映画「キックアス」のアツい展開ベスト10
TSUTAYAでも絶賛レンタル中の本作ですが、まだ観ていない方も観た方も劇場で観ろ。
今現在(5月2日)では北海道、長野、愛媛、福岡、東京の映画館でも観る事が出来るんです。<劇場情報>
DVDレンタルが早すぎた&単館上映のおかげで、みんながこっちに流れたのが正直もったいないと思うのですよ。
これほど面白い映画はマジで劇場で観ないと損ですよ。
自分も5か月ぶりに2回目を観たのですが、おんなじところで大興奮&泣きそうになってしまいました。
そんなわけで個人的「キックアス」のアツい展開ベスト10です。
以下は激しくネタバレなため未見の方は読まない様に↓
10位 不良に返り討ちにあう前のキックアスのセリフ「連続放火魔と同じで、自分を抑える事が出来ない」
この台詞はすごく怖い。
キックアスことデイブはなんだかんだ言って、ヒーローの格好をする自分を客観的に観れていたのかも。
9位 ヤンキーに人がぼこられているのを止めようとするキックアス。「おめえは関係ねえ」「いや、あるさ」
終盤では「力が伴わないと責任はないのか?いや違う」とも自問自答する彼。
デイブは、見ず知らずの人にも手を差し伸べる優しさと責任感も持っていたのだと思います。
8位 ヤンキーたちを倒し「傷つけられるのを見て見ぬふりなんかできないんだ!」
彼の戦闘シーンがものっそ情けなく見えるのに、ここでの台詞はめちゃくちゃ格好いい。
youtubeにアップして人気者に、というのも現代的で面白い。
7位 ビッグダディが倉庫でギャングたちをボコボコに
「28日後」でも使われた、もの悲しいギター曲(In the House In a Heartbeat)がシーンにマッチしています。冷酷な殺し方が恐ろしく、同時に痛快。
6位 ヒットガールが初めてキックアスの前に現れ、ギャングを大虐殺!
すごく悪趣味極まりないのですが、音楽「BANANA SPLIT」も合わせて痛快愉快。
バタフライナイフの振り方も含めて、演じたクロエ・モリッツはほとんどスタントなしでやっているというのも驚き。
5位 キックアスとビッグダディが処刑されている場所に、ヒットガールが襲撃に来る!
助けに来たヒットガールに対して、デイブの友達が「あの子が大きくなるまで童貞守るぜ」「誰から守るんだよ」というのも好き。
初登場シーンの訓練の伏線も使われててよかった。
4位 ヒットガールは敵のアジトに乗り込む!
変身した格好も可愛いけど、このツインテール姿もまた可愛い。
ロビーでかかっていたBGM「荒野のガンマン」が格好いいんだ。
3位 ヒットガールが敵のアジトで大暴れ。
壁を蹴り、ナイフで刺し、二丁拳銃で撃ちまくり、空中でリロード・・・そのアクションすべてにほれぼれ(グロいけど)。
2位 ヒットガールの大ピンチに、キックアスが「秘密兵器」で飛んでくる!
このシーンは痛快なはずなんですが、自分は泣いちゃうんだよなあ。
これは直前で
キックアス「君に助けてもらった、借りがある」
ヒットガール「あなたがいなかったら、パパは死ななかった」
という切ないやり取りがあったからこそ感動してしまうのです。
1位 またまたヒットガールは大ピンチ!そこでキックアスは「児童虐待だろ?」と言いつつバズーカをぶっ放す!
バズーカの伏線が長くてやきもちしていただけに最高の使われ方だった!
こうしてみるとピンチに助けにくる、という展開が多い映画ですね。
そしてその全てがすごくアツい!
王道かつ、終盤はヘタレなオタクだったキックアスがやってくれるから感動してしまうのです。
~他に気になった事~
カツアゲを窓から目撃していたのと、キックアスを車でひいたのは同じ人物ですね。
傍観者なだけでなくキックアスを傷つけていたとは・・結局彼は強くなれたわけなのですが。
しかし返り討ちにあうだけでなく車にもひかれるとは予想できなんだ。
レッドミストとキックアスが倉庫で火事の現場を目撃するのですが・・・
コミック版とかなーりシチュエーションが異なっているんですよね。自分は映画版の方が驚きがあって好きです。
ヒットガールの育ての親(ビッグダディの親友)が、「自警活動で大量虐殺か、ミンディ(ヒットガール)がか可哀そうだ」と、ビッグダディを責める場面が印象的でした。
この映画の中では一番まともな人間だったでしょう。
それに対して「娘とはゲームをしているんだ」と主張しているビッグダディ。
彼は自分の復讐心を娘に押しつけ、人を殺させているのです。
そんなビッグダディに対してヒットガールはけなげ。
彼女は本当にバタフライナイフのプレゼントを喜んでいたのだろうか、と思ってしまうのです。
~ラスト~
最後に握手を交わすキックアスとヒットガールの姿がまた泣けます。
続編では彼らはどういう戦いを見せるのだろう。
早く2が観たい、とレッドミストの台詞のおかげでより思ってしまいます。
「(バットマンの)ジョーカーはこう言ったぜ、俺の出番を待ってな!」