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dtvドラマ『テラフォーマーズ 新たなる希望』は林遣都と菅谷哲也ファンにとって必見作!

いろんな意味で話題沸騰の、4月29日(金・祝)公開の映画『テラフォーマーズ』。その前日譚となるドラマ『新たなる希望』がdtvで公開されていたので観てみました。

テラフォーマーズ新たなる希望

※dtvとは……映像配信サービス。映画、ドラマ、ライブ映像、マンガなどの豊富なジャンルがスマートフォン、PC、TVで楽しめる。お試し初回31日間は無料だよ!

以前紹介した『アイアムアヒーロー はじまりの日』でも思ったのですが、こうした「劇場公開前のドラマ」は、2時間という映画の枠では収まらなかった原作マンガの魅力を補完できる内容である、と強く感じました。

その補完された魅力とは、ミッションに赴く者みんなが、いわゆる人生の負け組であるということ。
『テラフォーマーズ』の原作マンガでは、みんな一様に金がなく、火星への派遣ミッションに参加する理由は「金のため」であるという描写があるのです。


単純に貧乏というわけではありません。
金がない理由は、それぞれの国での事情、過去に犯してしまった過ちなど、さまざまです。
彼らはかなりの「後ろめたさ」や「深刻な過去」を持っているのです。

スクリーンにかじりついて観る映画で、これらの描写をひとつずつ描いてしまうと冗長になってしまうでしょう。
しかし、前日譚となるこうしたドラマでその要素を落とし込むことで、結果的に映画の上映時間はタイトに引き締まり、かつ原作マンガの魅力を取りこぼすこともない。
これには、マーケティング(宣伝)上の戦略というよりも、確かな原作への敬意が見えるのです。


本作『新たなる希望』でおもしろいのは、火星へ赴く者たちを「選定」していくというプロット。
彼らはもともと人生の負け組なのに、さらにこのミッションでもふるいにかけられて脱落していくのです。

この選定試験で敗れた者は、負け組中の負け組。
彼らが抱えた理由は「なんとかして救われてほしい」と願いたくなる深刻なものであるのに、運命は彼らを容赦なく突き落とすのです。

残酷な物語ではありますが、本作を観ておくと、映画で「火星のミッションに行けた者」がどれだけの覚悟を持っていたか、そしてどれだけの人間の「犠牲」の元でここに訪れたか。
それがわかるのではないでしょうか。

タイトルは『新たなる希望』というスター・ウォーズっぽいものだけど、実際は絶望的な物語。しかし、最後には逆説的に適したタイトルである、と思えるのも見事です。


ただ……その意義と精神性は素晴らしいのですが、作品としておもしろいかと問われると、この『新たなる希望』はイマイチです。
厳しかったのが、悪い邦画特有の「気持ちをベラベラしゃべって訴える」シーンが多かったこと。
あまりに演劇的で不自然、記号的な描写になっており、感情移入が妨げられるのです。

そもそも、限られた場所で訓練をしたり、登場人物がケンカをして自滅していくような内容です。
モンスターが登場したりするギミック、難解なテストをされるという要素もありませんし、登場人物の行動理由が理解し難いところもある。
サスペンスとしては、どうにも歯切れが悪く感じてしまいました。


ただ、それでも本作をオススメしたいのは、林遣都菅谷哲也いうイケメンの演技がすんばらしかったから。
彼らはかなーりイヤな奴、というかイケメンが台無しなクズ演技をしているんですよ。

林遣都1st写真集「Clear」(DVD付) (Angel works) TERRACE HOUSE PREMIUM テラスハウス プレミアム※彼らは普段はイケメンです。

林さんの人を見下した態度、菅谷さんの「グェッハッッハ」な笑い方には感動させられました。
これ女性ファンが減るかもしれないけど、自分はむしろファンになったよ!
さらに熟年肉体派の伊藤英明VS若手肉体派の菅谷哲也のバトルが観られるのですからたまりません。


残念なのが、この林遣都さんと菅谷哲也さんのふたりが、映画『テラフォーマーズ』本編に出演されていないということ。

本編では小栗旬や山下智久などの超豪華な俳優が勢ぞろいしており、そこにこのふたりが出演できなかったということは、ドラマ『新たなる希望』で参加者が脱落していく内容とシンクロしているかのようです。
彼らの俳優としての魂が感じられ、なんとも胸が熱くなりました。

※参考↓
『テラフォーマーズ/新たなる希望』、菅谷哲也インタビュー「僕が変形したい虫は…」 | シネマズ by 松竹


↓視聴、情報はこちらで
<テラフォーマーズ_新たなる希望特集|動画を見るならdTV【お試し無料】>

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2016-04-23 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
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『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
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『リアル鬼ごっこ(2015)』
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<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
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『近キョリ恋愛』
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『箱入り息子の恋』
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『藁の楯』
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『横道世之介』
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『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
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『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
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