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墓標の日付の意味 映画「LUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はLUPIN THE ⅢRD 次元大介の墓標です。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:こういうのが観たかった


あらすじ


ルパン三世と次元大介は東ドロア共和国で秘宝を奪うことに成功する。
しかし、逃げ先にはなぜか必ず警察が逃げ場所を知っているかのように迫っており、さらに凄腕の殺し屋・ヤエル奥崎に次元が撃たれてしまう。
ルパンと次元は事件の真相を追うのだが……




超おすすめします
これはもう、「最近の軟弱なルパン三世はルパン三世じゃない!ハードボイルドで格好いいルパンが観たい!」と思っている方は女房を質に入れてでも観るべきでしょう。

本作は深夜アニメとして放送されていた「峰不二子という女」の続編です。

栗田貫一
9980円
powered by yasuikamo

自分はこのシリーズは未見でしたが、峰不二子がルパンたちと出会う前の物語が描かれており、画も原作のルパン三世をフィーチャーした大人向けの内容なのだとか。
この作品でキャラクターデザイン・作画監督を務めた小池健は、本作では監督・演出・キャラクターデザイン・メカニックデザイン・作画監督までを担当しています。

「次元大介の墓標」の印象は、とにかく“かっこういい”のひと言につきます。
原作を意識した作画は精錬されており、敵に至るまでしっかりとキャラ造形がしてあり、終盤への伏線も充分。演出、脚本にまったくムダがありません
本作の上映時間は、合わせた50分少々(オープニングやエンドロールを除けば50分未満)なのですが、長編映画にひけを取らないほどの満足感がありました。

また、本作には「ルパンVS複製人間」へのリスペクトを十二分に感じました。

山田康雄
3240円
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「複製人間」と「次元大介の墓標」は画だけでなく、ルパンと次元の関係も似ています。
ふたりはちょっとドライに見えながらも、己の信条を持ち行動しているのです。

ルパン三世のファンにとって、「『カリオストロの城』は本当のルパンじゃない、複製人間がもっともルパンらしい」ということはよく語られているのですが、本作はそうしたファンの溜飲を下げてくれることは間違いありません。

……なのですが、本作の最大の難点は、現在新宿バルト9でしか上映しておらず、しかも2週間限定の公開ということです。
7月12日、19日から上映劇場が増えるのですが、これほどまでに優れている作品を観ることが叶わない状態になっているのはもったいないと言わざるを得ません。

また、本作のレーティングはPG12指定。
不二子ちゃんがかなりセクシーな感じになるので、お子様の鑑賞には注意したほうがよいでしょう。
このオトナ向けの描写も、古参のルパンファンに向けたものに思えてうれしくなります。

ほかの不満点は、背景にある国家の問題が台詞だけの描写に留まっていること、もっと長い時間観たいと思うことと、前・後篇の構成になっているため劇場で観ると少々テンポを削いでしまう印象があること。映画ならではのボリュームを感じにくいのは、やはり欠点なのかもしれません。

また、本作を観るときは、タイトルにもなっている次元大介の墓標に書かれている“日付”に注目してみることをおすすめします。
これには、とっても素敵な意味があるのです。

ルパン三世ファンにとっては大満足。そうではない一般の方も楽しめること間違いなし。
ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE」に感じていた物足りなさは、この作品が完全に払拭してくれました。
次元ファンにとって、かっこよさはもちろん、史上まれにみるくらい次元の素顔が見れる(いつもは帽子で目が隠れている)作品なので必見でしょう。

長らくルパンの短編ものは「死の翼アルバトロス」が最高傑作だと思っていましたが、本作はそれに匹敵します。これでいかに実写版『ルパン三世』が駄作だったとしてもダメージ少なくてすむぜ!
全国一律1300円という低料金で観ることができます。近くでやっていたらぜひ。
エンドロール後にもおまけがあるので、最後まで観ましょう!

以下、結末も含めて盛大にネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓ 今回は観ている人が少ないと思うのですが、ラスト付近の展開には触れざるを得ないので。

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2014-06-26 : 映画感想 : コメント : 5 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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