要な時間です。

この淡々とした空気もこの映画にはあっています。
じめ~っとした空気や重い音楽は登場人物の心を表してるよう。
刺激が少ないって人もいるでしょうが、自分はこの演出で正解だと思います。


重く苦しい内容であるし、G(全年齢)指定だとはとても思えない性描写もあるので万人向けではないです。
原作を読んだ方が登場人物に違和感を得るのも、しかたないのかもしれない。

それでも自分はこの映画は気に入りました。重圧で、堅実な日本映画を観たい方におすすめします

登場人物が多いので、頭の中で整理しながら観てください。

以下、ネタバレです↓

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2011-02-04 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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おっさんが可愛い少女漫画「うさぎドロップ」紹介

今日は夏に映画版の公開も決まっているこちらの漫画をご紹介。
「うさぎドロップ」です。

楽天会員なら1巻が無料で試し読みできるみたい
アニメ化も決まっていると大人気。



内容は
「30歳超えのぶっきらぼうだけどやさしいおじさんが『おじいちゃんの隠し子の5歳の女の子』を育てる」
というほのぼのとしたホームドラマです。
ややこしいんですが、主人公は自分の叔母さんにあたる子どもを育てているというわけ。

そのあたりのバックボーンも面白いのですが、この主人公「大吉」が子育てに奮闘する姿がもうそれだけで可愛い。子どもの「りん」も可愛いんですが自分はそれよりもこのおっさんに萌えました

保育園を決めるのに仕事との兼ね合いを考えたり、子どものおねしょについて同僚のお姉さんに相談したり、保育園の男の子の美人の母親といい感じになったり・・・

子どもの成長とともに主人公も心変わりしていく姿がたまらない。
いい人が多いけど、どこか欠点を抱えているキャラクターが魅力的。
幅広い世代におすすめしたい漫画なのです。




「宇二田ゆみ」さんの漫画は昔から大好きで、少女漫画ではあるのだけど、男でも女でも心理描写を描くのが抜群に上手いので男性でも楽しめます。
作者の中で一番のおすすめは「マニマニ」です。

*性描写が多いので注意
なかでも「彼氏いない歴××年の教師」の話が大好き。
もてない人の心情を描いてくれるので主人公とのシンクロ率が半端なかったです。
あれなんだろ、目から汗が。




話がそれましたが、そんな大好きな漫画がまさかの実写映画化ですよ。
正直言うと喜びより不安が大きいわけで・・
「デビルマン」「20世紀少年」「カイジ」「ドラゴンボール(自分はわりと好きだけど)」「GANTZ」と漫画の実写映画化にはさんざん煮え湯を飲まされたわけですから。さらに来週には「あしたのジョー」が控えている・・

少女漫画でも「ハチミツとクローバー」「NANA]は満足いく出来ではなかったしなあ・・
そんななかでも中には「ボーイズ・オン・ザ・ラン」のような傑作も生まれてきているので、まだ望みはあるはず!


でも主人公がこんなんで
usadoro2.jpg

主演の松山ケンイチがこんなんなんは
usadoro1.jpg

似てなさ過ぎだろとは思います。
*画像もとはこちらこちら
それでも自分は松ケンが好きだし、「さすが!」と思わせる演技を期待しています。



最新刊


漫画は1冊千円近いのが難点(大判だから)。
でも本棚に並べるとカラフルで楽しいですよ。

作者の絵柄と作風を知りたい方はこちらでどうぞ。

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2011-02-03 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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「スコット・ピルグリム」日本劇場公開決定おめでとう!

ピックアップ記事にも書きましたが、(まだ前回の記事を見ていない方はクリック→)以前紹介した映画
「スコット・ピルグリム(Scott Pilgrim vs. the World)」が日本公開決定しました!
<こちら>


公開開始は4月とわりと早め。
なのでこちらの「スコット・ピルグリムの劇場公開を求める会」では人が入るか心配なので、協力をお願いしますとアナウンスしています。
是非ヒットしてほしい!










とっても嬉しいのですが・・邦題が「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」になっているそうで。

いやーそこをピックアップしたいのはわかるんだけど普通に「ワールド」でいいんでないの?


個人的には予備知識がない友達を連れて行って、あのどうかしている展開を見せて度肝を抜かしたいのだけど、タイトルからネタバレしてるんじゃできないなあ・・残念。(ここでもネタばらししてすみません)


とまあまたもや邦題に不安を感じてしまいましたが楽しみです。地方でもあんまり遅れずに公開してくれることを望みます。







余談:↑の関連記事で「ホット・ファズ」サイモン・ペッグ&ニック・フロストが米横断オタク旅!というのがありました。
「スコット・ピルグリム」と「ホット・ファズ」は同じ監督だからね。

これは新作映画の撮影記事なのですが、エイリアンをヒッチハイクで乗せてしまう映画だそうで・・・意味わかんねえ。こちらも大期待だ!

テーマ : 映画関連ネタ
ジャンル : 映画

2011-02-02 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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大森貝塚やむを得ず!「花のズボラ飯」4話レビュー

花のズボラ飯、amazon復活おめでとう!

こんばんは、このブログでも度々紹介したグルメ漫画の花ズラを世界一愛しているブロガーヒナタカです。

今日は第4話のレビューです。
なんか回を追うごとにつっこみどころが増えている気がするこの漫画、4話のつっこみどころは話のにありました。

この漫画では扉で話に登場する食材が表示されます。第3話で言えば、ミョウガ、葱、そうめんといったように。
しかしこの第4話では・・・

はなずら4-1
・3日目のカレー
・白飯

それは料理ではない・・・あまりものだ・・・

そう、この4話は奥さんが残り物のカレーを食べるだけです(ひでえ)。

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テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

2011-02-01 : 花のズボラ飯 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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