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悪役でも、いいさ。「シュガーラッシュ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はシュガー・ラッシュ(原題:Wreck-It Ralph)です。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:きっと、ゲームのキャラが愛おしくなる


あらすじ


ラルフはレトロゲーム「フィックス・イット・フェリックス」の悪役として30年以上もビルを壊し続けていた。
ラルフはそんな生活に嫌気がさし、みんなから愛されるヒーローになりたいと願うようになる。

そんなとき、彼は最新シューティングゲーム「ヒーローズデューティ」でヒーローのメダルを入手できることを知る。
違うゲームの世界に飛び込んだラルフだが、さらにレースゲーム「シュガーラッシュ」の世界に迷い込んでしまう。
そこで出会った女の子・ヴァネロペもまた、ラルフと同じように夢を見続けていた。




これは面白い!オススメです!
娯楽映画としてとっても手堅いつくりに感服しました。

本作で描かれているのは、ゲームセンターの中のゲームの中の世界、そしてそのキャラクターの大冒険です。
ゲームセンターのお客が帰ったあとに、ゲームのキャラクターが「みんな!もう自由に動いてもいいわよ!」と言うのは、さながら子どもたちが寝ているあいだに動き出すおもちゃを描いた「トイ・ストーリー」のようです。

そして作中では「クッパ」「ドクター・エッグマン」「ザンギエフ」「Dance Dance Revolutionのダンサー」といった有名なゲームキャラクターたちがたくさん登場します。
マニアックな小ネタがたくさんあるのも、ゲームファンにとって嬉しいことでしょう。

トイ・ストーリーがかつて(今も)おもちゃが大好きだった人にとって嬉しい描写がたくさんあったように、この映画もTVゲームが好きな人にとって「あのキャラクターがこんなことをしているなんて!」と、ファンタジーならではの楽しさを感じることができるのです。


最近のこうしたアニメ作品には大人向けのメッセージが込められていることが多いのですが、本作はその点もぬかりはありません。
シュガー・ラッシュで示される大人向けのメッセージとは「仕事」のことでしょう。

主人公・ラルフはゲームの悪役で、「この仕事は好きじゃない」と言ったり、悪役の会で「悪役を辞めたい」と言ったり、さらに人間関係や住まいに不満を抱えています。

ザンギエフやクッパ<「悪役の会」で悩みを言うラルフ

これが仕事に悩む大人そのものの姿に思えるのです。
そして映画では、こうした仕事に悩む大人たちを励ましてくれます。
それだけでこの作品が大好きになってしまうのです。

もうひとつテーマにあるのは「友情」という普遍的なもの。
これには大人も子どもも感動できるでしょう。


個人的にはヒロイン2人の魅力にやられました。

ヴァネロペカルホーン軍曹<メインヒロインの2人

「ヴァネロペ」はちっちゃくも活発、そして毒舌家で寂しがり屋な女の子。
吹き替えの諸星すみれさんもキュートすぎです。

「カルホーン軍曹」は悲しい過去のトラウマを、ゲームの敵「サイ・バグ」への復讐心に変えた女性。
田村聖子さんの声も含めて格好よすぎる!


音楽も素晴らしかったです。

Soundtrack
1013円
powered by yasuikamo

レトロゲームらしいピコピコ音だけでなく、最新のゲームらしいテクノミュージックも盛り込まれていました。

AKB48の挿入歌も予想以上によかったです。
日本だけの差し替えかと思ったら、全世界共通なのですね。
<シュガー・ラッシュ AKB48ミュージッククリップ - YouTube>
<「シュガー・ラッシュ」アウル・シティー PV映像 - Youtube>

また、海外ではこんなビジュアルブックも売っているようです。

Maggie Malone
3370円
powered by yasuikamo

<こちら>をみるととっても出来がよさそうなので、ぜひ日本語版も発売してほしいです。


ちなみに作中のゲームをタイトルした邦題とは違い、原題は「Wreck-it Ralph」という主人公の名を冠したもの。
意味は「ぶっ壊せ、ラルフ!」で、作中に登場するオリジナルゲーム「Fix-It Felix」と対になっているのです。

「Fix-It Felix」の見た目は「クレイジークライマー」を思わせます(ゲーム内容は違いますが)。
公式ページの<こちら>実際に遊ぶことができるので、映画を観たあとにぜひプレイしてみてください。


とにかくゲームを知らなくても知っていても楽しめる本作は、大人からお子様まで安心してオススメできます。
もっとゲームファンへのサービスがほしかったとか、終盤の展開が腑に落ちないとか気になる点は無くはないですが、それ以外はパーフェクトといえる完成度です。
3Dで観たいと思わせるシーンはそれほどなかったので、今作は2Dでも十分でしょう。

同時上映の「紙ひこうき」、エンドロールも含めて、幸せな時間を過ごすことができました。
ぜひぜひ、劇場で堪能してください。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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テーマ : 映画
ジャンル : 映画

2013-03-24 : 映画感想 : コメント : 20 : トラックバック : 1
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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