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生き抜く強さ「おおかみこどもの雨と雪」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はおおかみこどもの雨と雪です。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:気になることは多いけど、それ以上に素敵な「母子」の物語


あらすじ


女子大生の「花」は大学で知り合った男に恋をする。
しばらくして、彼は自分が「おおかみおとこ」であったことを明かす。

2人は結ばれ、ほどなくして「雨」と「雪」という子どもが産まれるが、子どもたちもまた、おおかみと人間の血を引き継ぐ「おおかみこども」だった。





サマーウォーズ」「時をかける少女」の細田守監督最新作です。

これは面白い!
作品の魅力はアニメーションならではの画の面白さ、生き生きとした登場人物の描写です。

今作は「母と子」の物語。
それも子どもが生まれ、そして少年少女へと成長するまでの姿が描かれているのです。

細田監督のいままでの作品と同じように、本作には悪役はほとんど登場しません。
本作で主人公たちが立ち向かうのは、「生きぬくこと」という困難です。

それは、
「おおかみこども」であるが故に、世間にバレずにいなければならないことだったり。
経済的な問題だったり、
人間関係だったりします。

こうした日常の描写の中に、たくさんの登場人物の思いや、決意がみてとれます。
「おおかみこども」に関する描写はファンタジーですが、それ以外は現実にもあるもので、世の親御さんにはきっと思うことのある描写だと思います。

母として、子どもを育てることの大変さを描き、その愛おしさと、母が絶え間ないほどの愛情を注いでいることが伝わってくるのは、本作の最も優れた点でしょう。

大野百花さん演じる「雪」をはじめ、それ以外の登場人物も可愛くって仕方がない。
個人的には菅原文太が演じたおじいちゃんが一番キュートでした。


音楽がこれまたよかった!

高木正勝
2350円
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アン・サリー 高木正勝
990円
powered by yasuikamo

参考→高木正勝 - YouTube

躍動感あるシーンでの高揚感はかなりのもの。
エンドロールで流れる歌の歌詞は、本作の内容に即したものでした。
是非その歌詞に、思いを馳せてみてほしいです。


ビジュアルと演出が素晴らしい反面、気になることも多かったです。

それは主人公・花の描写。
普通に考えて大学生のまま子どもを生むことは、その後の人生を考えれば無謀なことであるし、そうなるに至ったまでの説得力は薄く感じます。

母親としても、世間一般的に考えれば、共感できないところもあります。

こうなったのは、あくまで登場人物たちの心情や、生活を描きたかったからからだと思います。
しかし、背景をあまり描写せずに、多くの人が気になるであろうことを、おざなりにしていると感じたのも事実。

メインの描写がとてもいいのに、あれはなぜなんだろう?どうしてそうするんだろう?と、「ひっかかり」ができてしまうのはもったいないと思います。


こういった欠点も含めて、今までの細田監督作品よりは好き嫌いは分かれると思います。
それでも、優れたアニメーション作品として是非おすすめします。

物語の起伏は薄めで、重い展開も多く、ベッドシーンに近い展開もあり、作品のテーマも含めて少し大人向けです。
登場人物が可愛いので子どもにも楽しめると思いますが、大人にこそ観て欲しい作品であると思います。

以下、ネタバレです 結末に触れています↓ はじめに気になることをあげているので、この映画が好きな人は要注意

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2012-07-22 : 映画感想 : コメント : 41 : トラックバック : 3
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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