ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

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映画よりも目立っちゃう?映画のキャッチコピーベスト10&ワースト10

映画のキャッチコピーを見るのが大好きです。

キャッチコピーはときには映画の内容を端的に表し、ときには映画の深いテーマまでも表し、映画を観たいと思わせてくれる力があります。
一方「全米が泣いた」「初登場NO1」など量産された上につまらないキャッチコピーもたくさんあります。

本日は個人的に秀逸と思った映画のキャッチコピーベスト10&ひどいと思ったキャッチコピーワースト10をご紹介します。


*注意事項
・個人的に勝手に選んだランキングです。好きな映画のキャッチコピーがワーストにあったらごめんなさい
・ワーストでは「~を超えた」「最高傑作!」みたいなキャッチコピー(というか宣伝文句)は選定してません。たとえば「ジャッキーコーガン」の「セブン、ファイトクラブを超えた」など。
・なるべくキャッチコピーが記載されたポスター(大きめ)を載せていますが、見つからない場合はamazonの画像(小さめ)を使っています

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テーマ : 映画レビュー
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2013-04-29 : いろいろコラム : コメント : 7 : トラックバック : 0
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まだ若いものには譲らない 映画「ラストスタンド」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はラストスタンドです。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:超B級じゃないっすか


あらすじ


シュワちゃんと仲間たちが逃走中の麻薬王に立ち向かう話。




グッド・バッド・ウィアード」「悪魔を見た」のキム・ジウン監督最新作にして、往年の大アクションスターアーノルド・シュワルツェネッガーの主演復帰作です。

シュワちゃんももう御年65歳。
作中で「年かな」という自虐ネタを披露するほど、かつての骨肉隆々な肉体はさすがに衰えを見せています。

ラストスタンド自虐ネタ<「年かな(OLD)」と言うシュワちゃん

正直この映画でシュワちゃんの体を見たときは、「ずいぶん(見た目が)小っちゃくなっちゃったなあ・・・」と少しショックでした。
作中「すげえ筋肉だな?鍛えてんのか?」と問われるシーンがあるのですが、一切その腕の筋肉が見えることはありません。たぶん、その長袖の下の腕にはかつての丸太のような太さはないのでしょう。

しかし、この映画では「かつて都会での仕事に嫌気がさして、平和な田舎町に勤める保安官」という役をシュワちゃんに当てはめているので、違和感がありません。
さらにシュワちゃんが年をとったことを自虐するだけでなく、ちゃんと「老い」ということをドラマに焦点を当てているのです。
これはかつてシュワちゃんの映画に慣れ親しんだ人ほど、感慨深い描写でしょう。


さて本作は、その大スターを主演に迎えたとは思えないほどのコッテコテのB級アクション映画になっています。

ストーリーは↑のあらすじどおりシンプル極まりないですし、劇中では頭の悪そうな銃撃戦が盛りだくさん。
さらにはR15+指定も納得のグロ描写もありと、序盤にシックでシリアスな展開があるとはいえ、この手の「なーんにも考えずに観れる」アクション映画が大好きな人にはごほうびみたいな内容になっています。

大体「軍隊まで持っている麻薬王一味を、数人の素人たちが迎え撃つ」という設定が素敵ですよ。
さらにシュワちゃんを含めその迎え撃つキャラたちもB級感が丸出しです。以下に紹介してみます。

レイ シュワちゃん<レイ・オーウェンズ(シュワちゃん):腕利きで街を愛する保安官

サラ・トーランス(ラストスタンド)<サラ・トーランス(ジェイミー・アレクサンダー):メンバーの紅一点の保安官

フランク ラストスタンド<フランク(ロドリゴ・サントロ):サラの元カレ。泥酔して投獄されている

ジェリー ラストスタンド<ジェリー(ザック・ギルフォード):都会に憧れる若き保安官

フィギー ラストスタンド<フィギー(ルイス・ガスマン):ギャグ要員。ふとっちょ☆カウボーイではありません。

ディカンス ラストスタンド<ディカンス(ジョニー・ノックスビル):ギャグ要員。武器博物館を月1回3時間だけ開いている

うん、シュワちゃん以外弱そう
このキャラの誰が生き残り、活躍するのか?そんなところにワクワクすれば幸せになれると思います。

難点は、このメンバーとFBIの面々との描写が交互に展開するために序盤がややもたつくこと、敵の魅力が薄いことでしょうか。
やっぱりシュワちゃんにはTー1000くらいにマジで強そうな敵と戦って欲しいところ。
いくら年老いているからって、あんな貧相な敵相手じゃあシュワちゃんが圧勝するところは目に見えていますwいいけど。

ちなみに本作は、残念ながらアメリカで大コケでした。
日本でも同時期にアクション大作「アイアンマン3」「藁の楯」が公開されているのでかなり不安です。
藁の楯とは犯罪者を護送するという設定が盛大にかぶっちゃってるし・・・。

さらに主演復帰作が控えているシュワちゃんのためにも、是非ともヒットして欲しいところです。
終盤のバカみたいな銃撃戦、シボレー同士のカーチェイス、そしてシュワちゃんの(ちょっともっさりしているけど)アクションなど魅力が満載な本作は、古きよき「西部劇」が好きな人に大プッシュでオススメします。

あ、そうそう。キャッチコピーに「武器ナシ、応援ナシ、あるのは4人の仲間と奇策のみ!」とありますが、これはウソで実際は武器はありまくりです。策も大したもんじゃないし。
是非、おもちゃのように殺戮兵器を使うキャラ達を観て楽しんでください。

ちなみに本編中、麻薬王役のエドゥアルド・ノリエガ興奮しすぎて「くそったれアーノルド」と本名を叫ぶシーンがあるそうです。
自分は聞き逃していたのですが、これから観る人はそのシーンを探してみてください。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2013-04-28 : 映画感想 : コメント : 5 : トラックバック : 0
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イカれているのは誰?「アイアンマン3」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はアイアンマン3です。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:敵弱くない?(見た目が)


あらすじ


「アベンジャーズ」の戦いから1年。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニーJr)は眠れないでいた。
そして世界ではテロリストのマンダリン(ベン・キングズレー)が暗躍しはじめていた。
トニーは自宅をマンダリンに崩壊させられ、窮地に追いやられるのだが・・




アベンジャーズ」以来のマーベル・ヒーロー「アイアンマン」が活躍するアクション映画です。

コミック本「アイアンマン:エクストリミス」を原案としています。

ウォーレン・エリス
2604円
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実は本作の劇場公開は日本が最速です。
これはアベンジャーズの公開が日本が一番遅かったことからのサービスなのでしょう。

本作は「さらば、アイアンマン」というキャッチコピーにあるとおり、3作品の中ではもっとも「完結編」を匂わせています。
それが果たして本当なのかは映画を観て確認していただくとして、前2作を上回る、アベンジャーズに負けないほどのド派手な戦闘シーンは映画館でこそ映えるものです。

物語は気の利いた台詞あり、伏線ありで楽しく仕上がっています。
展開はヒーローものの定石を守りながらも、アイアンマンならではのアイディアも盛りだくさん。
男の子心をくすぐるヒーローは、やっぱりかっちょいいです。

さらには新しいトニーの相棒や、今までに見たことのない新型のアイアンマンも登場し、とにかくサービス精神が旺盛なのです。


しかし、大満足かといえばそうでもありません。
本作の大弱点は敵の魅力がなさすぎることです。

今までの敵キャラはガッチガチの「機械」系で、アイアンマンと「鉄と鉄」のぶつかり合いが見れたのですが、今回はそうではないのです。
戦闘がド派手な分だけ、敵が小さいものに見えてしまうのはもったいないと思います。


また、本作のテーマにあるのは「依存」です。
今回のトニー・スタークは不眠症にかかっており、ときおり神経症と思われる発作も繰り返します。

さらには恋人のペッパー・ポッツにも「あなたはアイアンスーツに依存している」と言われ、トニーも「僕はニューヨークのあの件(アベンジャーズでの戦いのこと)以来イカれている」と答えています。
自らをイカれていると言うトニーがどういった成長と選択をするのか。そこが見所になっています。


3D吹き替え版で観たのですが、これもよかったです。
3Dの効果はそこそこなのでお好きなほうを選べばよいとも思いますが、スカイダイビングのシーンなどは上手く使われています。
吹き替えはちゃんとプロの声優を使っているので問題ありません。

そしてエンドロール後には恒例の素敵なオチが待っているので、エンドロールが始まっても席を立たないようにしてくださいね(めっちゃエンドロール長いけど)。
予備知識なしでも楽しめますが、「1」「2」「アベンジャーズ」を観ておくとより楽しめますよ。

ちなみに本作の監督は「キスキス バンバン」のシェーン・ブラック
次回作はハリウッド版「デスノート」のようなので、色んな意味で期待しています。

↓以下、結末も含めてネタばれです 鑑賞後にご覧下さい。「1」のラストシーンのネタバレもあります。 めっちゃ長いです。

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2013-04-27 : 映画感想 : コメント : 40 : トラックバック : 0
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マサオくん大出世「映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は映画クレヨンしんちゃん バカうまっ! B級グルメサバイバル!!です。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:あー焼きそば食いてー!


あらすじ


テレビで宣伝されていた「健さんの焼きそば」を食べに行きたいしんのすけは、風間くん、ネネちゃん、マサオくん、ボーちゃんの「かすかべ防衛隊」メンバーとともに「B級グルメカーニバル」に出発する。
しかしB級グルメカーニバルは「A級グルメ機構」という集団に乗っ取られていた。彼らは世にあるB級グルメを廃絶しようと企んでいたのだ。
焼きそば職人の健さんは、この事態を解決するために恋人の紅子に伝説のソースを持ってくるように頼む。
しかし紅子のもとには刺客たちが迫っており、紅子はしんのすけたちに伝説のソースを渡す。
果たしてしんのすけたちは、無事にソースを届けることができるのか?




毎年公開されている劇場版「クレヨンしんちゃん」の第21作目です。

子ども向けの体裁をしているこのシリーズですが、「嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」は大人も泣ける傑作として語られており、映画ファンにとっても無視をできないシリーズになっていました。
しかしその「大人も楽しめる」印象もすっかり下火になり、大人が唸るような面白い作品は生まれないでいました。
「オトナ帝国」「戦国大合戦」が好きな人の中には、もうそれほどの作品は今後現れないでいると諦めている方も多いのではないでしょうか。

しかし、この「バカうまっ! B級グルメサバイバル!!」はシリーズ久々の快作です
本作には映画版クレヨンしんちゃんの面白さがギッチリと詰まっているのです。


映画版のクレヨンしんちゃん(以下クレしん)で自分が最も好きな要素は、クレしんでないとできない設定がまかりとおることです。
「オトナ帝国」は昔を懐かしがる組織が大人を子どもに戻そうとし、「暗黒タマタマ大追跡」ではオカマキャラと行動を共にする渋めの逃避行が描かれたりします。
こんな破天荒でありえそうな設定は、クレしんでしかなしえないでしょう。
本作も「A級グルメしか食べない組織がB級グルメをこの世から無くそうとする」というバカバカしい設定なのです。

しかし本作はそのタイトルと設定通り、B級グルメにとてつもない愛情を込めている作品です。
この設定でしかなしえない、B級グルメを愛する人こそ感動できるシーンが、本作にはあります。
自分は「めしばな刑事タチバナ」や「花のズボラ飯」などのB級グルメを描いた作品が大好きなので、嬉しくって仕方がありません。
きっと観たあとは、焼きそばを食べたくて仕方がなくなるはずです。

そして本作はシリーズでもっとも「かすかべ防衛隊」が活躍する作品です。
キャラクターの個性もしっかり描かれており、特にマサオくんの描写が大好きでたまりませんでした。

そしてシリーズのファンとして嬉しかったのが、過去のシリーズを踏襲したような展開が数多くあったことです。
これこそクレしんと言える冒険と、大人にしかわからないギャグ、そして粋な台詞がたっぷりあります。
これはかつてクレしん映画を楽しんだ方には嬉しい要素なのではないでしょうか。
本作はきっと、映画版クレしんが好きな人が作ったのだと、映画を観て思いました。


ただトータルでは、かつての作品に比べると少しパワーダウンを感じます。
ギャグはかなり笑えるのだけど「暗黒タマタマ」の破壊力には及ばず、アクションも描かれるけど「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」の迫力には及ばない印象です。
やはりあのプリミティブな面白さは、早すぎるほどのテンポと突き抜けたほどの展開があってこそ。
本作はややおとなしめで、もどかしさも感じるのです。


しかし、これはぜひ家族でご覧になって、ケラケラと笑っていただきたい作品です。
本作は「オトナ帝国」のような感動路線ではなく、「栄光のヤキニクロード」のようにかなりギャグよりの作品なのですが、それでも作中2回ほどウルッときてしまった場面がありました。
これは巧みに伏線が仕込まれた脚本の成果でしょう。

個人的に注目して欲しいのは台詞の数々。
特にしんのすけが道中に出会うお相撲さんへ言う台詞は、大人こそが面白いと感じるはずです。
そんなオトナへの視線を忘れないクレしん映画が、自分は大好きです。

以下、結末も含めて展開が全てネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓過去作品と似たシーンについても書いています。

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2013-04-23 : 映画感想 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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憎悪の向かう先 映画「偽りなき者」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

遅ればせながら偽りなき者(原題:JAGTEN)(英題:The Hunt)を劇場で観ました。

偽りなき者ーHUNT


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:下手なホラー映画より怖い・・・


あらすじ


幼稚園教諭のルーカス(マッツ・ミケルセン)は失職と妻との別れもを経験するも、穏やかな日常を過ごしていた。
しかし、幼稚園の女の子・クララの作り話により、ルーカスは彼女に性的虐待をしたと疑いをかけられてしまう。
ルーカスは身の潔白を説明しようとするが誰にも話を聞いてもらえず、クララの父であり親友であるテオにも軽蔑の眼差しを向けられるようになる。
そんな中、ルーカスの息子のマルクスは父を必死にかばおうとするのだが・・・




光のほうへ」のトマス・ヴィンターベア監督最新作です。

原題と英題が示しているのは「狩り」。
そのタイトルのとおり、まるで狩られるかのように孤立していく主人公の姿を描く映画でした。


本作はデンマーク産の映画で、話されているのもデンマーク語(一部英語もあり)です。
デンマークという国の特色として、手厚い医療や教育などのサービスが行き届いていることがあります(資金は高額な税金によるものなのですが)。
その「世界一幸せ」と称される国の一区画で「子どもが大人に性的虐待をされた」という事実は、人々にとっては憎むべき、廃絶すべき対象でしょう。

事実、デンマークでは1997年に男性の幼稚園教諭が幼稚園児に性的虐待をして逮捕されたという事件が発生しています。
その後、デンマークでは幼児教育に携わる男の先生が、非常に少なくなったそうです。

おぞましい事件が発生すれば、大人たちはそれをコミュニティから除外し、蔑み、二度とこんな事件が起こらないようにする・・・それは確かに致し方のない、当然のことだと思います。


しかし、この映画の主人公は(しいて言えば幼い子どもの「女心」に気を配れなかった落ち度はありますが)全くの無実なのです。
彼に対する仕打ちはとても理不尽で、恐ろしいものでした。
肉体的にも精神的にも主人公が追い詰められているのを観るのは、とても辛いものがありました。

この映画で恐ろしかったのは、大人が子どもの嘘を信じる過程です。
嘘をついた女の子の証言には変なところもあるし、女の子自身も大変なことになっていることに気づき嘘を告白したりもします。
しかし、それでも大人は女の子のことばをとことん信じようとするのです。

それは「性的虐待」というタブーに触れる、とても具体的に言いにくい出来事であることも原因です。
そして、母親が女の子に「優しいことば」をかけてあげるシーンに、自分はゾッとしました。
これを言ってしまえば、もう真実の訴えは母親に届かないのではないかと、絶望的な気分になったのです。

さらに悪いことに、デンマークには「子どもと酔っ払いは嘘をつかない」ということわざまであるのです(いや、子どもは嘘をつきまくるよとツッコミたいのですが)。
無垢なる存在の子どもが嘘をついたことに、この物語の最大の悲劇があります。


この映画は「それでもボクはやってない」にも通ずる冤罪の恐ろしさを描いており、登場人物の心情を丹念に描いた人間ドラマが紡がれています。
本作には「それでもボク~」のような法廷サスペンスの描写はありませんが、その分「感情」に重きを置いています。
いかに疑いをかけられ、変質者のレッテルを貼られようとも、決して屈しない主人公の姿には、きっと心を揺さぶられるでしょう。

また、加害者と被害者の立場を逆にした「トガニ 幼き瞳の告発」のような作品でもあります。
トガニがR18+指定だったように、本作もR15+のレーティングがつけられていますが、本作もぜひ若い世代にも観てほしい作品です。

本作は性的虐待への問題提起だけでなく、子どもへの教育のあり方を間接的に教えてくれます。

以下は結末が思い切りネタバレしています↓ 未見の方は読まないでください
本作を観ている人は非常に少ないとは思いますが、ラストシーンについてはどうしても書きたかったので。

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2013-04-22 : 旧作映画紹介 : コメント : 7 : トラックバック : 0
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目的までの道 映画「リンカーン」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はリンカーンです。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:することは工作でも、達成することは偉大


あらすじ


南北戦争の開戦から4年が経過し、戦争は北部の勝利で終わりをむかえようとしていた。
そのさなか、リンカーン大統領(ダニエル・デイ=ルイス)は奴隷解放に関する合衆国憲法第十三条の修正案を早急に批准しようとしていた。
修正案が可決されなければ、戦争が終了しても一部の奴隷が解放されないままになってしまうのだ。
しかし、自らが所属する共和党の票すべてを集めても、成立させるにはあと20票足りなかった。
リンカーンは敵対する民主党から票を集めようと「工作」をする。




世界で最も有名な監督スティーヴン・スピルバーグによる、世界で最も偉大だと称される大統領エイブラハム・リンカーンを描いた作品です。
ドリス・カーンズ・グッドウィンによる伝記本が原作となっています。

ドリス・カーンズ・グッドウィン
980円
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近頃、「リンカーン/秘密の書」「声をかくす人」など、リンカーンを題材とした映画が数多く作られています。
この作品はその中では最も直球勝負で、リンカーンという人物そのものを描いていると言えるでしょう。


主演は名優ダニエル・デイ=ルイス
本作で「ギャング・オブ・ニューヨーク」「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」に続き、3度目のアカデミー主演男優賞受賞となりました。
見た目からそっくりであるし、その表情、演技までもが本物のリンカーン大統領そのものとしか思える風格でした(リンカーン本人の映像が残されているわけではないので、似ているかどうかはわかりませんが)。
理路整然と自らの主張を通し、時には小気味良いジョークを飛ばす、リンカーンのことが大好きになりました。

忘れてはいけないのが、こちらも大御所であるトミー・リー・ジョーンズ
彼が演じるのはリンカーンと同じ共和党に属するも、「(奴隷解放の)急進派」の人間で、少しだけリンカーンと衝突する人間です。
気の難しい人間ではありますが、奥には熱いものを持っている役に、ジョーンズはぴったりでした。ていうかツンデレっぽくてカワイイ。

もともとスピルバーグ監督はダニエルとジョーンズの出演ありきで制作を決行しており、彼らがオファーを受けなかったら作品が生まれることはなかったそうです。
両者とも作品にいなければならない存在だったと、映画を観終わってより感じることができました。


さて本作は伝記映画のように見えますが、重きが置かれているのは「政治」。
作品が描いているのはリンカーンの人生の極々一部です。

リンカーンの人生や偉業の「常識」にあたる部分の描写はあえて省かれているように思えます。
たとえば、有名な「人民の人民による人民のための政治」という宣言は、映画の中ではすでに終わっている出来事なのです。
そのことには新しいリンカーンの姿、そして知られることがなかった出来事を観てほしいという、願いが込められているのでしょう。

そのためか、本作は観る前にリンカーンや当時の時代背景を知っておいたほうがよい映画になっています。
予備知識がないと置いてけぼりになってしまうかもしれませんので、以下にまとめてみました。



南北戦争
当時、アメリカの南部では奴隷制がまかり通っており、黒人たちは金で売買され、不当な仕打ちを受けていました。
北部の人間は奴隷制度を認めておらず、南部の人間は奴隷制を存続させるべきだと主張して連合国をつくり、両者の対立が激しくなった末にこの戦争が起こったのです。
ほかにも戦争が起こった理由は様々なものがあります。
参考→<南北戦争の起こった理由>

奴隷解放宣言
リンカーン自身の南北戦争の目的は、アメリカの分裂を防ぎ、アメリカという国を守ることです。
奴隷解放宣言は北部の勝利をもたらすための、いわば起爆剤であり、政治的戦略です。
これにより、北部は世界中の人たちからの支持を集め、南部は孤立をして行ったのです。
参考→<リンカーンはなぜ南北戦争中に奴隷解放宣言を出したのでしょうか? >

共和党
「黒人奴隷反対派」の党であり、リンカーンもこれに属しています。

民主党
「黒人奴隷賛成派」の党です。
『民主』党とは名ばかりで、リンカーンはこれに反対するかのように『民主主義』を貫き通します。

ロビイスト
「裏で政治を回す」人々のことです。
リンカーンは民主党の表を得るため、彼らに「工作」を頼みます。

アメリカ合衆国憲法修正第13条(特に重要)
今回の映画で焦点が当たっているのは、奴隷解放に関係しているアメリカ合衆国憲法第13条の修正案を批准するまでの出来事です。
すでに奴隷解放宣言はなされていたのですが、それは戦争に勝つまでの即時的なものと見込まれており、一部の州では奴隷が解放されていなかったのです。
南北戦争が終わるまでに、リンカーンはなんとしてでもこの第13条を提出し、奴隷解放を成立させたいと願っていました。

ほかにも映画が始まる前に、スピルバーグ監督が「日本のみなさんへ向けた時代背景の説明」をしてくれます。
内容は簡単なもので、
アメリカが分裂の危機をむかえていたこと、
1865年1月の出来事であること、
当時は300万人の黒人奴隷がいたこと、
戦争とともに奴隷解放を行わなければならなかったことでした。



リンカーンにとって頭を悩ませるのが、
①『敵』である民主党が南部との和平交渉を望んでいること
②修正案を批准するためには民主党の票が必要だということ
です。

①は聞こえは良いですが、修正案が批准されることなく戦争が終われば、奴隷も解放されないままになってしまいます。
②においては、リンカーンは大統領とは思えないほどの、ちょっとイヤらしい「工作」でそれを成し遂げようとします。これについてはぜひ映画を観て確認して欲しいです。


この映画で感じたのは、リンカーン大統領の「したたかさ」そして「揺るぎない信念」でした。

そもそもの奴隷解放宣言も「戦争を勝利に導くための戦略」であるし、票を集める方法は「がめつい」という印象さえありました。
そしてリンカーンは周りらの強い反発を買いながらも、修正案を批准しようとするのです。
そのリーダーたる姿は、きっと観る人を圧倒するでしょう。


リンカーンになじみのない日本人には敷居の高い作品ですし、万人向けとは言い難いです。
少なくとも、「リンカーンのことを知ってもらいたい」という理由で子どもに見せるのはおすすめしません。前知識が全くないと、とっつきづらい作品なのですから。
「映画は娯楽」と思っている自分は、この「勉強をしておいたほうがよい」ということに息苦しさを覚えてしまいます。

脇役となる登場人物が多い上に、そのだいたいが白いヒゲをはやしたおじさまなため、誰が誰やら把握が大変です。
公式ページの人物紹介を参照(←リンク先の「キャラクター」をクリック)しておくことをおすすめします。

修正案の批准に焦点が当たっているあまり、リンカーンの妻や、親と子の関係は少し中途半端な印象も受けました。
観るのに集中を要するうえ、上映時間も2時間30分と長いため、気楽に観れるものではないでしょう。


しかし、新しいリンカーンの物語を知りたい方には、ぜひおすすめしたい映画です。
この作品は平たく言えばお偉いさんがずっと政治のことについてしゃべっている内容です(リンカーンは自分の信念についても語ります)。
それなのに、ふだん政治に全く興味のない自分でも、全く退屈せずに観ることができました。

これこそ、スピルバーグ監督の手腕のたまものと言えるでしょう。
この作品では、美しい画作り、細部まで練られた台詞、そして役者の名演に至るまで、映画ならではの面白さが詰まっているのです。


余談ですが、本棚の奥から引っ張り出して読んだ「学習漫画 世界の伝記」がすごく面白かったです。

かたおか 徹治
945円
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冗談抜きで、お子様だけでなく、大人もこれで予習するのもアリだと思います。
このシリーズの「ヘレン・ケラー」「ベーブ・ルース」は今読んでも色あせない傑作です。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2013-04-20 : 映画感想 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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愚者の末路 映画「キャビン」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

遅れましたが、映画キャビン(←公式ページにはネタバレしかないので観る前はクリックしちゃだめ!)(原題:The Cabin in the Woods)の感想です。

キャビンポスター


個人的お気に入り度:9/10

一言感想:アホや・・・ほんまアホやでこの映画


あらすじ


山小屋に行った大学生5人が次々に殺される、とってもありふれたホラーです(半分ウソ)




大好きです!

もうこのバカッ。アホッ。なんてくだらない映画なんだ!(褒めことば)

とりあえず、まだ観ていない人にはこれだけ言えます。

①B級スプラッターホラー映画が大好きな人は観に行け
②ホラー映画の「あるある」もふんだんなので、たくさん観ているとより楽しい

ということ。
作中には「13日の金曜日」「悪魔のいけにえ」「死霊のはらわた」っぽいシーンがあるのです。
もうこれだけでニヤニヤが止まりません。

事前情報はそれだけで十分。
これはネタバレ厳禁な映画なのです。

そして注意しなければいけないのは、日本版の予告編がネタバレしすぎであること。
自分は残念ながら劇場で予告を観てしまったので、記憶を消してから観たかったです(それでも楽しかったけど)。
キャッチコピーの「あなたの想像力なんて、たかが知れている」は好きなんですが、予告編で想像しえない範囲も見えちゃっているので台無しです。

あとバカな映画とは書きましたが、意外なテーマ性もあったりします。
まあそれよりも展開がアレなので、テーマなぞ刺身のツマみたいなもんです。

興味を持ったのであれば、あとは上映劇場一覧を確認して観に行けばそれでOKです。

悪趣味なグロ描写はふんだんであるし、好き嫌いの分かれる作品ではありますが、上記の①と②の条件にあてはまるのならば最高に楽しい時間を過ごせるでしょう。
もう終わってしまった劇場もありますが、近くで上映していたらぜひ!
以上

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以下、オチまで含めて盛大にネタバレです。 本当に面白い映画なので絶対に未見の方は読まないでください↓

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2013-04-18 : 旧作映画紹介 : コメント : 5 : トラックバック : 1
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世界の終わりを見よう 映画「ピクニック PiCNiC」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

少し前に岩井俊二監督作品の「ヴァンパイア」を紹介したので、本日は同監督の、同時期にブルーレイで[完全版]が発売された映画「PiCNiC」(制作:1996)をご紹介します。

チャラ
2928円
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個人的お気に入り度:7/10

一言感想:いろんな意味でエグい・・・


あらすじ


精神病院に、双子の妹を殺した少女・ココ(CHARA)がやってくる。
患者のツムジ(浅野忠信)とサトル(橋爪浩一)は、ココとともに塀を渡って「世界の終わり」を見に行くのだが・・・




いやあ・・はじめて観たけどこれはすごい。
日本映画とは思えないほどの独特の空気・世界観が構築されています。

本作は実はR15+指定で、描写はなかなか過激です。
性的なシーン、観ていてトラウマになりかねない気持ち悪いシーンがばっちり出ています。

しかも舞台は精神病院で、物語は聖書の黙示録に記された「世界の終わりを見に行く」という病んだもの。
さらに主人公たちがするのは、「塀の上だけしか歩いちゃだめなんだよ」という子どもの遊びのような行動です。

ピクニック 冒険へ<塀の上を渡っていざ冒険へ

これらは人によっては嫌悪感を覚える描写ですが、ハマる人にはハマります。
設定と独特の画づくりのおかげで、日本が舞台ではないファンタジー映画を観ているようです。

風景、特に青空の美しさも忘れることができません。
CHARAが青空をバックに疾走するシーンなどの美しさだけで、自分はこの映画が好きになってしまうのです。

ピクニック 駆ける<カメラはCHARAを追いかけます

「作中に登場する浅野忠信が若いから」など理由は何でもいいので、一度は観てみることをおすすめします。
上映時間は短いですが、すさまじいインパクトを残す作品ですよ。

以下、もう少しだけ見所がネタバレです↓ 核心部分のネタバレはありませんが、未見の方は要注意

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2013-04-16 : 旧作映画紹介 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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ことばの海 映画版「舟を編む」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は舟を編むです。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:きっと、辞書が読みたくなる


あらすじ


編集者の荒木(小林薫)は定年退職を迎えるため、新しい辞書「大渡海」の編さんを担う人材を探す。
荒木が目をつけたのは馬締光也(松田龍平)。
彼は名前通り「まじめ」で、職場の営業部では変人扱いされていたが、ことばに対しては並外れた感性を持っていたのだ。
同僚の西岡(オダギリジョー)、契約社員の佐々木(伊佐山ひろ子)、監修者の松本先生(加藤剛)とともに作業にはげむ馬締は、下宿先にした女性・林香具矢(宮崎あおい)に恋してしまう。




三浦しをんのベストセラーを原作とした映画です。

三浦 しをん
1575円
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監督は「川の底からこんにちは」「ハラがコレなんで」の石井裕也です。
石井監督の作風は人の持つ「おかしみ」を描くものなので、変人を絵に書いたような主人公が出てくる本作の映像化にはぴったりだったのではないでしょうか。

映画版では、主人公の馬締の性格が少しだけ原作と違います
辞書編さんに没頭する「まじめ」なところは同じですが、原作ではかなり饒舌で、変な勘違いをしてしまうも、わりと言いたいことをささっと言ってしまうようなキャラクターでした。

しかし映画版の馬締は、人としゃべることを苦手としており、言葉数も多くありません。
賛否ありそうな変更点ですが、原作以上にまじめで不器用な性格が伝わってきたので、自分は気に入りました。

さらには細部の描写や、登場人物の行動も原作からちょっとずつ変わっています。
驚いたのが、原作からよくなったと思える変更点が多かったことです(主観ですが)。

その最たるものは作中の恋文のエピソードでしょう。
不器用な男を演じる松田龍平と、何をやっても愛らしい宮﨑あおいのカップルによる掛け合いにはニヤニヤさせてもらいました。

出演者も総じて魅力的で、自分は主演2人と、チャラ男・西岡を演じたオダギリジョーが大好きでした。
原作と変わりなくテキトーで頭の悪そうなキャラではありますが、心の底では熱いものを持っている役柄にぴったりでした。


思えばこの作品は、すごく映像化がしにくいものだと思います。
舞台となる場所も登場人物も少ないと来ればやりやすいように思えますが、辞書編さんの仕事を描き、「ことば」を扱うこの物語は、小説という媒体でないと難しいと思う方もいると思います。

しかしこの映画はしっかりとその課題をクリアーしています。
なぜなら、映像でしか描けない「面白さ」がキチンとあるからです。
それは小説で描かれた印象そのままのセットだったり、役者の表情だったりします。

これには原作が好きだった方にも、納得できるのではないでしょうか。
さらに映画と小説はお互いがお互いを補うような薀蓄やエピソードがふんだんなのです。


残念だったのは、原作から削られてしまったり、「さわり」しか描かれない要素があることです。
原作では、西岡が馬締に嫉妬を覚えたり、女性社員・岸辺の恋愛が描かれるなど、馬締以外も主人公のひとりのように細やかに描かれています。
映画だけではわからないことが多いのは、少し不親切に感じます。

しかしそれは塩ひとつまみほどの不満でしかありません。
堅実に作られた、とても面白い日本映画です。

自分は観た回はご年配の方が多かったのですが、ぜひ若い世代にも観て欲しい作品です。
本作で描かれる「仕事」には、若者に向けられたメッセージがあるからです。


一番残念なのが、本作がフィクションであり、作中に登場する辞書「大渡海」が読めないことでしょうか。
これを観たあとは、「大渡海」を読みたくなることはほぼ間違いないでしょう。

作品に触れたあとに、「大渡海」でなくとも、ぜひ辞書をめくってみることをおすすめします。
自分は、そこにあるたくさんの語釈にどれだけの労力がかけられているか、想像してみる楽しさを知ることができました。
これだけで、感謝以上のことばがみつかりません。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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テーマ : 映画
ジャンル : 映画

2013-04-14 : 映画感想 : コメント : 4 : トラックバック : 1
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変態な女の子に脅迫されて殴られる漫画「悪の華」レビュー+アニメ版感想

人というのは多かれ少なかれ変態性を持っていて、それをひた隠すことによって日常生活を送ることができます。
その変態性がおおっぴらになればどうなるか・・・それはもう恐怖でしかありません。

本日は、そんな変態性が同じく変態な女の子にばれちゃった少年の苦悩を描いた漫画「悪(旧字体)の華」を紹介します。

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まあ、表紙がすごいよね
女の子にいきなり「クソムシが」と言われる表紙。確実に読者をふるいにわけています。

しかも2巻の表紙はこうです。

<変態なんかじゃ・・ない

レジに持って行きにくいだろ(買ったけど)。

そして中身も、その表紙のイメージと違わぬ変態っぷりでした。

↓以下ちょっとキツい絵があるので注意。映画で言えばPG12指定くらいの気持ちでご覧ください

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ジャンル : アニメ・コミック

2013-04-12 : いろいろコラム : コメント : 1 : トラックバック : 0
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怒りの理由 映画「ジャンゴ 繋がれざるもの」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

上映時期が地域格差ありまくりだったジャンゴ 繋がれざる者をやっとこさ観ました。

ジャンゴー


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:会話しているだけですげー面白い


あらすじ


南北戦争の2年前、旅の歯医者キング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)は奴隷として捕らえられていた黒人ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)を救う。
シュルツはある兄弟を探すことを手伝ってほしいことを告げ、ジャンゴは奴隷商人に捕らえられた妻ブルームヒルダ(ケーリー・ワシントン)を救い出したいと言う。
2人はやがて大農場を経営する極悪人カルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)と出会う。シュルツとジャンゴは、無事にキャンディからブルームヒルダを救い出せるのか。




毎回独創的な作品を世に送り出すクエンティン・タランティーノ(以下タラ)監督最新作です。
いやー観るのが遅くて悔しかったのですが、とにかく面白いこと面白いこと。
齢50になるタラ監督ですが、その手腕は全く衰えを見せません。

タラ作品の特徴を知らない方に言うと、とにかく無駄とも思えるくらいに会話が多いこと。しかも実際に話に関係ないマジで無駄な話も多いのです。
そう言うとつまんないと思われるかもしれませんが、人によってはわりとその通りです。肌に合わない方もいるでしょう。

でもこの「ジャンゴ」は別格です。
会話は無駄ではなく、しっかりとラストのカタルシスにつなげています。いや無駄なのもあるけど(悪党どもが頭に被っている袋の穴を気にするくだりとか)(それはそれで好きだし)。

そしてすごいのは会話劇に張りつめられた緊張感です。
憎たらしい言動をする敵に対して主人公が怒りをかみ殺し、いつ攻撃をするのか、はたまたしないのかがわからない、そんな1秒先の出来事が読めない面白さがあるのです。

そんな会話ばかりのため、本作の上映時間は2時間45分にもなりました。
でも観終わってみるとそこまで長さを感じません。
役者も素晴らしくて、特にディカプリオは最高でした。あのヤニ臭そうな歯を見せる笑い方は本物の極悪人にしか見えません。

音楽のセンスもたまらない!

Soundtrack
1083円
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個人的にはテーマ曲と、リック・ロスによる楽曲「100基の黒い棺」にシビレました。
<DJANGO UNCHAINED - MAIN THEME - Django - YouTube>
<Django Unchained OST - Track 12 - RICK ROSS - 100 BLACK COFFINS - YouTube>

また、西部劇のオマージュがあって、西部劇ファンにもたまらないものです。
たとえば主人公の名前「DJANGO」は「続・荒野の用心棒」の原題と同じだったりします。

フランコ・ネロ
3047円
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ちなみに「続」というタイトルはついていますが、実は「荒野の用心棒」とは関係のない作品です。邦題詐欺ですね。
「ジャンゴ 繋がれざるもの」は元ネタのこの作品に、きっちりとリスペクトを捧げています。

ほかにも元ネタの一つである「マンディンゴ」を観ているとより楽しめるでしょう。
参考→<タランティーノ『ジャンゴ~』の前に『マンディンゴ』  : シネマ・クチュール>
マンディゴとは作中にも登場する格闘用に仕立てられた黒人奴隷のこと。この作品を知っておくとより彼らの置かれた状況がより鮮明になると思います。

R15+指定だけあってバイオレンス描写は盛りだくさんであるし、独特のケレン味は好き嫌いが分かれるでしょう。

しかし、映画らしい面白さを堪能できる本作はかなりのおすすめです。
4月6日から上映がはじまった地域の方はぜひ劇場へ。3月1日から上映がはじまった地域の方は終了しないまでにお早めに。

思えばタラ監督ってすごく幸せな人ですよね。
好きな映画を作って好き放題やって、それが固定ファンを生み出して世界的に大ヒットって、すごくうらやましいと思います。
そんな楽しそうに映画を撮り、オタク魂全開なタラ監督をもっと追いかけたくなりました。

以下、短いですが思い切りネタバレ 未見の方はお控えください↓

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2013-04-09 : 旧作映画紹介 : コメント : 9 : トラックバック : 0
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映画本編より面白い?映画予告編ベスト10&ワースト10

お待たせしました。ブログで投票をしていただいた「映画予告編ベスト10&ワースト10」を発表します!

動画にしましたのでこちらでご覧ください
*「ベスト」の「ピックアップ」の2つ目の予告編(5:20くらいから)だけ音が大きいのでご注意を。すみません。



コメントを打ちたい方はこちらで




↓以下は結果発表&予告編のリンクです。
なるべく動画をご覧になってからどうぞ

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2013-04-07 : いろいろコラム : コメント : 4 : トラックバック : 0
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ブロンドの美女を愛して 映画「ヒッチコック」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はヒッチコックです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:もうちょっと突っ込んでほしかった


あらすじ


史上最高の映画監督と評されていたアルフレッド・ヒッチコック(アンソニー・ホプキンス)は、次回作に実在の殺人鬼をモデルにした小説「サイコ」を映画化することを決める。
だが奇抜かつ過激な内容のために出資会社や映倫は制作に難色を示す。
数々の困難に見舞われたうえ、ヒッチコックは妻アルマ(ヘレン・ミレン)が知り合いの脚本家ウィットフィールド・クック(ダニー・ヒューストン)と仲良くしていることに嫉妬するようになる。




「サスペンスの神様」と呼ばれるアルフレッド・ヒッチコック監督を描いた伝記映画です。
スティーヴン・レベロによるノンフィクション本「ヒッチコック&メイキング・オブ・サイコ」が原作となっています。

本のタイトルに「メイキング・オブ・サイコ」と書かれているとおり、映画でピックアップされているのはヒッチコックの人生ではなく、代表作の「サイコ」です。

アンソニー・パーキンス
1373円
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古典的な名作サスペンスである「サイコ」の制作過程が知れることが、映画ファンには最も嬉しいことでしょう。


映画を観て思ったのが製作過程の危うさです。
「サイコ」の公開当時にはヒッチコックは御年60歳を超えており、すでに「北北西に進路を取れ」「めまい」などの成功で巨匠と謳われていたので、資金繰りなんて簡単だろうと勝手に思っていたのですが、全然そんなことはなかったです。

「サイコ」は制作時に「女性の裸が映るのはダメ」「トイレなんか映すんじゃねーよバータレ」「マザコンで変態の殺人鬼が出てくるとかアホか」とさんざん言われる(表現は誇張しています)のですが、ヒッチコックはかたくなに自分の意思を曲げずに制作を続けます。

この「一歩間違えれば日の目を見なかったのではないか」と思えるハラハラさが(結果はわかりきっているけど)面白く、映画の中のヒッチコックを応援してしまうという魅力があるのです。


ただ一本の映画作品としては物足りなさを覚えます。

そのひとつが「サイコ」の制作過程そのものが意外とサラっと描かれることです。
映画で焦点が当たっているのは、ヒッチコックとその妻・アルマの描写になっており、「映画撮影の舞台裏を見る」という面白さがあまり感じられないのです。
サイコのWikipedia(←サイコのあらすじが結末まで含めて全てネタバレしているので注意)を見ると面白そうなトリビアがほかもあるのに、映画ではごく一部でしか描かれないのは残念でした。

アルマと仲の良い脚本家が不倫(というほどのものでもないけど)のような関係になる過程は脚本に気が利いていて十分楽しめるのですが、「それよりももっと映画のほうが知りたい」と思う人も多いと思います。

もうひとつの難点は、ヒッチコック作品を知らないと十分に映画が楽しめないことです。
作中ではヒッチコック作品にまつわる役者や、作品への言及がたくさんあるのです。

大筋の物語は作品を知らなくても楽しめますが、「サイコ」を観ていないとおいてけぼり感があると思います。
できれば「サイコ」だけでなく、「北北西に進路を取れ」「めまい」「」、そして「ヒッチコック劇場」を知っておくとよいでしょう。

9349円
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これはTVで放送されていた1回30分程度のミステリー番組で、ヒッチコック自身が番組の最初にストーリーテラーとして解説をしてくれるというものです。
この番組を知っていた方には、もうニヤニヤが止まらないシーンがあります。

しかし、予備知識がないと十分に楽しめないというのはやはり短所です。
同じく実在の映画監督を描いた「エド・ウッド」は作品を全く知らなくても楽しめる作品だったので、もう少し描き方があったのではないか、と思うのです。


よかったのはやはり主演の二人。
なにせアンソニー・ホプキンスヘレン・ミレンという大ベテランの演技合戦が観れるのです。
ホプキンスは特殊メイクもバッチリで偏屈な映画監督にしか見えませんし(ヒッチコック本人には似ていないそうですが)、ミレンは夫へのことばや表情ひとつひとつがその関係性を示しているようで面白いです。
ミレン様は大胆な水着姿を惜しげもなく披露するので、熟女ファンも必見でしょう。

ちなみに「サイコ」の殺人鬼のモデルであり、劇中にも登場するエド・ゲイン (←猟奇的な内容なので閲覧注意)は、ホプキンスが出演した「羊たちの沈黙」に登場する皮をはぐ殺人鬼バッファロー・ビルのモデルでもあります。

まとめると、
①「サイコ」を観ておいたほうがより楽しめる
②主演二人の夫婦のやりとりに興味がないと確実に肩すかし
ということです。

積極的にはおすすめしませんが、映画マニアやヒッチコックの映画を愛した人にはたまらない内容でしょう。
そうであるなら、粋なラストも含めて十二分に楽しめると思います。

エンドロール後にもワンカットあるので、お見逃しなく。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2013-04-06 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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子どもがわかるわけがない!アニメ「星のカービィ」の映画パロディ集

4月5日(金)に映画「ヒッチコック」が公開されます。

この映画で描かれるアルフレッド・ヒッチコック監督の代表作はご存知「サイコ」。
サスペンスの元祖であり名作として知られ、後の映画にも多大な影響を与えています。
特に作中の「シャワーシーン」は超・有名で、「メル・ブルックス/新サイコ」などのパロディ作品をも生み出しました。

そして、日本でも「サイコ」をパロッた作品がありました。

その媒体はアニメ。しかも朝7時半から放送されていた(表向きには)子ども向けのものです。
本日はアニメ版「星のカービィ」の映画パロディをご紹介します。

大本眞基子
3990円
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任天堂のゲームキャラクターとして知られる「カービィ」ですが、アニメ版も2001~2003年に放送されていました。
この作品は大人をターゲットにしたとしか思えない政治ネタ・社会風刺ネタがあり、「日本版サウスパーク」や「深夜31時半アニメ」などと言われていました。
参考→アニメカービィとは (アニメカービィとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

まあなんていうか・・・こんな↑かわいいキャラクターが主人公のアニメに「サイコ」のパロディがあるなんて信じられませんよね。
でもあるんだからしょうがない。早速パロディをご覧いただきましょう。


*以下は有名作品の有名シーンがネタバレしているので注意


その1:サイコ(アルフレッド・ヒッチコック監督)


以下画像で比較。
もちろんパロるのはシャワーシーンです。

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2013-04-03 : いろいろコラム : コメント : 4 : トラックバック : 0
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岩井俊二監督、健在 映画「ヴァンパイア(2011)」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

本日は3月20日にDVDが発売された映画ヴァンパイアをご紹介します。

ケヴィン・ゼガーズ
4529円
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個人的お気に入り度:6/10

一言感想:岩井俊二監督らしくないけど、らしい


あらすじ


高校教師のサイモン(ケヴィン・ゼガーズ)は、アルツハイマー病の母親(アマンダ・プラマー)と一緒に暮らしていた。
ある日彼はネット上で自殺願望のある「ゼリーフィッシュ」(ケイシャ・キャッスル=ヒューズ)という女性と出会い、一緒に死のうと言う。
実は、彼は自殺の幇助をしたう上に、その血を飲む連続殺人鬼だったのだ。

彼は生徒のミナ(蒼井優)や、集団自殺をしようとしていた「レディバード」(アデレイド・クレメンス)ともふれあうのだが・・・




岩井俊二監督による「花とアリス」以来およそ8年ぶりとなる長編映画です。

本作は監督の初の海外映画にして、すべてカナダでロケーションが行われた作品。当然ながら全編英語です。
日本とはスタッフも環境も違うので、日本で撮られた作品とはまた違った作品になるんだろうな、と予想していました。
それは半分当たっていて、半分はずれていました。

これはファンにとっては「ああ、岩井俊二監督だなあ」と思える作品になっています。
映像のつくり、音楽のリズム、少し「病んでいる」物語などなど、監督ならではの世界観は健在です。

しかし、個人的には岩井監督の従来の作品にあった魅力をあまり感じられませんでした。
ことばでは上手く言えませんが、なんとなく血が通っていない(本当に「血を抜く」映画であるし)、無機質な印象を受けるのです。
映像面においても、はっとするような映像の美しさを感じるシーンが少なく、物足りなさを感じます。

本作はPGー12指定ですが、これは甘すぎると思います。
そもそも「主人公が自殺幇助をする」というインモラルな物語であるし、作中では女性への暴行シーンが直接的に描かれています。
岩井監督の作風は中高生あたりの若い世代に好まれていることは承知の上ですが、これを思春期のころに観てしまうといろいろこじれてしまうような・・・・「リリイ・シュシュのすべて」はその最たるものですしね。

映画としてはひどく地味であるし、岩井俊二監督作品を知らないのであればとうていおすすめできるものではありません
物語もとても病んでいる「鬱映画」なので、心が落ち着いているときでないと日常生活に支障をきたしてしまいそうです。

それでも単純な娯楽でも勧善懲悪でもない、静謐な空気を感じられる映画を観たい方におすすめします。
キャストもなかなか豪華で、監督の常連である蒼井優もさすがと言うべき存在感です。

久々の岩井俊二イズムを堪能したい方は、ぜひレンタル店へ。
DVDには日本語音声がないのでご注意を。

余談ですが、公式ブログの文章が「〇〇じゃ~」「してくだされ~」などと口調がふざけているのはどうかと・・・
映画の雰囲気壊しちゃダメだよね。

以下は作中のシーンがちょっとだけネタバレ↓ 核心部分は書いていませんが、予備知識なく観たい方は要注意

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2013-04-02 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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どうかしている2013年の映画限定エイプリルフールネタ一覧

今日はエイプリルフールですね。
この日はネット上にたくさんのネタが投下され、映画に関するネタも豊富です。

そんなわけで今日は映画限定のエイプリルフールネタをご紹介します。

↓以下画像と共にネタがネタバレしているので注意。
スクロールしてホームページの名前が見えたら、それ以上読まずに先にホームページの名をクリックしたほうが楽しめるかもしれません。
*リンク先のネタが見れるのは4月1日限定です

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2013-04-01 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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レビューサイト「Filmarks」の優れた点&ちょっと微妙なところ
剛力彩芽のゴリ押しっぷり
真のレゴムービーの日本版予告編

<2016年下半期>
『聲(こえ)の形』
『スーサイド・スクワッド』
『キング・オブ・エジプト』(吹き替え版)
『君の名は。』
『ゴーストバスターズ(2016)』
『シン・ゴジラ』
『ファインディング・ドリー』

<2016年上半期>
『葛城事件』
『TOO YOUNG TO DIE!』
『貞子 vs 伽椰子』
『ヒメアノ~ル』
『デッドプール』
『アイアムアヒーロー』
『ズートピア』
『クレしん ユメミーワールド』
『バットマン vs スーパーマン』
『ドラえもん 新・日本誕生』
『X-ミッション』
『オデッセイ』

<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』
『アメリカン・スナイパー』

<2014年下半期>
『ベイマックス』
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『MONSTERZ』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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