『死霊館 エンフィールド事件』常識を超えて(映画ネタバレなし感想+ネタバレレビュー)
今日の映画感想は『死霊館 エンフィールド事件』(原題:The Conjuring 2)です。
個人的お気に入り度:7/10
一言感想:じつは万人向けホラー
あらすじ
1977年、ロンドン北部に位置するエンフィールド。
4人の子どもとシングルマザーによるホジソン一家は、数々の霊現象に悩まされていた。
助けを求められた心霊研究家のエド(パトリック・ウィルソン)とロレイン(ヴェラ・ファーミガ)は、一家を苦しめる恐怖の元凶を探るため彼らの家に向かう。
家では、次女のジャネット(マディソン・ウルフ)がさらなる不穏な現象に気づき……
『ソウ』『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督によるホラー『死霊館』の、3年ぶりの続編です。
本作の魅力のひとつとなっているのは、心霊現象を扱った映画でありながら、実話をもととしていること。
幽霊ハンターor霊能研究家であるエド&ロレイン・ウォーレン夫妻は実在していますし、起きたポルターガイスト現象はしっかりと記録に残っているのです。
※参考→エンフィールドのポルターガイスト - Wikipedia
前作でも今作でも素晴らしいのは、超常現象、幽霊、悪魔というザ・非科学的なものを扱いながらもリアリティーがあること。
「幽霊を信じない立場から」の意見が存分に込められていることはもちろん、前作には幽霊ハンターのふたりのほうが「幽霊でもなんでもない現象であることを証明する」シーンがあったりするんです。
「幽霊なんているわけないじゃん」という多くの人が持つ認識を踏まえておくことで、作中のさまざまな現象が「ありえるかもしれない」というほうに意識を持って行かせているというわけ。
しかも、今回はこの「ありえないことを信じるか」と問いに、ある素晴らしいメッセージを絡めています。
本作がホラー映画でありながら、単に怖がらせるだけは終わらない格調高さを感じる理由は、ここにあるのでしょう。
ホラーとしての怖がらせ方もじつにいいですね。
「幽霊がどこかにいるかも」というおどかせ方に、多種多様なアイデアが込められており、飽きさせません。
ここまで来ると、怖いというよりも「その手があったか!」と感心できます(これはある意味で欠点?)
「来るぞ来るぞ!」と思わせておいて、タイミングをワンテンポずらすという意地の悪さは、一周回ってうれしくてしょうがなくなります。
個人的にアイデアがおもしろすぎて笑ってしまったのは、「肖像画」を使ったあのシーンですね。
演出もじつにうまく、カメラワークは洗練され、1970年代のロンドンやガジェットを再現した美術も秀逸。
「謎」が小出しされるミステリー要素のおかけで、結末までグイグイ引っ張ってくれており、エンターテインメントとしても存分に優れた作品になっていました。
あ、そうそう本作は子役の女の子が超絶ウルトラかわいいことを触れずには入られませんね。

※画像出展はこちら
マディソン・ウルフちゃん(13歳)はオーディションで見つかった新星とのことですが、かわいいだけでなくその演技力も並外れたものがあります。もうキュートな女の子が好きならそれだけで観たらいいんじゃないの?(雑だけどわかりやすい勧め方)
難点は後半の展開にやや強引さを感じたこと、上映時間が2時間14分とホラーとしてはかなり長いことでしょうか。
観客にいい意味でストレスを与える展開が多いため、かなり疲れてしまいます。
しかし、観終わってみればこの尺は必要と思えるものでしたし、演出もテンポよく、無駄を感じさせません。
この上映時間は欠点ではなく、格調高いホラー作品に仕上げるための必要不可欠なもの、と捉えたほうがいいかもしれませんね。
なお、前作を観ていなくても問題なく楽しめます。
話し手となるエドとロレインの活躍を前作で知っていたほうがより飲み込みやすいでしょうが、物語は独立しているので、話がわからなくなることはまずないでしょう。
本作は、怖さはほどよく、登場人物に感情移入しやすく、話もわかりやすいと、ホラー初心者にもかなりオススメできます。
10歳前後の子どもも登場することですし、個人的には家族でも観て欲しいと思ったくらいです(もちろん、あんまり小さい子だと怖すぎるでしょうが)。
直接的な残虐シーンはほとんどありません。PG12指定なのは子どもの喫煙シーンがある、という程度。
極めて万人向けなので、デートにももってこいでしょう。
作品としてのクオリティーが高いことは間違いないので、ホラー映画好きは迷わず劇場へ。
以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓
※リメイク版もあります。
〜野暮な不満点〜
終盤で、ジャネット以外の子どもたちがいつまにか車の後ろに乗り込んでいて、助かっていたのは違和感があったかな。
弟が「僕たちの家だ!」と言いつつ幽霊(悪魔)に立ち向かおうとするシーンが大好きだったので、もう少しだけジャネット以外の子どもが反撃に出る場面もほしかったです。
※以下の意見をいただきました。
タバコを吸っていた不良少女のカミラちゃんですが、親友の弟をイジメる悪ガキ軍団にラリアット!とか、根は良い子で惚れました。
その後も登場してジャネットを支えて欲しかったなあ・・・。
プリプリ怒りながら、没収した煙草を「もったいないし・・・」スパスパし始める先生と、娘の非行に嘆きながらも「私もあの子くらいの頃吸ってたし・・・」なペギーに劇場でクスクスが起きました。
〜アイデアが秀逸な怖がらせ方〜
悪魔が、自分の肖像画を後ろから手で掴み、そのまま顔を肖像画にくっつけてロレインに迫ってくるシーンは笑いました。何がしたいんやお前。
ビルは「驚かせるのが楽しい!」と言っていた通り、バリエーション豊かな登場をしていましたね。
テレビのリモコンを動かしたり、おもちゃの消防車を動かしたり、「へそ曲がり男」に変身したり。
あと、この手の映画には「さっさと引っ越せばいいのに」というツッコミどころがよくあるのですが、本作では「経済的に困窮している」「仲の良いお隣さんのところに速攻で逃げて止めさせてもらう」という展開があったのもよかったですね。
へそ曲がり男がその隣の家までやってきたり、ジャネットが瞬間移動させられてしまうのは、かなりの絶望感を与えてくれました。
いちばん好きだったのは、ビルがジャネットに取り憑いてしゃべるとき、その顔を「ピントをずらして」見えないようにしていたシーンです。
画面がぼやけてよく見えないけれど(これは後ろを向いているエドたちの視点とシンクロ)、ジャネットが異形の者に変わっているのではないか、と不安にさせます。
〜信じる〜
エドとモリスは、「世間が背を向けたときこそ、常識を超えて助けることだ」と言っていました。
エドは妻に死を予期されても、ジャネットを救うために屋敷に入ります。
ロレインもまた、前作で命を削りながら霊現象の捜査をしていることが語られていました。
なんと言われようとも、彼らは苦しむ人たちのために戦ってきた。
世間からペテン師扱いされたエドとロレインにとって、「常識を超えて助けること」は何よりの信条でしょう。
〜好きにならずにいられない〜
ホジソン家の元夫がエルヴィス・プレスリーのレコードを持って行ってことを知ったエドが、「好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love )」を弾くシーンが大好きでした。
このとき、エドは「約束だ、笑うなよ」と冗談っぽく言ったものの、子どもたちはそんな約束なんかせずに笑っていました。
これはエドが「(死を予期されたため)危険であれば身を引く」というロレインとの約束を破ってしまう伏線だったのかもしれませんね。
「好きにならずにいられない」の歌詞には、「賢い者は、愚か者はあわてて行動に走ると言うけど、君を好きにならずにはいられないんだ」とあります。
これはまさに、身を捨ててでも大切なものを守るエドの信条そのものです。
最後はエドとロレインが手を取り合い、「好きにならずにいられない」が聴こえてくる。
約束を破っても、ロレインは(歌詞にあるように)エドを受け入れて、ずっと寄り添っていくのでしょうね。
個人的お気に入り度:7/10
一言感想:じつは万人向けホラー
あらすじ
1977年、ロンドン北部に位置するエンフィールド。
4人の子どもとシングルマザーによるホジソン一家は、数々の霊現象に悩まされていた。
助けを求められた心霊研究家のエド(パトリック・ウィルソン)とロレイン(ヴェラ・ファーミガ)は、一家を苦しめる恐怖の元凶を探るため彼らの家に向かう。
家では、次女のジャネット(マディソン・ウルフ)がさらなる不穏な現象に気づき……
『ソウ』『ワイルド・スピード SKY MISSION』のジェームズ・ワン監督によるホラー『死霊館』の、3年ぶりの続編です。
※スピンオフ作品に『アナベル 死霊館の人形』があります。
本作の魅力のひとつとなっているのは、心霊現象を扱った映画でありながら、実話をもととしていること。
幽霊ハンターor霊能研究家であるエド&ロレイン・ウォーレン夫妻は実在していますし、起きたポルターガイスト現象はしっかりと記録に残っているのです。
※参考→エンフィールドのポルターガイスト - Wikipedia
前作でも今作でも素晴らしいのは、超常現象、幽霊、悪魔というザ・非科学的なものを扱いながらもリアリティーがあること。
「幽霊を信じない立場から」の意見が存分に込められていることはもちろん、前作には幽霊ハンターのふたりのほうが「幽霊でもなんでもない現象であることを証明する」シーンがあったりするんです。
「幽霊なんているわけないじゃん」という多くの人が持つ認識を踏まえておくことで、作中のさまざまな現象が「ありえるかもしれない」というほうに意識を持って行かせているというわけ。
しかも、今回はこの「ありえないことを信じるか」と問いに、ある素晴らしいメッセージを絡めています。
本作がホラー映画でありながら、単に怖がらせるだけは終わらない格調高さを感じる理由は、ここにあるのでしょう。
ホラーとしての怖がらせ方もじつにいいですね。
「幽霊がどこかにいるかも」というおどかせ方に、多種多様なアイデアが込められており、飽きさせません。
ここまで来ると、怖いというよりも「その手があったか!」と感心できます(これはある意味で欠点?)
「来るぞ来るぞ!」と思わせておいて、タイミングをワンテンポずらすという意地の悪さは、一周回ってうれしくてしょうがなくなります。
個人的にアイデアがおもしろすぎて笑ってしまったのは、「肖像画」を使ったあのシーンですね。
演出もじつにうまく、カメラワークは洗練され、1970年代のロンドンやガジェットを再現した美術も秀逸。
「謎」が小出しされるミステリー要素のおかけで、結末までグイグイ引っ張ってくれており、エンターテインメントとしても存分に優れた作品になっていました。
あ、そうそう本作は子役の女の子が超絶ウルトラかわいいことを触れずには入られませんね。

※画像出展はこちら
マディソン・ウルフちゃん(13歳)はオーディションで見つかった新星とのことですが、かわいいだけでなくその演技力も並外れたものがあります。もうキュートな女の子が好きならそれだけで観たらいいんじゃないの?(雑だけどわかりやすい勧め方)
難点は後半の展開にやや強引さを感じたこと、上映時間が2時間14分とホラーとしてはかなり長いことでしょうか。
観客にいい意味でストレスを与える展開が多いため、かなり疲れてしまいます。
しかし、観終わってみればこの尺は必要と思えるものでしたし、演出もテンポよく、無駄を感じさせません。
この上映時間は欠点ではなく、格調高いホラー作品に仕上げるための必要不可欠なもの、と捉えたほうがいいかもしれませんね。
なお、前作を観ていなくても問題なく楽しめます。
話し手となるエドとロレインの活躍を前作で知っていたほうがより飲み込みやすいでしょうが、物語は独立しているので、話がわからなくなることはまずないでしょう。
本作は、怖さはほどよく、登場人物に感情移入しやすく、話もわかりやすいと、ホラー初心者にもかなりオススメできます。
10歳前後の子どもも登場することですし、個人的には家族でも観て欲しいと思ったくらいです(もちろん、あんまり小さい子だと怖すぎるでしょうが)。
直接的な残虐シーンはほとんどありません。PG12指定なのは子どもの喫煙シーンがある、という程度。
極めて万人向けなので、デートにももってこいでしょう。
作品としてのクオリティーが高いことは間違いないので、ホラー映画好きは迷わず劇場へ。
以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓
〜アミティヴィルの事件〜
冒頭でいきなり「銃を乱射してしまった男の話」が展開したのに驚きました。映画の緊張感を一気に高めてくれます。
これはアミティヴィルの伝統家屋で起きた実際の事件であり、それをもととした怪奇小説『アミティビル・ホラー』は、『悪魔の棲む家』として映画化されていたりします。
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〜野暮な不満点〜
終盤で、ジャネット以外の子どもたちがいつまにか車の後ろに乗り込んでいて、助かっていたのは違和感があったかな。
弟が「僕たちの家だ!」と言いつつ幽霊(悪魔)に立ち向かおうとするシーンが大好きだったので、もう少しだけジャネット以外の子どもが反撃に出る場面もほしかったです。
※以下の意見をいただきました。
タバコを吸っていた不良少女のカミラちゃんですが、親友の弟をイジメる悪ガキ軍団にラリアット!とか、根は良い子で惚れました。
その後も登場してジャネットを支えて欲しかったなあ・・・。
プリプリ怒りながら、没収した煙草を「もったいないし・・・」スパスパし始める先生と、娘の非行に嘆きながらも「私もあの子くらいの頃吸ってたし・・・」なペギーに劇場でクスクスが起きました。
〜アイデアが秀逸な怖がらせ方〜
悪魔が、自分の肖像画を後ろから手で掴み、そのまま顔を肖像画にくっつけてロレインに迫ってくるシーンは笑いました。何がしたいんやお前。
ビルは「驚かせるのが楽しい!」と言っていた通り、バリエーション豊かな登場をしていましたね。
テレビのリモコンを動かしたり、おもちゃの消防車を動かしたり、「へそ曲がり男」に変身したり。
あと、この手の映画には「さっさと引っ越せばいいのに」というツッコミどころがよくあるのですが、本作では「経済的に困窮している」「仲の良いお隣さんのところに速攻で逃げて止めさせてもらう」という展開があったのもよかったですね。
へそ曲がり男がその隣の家までやってきたり、ジャネットが瞬間移動させられてしまうのは、かなりの絶望感を与えてくれました。
いちばん好きだったのは、ビルがジャネットに取り憑いてしゃべるとき、その顔を「ピントをずらして」見えないようにしていたシーンです。
画面がぼやけてよく見えないけれど(これは後ろを向いているエドたちの視点とシンクロ)、ジャネットが異形の者に変わっているのではないか、と不安にさせます。
〜信じる〜
エドとモリスは、「世間が背を向けたときこそ、常識を超えて助けることだ」と言っていました。
エドは妻に死を予期されても、ジャネットを救うために屋敷に入ります。
ロレインもまた、前作で命を削りながら霊現象の捜査をしていることが語られていました。
なんと言われようとも、彼らは苦しむ人たちのために戦ってきた。
世間からペテン師扱いされたエドとロレインにとって、「常識を超えて助けること」は何よりの信条でしょう。
〜好きにならずにいられない〜
ホジソン家の元夫がエルヴィス・プレスリーのレコードを持って行ってことを知ったエドが、「好きにならずにいられない(Can't Help Falling In Love )」を弾くシーンが大好きでした。
このとき、エドは「約束だ、笑うなよ」と冗談っぽく言ったものの、子どもたちはそんな約束なんかせずに笑っていました。
これはエドが「(死を予期されたため)危険であれば身を引く」というロレインとの約束を破ってしまう伏線だったのかもしれませんね。
「好きにならずにいられない」の歌詞には、「賢い者は、愚か者はあわてて行動に走ると言うけど、君を好きにならずにはいられないんだ」とあります。
これはまさに、身を捨ててでも大切なものを守るエドの信条そのものです。
最後はエドとロレインが手を取り合い、「好きにならずにいられない」が聴こえてくる。
約束を破っても、ロレインは(歌詞にあるように)エドを受け入れて、ずっと寄り添っていくのでしょうね。
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No title
今年のホラーでベスト!前作未観でしたが、映画館帰りにレンタル屋に駈込みました!
すみません。私はどうも祟りものホラーで「悪霊=無敵モードのキチガイ」が大暴れしてなんの罪の無い人が苦しめられ続けるお話は恐怖よりも憤怒が湧いてきてしまう性質なので、こういう決して屈しない系のホラー最高!
>前作でも今作でも素晴らしいのは、超常現象、幽霊、悪魔というザ・非科学的なものを扱いながらもリアリティーがあること。
お巡りさんがすぐに教会に頼る事を進めるのが良かったですね。私は宗教団体を「悪質神様ファンクラブ」と呼ぶような者ですが、この辺はキリスト教が文化生活にまで根ざした国の良い所なのかな・・・と思ったり。
>「幽霊を信じない立場から」の意見が存分に込められている
検証ミーティングで否定派の学者が参加してるのが良かったですね。
実は端から「信じない」でなく「信じているからこそ偽物を放置してはいけない」という学者さんも大勢居るのだとか。
>あ、そうそう本作は子役の女の子が超絶ウルトラかわいいことを触れずには入られませんね。
前作のペロン家も美少女一家でホッコリでしたが、今回は美少年まで・・・ビリーきゅんはオレが守る!!
>上映時間が2時間14分とホラーとしてはかなり長いことでしょうか。
全然疲れない所か、清々しい気持ちで帰れました!
>10歳前後の子どもも登場することですし、個人的には家族でも観て欲しいと思ったくらいです(もちろん、あんまり小さい子だと怖すぎるでしょうが)。
本当に、来週職場で今夏家族で観るホラーを聞かれたらお勧めします!
>PG12指定なのは子どもの喫煙シーンがある
ちゃんと「良くない事」として描写されていますしね。余談ですが、その喫煙ガールのカミラちゃん。ちょっと不良だけど、親友の弟をイジメる悪ガキ軍団にラリアット!とか、根は良い子で惚れました。
その後も登場してジャネットを支えて欲しかったなあ・・・。
あとプリプリ怒りながら、没収した煙草を「もったいないし・・・」スパスパし始める先生と、娘の非行に嘆きながらも「私もあの子くらいの頃吸ってたし・・・」なペギーに劇場でクスクスが起きました。
>〜アイデアが秀逸な怖がらせ方〜
これを地獄でアレコレ考えてるかと思うと。ちょっと笑ってしまったり。
>ビルは「驚かせるのが楽しい!」
実は良いおじいちゃんだった彼ですが、絶対楽しんでたろアンタ・・・。
>あと、この手の映画には「さっさと引っ越せばいいのに」というツッコミどころがよくあるのですが、
前作でも経済事情や、怪異の主は場所に居るけど、一度狙った獲物には執着し続けるので逃げても無駄。
あと。ご近所や警察がすごく親切で良かったですね。
・・・終始バックれ続けた。ご近所不倫孕ませ親父には脱糞する度にキレ痔になる呪いをかけておきます。
あと。野暮な突っ込みですが、地下室の状態はもう改装が必要だと思いますってか水道料金がヤバイよ!コレ!?
>〜信じる〜
>エドとモリスは、「世間が背を向けたときこそ、常識を超えて助けることだ」と言っていました。
この言葉は沁みましたが。世間は背を向けた人を喰い物にする。悪霊よりもおぞましい偽物もいますからね。
>〜好きにならずにいられない〜
これホラー映画だっけ?なくらいステキなシーンでした。本当に子ども達に観て欲しい!!
恐れるだけじゃムカツクだろ!?立ち迎え!!
すみません。私はどうも祟りものホラーで「悪霊=無敵モードのキチガイ」が大暴れしてなんの罪の無い人が苦しめられ続けるお話は恐怖よりも憤怒が湧いてきてしまう性質なので、こういう決して屈しない系のホラー最高!
>前作でも今作でも素晴らしいのは、超常現象、幽霊、悪魔というザ・非科学的なものを扱いながらもリアリティーがあること。
お巡りさんがすぐに教会に頼る事を進めるのが良かったですね。私は宗教団体を「悪質神様ファンクラブ」と呼ぶような者ですが、この辺はキリスト教が文化生活にまで根ざした国の良い所なのかな・・・と思ったり。
>「幽霊を信じない立場から」の意見が存分に込められている
検証ミーティングで否定派の学者が参加してるのが良かったですね。
実は端から「信じない」でなく「信じているからこそ偽物を放置してはいけない」という学者さんも大勢居るのだとか。
>あ、そうそう本作は子役の女の子が超絶ウルトラかわいいことを触れずには入られませんね。
前作のペロン家も美少女一家でホッコリでしたが、今回は美少年まで・・・ビリーきゅんはオレが守る!!
>上映時間が2時間14分とホラーとしてはかなり長いことでしょうか。
全然疲れない所か、清々しい気持ちで帰れました!
>10歳前後の子どもも登場することですし、個人的には家族でも観て欲しいと思ったくらいです(もちろん、あんまり小さい子だと怖すぎるでしょうが)。
本当に、来週職場で今夏家族で観るホラーを聞かれたらお勧めします!
>PG12指定なのは子どもの喫煙シーンがある
ちゃんと「良くない事」として描写されていますしね。余談ですが、その喫煙ガールのカミラちゃん。ちょっと不良だけど、親友の弟をイジメる悪ガキ軍団にラリアット!とか、根は良い子で惚れました。
その後も登場してジャネットを支えて欲しかったなあ・・・。
あとプリプリ怒りながら、没収した煙草を「もったいないし・・・」スパスパし始める先生と、娘の非行に嘆きながらも「私もあの子くらいの頃吸ってたし・・・」なペギーに劇場でクスクスが起きました。
>〜アイデアが秀逸な怖がらせ方〜
これを地獄でアレコレ考えてるかと思うと。ちょっと笑ってしまったり。
>ビルは「驚かせるのが楽しい!」
実は良いおじいちゃんだった彼ですが、絶対楽しんでたろアンタ・・・。
>あと、この手の映画には「さっさと引っ越せばいいのに」というツッコミどころがよくあるのですが、
前作でも経済事情や、怪異の主は場所に居るけど、一度狙った獲物には執着し続けるので逃げても無駄。
あと。ご近所や警察がすごく親切で良かったですね。
・・・終始バックれ続けた。ご近所不倫孕ませ親父には脱糞する度にキレ痔になる呪いをかけておきます。
あと。野暮な突っ込みですが、地下室の状態はもう改装が必要だと思いますってか水道料金がヤバイよ!コレ!?
>〜信じる〜
>エドとモリスは、「世間が背を向けたときこそ、常識を超えて助けることだ」と言っていました。
この言葉は沁みましたが。世間は背を向けた人を喰い物にする。悪霊よりもおぞましい偽物もいますからね。
>〜好きにならずにいられない〜
これホラー映画だっけ?なくらいステキなシーンでした。本当に子ども達に観て欲しい!!
恐れるだけじゃムカツクだろ!?立ち迎え!!
2016-07-16 14:06 :
毒親育ち URL :
編集
Re: No title
> >10歳前後の子どもも登場することですし、個人的には家族でも観て欲しいと思ったくらいです(もちろん、あんまり小さい子だと怖すぎるでしょうが)。
> 本当に、来週職場で今夏家族で観るホラーを聞かれたらお勧めします!
> >〜好きにならずにいられない〜
> これホラー映画だっけ?なくらいステキなシーンでした。本当に子ども達に観て欲しい!!
毒親育ちさんと意見がいっしょでうれしいぜ!
> >PG12指定なのは子どもの喫煙シーンがある
> ちゃんと「良くない事」として描写されていますしね。余談ですが、その喫煙ガールのカミラちゃん。ちょっと不良だけど、親友の弟をイジメる悪ガキ軍団にラリアット!とか、根は良い子で惚れました。
> その後も登場してジャネットを支えて欲しかったなあ・・・。
> あとプリプリ怒りながら、没収した煙草を「もったいないし・・・」スパスパし始める先生と、娘の非行に嘆きながらも「私もあの子くらいの頃吸ってたし・・・」なペギーに劇場でクスクスが起きました。
どうどう、カミラちゃんの出番がその後なかったのが残念だったなあ。追記させてください。
2016-07-16 16:35 :
ヒナタカ URL :
編集
はじめまして(*^^*)
今日映画を見てきてネタバレで検索してたどり着きました!
勘違いかもしれないですが、ロレインが悪魔に幻視?を見せられ、名前を聖書に書きなぐる(刻む?)シーンのことです。
ロレインの横、娘の背後が本棚になっていたと思うのですが、その本棚に大きなアルファベットのオブジェがおいてありました。
それが、なんていう単語になっているのかなぁーとぼんやりみていたのですが、VとLとAがあったように思うのです。こんなところにもしかしたら隠しポイントを入れてきているのかなー!?とワクワクしました(*^^*)
今日映画を見てきてネタバレで検索してたどり着きました!
勘違いかもしれないですが、ロレインが悪魔に幻視?を見せられ、名前を聖書に書きなぐる(刻む?)シーンのことです。
ロレインの横、娘の背後が本棚になっていたと思うのですが、その本棚に大きなアルファベットのオブジェがおいてありました。
それが、なんていう単語になっているのかなぁーとぼんやりみていたのですが、VとLとAがあったように思うのです。こんなところにもしかしたら隠しポイントを入れてきているのかなー!?とワクワクしました(*^^*)
2016-07-19 23:34 :
せれな URL :
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