とくに1位に憎悪をぶつける2015年ワースト映画10
まずはベストより前に、管理人が毎年ノリノリで書いているワースト10をあげますね。
※好きな映画があったらごめんなさい
※映画関係者の方には本当にごめんなさい
※タイトルをクリックするとそれぞれの映画の感想に飛びます
※1位のアイツ以外はたいしたことがないと思う
↓
10位 ドラゴンボールZ 復活の「F」
鳥山明先生が脚本を手がけているのであまり文句は言いたくないんだけど、あのフリーザ様が惨めな姿をさらしていることと、ヤムチャの不遇っぷりは悪い意味で泣けました。
ちなみに本作はテレビアニメ『ドラゴンボール超(スーパー)』で早々にリメイク版として放送されたのだけど、作画が崩壊しまくっていて炎上していました。※出展はこちら
ほかにも『ドラゴンボール超』はスローテンポすぎて視聴率が4%台になっていたりするしなあ・・・。大好きな『ドラゴンボール』でこんな気分にはなりとうなかった。
9位 劇場霊
正直に言うと作品に溢れるトホホ感はかなり大好きなんですが、客観的にみるとかなりキッツイクオリティだったのでランクイン。
filmarksで2.1点と、ギャラなんとかよりも低評価なのも納得です。
中田秀夫監督は力量のある方なのに、なんで最近はこんな作品ばっかりなんだろう。
ぱるるには演技力があるし、女優たちの戦いはおもしろいし、何より終盤は爆笑できるので、そこそこ観る価値はありますよ。
8位 グラスホッパー
作中に溢れる暴力描写、ジメジメとした美術、役者の演技は最高だったんですが、あまりのもシナリオのごり押しっぷりはどうも・・・。
脚本がイマイチだと、ほかがいかに優れていても映画の評価は低くなってしまうと再認識しました。もう少し原作に忠実にしてもよかったんじゃないかな。
ちなみに漫画版も原作とかなりクライマックスが異なっているのですが、こちらのほうが納得できました。
原作と、その続編の『マリアビートル』はかなりおもしろいのでオススメします。
7位 デジモンアドベンチャー tri. 第1章「再会」
『デジモンアドベンチャー』にあまり思い入れがない自分にも厳しい出来だったんだから、ファンにとってはよりアレだったんじゃないだろうか・・・レビューのコメント欄にディープな裏話を書いていただいたので、合わせて読むことをお勧めします。
あと、作中で唐突に登場するボーイズラブなシーンはなんだったんでしょうか。短絡すぎると思う。
6位 メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮
主人公がただの後先考えない直上野郎なので、ぜんぜん感情移入できないのがツライ。
脚本はツッコミどころだらけ、穴が多すぎてリアリティのかけらもないのもツライ。
もとがティーン向け小説とはいえ、最低限の説得力を持たせる設定は必要だったと思う。
『ロストワールド』っぽいアクションシーンは大好きなんですけどね。
5位 ストレイヤーズ・クロニクル
瀬々敬久監督は好きなんですが、いくらなんでもこれは・・・。
演出の下手さと、「登場人物の位置関係が明らかにおかしい」あたりが残念でしかたがありません。
いきなり原発反対のメッセージを掲げてくるプロパガンダっぷりもイヤだった。原発問題に対して中立的な立場にいた『天空の蜂』を見習ってください。
4位 ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)
ギャグパート多めなのはいいけど、のび太を初めとしたキャラクターたちの活躍の場があまりにもやっつけでした。
のび太は日常であれだけいじられているんだから、劇場版ではちゃんと活躍させるべきだと思いますよ。
『銀河超特急』(原作)には「のび太は大長編になると格好いいことを言う!」というメタネタがあるんだしさ。※出展はこちら
3位 天空の蜂
いやね、本作の精神性は本当に素晴らしいんですよ。
原発問題になじみのない方にとっても現状を考えるきっかけになりますし、原作にはないラストの1シーンも好きです。
だけど全編を埋め尽くす堤幸彦の演出ですべて台無しなんですよ。
大好きな役者たちが全員大根にしか見えないという地獄。
無力さを訴えるために「俺は無力だっ!」と全力で叫ばせる地獄。
ことあるごとに主人公の妻がヒステリックに絶叫する地獄。
映画の演出を観ていて死んだ目になったのは『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』以来でした。
「それが堤幸彦だ!批判するのは間違っている!」というのももっともなんですが、できればこういう大作映画に起用されるのは今後一切お断りいただきたい。
同じく堤監督作品『イニシエーション・ラブ』はトレンディードラマっぽい作風がハマっていたので、わりと嫌いじゃありませんでした。
2位 新宿スワン
原作を読んでいなかったら普通のバイオレンスドラマだと思うんですが・・・原作と同じように見えてまったく異なる(間違っている)作品の精神性が大嫌いでした。原作の持つメッセージをそのまましっかりと描いている『天空の蜂』を見習ってください(2回目)。
ペットボトルやボーリング場を使った拷問など、暴力的な描写はわりと好みでした。
1位 ギャラクシー街道
自分は映画というものは、観る人を幸せにする最高の娯楽媒体だと思っていたんです。
それは映画に関わるスタッフにおいても同様でしょう。
でもコイツは違う。
この映画が公開された瞬間、ネットには憎悪にも似た酷評のレビューが溢れかえった。
彼女との2回目のデートにこれを選んだうえに奮発してデラックスシート(2800円)を2枚買ったにもかかわらず、彼女が来なかった人もいた。
自分はこの映画を観た後に、激しい肩こりと頭痛に悩まされた(ほかの仕事のせいもあったけど、実話)。
大竹しのぶは「本当にくだらなくて、なんにもない映画」と舞台挨拶で暴露し、香取慎吾は「こんな映画作っちゃダメなんですよ」とインタビューで答えるなど、キャストとスタッフもこの映画を嫌っている。
こんな事態は、いままでの映画界にはなかったんじゃないだろうか。
何より酷いのは、明らかに監督・脚本を務めた三谷幸喜のワンマン体質によりコイツが出来上がっているということ。
役者のみなさん、美術や撮影のスタッフのみなさん・・・最高の仕事をしたにもかかわらず、その後はさぞお辛かったことでしょう。
こんなに全方位的に不幸を撒き散らす映画(とも呼びたくねえ)はあったでしょうか。いや、ない。
自分はク◯映画が大好きなんですよ。ていうかク◯は肥料になるから地球上に必要なんですよ。
コイツは凡百のク◯映画にも劣る、肥やしにもならない産業廃棄物映画と呼びましょう。
あ、でもおからも産業廃棄物に該当しているんだよなあ。おからはおいしくて栄養もあるのに。おからという素晴らしい食材と、コイツをいっしょにはしたくねえよ。<『ギャラクシー街道』の5000億倍は価値があるよ。
ちなみに、自分の生涯ワースト映画は『少林少女』だったんですが、久々にコイツのせいで更新をしてしまいました。
あと、感想で『インサイド・ヘッド』のムカムカを載せていたら、コメントでビンボン殺しと返されていて爆笑しました。
・・・・・
あ、そうそう、2015年には、もう2本客観的にみて最低な映画ありましたね。
客観的にみて同率1位
リアル鬼ごっこ(2015)
映画『みんな!エスパーだよ!』
いやね、個人的にはどっちも好きなのですが、どっちも別ベクトルでマジで最低だと思うのですよ。
『リアル鬼ごっこ』は女子高生ぶっ殺しまくり×不条理で意味不明という内容だし、
『みんな!エスパーだよ!』は監督が好きなセクシーお姉さんをバンバン出しただけ、
というどちらもスガスガしいまでに低俗(ある意味褒め言葉)な作品です。
『天空の蜂』はコイツラに比べれば5兆倍は志が高いでしょう。
ていうか、2015年の園子温監督作品は4本ともかなりアレですね(個人的には『ラブ&ピース』は好きだけど)。
自分は園子温監が大好きだし、『冷たい熱帯魚』と『愛のむきだし』は映画史に残る傑作だと思っている(どっちも死ぬほど好き嫌いが分かれるけどな)ので、これらの2015年作品だけを観た人に園監督を嫌って欲しくないなーと切に願います。
※園監督が嫌いになった人の例↓
芸術的センスゼロの俺が選ぶ、2015年の映画ワースト10 - きままに生きる 〜映画と旅行と、時々イヤホン〜
世間的に評判の悪い『ファンタスティック・フォー』
スーパーマリオがピーチ姫を助けに行くようなパターンをくり返していた『ジュピター』
映画ファンから死ぬほど嫌われていた『エイプリルフールズ』
登場人物が全員クズだったミュージカル『イントゥ・ザ・ウッズ』
公式同人誌のような内容だった『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
賛否両論ありすぎる『心が叫びたがってるんだ。』
内容がどうこう以前にまっくろくろすけが気になってしょうがない『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
相変わらずのネタ度を期待していたらけっこうまともだった『UFO学園の秘密』
このあたりはわりと好きな映画です。
あと、個人的に大ファンの渡辺雄介(ワタベエ)が脚本を手がけた作品(『ST赤と白の捜査ファイル』『ジョーカー・ゲーム』『進撃の巨人 前後篇』)は、出来はともかくどれもわりと楽しかったです。
氏による映画作品は当然残念ながら2016年以降空白になっちゃっていますが、ク◯映画成分をたまに摂取したいので、ますますのご活躍を願っております。
来年も『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』、『真田十勇士』(堤幸彦監督)、『海賊とよばれた男』(山﨑貴監督)、『デスノート 2016(仮) 』、ドラマ『真田丸』(三谷幸喜作)などがあなたを待っています。
ひょっとすると『デスノート 2016』よりも、1月4日から早速公開される『デス・ノート』(原題:LET US PREY)のほうがおもしろいかもしれませんよ。<「・」が入っているから無問題!
※追記:ソフト版ではクレームが入ったのか、タイトルが『デッド・ノート』に変えられていました。
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なお、今回のワースト10はTwitterにて読者の方にあげるのを手伝っていただきました。ありがとうございます。
ちなみに当ブログでは『天空の蜂』をけなすと炎上、『進撃の巨人 後編』を擁護して炎上したものの、『ギャラクシー街道』をメタメタに書いても一切炎上しませんでした。
このブログはそんな読者のみなさんに支えられています。
↓ブログのワースト10
【2015年ベストテン企画】2015年映画ワーストテン - 頭の中の感想置き場
民朗が選ぶ2015年新作映画ワースト10: ホラーショー!民朗の観たまま映画批評
2015年にとり映画賞(後編) : 頭の中もハッピーな人
↓ク◯映画の参考におすすめ
「天空の蜂」とかはそんなに嫌いじゃなかったりします。
今年は例年にない当たり年であると同時に当たり屋年でもあったんで結構層が厚いですね。
1位…ギャラクシー街道
説明不要ですね…久々の地獄でした。
ですが来年「真田丸」が奇跡的に良作だったら今回の失態には目を瞑ろうと思ってます。(大甘)
正直大河ドラマの場合、今年はギャラクシー街道が可愛く見える最下層状態だったので。
2位…S 最後の警官 奪還 recovery of our future
これぞテレビ屋、ザ・テレビ屋映画と言って良いでしょう。
無能な警察、脳筋テロリスト、鈍重な展開、無駄な泣かせ演出…
踊る大捜査線と海猿の悪いとこだけを濃縮したような映画です。
3位…ストレイヤーズ・クロニクル
キャスト、スタッフ誰のやる気も感じられなかった無気力映画。
あの耳障りな主題歌は今聞いても虫酸が走ります。
(ゲス乙女好きな方ごめんなさい)
4位…心が叫びたがってるんだ
好きな方ごめんなさい…でも本当に劇場でキレたんですよ、僕は。
コミュ障の扱いとかキャラ同士の無駄すぎるギスギス感とかもう尽く怒りのツボを踏み荒らして…
正直キレ度で言えば1位でも良かったくらいですけど、上3つのクオリティの低さより下は流石に可哀想だと思ったんでこの位置で。
5位…図書館戦争 the last mission
これがヤフーレビュー4点台と知った時は驚愕してしまいました。
まあ世界観がとにかく気持ち悪い。地球上に存在しない用語や会話が飛び交い
何故か現実にもあるよねこういう問題…と謎の摩り替え。
下らないどーでもいい惚れた腫れたの恋愛劇捩じ込みもとにかく寒かったです。
6位…トゥモローランド
ヒナタカさんすいません枠その1。やっぱどうしてもコレは好きになれません。
思えばコレについて長々と文句言ったのが始まりだったなあ…と思うとある意味感嘆深いです。
7位…デジモンアドベンチャーtri 第1章 再会
デジモン02の時点で冷めきってる僕が今更文句言うのも何ですけど
コレは単純にクオリティ低かったです。
とは言えハードル下がりきった状態で見たのでこの順位で。
8…進撃の巨人 Attack of Titan後編 エンドオブザワールド
ヒナタカさんごめんなさい枠その2。何度も言いますけど前編はそんなに嫌いじゃないです。
とにかくさっむい演説祭りと弱すぎる超大型巨人の余りのガッカリぶり
そしてまさかの「メイズランナー」オチに心底呆れてしました。
9…脳内ポイズンベリー
好きな人も結構いるみたいですね。僕はとにかく主役が好きになれなかったです。
人を振り回すだけ振り回しておいて結局結論は「好きに生きる」どんなメンヘラ女なんだこのク◯が!と思いましたよ。
後吉田羊氏演じるネガティブ担当の余りの強行採決ぶりにはかなりイライラしました。
10 ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲
今年最大級のガッカリ映画。期待値からの落差が凄まじかったです。
犬の演技は凄かったですが、肝心の人間パートがとにかく陳腐。
主役のこまっしゃくれたク◯ガキは最後まで好きになれませんでした。
こんなとこです、いつもながら長々とすいません。
見逃したク◯映画候補も結構あります。水谷豊氏の072ここに極まれりな「王妃の舘」とか
それこそ上半期無駄に話題になった「ジョーカー・ゲーム」とか…
この辺見てたらまた感想も変わってきたかもしれませんね。
ところで来年は「Too young to die若くして死ぬ」が早くもポスト「ギャラクシー街道」の名を欲しいままにしてますねw
中々特攻のしがいのありそうなんである意味楽しみですw
(そしてまたここで怒り狂う…)
triの感想のコメントと同じような事を書きますが
作画も荒れてたのは、
おそらく途中でキャラデザ設定の調整の弊害じゃないかと考えられます。
もう製作中の段階だというのにあのタイミングで少しでも調整したので
予算やスケジュールも圧迫したのではないでしょうか。
この時期に調整をやったので馴染めない、混乱したアニメーターもいたと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=MKWC2HjeAfU
最初のティザーだと立ち絵も色彩設定もこんな感じなのですが
パンフ、ムック本、BD特典のブックレットに載ってる設定画
(パンフでは線と影だけですが、ムック本、BD特典のブックレットには色つき表情設定画公開)では
既にこのティザーと少し違う物になってるんですよね。
デジモン達は変わらないのに子供達8人は微妙に変化してる。
これってつまり7月に届けられたあの署名も多少影響してるかと思います。
どうせなら調整するならもっと早くにしとくべきだったのかもしれません。
こんなタイミングでやっても修羅場になって不穏な裏話が出るのも無理ないでしょう。
そりゃ企画から公開までにキャラデザ設定を調整するケースもあるかもしれませんがtriは遅かったと思います。
あと本編のクオリティに関する事以外(クレジット、映画特典とか)の事は、
デジモンtri感想のコメントで語りました。
史上最低最悪大河ドラマ大賞…花燃ゆ
誰もが納得の歴代最低最悪の大河ドラマです。ほとんど名を残してないような女が
何故か歴史上の人物にずけずけと物言い
あまつさえ何故かこの女の一挙一動に歴史上の人物がとことん振り回される。
あまつさえ歴史上の重大な出来事は全てナレーション(CVシャア・アズナブル)で済まされる。
コレがあるので大河ドラマファンは僕含め三谷幸喜にすらすがらざるを得ない状況なのです…
前作から落差ガッカリ大賞…蒼穹のファフナー Exodus
期待からの落差で言えば「ホワイト・ゴッド」を軽く超えてますね…いやホント
傑作だった前作のエンディングを全部台無しにされてしまいました。
無駄にキャラが殺され、ヒロインだけが罪を背負い、主役2人は仲良くホモエンド…
ここで語るべき内容でないのは重々承知ですが、本当に裏切られて悲しくなった1作でした。
実際昔のドラゴンボールに見てる時の感覚は近かったです。
ちなみにアニメ版すべてがFになるでワタベエがTVアニメ脚本デビュー果たしているのですが、ご覧になりましたか?
私は怖くて見れてません!
原作ある上にシリーズ構成を担当してるわけではないからそこまで影響があるわけでは無いと頭ではわかってるんですけどね・・・
今ブログを半年ぶりに書いてますが、なかなか酷いワーストランキングができそうです。
園子温監督ごめんなさい。でも面白くなかったから仕方ない。来年に期待します。
堤幸彦監督ごめんなさい。来年はもう作らなくていいです。
園子温監督の作品は好きなのですが今年の4本は悪評が多かったり近くでやってなかったりでどれも未見です。
個人的には「ちゃんと伝える」や「希望の国」みたいなヒューマンドラマ路線でもう一度見たいと思ってます。
自分のワーストは「ピクセル」ですかね。
アダム・サンドラーだったらもっと頭悪い方向に振り切ってくれると期待したのですが・・・
とはいえ今年はTVドラマで強烈なワーストが出た印象ですね まれとか
いろいろな方のワーストを聞くのは楽しいなあ。
ラリーBさん、天空の蜂をディスってこちらこそすみません。
あと「ホワイトゴッド」をけっきょく観ていなくてすみません。
これからもラリーBさんのいい意味で辛辣なコメントを期待しております。
単にギャグをやろうとして滑っただけではなく、造った本人もこれが面白いと思ってない感じが薄ら漂ってるのが不気味です。
真田幸村は好きな武将だけに、来年の真田丸が心配でたまりません。
僕だって「ここさけ」「トゥモローランド」「進撃(後編)」
もっも言うなら「予告犯」や「ファンタスティックフォー」もボロクソ言ってますしね…
しがない一人の駄意見ですんで、「こんな奴もいる」と今後も鼻で笑っていただけたら幸いです。
それに「ホワイト・ゴッド」はこのブログで存在を知ったので、むしろ感謝しています。
来年は是非「信長協奏曲」や「Too young to die」で一緒に怒り狂えたら幸いですw
ニコラス・ケイジがかっこよく絶体絶命の危機を乗り切り大勢を救うお話を観に行ったら・・・「神様を信じないと天国に行けないよ」というお説教のような脅迫と「子ども達はピュアなので無条件で天国行き」という気持ち悪いステレオカルト思想を見せられるという苦行を二時間を耐えきった私を褒めて、イエス様・・・。
2.ギャラクシー街道
権威と化し権力を持ってしまった独裁者の自慰行為1。三谷幸喜ブランドを信じ、ヒナタカさん始め皆様の「やめろ!入っちゃ危ない!!」という声を無視して事故責任で突っ込み、見事に心がコッパミジンになりました。
3.THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章
権威と化し権力を持ってしまった独裁者の自慰行為2。レイバー産業が廃れた理由は上司が説明してくれて(※)納得行きましたが、旧作の主役たちの不遇(大田さん・・・)、新主人公達のクズっぷり、これに7作も付き合った挙句に待っていたのは3ヶ月後に完全版公開商法・・・。
※作中の巨大ロボット「レイバー」の主な用途は「建設重機」なのですが、最近工事現場の重機がレンタルばかりだと気付きませんか?建設業界、特に中小企業は不景気で自前の重機を持ち維持出来ないので、仕事が入った時だけレンタルで済ませているのだとか。そんな現実世界の建設不況に合わせて作中のレイバー産業も廃れてしまったのだそうです。
4.リアル鬼ごっこ
権威と化し権力を持ってしまった独裁者の自慰行為3。いつも通りの園子温監督作品の筈なのに喉を通りませんでした。理由はカゲヒナタレビューの当該記事にコメントしてます。でもこれで園監督を嫌いになった訳ではありません。これは言うなれば・・・ロリコンの守備範囲年齢の違いというか(最低の例え)
映画としてともかく、「みんな!エスパーだよ!」はグラビアアイドル アベンジャーズ!という“実用性”の高さはお勧めなので除外。
5.帰ってきたMr.ダマーバカMAX!
前作は未観、ジム・キャリー伝説のコメディの続編と聞いて観に行った結果、あまりの怒りが翌日まで後を引き、決して悪い人では無い「星の王子様と私」の飛行士さん評にまで影響してしまいました。いいこまさん、ごめんなさい。
余談ですが「コメディアン」の皆さん。バカとクズの違いを覚えてください。けっこう解ってない人多いです・・・。クズキャラで笑いを取るのも良いですけど、最後に己の愚行(他者に被害で出ていれば立派に悪行!)を自覚して改心するか、自業自得でギャフン!という目に遭わないと。なぜか「みんなの愛されキャラ」で終わらせないで欲しいです。
6.予告犯
観賞中は良かったのですが、観賞後に原作を読んで絶句・・・。警察、民主党(自民党かも?)、シー・シェパード、etc・・・どんだけ「配慮」しているのか、というスッカスカな映画化でした。これは中村義洋監督の所為でなく、TBSが黒幕かもしれませんけど。本作を1800円で観賞するくらいなら原作全三巻1944円を買った方が良かったと後悔。
7.仮面ライダードライブ サプライズ・フューチャー&手裏剣戦隊ニンニンジャー THE MOVIE 恐竜殿さまアッパレ忍法帖!
そりゃメインのお客様は子ども達なのは解ってますよ。でも、映像技術以前に脚本が子ども向けに拘ってる限り、日本の東映ヒーロー作品はマーベルヒーロー作品のようには成れない・・・はともかく、二本揃って夏のハリウッド大作のパロディという国辱級の恥晒し。
8.寄生獣 完結編
前編は良かったのに・・・。あげくに「放射能」への誤解を盛大に流布されて、廃棄物処理場で働いた経験者として二重にゲンナリ・・・。
9.96時間レクイエム
「お母さん」を守れていない時点で、シリーズは2で完結していた事にしたくなりました・・・。
10.ファンタスティック・フォー
とりあえず、お姉ちゃんがスパイダーマンとデートすると聞いて、お姉ちゃんに片想いしてる海底人の皇子様をけしかけちゃう程にお姉ちゃん大好きっ子なジョニーきゅんを帰してください・・・。
金と時間を返せ!と怒りが込み上げて来た作品で締めてみました。「ふざけんな!もっと酷いのあったろ!?なんでアレが入ってねえんだよ!」と感じる方もいらっしゃるでしょうけれど、それはヒナタカさん始めレビュアーの皆様に地雷原を歩いていただき、徹底的に危険(お金と時間の浪費)を避けるチキンな一年を送ってきたからです。ごめんなさい!そして、ありがとう!来年もよろしくお願いいたします!!
『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』は長瀬智也さんのハッチャケぶりにバカ映画として期待しています。
『海賊とよばれた男』は・・・出光佐三さんは知れば知る程に、その極太人生に「そこにシビれる!憧れるぅ!!」な大偉人なので、戦々恐々です。
あとは個人的に『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は激しく不安です。例の「素人吹替え抽選権」もですが、マーベルが4年かけて各キャラを個人作品でキャラ立てし、満を持して送りだした「アヴェンジャーズ」に相当する「ジャスティスリーグ」をすっ飛ばし、まだスーパーマンしかリブートしてないなのに、マーベルが同じく今春公開する実質「アヴェンジャーズ3」な「シヴィル・ウォー」に相当する話をやるとか・・・。マーベルに大きく水を開けられているとは言え、急ぎ過ぎでは・・・。
「BvS」は僕も期待半分、不安半分…ってとこですね…。
前作「マンオブスティール」が僕の中でかなーりガッカリだったんで
今回もハードル上げないようにはしてるんですけど
ベン・アフレック氏のバットマンが自分としてはかなりツボなんで
前作みたいな事にはならないと良いなあ…と楽観はしてます。
ただ最新版の予告見ると思ってたよりチープな感じだったんでやっぱり不安なんですよね…
ザック・スナイダー監督にJLの全権託すのはリスキーだったんじゃないのかなあ…
>バグさん
デジモンの一件すいません。僕も見ましたけどかなりゴタゴタだったようですね。
まあ僕としてはそれ以前に過去のトラウマを掘り返される事自体が苦痛の極みなんで
ぶっちゃけると今後もまあクオリティー云々はそんなに気にしないかな…ってとこですね。
02の38話は今見ても「ギャラクシー街道」と「矢島美容室」を24時間見続けるより苦痛です…w
>きゅうはちきゅういちさん
タイミング悪いことに超名作「真田太平記」が時代劇専門チャンネルで
ほぼ同時期スタートなんですよね…。嫌でも見比べてしまいます。
かつて幸村を演じた草刈正雄氏が父昌幸を演じたり大泉洋氏を敢えて兄である信幸に据えたりと
キャスティングは意外とおっ?と思うとこもあるんで後は筋書きですね…
とは言え映画と違い大河ドラマは「花燃ゆ」と言うハードル爆下げ要素があるんで
まともなもん作ってくれたら今年の失態は本気で許そうかと思ってます(何様)。
http://blog.livedoor.jp/islulmx/archives/1048647367.html
ヒナタカさんは好きかもしれませんが、見事にリアル鬼ごっこがワースト1でした。
あと誰も観てないかもしれませんが、元永監督作品はデジモン、DAL2作ともファンの期待を見事に裏切る出来でがっかりでした。
今年は初めてワースト映画を消去法ではなく、数多ある中から選びました。
ワースト10に挙げた作品に比べればグラスホッパーや天空の蜂は個人的には大したことじゃなかったです。
「フィフティ・シェイズ・オフ・グレイ」はR18版で見たのですが、どこにまっくろくろすけが存在したのかわからないぐらい隠すものが無かった気がします・・・
ブログには書きませんでしたがある意味がっかり映画筆頭でした。
これが堤幸彦が監督するとまぁここまで醜い作品になるとは予想してなかった!
序盤から「本作には大きな“秘密”が隠されています。劇場を出られましたら、これから映画をご覧になる方のために、どうか“秘密”を明かさないでくださいネ」と字幕が出る。
この時点で大どんでん返しあるじゃねえぇかと思いましたよ!
この映画正直、よく最近の日本映画にある伏線は強調して見せると言う方式で撮られて「ああここ伏線ね…」と小学六年生でもわかる方式で演出されてて勘のいい人なら夕樹を「たっくん」と前田敦子がいうところで一発でわかる!
(それでも気が付かない人は夕樹が電話かけても何度も通じないところで何かあるだろうと思う)
でたっくんが東京赴任して前田敦子遠距離恋愛するも木村文乃と二股かけて別れるも前田敦子のことが忘れられずに……実はというオチなんだけど。
原作ファンのサイト偶然見たらこんなマヌケなオチあるはずなかった!
そもそも森田甘路は松田翔太と映画上何の接点もないよ!
森田甘路の演技が劇画化されてどう見ても松田翔太と同一人物か?と思わせる作りにはなってないよ!
そもそもこの叙述トリック成立させるには誰がどう考えても松田翔太の二役にしなきゃならないだろ!
それに前田敦子の役ってのは残酷なだけの男に振り回らされてかわいそうな女と思いきや実は一枚上手だったって話だから要は『ゴーンガール』のロザンナ・パイクみたいな女優に演じさせなきゃ成立しない話なのに前田敦子のアイドル演技で大無し!
まぁ今の若い客にはこうもわかり易すぎないと映画として成り立たないなんて色んな意味で謎な映画でした