ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

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きっと意味のある行動「ミッション:8ミニッツ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はミッション:8ミニッツ(原題:Source Code)です。

ジェイク・ギレンホール
1927円
powered by yasuikamo


個人的お気に入り度:9/10

一言感想:ラストに大感動できる傑作SFサスペンス!


あらすじ


主人公は目覚める。そこは列車の中だった。
そして目の前には見知らぬ女性。彼女は主人公を「ショーン」と呼んだ。

しかし主人公は、その名前とは違う人間だと彼女に告げる。
ここはどこで、これから何が起きようとしているのか・・・?





はいもうオススメです!

観る前は「この映画は面白い」ということだけ知っていればいいです。ちゃちゃっと観に行って下さい!


今作の素晴らしいところは、練られに練られた脚本と、SF好きが歓喜しそうなその設定
タイム・トラベルなどの雑学があれば、より楽しめるでしょう。

人間ドラマ&サスペンスとしてもよくできています。
主たる登場人物はほんの数人
とことん無駄を省いた展開で、90分の上映時間中、興奮が止まりませんでした。

ラストに至るまでの10分は、感動して涙を浮かべたほどです。
「SFサスペンス」というジャンルで、ここまで観客の心を動かせる脚本に感服しました。


ダンカン・ジョーンズ監督は「月に囚われた男」でも非凡な才能を見せてくれました。

サム・ロックウェル
991円
評価平均:
powered by yasuikamo
人間の孤独に迫るかのごとく見せて、問われるのは使い捨て労働者の悲哀
絶望的な中にもユーモアが。
続編が観たくなりました。

手塚治虫の漫画「火の鳥」を思わせる作品で、これもSF好きなら必見の秀作です。


また、主演のジェイク・ギレンホール自身が「月に囚われた男」を気に入り、監督に今作の脚本を持ち込んだそうです。

Yahoo!映画 - オフィシャルページ | 『ミッション:8ミニッツ』主演ジェイク・ギレンホールにインタビュー!

映画を見終わったあとは、この監督に任せてくれてよかった、と心の底から思えます。

そしてこれほど面白い脚本を書いた人は何者?と思って調べてみると、「スピーシーズ3&4」というC級映画を担当していた事実にもびっくりです。



また、この映画は「バタフライ・エフェクト」が好きな人にもオススメできます。

アシュトン・カッチャー
3309円
評価平均:
powered by yasuikamo
人生はやり直しがきかないからこそ、歯を食いしばって頑張る必要がある
スピードが命!
美しいエンディング・・・

大切な人を守るための行動や、印象に残るラストシーンなど、作品の面白さは両者で拮抗しています。



映画にはいくつのも意味深で、かつさりげない「仕掛け」が張り巡らされています。

単純にハラハラするのもよし、「あのシーンはどういうことだ?」と疑心暗鬼になって観るもよし。

映画を普段観ない人にも、映画を観慣れている人にも楽しめる本作は、観て損はありません。

映画ファンの友達とでも、デートでも問題なく楽しめるでしょう。是非劇場へ!



以下、ネタバレです 本当に面白い映画なので未見の方は絶対に読まないで下さい↓

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-10-29 : 映画感想 : コメント : 21 : トラックバック : 0
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ヒロインにドン引きする2時間「カウボーイ & エイリアン」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はカウボーイ&エイリアンです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:ツッコミどころのオンパレードやで~!


あらすじ


記憶喪失のカウボーイがなんだかんだでエイリアンと戦う話(笑)





えーどこをかしこを見ても酷評ばかりであり、観ようかどうか迷っていたのですが、結論・観てよかったです!


まあ何がってこの映画、つっこみどころオールアラウンド状態なのです

序盤はそこそこミステリアスな雰囲気があり、単なるB級映画とは思えない風格もあり(お金かかっているし)、非凡さも感じれるのですが、最後の方は本気のB級丸出し展開が待ち構えています

直前の伏線をも無視しまくるアホ展開にもう抱腹絶倒で、この映画の脚本家は狙ってやってるんじゃないかと思い始めたほど。

特にひどいのはヒロインの言動。なかなか電波が入っているご様子で素敵でした。


原作コミックがあるのですけど、原作でもこんな馬鹿な話なのでしょうか・・・いやそりゃこの設定だけで頭悪いんですけど。

スコット・ミッチェル・ローゼンバーグ
1890円
評価平均:
powered by yasuikamo


あと、実は今作の脚本は3人います
残念ながら、三人寄れば文殊の知恵にはならなかったようです。

むしろそのせいでツッコミどころがふえたんじゃないかね・・・個人的にはこの大味さも気に入ったので、是非マイケル・ベイあたりと組んで、金かかったアホアホ映画を撮ってもらいたいもんです。


さて、展開のことは置いといて(置いてける問題じゃないけども)今作の魅力のひとつがその豪華キャスト。

なにせダニエル・クレイグハリソン・フォードです。
007とインディジョーンズの共演が見れるというだけで映画館に足を運ぶ価値があります。

まあこの2人が力を合わせる部分がほぼなかったり、人間ドラマに時間を割いているようで実際は淡白な仕上りだったりするので、この辺も不満はなくないです。
でも所詮はカウボーイとエイリアンが戦うだけのお話なんで、これくらいがいい塩梅なのだと思います。


そしてもうひとつ、映画を観るまで、このタイトルにずっと疑問がありました。
それはなぜ「&」なんだろうということ。

どうみても映画はカウボーイとエイリアンの対決を描いているので、ニンジャプレデターみたいに「VS」が正しいのではないのかとお思いの人は多いと思います。

でも「&」の理由がちゃんとあるのです。
まあ観てみると謎もへったくれもない理由なのですが、疑問が解決できただけでもスッキリしたのでオールオッケーです。


結論を言うと
・物語にメッセージ性や整合性を求める人は脚本家に殺意がわく
・B級(重ねて言うけど金はかかっています)映画は好きな人はすぐに観に行っちゃいなYO!

Q:西部劇が好きなんだけど、それっぽい要素はある?
A:序盤だけです(あとラストにちょびっと)

そんな感じで。


以下ネタバレ むしろツッコミどころ↓
かなりメタメタに書いているのでこの映画が好きな人は見ない方がいいかも・・・ごめんなさい。

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-10-27 : 映画感想 : コメント : 9 : トラックバック : 0
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役者だからできたこと「スマグラー おまえの未来を運べ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はスマグラー おまえの未来を運べです。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:変態漫画的バイオレンス拷問映画


あらすじ


1999年世紀末。
青年・砧(妻夫木聡)は役者の夢を諦めたフリーターだった。
彼はひょんなことから300万円の借金を背負い、ジョー(永瀬正敏)とジジイ(我修院達也)と呼ばれる男ともに、ヤバイ荷物を運ぶ「スマグラー」の仕事を手伝うことになる。

同じ頃、「背骨」(安藤政信)と「内蔵」(テイ龍進)の殺し屋コンビは、ヤクザ「田沼組」の組長の殺害を試みる。




鮫肌男と桃尻女」「REDLINE」の石井 克人監督最新作です。

今作は「闇金ウシジマくん」が大ヒット中の漫画家・真鍋昌平の「スマグラー」が原作となっています。

真鍋 昌平
680円
評価平均:
powered by yasuikamo
書き下ろし前日譚追加された傑作


「背骨」の刺青など、原作のリスペクトも大いに感じるのですが、それ以上に影響を感じるのがクエンティン・タランティーノ監督への敬愛でした。

・一見して妻夫木聡演じる青年が主人公に見えるが、実際は多くの人間が入り乱れる群像劇
・構成は章立て
・暴力描写は直接的なものはほとんどないが、しっかり痛みを感じるエグさもあり

これらは原作から離れ、監督が思うがままに撮影したような描写にも感じます。


また嬉しいのがその豪華キャスト。

日本映画界トップクラスの役者・妻夫木聡が「役者の夢を諦めたフリーター」という時点でたまらないし、ゴスロリの服を着た金融街者の社長の松雪泰子、ちょい役で登場する松田翔太と大杉漣、 安藤政信のかっこよさ、そして極めつけは高嶋政宏演じる変態
もう最高です。

その弟の高嶋政伸さんも「探偵はBARにいる」で死ぬほど気持ち悪い殺し屋を演じていましたが、今回のインパクトはそれ以上でした。

この描写は全く笑えない人もいるでしょうし、嫌悪感しか感じられない人がほとんどだと思います。
でも自分は悪趣味なんで大好物です!イエス!



さて今作でもっとも好き嫌いがわかれるのは、群像劇的ストーリーよりも、その演出でしょう。

スローモーションでアクションの動きをゆっくりとみせるのはいいんですが、後半のありえないアクションシーンでは「否」を突きつける人が多いんじゃないでしょうか・・・自分はこれも好きですけど。

ストーリーが意外にあっさりしていている上、映画としてはまとまりが悪いところもありますが、この「漫画的」な描き方が気に入れば問題なく楽しめると思います。


ちなみにタイトルにある「smuggler」は「密輸業者・密輸船」という意味。
文字通り彼らはヤバイ荷物を「密輸」していますが、それ以上に「殺し」という闇社会に青年を連れ込んだ、というような含みも感じられます。


かなりクセのある映画であることは間違いありません。

・ケレン味溢れる監督の感性や漫画的演出が苦手な方
・かなり痛い拷問シーンがあるので、そういうのが苦手な方
は素直に避けたほうがいいでしょう。

「鮫肌男と桃尻女」が好きな人には文句なくオススメですよ。



満島ひかりさん演じる「ヤクザのアネさん」も、予想通りなかなかハマっているので、彼女やそのほかの役者のファンも是非ご覧あれ。

以下、ネタバレです 結末に触れまくっています↓

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-10-24 : 映画感想 : コメント : 5 : トラックバック : 0
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字幕が作品の価値を貶める?「ランゴ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はランゴです。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:王道「勘違いストーリー」の西部劇


あらすじ


主人公のカメレオンは役者志望。彼は小さい水槽から出れずにいた。

しかしある日、彼は車から砂漠に放り出される。
行き着いた先は、慢性的な水不足に悩む「土の街」。
そこで彼は「ランゴ」と名乗り、西部から来たヒーローであるで大ボラを吹く。





同日に「カウボーイ&エイリアン」という「なんちゃって西部劇」が公開されていますが、こちらはアニメの西部劇。
パイレーツ・オブ・カリビアン」のゴア・ヴァービンスキー監督の最新作です。

今作のウリのひとつが声と「動き」の担当がジョニー・デップであること。

今作では「アバター」でも使われたエモーションキャプチャーという技法が使われており、役者の演技をもとにアニメーションが作られているのです。

主人公の動きはもうジャック・スパロウにしか見えませんでした。
これだけでジョニデファンは見る価値ありでしょう。


もう一つの魅力が映画のパロディシーンが満載であること。

悪魔のいけにえ」、「スター・ウォーズ」、「夕陽のガンマン」、「地獄の黙示録」などのパロディがあり、さらには「ラスベガスをやっつけろ」の主人公(これもジョニー・デップ)が一瞬映りこんだシーンもあります。

上記作品の半分くらいを観ていない(すみません)ので、自分にはそのシーンがほとんどわからなかったのですが、映画ファンであれば感涙もののシーンが多いことでしょう。


またそのストーリーで思い出すのが「荒野の用心棒」「チャイナタウン」、それに「サボテン・ブラザーズ」です。

スティーブ・マーティン
1100円
評価平均:
powered by yasuikamo
腰に手を当てて「ハッ!」
わが映画人生、三指に入る傑作
ボンボボン ボンボボン♪

「勘違いから素人がヒーローになる」というのはそのまんま。
はたまた名作「ギャラクシー★クエスト」も同じく思い出させます。


そしてこの映画は古きよき西部劇への愛に溢れた作品でもあります。

ストーリーは非常に王道で、それ+謎解き&アドベンチャー&ヒロインとのロマンスなど、ツボを押さえまくった堅実な作りになっており、万人が楽しめるものと思います。

それこそが西部劇へのリスペクト。
観慣れている方なら「アニメのキャラで王道の西部劇が観れるなんて!」と手を叩いて喜べるでしょう。



で・・・・今作の一番の問題点、それは日本語字幕です。

何が最悪って、ヒロインの名前が字幕と呼び名で違っているのです。

呼ばれているのは「ビーンズ(beans)」という名前なのに、字幕で表示されるのは「マメ(豆)ータ」なのです。

ヒロインの名前が「豆」から名付けられたものというのは作中示されるので、それに合うよう字幕を変えたのでしょうが・・・。
「ビーンズ」と呼ぶたびにマメータマメータとトンチカンな名前が表示されるのは、本当テンション下がります。

さらに今作は一部のキャラのセリフが関西弁で表示されます
これもシーンによっては興ざめ感がものすごく、正直邪魔にしか思えません。

これが字幕を作成した会社の意向か、翻訳者の小寺陽子さんによるのものかはわかりませんが、他にも素人目に見てもおかしい字幕があるのでおそらく後者なんじゃないかと思います。

せめてDVDが発売するまでは修正して欲しいのですが、公式ページでもヒロインの名前が変わっているのでもう手遅れかもしれないね・・・。

なまじジョニーデップ主演のおかげで、吹き替え版でなく字幕版のほうが大々的に公開されているのも悲劇的。
今作においては、吹き替え版のほうが違和感なく観れるのかもしれません。


それと音楽もよかった!

Soundtrack
960円
評価平均:
powered by yasuikamo
台詞付きで聴いてて楽しい!

クラシック音楽の使いどころや、「ランゴの歌」の勇ましさが大好きです。


字幕のことを置いておけば、十分に楽しめるアニメ映画であることは間違いありません。
少々下品なギャグや、長めでひねりの効いたセリフがあるので大人推奨です。

また主人公はあらすじで書いたとおり大ボラ吹き&主人公補正のラッキーっぷりを見せつけるのでそのあたりでも好き嫌いが分かれるかもしれません。


いずれにせよ、往年の西部劇が好きな人にこそオススメです。
もちろん「西部劇を観たことがない!」なんて人でも楽しめますよ。



以下、ネタバレです 核心と結末にふれています↓

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-10-22 : 映画感想 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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フリーダム外出奥さん 漫画「花のズボラ飯」19話レビュー

エレガンスイブ」11号の小冊子に収録されていた「花のズボラ飯」第19話のレビューです。
<今までのレビューはこちら>

この漫画は
・ズボラ料理を眺める
ウザ可愛い奥さんの生体を眺める
ということが2大魅力です(たぶん)。

今回の花ズラはその後者。
主人公の奥さん・花の愛おしさがバリバリ表れたフリーダムなお話でした。


花のずぼら飯19-1

開始1コマ目から泣いているよ・・

それもそのはず。彼女は夫からのメールにより、楽しみにしていたデートがドタキャンされてしまったのです。


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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2011-10-19 : 花のズボラ飯 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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落ち着いた三池節は是か非か?「一命」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は一命です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:「監督らしさ」が不協和音を起こしているような・・・


あらすじ


関ヶ原の戦いが終わりを告げた元和初頭、武士たちの暮らしは困窮していた。
世間では裕福な屋敷に押しかけて切腹を申し出て、面倒を避けたい屋敷側から金銭を与えられることを利用した「狂言切腹」が流行する。

その矢先、名門井伊家のもとに、切腹を願い出た侍:津雲半四郎(市川海老蔵)が現れる。
そこで津雲は、以前にも同じ要件で訪れた武士の話を聞くことになるのだが・・・





駄作から良作漫画の実写化まで幅広くこなす三池崇史監督最新作です。


この映画の原作となるのが、滝口康彦著の「一命」の中の短編「異聞浪人記」です。

これが映画化されたのは初めてではありません。
一度目の映画化は1962年に「切腹」というタイトルでなされています。

仲代達矢
2980円
評価平均:
powered by yasuikamo
浪人の怒り 爆発!
密室時代劇の最高峰
個人的なことで済みません
(ちなみに上意討ち-拝領妻始末-も同じ原作者の映画化作品です)


「切腹」は練られに練られた脚本が素晴らしく、今観ても全く色あせない傑作です。

その面白さはみんなのシネマレビューなどでの好評価で確認できます。
観たことのない方は古い映画だと敬遠せずに、是非観てほしい作品です。



この「一命」は同じ原作を題材としているだけあって、ほぼ「切腹」のリメイクと言ってよい内容です。

監督がこの「切腹(英題:Seppuku/Harakiri)」を意識しているのは、本作の英題が「Harakiri : death of a samurai」であることからも明らか。

三池監督がこの作品をどう自己流にアレンジしたのかと期待して観たのですが・・・正直それほどの満足感は得られませんでした。



その理由が以下にあげることです。


展開がオリジナル版(切腹)とほぼ同じであったので、新鮮味が感じられなかった

これに関しては悪いことではありません。
オリジナルの主題はしっかりと守られています(+αもあり)し、未見の方には問題なく楽しめると思います。

ただ細部のエピソードは少し異なっています。
「切腹」のほうがスッキリとしていて観やすく思えますが、オリジナリティも垣間見えるものでした。



②三池監督らしさが、この映画の内容にそぐわない

映画ファンには周知のことですが、三池監督は下品&暴力描写に定評のある方です。

「13人の刺客」では、話のケレン味と暴力描写がマッチしていたと感じたのですが、この映画の静謐な空気の中にそれがあると、どうしても違和感を覚えてしまいます。

要するに中途半端に三池さんっぽさが出ていて、勢いのあるアクションでもなく、落ち着いた時代劇でもない、どっちつかずな雰囲気になっているのです。

これは個人的な好みでもあるので批判するのもナンセンスなのですが、やはり三池監督ならグロくて飛び抜けたアクションが観たいと思ってしまうのです。

また今作にはG(全年齢指定)ではちょっと甘いんじゃないかという残酷な描写が出てきます。
もちろんこれも監督らしいのだけど・・・むしろ作品全体に不快感を与えてしまうのではないかと心配になってしまいます。



市川海老蔵主演

この作品の一番の話題であり、問題でもあるような気がします。

まあもう忘れ去られつつある事件だし、灰皿にテキーラを入れるだけのゲーム(音量注意)が作られたりでさんざんいじられたりもしたし、もう心底どうでもいいので気にしなければいいんですけどね。

ただ、尋問シーンでは懐かしい記者会見の様子が脳内再生されそうになって大変でした。

役としては非常によかったです。
目力と、一喝をした時の声量、演技力は確かなものです。

目力が入りすぎて若干怖かったり、満島ひかりの父親役は年齢的に無理があるとか、いろいろ言いたいことはあるんですが、主演に相応しい仕事っぷりを見せてくれました。

*ちなみに「切腹」で同じ役を演じた仲代達矢は、公開当時は30歳
海老蔵より年下です。こうも違って見えるのはやっぱり見た目の若々しさ?



長くなりましたがまとめると

・オリジナル版「切腹」を観ている人には展開がほぼ同じで物足りない
・三池監督ファンにはケレン味がなくて消化不良
・初めてこの物語を見る人は、残酷描写に抵抗がなければ十分楽しめる

と言ったところ。
また、中盤の展開は間延びしていると感じる方が多いかもしれません(劇場では寝息がチラホラ・・・)。

2Dで観たのですが、特に3Dで観たいと思わせる画はなかったので2Dで十分でしょう。
時代劇初の3Dとのことですが、最初で最後になるような気がします。
*と、思ったら劇場版テンペストがあるんですね・・・



個人的にこの映画で一番よかったのは、ラストがオリジナル版とは全く違うこと。

原作の「説明しすぎない」雰囲気が削がれてしまったと嘆く方もいるかもしれませんが、自分はこの結末は気に入りました。

監督ならでは「落としどころ」な気がします。
「切腹」を観た方も、このラストのためだけに観る価値は十分です。



役者のファンであればオススメです。
特に役所広司さんの(一応)悪役、誠実な役柄を演じた瑛太は流石の一言。
ただ、満島ひかりさんだけはちょっと役から浮いていた印象。大ファンなのでこれからの演技の幅に期待したいです。


以下、ネタバレです 結末に触れています↓

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-10-16 : 映画感想 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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究極のゾンビ萌え? 漫画「りびんぐでっど」紹介

ゾンビって可愛いですよね!

いや、ほら、映画「バタリアン」のタールマン(若干グロいのでクリック注意)とかなんとも愛おしいでしょ?(必死に同意を求めながら)

様々な「萌え」が跋扈(ばっこ)する近年、ゾンビ萌えというジャンルが開拓されるのは当然のことなのです。


今日はそんな漫画「りびんぐでっど」を紹介します。

さと
440円
評価平均:
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明るいゾンビの女の子
ゾンビなのにギャグ!


ほら、表紙から可愛い女の子が自分の頭部を抱えているという前衛的な感じがたまらないですよね!(必死に同意を求めながら)

お察しのとおり、この表紙の子がヒロインでありゾンビです。


漫画はこんな感じに始まります。

りびんぐでっど1

いきなりヒロイン死亡
どこの幽・遊・白書だよって感じですが、いきなり飛ばしてくれてるのが素敵です。


そしてゾンビとしてよみがえったヒロイン・もなこは、行く宛がないので主人公(男)の家に居候をはじめます。

そして彼女はゾンビになったにもかかわらず、超ポジティブなのでした。

主人公に「なんでゾンビになったの?」と聞かれてもこんな感じです。

りびんぐでっど6


さらには・・・

りびんぐでっど2

りびんぐでっど4

首が取れようが目が取れようがギャグっぽく流します
たくましいですね。


でもそこはゾンビ。
生きる(死んでるけど)ためには(人)肉を食べなければいけません。

りびんぐでっど3

普通に怖い状況。

なのでちょっとホラーチックな表現や、普通にグロい表現がでてきたりもします。

でもヒロインが可愛いせいか、すべてがなんとくなく解決します
そのユルさがなにより魅力的です。


どう考えてもニッチなジャンル(笑)なので好き嫌いは分かれるとは思いますが、ゾンビが好きで好きでたまらなくて恋しているという方には文句無くおすすめの漫画です。


何より、作者のまえがきの文に惚れました。

りびんぐでっど5
「ゾンビって何かかわいい!そんな風に思ってくれる紳士淑女がいると信じて描きました!」

そこを信じるってすげぇギャンブラーな気がします。すごくシビれる憧れる。

「りびんぐでっど」は週間少年チャンピオンで好評連載中、2巻も大期待です!


ちなみに作中さりげなく漫画「孤独のグルメ」ネタが出てきます。読んだことのある方は是非探してみましょう。




参考↓
明るく楽しい、しあわせゾンビ。さと「りびんぐでっど」が面白い。 - たまごまごごはん
正直どうでもいい [漫画]ゾンビなあのコと色々あぶない同棲生活『りびんぐでっど!』1巻
りびんぐでっど!1巻 「こんなに明るく元気なゾンビの女の子見たことねーwww」 - アキバBlog






ちなみにゾンビ少女をヒロインとした漫画には、ほかにも「さんかれあ」があります。

はっとり みつる
440円
評価平均:
powered by yasuikamo
ゾンビっ娘は好きですか?
これからの時代はゾンビっ娘
表紙のかわいさにつられました

こちらはアニメ化が決まっているほどヒットしており、「りびんぐでっど」に負けず劣らず可愛らしい(ついでにお色気もふんだん)作品です。

ちなみにタイトルの元ネタは「サンゲリア」。
いやあマニアック。

テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

2011-10-13 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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安定の手抜き料理本「花のズボラ飯 うんま~いレシピ」紹介

漫画界に一石を投じた「花のズボラ飯」。

数あるズボラ料理を紹介するにはこの一冊では足りるはずがありません。

だからスピンオフ企画として、レシピ本がでるのも当然のことなのです。

今日は料理本「花のズボラ飯 うんま~いレシピ」を紹介します。

1000円
評価平均:
powered by yasuikamo
残念ながら全てがズボラ飯ではない
純粋なレシピ本です
実用性は高いと思いますが…


今作は漫画作品ではなく、純粋なレシピ集です。

載っているのはもちろんズボラ料理です。

一例を見てみましょう

花のずぼら飯レシピ2

通常・パエリアはサフランを用いて色付けする必要がありますが、このレシピでは野菜ジュースを代用。

それで「なんちゃって」なパエリアが出来てしまうのです。いやあ実用度高いですね。


さてこれはこれで簡単料理ですが、中にはズボラすぎて料理とは呼べない代物もたくさん登場します

花のずぼら飯レシピ1

「マヨキャベ」

その名のとおり、キャベツにマヨネーズ(ちょっと工夫あり)をつけただけです。

すげえぜ・・・こんなん普通の料理本に載るわけねえよ・・・。

海原雄山あたりににこれを出したら殺されるんじゃないかと思いますが、まあズボラレシピ集なので一般人ならギリギリ許せるよね!(決めつけ)


ほかにもレトルトの食品に工夫を加えたものや、炊飯器に入れるだけの炊き込みご飯、豪華なインスタントラーメンなどバリエーションは豊かです。

個人的には「ベイクド油揚げ」がツボでした。料理名だけでおいしそうだもの。

一番役に立つのは「そうめんのスナック菓子」のような気もします。これも作ってみると実においしかった!


漫画にあったレシピも見れますし、作中の料理は全てフルカラーの写真付きで紹介されています。

漫画の料理を写真でも見たい!ズボラ料理を作ってみたい!という方には是非おすすめします。



ただ苦言を呈するなら、もうちょっと「花のズボラ飯」らしさがあってもよかったな、と。

書き下ろし(たぶん)の絵はほんの数点ですし、漫画ファンにとって読み応えがあるのは原作者・久住 昌之のあとがきと、本を開いてすぐに載っている主人公・花の「あいさつ」くらいのものかもしれません。



でもこの料理本は手元に置いて損はありません。

なぜなら・・その・・・料理ってめんどくさいのが基本だから。
でもこの本に載っている料理のほとんどは1~2ステップくらいで簡単に作れるので、モチベーションが普通の料理本よりも高まると思います。

一人暮らしならおおいに参考になりますよ。



ps.個人的には天体戦士サンレッドの料理本も出して欲しいです。

テーマ : なにこれ
ジャンル : サブカル

2011-10-10 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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原因よりも大切なこと 映画版「ツレがうつになりまして。」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はツレがうつになりまして。です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:気になることはあれど、優しい映画


あらすじ


ツレ(堺雅人)とハルさん(宮崎あおい)は結婚5年目の夫婦。
ツレは仕事をバリバリこなし、毎日のお弁当も作る几帳面なサラリーマンだった。

そんな彼の様子がおかしい。食欲がなくなり、吐き気がして、体も痛みだし、ついには「死にたい」と口にするようにまでなった。
病院での診断結果は「うつ病」だった。

ハルさんはうつ病に気付かなかったことをツレに謝り、原因が会社にあると感じた彼女は「会社を辞めないと離婚するよ」と告げる。





ベストセラーエッセイコミック「ツレがうつになりまして。」の映画化です。

細川 貂々
480円
評価平均:
powered by yasuikamo
解る!解る!全て経験したよ!
すごくいい本。
おすすめの1冊

映画には、同作者の「イグアナの嫁」と「その後のツレがうつになりまして。」のエピソードも含まれています。

この映画で素晴らしかったのは、堺雅人さんの演じる「ツレ」の描写。
それは原作の「病的にも思えるほど(こう言うと失礼ですが)の几帳面」なツレそのものでした。


しかし映画としては残念に感じた部分も多くありました。
その筆頭が、原作にあった「年齢」と、「再就職」の話題が全く出てこなかったことです。

原作では、ツレが会社を辞めたのは39歳のこと。
「うつ」の原因に、この年齢が関与していることはしっかりと描写されています。

しかし映画では、ツレの年齢の話題は皆無。
ツレが新しく仕事を探したりするシーンもありません。
うつ病になった人も、経済的な理由、年齢のことにより「仕事を辞めたくても辞められない」ケースは多くあります。
この映画は、「それでも休んだらいい」と背中を押してくれます。

でも自分はそれだけでは不十分だと思うのです。
「うつ」になって仕事を休んだとしても、いつかは働かなきゃならない。働くには、年齢というハンデが大きく重圧としてのしかかってくる。
そのことが、うつを進行させることにもなるのです。
「休めばいい」というほど人生は単純でないことは映画でも描写されていますが、実際に「仕事」で苦しんでいる人には共感しにくくなっているような気がするのです。

また気になったのは作中のとあるセリフ。
自然に出た言葉ではないような違和感を感じました。
伝えたいことをわかりやすいセリフで言うことだけが映画の力ではありません。
もっと登場人物の一挙一動や、何気ないシーンで表現してこその映画作品だと思うのです。

クライマックスの描写も正直閉口。
リアリティのある描写で全てを見せてほしかったです。


作中の展開に言いたいことはあれど、この映画化はとても意義のあることだったと思います。
それはこの作品が「うつ病を知ってほしい」という優しさに溢れているから。

うつ病に対して「ただの甘えじゃないのか」などの偏見は、残念ながらいまだ多くあり、それはうつ病の人を苦しめる原因にもなるものです。
映画を観たあとは、そうした考えを見つめ直すきっかけになりえます。
このことはものすごく嬉しいのです。

自分も身内にうつ病になった人間がいて、その人に辛くあたってしまったことがありました。
映画を観たあとは、「辛かったのに、ごめん」と謝りたい気持ちでいっぱいになりました。

うつの辛さと、その描写はとても優れていますので、うつ病を経験した人、それに関わったことがある人には是非観て欲しい作品です。


ps.原作シリーズの完結編となる「7年目のツレがうつになりまして。」では、映画化の際のウラ話を読むことができます。
読んでいてすごいと感じたのは、ドラマ版の脚本を「こんな綺麗事を並べた話なら変えてほしい」と2人が突き返したエピソード。
映画にもその精神が十二分にあらわれていると思います。

ps2.もう一つ大きな難点があって、それはハルさん役の宮崎あおいさんが魅力的すぎて、こんな可愛い奥さんがいるならうつ病になんてならねえよと思ってしまうこと。
お団子ヘアとか、笑顔で抱きつくシーンとか、もう本当可愛すぎて悶えるレベルなので、彼女のファンも必見です。

以下、ネタバレです 結末に触れているので鑑賞後にご覧ください↓

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2011-10-09 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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猿たちが警告するもの「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は猿の惑星:創世記(ジェネシス)(原題:Rise of the Planet of the Apes)です。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:猿の革命&無双


あらすじ


ある新薬が、捕獲された一匹の猿に投与された。
その猿は瞳の特徴から「ブライト・アイ」と名付けられ、めざましい知能発達を遂げていた。
ある日ブライトアイは檻から逃げ出し、その結果射殺されてしまう。

しかし、彼女は子どもを残していた。
研究社のウィルは、その猿を自宅で育てることを決める。
彼は「シーザー」と名付けられた。





「猿の惑星」シリーズの10年ぶりの新作です。

今作は「猿の惑星から着想を得た新たな物語」となっています。
「猿の惑星」の設定を借り、そこから物語を紡ぎ出した作品なのです。

また完全に新しい物語というわけではなく、その下敷きにはシリーズの4作目「猿の惑星・征服」の要素があります。

ロディ・マクドウォール
800円
評価平均:
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ティム・バートン監督の「PLANET OF THE APES/猿の惑星」が1作目のリメイクならば、今作はこの4作目のリメイクに近い内容と言ってもよいでしょう。
猿の名前の「シーザー」が共通していますし、似通ったシーンも登場します。



肝心の内容ですが、「猿の惑星」を知らなくても、全く問題なく楽しめる映画となっています。

大筋はお子様でもわかりやすいシンプルなストーリーです。
なおかつ、登場人物の感情を深く知ることのできる細かいシーンにも妥協はありません。

主に描かれるのは、研究者の主人公と、猿のシーザーとの交流です。
ペットではなく、親子のようなその関係と生活描写が秀逸です。

アクションシーンの冴え渡りも素晴らしいクオリティ。
猿の動きを追うカメラで捉えた映像には、思わず見入ってしまいます。
*特に乱闘シーン、家の中を駆け回る(後ろからカメラで追う)シーンは本当にすごい!



そして、自分がこの映画で感動したのは、展開そのものよりも猿の表情でした

この映画に出てくる猿たちは、全てがCGというわけではなく、その表情は俳優が演じているものです。
俳優たちの顔の上にCGを描き、細かい表情を表現させているのです。

出来上がったものは、1シーンごとに感情が痛いほど伝わる、猿たちの名演でした。

「猿にここまで人間らしい表情ができるのか!」と驚けることは間違いありません。
これだけでこの映画をスクリーンで観る価値は十分です。



この映画を観て、「猿の惑星」の世界観が失われてしまった、と嘆く人も多いと思います。

後半はスペクタクルシーンを描きたいためか勢いで乗り切った印象が否めないし、いろいろと設定につっこみたくなる点もあります

しかし、これをひとつの映画としてみるならば、娯楽性とテーマ性を兼ね備えた作品として十分にオススメできます。

是非劇場で、猿たちの演技を堪能してください。



ps・個人的に楽しかったのは「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンチンケな悪役として登場していることでしょうか。
一挙一動がマルフォイにしか見えなかったよ。安定の悪役顔ですね。


ps2・エンドロールがはじまってすぐに、もう1シーンあるのですぐに席を立たないように注意!


ps3・「猿の惑星」を知らなくても楽しめるとは書きましたが、この映画の展開自体が1作目のネタバレなので、1作目のあとに鑑賞するのがよいかもしれません。まあ「1」はパッケージですでにネタバレしてるんだけど。


以下、ネタバレです。1作目のネタバレもふんだんなのでご了承ください↓

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2011-10-08 : 映画感想 : コメント : 10 : トラックバック : 0
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ネタバレは回避不可能なのか?「猿の惑星(初代)」紹介

来る9月7日(金)に「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」が公開されます。

そうであれば、この作品での予習はやって損ということはありません。
DVDで観た「猿の惑星(1作目)」の感想です。

チャールトン・ヘストン
991円
powered by yasuikamo


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:ネタバレしてなきゃよかった・・・


あらすじ


宇宙飛行士たち3人が、地球から320光年離れた惑星にたどり着く。
宇宙船は水に沈み、武器は銃一丁、食料と水は3日分しかない。

そして彼らは歩き出す。その先で見たものとは・・・





映画史に残る作品にもかかわらず、今の今まで観ていませんでした。

実はなかなか食指が動かなかった理由がありまして・・・

それはティム・バートン監督のリメイク版「PLANET OF THE APES/猿の惑星」がつまらなすぎたのが理由の一つ。

もう一つは、今まで発売されていたDVDのジャケットでラストシーンが思い切りネタバレしているのを知ってしまっていたから。


<そのジャケットがこちらです>(超☆絶ネタバレ注意)


うん・・・このジャケットに決めたやつ、表へでろ。ビンタするから。
アマゾンレビューでも「ジャケットがないわ」の一点張りじゃないかよ。



で、新しく発売されたDVD&ブルーレイのジャケットは↑のようになり、スタッフもさすがに反省したのかなーと思っていたのですが、こっちもジャケットの裏にラストシーンが思い切り書いてある&以前のDVDのジャケットそのまんまの画が載っているというありさまでした。


さらにさらに、DVDの「特典メニュー」でもラストシーンがお目見えしています


キエー!(錯乱中)


ネタバレレビューを書いている自分が言うのも何ですが、本当これはない。
よりにもよって、「衝撃のラスト」をウリにしている作品でさあ・・・


で、よく考えたら新作「猿の惑星:創世記」はこの映画の前日談にあたるストーリーであり、ひょっとすると、これを観るとそれだけで1作目の内容がネタバレしてるんじゃないかっていう・・・もう八方塞がりです。


いずれにしても、このラストを知らずに観た方が羨ましくて仕方がありません。


というわけで、初めて観る人は以前のジャケット&ジャケット裏を見ないように気を付けてください。
そんなことが可能なのかはともかく





でもでも、ラストを知っていても、この映画には見どころが大いにあります。

チャールトン・ヘストンの演技は素晴らしいですし、特殊メイクも今となんら遜色のないクオリティ。
「猿と人間の立場が逆転している」という世界観ゆえに起こるサスペンスの描写も格調高く仕上がっています。

主人公の境遇はこの上なく絶望的。
それに協力する者、対立する者。
その人間(猿)ドラマが秀逸です。

個人的には、女性科学者の「ジーラ博士」に萌えました。猿だけど。


ただ冒険活劇を期待していた自分には、ストーリー展開に正直肩すかしな部分もありました。

それでもラストへ至る伏線の展開が上手いんですよね。
やっぱりオチを知ってしまうと面白さは半減だなあ。


最新作を観たあとにこの1作目を観ると、また発見があるのかもしれませんね。


少しだけですが、以下はネタバレを含んでいます↓

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2011-10-04 : 旧作映画紹介 : コメント : 7 : トラックバック : 0
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信頼の死のカタログ集「ファイナルデッドブリッジ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はファイナルデッドブリッジ(原題:final destination5)です。
*予告編はネタバレがふんだんなので、鑑賞前に観ないほうがいいかも


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:相変わらずブレないっすね~(主にグロさが)


あらすじ


主人公・サムは橋が崩壊する予知夢を見る。
彼と、同じバスの中にいた7人はその予知のおかげで生き残ることができたが、「死」の運命はすぐそばまで近づいていた・・

彼らはある検視官に告げられる。
「死を欺くことはできない、生き残るには、誰かを身代わりにするしかない」と。





ヒットホラー「ファイナル・デスティネーション」シリーズの第5作目です。
このシリーズを知らない方に、どういった映画であるかを説明すると

主人公が大事故の起こる予知夢をみる

主人公の呼びかけにより、数人が生き残る

生き残った人間が次々と残酷な死に方をする

というテンプレートの展開が繰り広げられる作品です。


その死にざまは凝りに凝っていて、死そのものをエンターテイメントとして魅せているのです。

もっと平たく言えば、登場人物たちがあり得ない方法でグチャッとつぶれて死ぬのを観てゲラゲラ笑うという、大変趣味のよろしい映画です。子どもに絶対見せたくない。

そんな趣味を持つ映画ファンに大人気なこの作品、今回はシリーズ初の18禁となりました。
まあグロ度はいままでとそう変わらない感じです。むしろ今までR15+止まりだったのが不思議だったのだと思います。



自分もこのシリーズが大好きでして、その理由が「奇想天外な死に方を描きたい」というテーマに特化している作品であること。

たとえば「ソウ」シリーズは回を追うごとにグロテスクな描写が増していきましたが、もともと脱出サスペンスだった映画にこれはいらないだろ・・・と個人的にはゲンナリしていました。


反してこのシリーズのグロさはもっとやってくれと思います。

いままでのシリーズのメイキングを観ると、いかにスタッフが情熱を持ち、すさまじい死に方を作ってきたかがわかります。
なにより、まるでピタゴラスイッチのように人が死んでいく過程が、アイディア満載で楽しいのです(こう言うと最低だな)。



洋画ではスプラッター(血がドバドバ出る)のは半分ギャグのように見えることもあるけども、この映画でもまさにそれ。
はっきり言ってこの死に方はギャグに等しいです。

「この死にかた怖~」ではなく「何だよこの死にかたwwwねーよwwwww」みたいなのばっかりです。
でもこの作品はこれでいいんだと思う。

というわけで、人が死ぬのを観て下品に笑う彼氏&彼女を見たくないのであれば、このシリーズは観ないほうがいいですよ(人によるとは思うけど).



まあ5作目だし、マンネリではあるし、そろそろネタ切れ感は否めないかな~と思ってましたが、今回は新しい要素もあります

それは↑にも書いた「身代わり」という存在。
これがほんの少しだけですが、後半の人間ドラマに生きてくるのです。


ラストもなかなか良かったです。
これもシリーズではなかったことですし、やっつけな終わり方をした「3」「4」よりもはるかに面白かったです。


それと3D。
「4」からだいぶ進化しており、効果は十分に満足できるものでした。

まあ効果って言っても、3Dで生理的嫌悪感を催すものがこっちに飛んでくるという嬉しいオプションがついてるだけなんで、2Dでもいいですけどね。


とにかく、いつもどおり景気良く人が死にまくるのが最大の観どころの本作。
個人的には「1」「2」に次ぐ面白さだったので、グロさが平気な人、シリーズのファンはとりあえず観とけってことで。


以下、ネタバレです これを先に見てしまうと面白さ半減どころじゃないと思うので、映画を見た後でお願いします↓

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2011-10-02 : 映画感想 : コメント : 10 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

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