ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

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子どもに贈りたい題「未来を生きる君たちへ」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

ちょっと遅れましたが、DVDで観た映画「未来を生きる君たちへ」の感想です。

ミカエル・パーシュブラント
2926円
評価平均:
powered by yasuikamo
静謐な美
罪と罰
生きることの希望を感じさせてくれる


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:これこそ、心に響く映画


あらすじ


医師のアントンは、難民キャンプで傷ついた人たちを治療を行う毎日を続けていた。
時に運び込まれる凄惨極まる死体は、妊婦を切り裂く殺人鬼「ビッグマン」によるものだった。

一方、アントン医師の息子・エリアスは、執拗ないじめにあっているところを転校生のクリスチャンに助けられるのだが・・・





これはとてもいい映画です。

観る前は民族紛争など、小難しいことがテーマにありそうだな、と思っていたのですが、実際に観てみるとそういったシーンはほぼ皆無です。

実際に描かれるのは、親と子、そして2人の少年たちの物語です。
それに加えて、父が戦場で治療しているさなかに現れる、「ビッグマン」という殺人鬼とのエピソードを対比するように描いています。

2つのストーリーが交錯する作風ですが、展開がややこしいということはまったくありません。
どの年代の人でも感情移入しやすいでしょう。

そこで父が、息子が、息子の友達がする「選択」はどのようなもので、それぞれが何をもたらしたのかー。
それを深く考えさせられる作品になっています。


邦題は「未来に生きる君たちへ」
原題の「Haeven」は「復讐」を、
英題の「In a Better World」は「よりよき世界で」を意味しています。

どの題も、映画のテーマを上手く表しているのですが、個人的には邦題が一番好きです
このことは作中にはっきり示されるわけではないのだけど、最終的にこの「君たちへ」ということばはとても響きます。

少々暴力的な描写があるので、PGー12指定になっているのでしょうが、若い人にも是非観てほしい秀作です。
「最近映画らしい映画を観ていないな」と感じる人には是非オススメします。


以下作中の台詞がちょっとだけネタバレしています↓未見の方は要注意。

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2012-03-30 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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故・森田芳光監督作品を観よう「(ハル)」ネタバレなし感想+気になったシーン

前回に引き続き故・森田芳光監督の映画「(ハル)」(製作:1996年)の感想です。

深津絵里
1800円
評価平均:
powered by yasuikamo
圧倒的な深津さんの存在感
素敵な恋愛映画です!
穏やかに積み重ねていく愛


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:実験的で時代に合ったラブストーリー


あらすじ


速見昇(内野聖陽)は『ハル』というハンドルネームで、パソコン通信の「映画フォーラム」にアクセスする。
仕事も恋愛も上手くいっていないハルに、『ほし』という人物は励ましのメールを送ってくれた。

お互いに顔が見えない2人だが、メールのやりとりを続けていくうちに、次第に心を通わせていく。




インターネットではなく、ポケベルやパソコン通信が離れた相手とのコミュニケーションツールだったころの物語です。

パソコン通信は今のSNSやツイッターのように大量のデータや画像を送るのは難しく、あくまで文章でのやりとりが主流。
この映画ではそのことを存分に生かしています。

なにせ映画の半分くらいが、パソコン上で交わされる文章のみをそのまま画面上に表しているシーンです。
暗いバックに白い文字が映し出されるだけ。
映画なのにサウンドノベルゲームをプレイしているかのような感覚に陥ります。

その文章だけのやりとりにおいて、2人はお互いに色んな「ウソ」をつきます。
それに対比するように登場人物たちの本来の生活が映し出されるので、観ているこちらはそのギャップを楽しめます。

そして、その本来の登場人物の姿を知っているからでこそ、交わされる無機質な文字の羅列の奥に、より人間の感情を感じ取ることができるのです。

監督はDVDの特典メニューで「観客は洋画を観ているときは、映像ではなくて字幕を読んでいる。だから文字も映画の重要な要素だと思った。それで文字だけの映画を作ろうと思ったんだ」と言っていました。
その実験は、見事に成功していたと思います。


中盤は退屈さも否めなかったのですが、後半ではちょっと驚ける展開もあります。
そして最後の「一言」でこの映画が大好きになりました。

インターネットがこんなにも便利で手軽になった現代では、こういった「文通」のような素朴なやりとりは少なくなってしまったように感じて、ちょっとしんみりもしてしまいました。

深津絵里さんがとにかく魅力的なので、ファンは必見です。
パソコン通信をやっていた方にも、インターネット世代の方にもかなりオススメのラブストーリーです。


以下はちょっとだけネタバレで作中の文章を書いています↓画像は使用していません

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2012-03-27 : 旧作映画紹介 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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故・森田芳光監督作品を観よう「家族ゲーム」ネタバレなし感想+気になったシーン

昨年末に急逝した森田芳光監督の遺作となる映画「僕達急行 -A列車で行こう-」が現在公開中です。

森田監督といえば大ブームとなった「失楽園」や大駄作模倣犯」などが有名ですが、若い方はその作品群をほとんど知らないのではないかと思います。

そんなわけで、本日は森田監督による映画「家族ゲーム」(製作:1983年)を紹介します。

松田優作: 伊丹十三: 由紀さおり: 宮川一朗太: 辻田順一
3243円
評価平均:
powered by yasuikamo
80年代映画の傑作。
良い意味で笑ってしまう作品
ツキヒハハクタイノクワカクニシテ…

個人的お気に入り度:6/10

一言感想:きもちわるい(褒め言葉)


あらすじ


受験を控えた中学3年沼田茂之のもとに、吉本勝(松田優作)という男が家庭教師としてやってくる。
吉本は三流大学の7年生で、常に植物図鑑を持ち歩く奇妙な男。
父親(伊丹十三)は、息子の成績があがれば別に報酬も付けると吉本に告げる。





松田優作主演作にして、森田監督の中でも特に人気の高い作品です。

はっきり言ってめちゃくちゃ変な映画でした。

~ここが変だよ家族ゲーム~
ストーリーはないに等しい(高校受験というイベントがあるくらい)
BGMが一切ない
③松田優作演じる家庭教師ばかりか、家族もおかしい(言動とかが)

などと、普通の映画とは一線を画した内容。
ちなみにジャンルはコメディらしいんだけど、シュールすぎて全然笑えなかった
いやラストの松田優作の行動は笑えるんだけどさ。


映画で描かれているのは、家族の妙な言動と、それに割り込むように入ってくる風変わりな家庭教師との関係。
それに中学生ならでは鬱積した日常生活が顔を見せます。

彼らの取り巻く環境や言動が、どこか変で、奇妙で面白い。
はっきり言ってきもちわるいです。
でもこの嫌~な粘っこいような雰囲気がこの映画の特徴であり、魅力なのです。

しかし作中に交わせることばのやりとりを楽しめない人には、良さがさっぱりわからないと思う。
間違いなく好き嫌いの分かれる作品でしょう。


あっと驚く展開を求める人には向きませんが、「歩いても歩いても」のような、日常描写にある人間関係を楽しめる人にとっては是非おすすめしたい映画です。

この映画は、森田監督の「奇妙な人間描写だけでどこまで面白くできるか」という実験要素もあると思います。
今作はその実験が淡々とした自分の持ち味に合い、「模倣犯」では盛大にスベッたのでしょう。

「監督らしさ」を存分に味わいたい方は是非。


以下、作中のシーンを少しだけネタバレで紹介↓ラスト部分は反転しています

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2012-03-26 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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作戦を説明してくれよ「トロール・ハンター」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はトロール・ハンターです。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:全編に溢れるテキトーさがむしろ素敵


あらすじ


大学生のトマス、ジョアンナ、カッレの3人は、学校の課題で地元で問題となっている熊の密猟事件を調査し始める。
道中、3人はハリスと名乗る猟師と出会い、取材には一切応じない彼を追い掛け回す。

その先で、熊のものとは違う異様な足跡を発見する・・・




トロールとはノルウェーの伝承に登場する架空の生き物。
本作はそのトロールが本当に実在するのか?を確かめに行くというモキュメンタリーです。

つまり藤岡弘、の探検シリーズを映画化したと言えばわかりやすいですね。
ていうかこの映画と藤岡弘、が普通にタイアップしているなんて知らなかった。


まあのっけから言うと、この映画はバカです
つっこみどころは満載で、え?なんで?と思うところがしばしば。

ディテールにこだわっているのはトロールの生態くらいなもので、他の展開は「あ、これ面白いんじゃね?」とアイディアを思いついたら入れたような適当さなのです。


また、この映画のプロットは素人の大学生3人が、ベテランのトロールハンターについていくというもの。
困ったことに、このハンターのおっさん、トロールの生態はやけに詳細に教えてくれるのに、肝心の捕まえる作戦はおおまかにしか言ってくれません
せいぜい「トロールの臭いを塗りたくってついてきて」「赤外線ビームを当てるよ」くらいのもんです。

大学生3人とチームプレイをしたりするシーンがなく、両者の関係も淡白です。
アツい展開を期待している自分としては少々肩すかしでもありました。
上映時間が1時間43分と、この手の映画としては少々長めで、退屈なシーンも多い印象です。

でもこの映画ではそこは大きな欠点になっておらず、登場人物たちが超大真面目なのに、見ているこっちはアホらしくて笑える、というステキな構図が生まれています。
ハンターの行動に対して、3人のバカ大学生が常に大慌てなんですよね。

この手の映画は真面目に観たら損。
「うわぁ、〇〇したよ」「そんなわけねえだろ!」とつっこみつつ観たら幸せになれる映画だと思います。


あ、そうそう半分コメディ映画みたいなもんですが、本作はお子様の鑑賞はおすすめしません。
何故ならに今回の映画のトロールは・・・

↑こういう可愛いのでもなく

↑こういうファンシーなのでもなく(ムーミンのモデルはトロールです)

↑ましてやこれも可愛いほうですよ


トロールハンター2
↑こういうベルセルクとかに出てくる奴ですから!

子どもが観たら泣くレベルです。



まあしかし、この映画のトチ狂った企画は楽しいですよね。

最近ではハリー・ポッターの名を冠した映画が製作されますし、もしかすると世界でトロールがブームになるかも・・・と思わせる「夢」を感じます。

公式ページではJTSS(日本トロール保安協会)が、トロール写真を募集する企画もあります。
このムーブメントは応援したいな、と陰ながら思うのです。


以下、結末も含めてネタバレです↓

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2012-03-25 : 映画感想 : コメント : 5 : トラックバック : 1
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それでも信じたい「長ぐつをはいたネコ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は長ぐつをはいた猫です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:猫可愛いけど、たまごウザい


あらすじ


お尋ねのものの猫・プスは「長ぐつをはいた猫」と呼ばれていた。
彼は幼いときから「魔法の豆」を探しており、その情報をついに手にする。

魔法の豆を持っているのは「ジャックとジル」と呼ばれる荒くれ者。
なんとか盗もうとするプスだったが、そこに同じく豆を狙う猫が現れる。

さらにプスはかつての親友・ハンプティ・ダンプティと再開する。
手を組もうと提案する彼に対し、プスは「二度とごめんだ」とつっぱねる。
彼らには、7年(猫の時間では35年)来の因縁があったのだ。




シュレック2」で初登場した、人気キャラを主役としたスピンオフ作品です。

「長靴をはいた猫」はもともとシャルル・ペロー作の童話です。
日本では、東映のアニメーション版が一番有名かもしれません。

3608円
評価平均:
powered by yasuikamo
これぞ娯楽映画、文句なし!
日本が世界に誇る古典的傑作
♪もーれつなぁー猫♪

懐かしいなあ・・・海外でも評判がいいというのは嬉しいですね。


今回の映画では、猫のキャラクターだけを借りているだけで、物語はこれらとは関係のないオリジナルのものです。
加えて「シュレック」シリーズとのつながりもほとんどありません。

むしろ物語に関わっているのは、童話「ジャックと豆の木」と「ガチョウと黄金の卵」です。
映画を楽しむには、この2つのエピソードを知っておくくらいで問題ないでしょう。


さて、この映画は子ども向けのアドベンチャーのツボをしっかり押さえていえて、観ていてとても楽しかったのですが・・・どうしても気になることがあります。

それは物語の鍵を握るキャラ、ハンプティ・ダンプティの存在です。

ハンプティ←こいつ

ぱっと見でわかるのですが、こいつ可愛くないです。
しかも性格もかなり嫌な奴で、このキャラへのイライラは「カーズ2」のメーターを軽く超えていました。

しかしこの性格付にも意味がありますし、主人公・プスとの因縁は、大人にこそわかるものです

ハンプティが何故「裏切り」、プスは「見捨てた」のか。
「悪友」との付き合いが長い方には、思うことのある描写だと思います。

しかし、子どもにとってはこのキャラは理解しにくいでしょう。
仮にも主人公サイドのキャラなので、もう少し可愛げがあってもよかったのではないか、と思わずにいられないのは少々残念です。
勝俣州和の声のうっとおしさ(褒め言葉)はこいつにはぴったりでした。


アクションにそこまで目新しさはないですし、最近のピクサー作品のような深い感動を求めると確実に肩すかしでしょう。

しかし、堅実に話はまとまっているので、過度な期待をしなければ誰にでも楽しめると思います。


そして・・・この映画、本当猫が可愛すぎるんですよ。
主人公のプスは格好いいのにどこか抜けていて、新キャラの猫のヒロインもチャーミングでしかもセクシー。
ラテンのリズムにのり、踊る彼らを観るだけでも楽しい。実に魅力的です。

特に今回は「幼少時のプス」が登場し、これがもう萌え殺す気かと思うくらいキュンキュンくるので、猫好きな人は迷わず観に行ってしまえ


以下、ネタバレです 結末に触れているので鑑賞後にご覧ください↓

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2012-03-22 : 映画感想 : コメント : 1 : トラックバック : 1
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彼女の望んだ世界「メランコリア」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

遅ればせながら、劇場で観た映画メランコリアの感想です。

メランコリア2



個人的お気に入り度:7/10

一言感想:人には絶対薦めない、病んだ終末ストーリー


あらすじ


ジャスティン(キルスティン・ダンスト)は結婚を目前に控えていた。
しかし、幸せなはずの結婚式で、彼女とその家族の関係には不協和音が鳴り響く。

さらに、空に青く輝く惑星「メランコリア」は地球に着実に近づいていた。
ジャスティンの姉・クレア(シャルロット・ゲンズブール)は惑星が地球に衝突するのではないかと不安がり、その夫のジョン(キーファ・サザーランド)はそれをなだめるのだが・・・




ダンサー・イン・ザ・ダーク」「ドッグヴィル」のラース・フォン・トリアー 監督最新作です。

「星が地球に衝突する」という世界の終焉を描く映画には「アルマゲドン」「ディープ・インパクト」などがあり、それらは大衆向けの娯楽作品でした。
このメランコリアもそういった「終末系ムービー」のひとつなのですが、これはもうすさまじく万人向けじゃありません

なぜかと言えば、この映画の登場人物がものすごく病んでいるから。
その原因は「世界が終わる」という1点ではなく、人間関係によるものもあるのです。

次第に精神が蝕まれ、うつ病になっていく描写は、かなり精神的にキツいものがあります。
さらに主人公の中盤の行動や、終盤に姉に言うことは、一般人ならどん引きレベル。
ひたすら陰惨鬱々、コメディシーンも皆無、登場人物はひどいことばを他人浴びせるわで・・・カップルで観るのには絶対にオススメしません。

こうなったのは、もちろん監督によるもの。
トリアー監督は人間の嫌~な面を描くことが大好きな方(この言い方にも語弊があるけど)で、この映画でもそれが十二分にあらわれているのです。

この映画を撮る前に、トリアー監督も、さらには主演のキルスティン・ダンストもうつ病にかかっています。
主人公の行動や言動はその投影でもあるのでしょう。


この映画の長所は、その画づくりと、いろいろな解釈ができる奥の深さ。

荘厳な音楽とともに展開するオープニング、ラストシーンはひたすらに美しいです。

何気ないシーンにもいくつもの含みがあるように感じられます。
観る際は、主人公の言動や、登場人物のことばを拾い上げ、「なぜ」なのかを考えてみることをオススメします。


惜しいのは話の進みがゆっくりで、やや冗長なこと。

特に第1部(映画は2部構成)は退屈に感じる人も多いかもしれません。
しかし、登場人物の内面を濃密に描くことには成功していると思います。


映画を観慣れないという人は絶対観るなと言えるレベルの作品ですが、監督の前作「アンチクライスト」ほど難解ではありません。

ほとんどのところで上映は終了(3月下旬現在)してしまいましたが、これから上映開始する地域もあるので、玄人向けの映画が観たい人は是非劇場へ。


以下、ネタバレで気になったシーンなどを書いています 結末に触れているので鑑賞後にご覧ください↓

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2012-03-21 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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キャラの掛け合いは超楽しい「映画 桜蘭高校ホスト部」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は映画 桜蘭高校ホスト部(クラブ)です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:話は果てしなくダメだけど、好きだよこういうの


あらすじ


市立桜蘭(おうらん)高校はお金持ちばかりが通う名門私立校。
藤岡ハルヒ(川口春奈)は「ホスト部」に置かれてあった時価800万円の壷を割ってしまう。
彼女はその借金の肩代わりとして、男になりすまし嫌々ながらもホスト部の一員として活動していた。

おバカな部長・須王環(山本裕典)、クールで腹黒い鳳鏡夜(大東俊介)、やんちゃな双子の薫と光(高木心平、万平)、寡黙なモリ先輩(中村昌也)、可愛いハニー先輩(千葉雄大)という濃いメンツがそろうホスト部に、ミシェル(篠田麻里子)というお嬢様がやってくる。
彼女に積極的なおもてなしをする環を見て、ハルヒは何故か胸が苦しくなるのだが・・・





同時期公開の「スターウォーズ エピソード1 3D」「長ぐつをはいたネコ」をチョイスせずにこの映画を選んだのは、あんまりにも観られてなさそうだからです。
だって宣伝とかしていないし、ネットにあまりにも感想がないんだもの。


この作品は、ベストセラー漫画「桜蘭高校ホスト部」の実写映画版です。
映画はドラマ版の続きとなっています。

自分はドラマ版は未見でしたが、深夜に放送されていたアニメ版が大好きで、毎週のように楽しみにしていました。

坂本真綾
2453円
評価平均:
powered by yasuikamo
ヒット!!!
あっちのハルヒが売れておりますが、自分はこっちの方が好きです
一度は来店してみたい!

いやあこれ本当楽しくって・・・深夜に放送されていたアニメで一番好きなレベルです。

乙女向けの作品ではありますが、これ男性も楽しめると思います
少女漫画によくある、恋する女性の切ない気持ちやらうんたら~はほとんどなく、キャラクターの面白さと、ばかばかしくも楽しい雰囲気が前面に出ている作品なのです。

映画版でもそれは変わっていなくて、若手俳優たちが演じるホスト部の面々の掛け合いがすごく面白いです。
特に山本裕典演じるホスト部部長・環のリアクションを観ているだけで楽しくって仕方がありません。
漫画の生き写しのようなコメディアンっぷりで、漫画orアニメしか知らない方にとっても大納得なんじゃないでしょうか。


で、問題はこの映画のメインのストーリーがつまらないことです。
篠田麻里子演じる新キャラ・ミシェルがらみのエピソードが展開されるごとにテンションが下がってしまいます。
*自分は読んでいなかったのですが、原作漫画にもいたキャラ&エピソードだそうです。

何故かと言えば、無理に「いい話のほうに持って行こう」としすぎて、微妙な会話シーンが延々と続くから。
キャラクターが自分の心情をベラベラとしゃべるのは興ざめだし、「ハルヒの環への恋心」という描写が蚊帳の外の追いやられてしまっています。
せっかくの「ギャグシーンにクスクスできる」楽しい雰囲気を壊してしまう、バランスの悪さを感じました。
設定自体はとてもいいのですが・・・

この話の決着も、陳腐と言わざるを得ません。
それにからむ文化祭バトルも、もうちょっと面白く見せる工夫がほしかったです。


でもメインストーリー以外は本当に楽しかったです。
出演者はみんな生き生きと漫画っぽいキャラを演じていて、文句のつけようがありません。
実写版こち亀にもこのぐらいの再現度を見習ってほしかったところです。


もちろん予告編にもある「バカって言われると『バカ』という文字とともに飛んでいく」というようなギャグが受け入れられない人には向きません(当然)。
本当「ギャグ漫画をそのまま実写化」なんで、他にも漫画チックな演出が目白押し、物理的にありえない光景も続きます。

これはこれで、観てみると本当楽しいんですよね。
この演出にあれこれ言うのもナンセンス。自分は大いに笑えました。
ラストにギャグの伏線を回収してくれるのもニヤニヤしてしまいました。


作品を知っている人にはキャラの掛け合いを観ているだけでもわりと幸せになれますし、全く知らなくても話は独立しているので問題なく楽しめます。
キャラの特徴を軽く把握しておくだけで十分でしょう。
ホスト部を知らないのに観に行く奇特な人がどれだけいるかはわからんけど。

新キャラのエピソードを入れずに、ホスト部の掛け合いだけだったら8点くらいの満足度があったんだけど・・・と思わずにはいられないところ(致命傷)はありますが、「桜蘭高校ホスト部」が好きな友達同士で行けば満足できると思います。
そこそこオススメです。


以下、ネタバレです。鑑賞後にご覧ください(不満点とツッコミどころが主)↓

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2012-03-19 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 1
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彼女の武器「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はマーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(原題:The Iron Lady)です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:物足りなさはあるけど、「鉄の女」の強さを知れる伝記映画


あらすじ


かつての英国初の女性首相:マーガレット・サッチャーは、晩年に認知症にかかっていた。

サッチャーは首相に上り詰めていった日々を回想する。
彼女はその強い信念から、いつしか「鉄の女」と呼ばれるようになる。




マンマ・ミーア!」の監督最新作であり、大女優メリル・ストリープの主演作です。

メリルはこの映画で久々のアカデミー主演女優賞を受賞しました

若き日のサッチャーを演じたアレクサンドラ・ローチも含めて、実在の人物そのままの映像を見ているかのようでした。
彼女の表情、甲高い声はまさに生き写しです。
サッチャーに興味がない人でも、このメリルの演技には圧倒されるでしょう。



しかし、映画としては残念に感じた部分もありました。

理由の一つが、この映画のサッチャーが遂行する多くの政策が、表面的な事実としてしか見えてこないことです。

映画で主に扱われるのは「妥協をせず、強い決定力で押し通す」というサッチャーの行動です。

サッチャーの政策は周りの反感を買うことが多くあります。
それでも彼女は「鉄の女」と言われるように、自分の意志を貫き通すのです。

しかし、『なぜ』彼女がその政策を行ったのか、その詳細と彼女の心理はほとんど描かれないのです。
終盤にとある台詞として表現はされているのですが、それは漠然としたものとしか感じられません。

彼女の政策は、作中でも言われているように「弱者を切り捨て、強きものに味方をする」もののように思えるため、「なぜ」と気になる人はとても多いと思います。
そこに踏み込んでいないため、サッチャーという人物に感情移入しにくくなっていると思うのです。


政策自体は簡単な説明があるので、特に知らなくても大体のことはわかります。
しかし英国の事情になじみのない日本人にとっては、その本質は映画だけではわかるものではありません。

以下に知っておくとよい項目を挙げてみましたので、映画を観る前に是非参考にしてみてください。



保守党
IRA
フォークランド紛争
人頭税
英国病
ブライトンホテル爆破事件




「映画は娯楽」と考えている自分にとっては、「映画楽しむために勉強が必要なのもちょっと・・・」と思う部分もなくはないですが、最低限の知識は備えておくのも、観る者の礼儀だと思います。



またこの映画は構成も特殊です。
①認知症になった晩年のサッチャーの生活
②保守党時代からのサッチャーの活動と人間関係
これを交互に描くのです。

一人の女性の一生をただ描くのではなく、①の認知症をわずらった後の描写の比重が大きくなっています。

ここでのサッチャーは、まだ首相であるかのように振舞っていますが、一般的な方とはそう変わりません。
晩年の認知症のサッチャーの姿を見せることで、彼女のしてきたことが、その対比でより極端なもの思えるので、この構成も成功していると思います。

しかし、晩年の描写に傾倒しすぎている印象も否めません。
彼女の家庭人としての姿、彼女に反対する人たちの心情、政策をするに至った過程をもっと観たかった、というのが本音です。
105分という上映時間では、いささか描写が足りていないように思うのです。


いろいろ難点はあげましたが、マーガレット・サッチャーという人間を知りたい方にはオススメします。
彼女の「我の強さ」、夫との会話で見せる「弱さ」は一見の価値があります。


コメディシーンはほとんどありません。
彼女の家庭環境や、認知症の描写も人によっては辛い描写であると思いますので、観るときはお気をつけて。


以下、結末も含めて激しくネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2012-03-17 : 映画感想 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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現代的で辛辣な恋愛映画「モテキ」ネタバレなし感想+気になったシーン

DVDで観た映画「モテキ」の感想です。

森山未來
5154円
評価平均:
powered by yasuikamo
夢見たって、いいじゃないか
レンタルで
普通に面白い


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:面白かったのにラストが・・・


あらすじ


モテない31歳・幸世(森山未來)はニュースサイト「ナタリー」のライターとして就職する。

彼は仕事でたまった鬱憤をツイッターで発信し続け、あるツイッター仲間と飲みに行く約束をとりつける。
そこに現れたのはみゆき(長澤まさみ)という美女だった。





↑の「森山未來がみこしの上ではしゃいでいる」絵面がどうも好きになれず見逃していた本作。
いやいや、食わず嫌いではありましたがこれは相当に楽しかったです
原作漫画は読んだことはあるけど、ドラマは未見だった自分でも問題なく楽しめました。


原作漫画の「モテキ」は「モテない男が突如モテまくってどうしよう」という男の心情を主体にしている作品なのですが、加えて女性側の描写もしっかりしていることが特徴です。
このあたりは原作の作者が女性であり、中立的な目線で見ているゆえなのかもしれません。


加えて、この映画版は現代のサブカルチャーの文化(ツイッターやロック・フェスなど)がふんだんに盛り込まれていて、作中に出てくるアイテムがわかるとちょっとニヤニヤしてしまいます。
デカフェハーパンなどの用語(?)もふんだんに出てくるので、若者のほうが楽しめるでしょう。

それを物語に取り込んで、その面白さを引き出しているのがとってもいい。
「分かる人にだけ」という隙間狙いの描写かもしれませんが、知っている人にとっては楽しくって仕方がないのです。


もうひとつの特徴はキャラクターの心情を表すために、ミュージカル形式で音楽が用いられていることです。
音楽に合わせて踊るのは「(500)日のサマー」でもあった手法であり、オマージュです。
*参考→モテキ/和製「(500)日のサマー」 | 映画感想 * FRAGILE

この映画では登場人物の心がわりを、演技だけで表現するのではなく、音楽の歌詞でも表します。
これを「楽しい」と思うか「ウザい」と思うかで評価が分かれそうな気がします。

自分は十分に楽しめたのですが、多用しすぎて物語のテンポを悪くしている印象も否めませんでした。
最近の音楽だけでなく、懐かしの名曲もカバーしていて間口はとても広いのですけどね。


今作のそういった演出は「作風」と割り切ってしまえばいいのです。
映画ファンにとってはこの手の映画にはもとより懐疑的だったりするのですが、「こういうのもいいもんだな」と感じれば問題はないでしょう。


で、今作の不満点はラストの展開です
それは↓で十分にぶちまけられています。
<超絶ネタバレ注意>モテキ|三角絞めでつかまえて

この展開は、いままでのヒロインの心理描写を全否定しているようにも思えます。


ラストはともかく、そこまでは本当に楽しかった映画でした。
長澤まさみさんのエロさとか、真木よう子さんのキツい言動は我々の業界ではご褒美ですレベルなのでそれ目当てでも楽しめます。


この映画が好きな人には、同じくモテない男が主人公の「ボーイズ・オン・ザ・ラン」もオススメしたいです。

峯田和伸
3299円
評価平均:
powered by yasuikamo
玉砕必至
ちはるは田西のことが本当に好きだったのか?面白い映画です。
原作を超えた大傑作

「モテキ」のラストに拒否反応を覚える方にとって、この映画のオチには大納得かも。
下ネタ満載のR15+指定の映画ですが、女性にも是非観て欲しい作品です。

ちなみに作中でも「ボーイズオンザラン」の話題が出ていて、皮肉として扱われています。
「モテキ」はそれに比べて本当いろんな意味で甘いんだけど、それであるが故に救いを感じる人も多いと思います。


以下、作中のシーンがちょっとだけネタバレ↓ラストにいたる展開は反転しています。下ネタもあるので注意。

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2012-03-15 : 旧作映画紹介 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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でも人間の方が怖いよね「ラスト・エクソシズム」ネタバレなし感想+気になったシーン

DVDで観た映画「ラスト・エクソシズム」の感想です。

パトリック・ファビアン
3064円
評価平均:
powered by yasuikamo
この映画の本当の怖さとは…
かなり中途半端なエクソシスト映画
ブレアウィッチのような感じかな


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:主人公がいいやつなんだか悪いやつなんだか・・・


あらすじ


牧師であるコットン・マーカスはエクソシストでもあった。
しかし本人は悪魔を信じてはおらず、彼は悪魔払いを行うことは一種のパフォーンマンスであり、人々を治療する上で必要なものであると正当化していた。

しかしコットンは、ある新聞記事をきっかけに悪魔祓いから手を引くことを決める。
その危険性と、『悪魔はいない』ことを証明するため、彼はカメラに最後の悪魔払いを記録し始める。




のっけから言うのもなんですが、本作はホラーとしては微妙な完成度です
少々地味で盛り上がりにかけるので、純粋にホラーを楽しみたい方にはやや向いていないと思います。


本作は「クローバーフィールド」や「REC/レック」のようなPOV方式で作成されており、モキュメンタリー(フィクションをドキュメンタリー形式で作ったもの)でもあります。

POV&モキュメンタリーチックなホラー映画は「安い」「作りやすい」「主観視点なので臨場感がある」「手ブレ映像が恐怖感をあおる(個人差大)」など利点が盛り沢山なので、かなりの本数が作られました。
猫も杓子もこの状態だと、ちょっと飽和状態にも感じます。


そんなわけで本作にもあまり目新しさはないのですが・・・ありました、目新しいことが、それは主人公像です
主人公のエクソシストに対する考え方が、「正しいか」「間違っているか」が客観的にみても判断することが難しく、面白いのです。

この主人公の持論は海外では普通に怒られそうな気もするんですが、無宗教者の日本人にとっては結構共感してしまうところがあると思います。


キャストはほぼ全員無名だけど(TVで活躍している人が多いらしい)、演技はとても上手いです。
オチは評判がよくないようですが、自分は結構好きです。
ちゃんと細かい伏線も回収されているし、皮肉も効いています。

「悪魔とかエクソシストとか信じねーよ」という人にこそ面白い映画かもしれません。
PGー12じゃちょっと甘いと思わせる性的な話題が出てきますので、高校生以上推奨です。


以下、作中のシーンが少しだけネタバレです↓ラストの展開は反転しています。

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2012-03-14 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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主要キャスト以外はまさかの良作「映画 こち亀」ネタバレなし感想+シーン紹介

ちょっと遅れましたが、DVDで観た「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 勝どき橋を封鎖せよ!」の感想です。

香取慎吾
4390円
評価平均:
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批判されるほど酷くなかった。
期待を裏切らない出来


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:どうしよう・・・すごく面白かった


あらすじ


警察官の両津勘吉(香取慎吾)は、幼馴染で旅芸人の沢村桃子(深田恭子)と再会を果たす。
桃子はシングルマザーで、娘のユイと二人で暮らしていた。

久しぶりの再会に喜ぶ両津だったが、誘拐事件が発生する。
犯人は警視総監の孫と、ユイを間違って誘拐してしまったのだ。
両津たちは事件解決のため、あらゆる手段を使う。





いやあどうしよう。
2011年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞に見事選ばれた本作、批判するつもりで観たのだけど、面白くてどうしよう

はじめはほのぼのとした人情話でスタートし、中盤以降は犯人の心理描写が秀逸で、最後は不覚にも感動してしまった・・・何か悔しいな

「意外と悪くない」という話は聞いていましたが、ここまでとは。
最近では「僕たちは世界を変えることができない」に次いで観る前とのギャップが激しかった作品でした。
映画は観ないとわからないのものですね。


この作品を観てわかるのは、黒澤明監督の大傑作「天国と地獄」をリスペクトしていることです。

三船敏郎
2900円
評価平均:
powered by yasuikamo
黒澤明と横浜
隙のないシナリオによる重厚さが最高!
サスペンスドラマとして、人間ドラマとして

*中盤以降はちょっとだれるけど、それまでは邦画史上最高級に面白い作品だと思います。

子どもを間違えて誘拐してしまう、というプロットがそのままです。

犯人の動機も近いものを感じました。
どちらも犯人役の方の演技がすこぶる上手いので、ものすごく説得力があります。

第二の「男はつらいよ」にしたかったというのも、こういった名作への敬意があったがゆえなのだと思えました。



そして言わずもがなのことですが・・・この映画の欠点は主要キャストです
それ一番重要な要素だろ。

黄色い制服を着た、挑発気味な態度の速水もこみちを観るたびにテンションが下がります。
ピンク色の制服を着た、雰囲気がイケイケな香里奈を観るたびにゲンナリします。
わざとらしいべらんめえ口調でしゃべり、「ほげ~!」と原作にはないギャグをほざく香取慎吾は直視できないレベルです。

とりあえず、「あしたのジョー」「うさぎドロップ」に続き香里奈が大嫌いになりました
香里奈が悪いんじゃなく、キャスティングが悪いんだと思う。



でも本当水準以上に面白い映画です。
展開にツッコミたい部分もあるんだけど、意外と観ている間は気にならないし、冗談抜きで大人から子どもまで楽しめると思います。

ちなみに脚本を手掛けたのはドラマ「JIN-仁-」の森下佳子さんです。
ラストの展開や中盤の台詞は本当上手い。
ちゃんと大人向けのメッセージが込められているので、共感できる人はきっと多いと思います。


以下、作中のシーンが少しだけネタバレです↓ 結末には触れていません。

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テーマ : 映画レビュー
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2012-03-12 : 旧作映画紹介 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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理想的な番外編「漫画 うさぎドロップ 10巻」感想+ネタバレレビュー

漫画「うさぎドロップ」10巻を読みました。

宇仁田 ゆみ
980円
評価平均:
powered by yasuikamo
素敵な番外編
なるべくしてああなった。
今日9巻読んだら今日10巻発売とか


*「うさぎドロップ」とは?
ひょんなことから6歳の女の子・りんを引き取ることになった、三十路男・ダイキチの子育て奮闘物語。
ほのぼのとした作風が人気を呼び、映画化、アニメ化もされた。
衝撃的な結末も話題になった。


9巻が実質的な最終巻であり、この10巻はいろんなキャラクターのエピソードが読める番外編となっています。

りんが小学生の頃、中学生の頃、そして9巻の続きの話があります。
りんの本当の母親と、その恋人とのなれそめも収録されています。

何故登場人物があの行動をしたのかがわかり、「その後」もちょっとだけ読むことができるのです。

あいかわらず話はほのぼのとしていて、それでいて「子ども目線」の心理描写が上手いので微笑ましく思えます。

その後の物語も、描きすぎず描かなさすぎずの、ちょうど良いところで終わりました。

「番外編」という形で、読者の要望にしっかり答えていると思いますので、今までこの作品を読んでいた方には是非手にとっていただきたいです。


作者のあとがきも秀逸で、話運びやキャラクター造形に「こだわり」を感じることができました。
アニメにとても思い入れがあったようで、4ページ以上にわたって語られています。

そして実写映画版の話題はほぼスルーされていました
作者自身もあの作品には思うところがあったのでしょうか・・・
個人的には最悪クラスの駄作でした→<実写映画版の感想>


以下は10巻収録の話の紹介です↓少しだけネタバレしているので未見の方は要注意 9巻の結末もネタバレしています

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テーマ : アニメ・コミック
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2012-03-10 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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疑うべき理由「ライアーゲーム 再生(リボーン)」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はライアーゲーム -再生- Rebornです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:ゲーム自体はすごく面白いんだけど・・・


あらすじ


大学を卒業したばかりのシノミヤユウ(多部未華子)のもとに「ライアーゲーム」の招待状が届く。
彼女は大学で心理学を教えていたアキヤマ(松田翔太)に助けを求める。

シノミヤユウとアキヤマはゲーム会場に赴き、「イス取りゲーム」が開始する。
単純なゲームかと思われたが、アキヤマはこのゲームの本質は「国盗り」にあると告げる。





前作「ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ」で綺麗な結末を迎えたのに、まだ続きやがったこのライアーゲーム。

今回は「ファイナル~」とは違い、原作マンガにもあったゲームが取り入れられています。

甲斐谷 忍
540円
評価平均:
powered by yasuikamo
メガネ君を絶対に助ける!
感染ゲーム終了
唖然

「イス取りゲーム」は10~13巻に収録されています。
ルールや大筋の展開は同じですが、映画版には原作にはない要素もあります
原作を読んでいてもこの映画は楽しめるでしょう。


賛否ある前作も個人的には面白かったし、本作も楽しめた作品ではあるのですが・・・非常にもったいないと思わせる部分も多々ありました。

まず見た目がTVドラマの延長にすぎないことです。

ライアーゲームはもともとTVドラマ化されてから映画になったのですが、映画版も「TVドラマを劇場のスクリーンで観ている」かのような印象なのです。
演出は派手で落ち着きはないし(「戦火の馬」を観た後だからよけいにそう思う)、CMに入りそうな「引き」のシーンすらあるし・・・。
映画らしい「間」などははなく、とにかくスピーディな展開のみを重視したつくりは受け入れられない人もいると思います。

心理描写が画一的なのも好きではありません。
悲しいシーンでは「悲しい」一辺倒の描き方で、良くも悪くもわかりやすいのです。

ゲームの駆け引きには心理的な要因がすごく大きいはずなのに、あまり登場人物の葛藤もみられません。
○○だから○○の味方になる、というのはある意味合理的ですが、リアリティがないのです。
ゲーム内で動くのが億単位の大金なのに、あまりその異常さが感じられないのも残念です。

でもこれらは前作ですでにわかりきっていたことでもあるし、単なる作風にすぎないので受け入れてしまえば問題はありません。

真にキツいのは展開(特にゲーム以外の部分)にツッコミどころが満載すぎることです。

とりあえず、あらすじにある「ヒロインが主人公を頼る理由」が大学で心理学を教えていたからというのが無茶すぎだし、他にも盛りだくさんです。


ここまでこきおろしましたが、ゲーム自体はものすごく面白かったです。

最後まで逆転につぐ逆転。
退屈に思うことはほとんどありません。
ミスリーディングもたくさんあり、何気ないシーンの伏線も上手く使ってくれています。


今回でヒロインが交代したことも、個人的にはよかったと思います。
(前作のヒロインは戸田恵梨香さんが演じており、別のキャラクターです)

後半の展開には、原作マンガにあるメッセージを感じることもできました。


何気に豪華キャストなので、それ目当てでも楽しめます。

特にカルト集団の教祖という役どころを演じた船越英一郎さんは超ヤベえ
こんなひどい(褒めことば)キャラをノリノリで演じれるなんて万能だなあ・・・これだけで笑いが止まらなかったです。

ただ芦田愛菜ちゃんの役どころの意味不明さは許容範囲を超えていました
「最年少の事務局員」という設定(最年少にもほどがあるだろ)は許せても、登場人物がそのことをまるで疑問に思わないのはどう考えてもおかしいです。
「客寄せ」にしかならない起用はやめてもらいたいものです。


前作が好きな方には、是非オススメしたいと思います。
ストーリー自体もリブートに近い印象だったので、シリーズ初体験の人でも問題はないでしょう。

前作と同じく、エンドロール後にもおまけがあるのでお見逃しなく。


以下、ネタバレです 結末に触れているので鑑賞後にご覧ください↓

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テーマ : 映画
ジャンル : 映画

2012-03-09 : 映画感想 : コメント : 12 : トラックバック : 1
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祝・2巻発売!フルカラーでズボラ川柳「花のズボラ飯」28話(雑誌掲載時30話)レビュー

本日3月8日は、グルメ漫画「花のズボラ飯」2巻の発売日です!

久住昌之
945円
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<いままでのレビューはこちら>

いや~よかった。
ブログやメディアに取り上げられ、「このマンガがすごい!」の1位に選出され、話題沸騰のこの作品。
2巻目が比較的早いスパンで発売されて本当に嬉しく思います。


本日は2巻に収録されている、原作者久住昌之さんもイチオシの一遍をご紹介します(画像は「エレガンスイブ」11月号から)。
なんと初のフルカラーです。


それは夏の終わりの暑い日。
相変わらず主人公・花は独り言をつぶやきます。

花のズボラ飯30ー1

のっけから「残暑キビしすぎ良太郎」とダジャレをかます主人公・花。
読者をふるいにかけるのはいつものことです。

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2012-03-08 : 花のズボラ飯 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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期待を裏切らない物語「戦火の馬」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は戦火の馬です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:スピルバーグ監督の超・優等生的物語


あらすじ


父・テッドは競売で見かけた1匹の馬に惚れ込み、大金を払って買う。
馬は息子・アルバートによりジョーイと名付けられた。
しかしジョーイは農耕馬ではなく、サラブレッドだった。
当然農地を開拓できないと思われていたが、アルバートの行動もあり、ジョーイは一家の支えとなっていく。

そして第一次世界大戦がはじまる。
ジョーイは戦地へと送られそうになり、アルバートは反対するが・・・




世界一有名な映画監督、スティーヴン・スピルバーグの最新作です。

想像はしていましたが、内容はベッタベタでした
シンプルでわかりやすい物語はスピルバーグの真骨頂。
子どもに読み聞かせる童話のような安定感です。

馬のジョーイは戦場でさまざまな人間と出会います。
善良な者、馬を労働力としてしか見ていない者、ジョーイを愛して離そうとはしない者などー
一匹の馬に対する多種多様な人間模様を描いていくのです。


正直言って、ストーリーには食い足りなさも残ります。
この物語はあくまで馬が主人公で、その旅路で人々のドラマが展開するというものです。
つぎつぎと繰り返されるそれは、長編の映画をみているというよりも、短編物語の連続といった印象なのです。
*似た映画に最前線物語があります(馬ではなく人間が主人公)。

2時間20分超と上映時間が長い割には、1つの映画作品としてのダイナミズムを感じにくく思えました。

それは馬の旅路の終点が定まっていないことにも起因しています。
戦場に振り回される馬の姿を描いているので仕方がないことなのですが、ゴールが見えないのはフラストレーションがたまりがちです。

展開もしかるべきところに、しかるべきシーンが配置されているという印象で、予定調和な印象も否めません。
優等生的なその物語に、ひねくれた自分はどこか冷めた目で見てしまったことも事実です。
ファンタジーよりな物語(少々ご都合主義的と言ってもよい)に拒否反応を覚える方もいるでしょう。


でもこれらの不満も、よく言えば堅実な話運びなのですから、大きな欠点にはなっていません。

物語にはシリアス成分が多めですが、前半にはクスクス笑えるシーンもあるし、個性豊かな登場人物のおかげで飽きることはありません。
激しい戦闘シーンはありますが、血の一滴も出ないのでお子様にも安心です。
誰でも水準以上に楽しめるでしょう。


もうひとつ野暮な不満点をあげるのなら、今作は全登場人物がイングリッシュを話すのにはかなり違和感がありました。
ドイツ兵が英語を喋りまくっています。

いやそんな映画はごまんとあるし、普段ならそんなに気にしないのですが、今作には英国兵がドイツ兵に向かって「英語がうまいな」って言うシーンがあるので・・。

いわば「全編英語吹き替え版」なんです。
これはアメリカ人が字幕を嫌う傾向にあることにもよるのですが、「イングロリアス・バスターズ」みたいにことばの壁による面白さを見せてもよかったのではないかな、とも思います。

ドイツ兵の兄が弟に対して「マイケル」と呼ぶシーンで、字幕が「ミヒャエル」になっているのもどうかと。
michielの英語読みは「マイケル」、ドイツ語読みは「ミヒャエル」なので正しいと言えば正しいのですけどね。


原作はマイケル・モーパーゴによる小説です。

マイケル モーパーゴ
1365円
評価平均:
powered by yasuikamo
馬と若者たちの深い「絆」
小学校高学年から読める、戦争と平和を考えさせられる動物物語…。
観てください

舞台版にスピルバーグがほれ込み、映画化が決定したそうです。
映画を観てみると、確かに舞台映えしそうなシーンがいくつもありました。


この映画の長所は画作りが素晴らしいこと。
スピルバーグ監督らしい、クレーン撮影をふんだんにつかったそれは非常に効果的です。
どのシーンを切り取ってもポストカードにできそうな美しさです。

また、中盤にはめちゃくちゃかわいい少女が登場するので、北欧美少女が観たい方にもおすすめです(ひどいシメ)

以下、ネタバレです 結末に触れまくっています↓

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2012-03-06 : 映画感想 : コメント : 2 : トラックバック : 1
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原点回帰ホラー「スクリーム4」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

DVDで観た「スクリーム4: ネクスト・ジェネレーション」の感想です。

ネーヴ・キャンベル
3618円
評価平均:
powered by yasuikamo
ホラー映画作りも難しい時代になりました


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:11年経っても変わってねえ(いい意味で)


あらすじ


マスク姿の連続殺人鬼による惨殺事件から、10年が経過しようとしていた。

事件の生き残こりのシドニー(ネーブ・キャンベル)は、それを契機に作家となり、成功を収めていた。
故郷のウッズボローへ帰った彼女は、保安官のデューイ(デヴィッド・アークエット)やゲイル(コートニー・コックス)らと再会する。

そこで新たに女子高生2人が殺されてしまう。
これは10年前の殺人の模倣なのか?





はいもうすげー面白かったです

まずこの「スクリーム」というシリーズの特徴をおさらいしています。

①登場人物が一人一人死んでいくホラー映画です
②最後には意外な犯人が判明します
ホラー映画へのおちょくりが満載

③が超重要でして、ホラー映画ファンにはたまらないものなのです。

例えば登場人物が「一人で出かけると必ず殺される」「最初にでてくる女は必ず殺される」「2階に逃げるのってバカだよね」とか、ホラー映画の死亡フラグや「あるある」を語ってくれるのです。

11年ぶりのこの新作でもそれは同様。
時代の流れと共に登場人物も成長し(前作のキャラは同じ役者さんが演じている)、作中ではツイッターやスマートフォンやSNSが登場していますが、シリーズの根本は変わっていません。

それどころかそれを逆手にとって(?)インターネット文化へもちょびっと批判が込められているのです。


映画そのものも、あえて「常套手段」を外した展開となっているので驚きがあります。
それでも一部は十分展開が読めるんだけど、開幕5分の展開はずっこけそうになるくらい読めなかった
つーかそれは反則だろ!


そんな皮肉&刺激的な展開が満載なので、今作は結構笑える作品に仕上がっています。
他のホラー作品の批判、死亡フラグに怯える登場人物、「意外な犯人」の動機が名探偵コナン以上にひどいなど、見どころは満載です。

今までのシリーズを観ていたほうが楽しめますが、特に知らなくても問題はありません。
新規の方も友だちと一緒に観たら楽しいんじゃないかと思います。かなりオススメのホラーです。

以下、作中のシーンがちょっとネタバレ↓真犯人や殺されるシーンなどは書いてません

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テーマ : 映画
ジャンル : 映画

2012-03-04 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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映画を愛した人へ「ヒューゴの不思議な発明」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はヒューゴの不思議な発明(原題:HUGO)です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:映画ファンのためのセミ・ファンタジー


あらすじ


主人公の少年・ヒューゴは駅にある巨大な時計の中で暮らしていた。
彼は盗みを働きつつ時計の時間の管理をしていたが、おもちゃ屋の店主に捕まってしまう。
店主は彼から一冊の本を奪う。そこにはヒューゴが大切にしている、からくり人形のスケッチがあった。





タクシードライバー」「シャッター アイランド」のマーティン・スコセッシ監督の最新作です。

まずはじめに重要なことをひとつ。
それは、この映画は「ハリー・ポッター」のような魔法や怪物が出てくるようなファンタジー映画とは全く異なることです。

この作品は「ファンタジー映画」として宣伝されており、予告編の冒頭でも「巨匠が送る、初の3Dファンタジー」と謳われています。

しかし、実際の映画の主題は人間ドラマです
演出上や、作中に登場するアイテムにはファンタジックな表現はありますが、ストーリーそのものには一般的なファンタジー要素は皆無と言っても過言ではありません。
人生の辛苦を味わってきた、大人向けの仕上がりになっているのです。

では何故この作品が「ファンタジー」として扱われているのでしょうか。
それは、ある実在の有名人の人生を彩ることにあると思うのです。

その人物は映画の歴史に深く関わっています(名前を出してしまうと、ネタバレになってしまうので後に書きます)。
観る前は映画の誕生の歴史を知っているとより楽しめるでしょう。
以下のリンクなどを参考にしてみるのもよいかと思われます。
<映画誕生の歴史><世界映画史>

つまりこの作品は、映画を愛した人、その歴史をよく知っている人にこそ響く映画なのです。


しかし、前述のようなファンタジーを期待して、「思っていた映画と違う!」と感じる人も多いと思います。
少なくとも、不思議な冒険譚が観たいであろうお子さまには退屈であるでしょう。

映画は「明るく楽しい内容が観たい」「荒唐無稽なアクションが観たい」など、作品が持つ特徴を観る人が知り、選び、その要求に応えてくれるものだと思っています。
しかしこの宣伝では「ファンタジー映画」を期待して観に来ている人を、悪い意味で裏切っているようにも思えるのです。


邦題にも違和感があります。
主人公の少年は「不思議な発明」なんてことはしていないのですから。

ちなみにこの邦題はブライアン・セルズニックによる原作小説からのものです。

ブライアン セルズニック
1000円
評価平均:
powered by yasuikamo

*英題もしっかりと「The Invention of Hugo Cabret」となっています。

映画の原題は「HUGO」と主人公の名前のみ。
おそらく映画版は先入観を抱かせないために「HUGO」という名前だけにしたのだと思います。
そのままではぱっとしないタイトルのため、日本では原作のものをあてたのでしょう。

宣伝や邦題のおかげで誤解を生んでしまうのは、やや残念に感じます。


この映画でうれしいのは、映画や芸術を愛する人へのメッセージが込められていて、ラストにはそのカタルシスを存分に感じられることです。

登場人物のちょっとしたエピソードで、その人となりがわかるのも面白い。
ヒューマン・ドラマとして隙のないつくりになっているのです。


この映画は「スーパー8」のような、古き良き映画に思いを馳せることもテーマにあるのだと思います。
4月からも「アーティスト」というサイレント映画が公開されていますし、最近は懐古的な映画作品が増えつつあるのかもしれません。
ヒューゴの不思議な鍵や、アーティストがアカデミー賞を受賞したのは、こうした描写が、映画を愛する人たちのの琴線に触れたことにもあるのでしょう。


普通のファンタジーとは異なる、という意味で↑の一言感想には「セミ・ファンタジー」と書きました(勝手に作った造語です)。

この作品は、実在の人物を、時には史実にどおりに、時には脚色して表現します。
それを「巨大な時計」「からくり人形(自動人形)」「ハート型の鍵」などのアイテムが存在する映画の舞台を通じて描くことは、これも一種のファンタジーであるのです。


また、「主人公が父親を亡くしている」「『鍵』というアイテムが重要になる」という点で、本作は「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」に似ています。
見比べてみても面白いでしょう。


自分は2Dで観たのですが、それでも美しい映画の舞台を存分に楽しむことができました。
*監督の意向からすれば3Dの意味は存分にあるので、3Dを絶賛する意見も参考にして選んでみてください。

大人のみでの鑑賞をオススメします。

以下、ネタバレです 結末に触れていますので鑑賞後にご覧ください↓

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テーマ : 映画
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2012-03-02 : 映画感想 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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剛力彩芽のゴリ押しっぷり
真のレゴムービーの日本版予告編


<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

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