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特撮とB級映画の華麗な融合「電人ザボーガー」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

DVDで観た「電人ザボーガー」の感想です。

板尾創路
5131円
評価平均:
powered by yasuikamo
コメディとして再構築された傑作
好き嫌いは分かれると思います。
オリジナルのリスペクトとはこういうものだ!


個人的お気に入り度:9/10

一言感想:最高の愛を感じる特撮大作×超B級


あらすじ


秘密刑事の大門豊は、父の残したロボットであり相棒でもあるザボーガーと共に、悪のサイボーグ組織・シグマと戦う日々を送っていた。

激闘の中、大門はシグマのメンバー・ミスボーグを救い、奇妙な交流が芽生え始めるのだが・・・





なんだよこれ!めちゃくちゃ面白いじゃないかよ!
冒頭10分から興奮が止まらず、面白さはそこからノンストップ。
心の底から素晴らしい映画でした。

映画のもととのなる特撮テレビ番組は全く知らないですし、特撮そのものになじみがなかったのですが、それでも大いに楽しむことができました。
それは監督が特撮ものの魅力をしっかりとわかっているからなのでしょう。

ちょっと安っぽいのに、展開は熱い。
ロボットのアクションは格好いい。
ロマンスや主人公の葛藤も描かれている。

子どものころに観た、特撮ヒーロー作品の面白さを思い出させてくれます。


監督は「片腕マシンガール」「ロボゲイシャ」などで知られる井口昇
映画のタイトルが示すとおり、B級映画を地でいく作品群が映画ファンに大いに愛されています。

その監督が特撮ものを撮ると、これまた「監督らしさ」がそこらじゅうにお目見えしています。
すなわちB級映画らしいエロやグロが顔を出しているのです

特撮ものなのに、独自の悪趣味な世界観で好き勝手やってくれています。
なんとかG(全年齢)指定で許されるぐらいのギリギリさ。個人的にはギリギリアウトな気がします。

そのB級テイストが特撮ものっぽさを邪魔していることもなく、ものすごくマッチしています。
特撮もので血しぶきが飛ぶとかどう考えてもおかしいのですが、すぐ慣れます。いやマジで。


真に素晴らしいのはそのストーリー。
「青年編」「中年編」の2部構成で、壮大なドラマが築かれているのです。

青年編で主人公がしたことが、中年編で大きな意味を持ちます。
クラマックスではもうガチ泣きするくらいの勢いを持つ展開が巻き起こり、これ以上ない終焉を迎えるのです。


悪いことは言いません。この映画必見です。
そりゃあB級映画っぽいエログロ、全編に溢れる(いい意味での)バカバカしさ、笑っていいのかよくわからないギャグなど人を選ぶ要素が目白押しですが、ハマる人には最高の作品になると思います。


「主人公が声でロボットに命令をする」という点ではジャイアントロボを思い出しました。
昭和のヒーローに憧れていた人も、気にいるかもしれませんよ。


以下は少しだけネタバレで作中のシーンを紹介↓ストーリー展開についてはほとんど書いていません。



井口監督作品らしい悪趣味さがでたのがこれ。

ザボーガー

チューを迫る怪人。何故かはさっぱりわかりません。


グロシーンの一例がこれ。

ザボーガー6

敵キャラクターがお尻からドラゴンを出して攻撃します(血がドピュドピュ)。
井口作品には「お尻で敵を攻撃する女性」がよく登場します。どうかしていますね。


主人公は空手を学ぶのですが、何故かホアチャー!とカンフーっぽい掛け声を言います。

ザボーガー2

空手で怪鳥音とか言わねえだろ・・・演じている古原靖久のイケメンっぷりが台無し。


本作の安っぽさを体現しているのがこちら。

ザボーガー5

なんとザボーガーが泣き出す!でも出し方が水鉄砲みたいだ!
ちなみにこれはものすごく悲しいシーンなので、泣けばいいのか笑えばいいのかよくわからなくなる。


はじめのナレーションから素敵です。

「そこの君、信じるものはいるか、守るべきものはいるか
ともに戦う同士はいるか
これは現代に生きる君自身の物語でもある」

第二部の「中年編」ではこのナレーションの意味がよくわかります。
哀愁を漂わせつつも、それでも立ち向かう主人公たちの姿を見て涙がだだ漏れでした。
子どもを持つお父さんは必見でしょう。


青年編では正義を渇望する主人公を、中年編では人生の波に揉まれる主人公を描き、それぞれを悲劇&活劇として描くのです。
こんだけバカバカしさにあふれているのに、そのことに心を動かされてしまう。
これはもう単なる特撮ヒーローものじゃない。感動の人間ドラマです。


おすすめレビュー(ネタバレあり)→ユーザーレビュー - Yahoo!映画

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ジャンル : 映画

2012-04-10 : 旧作映画紹介 : コメント : 0 : トラックバック : 0
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
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<2015年上半期>
『極道大戦争』
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『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
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<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
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『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
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『LIFE!』
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<2013年下半期公開>
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『モンスターズ・ユニバーシティ』
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<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
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