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キャラの掛け合いは超楽しい「映画 桜蘭高校ホスト部」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は映画 桜蘭高校ホスト部(クラブ)です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:話は果てしなくダメだけど、好きだよこういうの


あらすじ


市立桜蘭(おうらん)高校はお金持ちばかりが通う名門私立校。
藤岡ハルヒ(川口春奈)は「ホスト部」に置かれてあった時価800万円の壷を割ってしまう。
彼女はその借金の肩代わりとして、男になりすまし嫌々ながらもホスト部の一員として活動していた。

おバカな部長・須王環(山本裕典)、クールで腹黒い鳳鏡夜(大東俊介)、やんちゃな双子の薫と光(高木心平、万平)、寡黙なモリ先輩(中村昌也)、可愛いハニー先輩(千葉雄大)という濃いメンツがそろうホスト部に、ミシェル(篠田麻里子)というお嬢様がやってくる。
彼女に積極的なおもてなしをする環を見て、ハルヒは何故か胸が苦しくなるのだが・・・





同時期公開の「スターウォーズ エピソード1 3D」「長ぐつをはいたネコ」をチョイスせずにこの映画を選んだのは、あんまりにも観られてなさそうだからです。
だって宣伝とかしていないし、ネットにあまりにも感想がないんだもの。


この作品は、ベストセラー漫画「桜蘭高校ホスト部」の実写映画版です。
映画はドラマ版の続きとなっています。

自分はドラマ版は未見でしたが、深夜に放送されていたアニメ版が大好きで、毎週のように楽しみにしていました。

坂本真綾
2453円
評価平均:
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ヒット!!!
あっちのハルヒが売れておりますが、自分はこっちの方が好きです
一度は来店してみたい!

いやあこれ本当楽しくって・・・深夜に放送されていたアニメで一番好きなレベルです。

乙女向けの作品ではありますが、これ男性も楽しめると思います
少女漫画によくある、恋する女性の切ない気持ちやらうんたら~はほとんどなく、キャラクターの面白さと、ばかばかしくも楽しい雰囲気が前面に出ている作品なのです。

映画版でもそれは変わっていなくて、若手俳優たちが演じるホスト部の面々の掛け合いがすごく面白いです。
特に山本裕典演じるホスト部部長・環のリアクションを観ているだけで楽しくって仕方がありません。
漫画の生き写しのようなコメディアンっぷりで、漫画orアニメしか知らない方にとっても大納得なんじゃないでしょうか。


で、問題はこの映画のメインのストーリーがつまらないことです。
篠田麻里子演じる新キャラ・ミシェルがらみのエピソードが展開されるごとにテンションが下がってしまいます。
*自分は読んでいなかったのですが、原作漫画にもいたキャラ&エピソードだそうです。

何故かと言えば、無理に「いい話のほうに持って行こう」としすぎて、微妙な会話シーンが延々と続くから。
キャラクターが自分の心情をベラベラとしゃべるのは興ざめだし、「ハルヒの環への恋心」という描写が蚊帳の外の追いやられてしまっています。
せっかくの「ギャグシーンにクスクスできる」楽しい雰囲気を壊してしまう、バランスの悪さを感じました。
設定自体はとてもいいのですが・・・

この話の決着も、陳腐と言わざるを得ません。
それにからむ文化祭バトルも、もうちょっと面白く見せる工夫がほしかったです。


でもメインストーリー以外は本当に楽しかったです。
出演者はみんな生き生きと漫画っぽいキャラを演じていて、文句のつけようがありません。
実写版こち亀にもこのぐらいの再現度を見習ってほしかったところです。


もちろん予告編にもある「バカって言われると『バカ』という文字とともに飛んでいく」というようなギャグが受け入れられない人には向きません(当然)。
本当「ギャグ漫画をそのまま実写化」なんで、他にも漫画チックな演出が目白押し、物理的にありえない光景も続きます。

これはこれで、観てみると本当楽しいんですよね。
この演出にあれこれ言うのもナンセンス。自分は大いに笑えました。
ラストにギャグの伏線を回収してくれるのもニヤニヤしてしまいました。


作品を知っている人にはキャラの掛け合いを観ているだけでもわりと幸せになれますし、全く知らなくても話は独立しているので問題なく楽しめます。
キャラの特徴を軽く把握しておくだけで十分でしょう。
ホスト部を知らないのに観に行く奇特な人がどれだけいるかはわからんけど。

新キャラのエピソードを入れずに、ホスト部の掛け合いだけだったら8点くらいの満足度があったんだけど・・・と思わずにはいられないところ(致命傷)はありますが、「桜蘭高校ホスト部」が好きな友達同士で行けば満足できると思います。
そこそこオススメです。


以下、ネタバレです。鑑賞後にご覧ください(不満点とツッコミどころが主)↓

















~不満点~


まずは文化祭バトル予選のゲームから。

これは「バラエティ番組」みたいですよね。
滑る坂を上りきって、その先にある台車を運べっつーのです。

ハニー先輩が片手で投げられて登頂は許せる(漫画だから)、モリ先輩が棒高飛びでオリンピック記録を遙かに越えるジャンプをするのも許せる(漫画だから)。

でも坂の上で、応援団に向かって手を振るだけで一歩も進まないのはどうよ(早く行けよ)(ツッコミ役がいねえよ)(鏡夜の指示が意味ねえ)

その後先輩たち2人だけで台車(普通なら5人がかり)を押して逆転にもお口があんぐり。
そういや原作でもそんな力持ちの設定があったように思えますが、知らないと「なんだこりゃ」です。

黒魔術部の部長も「光が苦手」っていう設定があったなあ、そういえば。
「苦手な光から遠ざかる勢いで登り切る」って、ホント漫画だな、こりゃ。嫌いじゃないけど。


その後に双子のうちの光が、何の前ぶりもなく急に不満がって、ハルヒへの恋心をさらけ出すのは何なのだろう・・・そこは「環とハルヒが急接近をしているのを見る」演出くらいはいると思います。



次はミシェルと決勝戦のゲームについて。

ミシェルの「豪華な暮らしをしているというのはウソで、環に近づいたのは会社の経営者の兄のため」という流れはとてもいいと思うんです。
「その企みがばれたために結果的に兄に軽蔑され、ホスト部がそのきょうだい仲の改善のために手を尽くす」これもいい。
会話シーンはタルいですが、設定自体はよく練られていると思います。

でも結末はちょっと納得いきません。

文化祭バトルの決勝種目(予選とこれの2つしかない)は「校内のどこかにあるモナール家(ミシェルの家系)の宝を探せというものだった

ホスト部は時間制限のある決勝戦のさなか、空港へ向かう(ハァ?)

そこには兄がいて、妹・ミシェルが雨の中に置き忘れていた本を見せる

そこにはミシェルが毎日つけていた料理が載っていた

校内にある宝は、すでにアメフト部が見つけている

ホスト部と兄は時間制限ぎりぎりにかけつけ「本当の宝はここにある」と言う

ミシェルの本に載っていた、実際に作った料理をミシェルに見せる(たぶん前もって準備していた)

兄「これからはもっとそばにいるよ」と言い、ミシェルと抱き合う

感激したミシェルは「優勝はホスト部です!」と言う

会場のみんなが拍手

うわあ。
いや「物なんかよりも大切な物がある」と主張はわかるけど・・・

鏡夜の言っていた「1分1秒を大事にする」という作戦はあれか、「時間ギリギリで登場する演出をしよう」ということか(普通に考えれば時間内に行って帰ることだけど)。

いっそ優勝せずに「試合に負けて勝負に勝つ」という展開でもよかったんじゃないかと思います。

ていうかなんで優勝を判定する権限がミシェルだけにあんのさ?
普通、実行委員と話し合いくらいするでしょうよ(そういうシーンがない)。

最後に鏡夜が、企業のリストをつかって、空港で兄と会う算段をしたという腹黒い一面を見せたのはよかったのですけどね。


その展開よりキツいのは、ミシェルというキャラにこれっぽちも魅力がなかったことです。

はじめにいやなキャラとして登場するのはいいのだけど、最初から最後までまるで好感を持てませんでした。
せめてウソをついたことや、環にけがをさせたことくらいは謝ってください。


でも浅草を散策したときの、彼女の傍若無人な要求に対する双子のリアクションは超楽しかった。
思い切り嫌そうに接待をしている二人が大好きです。



~よかったところ(ていうかギャグシーン)~

環を演じる山本裕典は最高です。
もうこの役を演じるのはこの人しか考えられない
鏡夜に対して「お母さ~ん」というたびに劇場で笑いがおきていました。

そして秀逸なのが「ハルヒを娘として見ている」がゆえの展開です。

環はハルヒを目の前ににどきどきしてしまい、キスしようとするが、やめる

環「娘にキスをしようとするなんて、俺は変態だー!」

寝ているところを、父親におでこキスされる環 腐女子歓喜

起きる環「息子にキスするなんて、あなたは変態ですか」

父親「親子だからかまわないさ!いつになっても可愛いものだからな」

環「そうか!親子ならいいんだ!」とすげえ喜んで肯定する

そして最後に環は不可抗力で本当にハルヒにキスしてしまい、「お父さんだから」と言い訳をします。
この流れは大いに笑わせてくれました。


環への恋心を「自分が先輩に追いつくまで、秘密です」と言うハルヒも可愛くって仕方がないです。

ちなみに「大トロ」も原作&アニメで、彼女の大好物としておなじみです。



やっぱりこの作品って
・バカでナルシストな部長の可愛らしさ
・さばさばした女主人公の、そのあしらい方
・その他ホスト部メンバーとの掛け合いの面白さ
を楽しむ映画だったんだな、と再認識しました。

黒魔術部の部長や、アメフト部の部長などのわき役も実に魅力的。
こういう「キャラ(ミシェル以外)を楽しむ映画」決して嫌いじゃありません。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2012-03-19 : 映画感想 : コメント : 0 : トラックバック : 1
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

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