2016年5月の気になる映画一覧(マイナー推し)
以下、恒例のひと月の気になる映画一覧です。
ていうか4月公開の秀作&傑作がまだ観られていないよ!という方が多いよねえ。
以下も参考にしましょう↓
2016年5月に観たい注目映画6本/4月鑑賞記録 | Tunagu.
2016年5月公開で観たいと思っている映画の覚え書き|三角絞めでつかまえて
↓
5月7日(土)
カルテル・ランド
『ボーダーライン』と合わせて観ると楽しそう(?)な麻薬カルテルもののドキュメンタリー映画。
IMDbでは7.2点、Rotten Tomatoesでは89%と好評。
『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を手がけています。
ヴィクトリア
全編140分ワンカットで描いたクライムサスペンス。
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』の疑似ワンカットとは違い、こっちはガチで2時間20分ワンカット、撮影のトラブルもそのまま写り込んでいる、リアルタイム進行の映画なんだぜ……。ちなみにPG12指定。
IMDbでは7.7点、Rotten Tomatoesでは85%とかなり好評。これは観る。
パラノーマル・アクティビティ5※ソフト版は6月3日発売
原題は「Paranormal Activity: The Ghost Dimension」だけど、日本ではナンバリングタイトルに。
新宿シネマカリテのみで1週間限定、1000円で観られるレイトショー上映。ちなみに評価はIMDbで4.6点、Rotten Tomatoesで14%とめっちゃ悪い。
5月14日(土)
追撃者
マイケル・ダグラス扮するサイコな大富豪が人間狩りをする話。なにそれちょう観たい。
『戦火の馬』のジェレミー・アーバイン(若きイケメン)と、砂漠でバトルするみたいですぜ!
きみの声を探して アフター・ラブ
これは試写で観ていたのですが、登場人物の「死」から始まり、時系列を入れ替えて「謎解き」をする、存外おもしろいミステリーラブコメでした。恋人が死んじゃってかわいそー、な安易な話になっていないのです。
『殺人の告白』のパク・シフがダメな感じのイケメンになっているのも素敵。男女ともにオススメできます。
※追記:本作は公開2日前に延期が決まりました。公開時期は未定です。
ひそひそ星
2015年の作品がちょっとアレ気味だった園子温監督の最新作であり、モノクロで描かれたSF。
5月14日公開の劇場は5つしかない。これ満員御礼になりまくるんじゃないの。
『ストーカー』などのアンドレイ・タルコフスキーっぽさがあるそう。
ちなみに試写会の評判はFilmarksで3.5点とそれなり、cocoレビューでは17%と悪評(こちらはネタバレらしき内容があるので読まないことをおすすめします)。
園子温という生きもの
『ひそひそ星』と同時ロードショー。両方観ると園監督を隅から隅まで知れそうですね。
染谷将太、二階堂ふみ、妻・神楽坂恵も出演しています。
LISTEN リッスン
「ろう者の音楽」を視覚的に表現したアート・ドキュメンタリー。全編無音。
これも「音楽映画」と定義されるのか・・・ろう者の方って「音楽が視える」と表現するのですね。
シンドバッド
これ、第1部と第2部がそれぞれ50分という短い尺で上映されたんだけど、その2部作のダイジェスト映像に新作映像を加えて、1本の長編アニメーション映画として上映するんだってさ。なんだそれ!<これに新作映像がプラスされて114分の映画として完結します。
なんで子ども向けの映画でこんなややこしいことをするんだろう……。
5月20日(金)
GARMWARS ガルム・ウォーズ
押井守監督が全編をカナダで撮影した異世界ファンタジー作品。
『エイリアン2』のビショップ役でおなじみのランス・ヘンリクセンも出演。2014年の作品がやっとの公開です。
押井守監督は実写映画を撮るとアレなことになるのはよく知られていますが、案の定今回もIMDbで4.8点と悪評やったぜ。
5月21日(土)
ディストラクション・ベイビーズ
『NINIFUNI』の真利子哲也監督最新作。
柳楽優弥、菅田将暉、小松菜奈、村上虹郎など若手実力派キャストが集結。愛媛県松山市が舞台のR15+指定青春群像劇です。
少女椿
マジでこれ公開するんですか。原作もアニメも18禁レベルなのに映画はR15+止まりでいーのー?
とりあえず中村里砂が14歳の少女を演じる時点で観ようと思いました(ゲス発言)
5月7日〜9日に六本木で展覧会も開催するそうですよ。<子どもは読んじゃダメな原作
明日の世界
クローン技術の発達した近未来を舞台に描いた短編アニメーション。上映時間は16分。
東京・イメージフォーラムにて、同監督の3部作『きっと全て大丈夫』といっしょに3週間限定のレイトショー上映がされます。
なぜ生きる 蓮如上人と吉崎炎上
なんかまた幸福の科学っぽいアニメが来ちゃった。原作本はまともなようで、ところどころAmazonレビューが香ばしいなあ。
里見浩太朗さんが声優に初挑戦しています。
5月27日(金)
神様メール
『トト・ザ・ヒーロー』『ミスター・ノーバディ』のジャコ・ヴァン・ドルマル監督というだけで300%観る。寡黙な監督なのでまだ本作を含めて4つしか撮っていないんだよなあ。
神様は自分の部屋のパソコンで世界を管理しておもしろ半分で事故や災害を引き起こしていて、さらに10歳の女の子が間違えて世界中の人々に死期を知らせるメールを送信してしまうんだって……どうなるんだそれ。ちなみにPG12指定。
5月28日(土)
エルヴィス、我が心の歌
エルヴィス・プレスリーのドキュメンタリーかと思いきや、そのトリビュートアーティストを主人公にした作品。
『BIUTIFUL ビューティフル』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』で共同脚本を務めたアルマンド・ボーの初長編監督作品。切ない男の物語になっていそう。
素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店
大富豪「もう俺は慈善団体へお金を寄付したし死ぬだけだもんね」→とんでもない騒動に巻き込まれる様を描いたコメディ映画。
ラストにはステキな驚きが待っているそうですよ。
メジャー系で観ないといけないのは
『ヒーローマニア 生活』(5月7日(土))
『64‐ロクヨン‐前編』(5月7日(土))(後編は6月11日(土)公開)
『ヘイル、シーザー!』(5月13日(金))(コーエン兄弟監督最新作)
『殿、利息でござる!』(5月14日(土))
『世界から猫が消えたなら』(5月14日(土))
『HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス』(5月14日(土))(キャッチコピーは「世界からパンティが消える。正義が消える。」)
『海よりもまだ深く』(5月21日(土))(是枝裕和監督最新作、同日に『海街diary』が夜9時より地上波初放送)
『シマウマ』(5月21日(土))(マンガが原作でR15+指定)
『スノーホワイト/氷の王国』(5月27日(金))
『マイケル・ムーアの世界侵略のススメ』(5月27日(金))
『エンド・オブ・キングダム』(5月28日(土))(『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編)
『ヒメアノ~ル』(5月28日(土))(『さんかく』の吉田恵輔監督最新作×古谷実原作×R15+指定とか500%観る)
あたりかな。
秀作・傑作揃いの4月が終わっても、ご覧の怒涛のラインアップですよ……映画ファンは辛いですね(うれしい悲鳴とも言う)。
あ、あと、『オオカミ少女と黒王子』(5月28日(土))は『黒崎くん(略)』で懲りているからぜったいに観ないからな!わかったな!
マイナー作品は予告編で観ることにした『素敵なサプライズ』以外把握してなかったですし今のところはこれだけが関心どころですが『少女椿』も地味に気になるので腹はくくっておこうかと。
メジャー作品は『64‐ロクヨン‐前編』(原作・ドラマ共に未見ですが押さえときたいです)『殿、利息でござる!』(元から関心はありましたが羽生結弦選手の演技がどんなものか確認したいのと元が実話であると聞いて尚更観たくなりました)『世界から猫が消えたら』(不安はあるけど気になります)『海よりもまだ深く』(是枝監督作品と聞くと観たくなります。そう言いつつ『海街diary』は逃しましたが)『ヒメアノ~ル』(原作未見ですがなんとなく気になります)は絶対押さえときたいものです。『シマウマ』も一応観る気満々なのですが上にあげたやつと比べるとちょっとどうしようか悩みます。『ヒーローマニア 生活』も関心は出てきたのですが未だ悩んでます(『シマウマ』の方が手を出す可能性が現時点で高いです)。
『ヘイル・シーザー』も予告とレイフ・ファインズ氏出演で関心は湧いたものの考え中です。『世界侵略のススメ』も気にはなってるのですが考え中です。何れにせよ上にあげたのと比べると「別にいいかなあ」って思うところもありますし。
『変態仮面』『スノー・ホワイト』『エンド・オブ・キングダム』は前作未見なのでやめときます。『オオカミ少女と黒王子』はジャンル的に女性だらけの中で浮くことになりそうということもあって手が伸びないです。
それ以外にも公開作はあるのですが先述したように把握できてないので何とも言えないです。それに何より金銭的・時間的余裕を考えると難しそうですし…。
でもフリーパス無駄にしたくない。
マネーモンスターも6月、貞子VS伽椰子も6月、TOO YOUNG TOO DIEも6月!?
じゃぁ、何観ればいいんだよ!ってなってたところなので参考にさせていただきます。
「世界から猫が消えたなら」は観たいですけど、ぐんぐん上がるハードルを超えれるのかが不安です。
スノーホワイトは下げたハードルもくぐりかねない、逆に観たいです。
この辺ですかね。「シマウマ」も頑張ったら看に行けるかもしれません。
「ヒーローマニア 生活」「世界から猫が消えたなら」「殿、利息でござる」は
見に行ったとしても当たり屋枠の印象が強いです。
如何せん四月に山程映画を見てしまいましたんで、そろそろ自分の口座と相談しないといかん時期かな…とw