2016年8月の気になる映画一覧(マイナー推し)
ポケモンGOが大盛り上がりしていること、ワンピースというライバルがいることが気がかりですが、大ヒットしてほしいなあ……
そして「あの駄作(進撃の巨人)の人」みたいなイメージが若い子についてしまったかもしれない樋口真嗣さんが再評価されるといいなあ……(切実)(個人的に『進撃の巨人』は好きな映画なのですが)
そんなわけで、以下8月の気になる映画です。
さすが夏休みまっさかり、目玉作品が多いので、いまのうちに『ロスト・バケーション』『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』などの秀作を消化しておけってこった!
また『葛城事件』は、許せないという言葉では到底足りない、相模原の障がい者の殺傷事件が起きたいまでこそ、観るべき映画です。
実際の事件とフィクションを同列に論じるべきではないかものかもしれませんが、間違いなく、感じることはあるはずですから。
※『葛城事件』は都内では29日で上映が終了しますが、青森、岩手、宮城、山形、長野では7月30日より上映開始となります。
↓以下も参考にしましょう。
モンキー的2016年8月期待の新作映画 - モンキー的映画のススメ
2016年8月公開で観たいと思っている映画の覚え書き|三角絞めでつかまえて
2016年8月に観たい注目映画6本/7月鑑賞記録 | pockke
※ちなみに自分が今月いちばん気になる映画はコレです。

↓
8月5日(金)
ニュースの真相
ジョージ・ブッシュの軍歴詐欺疑惑というスクープが「偽造」と断定されてしまうという実話。
『スポットライト』が地方新聞社の記者魂を描いた映画ならば、こちらはエリートジャーナリストの「敗者の弁」を描いた作品になっているのだとか。
8月6日(土)
ハイ・ライズ
同名のSF小説が原作。 R15+。上階層にいくほど富裕層となるタワーマンションでの異常事態を描いた物語だそう。
まあ『マイティ・ソー』『クリムゾン・ピーク』でも萌え萌えキュンすぎたトム・ヒドルストン主演という時点で気になってしょうがないよね。IMDbで5.9点と微妙な評価だけど気にしない!
奇跡の教室〜受け継ぐ者たちへ〜
問題児たちの集まるクラスの授業に、強制収容所の生存者を招いたことから、生徒たちが変わっていくというドラマ。
落ちこぼれクラスの成長物語っていうだけで大好きです。
ハルをさがして
震災後の福島を舞台とした、4人の中学生たちのひと夏の物語。ハルはいなくなった愛犬の名前です。
和製『スタンド・バイ・ミー』なおもしろさを期待。
※すんごく良いレビュー。少しだけネタバレ注意→<ゆっけの感想”「3.11後の僕らのスタンドバイミー」というコピー…” | Filmarks>
ねむれ思い子 空のしとねに
7年の歳月をかけてほぼ1人で作画を手がけた3DCGアニメ。声優は井上喜久子や田中敦子など豪華。
交通事故で生き残った少女が、事故当時の20歳のままの姿をした母に出会うという物語。
DVDはすでに発売済み。暴力とグロテスクな描写によりPG12指定されています。
8月11日(木・祝)
栄光のランナー/1936ベルリン
1936年ナチス独裁政権下で活躍した、アメリカ人陸上競技選手ジェシー・オーエンスの半生を描く伝記映画。試写にて鑑賞済み。
当時の事情をわかりやすく描き、人間ドラマとしても秀逸、何よりもスタジアムに入ったときのあの演出は神がかり!
『42 世界を変えた男』と似た作品なので、こちらが好きな人はぜったいに観ましょう。
原題は『RACE』で「人種」と「競技(レース)」をかけたタイトルになっています。
8月20日(土)
イレブン・ミニッツ
『エッセンシャル・キリング』のイエジー・スコリモフスキ監督(78歳)最新作。
大都会に暮らす人々の午後5時から午後5時11分までの11分間に起こるさまざまなドラマを、モザイク状(←どゆこと?)に構成した群像劇だそうです。
ダーティー・コップ
ニコラス・ケイジとイライジャ・ウッドがコンビで金庫を盗む汚職警官になる話。あらやだ楽しそう。
R15+、原題が『The Trust(信頼)』ということにも皮肉が効いてそう。
ソング・オブ・ザ・シー 海のうた
第87回アカデミー賞で長編アニメーション賞にノミネート。
アイルランドに伝わる神話をもとに、海ではアザラシ、陸では人間の女性の姿をとる妖精と人間との間に生まれた兄弟の冒険を描く。
IMDbで8.2点、Rotten Tomatoesで99%という超絶ウルトラ高評価、絵がめっちゃかわいいので観るの決定。
火 Hee
桃井かおりが監督・脚本・主演を務めた作品。放火を犯した娼婦が、壮絶な生涯を精神科医に語るという物語。
中村文則による短編小説が原作です(単行本『銃』に収録)。
健さん
2014年に亡くなった高倉健さんを題材にしたドキュメンタリー。
『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスが撮影当時の様子を初めて明かすとのこと。
8月27日(土)
ライト/オフ
ジェームズ・ワンが製作を手がけた最新ホラー・・・ってワン監督の『死霊館 エンフィールド事件』から2ヶ月も経ってないやん!(本国でも同じくらいのスパンだった)
IMDbでは7.1点、Rotten Tomatoesでは76%と好評。
はじまりはヒップホップ
平均年齢83歳のおばあちゃんたちがヒップホップでラスベスガスを目指す話。『ゴーストバスターズ』の女性主人公たちも敵ではないかもしれん。
「若さも肌のハリもない、持っているのは勇気だけ!」という触れ込みがいいなあ。
U-31(ゆーさんじゅういち)
31歳のプロサッカー選手が戦力外通告を受けてしまうという物語。同名の漫画が原作。
こういう年齢やハンディキャップと戦うドラマに自分は弱いなあ。
主演は『特命戦隊ゴーバスターズ』の馬場良馬、リアル31歳です。
劇場版 鷹の爪 8『吉田くんのX(バッテン)ファイル』
おなじみ低予算フラッシュアニメの劇場最新作。さすがに前回のような無料上映にはならないか。
あらすじをみる限り『リング』と『X-ファイル』のパロディがあるっぽい。
声優は森川葵のほか、杉田智和、松本梨香、金田朋子とめちゃくちゃ豪華。
そのほか、
シネマート新宿の「2016夏の香港・中国エンターテイメント映画まつり」
新宿シネマカリテで8月20日(土)より上映の『不思議惑星キン・ザ・ザ』(デジタルリマスター版)
下北沢トリウッドで8月27日(土)より上映の『アメリカン・スリープオーバー』(『イット・フォローズ』の監督のデビュー作)
も気になるなあ。
※DVDはちょっとレア、カルト的な人気を誇る作品です。
あと、8月19日(金)公開の『傷物語II 熱血篇』は、3部作での小出し公開がイヤなので今回は観るのをやめておきます・・・そのせいで嫌われ気味だった『鉄血編』は決して悪い作品ではなかったけどね。
メジャーどころとしては
『秘密 THE TOP SECRET』:8月6日(土)、PG12指定、上映時間は2時間29分
『ルドルフとイッパイアッテナ』:8月6日(土)
『ジャングル・ブック』:8月11日(木・祝)
『ペット』:8月11日(木・祝)
『X-MEN:アポカリプス』:8月11日(木・祝)
『ゴーストバスターズ』:8月11日(木・祝)~14日(金)先行公開、8月19日(金)本公開
『青空エール』:8月20日(土)
『ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>』:8月26日(金)
『君の名は。』:8月26日(金)
『後妻業の女』:8月27日(土)、PG12指定
を観ないといけませんねって8月11日がヤバいなオイ!
今年から新たな祝日「山の日」が制定されたおかげでもあるのでしょうが……この密集っぷりは映画ファンにはうれしい(?)悲鳴ですね。
11日公開の『栄光のランナー』はマジでいい映画なので応援したい。
『ジャングル・ブック』はディズニー史上最高に魅力的な悪役が登場するうえ、『ズートピア』並みに脚本が論理的に作られた傑作なので応援したい。
『ゴーストバスターズ』は町山智浩さんが言っている通り、くっそ腹の立つ出演者ヘイト運動なんか関係なく超楽しい映画なので応援したい。
ていうか全部観ましょう!
※以下、試写鑑賞時の感想
『ジャングル・ブック』試写。おいおい最近のディズニーはマジですごすぎるよ!子どもは純粋にハラハラドキドキして、大人はコミュニティ形成についてのメッセージに唸らされる。悪役の魅力がハンパねえことも素晴らしい。傑作なので全員観ろ!!! https://t.co/rL4POwLuoE
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) 2016年6月1日
『ゴーストバスターズ』試写。ヤッフーーーーー!超楽しかったぜーーーー!これは絶対に3Dで観るべき!「俺いま幸せ!幸せ!」なシーンがたっぷり登場するんだぜ!そしてクリス・ヘムズワースが史上最高に輝いてます(しかも吹き替えは森川智之)! https://t.co/3vPgUYDhZg
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) 2016年7月12日
歴代「3Dで観て本当によかった!」と思った映画
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) 2016年7月12日
1位 ヒックとドラゴン
2位 ゴーストバスターズ(←NEW!)
3位 ジャッジ・ドレッド
4位 アバター
5位 ゼロ・グラビティ
(ピラニア3Dを劇場で観ていないことが悔しい!)
新『ゴーストバスターズ』の字幕担当は栗原とみ子さん。作中のダジャレや下ネタを過不足なく示されていて素晴らしかった。とりあえずみなさんには「戸田奈津子ではない」という朗報を差し上げます。
— ヒナタカ (@HinatakaJeF) 2016年7月14日
あ、そうそう、8月11日はきのこの山の日にもなったそうですぜ(よけいな情報)。
『ペット』と『秘密』は嫁が観たがっているので必ず行くとして、『君の名は』は外せないですな。
( ̄▽ ̄)
とはいえ全く余裕が作れない状況ではないのでその合間を縫って頑張っていきますしとりあえず『シン・ゴジラ』は見逃せないです。『進撃の巨人』は黒歴史状態ですが自分もそこまで嫌いではないですし。
『葛城事件』に関しては相模原の件(あれは身の上的にも他人事じゃないです…。尤も、それ抜きにしてもこういうテロと呼んで差支えないと考えてるので許せません)もあり尚更観たいと思ってましたが近場では終了してました。
マイナー系は『栄光のランナー』『健さん』が気になるところです。
メジャー系は過去作未見の『X-MEN:アポカリプス』以外は絶対観たい(特に『ゴーストバスターズ』)ですが無理だろうなあ…。
ていうか『秘密』そんなに長かったんですね…。まあそれでも観るのですが。『ペット』も観るつもりですがその前にミニオン関連の作品は押さえておきたいと思うところです。
問題は11日は私用で観られる可能性がないに等しいことですが、まあ何とかするつもりです。
それはさておき、きのこの山の日にもなってたのは知りませんでしたw因みにきのこたけのこ戦争はどっちの方がいいか決められないので中立派です(いらん情報)。
秘密
上映時間もさることながら若干予告から漂う「ストクロ」臭…
まあ当たり屋物件ですね
ペット
今のところ印象はトイ・ストーリー動物版と言ったとこでしょうか?
ストーリーで違いを出せないとただの劣化パクリになりかねないんでどうするんでしょう?
X-MENアポカリプス
既に本国では賛否パックリ分かれてる議論作
折角サイロックのスクリーンデビュー作なんで楽しめたらいいんですが…
ジャングルブック
今のところ8月大本命。まあこれは間違いないでしょうね
ゴーストバスターズ
本作ファンvs旧作ファンの泥沼の抗争が続いてる本作ですが
僕はフェアにいこうと思ってます
青空エール
パッと見地雷臭漂う青春映画なんですが主演が「仮面ライダードライブ」の竹内くんなんで
応援も兼ねて見ようかな…とw
君の名は。
個人的にこっちが大本命。新海監督作品は当たり外れが激しいですが
試写会の評判聞く限りではかなり期待していいんじゃないでしょうか?
8月は新作見る本数が少ない代わりに面白ければ「シン・ゴジラ」を沢山見ることになりそうです。