ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

大炎上中の乙武洋匡氏のすごさがわかる映画3選! 障がい者はいいやつばかりじゃないんだぞ!

乙武洋匡さんが不倫報道で炎上どころか火だるまになりましたね。

五体不満足 完全版 (講談社文庫)
乙武 洋匡
講談社
売り上げランキング: 2,193
※アマゾンレビューも真っ赤に燃えています。

五体不満足にも関わらず、5人(それ以上)の女性を満足させたことは、良くも悪くも「すごい」と思うところでしょう。

今回の不倫報道には心の底から幻滅しましたが、向上心とバイタリティーに溢れる乙武さんのことが大好きだった(過去形)ので、今回は改めて乙武さんのすごさがわかる映画を3つ紹介します。


1.最強のふたり

最強のふたり (字幕版)
(2013-11-26)
売り上げランキング: 4,616

大ヒットした作品なので、知っている方は多いでしょう。
この作品と乙武氏が共通しているところは「障がいを笑ってしまう」ということ。
『最強のふたり』では全身麻痺になった男性の特徴を笑い飛ばしてしまうのです。

例を挙げると、「全身麻痺になっても耳は性感帯だな」といじるとか、雪玉を投げつけて「たまには投げ返してみろよ!」と言うとか……。
障がいを笑いの種にすると“不謹慎”と言われることも多いのですが、本作では「障がいなんて笑ってしまおうよ」と言っているのです。

乙武さんも、障がいをネタにしたギリギリ笑えるか笑えないかのギャグをたびたびTwitterに投稿しています。
たとえば「大島美幸の出産シーンめぐる非難を一蹴!」という記事に対して「蹴る足ないけどな」と返すとか……。
いまだったら「二股しようにも、足がないんだってば」というギャグがいちばんおもしろいですね。


実際に障がい者である乙武さんが「障がいを持つ人がよい意味で笑われるように」したいと言うことには、とても迫力があります。
『最強のふたり』で訴えていることに、もっとも近い価値観を持つ人物でしょう。

ブログのレビュー↓
笑ってもいいさ「最強のふたり」ネタバレなし感想+微ネタバレレビュー


2.キャタピラー

キャタピラー [DVD]
キャタピラー [DVD]
posted with amazlet at 16.03.28
ジェネオン・ユニバーサル (2011-04-06)
売り上げランキング: 22,226

戦争のために四肢を失った夫が帰ってきて、妻がその性欲の処理を否応なしに行うという物語。強烈な反戦映画です。

夫は食べる、排泄する、性交するという以外は何もできません。妻がいなければ、そのまま死んでしまいます。
戦時中という時代背景のためでもありますが、五体不満足であることは、自分だけでは何もできない、生きることも困難なほどの不自由さがある、ということがわかるのです。

一方で、乙武さんは同じく四肢がないというハンディキャップにも関わらず、スポーツライターや小学校の先生などの仕事を経て、複数の女性と関係が持てるというのです。その人間としての力は並大抵のものではないでしょう。

同じように四肢がなくなった男を主人公にした反戦映画に『ジョニーは戦場へ行った』があります。


※納得のご意見


3.だいじょうぶ3組

だいじょうぶ3組 DVD(2枚組)
東宝 (2013-10-25)
売り上げランキング: 45,518

こちらは乙武さんが自身が原作(←あなた自身がだいじょうぶかとツッコミをくらっている)を手がけ、主演も務めた映画です。
決して物語の出来はいいとは言えませんが、先生役の乙武さんが生徒とサッカーをしたり、丸坊主にするかしないかの賭けをするなど、見どころは多い作品です。

映画には、金子みすゞの詩『わたしと小鳥とすずと』にある、「みんなちがって、みんないい」というメッセージが込められています。
乙武さんが五体不満足であることは“個性”である。それと同じように、みんながそれぞれ苦手なところ、得意なところを持っていていい、と訴えているんですね。

子どもたちの自己肯定感を育むため、「だいじょうぶ」という言葉をかけてあげるこの映画のテーマはとても尊いもの。乙武さんの信条は確かに素晴らしいものでした。不倫はぜんぜん肯定できないけどな。

ブログのレビュー↓
できないことと、できること 映画「だいじょうぶ3組」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー


まとめ:障がい者にだって、悪いやつはいる。

世の中には、障がい者を“悪いことなんていっさいしない、天使のような純粋な人”のように捉える作品もあります
実際は障がい者には性格の良い人も、悪い人もいるわけですから、障がい者=いい人とする一辺倒な人物描写は、逆差別的な印象も持ってしまいます。

一方で、『最強のふたり』の全身麻酔の男はかなり性格が悪いですし、徹底して障がい者を“平等”に扱ったコメディ映画『メリーに首ったけ』や、重度の身体障がい者が殺人鬼となるスリラー映画『おそいひと』もあります。

メリーに首ったけ もっと過激に全開(フルスロットル)バージョン(1枚組) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2015-12-18)
売り上げランキング: 45,745

おそいひと [DVD]
おそいひと [DVD]
posted with amazlet at 16.03.28
トランスフォーマー (2010-04-02)
売り上げランキング: 28,220

今回の乙武氏の不倫報道は、それらの映画と同じく「障がい者も健常者も変わらない、その人の本質こそが重要」という見識を広めてくれたのではないでしょうか。

マズい本質があらわになってしまった乙武さん。
そのいちばんの悪影響は、障がい者の方のイメージを悪くしてしまったことにあるでしょう。
ギャグも笑えなくなるだろうなあ。ネットで流行っている“股間大満足”というギャグはおもしろいけどね。


障がい者ギャグを描いてきた、『メリーに首ったけ』のファレリー兄弟監督の信条は素晴らしいですね↓
下ネタ、障害者ジョーク…タブーに挑むファレリー兄弟、ホントの狙い!? - シネマトゥデイ

ファレリー兄弟監督による、障がいを笑い飛ばしてしまう映画↓
「最強のふたり」が好きな人におすすめ「ふたりにクギづけ」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

四肢を失いながらも懸命に生きた中村久子さんによる自伝↓
こころの手足―中村久子自伝
中村 久子
春秋社
売り上げランキング: 60,640

高次脳機能障害を持つ芸人TASKEさんの漫才と、脊髄性筋萎縮症により寝たきりになった芸人あそどっぐさんのコントが観られます。これはおもしろい!↓
NHK バリバラ|TASKE VS あそどっぐ 障害者お笑い頂上決戦!

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2016-03-28 : 旧作映画紹介 : コメント : 3 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

乙武さんは自分も好きな芸能人の一人で彼の考えでいろいろ気づかされたところもあったので今回の所業はショックですし、詳細は控えますが告白すれば自分自身も障害を抱えてる身として「これで障害者に対する不当な偏見を助長することにならなければいいが…」という不安がぬぐえないです。

障害を笑いの種にすれば不謹慎と感じる人がおられるのは解らんでもないのですが少なくともネタにしてる当人にとっては不謹慎ではないし結局のところ当人の考え次第なのに第三者が拗れさせてる例だなあ…というのはよく思うところです(言ってるのが障害者の方ならともかくそうでない方では説得力がないと感じてしまいます)。それが却って正しい理解を阻害するなら寧ろ笑い飛ばしてしまった方がいいでしょうしそうしてるのが当人ならなおさらです。
あと自分自身の経験上、「障害の有無と人間性は無関係」ってつくづく思いますし乙武さんが『五体不満足』において「不便と不憫は別物」と述べてたのも然りです。自分自身やその周囲の方々を見てても殆どの方ならできるであろうことや何でもない事でもできなかったり戸惑ったりで不便な点を強いられてるところはあるでしょうが悲観視してる人は殆どいなかったですから。

殆ど自分のことばかりになってしまって申し訳ありませんが、とりあえず紹介された作品のうち『最強のふたり』『だいじょうぶ3組』は観たい観たいと思いつつ現状観られてない作品ですが『キャタピラ』は知らなかったので知る機会を得られたのは良かったなあ、と思いますし何れの作品もこの機会にレンタルして観たいものです。
2016-03-28 19:37 : いいこま URL : 編集
Re: タイトルなし
いいこまさん、ヘイトフルエイトとライチクラブへもコメントありがとうございます。いつも楽しみにしています。

> 乙武さんは自分も好きな芸能人の一人で彼の考えでいろいろ気づかされたところもあったので今回の所業はショックですし、詳細は控えますが告白すれば自分自身も障害を抱えてる身として「これで障害者に対する不当な偏見を助長することにならなければいいが…」という不安がぬぐえないです。

そうだったのですか・・・自分も発達障害をかかえているところもあるので、その気持ち、わかります。

> 障害を笑いの種にすれば不謹慎と感じる人がおられるのは解らんでもないのですが少なくともネタにしてる当人にとっては不謹慎ではないし結局のところ当人の考え次第なのに第三者が拗れさせてる例だなあ…というのはよく思うところです(言ってるのが障害者の方ならともかくそうでない方では説得力がないと感じてしまいます)。それが却って正しい理解を阻害するなら寧ろ笑い飛ばしてしまった方がいいでしょうしそうしてるのが当人ならなおさらです。

その通りですね。ネタにしている本人が言えば不謹慎にはならないです。


> あと自分自身の経験上、「障害の有無と人間性は無関係」ってつくづく思いますし乙武さんが『五体不満足』において「不便と不憫は別物」と述べてたのも然りです。自分自身やその周囲の方々を見てても殆どの方ならできるであろうことや何でもない事でもできなかったり戸惑ったりで不便な点を強いられてるところはあるでしょうが悲観視してる人は殆どいなかったですから。

そこは乙武さんの意見に同意します。


> 殆ど自分のことばかりになってしまって申し訳ありませんが、とりあえず紹介された作品のうち『最強のふたり』『だいじょうぶ3組』は観たい観たいと思いつつ現状観られてない作品ですが『キャタピラ』は知らなかったので知る機会を得られたのは良かったなあ、と思いますし何れの作品もこの機会にレンタルして観たいものです。

キャタピラーは映画としてはひどく気分が落ち込みますし、出来自体も「・・・」ではありますね・・・。
最強のふたりは文句無しにオススメできます。
2016-03-29 14:39 : ヒナタカ URL : 編集
No title
>マズい本質があらわになってしまった乙武さん。
>そのいちばんの悪影響は、障がい者の方のイメージを悪くしてしまったことにあるでしょう。
>ギャグも笑えなくなるだろうなあ。ネットで流行っている“股間大満足”というギャグはおもしろいけどね。
個人的には乙武さんは障害者を。優しさと思いやりに満ちた自分が大好きな人達が押し上げた※「天」から私達の所へ下ろしてくれた人として尊敬していたのですが、今回の騒動については「ガッカリだよ!乙武さん!」と「よかった・・・乙武さんも男てかダメ人間だったんだ・・・」とホッとしたような複雑気持ちです・・・。
というか・・・「そんなに他所ん家のお家騒動が面白いの?」な世間の方にガッカリです。
※古代から中世までは、そうする事で迫害や差別から守る意味も有ったというのは解るんですけどね・・・。

とりあえず。私みたいな会った事も無い赤の他人はともかく、ご家族始め、日頃直接お世話になっている関係者の皆さんにはシッカリケジメ付けてね乙武さん!!
2016-04-04 00:44 : 毒親育ち URL : 編集
Pagetop




« next  ホーム  prev »

最新の記事

最近のおすすめ映画

sully ポスター
イーストウッド、真骨頂
こえのかたちぽすたー
生きてくれて、ありがとう
怒り映画ポスター
信じていいのか

広告(同じウィンドウで開きます)


Twitter...

反響のあったorおすすめ記事

<初めて来られた方へ(ブログの説明)>
<著者プロフィール>
こちらでも記事を執筆中↓
<ヒナタカ | シネマズ by 松竹>

ご連絡の際は、以下のメールアドレスまでお願いします(☆を@に変えてください)
hinataku64_ibook☆icloud.com

2015年ベスト映画20
2015年ワースト映画10

2014年映画ベスト20
2014年映画ワースト10

2013年映画ベスト20
2013年映画ワースト10

2012年 映画ベスト20
2012年 映画ワースト10

2011年 映画ベスト20
2011年 映画ワースト10

映画パロディAVタイトルベスト10
映画邦題ベスト10&ワースト10
Yahoo!映画のステマ評価ワースト5
レビューサイト「Filmarks」の優れた点&ちょっと微妙なところ
剛力彩芽のゴリ押しっぷり
真のレゴムービーの日本版予告編


<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

検索フォーム

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

10月 | 2017年11月 | 12月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。