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子どもに贈りたい題「未来を生きる君たちへ」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

ちょっと遅れましたが、DVDで観た映画「未来を生きる君たちへ」の感想です。

ミカエル・パーシュブラント
2926円
評価平均:
powered by yasuikamo
静謐な美
罪と罰
生きることの希望を感じさせてくれる


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:これこそ、心に響く映画


あらすじ


医師のアントンは、難民キャンプで傷ついた人たちを治療を行う毎日を続けていた。
時に運び込まれる凄惨極まる死体は、妊婦を切り裂く殺人鬼「ビッグマン」によるものだった。

一方、アントン医師の息子・エリアスは、執拗ないじめにあっているところを転校生のクリスチャンに助けられるのだが・・・





これはとてもいい映画です。

観る前は民族紛争など、小難しいことがテーマにありそうだな、と思っていたのですが、実際に観てみるとそういったシーンはほぼ皆無です。

実際に描かれるのは、親と子、そして2人の少年たちの物語です。
それに加えて、父が戦場で治療しているさなかに現れる、「ビッグマン」という殺人鬼とのエピソードを対比するように描いています。

2つのストーリーが交錯する作風ですが、展開がややこしいということはまったくありません。
どの年代の人でも感情移入しやすいでしょう。

そこで父が、息子が、息子の友達がする「選択」はどのようなもので、それぞれが何をもたらしたのかー。
それを深く考えさせられる作品になっています。


邦題は「未来に生きる君たちへ」
原題の「Haeven」は「復讐」を、
英題の「In a Better World」は「よりよき世界で」を意味しています。

どの題も、映画のテーマを上手く表しているのですが、個人的には邦題が一番好きです
このことは作中にはっきり示されるわけではないのだけど、最終的にこの「君たちへ」ということばはとても響きます。

少々暴力的な描写があるので、PGー12指定になっているのでしょうが、若い人にも是非観てほしい秀作です。
「最近映画らしい映画を観ていないな」と感じる人には是非オススメします。


以下作中の台詞がちょっとだけネタバレしています↓未見の方は要注意。




この映画では報復することによって何がもたらされるか、を描いています。
父・アントンが、子どものケンカを仲裁した後、相手の父親にどういった行動をしたか、
殺人鬼「ビッグマン」の顛末、
クリスチャンの計画による結果を観れば、それは明らかです。


父は、クリスチャンにこう告げます。

「生きている者と死者との間には見えない『幕』がある
愛する人や親しい人を失った時に
その幕は取り去られる
死を見るんだ
とてもはっきりとでもほんの一瞬だ
その後 幕は元の場所に戻る
私たちは生きていく 以前と変わらずに

クリスチャンは母を亡くし、父の態度に不満が募っていました。
母親の死を受け入れられなかったクリスチャンにとって、このことばは生への希望を得ることのできるものだったのでしょう。


暴力はこの世界に溢れていて、それによる理不尽な被害を被ることもままあります。
それに対して、どうすればよかったのか。
どう考えればよかったのか。
このテーマこそが、この映画の描きたかったことであり、「未来に生きる」子どもたちに託したい思いなのです。


おすすめレビュー(ネタバレ注意)↓
未来を生きる君たちへ/Hævnen: LOVE Cinemas 調布

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2012-03-30 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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<2016年下半期>
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『君の名は。』
『ゴーストバスターズ(2016)』
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『ファインディング・ドリー』

<2016年上半期>
『葛城事件』
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『貞子 vs 伽椰子』
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
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『極道大戦争』
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『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『MONSTERZ』
『チョコレートドーナツ』
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<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
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『るろうに剣心』
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<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
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『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
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<2011年上半期公開>
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