『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』上映前の『ワンピース』の応援は大したことがなかったという話(特別映像のネタバレ)
日本語吹き替え版のクオリティーはほぼ文句無し。タレントや素人の起用はないので安心して観ることができます。
さてさて、TOHOシネマズの2日目10時の「特別上映回」で観たので、当然アイツがついてきました。
『ワンピース』の特別映像が……。
↓前に書いた記事、建設的な意見がたっぷりのコメント欄も必見。
<『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』上映前の『ワンピース』の特別映像を回避する方法を考えてみたよ>
実際に観てみると、まあそんなに気にしなくていいんじゃないかというのが結論。
キャラの言動と演出にはちょっとイラッとしましたが、別に『スター・ウォーズ』を冒涜しているというほどのものではないです。
俺はTOHOシネマズで観てきたのでワンピースの特別映像も観たので、その感想。ワンピースのキャラ達がスター・ウォーズのコスプレをするという短い映像で、スター・ウォーズファンを不愉快にさせないように作られていました。心配することはないです。
— 破壊屋ギッチョ (@hakaiya) 2015, 12月 20
これは事前にニュースにしたからより大炎上しちゃったんだろうな・・・『インサイド・ヘッド』の「数分間にわたり一般人の写真垂れ流し」に比べれば、数十秒で済むだけマシです。
けっこう予告の早い段階から流れたので、ちょっと遅れると見逃すかもしれませんね(逆に言えば遅れて入れば観なくてすむかも)。
↓以下、『ワンピース』の特別映像と応援メッセージの内容をネタバレで書きます。
あと、『スター・ウォーズ』のエピソード4とエピソード5を観ていない方にはある種ネタバレになってしまうので要注意(←これがいちばん大きな問題じゃないか?)
・ルフィが『エピソード4』のオープニングのデストロイヤーっぽく巨大化して宇宙空間を飛ぶ<ルフィがこいつの代わりに飛びます。
<脳内でルフィに変換してみてください。
・映画館にやってきた麦わら一味
・ナミ(ロビンだったかも?)「待望の大作がいよいよ公開されるのね!」
・ウソップ「I am your father」
・座席に着く麦わら一味
・ルフィ「フォースとともに観るぞ~!」
・ゾロ「だまって座れ!」
完
・・・とまあこれだけですよ。
新作映画の映像も、「『ワンピース』を観てくれよな!」な催促もまったくありません。
ていうか別に応援していなくね? マジで麦わら一味が『スター・ウォーズ』のコスプレをして、映画を観に来たというだけです。
ウソップごときが『スター・ウォーズ』史上もっとも重大なネタバレをほざくのはイラッとしましたが、冒頭の「ルフィがデストロイヤー化」は不覚にも笑いました。
だけど、今回のことで『ワンピース』がちょっと嫌いになりました。
2016年夏の『ワンピース』の映画はどうせ勝手に大ヒットするんだから、自分は『シンドバッド 魔法のランプと動く島』『ルドルフとイッパイアッテナ』『この世界の片隅に』『虐殺器官』『聲の形』などのアニメ映画を応援します。
それよりも素人が吹替え声優に出演できてしまう前売券を発売している『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』のほうがよほど問題だよなあ・・・。
↓参考
<新作劇場版アニメ 一覧>
23日、朝、8時半からのに行ったのですが、これは何とか入れましたが、やはり、ちょっとした行列。
上映会場に入ってわかったんですが、「日本語版吹き替え」だったので、結構、親子連れ(しかも小さな)が多くみられました。
また、新しい伝説映画のフアンになるのかなと思いました。
映画の出来については、期待以上のものでなかったですね。
これなら、スペクターをもう一回見たほうがよかったような気がしました。
>『スター・ウォーズ』のエピソード4とエピソード5を観ていない方にはある種ネタバレになってしまうので要注意
余りにも有名なのでネタバレもへったくれもないとは思いますし過去作押さえてから観る人も多いとは思います(自分の場合もし過去6作押さえてなかったら手を出さなかったです)が知らない人は知らないのでそれは実際気を付けた方が良いですね。
>今回のことで『ワンピース』がちょっと嫌いになりました。
罪があるのはこの宣伝方法を考えた輩で作品にはないと思うので印象は自分の中では落ちてないですがいずれにせよ「ほっといてもどうせヒットするんだからやらんでよかったろう」って気は自分もします。
因みに挙がってる中なら『虐殺器官』は絶対押さえたい所です。
>それよりも素人が吹替え声優に出演できてしまう前売券を発売している『バットマン VS スーパーマン ジャスティスの誕生』のほうがよほど問題だよなあ・・・。
確かに…。まあ当たった人の演技が上手ければ文句ないですが。