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個性という武器 「モンスターズ・ユニバーシティ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はモンスターズ・ユニバーシティです。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:子を持つ親にこそ観て欲しい!


あらすじ


マイクは幼いころに「怖がらせ屋」の会社「モンスターズ・インク」の仕事を見学し、怖がらせ屋になることを決意する。
晴れて怖がらせ屋の名門校「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学したマイクは人一倍努力を重ねるのだが、同じ学部のサリーは努力をせずとも皆に認められる存在だった。
対立するマイクとサリーは期末試験の際にとんでもない失敗をしてしまい、「怖がらせ学部」を追放されてしまう。
失意に沈むマイクだったが、彼はチラシで見た「怖がらせ大会」のことを思い出す。
マイクは大会で優勝した暁には、怖がらせ学部へ戻してくれるように学長に頼むのだが・・・




めちゃくちゃよかった!オススメです!
もう子どもならずとも大人も是非観てください。

本作は2001年に制作された傑作アニメ映画「モンスターズ・インク」の前日譚になっています。

ジョン・グッドマン
3669円
powered by yasuikamo

前作は完璧と言える素敵なラストで幕引きをしたので、それよりも前の時代を描くことは必然だったでしょう。
大好きだったキャラクターを12年の時を経て観ることができて、本当に嬉しく思います。

物語は完璧に独立しているので本作だけでも十分楽しめることができますし、これを観たあとは「インク」がまた観たくなるはずです。
その理由のひとつが、「マイク」と「サリー」が弱点も多い人物として描かれていることです。

マイクとサリー<マイク(左)とサリー(右)

マイクの性格は「インク」ではお調子者のエンターテイナーでしたが、本作では真面目な努力家になっています。
本質はそんなに変わっていませんが、行動力がありすぎて少々危なかっしいです。

サリーは「インク」ではかなり内気ながらも心優しいイイやつな印象でしたが、本作ではうぬぼれ屋で親の七光りなイヤなやつとして登場します。

彼らがどのように「インク」のような出来たオトナへと成長をしていくのか?そんなところも見所になっているのです。


そして素晴らしいのはその物語。
本作のテーマは「叶えたい夢」という普遍的なものですが、それをひとつの映画の中で描ききるのは難しいことでしょう。
下手をすれば「夢はいつかきっと叶う」という説得力のない、陳腐なものになってしまうかもしれません。

しかしこの「モンスターズ・ユニバーシティ」はそうではありません。
「夢」というものの厳しさをしっかりと描き、綺麗事で終わらせず、なおかつ子どもに伝えたいメッセージが内包されています

たとえば本作のマイクは「怖がらせ屋」に憧れて人一倍努力を重ねるのですが、人からは「怖くない」と言われ、そもそもの「才能」について否定をされるのです。
一方では才能だけで評価をされ続けたサリーの行動や、マイクの出した結論―それはきっと観る人の心の琴線に触れるはずです。


本作の舞台は大学なのですが、日本の大学とはちょっと違った趣が見れるのも面白いです。
日本の大学は「入るのが難しく、卒業するのは簡単」なイメージですが、本作の「怖がらせ学部」は「めちゃくちゃ卒業するのが大変」です。
他にもグループで行われるパーティや寮の相部屋など、文化の違いを観るということだけでも楽しめるでしょう。


難点は、前作にあったような奇想天外なアクションシーンの印象が薄く、子どもにとってはあまりワクワクしないように感じることでしょうか。
本作のキャラクター像の奥深さは子どもにはわからないでしょう。
細かな描写の意味に気づくことができ、子どもにそれを教えてあげられる大人にこそ観てほしい作品だと思います

だって作中に仕事に困って大学に入った社会人学生がいたり、進路について悩んでいたり、大学でハブられるグループがあったりするんだもの・・・そんな大人への視線を決して忘れないピクサー作品が自分は大好きです。

余談ですが、7月12日まで「チビっこマイクの先生は誰だ?キャンペーン」が行われています。
自分は「ヒント」の動画で誰かわかりました。
あのバラエティ番組で大活躍のあの人だよね。ぜひ皆さんも正解を考えてみてください。

柳原可奈子さんでした。

同時上映の「ブルーアンブレラ」も、可愛い傘のキャラクターが素敵な内容でした。

3Dが効果的だったシーンはあまりなかったので、本作は2Dで十分でしょう。
そしてエンドロール後にもおまけがあるので最後まで観ましょう!

以下は結末も含めて思い切りネタバレです。鑑賞後にご覧下さい↓

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2013-07-07 : 映画感想 : コメント : 9 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
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『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
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<2015年上半期>
『極道大戦争』
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『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
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<2014年下半期>
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『近キョリ恋愛』
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『複製された男』
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<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
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