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大逆転の面白さ「パラノーマルアクティビティ3」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はパラノーマル・アクティビティ3です。


個人的お気に入り度:7/10

一言感想:低予算シリーズがド派手になった!


あらすじ


新しい子ども部屋を準備しているクリスティの家が、何者かに荒らされる。
盗まれたのは祖母の形見の古いビデオテープだった。

そして物語はそのテープの内容へと移る。
ビデオの中で、幼いクリスティは「トビー」という、目には見えない友達の存在をしゃべっていた・・・





超低予算ながらスマッシュヒットを飛ばした「パラノーマル・アクティビティ」シリーズの3作目(日本版含まず)です。

前作がアレな出来だったので、
自分は映画を観るんじゃない、金を払って罰ゲームを受けに行っているんだ
くらいの気持ちで鑑賞しました。たいがいマゾだと思います。

しかし観てみるとこれが実に面白い!
それどころかシリーズで一番好きかもしれない。これは驚きました。


さて今作の一番の魅力は、予算が「2」からまた増えて、脅かし方がさらに豪華になっていること
「1」のチープさがむしろ好きだった人には不評かもしれませんが、お金をたっぷりと使ったその方法は実に楽しませてくれました。

さらに今回は新機軸のアイディアもあります。
それは左右に振って動くカメラです。

今作はこれを使っての怖がらせ方が面白いのです。


もうひとつ感心するのが、そのシリーズの構成。
続編が作られるごとに作品の時間が巻き戻っているのです。

またシリーズは同じ世界観を共有していますが、作品自体は全く独立したストーリーなので、前後を観なくても(観たほうが楽しめる部分もあるけど)単品で楽しめるのです。

これは続編映画のアイディアとしてはアリなんじゃないでしょうか。
新しいホラーの雛形になるような気がします。


また上映時間が84分という近年稀に見る短さなのも好印象。これはシリーズ最短です。
おかげで日常の描写も少なく、すぐに本題に入ってくれるのも嬉しいところです。


サクッと観れてしっかり怖い。
本当に良作なので、「もう飽きた」なんて人も観てみることをオススメします。
レイトショーで観るにはピッタリですよ!


以下、ネタバレです↓展開を書き連ねてる&結末に触れているので鑑賞後にご覧ください














さて今作の要点をさっくりと見ていきます。


・おばあちゃんのビデオテープが盗まれる

なんで悪魔がビデオ盗むんやというツッコミはしたらだめですかね(しかもクリスティが大人になった今になって何故)(悪魔じゃなくて人間の仕業かもしれないけど)
その盗まれたはずのビデオが「観客に向けて見せられている」のはどういうシチュエーションなんだとも言いたいのですが、ラストに明かされる「主犯」が観たものかもしれませんね。


・クリスティ(妹)とケイティ(姉)

クリスティが「トビー」が見えている(会話をしている)のに対し、ケイティはそうではないのも面白いです。
ていうかこの子役がすごく上手い!そして可愛い!


・エッチしているところを撮りたいと言うデニス(夫)とジュリー(妻)

煩悩カップルが出てくると、ホラーではたいがい死にます(笑)
またデニスは、クリスティとケイティの本当の父親ではなく再婚相手です。


・地震が起こる→天井から落ちた埃が「何か」の形を作る

人型です。後でクリスティが「トビーは背が高い」と言っていたのに当てはまりますね。
あとデニスの友人のランディもいい味出していました。
デニスとランディの掛け合いは、悪ガキが遊んでいるみたいで観ていて微笑ましいです。


・(第5夜)クリスティがトビーと話しているところがビデオに撮れる。

「2人は別の部屋よ」
「ケイティを起こさないで」
「デニス?うんちょっと。でも、優しい人よ」
と会話します。
トビーは大人の2人を襲おうとしていたのかも・・・
クリスティが「秘密をしゃべると危ない」と行っていたことも気になります。


・クローゼットの中からジュリーが「わっ」と出てきて脅かす

うぜえ


・扇風機を改造してカメラ設置

妻の許可なしに扇風機をぶっ壊すデニスって・・・。
「もとに戻せるよ」って言ってたけど本当?


・(第10夜)1人でキッチンに降りるクリスティ

電灯揺れる→電灯が点いている→電球が割れる
と揺れるカメラでゆっくりと見せてくれました。これは脅かし方としてはまだ軽いジャブでした。


・おままごとをするクリスティとデニスと「トビー」

トビーの存在が徐々に感じられるようで怖い・・・


・ケイティが子供部屋の倉庫に行くと、トビーにドアを閉められる。

ここではまだケイティはトビーの存在を信じておらず、クリスティをからかってました。


・ベビーシッター「リサ」

また「わっ」てカメラの前で脅かすなよなー。これは1回で十分。

そして左に行っていたカメラが右に戻ると、そこにはシーツで型どられた、人型の「何か」がいた!
そして中身がふっと消える。不信がちにシーツを見るリサ。
そして子供部屋でクリスティがトビーのいた位置に行くと・・・風圧で驚かされる!

リサがその前に子供の前で「おばけごっこ」をしていたのでそれを真似たのでしょうね。
無邪気な子供のような面も感じられるトビー。だからでこそ、その存在がより怖く思えます。


・(第13夜)クリスティが寝室に来て・・・

シリーズでは恒例の「数時間立ちっぱなし」を見せてくれました。

「ダメよ、お話はしない、もう寝るから」とトビーに告げるクリスティ。
徐々にトビーが牙をむき始めたのかも。


・子供部屋の倉庫には黒い線がひかれていて、「M」「(大きい)O」「T」と書かれているように見える。

何かの頭文字かもしれないけど、特に意味はないのかも。


・ケイティとランディ

序盤にもちらっと話していた「ブラッディ・マリー」を試す2人。
1度目は何もなかったが・・・2回目でランディが腹を何者かに引っかかれる!
そして風圧&地震。
ランディが出ようとドアの外を観ると・・・机が吹っ飛ぶ!

その後怖がって、「ビデオを観ろ」とだけ言って帰るランディ・・・薄情だなあ(仕方ないけど)
そりゃ「キャスパー」とは次元が違います。


・妻を説得するために「悪魔の歴史がなんたら」と言うデニス

先にビデオを見せろよ!


・クリスティを追いかけると、急に「何か」にぶつかるケイティ・・・

そして髪を引っ張り上げられる!
これは怖い・・・トビーのクリスティに対する異常な愛情の表れかも。


・(第14夜)子供部屋の扉が開き、ケイティのふとんが引っ張られ、パソコンでは「悪魔の印」が表示される

パソコンの壁紙をも変えるなんて悪魔さんは器用だなあ(棒読み)。

「トビーが来た」「彼のことは無視して」と言うクリスティ。
そしてベッドが吹っ飛ぶ!
クリスティは「言うとおりにするから助けてあげて!」と叫ぶ・・・

この「言うとおり」というのは「おばあちゃんの家に行く」ということだったのでしょう、なぜなら・・・・



・一向に悪魔(トビー)の存在を信じないジュリーは・・・

また振れ動くカメラの映像に。
(右)ジュリーが机の上にでかい電話を置く→(左)玄関を見るが誰もいない→(右)机や食器が全部消えている!
そして落ちてくる食器、机、その他もろもろ!
ジュリー「デニス!この家から引っ越すわよ!

爆笑。「ホラーと笑いは紙一重」と言いますが、これは正直コントかと思いました。
今作の一番のお気に入りシーンです。今作の悪魔さんはシリーズ随一の怪力の持ち主ですね。



・おばあちゃんの家へ

夫婦はシングルベッド×2で寝ることに。
でも怖いので結局ジュリーはデニスのところで寝る。

しかし・・・ジュリーがいなくなる。そして、子ども2人もいなくなっていた。

そしてデニスの寝室の左側には女性らしい人影がいた・・・
このじわっとした怖さが復活してくれて嬉しい限り。


・ここからカメラはデニス視点になる。外から見た窓にジュリーらしき影を見るが・・・

中に入ると誰もいない。
いままでの「トビー」は男性名なので、別の存在がいるという不安が恐怖を煽ります。


・そして「悪魔の儀式」っぽい部屋を見つける。

元凶はおばあちゃんだった


・「離れ」の白い扉を開くとそこにはおばあちゃん集団が

これ地味にめちゃくちゃ怖かったんですが。無表情で追ってくるし。


・ジュリーらしき姿が階段状にいた。しかし首が少し曲がっている・・・

近くによると・・・ジュリーは宙に浮いていた!
倒れてくるジュリーは、すでに死んでいたのでしょう。

今回ではこれが一番のアイディア賞だったかも。
足と地面が離れているのが見えたときは叫びそうになりました。


・クリスティ登場。デニスは「大丈夫」と言うが、明かりが消える。

画面が真っ暗になり、かなりの閉塞感がありました。


・外を見ると何か(家?)が燃えている・・・

これは予告編で見えた「ボツになったシーン」の名残かも。

しかし家が燃えていたとして、これはデニスたちが元いた家なのでしょうか?
おばあちゃん家がそんなに近いとは考えにくい(違う地名もテロップで流れていた)ので違うとは思います。


・階段の下でうずくまっているケイティ

デニスがおそるおそる近づくと・・・牙をむくケイティ!


・おばあちゃん登場!

デニスを何かの力で、逆海老ぞりにさせて殺す!


・おばあちゃんは「さあ支度しましょう」と言いながらケイティとクリスティを2階に連れていく・・・

そしてクリスティは「おいで、トビー」と言う。







これもう(フェイク)ドキュメンタリーじゃないじゃん!

今作は恒例の「最後の字幕のナレーション」もなくなっており、ドキュメンタリーチックに魅せるホラーではなく、完全にお化け屋敷型ホラーになった印象です。

これには賛否ありそうですが自分は好きかな。
メーター吹っ切れたくらいの「あの手この手」の怖がらせ方を見せてくれたのが嬉しいのです。


トビーの言っていた「秘密」はまさにこの「おばあちゃんの家」のことなのだと思います。
トビーは仲間(悪魔)のいるこの家に向かうため、皆を脅かしていたのではないのでしょうか。


「人間(しかも肉親)が真相にからんでいた」というのは衝撃的でよいのですが、エピソードゼロとしてはいろいろ無理がある気もします。

この後おばあちゃんは子ども2人の記憶を消したのでしょうが・・・何故2人を解放して、大人になったときにまた悪魔に襲わせたの?とかいろいろ疑問点が思い浮かびます(妹のクリスティに子どもを生ませるためかも)。
それは、また続編で明かされるのかもしれません。ていうか疑問点を解決できるものならしてほしいもんです


エンドロールは完全に無音。
「2」で見せたような衝撃のオチをむしろ期待していたのですが、今回は静寂のまま映画を終えてくれました。


見終わってもうひとつ感心したのが、予告編に流れていた映像のほとんどが本編で使われていなかったこと。

「特報」の姉妹が「ブラッディマリー」をするシーンはこのために作られたもので、本予告の「トビーに水をかける」「クリスティが子供部屋から落ちる」などはボツにされたネタだったのでしょう。

本編でも観たかった気もしますが、予告でネタバレをしないその作り方は大好きです(こういう意見もありますが)。



さて本当怖くて面白かったのですが、ひとつだけ最後につっこませてください。

「なんであんな怖いことが起こっている場所で寝れるんだよ」はいつものことなのでスルーするとして・・・

子どもがあんなに怖がってるんだから一緒に寝てやれよ!

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2011-11-01 : 映画感想 : コメント : 3 : トラックバック : 0
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はじめまして
はじめまして
私もパラノーマルアクティビティ3見ました。
そこで思ったのですが、
途中から移動したおばあちゃんの家、インシディアスに出てきた部屋の雰囲気に似ていなかったですか?

玄関から階段が見える
ショットガンのギャグの部屋かな?
木の馬がある

など似ているように感じたのですが・・・気のせいでしょうか?
2011-11-22 23:58 : 沖縄まりも URL : 編集
Re: はじめまして
コメントありがとうございます。


> 途中から移動したおばあちゃんの家、インシディアスに出てきた部屋の雰囲気に似ていなかったですか?
> 玄関から階段が見える
> ショットガンのギャグの部屋かな?
> 木の馬がある
> など似ているように感じたのですが・・・気のせいでしょうか?

思い返すと確かに似てましたね~
インシディアスもオーレン・ペリが制作に携わっているので、同じセット(家)が使われていたのかもしれません。

ググッても本当にそうかどうかはわかりませんでした。
パンフレットも存在していないので、DVDの特典映像待ちになるかもしれません。
2011-11-23 13:59 : ヒナタカ URL : 編集
3は好きです
>エンドロールは完全に無音。

…かと自分も思ったのですが、倍速で送ると……。
これについては、気づかない人のほうが多いかもしれません。

ただ、うちのレコーダーがおかしいだけの可能性もあります。
他の環境でも再現できるのかどうかはわかりません。
うちだけで起こってるとしたら、なんかちょっと怖い。
2013-02-03 17:11 : 通りすがり URL : 編集
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『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
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『アナザー Another』
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『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
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