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ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

『エヴェレスト 神々の山嶺』天下レベルの原作破壊珍作映画(ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)

今日の映画感想はエヴェレスト 神々の山嶺です。


個人的お気に入り度:2/10

一言感想:なんでこんな目に会わなければいけないんですか!(←作中の台詞)

あらすじ


あたまのおかしい岡田准一があたまのおかしい阿部寛を追いかける話。



※毎度おなじみメタメタに酷評しているので、この映画が好きな人にはごめんなさい。

※コメントを受けて追記、修正をしています。ご意見をいただいた方、ありがとうございました。(3月15日)

夢枕獏原作の、世界的ベストセラー小説の映画化作品です。

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『孤独のグルメ』などで知られる谷口ジロー作画のマンガ版も、原作に忠実かつ、見事にその魅力を描き出した名作として評価されています。

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で、長年にわたり絶賛されてきた原作が、今回の映画でどうなったかと言うと、本気でどうしようもないという結論に至りました。
こいつはキツいぞ!なぜかって?恒例の箇条書きで説明するよ!


(1)主人公の深町(岡田准一)が狂人になった

原作の深町は物語の語り部であり、いわば読者の代わりとなるような、常識的な感情移入がしやすい人物でした。

ところが映画の深町は、開始2分で狂人であることを見せます
これは演出とか役者の演技のせいではなく、明らかに脚本段階から深町の性格を変えています。
おそらく、深町をキチ◯イにしたのはある種の挑戦だったんでしょうね。狂人ふたりを物語の主軸において、映画ならではの新たな解釈をしようという……

でもこれがどう考えても失敗しています。
おかげで「主人公に感情移入できない」という単純な問題のほかにも、「山狂い」の羽生(阿部寛)の内面を解き明かす、という物語の魅力がスポイルされているという大問題が浮上するからです。


(2)もうひとりの主人公の羽生(阿部寛)の気持ちがわからない

つぎつぎと命の危険がある山に挑戦し、ほかの人間の意見を尊重しようともしないクライマー・羽生(阿部寛)は、原作においても狂人です。
『神々の山嶺』の何が素晴らしいって、そんな羽生の人生を追いかけることで、最後には狂人にもかかわらずその気持ちが理解できるようになっているという、奇妙かつミステリー作品のようなおもしろさがあることです。
それは、「まともな見識を持っている」深町の目線から、狂人・羽生というキャラクターを見据えたおかげでもあるでしょう。

ところが映画では、深町と羽生の両方がキチ◯イのため、「なんなのこのあたまがおかしい人たち」「勝手にやってろよ」という印象しか持てない。
羽生と深町の絡みさえほとんどないのは致命的でしょう。


(3)「なぜ山に登るのか」の答えがぜんぜんわからない

『神々の山嶺』では、「なぜ山に登るのか」の質問に対する、ジョージ・マロリーの「そこに山(※これはエベレストを指している)があるからだ」という言葉への「さらなる答え」を、とある形で描ききっています。

これが物語の根本であり、もっとも大切なことのはずです。
しかし映画ではふざけんなぁぁぁああああああああ!
さすがにネタバレになるので↓に書きますが、これは原作ファンはマジギレするぞ!


(4)ツッコミどころ満載

もうね、映画だけだと「単なるカメラマンの深町が、なぜあんなにエレベレストを登っていけるのかさっぱりわからない」という誰もが思うツッコミどころがあります。
コミック版を読むと、そこのソリューションはしっかりと、細やかに描かれていたのに、映画ではじぇんじぇん説得力がありません。

そして終盤は原作を踏襲したものの、適当にセリフを拾ってつなぎ合わせたような薄っぺらい脚本と演出が続くので、登場人物が電波なことをほざきまくっているようにしか思えない

「原作のセリフを再現したけど、その前後がちゃんと描けていないから意味不明」というのは、実写映画版『デビルマン』の「私は魔女よ!」→2分後に「違う、私は魔女じゃない」とほざくことをほうふつとさせてゲンナリしてしまいました。


(5)必要なシーンはハショるよ!

まああの大作を2時間にまとめるのが難しいのはわかるんですが、取捨選択はどう考えても大失敗しています。
原作ファンであれば「せめてあのシーンはいるだろ!」と憤慨するでしょう。

また、登山の技術がまったくというほど説明されていません
過酷な山登りのウンチクや、そのリアリティが『神々の山嶺』の大きな魅力だったのに、映画ではまったく伝わりません。
映画だけでは、終盤に深町が「そんなことまでするのか!」と驚いた理由がわからないのではないでしょうか。


ほかにも岸涼子(尾野真千子)がただのウザいキャラにしか見えないわ、
主人公たちについてきたおじいちゃんがこれまたイっちゃっていることをほざくわ、
終盤30分はもう超展開にヒィッwヒィッwと笑うしかないわ
と問題が目白押し。9割がたは脚本のせいです。
振り返ると、この映画はピエール瀧以外まともなキャラがいないですね。ほか全員がマッドマックスです。

あと、地味な欠点に「用語がわかりにくい」ということも。
原作を未読の方は「おにすら(鬼スラ)」「せいなんそう(西南層)」「むさんそ(無酸素)」という言葉を、頭の中でちゃんと漢字変換して理解できるんでしょうか。ちょっと難しいと思う。
※鬼スラ……「鬼のスラブ」の略。スラブとは、凸凹がほとんどないなめらかな1枚岩のことで、ここを登ることは危険である。

トータルでは、この映画は説明不足どころか説明すること自体を放棄しているレベル。
原作およびコミック版は、それぞれの用語が事細かに、説得力を持って理解できるようになっているので、ぜひ読んでみてください。


いいところもあります。
まず監督が平山秀幸、主演が阿部寛と岡田准一、撮影監督が北信康などと、邦画界の大ベテランたちが結集していることもあり、画は見応えのあるものになっています。
困難な撮影をやり終えたスタッフの尽力は、賞賛されてしかるべきでしょう。

まあ1960年代と1990年代でキャラの見た目がまったく変わっていなかったりのディテールのこだわりのなさ、トンデモな描写が続くせいでけっきょく台無しなんですが……。

また、序盤はテンポよく進むので、ここの原作の取捨選択はそれほど悪くない、とは感じました。
いや、それでも深町の行動にめっちゃおかしいところがあるんだけど……。

「登場人物が自分の想いをベラベラしゃべる」ということを覚悟していたのですが、実際は予告編の台詞だけで完結していた(ほかにはあまりなかった)のもよかったです。いや、予告の台詞だけで十分キツいんだけど。



そういえば、公式サイトには、原作者の夢枕獏からのコメントがない。
コミック版には、緻密な作画をした谷口ジローへの、熱く、リスペクトに満ちたコメントをしていたのに……。
想像の域を出ませんが、おそらく夢枕氏は映画の出来に激怒したんじゃないでしょうか。
※夢枕氏は、パンフレットで以下のようにコメントしていたという意見をいただきました。
”…去年のハリウッド映画『エベレスト3D』は高度4000m弱の場所で撮影しているそうですが、『エヴェレスト 神々の山嶺』は5200mですからね。この映画には”場所の”力も相当入っているはずです。”
”…原作と映画は違って当たり前ですし、この『エヴェレスト 神々の山嶺』は、原作の芯を残していながら大変いい映画になっている。”
とのことなので、この映画に対して激怒はしていないでしょう。
わざわざ自腹で撮影現場まで行ったそうですし。



ともかく、人物描写のシンドさのせいですべて台無しです。
原作は「山に対して狂人めいた執着をしているが、そのうちに山への確かな信念と、揺るがない己の価値観が見えてくる」だったのに、映画では「徹頭徹尾ただのキチ◯イにしか見えない」というありさまになっているのは擁護しようがしありません。

まとめましょう。
この映画を端的に語るのであれば、ダメ映画ファンは終盤に爆笑できるので必見、原作ファンはマジギレ必死といったところでしょうか。
岡田准一と阿部寛はキチ◯イを好演しているので、ふたりのファンにはそこそこオススメできます。

自分は
↓コミック版を2巻まで読む(泣く)
↓映画に爆笑
コミック版を最後まで読む(泣く、この物語の素晴らしさと、映画のリスペクトのなさに)
という順番で作品を知ったので、まだダメージは少なかったんですよ。

この映画のもっとも素晴らしいところは、原作およびコミック版を、多くの人が知るきっかけになったということでしょう。

自分もこの映画がなければ、コミック版を読むことはなかったのかもしれません。
これから『神々の山嶺』の原作またはコミック版を読む方は、映画の記憶を完全消去して、この傑作を堪能しようではありませんか!

ありがとう映画『エヴェレスト 神々の山嶺』!でもお金と観た時間は返せ。

以下、結末も含めてネタバレです↓ ツッコミしかしていません。










〜マロリーの写真なんかどうでもいい深町〜

深町は、ネパールの質屋でマロリーが残した(と思しき)カメラを見つけるのですが、一旦お店を去って仲間に相談しています。おいー!その間に売れちゃうかもよ!
それだけならまだしも、深町は持ち主と主張する者が現れると、すんなりカメラを返しちゃいます。せめて交渉しろよ!
(原作では、深町はしっかりとカメラに大切にするうえ、カメラが盗まれてしまう、という展開があります)

こいつはやる気ねえのかな、と思っていたら、雑誌の人間(ピエール瀧)に「あんたの会社も莫大な利益になるぞ、金くれ金くれ」とほざきます(しかも前の借金は返さない)。こいつタダのクズじゃねえか!

いや、この映画の冒頭2分で、深町は「雪山でゴロゴロと転がって死ぬ登山者を助けようとはせず、必死でシャッターで切る」というクズ行為をしているので、「何よりも写真に残すことを重要視する狂った男」として描けば、そこには何かピカレスクロマン的なおもしろさが芽生えるかと思ったんです。

しかし、終盤の深町は、羽生の最後をカメラで撮ろうとはしない、それどころかせっかく撮った羽生の写真を焼きます
で、最後に羽生とマロリーの死体を見つけ、羽生の魂から「そこにマロリーの写真がある」と教えられた深町がほざいたのは「そんなことはどうでもいい」でした。

お前マジで言ってんのか。会社の金使ってエベレストに登っての言い草がそれか。
コミック版では深町は「これ(フィルム)を絶対に持って帰ってやる」と決意しているんだぞ。ていうかお前が山に登った理由はなんなんだ!
ちなみに映画の深町が山に登った理由は、羽生の魂からも「なんでやねん」とツッコマれているのだけど、けっきょく深町自身が「わからない」と回答。あの、こいつぶん殴っていいですか。

※以下の意見をいただきました。

映画で最終的にマロリーのカメラの件がスルーされるのには、理由があります。
それは原作発表後の1999年にマロリーの遺体が発見されたことです。
ただし、カメラとフィルムは見つかっていません。

この現実は無視できないので、原作は文庫化にあたって書き直されています。
漫画版にある、マロリーのフィルムを深町が持ち帰り、現像するシーンは原作の文庫本にはありません。

マロリーのカメラの件を深町が記事に書いて公表してしまうと、史実にそぐわなくなってしまうので映画版ではそれを避けたように思えます。

劇中の描写で、羽生の南西壁冬期無酸素単独登頂の件が話題にならず、「売名だ」と非難される羽生について深町が擁護する記事を書かないのもカメラの件を避けるためではないでしょうか。


そして、原作にあった「深町が登頂したときにわかったこと」を描かないとか、本当に信じられない。
登頂に成功したことへの感動なんて微塵もない。適当に酸素ボンベ無しで登っても余裕で8848mを登れたようにしか見えない。あるのはシンドいエベレストの環境だけで、景色の感動を伝えることなんか微塵もしない。
この物語のいちばん重要なところだぞ。ふざけんな。


〜論理的に理解できない深町〜

終盤の深町が写真を撮ろうとはしなかったのは、「それ以上に羽生の命を案じた」からなのでしょう。
だから写真を撮らずに、羽生に「逃げろー!」と絶叫したこともわかります。

これは写真狂いに見えた深町が、こうしてそれ以上に命を大切に想い始めた、というのなら納得できるかもしれない。
だけど、映画の深町ははじめっからマロリーのカメラを大切にしていなかったので、けっきょくその心の変化も意味不明に終わっています。ダメだろ。
(ちなみに、原作では三脚カメラがコケてパリーン☆なんてことはなく、最後まで深町はシャッターを切ろうとしています)

あ、そうそう、本作では岸涼子(尾野真千子)が「山ってなんなんですか」「なんでこんな目に会わなければいけないんですか!」とUZAI☆問いかけをしているのだけど、その答えも一切用意されてないよな。
この映画だけでなら「山ってけっきょくなんだろう」で終わっているじゃねえかよ。もちろん原作の岸涼子はそんなこと言っていないよ!


〜描かれなかった展開〜

羽生のライバルである長谷渉(佐々木蔵之介)の描写が少なすぎるのは、ある程度は仕方がないとは思います。
だけど、羽生がグランド・ジョラスで死にかけている中で書いた「手記」はぜったいに必要だったでしょう。

また、深町が、鉛筆を研いでいる羽生に「そんなことまでするのか!」と驚くシーンがあるのですが、映画だけではなぜびっくりしているのかじぇんじぇんわからないですよね。
これは、鉛筆をなるべく短くし、ごく軽い装備でさえも極限まで削って軽くするという作戦なんです

ぜひ、原作またはコミック版を読んでみてください。


〜社畜根性が身につく映画です〜

最後に深町は、死体の羽生に「おれに取り憑け!!おれに憑いてこーい!!」とおでこをくっつけさせながら言います(※劇場で自分だけが爆笑したシーン)。
原作では羽生の「魂」の存在をまずは宣言しているので違和感がないのですが、映画では深町がイッている人にしか見えないのは致命的だなあ。前後の流れも演出も何もかもが悪い。

ていうか阿部寛が目をガッと見開いたまま死んでいて、阿部寛のドスの利いた声(魂の声)が「なぜだ」などと響くのがめっちゃ怖い
※以下の意見をいただきました。
演者さんは頑張ったと思います。
特に阿部寛さん。パンフによると、ラストシーンの凍りついた姿、あれ人形やCGじゃなく本人だそうでw
わざわざ-15度の冷凍庫に入ってあの姿になったそうです…おお…もう…


で、深町は「手がダメなら指で行け、指がダメなら歯で行け、歯がダメなら目で行け。目がダメになったらありったけの心で想え」という羽生が残した手記の内容をそのまんまつぶやきながら下山に成功します。

いや、原作にもこの言葉はあるんだけど、羽生は手記を残して誰かに伝えようとなんかしていなかったぞ。
これが羽生がひとりで想って、過去の出来事も踏まえ、なんとしてでも「生きよう」としたことを示すもの(ナレーション)のはずです。

でも映画では、これを「けっきょく山に登る理由もよくわからない」深町にも言わせるので、「過酷な場所でも死ぬ気で頑張れ」というようなブラック企業の社訓かなんかにしか聞こえない
(同じことを『ギャラクシー街道』でも思っていたなあ)
しかも羽生は「死ねばゴミだ!」とブラックなことも言っていたし。これも原作からある台詞だけど、羽生が自分自身に言い聞かせていたものであり、深町に押し付けるものではないです。


※観た直後の感想はこうなりました。

原作では、深町は自分の意思で「なんとしても生きる」ことを欲している。それはマロリーの写真を世に公表するという目的もあるからだ。
だけど映画の深町はマロリーの写真を完全放棄しているので、山に登ること自体、頑張ること自体も意味不明。脚本家さん出ておいで(ビンタするから)。
あと、深町は社畜っぽいことを言いながら下山をしているけど、その実カメラマンとしては職務放棄しているよね。


〜よかったところを探そう〜

原作通りではありますが、羽生が深町を助けるためにわざわざ降りてきてくれたこと、羽生がかつて死んだ岸文太郎のことを持ち出して「これでチャラだ」と言うのはよかったですね。
羽生は岸が自分でザイルを切った(自分が殺してしまった)ことを気に病んでいました。
「チャラにする」というのも羽生らしい、自己完結しただけのエゴイスティックなものではあるのだけど、それこそが深町を救ったのです。

酒場に来たチャラい若者が「いやー天候が悪くなっちゃからすぐに下山しちゃったよ」「俺まだ死にたくないよ」「でも山で死ねるなら本望じゃない?」とほざいて、それに深町がキレるというのはいい意味で笑った(ピエール瀧のたしなめ方も大人)。原作にないシーンとしては唯一アリだな。
ここだけは「深町が羽生を尊敬している」ことがわかります。
(似たようなシーンが『永遠の0』にもあったなあ)


〜山の神々の裁きを受けろ〜

『神々の山嶺』のタイトルには、標高8000m以上はとても人間が生きていけるような場所ではない、そこは神の領域のような場所だ、という意味が込められています。

だけどこの映画では、アン・ツェリンというおじいちゃんが(悪天候になることを予知して)「もうすぐ山の神々の裁きが下るぞ!」とほざく。なんかヤバいクスリでもやってんのか。原作ではとてもいい人なのに……。

本当に裁きを下して欲しいのは、ここまで原作を蹂躙した脚本家さんでした(結論)。

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イル・ディーヴォのエンディング曲(歓喜の歌)はよかったけどね……。
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※自分は観逃していたけど、こっちのほうが出来はいいでしょう。4月22日発売。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2016-03-13 : 映画感想 : コメント : 20 : トラックバック : 0
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原作未読なので…
純粋に映画だけの感想を書きます。
結論から言うならただただネタ台詞オンパレードのどうしようもない映画でした。
ストーリー上のツッコミポイントはヒナタカさんと以下同文なんで僕なりに気になったとこを…

まずストーリーもさる事ながら脚本の台詞量が明らかに度を越えてましたね。
心理描写を口に出すのは当たり前、台詞の合間合間にまた台詞ぶっこむのかってくらいの台詞量で
何でそんな事まで台詞で言うのさ見たら分かるよって思いたくなりました。
(羽生の奥さんと子供がハッキリ見えてるのに暫く経ってから「妻の◯◯と息子の◯◯だ」みたいな)

また編集もとにかく一言で言うなら貧乏臭い編集でした。海外ロケが嬉しいのは嫌と言うほど分かりますよ。
ですがハッキリ言って余計なとこを撮しすぎです。コレからエベレスト南西壁の過酷さを見せなきゃならんのに
その前に嫌と言うほどエベレストの厳しい情景映したら駄目でしょうよ…
むしろ普通の雪山っぽく見せておいて…デーン!→「あんなとこ登るなんて不可能だぁ!(ヘタレ声)」
の方が効果あったと思うんですよねえ。ワケわからんタイミングで雪崩のカット挟むのもね…
たまたま雪崩撮れたから嬉しかったのかな?としか思えなかったです。
あとネパールの町の風景も関係ないとこ映したり(町の様子とか日常とか関係ないカットが多過ぎ)
キャラをあっちに行かせたりこっちに行かせたり…「アマルフィ」かって思いました。

ストーリーにおいてもオールツッコミどころなのは大前提ですが
映画の作り自体も御世辞にも褒められるものではありませんでしたね…
過酷なロケを敢行したキャストスタッフの皆さんには申し訳ないですが
その努力が報われた作品だとは口が裂けても言えません酷すぎるネタ映画でした。、
2016-03-13 22:23 : ラリーB URL : 編集
まさかの・・・
ええ~これキチ○イ映画なんですか。(笑)壮大ですばらしい映画だと思ってたのに(>_<)
皇太子様ご一家もご覧になられてるのに・・(*_*)
なんだか本当に天罰がくだったら怖いのでここであやまっておきます。山の神に。
2016-03-13 23:08 : モモンガ URL : 編集
見てきました
あれだけ評価の高い原作に阿部寛、岡田准一という集客を見込めるであろう俳優をメインに据えながらよくあんな映画に出来たなと思いました。
特に脚本家には心の底から神々の裁きを希望します。
キャスト陣の演技を見る限り監督と脚本家が原作リスペクトさえしっかり出来れば傑作になっていただろうと思えるだけに本当に残念です。
僕は 阿部寛と岡田准一の演技が良いなと感じただけに本当に2人が気の毒で仕方ありません。
2016-03-13 23:43 : うどん URL : 編集
No title
>まあ登場人物の吐く息が白くなかったり

氷点下で塵が少ないと白くすらならんそうです。
2016-03-14 00:09 : URL : 編集
Re: No title
> 氷点下で塵が少ないと白くすらならんそうです。

自分もそうかと思ったんですが、原作の同じシーンが息が白くなっていたんだよなあ・・・
おっしゃる通りかもしれないので、該当部分は削除します。
2016-03-14 00:16 : ヒナタカ URL : 編集
観てから読む派なので、映画だけを観ての感想でになりますが、正直わからない。って感じでした。深町がフィルムを持って帰らない時点で「え?何しに来たの?」って。他にもペンダントとかも何で1度目に返さなかったの?とか。
その他にも、謎に思うところが多数あって、でもこの感想を読んだら謎が少しとけました!原作も読んで解明したいと思いました!
2016-03-14 00:17 : あお URL : 編集
No title
はぁはぁ、お腹痛い…
ギャラクシー街道は観る気も起きなかったのですが、
これはヒナタカさんのレビュー観て逆に観てみたいと思いました。

個人的には大好きなエベレスト3Dが風評被害を受けないかが心配です。
2016-03-14 01:37 : にとり URL : 編集
No title
>5000mを超えているような場所でカラスがカァカァと鳴いているのもびっくりした。「(羽生が死んだという)不吉」を表現しているんだろうけど、それは無理だろ。

いるよ。自分の狭い常識で考えるなよ。
2016-03-14 07:33 : URL : 編集
Re: No title
> >5000mを超えているような場所でカラスがカァカァと鳴いているのもびっくりした。「(羽生が死んだという)不吉」を表現しているんだろうけど、それは無理だろ。
>
> いるよ。自分の狭い常識で考えるなよ。
そうでしたか!これも原作になかったんだよなあ・・・大変失礼しました。該当部分を削除します。
2016-03-14 08:52 : ヒナタカ URL : 編集
いつも、楽しく拝見してます。
なんの予備知識も無いまま観て来ました。
近年、稀に観る糞エーガでした。
僕は原作も漫画も読んでないんですが、ノンフィクションの山岳小説は多少読んでます。大した経験ではありませんが富士山なら7〜8回登っています。
おそらくこの糞ゲロ脚本家は、登山自体したこと無いんでしょう。
原作未読ですが夢枕獏がよくコレを許したなぁと思います。
演出もあまりイイとは思えませんでした。
尾野真千子のエベレストに問いかけるシーンも、開いた口が塞がりませんでしたし、岡田准一が阿部寛の死体と語り合うシーンもおそらくセットだと思いますが、セットでも良いんだけどハリボテをハリボテとわかってしまうような演出には、失笑するしかありません。
仮にも日本映画初のエベレストロケっつう触れ込みなんだからハリボテは無ぇ〜だろっつう感じでしたね。
ちなみに1986年の植村直己物語という映画でもエベレストロケは行っているはずなので日本映画初っつうプロモーションも糞プロモーションですね。
この映画で良かったのはエベレストの映像のみでした。
ベートーヴェンの意味がわかりませんでしたがエンドロールの映像は素晴らしかったと思いました。
2016-03-14 13:33 : まさ URL : 編集
Re: タイトルなし
登山経験者からのからのコメントをいただけて光栄です。
やっぱそれでもゲス映画でしたかw
おっしゃるとおり阿部寛のシーンはめっちゃ浮いていた演出でしたね。

> ちなみに1986年の植村直己物語という映画でもエベレストロケは行っているはずなので日本映画初っつうプロモーションも糞プロモーションですね。

マジですか・・・。しかもそこをプローモションしたところであまり魅力がないような気がするんだけどな。

> この映画で良かったのはエベレストの映像のみでした。

劇中であんまり見せなかっただけ、よけいに・・
2016-03-14 19:52 : ヒナタカ URL : 編集
擁護できないところもあるけれど
総合的に見て、頑張った山岳映画だったと思います。
俳優とスタッフが、ベースキャンプとはいえ5000m以上で撮影した迫力が、確かに画にありました。

そのことはパンフレットの中で原作の夢枕獏氏も、語っています。

”…去年のハリウッド映画『エベレスト3D』は高度4000m弱の場所で撮影しているそうですが、『エヴェレスト 神々の山嶺』は5200mですからね。この映画には”場所の”力も相当入っているはずです。”

それに

”…原作と映画は違って当たり前ですし、この『エヴェレスト 神々の山嶺』は、原作の芯を残していながら大変いい映画になっている。”

とのことなので、この映画に対して激怒はしていないでしょう。
わざわざ自腹で撮影現場まで行ったそうですし。



また、映画で最終的にマロリーのカメラの件がスルーされるのには、理由があります。
それは原作発表後の1999年にマロリーの遺体が発見されたことです。
ただし、カメラとフィルムは見つかっていません。

この現実は無視できないので、原作は文庫化にあたって書き直されています。
漫画版にある、マロリーのフィルムを深町が持ち帰り、現像するシーンは原作の文庫本にはありません。

マロリーのカメラの件を深町が記事に書いて公表してしまうと、史実にそぐわなくなってしまうので映画版ではそれを避けたように思えます。

劇中の描写で、羽生の南西壁冬期無酸素単独登頂の件が話題にならず、「売名だ」と非難される羽生について深町が擁護する記事を書かないのもカメラの件を避けるためではないでしょうか。



ヒナタカさんのいうとおり擁護しがたい演出も多々ありますが、アン・ツェリンの「神々の裁きが…」のセリフは、山が羽生を罰するという意味ではないのでは?

「彼が山に愛されるのかされないのか、その判断が今下されるだろう」という意味だととらえています。
2016-03-15 00:19 : えぬはかせ URL : 編集
Re: 擁護できないところもあるけれど
マンガしか読んでいないのに、しったかぶりで、原作を読んだふうな体(てい)で書いて申し訳ありませんでした。
コメント、本当にありがとうございます。

> ”…原作と映画は違って当たり前ですし、この『エヴェレスト 神々の山嶺』は、原作の芯を残していながら大変いい映画になっている。”
> とのことなので、この映画に対して激怒はしていないでしょう。
> わざわざ自腹で撮影現場まで行ったそうですし。

それはよかった!

> また、映画で最終的にマロリーのカメラの件がスルーされるのには、理由があります。
> それは原作発表後の1999年にマロリーの遺体が発見されたことです。
> ただし、カメラとフィルムは見つかっていません。
>
> この現実は無視できないので、原作は文庫化にあたって書き直されています。
> 漫画版にある、マロリーのフィルムを深町が持ち帰り、現像するシーンは原作の文庫本にはありません。
> マロリーのカメラの件を深町が記事に書いて公表してしまうと、史実にそぐわなくなってしまうので映画版ではそれを避けたように思えます。
> 劇中の描写で、羽生の南西壁冬期無酸素単独登頂の件が話題にならず、「売名だ」と非難される羽生について深町が擁護する記事を書かないのもカメラの件を避けるためではないでしょうか。

文庫版の時点で変わっていたのですね。
本当に自分が恥ずかしい・・・こちらそのまま追記をさせてください。

> ヒナタカさんのいうとおり擁護しがたい演出も多々ありますが、アン・ツェリンの「神々の裁きが…」のセリフは、山が羽生を罰するという意味ではないのでは?

「誰に」という目的語はないような気がしますね。でもアン・ツェリンはそういうこと言わないと思う・・・マンガを読んだ限りでは。

重ね重ね、長々とコメントをしていただきありがとうございます。
2016-03-15 01:30 : ヒナタカ URL : 編集
No title
パンフで作者も書いてたけど、神々の山嶺という作品は小説だからこその表現が多く、そういう意味でも映像化は難しいなあと。
手記のシーン、あれこそ映像化は無理でしょう…。あれを視覚化するとファンタジー過ぎて。私は漫画版ですら違和感ありました。原作未読なら是非そこだけでも読んで欲しいです。

結局、山の小説の形を取った「生き方」の話なので、映画の一番のウリであるエベレストの景色が実は割とどうでもいいという…
町の散策シーンは、あの撮影後にネパールで大きな地震が起きて多くの建物が倒壊。今となってはもう見られない町の景色を少しでも残そうという意識が出たのかも。

演者さんは頑張ったと思います。
特に阿部寛さん。パンフによると、ラストシーンの凍りついた姿、あれ人形やCGじゃなく本人だそうでw
わざわざ-15度の冷凍庫に入ってあの姿になったそうです…おお…もう…

色々残念ではありますが、これを機に原作を手に取る人が増えてくれればそれだけで嬉しい。
ここまでの出来では原作読まずにクソ扱いされて終わりそうなのが…
2016-03-15 15:49 : 名無子 URL : 編集
Re: No title
> パンフで作者も書いてたけど、神々の山嶺という作品は小説だからこその表現が多く、そういう意味でも映像化は難しいなあと。
> 手記のシーン、あれこそ映像化は無理でしょう…。あれを視覚化するとファンタジー過ぎて。私は漫画版ですら違和感ありました。原作未読なら是非そこだけでも読んで欲しいです。

自分はマンガ版を読んで泣いてしまったのですが、確かにあれは原作の「文だけ」で読んでこそ、なのかもしれませんね。

> 結局、山の小説の形を取った「生き方」の話なので、映画の一番のウリであるエベレストの景色が実は割とどうでもいいという…
> 町の散策シーンは、あの撮影後にネパールで大きな地震が起きて多くの建物が倒壊。今となってはもう見られない町の景色を少しでも残そうという意識が出たのかも。

上にコメントをいただいた。ラリーBさんの不服もわかるのですが、自分もネパールの街の散策シーンは好きです。

> 演者さんは頑張ったと思います。
> 特に阿部寛さん。パンフによると、ラストシーンの凍りついた姿、あれ人形やCGじゃなく本人だそうでw
> わざわざ-15度の冷凍庫に入ってあの姿になったそうです…おお…もう…

それはすげえ!阿部ちゃんのあのギロッとした目はモノホンやったんや!そりゃ怖い!追記させてください。

> 色々残念ではありますが、これを機に原作を手に取る人が増えてくれればそれだけで嬉しい。
> ここまでの出来では原作読まずにクソ扱いされて終わりそうなのが…

自分もそう思います。これは本当に世界に誇る作品なのに、映画と同じだとは思われたくない。
マンガ版にいたく感動したので、原作小説も読もう。
2016-03-15 17:54 : ヒナタカ URL : 編集
今年初の苦行
原作は未読で、こちらのブログを観賞前に読んだのでハードルを目一杯下げましたが、久々の苦行でした。まず所々で背景がさも「グリーンバックの合成で撮りましたよ」感がもろなシーンがあり速攻で冷めました。深町がエヴェレスト山頂を目指すところで、「羽生が無酸素登頂目指したからって、深町が無酸素で登らなくてよくね?」と思ってしまい(原作もそうなんですか?)、また、「足がダメなら手で~、手がダメなら指で~」と深町が心のナレーションを交えながら下山するシーンでも、「そういってるわりにはフラフラながらも歩いて下りてきてるから、結構余力あるがな!」と突っ込みが忙しかったです。
一応この映画は「角川映画」みたいですが、こんな出来だったら「セーラー服と機関銃~卒業」にもっと予算割いてあげてくださいよ!と寂しくなりました。
2016-03-16 10:06 : オープンリーチ URL : 編集
No title
まぁ作家は宣伝ということで映画化を許可しているので、ほどほどの出来なら怒ったりしませんよね
認知度が上がって本が売れればいい
2016-03-17 13:06 : URL : 編集
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2016-05-24 08:27 : : 編集
No title
 初コメします。
 ヒナタカさんのレビュー見てこの作品を見た者です。原作は未読です。
 一応、鉛筆のシーンは「ウェイトがハンデになるからって……」と深町が言ってるので、理屈は通じるかと思います。
 が、そんな重箱のスミはどーでもよくなるくらい、1本の映画として見たらヒドすぎる描写が終盤に襲ってきて面食らいました。主演がよくても映像に迫力があっても、シナリオが破たんしてたら文字通りそびえたつナントヤラですねぇ(山だけに)。
 近年の邦画はコミック原作が急激に増えましたが、再現はおろか自爆テロみたいなものばかりで正気とは思えません。焼き畑農業をやめて、オリジナルで勝負できる日が来るのでしょうか? ク○映画フリークの私としては、正直どっちでもいいのですが(笑)
 これからも楽しみにしております!
2016-09-21 22:09 : カーネイジ URL : 編集
Re: No title
初コメありがとうございますー!

>  ヒナタカさんのレビュー見てこの作品を見た者です。原作は未読です。
>  一応、鉛筆のシーンは「ウェイトがハンデになるからって……」と深町が言ってるので、理屈は通じるかと思います。

聞き逃しですねえ。すみません、追記します。

>  が、そんな重箱のスミはどーでもよくなるくらい、1本の映画として見たらヒドすぎる描写が終盤に襲ってきて面食らいました。主演がよくても映像に迫力があっても、シナリオが破たんしてたら文字通りそびえたつナントヤラですねぇ(山だけに)。
>  近年の邦画はコミック原作が急激に増えましたが、再現はおろか自爆テロみたいなものばかりで正気とは思えません。焼き畑農業をやめて、オリジナルで勝負できる日が来るのでしょうか? ク○映画フリークの私としては、正直どっちでもいいのですが(笑)
>  これからも楽しみにしております!

あら、ここにも同士が!『グッドモーニングショー』が楽しみでしかたがありません(予告編から香ばしい)
2016-09-21 23:10 : ヒナタカ URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
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<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』


<そのほか>
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