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まさに10代のヒーロー 『ミュータント・タートルズ(2014)』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はミュータント・タートルズ(2014)(原題:Teenage Mutant Ninja Turtles)です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:上映時間の短い『トランスフォーマー』


あらすじ


リポーターのエイプリル(ミーガン・フォックス)は、ある日、強盗集団・フット団に襲撃をした何者かの姿を目撃する。
その正体はミュータント・タートルズ。エイプリルは上司のヴァーン(ウィル・アーネット)を利用しつつ、彼らの正体を調べていくのだが……




信頼と実績のマイケル・ベイ制作にして、日本でも根強い人気を誇るアメリカン・コミック『ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ』の実写映画版です。
これまでにも1987年から放送されたテレビアニメ版、1990年公開の実写映画版(続編も2作品あり)、2007年公開(日本では劇場未公開)のフルCGアニメ版、さらには2012年から放送の新アニメ版などが制作されていました。



991円
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日本人になじみが深いのは、やはりアニメ版でしょう。
正義の味方なのに若干キモい(カメだし)外見、キモい外形に似あわない格好よさ、かなり茶目っ気がある性格のキャラなど、ほかのヒーローものにはない魅力に溢れた作品でした。

今回の2014年版はリブート作品となっており、これまでのミュータント・タートルズを知らなくてもまったく問題なく楽しめる内容となっています。
作品の舞台はスマートフォンがある現代に設定、そしてミュータントタートルズたちの(いままでとは違う)出生の秘密が公開され、そしてアクションも満載という盛だくさんな内容になっています。

アクションはとにかく物量で攻めるという感じで、終盤には軽く胃もたれしそうになるくらいの映像のジェットコースターになります。
とくに「雪崩」のアクションは、現実だったら20回くらい死んでいるよねとツッコミたくなるほどのメチャクチャ(褒め言葉)な展開が押し寄せます。さすがはマイケルさんだぜ。

それでいて上映時間が1時間41分と控えめなことも長所でしょう。
これでマイケル・ベイが監督だったら、中国の広告を入れまくって上映時間が2時間半を軽く超えますからね。
バカバカしいアクション満載×テンポのよい展開×サービス精神満載、というだけで大満足ができる内容になっていました。

また、ところどころで『バットマン』をはじめとしたアメコミ作品の小ネタやおちょくりが挟まれたりもします。
物語には『アメイジング・スパイダーマン』に似たところ(敵の目的や、下水道という舞台など)もありますし、いい意味でアメコミ娯楽作品らしい楽しい内容、悪い意味で目新しさはあまりない内容と言えるかもしれません。


さて、邦題は『ミュータント・タートルズ』であり、海外でも 『Ninja Turtles』や『TMNT』と省略されて呼ばれることの多いシリーズですが、原題は原作そのままの『Teenage Mutant Ninja Turtles』です。
「ティーンエイジャー(10代)で、ミュータント(突然変異種)で、忍者でしかもカメ」という盛りすぎな設定をタイトルに詰め込んでいるのですが、作中ではその設定すべてをちゃんと拾っているのがよかったです。

メインの4人はマジでティーエイジャー(15歳前後)で、その年相応の「未熟さ」を見せたりもします。
みんなの憧れのヒーローというわけではなく、タートルズたちは「年頃の無邪気でバカな少年たち」という印象なのです。
かつてのアニメで観たそのままのキャラクターたちそのままの性格(若干誇張もあり)が大活躍してくれるだけで、何ともうれしくなってしまうのでした。

以下にキャラクターを紹介してみます。

レオナルド
レオナルド
タートルズたちのリーダー格。
マスクの色:青
愛称:レオ
武器:二刀流での刀
性格:正義感が強く、仲間想い

ドナテロ
ドナテロ
マスクの色:紫
愛称:ドナ
武器:棒術
性格:ITオタクだけど、いざというときは目立ちがり

ミケランジェロ
マイキー
マスクの色:黄
愛称:マイキー
武器:ヌンチャク
性格お調子者のムードメイカー

ラファエロ
ラファエロ
マスクの色:赤
愛称:ラファ
武器:釵(サイ)
性格:短気で怒りっぽい

タートルズたちの見た目の違いは、マスクの色以外ではほとんどありません。
しかし、キャラが濃すぎるためにすぐに4人のことを覚えることができるでしょう。
やっぱりミュータント・タートルズはキャラの親しみやすさ、おもしろさがあっての作品であると再認識しました。


ちょっと残念だったのが、キャラの性格面はしっかり描かれていたものの、持っている武器の個性が生かされたバトルが少なかったこと。
あるのはマイケル印のド派手・無茶苦茶・後先考えないアホアホアクションばかりで、せっかくの二刀流や釵(サイ)を強調したバトルが少なく感じました。

また、観る前からわかっていたことではありますが、完全にストーリーは二の次な印象です(それでいいけど)。
リポーターのエイプリルの葛藤はあまりメインの物語とうまく絡んではいませんし、そこかしらにご都合主義っぽさを感じます。
上映時間が短い分だけ、「はい次!」とポンポンと展開するため、スガスガしいまでに深みのない映画となっていました(それでいいけど)。


そんなわけでかつてのミュータント・タートルズが好きだった方、頭からっぽで楽しめる映画を求める方には大プッシュでおすすめします。
反面、マイケル・ベイ印のご都合主義満載のアクション映画が嫌いな方にはまったくおすすめしません(笑)。
まあ、『トランスフォーマー』シリーズよりも上映時間が短いですし、露骨なプロダクトプレイスメントも少な目(終盤に思い切りあったけど)なので、ストレスは少な目かと。

また、日本語吹き替え版の声優が豪華(あらすじで若干ネタバレ注意)なので吹き替え版を選ぶ方も多いのでしょうが、個人的には珍妙な日本語が楽しめる字幕版をおすすめします。
作中ではところどころ「ああ、向こうの方にはこれが格好いいことばに聞こえるんだろうなあ……(でも日本人にとっては間抜け)」と思える日本語がそのまんま登場していて、けっこう笑えます。

スタッフロールが始まってからは、それ以上のおまけはないので途中で帰っても大丈夫ですよ。
3Dの上映館は少な目ですが、それなりに3D映えしそうな画もあったので、お好みで選びましょう。

↓以下、結末も含めてネタバレです。観賞後にご覧ください。

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テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2015-02-08 : 映画感想 : コメント : 12 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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