全てにおいてゲーム的「世界侵略:ロサンゼルス決戦」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
今日の映画感想は「世界侵略:ロサンゼルス決戦」です。
個人的お気に入り度:4/10
一言感想:迫力はあるけど、やや凡庸
あらすじ
軍隊に20年務めた「ナンツ2等軍曹」
「スタヴロー伍長」
「ゲレロ上等兵」
結婚を間近に控えた「ハリス伍長」(ニーヨ)
「アドゥクス衛生下士官」
PTSDに悩む「カーンズ上等兵」
童貞男の「レニハム上等兵」
兄を失った「ロケット伍長」
「マルチネス少尉」
死亡フラグを立てまくった男たちが、未知の宇宙人に立ち向かう!
前評判が良くなかった映画ですので、全く期待せずに観たのですが・・これは消化不良な内容でした。
熱くなれなかった理由は、新鮮味のなさが一番の要因だったと思います。
宇宙人の造形は「第9地区」の兵器っぽいし、
宇宙船は「スカイライン」っぽいし、
今作の戦闘シーンの多さ、その爽快感のなさは「ブラックホーク・ダウン」を思わせます。
そしてアメリカ万歳映画代表、「インディペンデスンデイ」の影響もふんだんです。
でもこの映画のいい意味でのバカバカしさは「ロサンゼルス決戦」にはありません。
ではこの映画の新しさは何か?と言えば数人の一兵隊の視点のみで話を進めていることです。
TVゲームのジャンルとして「ファーストパーソン・シューティング(FPS)」というのがあるのですが、まさにその印象。
この試みは十分成功していると思います。
入ってくる情報は最小限。
舞台も「ステージクリア」ごとに変わっていくのでテンポもいいです。
なにより、登場人物たちと息がつまりそうな激しい戦闘を共有できます。
しかし、肝心の戦闘シーンがあまり面白くありません。
伏線がうまく使われていないし、ツッコミどころはあるし、画面は手ぶれが多くて見づらい・・・戦闘そのものがメインの映画なので、もう少しメリハリが欲しかったです。
そして今作はSF映画ですが、そのSFっぽさもまるでありません。
敵が宇宙人でなくても成り立ちそうな勢いです。
キャラクターの描写は↑のあらすじのようにちょっとだけ描かれるのですが、人数が多すぎて正直覚えてられません。
結局描写が淡白なまま終わってしまいます。
と、非常に残念な点ばかりが思いつくのですが、主人公(ナンツ2等軍曹)の描写はなかなかよかったです。
彼は兵隊に20年も務めているのに、「2等軍曹」という地位なのです。
このことには理由があります。
そして彼自身が、それをどう思っていたか。
それにグッとくる人はきっと多いのではないかと思います。
ともかく、「地球侵略もの」を見慣れている方には物足りないとは思います。
始終戦いだけで、ストーリーはあってないようなものですが、そこを割り切ってしまえばそこそこ楽しめると思います。
以下、ネタバレです↓
個人的お気に入り度:4/10
一言感想:迫力はあるけど、やや凡庸
あらすじ
軍隊に20年務めた「ナンツ2等軍曹」
「スタヴロー伍長」
「ゲレロ上等兵」
結婚を間近に控えた「ハリス伍長」(ニーヨ)
「アドゥクス衛生下士官」
PTSDに悩む「カーンズ上等兵」
童貞男の「レニハム上等兵」
兄を失った「ロケット伍長」
「マルチネス少尉」
死亡フラグを立てまくった男たちが、未知の宇宙人に立ち向かう!
前評判が良くなかった映画ですので、全く期待せずに観たのですが・・これは消化不良な内容でした。
熱くなれなかった理由は、新鮮味のなさが一番の要因だったと思います。
宇宙人の造形は「第9地区」の兵器っぽいし、
宇宙船は「スカイライン」っぽいし、
今作の戦闘シーンの多さ、その爽快感のなさは「ブラックホーク・ダウン」を思わせます。
そしてアメリカ万歳映画代表、「インディペンデスンデイ」の影響もふんだんです。
![]() | ウィル・スミス 650円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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でもこの映画のいい意味でのバカバカしさは「ロサンゼルス決戦」にはありません。
ではこの映画の新しさは何か?と言えば数人の一兵隊の視点のみで話を進めていることです。
TVゲームのジャンルとして「ファーストパーソン・シューティング(FPS)」というのがあるのですが、まさにその印象。
この試みは十分成功していると思います。
入ってくる情報は最小限。
舞台も「ステージクリア」ごとに変わっていくのでテンポもいいです。
なにより、登場人物たちと息がつまりそうな激しい戦闘を共有できます。
しかし、肝心の戦闘シーンがあまり面白くありません。
伏線がうまく使われていないし、ツッコミどころはあるし、画面は手ぶれが多くて見づらい・・・戦闘そのものがメインの映画なので、もう少しメリハリが欲しかったです。
そして今作はSF映画ですが、そのSFっぽさもまるでありません。
敵が宇宙人でなくても成り立ちそうな勢いです。
キャラクターの描写は↑のあらすじのようにちょっとだけ描かれるのですが、人数が多すぎて正直覚えてられません。
結局描写が淡白なまま終わってしまいます。
と、非常に残念な点ばかりが思いつくのですが、主人公(ナンツ2等軍曹)の描写はなかなかよかったです。
彼は兵隊に20年も務めているのに、「2等軍曹」という地位なのです。
このことには理由があります。
そして彼自身が、それをどう思っていたか。
それにグッとくる人はきっと多いのではないかと思います。
ともかく、「地球侵略もの」を見慣れている方には物足りないとは思います。
始終戦いだけで、ストーリーはあってないようなものですが、そこを割り切ってしまえばそこそこ楽しめると思います。
以下、ネタバレです↓
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