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もはや名悪党「シャーロックホームズ シャドウゲーム」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

ちょっと遅れましたが、DVDで観た「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」の感想です。

ロバート・ダウニーJr.
2905円
powered by yasuikamo


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:もうこいつ探偵じゃねーよ


あらすじ


シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)はオーストリアの皇太子が殺されたことを知り、それが暗殺であると推測する。
事件の謎を解くため、ジプシーの占い師シム(ノオミ・ラパス)と出会うが、シムのもとにはすでに刺客が送り込まれていた・・・




前作が全くもって面白いと感じなかったので、劇場で観るのをスルーしていました。
<自分の気持ちを代弁してくれた前作のレビュー>

でもこれはとってもいい!
すごいのは史上もっとも有名な探偵を主人公にしているのに、ちっとも探偵らしさがないこと。

一応推理しているシーンがあるとはいえ、世界をまたにかけ冒険し、黒幕を追いかけるさまはほとんど「ルパン三世」のノリです。それ泥棒じゃねーか。探偵と正反対じゃねーか。

前作ではその「ホームズらしくない」アクションやストーリーの振り幅が中途半端に感じていたのですが、これくらい突き抜けてくれると楽しく感じられるものなのですね。

前作にもあったスローモーションを駆使したアクションもより工夫されているし、伏線もたっぷり用意されています。
このあたりは「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」などの今までのガイ・リッチー監督作品を思い出させるものでした。

「シャドウゲーム」というサブタイトルにもちゃんと意味があったのも好印象。
ホームズらしさがないとはいえ、ちゃんとファン向けのキャラクターや舞台装置があるのも嬉しいですね。

上映時間が長めでやや後半はダレるものの、万人が楽しめる娯楽映画としてオススメできます。
だいたいは前作を観ていなくても楽しめるでしょう。

あと吹き替え版もなかなかいいのでこっちで観てみるのもいいかも。
ホームズ役の藤原啓治さん(クレヨンしんちゃんのひろし役)の声はぴったりです。

以下は作品の内容がわりとがっつりネタバレ↓未見の方は読まないほうがいいと思います。










一番驚いたのが、前作のヒロインが速攻で退場してしまうことでしょうか。
ホームズもほとんどフォローしていないやんけ。


ホームズは「変装の時間がなかった」とのたまい、女装してきますが、時間がないんだったらわざわざその方法にしないだろとつっこみました。
しかも彼は・・

シャーロック1

わきの下のムダ毛を処理していない
時間がなかったからなのは納得できるけど、この人は女装しないほうがいいよ!(ほかの変装もたいがいだけど)


細かい描写では「列車の停止中はトイレが使えない」というところに感心しました。
言うまでもなく、「垂れ流し」のためです(汚い話題ですみません)。


痛快なのは、ホームズの「弾丸を口紅に変える」という細工をしていたことがわかる描写。
アップでとらえた画で、ガチャガチャと画面転換するのもガイ・リッチーらしさ。文句なく楽しかったです。


この映画最大の謎は、ホームズの兄「マイクロフト」が家の中で全裸で登場すること。
露出狂なのか?全く説明がなかったし、ググっても原作にそういう要素があるのかはわかりませんでした。

途中で登場するセバスチャン・モランもファンにはおなじみのキャラクターですね。


また、ホームズ一行が森で追われるシーンの画は面白いんですが・・
敵が砲撃

ホームズたちが気絶

ホームズたちが目覚めると、目の前にいた銃を持った追っ手を体術で速攻でしとめて銃を奪う
という場面が明らかに不自然でした。近づく前に撃つだろ。


ホームズは前作に引き続きワトソンに迷惑をかけてばかり。
いつもながら気の毒になるのですが、中でもムカつくのがこれ。
ワトソンは、ホームズの介入のため新婚旅行が台無しになり、黒幕のモリアーティ教授を探すのですが・・・

シャーロック2

「今新婚旅行に行っているくらい幸せ?ねえねえ?」
おまえにだけは言われたくないですね。

作中でワトソンがホームズのことを「犯罪王」と揶揄しているのも笑いました。


ラストバトルの舞台は、「ライヘンバッハの滝」。

ホームズは今までどおりに「勝つためのシミュレーション」をしますが、モリアーティ教授も「『影の戦い』をしているのは君だけではない」と言い、同じように次の攻撃の手を考えます。

「シャドウゲーム」というタイトルの由来は、この戦いでのこと。
・攻撃をイメージし、お互いの手を読むゲーム(影の戦い)
・ワトソンたちが「表」で動き、ホームズとモリアーティが「裏」で戦っているゲーム
というダブルミーニングなのです。

「チェス」でモリアーティが追いつめられていく描写を含め、これも文句なく上手かったと思います。
最後のチェスの勝負は、DVD特典のメイキングでもその「こだわり」がみれますよ。


以下の画像はラストシーンのネタバレ(クリックで拡大)

シャーロック3

このシーン、実は「どこかにホームズが隠れている」のですよね。
こうして画像で観るとわかりやすいけど、観ているときは全く気づかないのがにくい。

最後に表示される「一文字」も面白い。続編にも期待大です。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2012-07-24 : 旧作映画紹介 : コメント : 6 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
観に行きたいと思っていながら逃してしまいました。ヒナタカさんの評で興味が湧きました。機会があったら観たいですね。

NHKのBSプレミアムで放映している『SHERLOCK』は観せ方がうまいですが、それ以上に連発されるブリティッシュジョークに笑いが止まりません。

> 史上もっとも有名な探偵を主人公にしているのに、ちっとも探偵らしさがない

その昔、ファミコンに知る人ぞ知る『シャーロックホームズ 伯爵令嬢誘拐事件』というゲームがありましてですね…。
http://www.h5.dion.ne.jp/~survivor/slh-0.html
2012-07-24 19:40 : シオンソルト URL : 編集
Re: No title
どうも!
そちらのドラマは見ていませんが、アニメのホームズ(犬のやつ)なら観たことありますね。

リンク先をみましたが、クソゲーすぎて泣きそうになりました。(ニコニコ動画のを見てみるとBGMがひどい・・・)
2012-07-25 20:59 : ヒナタカ URL : 編集
No title
推理ものではなくアクションものになってましたが、面白かったです!普通に楽しめました。

ミレニアムシリーズのリスベットがヒロイン役なのはちょっと違和感をもちましたが^^;

森を駆け巡るシーンはガイリッチー監督らしい映像の撮り方だったのでよかったです。

個人的に問題なのは最近ガイ監督が、物語の映像化に走ってることです。
今度「宝島」の映画化をするそうですが、個人的に「ロックンローラ」の続編を作ってもらいたいものです。。。
2012-07-25 22:18 : ヘドバンゴリラ URL : 編集
Re: No title
こんばんは!

> ミレニアムシリーズのリスベットがヒロイン役なのはちょっと違和感をもちましたが^^;

そういえばそうですね。メイクが違うので全くそれは感じさせませんでしたが・・(そういえば、自分はデヴィッドフィンチャー版しか観たことがなかった)


> 今度「宝島」の映画化をするそうですが、個人的に「ロックンローラ」の続編を作ってもらいたいものです。。

また監督ならではのオリジナル作品をみたいですよね。
「ロックンローラ」は未見なので、機会があれば観てみたいです。
2012-07-25 23:59 : ヒナタカ URL : 編集
No title
先日BBCのドラマの「SHERLOCK」を鑑賞して映画並みの見ごたえに感動し
その勢いでこの映画を見ました

この2作の毛色がまったく違うのは予告を見ればわかるのですが
あまりのアクション映画っぷりに途中でホームズという事を忘れてみてました(笑
謎解き部分はもっと説明をして欲しかったんですがアクション映画とするとああいうテンポになるんでしょうか
・・・

まあミステリーかアクションかは置いといて
見終わった後に思わず最初からじっくり見なおしたくなる作品で面白かったです^^
2012-08-01 09:12 : mas URL : 編集
Re: No title
> 先日BBCのドラマの「SHERLOCK」を鑑賞して映画並みの見ごたえに感動し
> その勢いでこの映画を見ました

ドラマ版は評判がいいようですね。
アクションばっかりのホームズもいいですが、そっちも観てみたいです。

> まあミステリーかアクションかは置いといて
> 見終わった後に思わず最初からじっくり見なおしたくなる作品で面白かったです^^

いろいろ伏線を張ってくれているのがいいですよね(「犬への注射」とか)。
2012-08-03 10:14 : ヒナタカ URL : 編集
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<2015年下半期>
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『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
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『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

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