全巻集めても損はさせない面白さの「10巻以内で完結」の漫画集
以前に満足度が高い「1巻完結」の漫画集を紹介しました。
それに続き、今回は10巻以内で終わるオススメ漫画をご紹介します。
<寄生獣>(全10巻)(完全版は全8巻)
今まで読んできた中でも5本の指に入るくらいに大好きな漫画です。
海外でも超高評価で、いまだに根強い人気を誇っていることが一ファンとして嬉しいです。
はじめは不気味だった「ミギー」がだんだん可愛く思えてくるから不思議。
で、清水崇監督によるハリウッド映画化企画はどうなったの?
↓
寄生獣の陰に隠れがちですが、これも良い作品。
ラストシーンもあっさりぎみに感じる人も多いでしょうが、自分は好きです。
ラストの参考→魁!!漫画塾(ネタバレ注意)
<銃夢>(全9巻)(新装版は全7巻)
世界観、アクション描写、キャラクターの魅力がたっぷりなSF作品。
SF好きで読んだことがないなら、女房を質に入れてでも読むべき。
ちなみに新装版と愛蔵版では、続編の「銃夢 Last Order」につなげるため、ラストが全く異なっています。
オリジナルのラストは感動的に仕上がっているので、初めて読むならそちらをおすすめしたいです。
これもジェームズ・キャメロンによる実写映画がいつになるやら・・・
<プラネテス>(全4巻)
スペースデブリを拾う宇宙飛行士(ルビは『ふなのり』)というリアリティのある設定が好き。
哲学的な要素を、日常的なシーンに絡めるのも上手い。
劇的な展開などはあまりないので、1巻の時点ではピンとこない人もいるだろうけど、3巻まで読んだら魅力に気づけるはず。
オリジナル要素の強かったアニメ版も大好きでした。
<レベルE>(全3巻)
全ての漫画作品において、たった3巻でここまで満足度の高いものはないと断言できる面白さ。
2回、3回と読み進めるうちに違った魅力に気づけます。
ギャグセンスと、伏線の張り方、先の読めない「斜め上」の展開が大好きです。
<人形草紙あやつり左近>(全4巻)
小畑健作画の作品で一番好きです。
「名探偵コナン」「金田一少年の事件簿」と同じく推理ものなのですが、人形師という独特の主人公の設定と、おどろおどろしさは他の作品にはない魅力がありました。
<すごいよ!!マサルさん>(全7巻)
こんなギャグ漫画見たことない。
次作の「武士沢レシーブ」は打ち切りなのですが、最終回に爆笑したのでこちらも大好きです。
<魔王 JUVENILE REMIX>(全10巻)
もっと知られるべき傑作。
多数の魅力的なキャラが織り成す群像劇は、夢中にならざるを得ない面白さ。
勧善懲悪のようで、そうではないラストに鳥肌がたちっぱなしでした。
「DEATH NOTE」のように、少年誌にしてはインモラルな要素がありますが、それは無駄になっていません。
原作は伊坂幸太郎の「魔王」。原作のエッセンスをうまく使い、ひとつの漫画作品としての面白さを極めています。
前日談の「Waltz]も6巻完結で面白い!
<ロケットマン>(全10巻)
平凡な少年が、謎の青年『R』に導かれ、世界をまたにかけた冒険をはじめます。
ラストまで一気に駆け抜ける物語が魅力的。
『冒険もの』と『ミステリー』の面白さが見事に融合しています。
<神童>(全4巻)
松山ケンイチ主演で映画にもなりました。
1巻だけだと魅力が伝わりにくいので、全巻を一気読みすることをオススメします。
漫画の表現力を最大限に生かしたラストシーンが大好きです。
<クロノクロセイド>(全8巻)
アニメっぽい絵柄ですが、隠れた名作。
中盤は「設定見せ」が多くなってややもたれるのだけど、キャラが魅力的なのであまり気になりません。
ラストシーンの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
「鋼の錬金術師」のようなファンタジーや、「うしおととら」のような「登場人物に戦う理由がある」作品が好きな人にオススメ。
<僕と君の間に>(全3巻)
前々から「ファンタジーが向いている!」と思われていた作者の渾身の作品。
ファンタジーながらも残虐なシーンがあったり、青年誌らしくエロスなシーンも多々あります。
こうした終末感の漂うSFファンタジーって大好きです。
<プピポー!>(全3巻)
絵が独特なので好き嫌いは分かれそうですが、自分は大好き。
序盤は鬱々としながらも、ラストはとっても爽やかな作品。
この作者の女性キャラはとても可愛い。
<ハニカム>(全5巻)
週刊アスキーに連載されていた、女の子が可愛いラブコメ。
特に何にも考えなくても楽しめる漫画(褒め言葉)ですので、ほっとしたいときにオススメ。
<あずまんが大王>(全4巻)(新装版では全3巻)
「萌え4コマ」の先駆けと言える作品。今読んでも革命的なネタばかりです。
新装版ではすさまじい加筆と修正が行われていて、もはや別作品と言えるほどのクオリティでした。
<ハチミツとクローバー>(全10巻)
女性だけでなく、男性をも虜にした少女漫画。
初期の頃はギャグ成分が多めでしたが、徐々に魅力的な登場人物の内面、過去が深くわかるようになっています。
「自分探し」に出かけるエピソードが大好きでした。
<インノサン少年十字軍>(全3巻)
少年たちが主人公の作品ですが、相当グロテスクなので子どもに読ませてはいけません。
大人に利用され、陵辱される少年たちを見るのはつらいものがあります。
でも面白い。宗教関連に詳しい人にも一見の価値ありです。
<無頼伝 涯>(全4巻)
「カイジ」の福本伸行の少年誌漫画。でも内容が暗すぎて(特に後半)打ち切りに・・・
でもすごく面白い。展開にハラハラし、独自の主張が気持ちいいほど伝わってきます。
11巻で完結の「最強伝説黒沢」も、作者しては珍しくギャンブルをしない漫画で、涙なしには読めない感動作です(特にダメな人にとって)
<G・HARD>(全7巻)
これ知っている人少ないだろうなあ・・・一話から強烈に読者を引き込むパワーがあります。
実は原作者は「北斗の拳」の方(別名義)。それらしい世界観と、キャラクターが実に魅力的です。
<パイナップルARMY>(文庫では全6巻)
浦沢直樹作品で有名なのは「20世紀少年」でしょうが、自分はこの作品や「MASTERキートン」のような短篇集形式の方が好きです。
ヒューマニズムに溢れるドラマが本当に上手い。
<デビルマン>(全5巻)
言うまでもなく、少年誌掲載にしてエンターテイメント性・残酷さ・メッセージ性を兼ね備えた傑作。
文庫版は冗長に感じるエピソードがあるので、初めて読むならオリジナル版がおすすめ。
また、改訂版には多くの加筆・修正があるそうです。
ク〇映画のせいで逆に有名になっちゃったのが悔しい。
<漂流教室>(文庫版全6巻)(愛蔵版全3巻)
これも少年誌掲載ですが、今では考えられないくらいに残酷描写が盛りだくさん。
ホラー作品なのですが・・・ラストでは思いもしないような感動が待ち受けています!
すべての作品における「どんでん返し」で一番好きかもしれない。一度は読んで欲しい。
<洗礼>(文庫版全4巻)(新装版全3巻)
これは怖い!本当に怖い!
老化を恐れる母が、美しい小学生の自分の娘にとって変わろうとする・・・「手術」のシーンはトラウマものでした。
これもラストの展開が・・・絶対にネタバレ厳禁です。
<少年時代>(文庫では全3巻)
藤子不二雄Ⓐの独特のブラックテイストは個人的にちょっと苦手なのですが、これは別格。
少年たちの心の移り変わり、焦燥感に胸を締め付けられる、青春ものの傑作です。
映画版も魅力たっぷりに仕上がっていました。
そして井上陽水による主題歌も名曲。
<七色いんこ>(文庫では全5巻)
これは大傑作!ラストの余韻が素晴らしくて、忘れられない作品になりました。
手塚治虫作品の中ではマイナーだとは思いますが、知らないかたは是非最後まで一気読みして欲しいです。
<アドルフに告ぐ>(文庫では全4巻)
ヒットラーを扱った作品の中で一番好きかもしれない。
残酷度が半端ないので、初めて読んだ時は本気で凹みました。
手塚治虫作品には、他にも数巻で完結する名作がたくさんあります。
<AKIRA>(全6巻)
映画よりもさらに情報量が多く、独特の世界観とストーリーを堪能できます。
単行本が大きくてかさばるのが難点だけど、このサイズでこそ映える描き込みは必見です。
これまたハリウッドで実写映画化が控えているのだけど、舞台が「ネオ・マンハッタン」という時点で嫌な予感しかしない。
<風の谷のナウシカ>(全7巻)
もう説明は不要ですね。
これも映画版とは全く異なっているので、そちらしか知らない方は是非読んで欲しいです。
中でもオススメは「寄生獣」「銃夢」「レベルE」「最強伝説黒沢(11巻だけど)」「魔王 JUVENILE REMIX」「漂流教室」「七色いんこ」。
どれも本棚にずっと置いておきたい宝物です。
オススメ↓
淡々とジャンプ短命漫画を年代順に貼ってく:哲学ニュースnwk
淡々と1999年~のジャンプ短命漫画を年代順に貼ってく:哲学ニュースnwk
少年ジャンプの打ち切り漫画にもいい作品は多いですよね・・・その中では「賢い犬リリエンタール」「三獣士」、ネタ的な意味では「SWORD BREAKER」が大好きです。
それに続き、今回は10巻以内で終わるオススメ漫画をご紹介します。
<寄生獣>(全10巻)(完全版は全8巻)
![]() | 岩明 均 509円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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今まで読んできた中でも5本の指に入るくらいに大好きな漫画です。
海外でも超高評価で、いまだに根強い人気を誇っていることが一ファンとして嬉しいです。
はじめは不気味だった「ミギー」がだんだん可愛く思えてくるから不思議。
で、清水崇監督によるハリウッド映画化企画はどうなったの?
↓
<七夕の国>(全4巻)
![]() | 岩明 均 510円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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寄生獣の陰に隠れがちですが、これも良い作品。
ラストシーンもあっさりぎみに感じる人も多いでしょうが、自分は好きです。
ラストの参考→魁!!漫画塾(ネタバレ注意)
<銃夢>(全9巻)(新装版は全7巻)
![]() | 木城 ゆきと 530円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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世界観、アクション描写、キャラクターの魅力がたっぷりなSF作品。
SF好きで読んだことがないなら、女房を質に入れてでも読むべき。
ちなみに新装版と愛蔵版では、続編の「銃夢 Last Order」につなげるため、ラストが全く異なっています。
オリジナルのラストは感動的に仕上がっているので、初めて読むならそちらをおすすめしたいです。
これもジェームズ・キャメロンによる実写映画がいつになるやら・・・
<プラネテス>(全4巻)
![]() | 幸村 誠 680円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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スペースデブリを拾う宇宙飛行士(ルビは『ふなのり』)というリアリティのある設定が好き。
哲学的な要素を、日常的なシーンに絡めるのも上手い。
劇的な展開などはあまりないので、1巻の時点ではピンとこない人もいるだろうけど、3巻まで読んだら魅力に気づけるはず。
オリジナル要素の強かったアニメ版も大好きでした。
<レベルE>(全3巻)
![]() | 冨樫 義博 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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全ての漫画作品において、たった3巻でここまで満足度の高いものはないと断言できる面白さ。
2回、3回と読み進めるうちに違った魅力に気づけます。
ギャグセンスと、伏線の張り方、先の読めない「斜め上」の展開が大好きです。
<人形草紙あやつり左近>(全4巻)
![]() | 写楽麿 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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小畑健作画の作品で一番好きです。
「名探偵コナン」「金田一少年の事件簿」と同じく推理ものなのですが、人形師という独特の主人公の設定と、おどろおどろしさは他の作品にはない魅力がありました。
<すごいよ!!マサルさん>(全7巻)
![]() | うすた 京介 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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こんなギャグ漫画見たことない。
次作の「武士沢レシーブ」は打ち切りなのですが、最終回に爆笑したのでこちらも大好きです。
<魔王 JUVENILE REMIX>(全10巻)
![]() | 大須賀 めぐみ 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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もっと知られるべき傑作。
多数の魅力的なキャラが織り成す群像劇は、夢中にならざるを得ない面白さ。
勧善懲悪のようで、そうではないラストに鳥肌がたちっぱなしでした。
「DEATH NOTE」のように、少年誌にしてはインモラルな要素がありますが、それは無駄になっていません。
原作は伊坂幸太郎の「魔王」。原作のエッセンスをうまく使い、ひとつの漫画作品としての面白さを極めています。
前日談の「Waltz]も6巻完結で面白い!
<ロケットマン>(全10巻)
![]() | 加藤 元浩 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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平凡な少年が、謎の青年『R』に導かれ、世界をまたにかけた冒険をはじめます。
ラストまで一気に駆け抜ける物語が魅力的。
『冒険もの』と『ミステリー』の面白さが見事に融合しています。
<神童>(全4巻)
![]() | さそう あきら 580円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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松山ケンイチ主演で映画にもなりました。
1巻だけだと魅力が伝わりにくいので、全巻を一気読みすることをオススメします。
漫画の表現力を最大限に生かしたラストシーンが大好きです。
<クロノクロセイド>(全8巻)
![]() | 森山 大輔 600円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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アニメっぽい絵柄ですが、隠れた名作。
中盤は「設定見せ」が多くなってややもたれるのだけど、キャラが魅力的なのであまり気になりません。
ラストシーンの素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
「鋼の錬金術師」のようなファンタジーや、「うしおととら」のような「登場人物に戦う理由がある」作品が好きな人にオススメ。
<僕と君の間に>(全3巻)
![]() | 鈴木 央 530円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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前々から「ファンタジーが向いている!」と思われていた作者の渾身の作品。
ファンタジーながらも残虐なシーンがあったり、青年誌らしくエロスなシーンも多々あります。
こうした終末感の漂うSFファンタジーって大好きです。
<プピポー!>(全3巻)
![]() | 押切 蓮介 588円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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絵が独特なので好き嫌いは分かれそうですが、自分は大好き。
序盤は鬱々としながらも、ラストはとっても爽やかな作品。
この作者の女性キャラはとても可愛い。
<ハニカム>(全5巻)
![]() | 桂 明日香 578円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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週刊アスキーに連載されていた、女の子が可愛いラブコメ。
特に何にも考えなくても楽しめる漫画(褒め言葉)ですので、ほっとしたいときにオススメ。
<あずまんが大王>(全4巻)(新装版では全3巻)
![]() | あずま きよひこ 714円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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「萌え4コマ」の先駆けと言える作品。今読んでも革命的なネタばかりです。
新装版ではすさまじい加筆と修正が行われていて、もはや別作品と言えるほどのクオリティでした。
<ハチミツとクローバー>(全10巻)
![]() | 羽海野 チカ 420円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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女性だけでなく、男性をも虜にした少女漫画。
初期の頃はギャグ成分が多めでしたが、徐々に魅力的な登場人物の内面、過去が深くわかるようになっています。
「自分探し」に出かけるエピソードが大好きでした。
<インノサン少年十字軍>(全3巻)
![]() | 古屋 兎丸 1260円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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少年たちが主人公の作品ですが、相当グロテスクなので子どもに読ませてはいけません。
大人に利用され、陵辱される少年たちを見るのはつらいものがあります。
でも面白い。宗教関連に詳しい人にも一見の価値ありです。
<無頼伝 涯>(全4巻)
![]() | 福本 伸行 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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「カイジ」の福本伸行の少年誌漫画。でも内容が暗すぎて(特に後半)打ち切りに・・・
でもすごく面白い。展開にハラハラし、独自の主張が気持ちいいほど伝わってきます。
11巻で完結の「最強伝説黒沢」も、作者しては珍しくギャンブルをしない漫画で、涙なしには読めない感動作です(特にダメな人にとって)
<G・HARD>(全7巻)
![]() | 史村 翔 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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これ知っている人少ないだろうなあ・・・一話から強烈に読者を引き込むパワーがあります。
実は原作者は「北斗の拳」の方(別名義)。それらしい世界観と、キャラクターが実に魅力的です。
<パイナップルARMY>(文庫では全6巻)
![]() | 工藤 かずや 610円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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浦沢直樹作品で有名なのは「20世紀少年」でしょうが、自分はこの作品や「MASTERキートン」のような短篇集形式の方が好きです。
ヒューマニズムに溢れるドラマが本当に上手い。
<デビルマン>(全5巻)
![]() | 永井 豪 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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言うまでもなく、少年誌掲載にしてエンターテイメント性・残酷さ・メッセージ性を兼ね備えた傑作。
文庫版は冗長に感じるエピソードがあるので、初めて読むならオリジナル版がおすすめ。
また、改訂版には多くの加筆・修正があるそうです。
ク〇映画のせいで逆に有名になっちゃったのが悔しい。
<漂流教室>(文庫版全6巻)(愛蔵版全3巻)
![]() | 楳図 かずお 1800円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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これも少年誌掲載ですが、今では考えられないくらいに残酷描写が盛りだくさん。
ホラー作品なのですが・・・ラストでは思いもしないような感動が待ち受けています!
すべての作品における「どんでん返し」で一番好きかもしれない。一度は読んで欲しい。
<洗礼>(文庫版全4巻)(新装版全3巻)
![]() | 楳図 かずお 1200円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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これは怖い!本当に怖い!
老化を恐れる母が、美しい小学生の自分の娘にとって変わろうとする・・・「手術」のシーンはトラウマものでした。
これもラストの展開が・・・絶対にネタバレ厳禁です。
<少年時代>(文庫では全3巻)
![]() | 藤子 不二雄A 780円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
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藤子不二雄Ⓐの独特のブラックテイストは個人的にちょっと苦手なのですが、これは別格。
少年たちの心の移り変わり、焦燥感に胸を締め付けられる、青春ものの傑作です。
映画版も魅力たっぷりに仕上がっていました。
そして井上陽水による主題歌も名曲。
<七色いんこ>(文庫では全5巻)
![]() | 手塚 治虫 590円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
![]() ![]() ![]() |
これは大傑作!ラストの余韻が素晴らしくて、忘れられない作品になりました。
手塚治虫作品の中ではマイナーだとは思いますが、知らないかたは是非最後まで一気読みして欲しいです。
<アドルフに告ぐ>(文庫では全4巻)
![]() | 手塚 治虫 630円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
![]() ![]() ![]() |
ヒットラーを扱った作品の中で一番好きかもしれない。
残酷度が半端ないので、初めて読んだ時は本気で凹みました。
手塚治虫作品には、他にも数巻で完結する名作がたくさんあります。
<AKIRA>(全6巻)
![]() | 大友 克洋 1050円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
![]() ![]() ![]() |
映画よりもさらに情報量が多く、独特の世界観とストーリーを堪能できます。
単行本が大きくてかさばるのが難点だけど、このサイズでこそ映える描き込みは必見です。
これまたハリウッドで実写映画化が控えているのだけど、舞台が「ネオ・マンハッタン」という時点で嫌な予感しかしない。
<風の谷のナウシカ>(全7巻)
![]() | 宮崎 駿 410円 評価平均: ![]() powered by yasuikamo |
![]() ![]() ![]() |
もう説明は不要ですね。
これも映画版とは全く異なっているので、そちらしか知らない方は是非読んで欲しいです。
中でもオススメは「寄生獣」「銃夢」「レベルE」「最強伝説黒沢(11巻だけど)」「魔王 JUVENILE REMIX」「漂流教室」「七色いんこ」。
どれも本棚にずっと置いておきたい宝物です。
オススメ↓
淡々とジャンプ短命漫画を年代順に貼ってく:哲学ニュースnwk
淡々と1999年~のジャンプ短命漫画を年代順に貼ってく:哲学ニュースnwk
少年ジャンプの打ち切り漫画にもいい作品は多いですよね・・・その中では「賢い犬リリエンタール」「三獣士」、ネタ的な意味では「SWORD BREAKER」が大好きです。
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No title
普段ハンターハンターだのベルセルクだのいろんな意味で先の見えない漫画ばっかり読んでるんでこういうのは非常にありがたい!
レベルEしか読んだことないんで、おすすめのを色々あさってみます。
レベルEしか読んだことないんで、おすすめのを色々あさってみます。
2012-06-13 22:20 :
bends URL :
編集
Re: No title
どうも!自己満足上等記事だと思っていたので、そう言ってくれて嬉しいです。書いた甲斐がありました!
ベルセルクもハンターハンターも本当終わらないですよね・・・ベルセルクは雑誌で「少年編」が始まって軽く絶望しました(面白いけど)。
ベルセルクもハンターハンターも本当終わらないですよね・・・ベルセルクは雑誌で「少年編」が始まって軽く絶望しました(面白いけど)。
2012-06-14 18:32 :
ヒナタカ URL :
編集
No title
こんばんは、こういうアプローチの仕方も面白いですね。半分くらいは読んだことある本だったのでわかりやすかったです。この中だと「寄生獣」と「デビルマン」は何度読んだかわからないくらい読み込みました(ーー;)あと岩明均の「風子のいる店」も全4巻で完結の良い漫画でしたねー。この記事読んだらいろいろ見返したくなったんで久々に漫画喫茶でも行こうかなと思ってます。
Re: No title
どうも、作品の内容にあんまり突っ込んでいなくてすみません。
「風子のいる店」いいですよね!岩明均ファンで読んだことのない人は是非・・・なのですが、地味な作品でもあるのでちよっとオススメしづらかったのです。
変人が多すぎる(笑)漫画で大好きですよ。
「今まで不幸だった人は、そうでない人と比べて小さなことでも幸せに思う」と感じるエピソードがあって、忘れられない作品です。
「風子のいる店」いいですよね!岩明均ファンで読んだことのない人は是非・・・なのですが、地味な作品でもあるのでちよっとオススメしづらかったのです。
変人が多すぎる(笑)漫画で大好きですよ。
「今まで不幸だった人は、そうでない人と比べて小さなことでも幸せに思う」と感じるエピソードがあって、忘れられない作品です。
2012-06-15 22:30 :
ヒナタカ URL :
編集
No title
はじめましてイビルワームです。漫画知識に疎いのでこのような紹介は嬉しいです。あずまんが大王はインターでコラ画像のネタとして使われているのをよく見ていたんですが、巻数は結構少ないんですね。よつばとや日常がある意味後継作にあたる。レベルEはH×Hファンなら見る価値がありそうですな。
ヒナタカさんは藤子F不二雄先生のSF短編なるものは見たことがありますでしょうか?これはいろんな意味ですごいので暇があったら見てください。F先生の真髄を垣間見ることができます。
(以下は紹介されている公式サイト)
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/3rd_lineup/ishokusf.html
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/2nd_lineup/boysf01.html
ヒナタカさんは藤子F不二雄先生のSF短編なるものは見たことがありますでしょうか?これはいろんな意味ですごいので暇があったら見てください。F先生の真髄を垣間見ることができます。
(以下は紹介されている公式サイト)
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/3rd_lineup/ishokusf.html
http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/2nd_lineup/boysf01.html
2012-06-16 22:24 :
イビルワーム URL :
編集
Re: No title
どうも!
短篇集読んでますよー!
「メフィスト賛歌」「カンビュセスの籤」「気楽に殺ろうよ」あたりが大傑作だと思ってます!
レベルEは文庫だと2巻だけですし、値段の何倍のも価値があるので是非オススメします。
短篇集読んでますよー!
「メフィスト賛歌」「カンビュセスの籤」「気楽に殺ろうよ」あたりが大傑作だと思ってます!
レベルEは文庫だと2巻だけですし、値段の何倍のも価値があるので是非オススメします。
2012-06-17 07:41 :
ヒナタカ URL :
編集
No title
はじめまして。少し古い記事へのコメントでスミマセン。
今年は新旧映画を100本観るぞという目標を立てまして、こちらで紹介されているレビューを参考に作品をチョイスすることが数多くあり、お世話になっております(笑)
映画を観まくり始める前は自称マンガおたくであり、そんな僕がオススメ作品を聞かれて絶対に挙げる作品がありまして、読まれた方の期待をハズしたことが今まで無かったという隠れた傑作だと思います。
それは山田芳裕先生の「度胸星」(全4巻)という作品ですが、ご存知でしょうか?
未読であれば是非オススメしたいです。いつもお世話になっていることへの、お返しになれば幸いです(笑)
今年は新旧映画を100本観るぞという目標を立てまして、こちらで紹介されているレビューを参考に作品をチョイスすることが数多くあり、お世話になっております(笑)
映画を観まくり始める前は自称マンガおたくであり、そんな僕がオススメ作品を聞かれて絶対に挙げる作品がありまして、読まれた方の期待をハズしたことが今まで無かったという隠れた傑作だと思います。
それは山田芳裕先生の「度胸星」(全4巻)という作品ですが、ご存知でしょうか?
未読であれば是非オススメしたいです。いつもお世話になっていることへの、お返しになれば幸いです(笑)
2013-07-06 21:42 :
ムカイ URL :
編集
Re: No title
参考にしていただきありがとうございます。見ての通り好みは偏っているのでご了承ください。
度胸星は読んでいないですね。内容が素晴らしいのに盛大に打ち切られ、もっと読みたい!という意見が多いことだけは知っています。機会があれば読んでみたいです。
度胸星は読んでいないですね。内容が素晴らしいのに盛大に打ち切られ、もっと読みたい!という意見が多いことだけは知っています。機会があれば読んでみたいです。
2013-07-08 11:51 :
ヒナタカ URL :
編集