「挑戦(チャレンジ)する映画をみんなで語り合うイベント」をリポート!&人間映画Wikipediaによるさらなる激ムズクイズにチャレンジしよう!

※このようなチャレンジする映画があります。

※左の気持ち悪い物体が自分です。

※参加者の方にはお菓子をプレゼント!
知らない方にご説明しますと、本イベントは「映画の“ある視点(テーマ)”について語ろう会」の第4回目。
人間映画Wikipediaこと成宮秋祥さんの発案で始まった企画であり、開催趣旨は以下のようになっております。

意識高けえ・・・
なんか「『MONSTERZ』ってツッコミどころ満載でちょうたのしいよねー!ウプププー!」とかほざいている自分が恥ずかしくなりますね。
この開催趣旨を聞くとお堅い印象がありますが、実際は専用のシートを使って、みんなが楽しく、それぞれの「チャレンジする映画」を紹介していく会となりました。
そのほか、成宮さんの豊富すぎる映画知識と独特の空気感に、私ヒナタカがツッコミを入れるという漫才形式もなかなかに好評のようです(こんな映画会はほかにないよ!)
今回はリバティーシネマ倶楽部主催/音空間ディレクターの高橋浩一さんに、『ザ・ウォーク』の詳細かつ、ギミックが満載のプレゼンもしていただきました。

こうした、ゲストを招いてのプレゼンは今後もやっていきたいですね。
高橋さん、本当にありがとうございました。
さてさて、以下からはみなさんがシートに書かれた「チャレンジする映画」について一挙ご紹介します。
その後には、激ムズ映画クイズも掲載していますよ。
↓
<みんなの「挑戦(チャレンジ)する映画」ベスト1>(掲載希望者8名)
【上野さん】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『バクマン。』
監督:大根仁/2015年/日本
受賞歴:日本アカデミー賞 音楽賞、編集賞、話題賞(作品部門)受賞
コメント:高校生が少年ジャンプの読者投票で1位を獲る! というのが「挑戦」なのですが、「3日間しか寝てないんですけど」という会話があるところが自分には挑戦に感じました。
【ヒサシ】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『生きる』
監督:黒澤明/1952年/日本
受賞歴:ベルリン国際映画祭 ドイツ上院陪審賞受賞
コメント:古典的でストーリーはシンプル。だが、直接的。
【佐々木今日子】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『キューティ・ブロンド』
監督:ロバート・ルケティック/2001年/アメリカ
受賞歴:MTVムービー・アワード コメディ演技賞受賞
コメント:今まで興味のなかった事にも、精一杯がんばっていた。
【はたろう】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『ちはやふる 上の句』
監督:小泉徳宏/2016年/日本
コメント:なし
【なつみかん】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『シティ・スリッカーズ』
監督:ロン・アンダーウッド/1991年/アメリカ
受賞歴:アカデミー賞 助演男優賞受賞
コメント:下記画像参照。
【サカイ】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『狂い咲きサンダーロード』
監督:石井岳龍/1981年/日本
受賞歴:ヨコハマ映画祭 自主製作映画賞、新人賞受賞
コメント:下記画像参照。
【津ん】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『The Mule』
邦題:『ブレイキング・ゴッド』/監督:トニー・マオニー/2014年/オーストラリア
コメント:下記画像参照。
【太加志】
わたしの「挑戦(チャレンジ)する映画」は――『耳をすませば』
監督:近藤喜文/1995年/アニメ
受賞歴:ゴールデングロス賞 金賞、マネーメイキング監督賞受賞
コメント:下記画像参照。
【はやし】
今回運営スタッフとしてイベントを支持してくださったはやしさんのチャレンジ映画ベスト3を公開します!
【メッセージカード】
それぞれの映画を紹介された後、以下のようなメッセージカードも交換しました。
【成宮秋祥さんコメント】
今回、掲載を希望されたのは8名。そのうち、5本が邦画でした。
前回のイベントでは洋画の掲載数が多く、それを知った時の自分は、日本人はもっと邦画を観た方がいいと言いました。
しかしそれは誤りでした……とこの結果を見て思いました。
やはり、自分の想いを伝えるという行為において、邦画ほど身近なものはないのかもしれません。
【ヒナタカコメント】
それぞれの視点で「挑戦(チャレンジ)する映画」を選んでくれていてうれしいです!
「こういう見かたもあるんだな」「こんなチャレンジ映画があったのか!」と、とても刺激を受けることができました。
劇中の物語のチャレンジだけでなく、サカイさんが『狂い咲きサンダーロード』のヤヴァイ逸話をチャレンジとして語られていたことが興味深かったですね。
なお、サカイさんはカタギではない映画を多く取り扱ったブログも運営されていますよ。
ちなみに、津んさんがあげた、どこかの有名ドラマの便乗邦題がつけられた『ブレイキング・ゴッド』は麻薬を飲み込んでトイレを我慢し続けた男を描いた映画です(ネタバレ注意)。こんな映画があったとは……これは確かにチャレンジだ!
<ヤジとツッコミが飛び交いまくった映画クイズも展開したよ!>
さあて、以前もご紹介した人間映画Wikipediaが制作した激ムズ映画クイズ(グループに分かれてパネルに書く方式)を今回も開催したわけですが、平気で答える人たちがいて度肝を抜かれました。
これは、参加者に映画検定一級の所持者がいたり、ダークホースのように往年の名作映画に詳しいお方が参加されていたおかげ。
そして、あまりに難しいため、問題が出されるたびにどよめきが起きたり、参加者からツッコミやヤジが入る一般のクイズ大会は前代未聞だったのではないでしょうか(おかげですげー楽しかった)。
そんなわけで、以下より楽しいクイズ内容をレッツ公開☆
みんなもぜひチャレンジしてみてね!
※注意事項
・アホほど難易度は高いです。
・スライドは問題、その答え、問題、その答え……という順番で載せています。
・そのためちょっとずつスクロールして、回答前に答えを見てしまわないように注意しましょう
・正答数をメモりながら回答するのがオススメ(全12問ですが、ひとつにつき複数の回答箇所がある問題がいくつかあるので、実質全30問です)
・最後に何問正答できたかのアンケートを設置しているので、よければお答えいただけると幸いです
・あと、上のスライドの「ヒント」にツッコませて。それはヒントじゃねえ!
↓ではスタート
なお、この問題では映画検定1級保持者から「『飢餓海峡』も完成時にはさらに上映時間が長い映画だった」というトリビアが告げられたりもしました。参加者が情報を補足するってとんでもねえな。
さてさて、ここまで回答お疲れさまです(本当疲れるよね)。
つぎに紹介するのは成宮さん曰く「今回でいちばん難しい問題」だそうですよ!覚悟しろ!
↓
はい、これが彼の芸風なんです。
答え↓
そして今回、会場が最大にどよめいた問題がこちら!
ふんふん、マシュー・ヴォーン監督のオールタイム・ベスト映画を答えなさいって知るかー!
でもご安心を、つぎのページにはヒントがあるよ!
ああ、確かにヒントにはなっているよね、なっているけどさ。
ちなみに自分がわかったのは10だけです。
答え↓
さてさて、いよいよ最後の問題です。
目を疑うような内容となっておりますよ。
だ・か・ら、センター試験のような穴埋め問題を出すんじゃねえ!つーかムズすぎるぞ!
ちなみに映画検定1級保持者はこのうち8問を正当し、ダークホースの方も5問正当されていました。この人たち怖い。
答え↓
なお、ヒントとして成宮さんが「第三の男」のテーマを口ずさむ一幕もありました。おちゃめだね(棒読み)
そんなわけでいかがだったでしょうか、ぜひアンケートにお答えください。
さてさて、次回となる「映画の“ある視点(テーマ)”について語ろう会」の第5回目のテーマは「2016年上半期ベスト映画10」を語り合う内容となっております。
前々回の"2015年映画ベスト10"をみんなで語り合う映画会は早い段階で満員御礼となりましたので、今回は参加人数の上限を倍に増やす予定です。
TwitterなどのSNSでよくみる上半期ベスト映画を、実際に語ってみませんか?
8月6日(土)と開催はまだ先ですが、どうぞご期待ください。
参加された方みなさん、ありがとうございました。ぜひまたお越しください。
本イベントは映画に詳しくない方もウェルカム(本当だよ!)!お気軽にぜひどうぞ!
※Peatixのこちらのグループにて、近日中に第5回を告知予定です↓
映画の“ある視点(テーマ)”について語ろう会 | Peatix
ところでマシュー・ヴォーン監督のオールタイムベストの正解、6と7が入れ替わってませんか?
> ところでマシュー・ヴォーン監督のオールタイムベストの正解、6と7が入れ替わってませんか?
どうもそのようです!修正しますね!
問12の衣装は、クレジット上ではアイヴィ・ベイカーですが。