サンタを愛したすべての人に!「アーサー・クリスマスの大冒険」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
今日の映画感想は「アーサー・クリスマスの大冒険」です。
個人的お気に入り度:10/10
一言感想:笑って泣ける、史上最高のサンタクロース映画!
あらすじ
クリスマスイブの夜、北極。
「サンタクロース一家」は世界中の子どもにプレゼントを届けるために、壮大なミッションを開始した。
プレゼント配りが終了し、今年もクリスマスは大成功と思われた。
しかし、妖精のひとりがとんでもないものを作戦室で見つける。
なんと、ひとつだけプレゼントを届け忘れてしまっていたのだ。
末っ子のアーサーは、兄・スティーブンや父・サンタの「あきらめろ」という意見に同意できず、祖父のおじいサンタとともにプレゼントを届ける旅に出発する。
タイムリミットは夜が明けるまでの数時間、はたしてアーサーは無事にプレゼントを届けられるのか?
これ最高です!
いやもう今作は手放しで大絶賛します。
それくらい面白い、笑える、そして泣ける!
今作の素敵なところ・・それは「サンタさんの仕事を楽しいアクションで見せよう!」というコンセプトです。
サンタを信じていた子どもの頃、「どうしてサンタは、世界中の人にプレゼントを配れるんだろう」って思っていませんでした?
自分はあります。
この映画は、子どもごころに「サンタさんの仕事ってすごい!」って思わせる描写がたくさんあり、その疑問にもバッチリ答えてくれます。
はじめのその「仕事」のシーンだけで、がっちりハートをつかまれました。
予告編でもわかりますが、これはもう「スパイもの」のノリで、すっごく楽しいんです。
しかも本作のアイディアはそれだけにとどまりません。
最初から最後まで斬新orツボを押さえたアクション満載で実に楽しませてくれます。
3Dもなかなかに効果的。
そりで空を滑空し、トナカイが目の前を走っている・・・
さながらサンタ目線のジェットコースターです。
風景も抜群に美しく、ここだけでも観てよかったと思える素晴らしさでした。
物語も「大人も子どもも楽しめる」というのはファミリー映画の理想系になっています。
子どもには「サンタ家族の大冒険」
大人には「ダメ人間の成長物語+α」
として楽しめるのです。
映画を観てわかるのは、主人公のアーサーや、一見してやり手に見える兄、はたまた父のサンタまで、欠点ばかりを抱えた人間であること。
主人公はどう行動し、そしてみんながどう変わっていったのか─
このダメダメな家族の「変化」、その行動に、大人であればきっと思うことがあるはずです。
さらに言えば、この映画には「世代交代」に関わるドラマが内包されています。
明らかに父サンタの描写は、定年退職を迎えつつある大人をピンポイントで狙っているので笑ってしまいそうになりました(というか笑いました)。
家族の物語のCGアニメ映画と言えば、「Mr.インクレディブル」を思い出します。
この家族もまた欠点を抱えていて、外力に押しつぶされそうになっている・・・という点では似ています。
でもダメ度はサンタクロース一家の方が圧倒的に上です(特殊能力も何も持たないですし)。
さて、今作の不満点は、作品そのものではなく
①公開日が微妙
②あんまり宣伝がされていない
③字幕版の公開がない
ということです。
すぐに同じくファミリー向けの3Dアニメ映画「ハッピーフィート2」「タンタンの冒険」が公開される時期というのも残念だし、なによりこのアピールのなさではクリスマスを迎える前に公開が終了してしまいそうな勢いです。
公開日の11月23日(勤労感謝の日)は、作中でも意味のある日になっていますし、そのねらいはわかるのですが・・・・もう少し時期を遅らせてもよかったのではないでしょうか。
また、もともとの声の担当はジェームズ・マカヴォイや、ビル・ナイなどの豪華キャストであり、これを魅力的に思う大人も多いと思うのですが・・・全国で字幕版の公開は1館もありません。
需要が少ないことはわかるのですが、前述の通り大人も楽しめるどころが大人こそが楽しめる作品ですので選択肢を用意してほしかったです。
日本語の声優は主人公役のウエンツ瑛士も含めてベテランぞろいなので、問題なく楽しめるのですけどね。
日本人受けしなさそうなキャラデザインもちょっと厳しさを感じます。
ていうか↑の公式サイトの絵面で観に行こうと思う人がいるか甚だ疑問・・・絶対もっといい宣伝方法があるでしょうに!
この作品の出来の良さに反した、宣伝への不満は「ヒックとドラゴン」を思い出しました。
これも褒めたりないほど大好きな作品です。
でも宣伝は、主人公のドラゴンの名前にあやかって某お笑い芸人(芸人さん自体は好きです)を使ったりとなんとも微妙でした。
しかし、「ヒックとドラゴン」は口コミによって良さが広まった作品でもあります。
なので自分も本作を「本当に面白い」と言い続けたいと思います。
ジャスティン・ビーバーのファンであればさらに嬉しいサプライズもありますよ(理由は観てのおたのしみ)。
下のリンクは作品のネタバレです 結末や展開を書いているので鑑賞後にご覧ください 未見の方は絶対に読まないで!
<こちら>
![]() | ジェームズ・マカヴォイ 991円 powered by yasuikamo |
個人的お気に入り度:10/10
一言感想:笑って泣ける、史上最高のサンタクロース映画!
あらすじ
クリスマスイブの夜、北極。
「サンタクロース一家」は世界中の子どもにプレゼントを届けるために、壮大なミッションを開始した。
プレゼント配りが終了し、今年もクリスマスは大成功と思われた。
しかし、妖精のひとりがとんでもないものを作戦室で見つける。
なんと、ひとつだけプレゼントを届け忘れてしまっていたのだ。
末っ子のアーサーは、兄・スティーブンや父・サンタの「あきらめろ」という意見に同意できず、祖父のおじいサンタとともにプレゼントを届ける旅に出発する。
タイムリミットは夜が明けるまでの数時間、はたしてアーサーは無事にプレゼントを届けられるのか?
これ最高です!
いやもう今作は手放しで大絶賛します。
それくらい面白い、笑える、そして泣ける!
今作の素敵なところ・・それは「サンタさんの仕事を楽しいアクションで見せよう!」というコンセプトです。
サンタを信じていた子どもの頃、「どうしてサンタは、世界中の人にプレゼントを配れるんだろう」って思っていませんでした?
自分はあります。
この映画は、子どもごころに「サンタさんの仕事ってすごい!」って思わせる描写がたくさんあり、その疑問にもバッチリ答えてくれます。
はじめのその「仕事」のシーンだけで、がっちりハートをつかまれました。
予告編でもわかりますが、これはもう「スパイもの」のノリで、すっごく楽しいんです。
しかも本作のアイディアはそれだけにとどまりません。
最初から最後まで斬新orツボを押さえたアクション満載で実に楽しませてくれます。
3Dもなかなかに効果的。
そりで空を滑空し、トナカイが目の前を走っている・・・
さながらサンタ目線のジェットコースターです。
風景も抜群に美しく、ここだけでも観てよかったと思える素晴らしさでした。
物語も「大人も子どもも楽しめる」というのはファミリー映画の理想系になっています。
子どもには「サンタ家族の大冒険」
大人には「ダメ人間の成長物語+α」
として楽しめるのです。
映画を観てわかるのは、主人公のアーサーや、一見してやり手に見える兄、はたまた父のサンタまで、欠点ばかりを抱えた人間であること。
主人公はどう行動し、そしてみんながどう変わっていったのか─
このダメダメな家族の「変化」、その行動に、大人であればきっと思うことがあるはずです。
さらに言えば、この映画には「世代交代」に関わるドラマが内包されています。
明らかに父サンタの描写は、定年退職を迎えつつある大人をピンポイントで狙っているので笑ってしまいそうになりました(というか笑いました)。
家族の物語のCGアニメ映画と言えば、「Mr.インクレディブル」を思い出します。
![]() | クレイグ・T・ネルソン 1442円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
![]() ![]() ![]() |
この家族もまた欠点を抱えていて、外力に押しつぶされそうになっている・・・という点では似ています。
でもダメ度はサンタクロース一家の方が圧倒的に上です(特殊能力も何も持たないですし)。
さて、今作の不満点は、作品そのものではなく
①公開日が微妙
②あんまり宣伝がされていない
③字幕版の公開がない
ということです。
すぐに同じくファミリー向けの3Dアニメ映画「ハッピーフィート2」「タンタンの冒険」が公開される時期というのも残念だし、なによりこのアピールのなさではクリスマスを迎える前に公開が終了してしまいそうな勢いです。
公開日の11月23日(勤労感謝の日)は、作中でも意味のある日になっていますし、そのねらいはわかるのですが・・・・もう少し時期を遅らせてもよかったのではないでしょうか。
また、もともとの声の担当はジェームズ・マカヴォイや、ビル・ナイなどの豪華キャストであり、これを魅力的に思う大人も多いと思うのですが・・・全国で字幕版の公開は1館もありません。
需要が少ないことはわかるのですが、前述の通り大人も楽しめるどころが大人こそが楽しめる作品ですので選択肢を用意してほしかったです。
日本語の声優は主人公役のウエンツ瑛士も含めてベテランぞろいなので、問題なく楽しめるのですけどね。
日本人受けしなさそうなキャラデザインもちょっと厳しさを感じます。
ていうか↑の公式サイトの絵面で観に行こうと思う人がいるか甚だ疑問・・・絶対もっといい宣伝方法があるでしょうに!
この作品の出来の良さに反した、宣伝への不満は「ヒックとドラゴン」を思い出しました。
![]() | ジェイ・バルチェル (声の出演) 1782円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
![]() ![]() ![]() |
これも褒めたりないほど大好きな作品です。
でも宣伝は、主人公のドラゴンの名前にあやかって某お笑い芸人(芸人さん自体は好きです)を使ったりとなんとも微妙でした。
しかし、「ヒックとドラゴン」は口コミによって良さが広まった作品でもあります。
なので自分も本作を「本当に面白い」と言い続けたいと思います。
ジャスティン・ビーバーのファンであればさらに嬉しいサプライズもありますよ(理由は観てのおたのしみ)。
下のリンクは作品のネタバレです 結末や展開を書いているので鑑賞後にご覧ください 未見の方は絶対に読まないで!
<こちら>
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了解~
どもも
是非、行きますね。
ヒックとドラゴン、傑作ですよね~
空中シーン最高!
是非、行きますね。
ヒックとドラゴン、傑作ですよね~
空中シーン最高!
2011-11-29 10:29 :
ライノ URL :
編集
Re: 了解~
> どもも
> 是非、行きますね。
> ヒックとドラゴン、傑作ですよね~
> 空中シーン最高!
ライノさん、ええ、是非とも!
この映画の飛行シーンはヒックとドラゴンを思わせましたよ。
> 是非、行きますね。
> ヒックとドラゴン、傑作ですよね~
> 空中シーン最高!
ライノさん、ええ、是非とも!
この映画の飛行シーンはヒックとドラゴンを思わせましたよ。
2011-11-29 22:36 :
ヒナタカ URL :
編集