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これこそ現代の音楽映画だ!劇場版「神聖かまってちゃん」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっです。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:(感動が)全然鳴り止まない!


あらすじ


シングルマザーの「かおり」は深夜のダンサーの仕事に明け暮れ、その5歳の息子の「涼太」は、何故かいつもパソコンを保育園に持ち込んでいた。
女子高生の「美知子」は将棋のアマ王座の決勝戦を間近に控えていたが、彼氏に「神聖かまってちゃん」のライブに誘われる。
「神聖かまってちゃん」のマネージャーの「ツルギ」は、上司からとんでもない要望を聞く。

ライブの日まで、あと7日に迫っていた。





いんや~期待通りすばらしかった!

知る人ぞ知るカリスマバンド「神聖かまってちゃん(本当すごいバンド名だ)」の劇場版です。

実在する音楽バンドの劇場版と聞けば、アーティストたちのドキュメンタリーのような内容が多いと思うのですが・・・この映画は全然そんなんじゃありません

ストーリーはフィクションですし、↑のあらすじどおり、主となるのは3種の人間模様です。さらに「かまってちゃん」のメンバーが出演している時間も多くはないです。

さらに言えば、その3種のドラマもぶっちゃけたいしたことないです。
かな~りゆるゆるなお話なので、ここに不満を持つ方は多いでしょう。

でも自分はそんなことも許せてしまいます。
なぜなら映画に出てくる人間たちが、なんともいとおしいから。

言葉の端々にたまに出てくるダメ人間ワード。
演技とは思えないほど自然な感情のぶつけかた。

低予算ならでは工夫が見え、その全てを愛せてしまいます。


面白いのが「ニコニコ動画」や「youtube」など、神聖かまってちゃんは現代のメディアを活用して音楽活動やアピールをしていること。
これは映画の中の話だけではなく、現実でもそうなのです。

昨今はCDが売れない、音楽業界はこれらのメディアに殺された
なんて話を聞きますが、音楽業界は彼らのように、時代に沿ったツールをうまく使いこないしている姿をもっと見習ってもよいと思います。

今はネット環境とPCがあれば簡単に音楽を聴けます。
だからでこそ、身近にあふれすぎて音楽の素晴らしさがわからなくなってしまった、と言う人もいます。

でも、そのおかげで、知ることのできる音楽があるかもしれません。
今のインターネットの文化を嘆くのではなく、こういうアプローチもあるんだ、と選択することも重要なのではないでしょうか。

この映画に出てくる登場人物たちは、間違いなく現代のツールの恩恵を受けています。

自分は動画共有サイトを活用して、人に感動を届けているこのバンドのことが大好きになりました。


ライブの迫力は実際に行かないとわからないでしょう。
でも、自分はこの映画のライブシーンでは涙が出そうでした。

本当に感動した。
映画館でそれを観れば、まさしくそれはライブの疑似体験です。


神聖かまってちゃんを知らない方は、まずは<こちらの記事>をご覧ください。

神聖かまってちゃん
1320円
評価平均:
powered by yasuikamo
正しき「負け犬」の為の音楽
Youtube版の方が数倍良い。
論客用無

代表曲の「ロックンロールは鳴り止まないっ」が収録されているのはこのアルバム。
好き嫌いが分かれるアーティストであることは間違いありませんが、はまった人にはとことん好きになれるバンドだと思います。


その彼らが出てくるこの映画も、負けず劣らず好き嫌いの分かれる作品である事は間違いないです。
でも、自分は神聖かまってちゃんを知らない人にこそ観て欲しい作品だと思います。
これから上映する地域も多い(6月上旬現在)今作、かなりオススメです!


以下、ネタバレです↓結末に触れています!















この映画は、3種類の人間模様が当時平行して描かれます。
最近では「愛する人」「ヒアアフター」もこのタイプの映画でした。

こうした映画は、どこかで登場人物が交錯し、出会うものなのですが・・・
この映画ではちっとも交錯しません

なので「結局話がバラバラじゃん!」と不満を持つ方も多いと思うのですが、個人的にはこれを肯定的にとらえたいです。

なぜかといえば、登場人物たちはみんな「神聖かまってちゃん」というバンドに救われたからです。

そこで出てくるのは、スマートフォンやiPadやノートPCでも見れる、「ニコニコ動画」の生放送のライブ映像。


息子を非難していた母は、そのライブ映像で勇気をもらいました。
保育園の先生は、涼太が見ていた歌を否定するだけでしたが、この映像を見て何か考え方が変わったのかもしれません。
でも<この曲>は非難されれても仕方がない気がする(笑)


「ひきこもり撲滅キャンペーン」を立ち上げようしていた上司も、生のライブを見て、思うことがあったのでしょう。


唯一、「女子高生の将棋大会」のパートでは、誰一人ライブを観ていません。
しかし、美知子は「かまってちゃん」の音楽が気に入り、それをひきこもりの兄に渡しました。
そして、ラストに部屋から出てくる兄。
上司が言うように歌詞を変えたりしなくても、「かまってちゃん」の音楽は人を動かしたのです。



それができたのは、かまってちゃんの音楽が存在したから。
「ニコニコ動画」という現代の文化があったからおかげなのです。

バラバラだった登場人物たちは、お互いが出会わなくても、神聖かまってちゃんの音楽のおかげで共通の感動を知ることができました

現代のツールを肯定的にとらえ、それをを訴えてくれたこの作品を自分は全面的に支持したい!そう思えます。




終盤。
ライブが始まるまでに、彼らの物語は収束しようとします。
実際の結末は、ライブと同時並行して描かれます。

そして、ライブの最後の曲「ロックンロールが鳴り止まないっ」の高揚感。
お前ら最高だ。
壇上の背後に表示されるコメントと同じく、そう思えるのです。


ちなみに、涼太がコメントしていた「88888」は、ニコニコ動画内では「拍手」を表します
自分も、彼らのライブのときには是非そうコメントしたいと思います。

エンドロールも超・超・超素敵!
大満足!な一本でした。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-06-07 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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