FC2ブログ
ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

銀河の負け犬たち 映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーです。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:ノリの軽さが史上最強


あらすじ


賞金稼ぎのピーター・クイル(クリス・プラット)は、廃墟と化した惑星で“オーブ”を入手するものの、ロナン(リー・ペイス)の刺客に強襲されてしまう。
クイルは何とか逃げ果せたものの、今度はガモーラ(ゾーイ・サルダナ)や、アライグマのロケット(声:ブラッドレイ・クーパー)と “木人”のグルート(声:ヴィン・ディーゼル)に追われる立場となってしまう。
彼らが行き着いた場所はなんと刑務所。
彼らは、囚人のドラックス・ザ・デストロイヤー(デビッド・バウティスタ)と協力し、脱獄を試みるのだが……




※いただいた意見からネタバレに追記しました。ありがとうございます(9/17)

スリザー」「SUPER/スーパー!」のジェームズ・ガン監督最新作にして、マーベルコミックスの同名のスーパーヒーローを題材と実写映画です。

本作の感想をかいつまむと
(1)キャラみんな立ちすぎ!
(2)ノリがめっちゃ軽い!
(3)音楽のセンスが最高!
(4)サービス精神満載!
というところに落ち着きます。それぞれについて見ていきましょう。


(1)キャラみんな立ちすぎ!

本作の主人公たちは、もともと正義のヒーローなんかじゃありません。
主人公は小銭目当ての賞金稼ぎだし、紅一点のガモーラは主人公の宝を横取りしようとするし、元囚人までいたりします。
性格はみんながみんなかな~り利己的で、欠点だらけ。はっきり言えば、主人公チームはダメ人間の集まりなのです。

でも、自分はこれこそがこの映画でいちばん好きなポイントです。
アメコミ映画の主人公は超人すぎていたり、環境が恵まれすぎていたり、はたまたうじうじ悩みすぎて感情移入しにくいことも少なくなかったのですが、本作のキャラクターたちはとっても親しみやすくて、あっという間に大好きになりました。

以下に5人の仲間を紹介してみます。

<ピーター・クイル:子どものころに宇宙人にさらわれて賞金稼ぎになった男

<ロケット:遺伝子操作で生まれたアライグマ。

<グルート:変な木の生物。「私はグルート」としかしゃべらない。

<ガモーラ :熟練の暗殺者。ネビュラという妹がいる。

<ドラックス・ザ・デストロイヤー:復讐に燃える囚人。

ね?個性的でしょ?
それぞれが異なる欠点を持っているのも含めて、何とも愛おしくなりました。

あ、あとアライグマはめっちゃかわいいです(予告で言われているような凶暴さはそれほどありません)。
性格は悪いけど見た目がモフモフで、意外と優しいところもあって……見た人すべてが萌えることができるステキなキャラになっていました。ほかのキャラもかわいいけど。


(2)ノリがめっちゃ軽い!

キャラクターがこんなやつらばっかりなので、そりゃあシリアスになるはずがありません(笑)。
基本的にドタバタ劇で、笑えるシーンが満載。展開もそのほとんどがいい意味でアホらしいものばかりで、小難しさはまったくないのです。

自分はこの映画の後に前日譚のコミック“プレリュード”を読んでみたのですが、こちらは映画に比べるとかなり真面目な作風であったので驚きました。
※収録されているロケットとグルートの話は映画に近いノリだよ!とコメントをいただきました。

ダン・アブネット&アンディ・ラニング
2160円
powered by yasuikamo

映画とは設定そのものが異なっていたり、キャラクターの内面がよりわかるエピソードも盛りだくさんなので、作品をより深く知りたい方にはぜひ読んでほしいですね。

底抜けに明るい作品になったことには賛否はあるかもしれませんが、自分は猛烈に“賛”。どこかほっとできるノリの軽さは、本作の長所です。
また、映画だけでもキャラクターが深刻な悩みを抱えていることがわかります。
表向きは明るい作品ながらも、隠し味にピリッと辛い人生の悲哀がある、といった塩梅。このさじ加減は見事でした。

ちなみにジェームズ・ガン監督とともに脚本を手がけたのは二コール・パールマンという女性の方で、原作コミックの大ファンであったそうです。


(3)音楽が最高!

本作では70年代の名曲の数々がこれでもかと使われています。

Original Soundtrack
733円
powered by yasuikamo

その曲は主人公が持ち歩いているウォークマンのカセットテープに入っているという設定。「エヴァンゲリオン」の主人公がカセットテープの音楽を“心のよりどころ”にしていたことを彷彿とさせますね。

ブルー・スウェードの「HOOKED ON A FEELING(ウガ・チャカ)」をはじめ、日本人でも聞いたことのあるノリのいい楽曲が目白押し。アラフォー世代のお父さんお母さんは感涙ものでしょう。

参考↓
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサントラがオヤジ泣かせ | コタク・ジャパン


(4)サービス精神満載!

もうアホかと思うほどアクションが満載、めまぐるしく舞台が変わり、ストーリーのは勢い任せのごり押しっぷりを見せつけます(これはこれで楽しめました)。
「溜めて」から爆発させるカタルシスのある展開も十分あるので、かなりの満足感がありました。


そうそう、本作のなによりの長所はアメコミ作品に詳しくなくてもまったく問題なく楽しめることだと思います。

キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」や「X-MEN: フューチャー&パスト」などはシリーズが複雑化しすぎて、どうにも“途中参加”がしにくい印象がありました。
しかし、本作は「アベンジャーズ」などの“マーベル・シネマティック・ユニバース”シリーズのひとつでありながらも、ほかの作品の知識を必要としません
キャラクターのほとんどは(映画では)初登場のキャラクターばかりですし、とくに難しいことを考えなくても物語を理解できるはず。
本国で大ヒットを遂げたのは、マニアックになりすぎていたアメコミ映画の敷居を低くしたおかげもあるのかもしれませんね(アライグマがかわいいので、女性も観に来るでしょうし)。


難点はテンポがよすぎるために、ちょっと登場人物や世界観の把握に頭が追いつかなくなってしまうことです。
以下の悪役のふたり“サノス”と“ロナン”の見た目は、頭に入れておいたほうがいいかもしれませんね。

<こっちが親玉の“サノス   <こっちが手下のロナン。

また、前述の通り展開のごり押しっぷりが否めない部分があり、意外性も少ないので、そこまで物語の出来がいいとは思えません。
話の弱さはキャラクターの溢れまくる魅力で存分にカバーできているので、大きな問題ではないのですけどね。


これはオススメです。
もう最初から最後まで楽しくってしかたがなかったので、個人的には最近のアメコミ映画でいちばんのお気に入りになりました。

ただただ「楽しかった〜」で終わるも良し、ちょっと切ない登場人物の心情を“プレリュード”で理解するも良し、観る人みんながそれぞれの見かたで楽しめる秀作です。

もちろん恒例のエンドロール後のおまけもありますよ。
親しみやすい作品ですが、このおまけだけはけっこうマニアックかも。子どもに「どういう意味?」と聞かれたお父さんは、ぜひその意味を教えてあげてください。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

続きを読む

スポンサーサイト



テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

2014-09-13 : 映画感想 : コメント : 15 : トラックバック : 0
Pagetop




ホーム

最新の記事

最近のおすすめ映画

sully ポスター
イーストウッド、真骨頂
こえのかたちぽすたー
生きてくれて、ありがとう
怒り映画ポスター
信じていいのか

広告(同じウィンドウで開きます)


Twitter...

反響のあったorおすすめ記事

<初めて来られた方へ(ブログの説明)>
<著者プロフィール>
こちらでも記事を執筆中↓
<ヒナタカ | シネマズ by 松竹>

ご連絡の際は、以下のメールアドレスまでお願いします(☆を@に変えてください)
hinataku64_ibook☆icloud.com

2015年ベスト映画20
2015年ワースト映画10

2014年映画ベスト20
2014年映画ワースト10

2013年映画ベスト20
2013年映画ワースト10

2012年 映画ベスト20
2012年 映画ワースト10

2011年 映画ベスト20
2011年 映画ワースト10

映画パロディAVタイトルベスト10
映画邦題ベスト10&ワースト10
Yahoo!映画のステマ評価ワースト5
レビューサイト「Filmarks」の優れた点&ちょっと微妙なところ
剛力彩芽のゴリ押しっぷり
真のレゴムービーの日本版予告編


<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

検索フォーム

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

08月 | 2014年09月 | 10月
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR