ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

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2016年9月の気になる映画一覧(マイナー推し)

※『アスファルト』『KARATE KILL/カラテ・キル』『みつばちマーヤの大冒険』の公開日を誤っておりました。×9月2日→◯9月3日(土)からの公開です。謹んで訂正します。

大傑作『君の名は。』を全人類が観るのはあたりまえとして、『青空エール』や『ソング・オブ・ザ・シー』も観なさいよ(挨拶)
でないと、ホラ、これからまた期待の新作がめっちゃ公開されちゃうから!

そんなわけで、9月の気になる映画一覧です。
以下も参考にどうぞ↓
モンキー的2016年9月期待の新作映画 - モンキー的映画のススメ
2016年9月公開で観たいと思っている映画の覚え書き|三角絞めでつかまえて

カラテ・キル画像<いちばん気になるのはこの殺人空手を繰り出す映画かも

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2016-08-31 : 月ごとの気になる映画 : コメント : 4 : トラックバック : 0
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『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影』シャドウ感ねえ!(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(原題:Teenage Mutant Ninja Turtles: Out of the Shadows)です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:安心と信頼のマイケル・ベイ節炸裂(上映時間短め)

あらすじ


タートルズの宿敵シュレッダー(ブライアン・ティー)は、バクスター博士(タイラー・ペリー)の協力で脱獄し、再びニューヨークを大混乱に陥れようとしていた。
さらに、ビーバップ(ゲイリー・アンソニー・ウィリアムズ)とロックステディ(ステファン・“シェイマス”・ファレリー)もシュレッダーの仲間に加わり、悪の帝王クランゲも異次元から襲来する。
タートルズたちはこの強敵たちに勝てるのか!?




アメリカンコミックの実写映画化作品であり、2014年に公開されたリブート作『ミュータント・タートルズ』の続編です。

ミュータント・タートルズ [Blu-ray]
パラマウント (2016-04-08)
売り上げランキング: 368
前作のレビューはこちら↓
まさに10代のヒーロー 『ミュータント・タートルズ(2014)』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

なぜか今回のタイトルが、ミュータント・タートルズ→ミュータント・ニンジャ・タートルズと、「ニンジャ」が付け加えられていますが、これは邦題をつける担当者の「なんでニンジャをアピールしていないんだよ!」という魂の叫びなんですかね?まあどっちでもいいか。

えー、でね、本作の感想ね。
キモかわいいカメたちが飛んだり跳ねたり、おバカな敵たちと戦っててちょう楽しかったです。おしまい。
……うん、もうそんなんで終わっていい内容なんだもん。


本作の何がすごいって、前作に引き続きハリウッドの破壊王マイケル・ベイが制作を務めており、その作家性がめっちゃ現れているということ。
具体的には、
(1)動きまくるカメラワーク
(2)ツッコミどころ満載のシナリオ
(3)しょうもないギャグ
あたりに集約されます。これでベイが監督じゃないってどういうことだってばよ。

とくに(1)はなかなかヤバいですねえ(褒めています)。
カメラが被写体に近すぎ、その被写体に合わせてグワングワン動きまくっているので、ときどきどーなってんだかわからなくなるのは『トランスフォーマー』のアクションそのまんまです。
まあこれもサービス精神満点で楽しいんでいいでしょう。

バカなキャラのしょうもない発言に対し、マジメなキャラが白い目で見るというギャグが多かったのがうれしかったですね。
作り手が「バカなキャラ多すぎたやべっ」という欠点をわかってんじゃん!やるじゃん!(上から目線)

そして旧アニメ版などを観た方にはおなじみの「クランゲ」のほか「ロックステディ&ビーバップ」という悪役が登場するのがいいですね。
クランゲのキモさが実写でさらにエンガチョな感じになっている(褒めています)のが素敵です。

何よりテンポがよく、上映時間が2時間に収まっており(それでも前作よりは10分長い)、気楽に頭空っぽで観られるのが最大の利点でしょう。
退屈しないような工夫は随所に凝らされているので、期待せずに観に行ったらとっても楽しめると思います。


まあストーリーは大したことがないです(わかっていました)。
中盤からタートルズたちがとあることで悩むようになるんだけど、それの解決方法がいくらなんでも性急すぎます。
「あの描写意味ないじゃん」「敵のニンジャ部隊が雑魚すぎ」など、ツッコミどころがいくらでも出てくるガバい脚本は一周回って楽しかったです。


また、吹き替え版で観たのですが、これもよかったです。
メインの4人のキャラとのマッチっぷりはもちろんですが、黒人の科学者に屋良有作、ボスキャラのクランゲに玄田哲章と、シュワちゃんの吹き替えをされていた大御所が両方出演されているのがたまりません。

宮川大輔&藤森慎吾の関西弁の吹き替えも、これなら十分にあり。
おふたりは関西弁でのアフレコに不安を感じていたそうで、なんだか好感が持てますね。存分に上手かったです。

ミュータントタートルズおバカなふたり<このふたりのキャラも大好きですよ。

『君の名は。』の大ヒットも手伝って劇場はガラガラ、初登場10位スタートというかわいそうなことになっているだけに、おすすめします。
『君の名は。』は一生忘れられない作品ですが、本作はとりあえず観ていただき1時間程度で忘れてしまっていい内容でした(どちらがいい悪いという話ではなく)。

一応続編なので前作を観ておいたほうがいいですが、基本的にアクションばっかなんで今回からでも楽しめます。2Dか3Dかはお好みで選びましょう。
頭空っぽなアクション映画を期待する人は、ぜひ劇場へ。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓ ツッコミ入れているだけです。

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テーマ : 映画レビュー
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2016-08-30 : 映画感想 : コメント : 6 : トラックバック : 0
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『ズートピア』のソフト版がついに発売!&さらに気づいた盲点の記事を書いたよ!&民朗さんのラジオ評論ベスト10

8月24日(水)はあの大傑作『ズートピア』のソフト版の発売日ですよ!


未公開シーンのほか豪華特典盛りだくさんということで、一家に一本、全人類が必携と言えるでしょう(ダイレクトマーケティング)。



さてさて、発売を記念して、シネマズ by 松竹で以下の記事を書きました↓
<遂にDVD発売!『ズートピア』じっくり観てほしい細かすぎる5つの盲点! | シネマズ by 松竹>
※2ページ目からはネタバレ注意、3ページに至ってはオチまで書いているのでマジで注意!

※本レビューといままでに書いた記事一覧はこちら↓
『ズートピア』差別と偏見を描いた大傑作の理由を全力であげてやる(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

ついでなので、記事にちょっと補足。
ヒッピーっぽいヤクのヤックスが、ジュディに向かって「クッキーは買わないよ!」と言っているのはどういう意味なのかなあ……と思って調べてみたのですが、これはアメリカのガールスカウトがクッキーを売る活動をしていることが元ネタなんですね。
これは、小さくてかわいいジュディを、ガールスカウトの女の子と勘違いした(またはからかった)シーンなんですね(ジュディはそういう見た目で判断されることを嫌っているんだけど)。


※こちらの動画でもそのシーンが観られます。


※特典の未公開シーンのひとつが公開!

そして、『シン・ゴジラ』といい本作といい、スタッフが本気で世界観と設定を作り上げ、計算され尽くした脚本があってこそ、「何度観ても楽しめる」作品が生まれるんだな・・・と改めて感慨深くなりました。

ヌートリアを写り込ませて何度も観るたびに発見があるようにしよーぜとほざいた映画とは志から違うわけですよ!(いまだにコイツに対しては憎しみが消えません)
ヒーローマニア -生活- DVDマニアック・エディション<設定は大好きだし、期待した映画だったんだけど・・・。


さてさて、今回の記事の項目「3.ライオンハート市長とベルウェザー副市長にはモデルがいた?」については、じつはあるお方に許可をいただき、その評論を大いに(←ここ重要)参考にさせていただきました

そのお方とは「民朗」さん。映画はもちろん政治や音楽にめっぽう詳しく、そのラジオ評論は自分の見識がいかに浅いかを思い知らされる、素晴らしいものばかりなのですよ!

観たままホラーショー<こちらのブログでラジオ評論されています。

※大いに参考(というより引用レベル)にしたのはこちらのラジオ評です↓
第82回映画批評 『ズートピア』にはディズニー・スタジオの「実力」と「限界」を同時に感じる: ホラーショー!民朗の観たまま映画批評
(アメリカの共和党と共産党についても踏み込んで解説されているので、よく聴いておくように!)

※ちなみに、記事ではこちらのハッシュタグからの情報も参考にしています。どちらも超楽しいよ↓
ハッシュタグ #ズートピア版細かすぎて伝わらない萌え選手権
ハッシュタグ #ズートピアで学ぶ英語と文化


せっかくですので、ここからまったく頼まれていないのに、(ズートピアを除いた)個人的な歴代「聴いてよかった、素晴らしき民朗さんの映画評論ベスト10」をあげます!

以下の評論はその映画を観てからだとめっちゃ楽しめるよ!


10位  『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 自尊心という名の毒
バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]
作中に登場する『愛について語るときに我々の語ること』を絡めた批評。さらに作品の奥行きがわかります。
最後のほうに自分の意見を引用してくださってありがとうございまーす!過去には『アシュラ』を「ヒナタカさんが紹介されていたから観ようと思った」と言ってくれてうれしかったなあ。
あと、民朗さんは本題に入る前に、そのほかの映画も短く評論しているのですが、ここでの『ジュピター』評もめっちゃ共感しました。笑いの方向に。


9位 『天空の蜂』 名作小説のメルトダウン
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酷評ですが、「原作のエッセンスはちゃんと拾ってんじゃん」と褒めてもいます。
堤幸彦の演出がいかにアレかを具体的に言ってくれているので、とってもストレス解消できるよ!


8位 『インヒアレント・ヴァイス』を観る前に ― トマス・ピンチョンとPTAの関係性
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『インヒアレント・ヴァイス』そのものではなく、その原作者のトマス・ピンチョンって何者?ということを解説しています。
民朗さんの説明自体はめっちゃわかりやすいんだけど、聴いたところで「なるほど、わからん」になる。文学にエントロピーを取り入れたってどういうことなの・・・。
あと、その著書は文庫で出ている『競売ナンバー49の叫び』以外、3千円、4千円代の価格が当たり前になっていてマジで手が出ません。


7位 『ドラえもん 新・のび太の日本誕生』はオリジナルの見事なアップデート版!
映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生 [DVD]
これはもう内容そのものよりも、自分の感想とカブりすぎてビビった。ていうか民朗さん自身もヤバイってつぶやいていたもう結婚しなきゃいけないな。
評論の内容は、自分が触れていないところも隅々まで手が届いております。


6位 『くちびるに歌を』 誰がために歌うのか
くちびるに歌を DVD 通常版
吹奏楽経験者であり、現在進行形でもジャズバンド活動をしている民朗さん「ならでは」の評。
オールタイムベスト級の作品ということも相まって、アツさがにじみ出ております。
自分も『自閉症の僕が跳びはねる理由』が大好きです。多くの人に一度は読んでほしいな。
民朗さんには、ぜひ同じ三木孝浩監督作品である『青空エール』も評してほしいです。


5位  『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』 原作への❝愛❞と❝理解❞は似ている様で違うんだ!
I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray]
もうね、これはスヌーピーおよび『ピーナッツ』ってどんなんなの?っていう初心者から超おすすめできる評論です。
映画ファンから超嫌われていた『STAND BY ME ドラえもん』との比較も完璧。
キャラクターの魅力から何から何まで全方位的に解説されているので、ぜひ。
あと、自分も「ペパーミント・パティ」というキャラが『ピーナッツ』でいちばん大好きなので、カブったときはうれしかったです。


4位 『インサイド・ヘッド』は『トイ・ストーリー』の正当後継作品だ!
インサイド・ヘッド (字幕版)
「職場の仲間とどうやって仕事をしていくか」を描いているという評論が完璧!「膝を打つ思い」というのはこういうことを言うんだ!
「カナシミ」の存在意義についてもきっちり評していることがいいなあ・・・民朗さんのやさしい人柄が表れています。


3位  『ウエスト・サイド物語』を音楽と共に延々と語る1時間
ウエスト・サイド物語 [DVD]
「音楽映画ベストオブベスト」に挙げた作品を、トランペットとピアノを片手に批評する斬新すぎる批評。
でも専門的になりすぎずすげえわかりやすい!音楽についてまったく知らない方、『ウエスト・サイド物語』を知らない方もぜひ!
前半はいいところで切れるので、そのまま記事のリンク先から後編も続けてお聴きください。


2位  『寄生獣』 逆襲の山崎貴
寄生獣 DVD 通常版
何より聴いて欲しいのは、民朗さんにとって、原作漫画がとても大切な作品になった、その理由。
これを話すかどうかをかなり悩まれたそうですが、自分は心の底から言ってくれてよかったと思いました。そういう暗い気持ちは、多くの人が抱えているはずだから。
あと、山崎貴監督は映画秘宝(雑誌)の取材に対してそんなリアクションしていたのかと驚いたな〜けっこうノリのいい人かも。


1位  『サウルの息子』は強制収容所の地獄を“地獄のまま”見せつける
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これはもう、主人公の行動はそういうことかーーーーーーーー!!!!!!!!!!と大・納・得!!!!したので、映画を観た方は全員聴け!義務だ!
映画評を聴いて(読んで)うれしくなるのは、その映画が訴えていることが、パッと明るくなるように「見える」こと。その醍醐味を味わえるでしょう。
民朗さんがアウシュヴィッツに訪れたときの写真とともにお聴きください。


そんなわけで『ズートピア』をほっぽいて、民朗さんのすんばらしさを紹介しましたが、そんぐらいおもしろいので聴けこのやろう。

あとはラジオでない漫画評もおもしろいですよ。本当自分と好みがダダかぶりだなあ↓
大してヒーローに詳しくない人間による『僕のヒーローアカデミア』紹介
アニメ放送記念? いま一度『僕のヒーローアカデミア』の主人公・緑谷出久を読み解く
全ての“ものがたり”への讃歌 漫画『月光条例』の紹介
まあまあ音楽に詳しい人間による『四月は君の嘘』紹介

そんな自分も、初期のころの評論を全然聴いていないことに気づいた(ひどい)ので、これから聴きますよ!

※ちなみに自分も駄作をいっしょに語っていたりします↓
ヒナタカさんと送る観たまま映画批評:後編 『信長協奏曲(コンツェルト)』

※あと、みんなが気になるのはこの映画の評だよね。こちらも大好きですよ↓
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』は現代に甦った『網走番外地』だ!

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2016-08-23 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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リブート版『ゴーストバスターズ(2016)』女性蔑視運動を跳ね返せ!(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はゴーストバスターズ(2016)です。


個人的お気に入り度:7/10(3Dで観れば9点)

一言感想:吹き替え3Dがベストチョイスだよ!

あらすじ


コロンビア大学の物理学者エリン(クリステン・ウィグ)は、旧友アビー(メリッサ・マッカーシー)が自分と共同発表した幽霊研究本を、許可なくAmazonで販売していることを知る。
なりゆきでエリンは、アビーとその相棒ホルツマン(ケイト・マッキノン)とともにゴーストの調査に向かうのだが……。




1980年代に一世を風靡したアクションコメディ『ゴーストバスターズ』のリブート(仕切り直し)作品です。

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本作が何より話題を集めたのは主人公4人が、オリジナル版のさえないおっさんたちから、全員女性になったということ、
公開された予告編が大ブーイング状態になっていたということ、
そのことを起因として、本作が女子蔑視運動に巻き込まれたことでした。

※詳しくはこちらで↓
<町山智浩 共和党大会とオルタナ右翼とゴーストバスターズ出演者ヘイトを語る>
※自分もこちらの記事に書きました↓
<『ゴーストバスターズ』を観る前に知ってほしい10のこと これを読めばもっと楽しめる! | シネマズ by 松竹>
※全米公開直前のIMBdの点数も酷いことになりました。

こんな、観ていない映画にやっかみをかけたり、出演者に差別的ツイートをする連中を気にすることなんかありません。
映画本編は本気で楽しくて、ほっこりと幸せになれる内容なんですから。

それどころか、この映画は世界中に溢れている女性蔑視を皮肉っている場面があったりするんですよね。
具体的には、『マイティ・ソー』の主演としてもおなじみのクリス・ヘムズワースのキャラ。こいつがいろんな意味で最高で最低で、女性ヘイト運動をしていたク◯野郎どもをおちょくっている感じがすんばらしいのです。

残念なイケメンクリスヘムズワース<史上最高に輝いているクリヘム

何より本作で言っておかなければならないことは、3D演出が最強クラスであること。
具体的にはスクリーンから「ハミ出」ます。これで往年のゴースト退治のビームが飛び出すんですよ!はいもう絶対に!3Dで!観ろ!!!!!!



そしてね、2回目を吹き替え版で観たのですが、こちらもまた最高。
主役ふたりを演じた友近と渡辺直美はまったく問題ない上手さであるし、ちょっとドスを効かせた声になっている朴璐美さん、おばちゃんっぽさがはまりすぎなくじらさん、森川智之さんは残念なキャラでも相変わらずのイケボ(イケメンボイス)を披露って最高か!
そんなわけで、吹き替え&3Dでみんなが幸せになることを強く訴えておきます。

ちなみに森川智之さんは、放送中のアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』でも、吉良吉影という変態殺人鬼を楽しそうに演じられています。いいぞもっとやれ。

日本の公式MVでは南海キャンディーズしずちゃんと椿鬼奴も出演しているんだけど、このふたりをちょい役に回して、朴璐美さんとくじらさんという本職声優の方をメインに迎えたのも英断でしたね。

あとね、ホルツマン(ケイト・マッキノン)というキャラがこれまた最高です。ぱっと見ではちょっとイっちゃっている性格なんだけど、作中では3、4回惚れるポイントがありますからね。

本作の問題点は、わりとどうでもいい下ネタ&ギャグまじりの会話が多いこと。
一応、序盤は旧友の下ネタにうんざりしていることなどがストーリーと絡んでいたりするのだけど、その多くはなくても本筋には関係ない感じ、ストーリーのテンポも悪くなっています。
これは、同じ女性コメディアンが脚本を手がけていた『デンジャラス・バディ(原題 THE HEAT)』と同じ印象でした。

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※楽しい映画なんだけどね。

本作の根底には、理系女子(略してリケジョ)、もっと言えばオタクな女子たちを応援するメッセージがあったりするんだけど、けっきょくは「数撃ちゃ当たる」なギャグに飲み込まれてしまって、あまり目立っていません。
このギャグ:シリアス=50:1くらいのバランスは意図したものなのでしょうですが、個人的には10:1くらいの割合が好みですね。4人のコメディエンヌによるギャグを存分見せたかったのはよくわかります。


でもそんな不満も、終盤のスペクタクル、カッコよすぎる「決め画」の連続を観ればすべてが許せます。
3Dで観れば、より「なんちゅうもんを見せてくれるんや……」と大感動できるでしょう。

なお、映画ネタがそこそこあるので映画ファンであればより楽しめる、オリジナル版『ゴーストバスターズ』のネタもあるのでファンならそこも楽しめるという要素もあります。
それでいて、メインのストーリーは前作を観ていなくてもまったく問題なく楽しめるのも長所。極めて万人向けな作品と言えるでしょう。

多少の下ネタはありますが、G(全年齢)指定でまったく問題のない塩梅。その下ネタは吹き替え版ではよりマイルドになっています。
ぜひご家族で、吹き替え&3D版でご覧ください。エンドロール中におまけがギッチリとあるのでぜひすべてご覧ください!GHOST BUSTERS!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2016-08-21 : 映画感想 : コメント : 13 : トラックバック : 0
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『ジャングル・ブック(2016)』変わっていく価値観(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はジャングル・ブック(2016)です。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:超優等生だな!×モフモフかわいい!

あらすじ


少年モーグリ(ニール・セディ)は、黒ヒョウのバギーラから自然の厳しさと生き抜くための知恵を教わり、母オオカミのラクシャから惜しみない愛を注がれ、たくましくジャングルで生きていた。
しかし、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンは「人間はジャングルの敵だ!」と主張したため、オオカミたちのコミュニティに大きな動揺をもたらした。
バギーラはモーグリを人間の村まで導こうとするが……。




アイアンマン』『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』のジョン・ファヴロー監督最新作にして、ラドヤード・キップリングの小説を映画化した作品です。
同作はディズニーアニメ版が有名で、タイトルを聞いてこちらを連想する方も多いのではないでしょうか。

ジャングル・ブック (新潮文庫)
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今回の2016年版『ジャングル・ブック』はこちらのような完全なアニメーションではなく、主人公の少年だけが本物で、残りのジャングルの風景や動物はすべてCGで表現しています

ジャングルブック全部がCG<スタジオ内ですべて作っております。

はい、とんでもないですね。
特筆すべきは動物たちの質感で、歩くたびに光の当たり方が変わったり、水に濡れた後の毛並みなど、マジで本物としか思えません。
最近では『ファインディング・ドリー』や『ペット』など、デフォルメされた動物たちによる可愛いアニメ映画が生まれていましたが、本作はその真逆を突っ走っています。

それでいて、出てくるリアル動物たちが可愛いの!モッフモフなの!
とくにクマのバルーのお腹に乗っかりながら、川を下っていくモーグリには「お前ちょっとその場所代われ!」と言いたくてしかたがない。
ディズニーアニメ版でもたいがいうらやましかったんですが、リアルになることでこんなにも妬ましくなるなんて!

Hallmark Disney <BEFORE

ジャングルブックバルーかわいい<AFTER

パディントン』と同じく、リアル系のクマに萌えたい方はもう必見なのではないでしょうか。


で、物語のほうなんですが、これがもう全方位的によくできていて、もはや脚本の優等生ぶりが鼻に付く勢いですよ!(『シンデレラ』もそんな感じだった)
「コミュニティの形成」「価値観の変化」について過不足なく描かれ、しかもメッセージが一元化しておらず、多様な価値観を持って描かれるんですよね。
しかも複雑で、世界中にあふれている問題を子どもにもわかりやすく伝えているんだわ。ズートピア』の再来か!
メッセージがやや一元化していた『ファインディング・ドリー』、設定やメッセージを全部吹っ飛ばして「ドタバタやってりゃそれでいいんじゃね?」な『ペット』とは対照的だなあ。

このへんは以前にも紹介した以下の記事で書いています↓
<『ジャングル・ブック』を観る前に知ってほしい10のこと!これは新たなディズニーの傑作だ! | シネマズ by 松竹>

あと、ディズニー映画版は物語の展開と帰着が「人種差別的である」と批判を浴びていたんですね(個人的にはそうは思わないけど)。
でも今回の映画では微塵もそういう批判が思いつかない。ポリティカル・コレクトネス的に完全に正しいことも、本作の美点でしょう。


そうそう、字幕版と吹き替え版(MX4D版)で2回観たのですが、どっちも最高だったということを強く言っておきたいです。
このへんのことや、悪役のトラのシア・カーンの魅力については人間映画Wikipediaとも語りました。



※音量バランスミスっててごめんなさい。
※ラジオの後半は激しくネタバレです。
※人間映画Wikipediaは「吹き替え版でキング・ルイを演じた石原慎一さんがいかにすごい人かを知れ!アニメ『レッドバロン』の主題歌の『戦え!レッドバロン』を聴け!このボケが!」と暑苦しく語っておりました。


しかも字幕版ではコビトイノシシ役を監督のジョン・ファブロー、インドオオリス役をなぜかサム・ライミが演じていることも聞き逃せませんね。


ともかくよくできた映画であり、老若男女に分け隔てなくオススメできます。
3D効果はそこそこレベルなので、今回は2Dでも十分でしょう(4D演出はなかなか効果的)。
ぜひぜひ、家族でご覧ください。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2016-08-18 : 映画感想 : コメント : 9 : トラックバック : 0
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『シン・ゴジラ』で連想する映画には何がありますか?

※みなさんの意見を反映して、ラジオ収録をしました!

『シン・ゴジラ』はもうご覧になりましたか?

ブログのレビュー記事にはなんと60以上ものコメントをいただきまして、追記したおかげで初出時の内容とはまったく違う内容となりました。
あらためてこのブログは読者の方々に支えられていると思った次第、この場で感謝申し上げます。

さてさて、『シン・ゴジラ』はさまざまな作品へのオマージュを感じるということで、シネマズ by 松竹で以下の記事を書きました。

<『シン・ゴジラ』から連想する10の映画 | シネマズ by 松竹>
※2ページ目には『シン・ゴジラ』のネタバレがあるのでご注意ください。

ここからお願いなのですが、ぜひ当ブログの読者の皆さんにも、「『シン・ゴジラ』に似ている映画」をあげてほしいな〜と思います。
お気軽に、この記事へコメントをください。
その内容を反映して、「こんな映画が似ているという意見をいただいたよ!」と話す企画をやってみます。

シン・ゴジラみんなで会議<『シン・ゴジラ』に似ている映画を調べるイメージ

楽しく、似ている映画をみんなであげてみましょう!

※追記:ラジオでも語りました!コメントをいただいたみなさん、ありがとうございました!

※オープニングでは『クリーピー 偽りの隣人』についても語っています。本編は7分30秒くらいから。
※矢継ぎ早に話す感じになってごめんなさい。みなさんがあげた似ている映画、共感しましたよ!


【以下は自分が連想した10+αの映画(詳細は記事をご覧ください)】

日本のいちばん長い日 [東宝DVD名作セレクション] EMOTION the Best 機動警察パトレイバー 劇場版 [DVD] オデッセイ 2枚組ブルーレイ&DVD(初回生産限定) [Blu-ray] ソーシャル・ネットワーク (字幕版)
ガメラ2 レギオン襲来 デジタル・リマスター版 [DVD] 太陽を盗んだ男 [DVD] コンタクト 特別版 [DVD] 風立ちぬ [DVD]
インデペンデンス・デイ:リサージェンス [Blu-ray] ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版 [DVD] アポロ13 [DVD] ゾディアック 特別版 [DVD]
figma 巨神兵東京に現わる 巨神兵 全高約16cm ABS&PVC製 塗装済み可動フィギュアエヴァ初号機はもちろん、こいつも今回のゴジラに似ていたよね?

あと『シン・ゴジラ』は、語り合えるおもしろさがあること、それにより熱狂が生まれていることも『新世紀エヴァンゲリオン』と共通していますね。やはり庵野秀明さんはすごいお方だ。


成宮さんがあげた『シン・ゴジラ』で連想する5の映画】

ブギーナイツ [DVD] ブルークリスマス [DVD] 史上最大の作戦 [DVD]
渚にて [DVD] 博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか (字幕版)<ほかとかぶらなすぎるラインアップですね。


※『劇場版 パトレイバー1&2』に似ていることを指摘された記事(絶賛)↓
『シン・ゴジラ』感想とイラスト 言われたとおり好きに書いた : 映画を観たからイラスト描いた

※特撮ものに特化して似ている作品をあげた記事↓
【シン・ゴジラ疑問点まとめ】ゴジラの目的、謎や続編考察、元ネタ小ネタなど

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2016-08-16 : いろいろコラム : コメント : 14 : トラックバック : 0
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「2016年上半期映画ベスト10を語る会」をレポート!&動画で激ムズ映画クイズを公開しました!

去る8月6日(土)、第5回映画の”ある視点”について語ろう会こと、2016年上半期映画ベスト10を語る会を開催しました!
会の様子を以下に紹介します!


第1部:映画座談会 俺たちの2016年上半期映画ベスト10

私ヒナタカと、人間映画Wikipediaと呼ばれる成宮秋祥というアラサーのおっさんふたりが、楽しく2016年上半期ベスト10映画を発表する、毒にも薬にもならないコーナーです。
こちらはYoutubeで公開したので、ゆるい雰囲気でお楽しみください。




第2部:映画ワークショップ みんなの2016年上半期映画ベスト10

皆さんに専用のシートを使いつつ、それぞれの2016年上半期ベスト映画を語っていただきました!

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thIMGP0447.jpg<こんなシートを利用しました

thIMGP0465.jpg<お菓子も用意しました

参加者それぞれが、独自の視点で好きな映画を語られていて、めっちゃ楽しい雰囲気でした!
会終了後、みんなのベスト映画を集計しましたよ!


第3部:映画クイズ大会 みんなで挑戦(チャレンジ)する超ムズカシイ映画クイズ

成宮秋祥が考えた、常軌を逸するレベルのクイズ大会を開催しました。
こちらもYouTubeで公開したのでぜひどうぞ。



会場の戸惑いも含めてお楽しみください。第1問から参加者から「ハァ?」という声が漏れるのがステキですね!
解説を含めて40分近くある(さすがに後半はちょっと編集しました)ので、お時間があるときに、ぜひチャレンジしてみてください。
以下にアンケートも設置しておきますので、お答えいただければ幸いです。

※過去のクイズ内容はこちら
難易度:鬼
難易度:極
難易度:マイルド

さてさて、以下からは参加者皆さんによる、2016年上半期ベスト映画ランキング10の発表です!景気良く結果発表からどうぞ!

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2016-08-15 : いろいろコラム : コメント : 0 : トラックバック : 0
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『X-MEN:アポカリプス』神ではない存在(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はX-MEN:アポカリプスです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:いつも通りで、集大成

あらすじ


1983年、ミュータントの始祖でもあるアポカリプス(オスカー・アイザック)が、突如として長い眠りから復活した。
アポカリプスはマグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめとした4人のミュータントを率いて世界の破壊と創造に臨む。
一方、アポカリプスの存在と考えを知ったプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)は、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)たちとともにその野望を阻止しようと奔走する。




新生した『X-MEN』シリーズ、『ファーストジェネレーション』『フューチャー&パスト』に続く新3部作の完結編(?)です。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション [Blu-ray]  X-MEN:フューチャー&パスト ローグ・エディション(2枚組) [Blu-ray]<新3部作のうちふたつ

X-MEN <特別編> [DVD] X-MEN2 (吹替版) X-MEN:ファイナルディシジョン [DVD]<旧3部作(時系列としては後)

ウルヴァリン:X-MEN ZERO [Blu-ray] ウルヴァリン:SAMURAI [DVD]<こっちも一応関わってきます。

ブログで書いていたレビュー↓
新シリーズの幕開けにふさわしい面白さ「X-MEN ファーストジェネレーション」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
過ぎ去りし過去 映画「X-MEN: フューチャー&パスト」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
ウルヴァリンは二度死ぬ?「ウルヴァリン:SAMURAI」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

新3部作と言っても、『アメイジング・スパイダーマン』のような「はじめから仕切り直し」にしているわけではなく、旧3部作と地続きの「過去」を描くようになっています。
『スター・ウォーズ』シリーズで先にエピソード4から描き、後にエピソード1が公開されたのと似ていますね。

それだけだったら単純なんだけど、『フューチャー&パスト』ではタイムパラドックスっていうか、作中で「過去のリセット」が行われているので、非常にややこしいことになっています。
このあたりは深く考えると頭が痛くなるし、なんか矛盾が見つかりそうなので、あまり触れないほうが幸せになれそうですね(もちろん深く考える楽しみもありそうだけど)。

さてさて、本国ではそこそこに賛否両論が聞こえてきた本作、結論から言えば個人的にはちょっとイマイチでした。
恒例の箇条書きをします。

(1)各キャラクターの掘り下げが浅い
限られた上映時間ではしょうがないことでもあるのですが、キャラクターが多すぎるためにそれぞれの描写が少なくなってしまっています。
味方サイドは十分によかったのですが、敵サイドの3人の手下は「洗脳されてついてきたの?」というくらいの印象しかない。これはモヤっとします。
(個人的には問題なかったのですが、4つくらいの視点が並行して展開する序盤は人によっては受け入れにくいかも)

(2)マグニートー(敵)の境遇がちょっと納得いかない。
前作のマグニートーは破壊しまくり、人類に宣戦布告したに等しいのに、また同じようなことで葛藤しなくても……と思ってしまいます。
しかも、今回のマグニートーは「えっ?」と驚く姿で登場します。いや、これは同情するんだけど、前作の展開からすると納得ができない……。
それだけだったらまだいいんだけど、後半のあの「事実」は序盤のこの描写を台無しにしちゃっていると思う。

(3)既視感が強い
メインのふたりである、プロフェッサーXとマグニートーの行動と関係が「またかよ」という感じで、少しがっかりしてしまいました。
いや、このふたりの関係こそがこのシリーズのミソであり、これがあってこそ大好きだったのですが……前作で存分に描かれてきたので、今回は違う切り口を期待してしまったのです。※もうこの2人のケンカとイチャイチャを楽しむシリーズかと開き直ったらいいじゃんという大納得の意見をいただきました。
それ以外にも、世界の建物が浮いて壊されるという画は『アベンジャーズ』『インデペンデンスデイ・リサージェンス』で観たばかりなんですよね。
序盤の森の中などのパーソナルな場面での画は洗練されているので、余計にもったいないです。

こういうのはどこかでみたなあ<ハリウッド映画でもう100回は観た光景

(4)バトルのカタルシスに乏しい
序盤から圧倒的な力をアポカリプスが見せつける……のはいいのですが、バトルに入るとその攻撃は意外と地味です。
もうちょっとだけでも、ラスボスの派手な見せ場がほしかったですね。

(5)あの人のあの扱い
もうネタバレだからいっさい書けないけど、笑っていいのか対応に困るシーンがあります(悪い意味で)。
この扱いはあのキャラが好きな人ほど納得ができなさそうだな。


おもしろいのは、1983年という時代背景を生かしていること。
『ファーストジェネレーション』でも1964年にキューバ危機が起きようとしていたことが物語と密接に絡んでいましたが、今回は各国が核兵器を保持していた時代ということがけっこうミソになっています。

また、役者の演技も、ここに来て完成されつつあります。
とくにマイケル・ファスベンダーとジェームズ・マカヴォイという主演ふたりはさらに圧巻の演技、この『X-MEN』というサーガの中で際立ったキャラクター性を見せています。

キャラとしては、「ナイトクローラー」が超魅力的でした。

X-MEN CLASSIC ナイトクローラー バストスタチュー<これはなんかちょっと違うけど。

なんていうか、純朴な青年でカワイイんですよね。『X-MEN2』でもこのキャラが出ていたのですが、今回はさらに萌えられました。
ちなみにナイトクローラーを演じたコディ・スミット=マクフィーは、『ぼくのエリ 200歳の少女』のリメイク、『モールス』でこれまた純粋な少年を演じていたりもします。


今回のボスキャラ、アポカリプスの思想、キャラクター性も奥深いですね。

X-MEN EVIL MUTANTS アポカリプス フィギュア<これもなんかちょっと違う

彼はミュータントたちを「息子」などと呼び、慈愛に満ちているように見える反面、劣っている人間たち(ミュータント以外)を根絶やしにしようとする「適者生存」「選民思想」的な考えの持ち主です。
アポカリプスは、その名が示すとおり終末預言という意味での「黙示録」を擬人化したような悪なのでしょう。

また、本作の日本のキャッチコピーは「最後の敵は、神」になっていますが、アポカリプスを客観的に見れば、決して神と呼べる人物ではないような気がします(一応神として崇められている描写はあるのですが)
本国のキャッチコピーは「ONLY THE STRONG WILL SURVIVE(強き者だけが生き残る)」。こちらのほうが、アポカリプスの選民思想が出ているものになっていますね。

ちなみに、アポカリプスを演じたのは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のポー・ダメロンや『エクス・マキナ』のメガネハゲヒゲを演じていたオスカー・アイザック。相変わらずのカメレオンっぷりがすげえよ(まああのメイクなら誰でも変わるけど)

しかも奥さん(主婦層にアピール)、吹き替え版でアポカリプスを演じるのは松平健なんですって!
以下の動画でも暴れん坊将軍の声が合いすぎていることがよくわかりますねえ。



そうそう、『フューチャー&パスト』で大活躍だったクイックシルバーが今回も最高でしたね!
もう中盤の彼のあのシーンだけで大満足できるってもんです。

RCOTOCOS xメン クイックシルバー ウィッグ xmen かつら コスプレ グッズ 小物 道具 コスチューム 仮装 x-men Quicksilver Wig Costume Cosplay Goods<コスプレもできます。


なお、メインのストーリーラインはシリーズ未見でも楽しめますが、細かいキャラの心理は『ファーストジェネレーション』『フューチャー&パスト』を観ておかないとさっぱりわかりません
自分は両作品の記憶がだいぶ薄れていたので、「これ誰だっけ?」な戸惑いも少なからずありました(ファンの方、ごめんなさい)。
なるべく、両作品を直前に復習したほうがよいでしょう。
ちなみに、先着入場者30万人限定で『フューチャー&パスト』 が見られるプレミアム・カードがプレゼントされているようなので、先に本作を観てから『フューチャー&パスト』を振り返るのもいいかもしれませんね。

いままでの映画『X-MEN』シリーズにあった「偏見や迫害をされるミュータントたち」「理念と理念のぶつかり合い」を描く、尊い精神性が存分にあらわれている作品です。
このシリーズの集大成的な作品として、ファンであれば大いに満足できるでしょう。

2Dで観ましたが、いままでのシリーズに比べれば3D映えしそうな画がいくつかあったので、3Dでもいいでしょう。
エンドロール後に恒例のおまけがあるので、最後まで観ましょう!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2016-08-13 : 映画感想 : コメント : 11 : トラックバック : 0
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映画『ペット』リアリティとコンセプトをぶち壊せ!(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はペット(原題:The Secret Life of Pets)です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:シークレット感ねえ!

あらすじ


ニューヨークで暮らすテリアのミックス犬のマックスは、大好きな飼い主ケイティと幸せな毎日を送っていた。
ある日ケイティは連れてきた毛むくじゃらの大型犬デュークを連れてくる。
マックスとデュークは反発し合うことになるのだが……。




えーとね、本作についてはいろいろと言いたいことがあるんですが、とりあえずうんざりするくらい劇場で流れていた予告(特報)だけを知って、後はなんの予備知識もなく観ればいいんじゃないかと思います

だってもう「楽しかった!」で終わればいい映画なんだもん。
アニメでワンちゃんやネコちゃんがあっと驚くことをしまくる。それだけでいいです。子どもも大人も劇場へGO!


まあそれで終わっては何なので、もうちょっと語りましょう。
本作はハリウッドの3DCGアニメ映画を手掛けてる台頭、ピクサー、ドリームワークスに次ぐ第3勢力イルミネーション・エンターテインメントによる最新作です。

怪盗グルーの月泥棒 (吹替版) 怪盗グルーのミニオン危機一発 (字幕版) ミニオンズ [DVD]
イースターラビットのキャンディ工場 [DVD] ロラックスおじさんの秘密の種  [DVD]<こんな感じのラインアップ

その作風を乱暴に言えば、いい意味での勢い任せ。
教訓とかしんみりとしたドラマとかそっちのけで、キッチュなキャラたちのドタバタギャグ、アクションの物量で攻める感じは嫌いではありませんよ(上から目線)。

で、本作はイルミネーション・エンターテインメントのそんな作風が全開です。
細けえことはいいんだよ!な展開のごり押しはもはや美点。
ご都合主義とか考えるのはもはや野暮。
しんみりした展開はクローズアップせず、「それよりも子どもが大好きなドタバタやろーぜ!」なことばっかりする心地よさ。

ファインディング・ドリー』で「タコのハンクがなんでもできすぎじゃない?」と不満を持ってる方はぜひ本作を観てみましょう。そんなレベルじゃない。リアリティとか必然性とかどうでもよくなるから。

ていうかさ、本作は「飼い主がいない間、ペットたちは何をしているんだろう?」という『トイストーリー』ライクなコンセプトであって、そういう「人間が知らないペットたちの姿」を見せるんだと思っていたんですよ。まあそうだったんだけど、なんかそういうんじゃなかった
ネタバレになるので↓に書きますが、とりあえず原題が「The Secret Life of Pets」のくせにシークレットな感じがいっさいないのが素敵。コンセプトぶっ壊れてんじゃねーか。

あとは日本語吹き替えキャストが素敵ですね。
・主役の犬、マックス&デューク:芸人バナナマンの設楽&日村
・太った姉御肌の猫のクロエ:永作博美
・やさしい飼い主のケイティ:佐藤栞里
・動物を見ると食欲が抑えられない鷹のタイベリアス:宮野真守
・物知りのバセットハウンドの老犬ポップス:銀河万丈
・愉快で陽気なモルモットのノーマン:梶裕貴
・態度の大きな野良猫スフィンクスのオゾン:山寺宏一
という豪華布陣。バナナマンのふたりも超うまいので問題ありません。

なによりもねえ……元気で可愛いポメラニアンのギジェットを演じる沢城みゆきさんが最高なんですよ。

ペットギジェット<右の子は萌えキャラです。

さらに、ウサギのスノーボールというキャラが明らかに「精神病院から抜け出したような狂人」として描かれていて、しかも声が中尾隆聖さんなんですよ。フリーザ様がめちゃくちゃ早口でキチ◯イな行動しまくるので最高だったぜ!

ペットフリーザ様<予想外にイっちゃっているキャラです。

フィギュアライズスタンダード ドラゴンボール フリーザ (最終形態) プラモデル<同じ声です。

字幕版は全国で7館しかないんですが、このクオリティなら大人も日本語吹き替え版で大満足できるでしょう。


いろいろ書いてきましたが、お話のほうは大したことがないというか、むしろすんげえ教育上悪いんじゃないかと(笑)。
いやあ主人公のあの行動がどーとかこーとか、文句のひとつも言いたいではないですか。まあこの映画についてはそれも野暮なんですが……。

ストーリーは二の次どころか三の次、作画スタッフが過労死するんじゃないかと思うくらいの圧倒的なサービス精神と、これでもかというアクションの応酬が本作の見どころだと断言します。
いやもうアクションのバリエーションだけで楽しくってしかたがない。路地裏の洗濯物干しを利用しまくったシーンは『アラジン』を思わせました。

そんなわけで、ウサギのキャラをおもとしてクレイジー(超誉めてる)すぎる作品ですが、ゲラゲラ笑えて何となく幸せになれる映画でした。

2Dで観ましたが、3Dを意識した画も満載なので3Dでもいいでしょう。
頭空っぽで観られる映画を期待している方に、大プッシュでオススメします。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓

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2016-08-12 : 映画感想 : コメント : 8 : トラックバック : 0
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映画ファンは8月11日(木・祝)に備えろ!『ジャングル・ブック』『ゴーストバスターズ』『栄光のランナー』レビュー!

ちょっと更新休み気味ですみません。
映画ファンの皆様も話題作を消費することが大変であると思いますが!
2016年8月の気になる映画一覧で紹介した通り!
明日8月11日(木・祝)より!
以下のラインアップが公開されるわけですよ!

<以下、タイトルクリックで公式サイトへ>
ジャングル・ブック
ペット
X-MEN:アポカリプス
栄光のランナー/1936ベルリン
ゴーストバスターズ』※注:8月11日(木・祝)~14日(金)先行公開、8月19日(金)本公開

【一般券】『ジャングル・ブック』 映画前売券(ムビチケEメール送付タイプ) 【一般券】『ペット』 映画前売券(ムビチケEメール送付タイプ) 【一般券】『X-MEN:アポカリプス』 映画前売券(ムビチケEメール送付タイプ)
走ることは、生きること―五輪金メダリスト ジェシー・オーエンスの物語― 【一般券】『ゴーストバスターズ』 映画前売券(ムビチケEメール送付タイプ)<エグいラインアップですね。

そんな中から、一足先に試写会で観た『ジャングル・ブック』『栄光のランナー』『ゴーストバスターズ』の記事を書いたので、明日へのモチベーションを高めるために読みやがれ!(大きなネタバレはないよ!)


<『ジャングル・ブック』を観る前に知ってほしい10のこと!これは新たなディズニーの傑作だ! | シネマズ by 松竹>
※字幕版と吹き替え版の両方を観たい案件。試写では2Dだったけど、無理して3D版を選ばなくてもいいと思う。

<『ゴーストバスターズ』を観る前に知ってほしい10のこと これを読めばもっと楽しめる! | シネマズ by 松竹>
※なんか吹き替え版は本公開の19日からしか観られないらしい。とりあえず!絶対に!3D版を選択しろ!



※もはやどう観ればいいいのかわからないややこしさ。

<『栄光のランナー』を五輪開催中に観るべき5つの理由!オリンピックの精神性が現れた傑作だ! | シネマズ by 松竹>
※オリンピックをテレビで観るのもいいけど、映画で堪能するのもいいと思うんだ。いま観ないでどうする!上映館はもちろん少ないし時期もバラバラなんだけど!

あと『栄光のランナー』の監督は『プレデター2』『リーピング』のスティーヴン・ホプキンスなんだけど、微塵もそうとは思えないのが素敵ですね。もちろんいい意味で。

そして『ペット』も『X-MEN』も当然観るけどね!時間をください(切実)。
2016-08-10 : いろいろコラム : コメント : 5 : トラックバック : 0
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『COP CAR コップ・カー』ケヴィン・ベーコン萌え映画(ネタバレなし感想+カワイイシーンベスト3)

劇場で観たのに感想を書くタイミングを逃していたCOP CAR コップ・カーのレンタル&販売が8月2日より開始されていたので紹介します!

※「キラキラベーコンステッカー」のデザインが超ステキなんですけど!

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:あらかわいい

あらすじ


クソガキどもが警察車両をパクったので、そこはかとなくクズな警官のケヴィン・ベーコンが追いかけます。




えーとすみません、紹介すると言っておいて、あらすじの通り超絶シンプルな内容のため、とくに書くことはありません

(1)上映時間は88分と超コンパクト
(2)単純明快なハラハラドキドキのサスペンス映画
(3)PG12指定でちょっとバイオレンス、放送禁止用語が出てくるシーンもあり
(4)coco 映画レビューで91%などかなり高評価
(5)子どもたちがかわいい
(6)ケヴィン・ベーコンはもっとかわいい

お伝えしたいことは以上となっております。
とくに(6)はヤバイよ!「ふつうにケヴィン・ベーコンが好き」な自分でさえ萌え萌えだったんだから、ファンであればもうビチョ濡れになるんじゃないでしょうか(下品な表現)。

こう見えてお間抜けなキャラのケヴィンベーコンだよ!<こう見えてドジっ子です。

監督のジョン・ワッツが本作の高評価を受けて、2017年夏に日本公開予定の『スパイダーマン:ホームカミング』を担当することになって嬉しい限り。
こういう低予算出身の監督が、ビッグバジェットの映画も手がけることになるアメリカンドリームはさらに増えるといいですね(例:ジュラシック・ワールド)。

あと、あらすじにはクソガキと書いてしまいましたが、実際の彼らは「悪ぶれることに憧れる少年」であって、そんなにクソでもないです。

コップ・カーいい子達?<じつはいい子たち?

冒頭でこの子たちがする「卑猥な言葉を言いまくるゲーム」では、彼らが閉鎖的な田舎で育ったため、ストレスを発散する場所がない、という状況を示しているようにも思えるのです。
この冒頭のゲームにより、彼らが警察車両をパクっておおはしゃぎするのも、なんとなく納得できるようになっているのがいいですね。

あとは、ケヴィン・ベーコンファンは女房を質に入れてでも観て、単純にハラハラしたい人にも超オススメってことで。ぜひレンタル店へ。

以下、ケヴィン・ベーコンに萌えたシーンベスト3です 当然大いにネタバレです↓

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2016-08-05 : 旧作映画紹介 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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<2016年下半期>
『聲(こえ)の形』
『スーサイド・スクワッド』
『キング・オブ・エジプト』(吹き替え版)
『君の名は。』
『ゴーストバスターズ(2016)』
『シン・ゴジラ』
『ファインディング・ドリー』

<2016年上半期>
『葛城事件』
『TOO YOUNG TO DIE!』
『貞子 vs 伽椰子』
『ヒメアノ~ル』
『デッドプール』
『アイアムアヒーロー』
『ズートピア』
『クレしん ユメミーワールド』
『バットマン vs スーパーマン』
『ドラえもん 新・日本誕生』
『X-ミッション』
『オデッセイ』

<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』
『アメリカン・スナイパー』

<2014年下半期>
『ベイマックス』
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『MONSTERZ』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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