探求の心「プロメテウス」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
個人的お気に入り度:6/10
一言感想:リドリー・スコット監督がグロテスクなSFに帰ってきた!
あらすじ
2089年、考古学者のエリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)博士とチャーリー・ホロウェイ(ローガン・マーシャル=グリーン)博士は、地球で古代の壁画を見つける。それは人類の謎を解明する道標だった。
科学者たちを中心に編成された調査チームは、宇宙船「プロメテウス」に乗り込み、壁画に標された星を目指すのだが・・・
*本レビューは多くの方から考察をいただきました。意見を下さった皆様、ありがとうございます。
「エイリアン」「グラディエーター」のリドリー・スコット監督最新作です。
公式にはあまりアナウンスされていませんが、本作は「エイリアン」と同じ世界観を共有している内容です。
リドリー・スコット監督が久々にSF作品を撮ったという事実も含めて、世のSFファンにとっては一大事件であるでしょう。
本作はこれ一本できれいに完結している(ただし続編の制作が決定している)し、「エイリアン」シリーズを観ていなくてもとりあえずは問題はありません。
もちろん「エイリアン」ファンにはニヤリとさせる要素もあります。
そのひとつが「ウェイランド社」という存在です。
この企業はエイリアンシリーズに出続けていた企業の名で、本作もそこかしらに名前が出てきます。
ウェイランド社の経緯はこちらで見れます↓
<「ウェイランド湯谷社」とアンドロイド><ピーター・ウェイランドのスピーチ>(「エイリアン」シリーズのネタバレが満載なので注意)
ウェイランド社は3作目で日系企業であることが強調されていましたね。
また、ウェイランド社の社長のスピーチも公開されているので、公開前に見てみるのもよいでしょう↓
<「PETER WEYLAND 2023 TED TALK」(日本語字幕) - YouTube>
ウェイランド社のホームページ(英語)も存在しています。
その他にも「エイリアン」につながる描写がふんだんなので、本作の公開を機に翻訳された、以下の書籍で予習or復習をしておくのもいいかもしれません。
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さて、本作の特徴をいろいろあげてみましょう。
①とにかく「謎」が多い
オープニングから理解し難い映像、何故そうするのかがわからない登場人物の行動、そして終盤の展開・・・
それぞれが明確に答えを用意していないので、議論の余地がたっぷりです。
これから観る方には、作中の『アンドロイド(ロボット)』である「デイヴィッド」の行動をよく観察してみることをオススメします。
デイヴィッドのことがわかる映像も公開されているので、これも観る前に是非↓
<デイヴィッド『バイラル動画』 (日本語字幕) - YouTube>
②グロい
本作はPG12指定ですが、いささか甘く思えるグロテスクなシーンが満載です。
作品自体もホラーに近いため、苦手な方にはオススメしにくいです。
③日本版キャッチコピーに偽りあり?
「人類はどこから来たのか」などと、やたら「人類の起源」にまつわることばがキャッチコピーに使われていますが、そこを期待するとちょっと裏切られます。
本作は「人類の謎を解明するミステリー」などではないのです。
詳しくはネタバレになるので後に書きますが、ハッキリした描写を好む方には受け入れられないポイントだと思います。
もっとも監督自身も「人類の起源に迫る内容だ」と言っているし、本国のHPにも「The Search For Our Beginning Could Lead To Our End(私たちの起源の探索は終りを導く)」とあるので、決してこのキャッチコピーも的外れではありません。
④世界観は見事
始終無機質な画が多いのですが、そこはさすがスコット監督。陰影を表現した映像美には一見の価値があります。
ただし本作の3Dはあまり必要性を感じませんでした。中盤に効果的に働いている部分もありましたが、個人的には2Dで十分だと思います。
ほかにも調査チームが割とバカだったりしてツッコミどころも満載ですが、許容範囲です。
本作は「アバター」のような大作感はあまりなく、あくまでも狭い範囲で繰り広げられるスリラー映画の印象です。
そこを期待すれば十分楽しめるでしょう。
残念だったのが、登場人物たちの心情の変化が見えにくいこと、また危機もテンポ良く解決するためにじわじわと追い詰められるような恐怖が感じられなかったことです。
ここはいままでのエイリアンシリーズのほうが優れていました。
終盤の展開や、結末も賛否の分かれるところでしょう。
ちなみに『プロメテウス』とはギリシャ神話に登場する神の名でもあります。
プロメテウスは、全能の神であるゼウスの考えに背き、人間に火と文明を与えたとされる神です。
作中にもこのことに言及するシーンがあります。
何故タイトルに「プロメテウス」を冠したのか、それを議論してみるのもまた一興です。
*以下、ネタバレです。結末に触れているので鑑賞後にご覧ください↓
~オープニングの意味とは?~
オープニングはこんな内容でした
・白い宇宙人(後に「エンジニア」と呼ばれている)が広大な大地で黒い液体を飲む
・宇宙船が帰って行く
・エンジニアは黒い液体を飲んで苦しむ
・エンジニアのDNAが破壊されたような描写で終わる
これはどういうことなのか?
答えは公式ページのシークレットページにありました(「シークレットサイトへ!」をクリック、パスワードは「0824」です)。
ここで「エンジニアのDNAが感染により破壊され、分裂、再結合のうえ、新たなDNAが誕生している」という内容であることがわかります。
他にも「フォトダウンロード」を見ると、映画本編では使われていなかった「エンジニアが他のエンジニアから黒い液体の入った入れ物を受け取る」と思わしきシーンがあります。
つまり、
・エンジニアたちは太古の地球に来ていた
・一人だけ地球に残し、あとのエンジニアたちは帰って行った
・エンジニアは黒い液体を飲み、自分のDNAを変え、人間のものへと変えた(もしくはその「元」となる遺伝子になった?)
ということでしょう。
この後、この一人のエンジニアが、人類の祖先となったのだと思います。
これこそが「人類の起源」なのでしょう(まさか冒頭5分でキャッチコピーの答えを描くとは思わなかったけど・・・)
後に遺跡で発見したエンジニアの死体のDNAが、人間と同じものであったのも、彼ら自身がDNAを変えたゆえのものなのだと思います。
~単なる仮説にすぎないのに、なぜプロメテウス号は惑星LV-223に向かった?~
作中にも明確な根拠がないのに星に向かっていることで、他のクルーから嘲笑されるシーンがあります。
「壁画のヒント」だけでここまでのプロジェクトが動くというのは、確かにツッコミたくなる事例です。
しかし本作の途中から
・ウェイランド社の社長もがプロメテウス号に乗っており、「永遠の命」を求めて星に向かっていること
・何かを知っているかのような「デイヴィッド」の挙動
が描かれます。
社長と、彼が息子のように育てていたデイヴィッドは、なんらかの方法で惑星LV-223のことを知っていたのではないのでしょうか。
ショウ博士の探求心は、彼らに利用されていたのだと思います。
また、惑星LV-223の数字はレビ記からのものようです↓
<『プロメテウス』 エイリアンに反する人類の起源 :映画のブログ>
~なぜデイヴィッドは筒の中にある黒い液体をホロウェイ博士(チャーリー)に飲ませたのか?~
本作最大の謎と言っていいのが、デイヴィッドの行動の数々です。<害がないように思えるけど・・・?
後に起こる惨事や、宇宙船のコクピットのような場所での操作がこなれていたこと、もう一つの宇宙船の位置を知っていたことも含めて、やはりデイヴィッドはこの星のことを知っていたように思えます。
*2つの宇宙船の位置についてコメントをいただきました。
>プロメテウス号が星に着陸する直前博士が着陸場所を見つけたとき「神は直線をつくらない」と言いました。
> その後、エンジニアの宇宙船の上にある遺跡が二つあるのが確認できたはずです。
デイヴィッドは、それを見ていたのかもしれません。
遺跡の中に置かれていた「筒」の中にある黒い液体をホロウェイ博士に飲ませると、彼は『感染』をしてしまいます。
結果的にホロウェイ博士は死に、性交渉をしたショウ博士は異形の子どもを産み、そして最後には・・・
なぜ、デイヴィッドがこんなことをしなければならないのでしょうか。
ウェイランド社の社長が不死の秘密を独り占めするために他のクルーたちを殺そうとしたのかもしれませんし、「エンジニア」が主人公たちを滅ぼすために、デイヴィッドに命令したのかもしれません。
*コメントで以下の意見をいただきました。
> デイヴィッドとホロウェイ博士が話す直前に、デイヴィッドは「あの方」と通話しており、『私がやるのですか?…分かりました。』というようなことを言っていました。
> それにホロウェイ博士は『君がアンドロイドだということを忘れていたよ』と賞賛?する場面もありました。それを言われた時のデイヴィッドの、嬉しいような悲しいような複雑な表情はある意味見ものでした。
>
> そういう経緯から、デイヴィッドの中にも博士を感染させるについて若干の迷いがあったのだと思います。デイヴィッドは問いました。『博士、あなたはこのプロジェクトにどこまで賭けられますか?(捧げられますか?)』
> すると博士は『全てだよ』と即答。これがファイナルアンサーとなり、デイヴィッドは博士の飲み物に黒い液体を混ぜたのです。
> つまり、ホロウェイ博士を感染させることは、デイヴィッドだけが知っていた秘密のプランであり、そういう計画があったからこそデイヴィッドは内緒でカプセルを船に持ち帰ったのだと思います。
デイヴィッドが「人間はなぜアンドロイドを作ったのか」とホロウェイ博士に問い、「作る能力があるから」と返されたことも、デイヴィッドの行動の原因になっているように思えます。
また「David」の語源は、預言者である「ダビデ」です。
その名前も、彼の正体を暗示していたのかもしれません。
~デイヴィッドの言っていた「あの方」とは一体誰?~
作中では、デイヴィッドが通信用のヘルメットをかぶり、「あの方」と会話をするシーンがありました。
「あの方」とは普通に考えればウェイランド社の社長のことなのでしょうが、果たして・・・?
*こちらも以下の意見が素晴らしいのでお読みください
>「あの方」とは?についてですが、
> ・一度目にデイヴィッドが「あの方」と通信した時、ウェイランド社長はまだ眠っていた。
> なぜなら、仮に目覚めていたとすれば社長と会って話せば済むところを、デイヴィッドはヘルメットで通信していたし、後で社長が登場したシーンでは、衰えた手足をマッサージさせるなど、いかにも長期の眠りから覚めた直後という姿だったから。
> ・社長の関心はひたすら不老不死のみにあり、人類創成の秘話や生物兵器は社長の関心外である。ホロウェイ博士を感染させる動機がない。
>
> この2点から、私は「あの方」はウェイランド社長ではなく、エンジニアかまたはもっと別の存在だと思います。
> ちなみにデイヴィッドは船で起こしたエンジニアとは古代語で会話していました。しかし「あの方」とは英語です。従って「あの方」はエンジニアではない可能性が高いです。
> もしかしたら、ウェイランド社の役員で地球に残ったメンバーの中の誰かかもしれません。ウェイランド社は金儲けのためにエイリアンを地球に持ち帰ろうとしていたので、その種となる異生物をクルーに寄生させるようデイヴィッドに命じたのではないでしょうか?
> それはヴィッカーズも「あの方」を知っていたこととも繋がります。ヴィッカーズは父親(社長)のことは「お父様」と呼んでいました。だからヴィッカーズが言うとしたら「お父様はなんと言っていたの?」です。
> また、ヴィッカーズは何となく父親から心が離れていたような、微妙な距離を感じました。それは、あまりにも「生」にしがみつく父親の醜い姿に幻滅したからかもしれないし、デイヴィッドを実の息子のように可愛がるので、自分はないがしろにされたように感じていたからかもしれません。
> とにかく、ヴィッカーズが父親を「あの方」と呼ぶには違和感があります。
> おそらく彼女はウェイランド社の役員と心が通じていて、その人(たぶん男性)のためにプロメテウスに搭乗したのだと考えます。
*もうひとつの意見もどうぞ
「あの方は何と言っていたの?」(デビッドが「聞かないほうがいい」と答えていた場面ですよね)
は「what did he say?」で、
父親を「he」と呼ぶのは普通なので私は普通に父親(社長)のことと思いました
私はセロンは父親にコンプレックスを抱いていて
(社長がデビッドを「私に息子はいないが、息子というものに一番近い存在だ」と紹介していたとき
セロンが「ぴくっ!(じゃあ娘の私は何なのよ!)」という顔をしてたし)
ある種の少女的な期待をこめて「何て言ってたの!?」と聞いのだと解釈しました
字幕翻訳のときに父親も指すことのできる「he」が「あの方」となってしまったのですね。
~デイヴィッドはエンジニアになんと言ったのか?~
デイヴィッドはエンジニアに古代語で語りかけた後、首を捕まれ、ひねり、壊されてしまいます。
なぜエンジニアは急に彼を殺した(壊した)のでしょうか?
*以下は一番的を得ていると感じたコメントの引用です
> あと、私見ですが、私はエンジニアが人類と話してすぐに殺そうとしたのは何故だろう?としばらく疑問でした。
> そしてふと思い付いたのですが、デイヴィッドは社長の代理で「不老不死にしてほしい、永遠の命を与えてくれ」とエンジニアに願ったんですよね。
> これって、エンジニア(創成主=神)からしてみれば、人が神に並ぼうとしたということになりませんか?だから怒って、彼らを殺した。そして人間は危険だということで、滅ぼすために船で地球に向かう。
> このくだりはギリシャ神話のプロメテウスそのものです。プロメテウスは、神が作った人間を神と等しい地位に上げようとしたため、他の神々の怒りを買った…と映画では述べられています。
*もうひとつの意見もどうぞ
> あれは、エンジニアがデイビッドが人間ではなく、人間が作ったロボットであるとわかったからではないでしょうか?
> エンジニアたちが製造した我々人間ごときが人間そっくりのロボットを(まるで人間が神にでもなったかのごとく)製造したことに対して怒りを爆発させたのでは?
> 地球に残された謎をとき、この星までやってくるような科学力をつけたのはいいが、人間に似た存在を製造することができるようになったことに脅威を感じたのかもしれません。
*実際の映画スタッフの弁によると
「この老人はもっと生きたいと思っています。かなえられますか?」
というのが正解だそうです。
~「ヴィッカーズ」はロボットだったのか?~
シャーリーズ・セロン演じる彼女は、デイヴィッドのようにどこか人間離れした雰囲気を醸し出していました。<表情には乏しいけど・・・?
自分は、彼女はロボット(アンドロイド)であったと思います。
中盤、船長に「ロボットではないか?」と問われ、彼女は「10分後に部屋に行きます」と答えています。
その後2人はどうしたのかは不明ですが、船長とヴィッカーズはセックスをしたのではないか?と思います。
エイリアンシリーズのロボットは基本的に労働に用いられるものでしたが、女性型のアンドロイドはセックスロボットの意味もあるように思えるのです。
他にも未知の病原体に冒されたように見えたホロウェイ博士を、即効で焼却する非道さも持ち合わせています。
(デイヴィッドが感染をさせた張本人でしたが、ヴィッカーズはそれを知りません)
最後にプロメテウス号の船長とクルーが自爆を選ぶのに対し、一人脱出ポッドで逃げることも、彼女がそうした人間のサガを理解できないがゆえの行動だと思います。
*以下の意見をいただきました
> ヴィッカーズはアンドロイドではないでしょう。彼女の行動は冷酷でしたが、自身、そしてプロメテウス号の安全を守る上では当然の行動だと思います。それに彼女がアンドロイドならば、なぜ2年もの航海中ずっとカプセルにいたのでしょうか?アンドロイドならば、デイヴィットとプロメテウス号の管理をしていただろうし、古代文字の解読も可能なはずです。彼女は人間でしょう。アンドロイドがあんなに半狂乱になるはずも無いでしょう。
*以下も的を得ていると思います
> 私は、ヴィッカーズはアンドロイドだと考察致します。
> ヴィッカーズは、デヴィッドよりも高度(感情を持ち合わせた)なのです。(参照:↑デヴィッド『バイラル動画』)ですので、脱出用ポッドを使用したのではないかと考えられます。
> 冷徹なのは、目的が第一のため無駄なものは省きたい。デヴィッドも、目的のためなら人体実験を行う冷徹です。
> 他にも、デヴィッドには、古代語を教えていたので(インプットしていた)ヴィッカーズには古代語が分からないのが説明が付きます。
> では、ヴィッカーズの目的はなにか。
> もちろんデヴィッドとは目的が違います。
> ヴィッカーズは『私の仕事はあなたたちを管理すること』とも言っていました
> 二人とも”あの方“の差し金であることは間違いないでしょう。
*他にも「彼女はアンドロイドではあるけれど、自分自身がアンドロイドであることを知らないのでは?」という意見も頂きました。
・アンドロイドが死を恐怖するのか?
・アンドロイドであれば、睡眠用のカプセルの中にいるのはおかしいのでは?
という2点を考えれば、彼女が人間である可能性も十分ありそうです。
また、彼女は脱出の際宇宙服を来ていましたが、デイヴィッドも宇宙服を着たまま探索をしていたので、その点では問題はないと思います。
~ショウ博士の帝王切開手術の謎~
他のクルーを殴って逃走して手術台に向かう彼女。クルーたちは何故か追ってきません。
正直に話さず、殴った理由は恋人のホロウェイ博士があっさり殺されたからですね。
それはよいのだけど、この手術シーンの乱暴なこと!
麻酔は霧タイプ(ショウ博士は自分で鎮痛剤?も打っている)だし、切り口は大胆に横にバックリだし、あまつさえ縫合はホッチキスみたいのでとめる。本当に未来の機械かよ?
*帝王切開の切り口が横であるのは正しいそうです。
「男性専用です」と男女差別をしていたのも謎。
つーかショウ博士は手術したばかりでよく走れますね。
ショウ博士は「生命を作れない(不妊症である)」ことをホロウェイに告げていました。
それで生まれた子どものがあんなのなんて・・・可哀そうすぎるよ。妊婦さんには絶対見せたくない映画です。
そしてこの子どもは最後に急成長し、エンジニアに寄生をして倒す!
痛快なシーンではありましたが、あまりに巨大化しているのと、あまりのグロテスクさにドン引きしました。
ていうか食べ物もないのにどうやって成長したの?
*以下の意見がこれらの疑問を解決しています
>ホッチキスは糸より早く、緊急を要する手術ではよく使われます。
>手術痕を消したいなら埋没法、急ぎならホッチキス。
>手術カプセルが男性専用なのは、社長専用のカプセルだったのと、他の方々もおっしゃっていますが「あの方」の意見ではないでしょうか?
> あの方が役員だと仮定します。
> 社長の不老不死の妄想と役員の生態兵器の開発。役員は生態兵器を手に入れる為に幾つかの手段を用意してました。
> 博士にウイルス感染、主人公にエイリアン妊娠。堕胎処置をさせないため&コンピューターに余計な負荷(女性用の治療プログラム)を与えないために女性用の治療プログラムを削除したのではないかと愚考します。
> ついでに手術室には生物を成長させるものは多いのではないでしょうか?
> 例えば葡萄糖の点滴、酸素ボンベ、輸血用血液等々があると思います。
~他にも野暮なツッコミどころ~
・遺跡内にあった巨大な顔の意味は?
どう見てもエンジニアの顔ですが・・・自分たちの存在を示す記念碑のようなものだったのかもしれません。
・無警戒過ぎるクルーたち
全然忍び足で近寄ったりせず、バンバン進んで行き当たりばったりで探索するクルーたち。
未知の惑星であっさりヘルメット脱いじゃったりするし、
「もうこんなとこ嫌だい!宇宙船帰る!」ってほざいた上に帰れずに立ち往生したり、
蛇みたいな生物に武器を構えず、「はい、どーぞ」と腕を差し出す始末。
いくらなんでも無防備すぎます。
・デイヴィッドがエンジニアに壊されると、社長は「全て無駄だった」と答える。
身も蓋もない台詞だなあ・・・。
社長は「人類の創世主がそこにいる=不老不死も叶えられる」と思い、ここに来たのでしょうね。
・ショウ博士に「あの宇宙船が地球に行くと、帰る場所が無くなってしまう」と言われると、船長とクルーたちはプロメテウ号を体当たりでぶつけて自爆する
このヒロインの発言も、あまり根拠がないような・・・
ちょっと自爆するまでの心理描写も少なくてもの足りません。
「賭けはまだ生きているぜ」とクルーのメンバーが話すのはよかったです。
・ショウ博士の最後の決断
宇宙船の操作方法とか食料は大丈夫なんですか。
~エンジニアの正体は?~
彼らは作中でエンジニアと呼ばれていましたが、後の物語である「エイリアン」では「スペースジョッキー」と呼ばれていました。
「エイリアン」でミイラ化した異星人として登場したのです(本作のエンジニアは死んでしまったので、別の個体がエイリアンに登場したのでしょう)。
そして、最後にショウ博士が産んだ生物(巨大なフェイス・ハガー)に寄生されるエンジニア・・・そこから生まれたのは、なんと「エイリアン(の原型)」でした。
エンジニアは地球で人間となり、惑星LV-223ではエイリアンへと姿を変えたのだと思います。
人間とエイリアンの起源が同じというのは、本作の一番のサプライズです。
・(男性との性交を経て)女性に感染→フェイスハガーが産まれる→さらにエンジニアに寄生することでエイリアンになる
・男性に感染→男性をそのまま滅ぼす
というのも、面白いですね。
エイリアンになるためには、子宮を有する女性の体が必要なのです。
また、エイリアンの造形は男性性器をモチーフにしているというのは有名な話ですが、本作でショウ博士から生まれたフェイスハガーの裏面も女性性器の形がモチーフだそうです。
遺跡にあった「筒」もエッグチェンバーの原型のようなものなのかもしれません。
*以下の意見もいただきました
>確か巨大顔のある部屋にエイリアンの絵が描かれていたと記憶しています。エイリアンが誕生したのは偶然と思っていましたが実は必然だったのではないでしょうか?偶然だとしたらエイリアンの絵が描かれていた事が説明できないですよね?あの蛇みたいなヤツは最終的にはエイリアンの姿になるように調整されていたのではないでしょうか?
エイリアンの誕生は、なるべくしてなったものなのかもしれません。
~エイリアンシリーズと、本作の時系列は?~
*コメントでいただいたものを紹介します。
1987:「プレデター」
1997:「プレデター2」
2004:「AVP」
2089:「プロメテウス」壁画発見
2092:「エイリアン」エレン・リプリー誕生
2093:「プロメテウス」出発
2096:「プロメテウス」LV-233 到着
2122:「エイリアン」
2157:「エイリアン2」LV-426 入植
2179:「エイリアン2」救出作戦
2270:「エイリアン3」
2470:「エイリアン4」
こちらの記事も参照してください↓
<『プロメテウス』『エイリアン』『プレデター』『エイリアンVSプレデター』のストーリー時系列まとめ>
~ラストの主人公の選択~
ショウ博士は、最後に「彼ら(エンジニア)の星に行く」ことを選択します。
デイヴィッドはこれに「今更知ってどうなるんです?」と聞きます。
ショウ博士はこのデイヴィッドの疑問に「それは私が人間で、あなたがロボットだからよ」と答えます。
*最後の主人公の選択には「信仰を捨てず、さらなる真実を求めるためにラストで十字架を求め、巡礼者となった」という見方もあります↓
Twitter / hakaiya_spoiler: 【プロメテウス】
そういえば、序盤のショウ博士の幼少時の映像にも十字架がありましたね。
彼女にとって、真実を知ることこそが重要であり、それは人間にしか持ち得ない「探究心」なのでしょう。
またヴィッカーズはアンドロイドではないでしょう。彼女の行動は冷酷でしたが、自身、そしてプロメテウス号の安全を守る上では当然の行動だと思います。それに彼女がアンドロイドならば、なぜ2年もの航海中ずっとカプセルにいたのでしょうか?アンドロイドならば、デイヴィットとプロメテウス号の管理をしていただろうし、古代文字の解読も可能なはずです。彼女は人間でしょう。アンドロイドがあんなに半狂乱になるはずも無いでしょう。
またラストシーンに登場した新たな生物はエイリアンではありません。後にエイリアンになるかもしれませんが、あの生物はエイリアンの原型レベルでしょう。この生物は、ショウと黒いドロドロの寄生生物、そしてエンジニアの3つの生物のDNAが受け継がれたものです。今後どのような進化をするのか分かりませんが…。もしもあの生物がショウらの宇宙船に乗り込み、エンジニアの星に降り立てば、更なる進化をするはずです。
> デイヴィットがホロウェイを感染させたのは、【自身の存在を認めてくれなかったから】だと思います。アンドロイドだから…アンドロイドのくせに・・・という言葉に彼は傷つき、復讐に出たのだと思います。最後に彼がホロウェイにした質問が、ファイナルジャッジメントを決めるものだったのでしょう。社長の命令や、エンジニアは何の関係もないでしょう。
なるほど!彼はアンドロイドゆえに卑下されたりはしていませんでしたが、そういう思いもあったかもしれません。
ただ自分はやはりデイヴィッドが言う「あの方」がどうしても気になってしまうのです。
> またヴィッカーズはアンドロイドではないでしょう。彼女の行動は冷酷でしたが、自身、そしてプロメテウス号の安全を守る上では当然の行動だと思います。それに彼女がアンドロイドならば、なぜ2年もの航海中ずっとカプセルにいたのでしょうか?アンドロイドならば、デイヴィットとプロメテウス号の管理をしていただろうし、古代文字の解読も可能なはずです。彼女は人間でしょう。アンドロイドがあんなに半狂乱になるはずも無いでしょう。
デイヴィッドが古代文字を読んでいましたが、彼女のそういうシーンもありませんでしたね。
彼女がアンドロイドか否かの答えも、ないように
思えます。
> またラストシーンに登場した新たな生物はエイリアンではありません。後にエイリアンになるかもしれませんが、あの生物はエイリアンの原型レベルでしょう。この生物は、ショウと黒いドロドロの寄生生物、そしてエンジニアの3つの生物のDNAが受け継がれたものです。今後どのような進化をするのか分かりませんが…。もしもあの生物がショウらの宇宙船に乗り込み、エンジニアの星に降り立てば、更なる進化をするはずです。
そうですね、「エイリアンの原型」というほうが正しいです。訂正します。
以上はとても参考になったので、記事に追加させていただきます。
結構混んでて以外。。。
さて、美術はよかったですね さすがで御座います。
ナオミ・ラパスさんは不評のようですが
エラ&小鼻なあたりがリプリーを彷彿させて、私はすきですな
お話は謎なのか単なる穴なのかよくわからなかったです。続編に期待します。(決定しています)
科学者のおばか加減はうけた。先に帰る!って言ってたのに
迷ってるし。。
着いた途端に突撃~!だし(一応、補完する台詞はありますが)
プロメテウスの神話と、どう関わるか期待してましたが
社長の不老不死一大プロジェクト。。。で終わったようで
少々残念。
> ナオミ・ラパスさんは不評のようですが
> エラ&小鼻なあたりがリプリーを彷彿させて、私はすきですな
役柄もリプリーっぽいですよね。
スウェーデン版の「ドラゴンタトゥーの女」でも有名な彼女、その出演作を観たくなりました。
> お話は謎なのか単なる穴なのかよくわからなかったです。続編に期待します。(決定しています)
たしかに「穴」と言ってもよいような・・・続編決定していたのですね、追記しておきます。
> 科学者のおばか加減はうけた。先に帰る!って言ってたのに
> 迷ってるし。。
> 着いた途端に突撃~!だし(一応、補完する台詞はありますが)
あの「こんなところ嫌だ」ってほざいて結局帰っていない2人はそりゃ死ぬだろって思ってましたw
> プロメテウスの神話と、どう関わるか期待してましたが
> 社長の不老不死一大プロジェクト。。。で終わったようで
> 少々残念。
社長のあの台詞は最大のがっかりポイントですよねw
彼らが二人で話す直前にデイヴィッドは「あの方」と通話しており、『私がやるのですか?…分かりました。』というようなことを言っていました。
それにホロウェイ博士は『君がアンドロイドだということを忘れていたよ』と賞賛?する場面もありました。それを言われた時のデイヴィッドの、嬉しいような悲しいような複雑な表情はある意味見ものでした。
そういう経緯から、デイヴィッドの中にも博士を感染させるについて若干の迷いがあったのだと思います。デイヴィッドは問いました。『博士、あなたはこのプロジェクトにどこまで賭けられますか?(捧げられますか?)』
すると博士は『全てだよ』と即答。これがファイナルアンサーとなり、デイヴィッドは博士の飲み物に黒い液体を混ぜたのです。
つまり、ホロウェイ博士を感染させることは、デイヴィッドだけが知っていた秘密のプランであり、そういう計画があったからこそデイヴィッドは内緒でカプセルを船に持ち帰ったのだと思います。怒りで感染させたとは思えません。
さて、ではそのプランを命じた「あの方」とは?についてですが、
・一度目にデイヴィッドが「あの方」と通信した時、ウェイランド社長はまだ眠っていた。
なぜなら、仮に目覚めていたとすれば社長と会って話せば済むところを、デイヴィッドはヘルメットで通信していたし、後で社長が登場したシーンでは、衰えた手足をマッサージさせるなど、いかにも長期の眠りから覚めた直後という姿だったから。
・社長の関心はひたすら不老不死のみにあり、人類創成の秘話や生物兵器は社長の関心外である。ホロウェイ博士を感染させる動機がない。
この2点から、私は「あの方」はウェイランド社長ではなく、エンジニアかまたはもっと別の存在だと思います。
ちなみにデイヴィッドは船で起こしたエンジニアとは古代語で会話していました。しかし「あの方」とは英語です。従って「あの方」はエンジニアではない可能性が高いです。
もしかしたら、ウェイランド社の役員で地球に残ったメンバーの中の誰かかもしれません。ウェイランド社は金儲けのためにエイリアンを地球に持ち帰ろうとしていたので、その種となる異生物をクルーに寄生させるようデイヴィッドに命じたのではないでしょうか?
それはヴィッカーズも「あの方」を知っていたこととも繋がります。ヴィッカーズは父親(社長)のことは「お父様」と呼んでいました。だからヴィッカーズが言うとしたら「お父様はなんと言っていたの?」です。
また、ヴィッカーズは何となく父親から心が離れていたような、微妙な距離を感じました。それは、あまりにも「生」にしがみつく父親の醜い姿に幻滅したからかもしれないし、デイヴィッドを実の息子のように可愛がるので、自分はないがしろにされたように感じていたからかもしれません。
とにかく、ヴィッカーズが父親を「あの方」と呼ぶには違和感があります。
おそらく彼女はウェイランド社の役員と心が通じていて、その人(たぶん男性)のために<span style="background-color:#FFFF00;">プロメテウス</span>に搭乗したのだと考えます。
あと、私見ですが、私はエンジニアが人類と話してすぐに殺そうとしたのは何故だろう?としばらく疑問でした。
そしてふと思い付いたのですが、デイヴィッドは社長の代理で「不老不死にしてほしい、永遠の命を与えてくれ」とエンジニアに願ったんですよね。
これって、エンジニア(創成主=神)からしてみれば、人が神に並ぼうとしたということになりませんか?だから怒って、彼らを殺した。そして人間は危険だということで、滅ぼすために船で地球に向かう。
このくだりはギリシャ神話の<span style="background-color:#FFFF00;">プロメテウス</span>そのものです。<span style="background-color:#FFFF00;">プロメテウス</span>は、神が作った人間を神と等しい地位に上げようとしたため、他の神々の怒りを買った…と<span style="background-color:#FFFF00;">映画</span>では述べられています。
そのことに気付いた時は「これだ」と思ったのですが、いまいち自信はありません(苦笑)
どう思われますか?
わかりやすく書いていただき、すごく参考になりました、ありがとうございます。
デイヴィッドの中にも博士を感染させるについて若干の迷いがあったのだと思います。デイヴィッドは問いました。『博士、あなたはこのプロジェクトにどこまで賭けられますか?(捧げられますか?)』
> すると博士は『全てだよ』と即答。これがファイナルアンサーとなり、デイヴィッドは博士の飲み物に黒い液体を混ぜたのです。
> つまり、ホロウェイ博士を感染させることは、デイヴィッドだけが知っていた秘密のプランであり、そういう計画があったからこそデイヴィッドは内緒でカプセルを船に持ち帰ったのだと思います。怒りで感染させたとは思えません。
そのことばにはそういう含みもあったのかも・・・・確かに納得です。
> ちなみにデイヴィッドは船で起こしたエンジニアとは古代語で会話していました。しかし「あの方」とは英語です。従って「あの方」はエンジニアではない可能性が高いです。
> もしかしたら、ウェイランド社の役員で地球に残ったメンバーの中の誰かかもしれません。ウェイランド社は金儲けのためにエイリアンを地球に持ち帰ろうとしていたので、その種となる異生物をクルーに寄生させるようデイヴィッドに命じたのではないでしょうか?
> それはヴィッカーズも「あの方」を知っていたこととも繋がります。ヴィッカーズは父親(社長)のことは「お父様」と呼んでいました。だからヴィッカーズが言うとしたら「お父様はなんと言っていたの?」です。
> また、ヴィッカーズは何となく父親から心が離れていたような、微妙な距離を感じました。それは、あまりにも「生」にしがみつく父親の醜い姿に幻滅したからかもしれないし、デイヴィッドを実の息子のように可愛がるので、自分はないがしろにされたように感じていたからかもしれません。
> とにかく、ヴィッカーズが父親を「あの方」と呼ぶには違和感があります。
自分は「あの方」を社長かエンジニアの二択で考えていたのですが、確かにそのほうが納得できますね。
自分はヴィッカーズが「お父様」と言っていたことをすっかり忘れていました。ありがとうございます。
> あと、私見ですが、私はエンジニアが人類と話してすぐに殺そうとしたのは何故だろう?としばらく疑問でした。
> そしてふと思い付いたのですが、デイヴィッドは社長の代理で「不老不死にしてほしい、永遠の命を与えてくれ」とエンジニアに願ったんですよね。
> これって、エンジニア(創成主=神)からしてみれば、人が神に並ぼうとしたということになりませんか?だから怒って、彼らを殺した。そして人間は危険だということで、滅ぼすために船で地球に向かう。
そうですね、あのことばが「不老不死にしてくれ」であれば、エンジニアの怒りに触れたことも納得できます。
> このくだりはギリシャ神話の<span style="background-color:#FFFF00;">プロメテウス</span>そのものです。<span style="background-color:#FFFF00;">プロメテウス</span>は、神が作った人間を神と等しい地位に上げようとしたため、他の神々の怒りを買った…と<span style="background-color:#FFFF00;">映画</span>では述べられています。
> そのことに気付いた時は「これだ」と思ったのですが、いまいち自信はありません(苦笑)
> どう思われますか?
いやいやいや!言われてはっと気づきました!
それが正答に思えて仕方がありません!
是非以上は記事に追記させてください、ありがとうございました!
帝王切開のシーンがあったので、コメントさせていただきます。
帝王切開術は実際にあの医療器械のようにスパッと横に切ります。
実際の手術では子宮まで一気に切開することはありませんが、未来の機械なので出血を止めながら、重要臓器に傷を付けないようにスパッと切開できるのかなあと理解しました。
子宮内からエイリアンの元?を摘出したときちゃんと羊膜という膜に包まれていたことはしっかり作られていましたが、へその緒があったのは「ええっ!」という感じでした。あの原始的な形態をしたエイリアンの元になる生物がほ乳類と同じへその緒をもっている?!
また正確に言うと羊膜にきれいに包まれてでてきたエイリアンの元は胎盤とへその緒が胎児と同じ羊膜の内側に存在しているのでへその緒を切断する必要がないはずだけどなあ、と心の中でつっこんでしまいました。
帝王切開後の縫合は実際の手術でもあのような医療用のホッチキスを使いますよ。実際にはもちろん縫合用の糸で縫うのでもっと時間がかかりますがあの時代設定での技術だと皮膚の下を接着する生体用接着剤をさっと塗ってホッチキスでとめたのかなあと思いました。
生物兵器(エイリアンのおおもとのミミズみたいな生物)の保存容器の表面が動き出したときはてっきりフェイスハガーが出てくるのかと思っていました。
予想外にもっともっと小さな生物の原型(DNA?のみ)が入っていました。そのDNAの入った黒い液体から小さな生物になり、その後ミミズのような生物を経て例の二人が襲われた蛇のような形態に成長して人間などに侵入するようですね。
面白いなあと思ったのは、あの生物兵器はエイリアンの最終形態になるためには子宮を有する女性に感染する必要がありそうですね。
男性に感染した場合は感染した男性をそのまま滅ぼしていました。
女性に感染して初めてイカのようなフェイスハガーの原型のような形態に変化してさらに大きくなり、人間もしくは人間の創造主に侵入してその体内で成長し我々の良く知っているいわゆる「エイリアン」の形態になるんですね。
帝王切開のこと、男性と女性で寄生したあとの違い、参考になりました。
是非、記事に追記させてください。
デイビッドが博士のネックッレスの十字架をわざわざ外してしっかりと持ち歩いていたのも何となく関係がありそうですね。
また、博士とデイビッドがエンジニアたちのいる星へ向かう前に十字架をデイビッドから取り戻し、それを拠り所にしていたのは、博士が案にエンジニアたちを創造した更なる創造主なる神の存在を信じているからではないでしょうか?
エンジニアたちが人間を「製造した」のは分かった、しかし、エンジニアたちが人間を製造したのは間接的で、ほぼ一致するDNAを持ったエンジニアを「創造した」創造主それが人間の創造主でもある、この大元の創造主を確認しに行くのが続編なんでしょうね。
今回の映画でも随所に男性性器、女性性器のデザインがでてきましたね。
最初に犠牲になる迷った二人に近づく蛇のようなエイリアンはもろに男性性器、顔のような部分が広がると女性性器のようでした。デイビッドとショウ博士が墜落した宇宙船からロープで下りてくる出口は女性性器の形だし。
映画の一番最後についにエイリアンの原型がでてきましたね。
エイリアンの後頭部のデザインがイメージにあるエイリアンのそれとは違って非常につるっと滑らかな造形でした。
私の個人的な感想ですが、こどものあれの先端のようでした。
エイリアンの原型とも言えるデザインなのでそのようにしたのかな?とも思いました。
いやあ、よくできてるなあ。
あれは、エンジニアがデイビッドが人間ではなく、人間が作ったロボットであるとわかったからではないでしょうか?
エンジニアたちが製造した我々人間ごときが人間そっくりのロボットを(まるで人間が神にでもなったかのごとく)製造したことに対して怒りを爆発させたのでは?
地球に残された謎をとき、この星までやってくるような科学力をつけたのはいいが、人間に似た存在を製造することができるようになったことに脅威を感じたのか。
いかがでしょうか?
エイリアンの造型が男性器をモチーフにしているのは有名な話ですよね。
確かにあのフェイスハガーも・・・
エンジニアがデイヴィッドを壊した理由が、人間が作ったロボットであるとわかったから、というのも面白いですね!
こちらも追記させていただきます!
ショウ博士が手術台に帝王切開を入力したら、この装置のプログラムは男性用です…との返答があり、急遽腹部の異物摘出にプログラムし直したシーンがありましたが、あの手術台はヴィッカーズの専用シャトルにあったのでは…て事でヴィッカーズは男性?
個人的に理解能力が低く、このブログを見る前の感想は
「つまらない。意味が分からない。無理がありすぎる。
監督は馬鹿なのか?」と率直に思いました。
このブログを読ませていただいて、確かに「あの方」はひっかかります。
なにより、デイヴィットがホロウェイを感染させたことに意味がないかと。彼があんなような行動に出なければ、死者はもっと少なくなったのではないか?あのシーンははたして必要だったのか。
~野暮なツッコミどころをさせてください。
(誰かに言いたくて(笑))
まず、帝王切開的なことをした時、麻酔をしたはずなのに、なぜあんな叫ぶ?
近未来なはずはなのに、全然発達していない。笑
あの、ホッチキス的なので止めて、手術したばかりなのに、
全力疾走したり、叫んだり、
無理がありすぎる。普通・・・どんなに近未来になっても手術したばかりなのに、あんなに元気なるのか?
自分でうってた、注射的なものを何度もさして、倒れないのか?
なぜ、平然とはしていないけれど、普通の人異常なことができるのか?
子供を産んだ後も、なぜ腹痛を訴えていたのか?
無理な行動はするし、話の意味が理解できない人が多いと思う。笑
期待していたのに、がっかりだったっていう部分が多かったです。
このブログがなかったら、私続編?もみなかったし、知り合いに
「微妙だったよ、なんかがっかり」って言ってしまう所でした。
個人的にやや不満族ですが、不可思議で理解が出来ない所が
なんかいいです。
もし、続編が出たら見ようかと思います。深く考えながら。笑
長文失礼しました。
あまり記憶が良い方ではないので、記憶を辿りながら書かせて頂きます。
私は、ヴィッカーズはアンドロイドだと考察致します。
ヴィッカーズは、デヴィッドよりも高度(感情を持ち合わせた)なのです。(参照 デヴィッド『バイラル動画』)ですので、脱出用ポッドを使用したのではないかと考えられます。
冷徹なのは、目的が第一のため無駄なものは省きたい。デヴィッドも、目的のためなら人体実験を行う冷徹です。
他にも、デヴィッドには、古代語を教えていたので(インプットしていた)ヴィッカーズには古代語が分からないのが説明が付きます。
では、ヴィッカーズの目的はなにか。
もちろんデヴィッドとは目的が違います。
しかし、二人とも”あの方“の差し金であることは間違いないでしょう。
「努力が足りない。」
デヴィッドはエンジニアの生態に対して。この発言のあと、人体実験を行いました。
ヴィッカーズには……
さて、ヴィッカーズの目的はなにか。ウェイランドの発言にもあるように、彼女はこの計画に乗るにではなかったように思えます。エンジニアを信じていなかったようですし。
ヴィッカーズの目的こそ真相解明になるのではないでしょうか?
そして、ヴィッカーズは本当に潰されてしまったのか。アンドロイドとするならば……
最後は、デヴィッドがエンジニアに何を伝えたのか。デヴィッドがエンジニアに話しかける場面に字幕が出てなかったと思うのですが……曖昧ですみません。
デヴィッドがエンジニアにココにいる者を排除せよと伝えたのではないでしょうか?もしくは、エンジニアの感情を逆撫でることを。目的のために…
解らないことが何点か…
なぜ同じ壁画を見つけただけで招待状だと解釈したのか。
誰のために誰が壁画を遺したのか。
なぜ人類を作ったのか。
なぜ人類を排除するのか。
そして、ヴィッカーズの目的・その後。
長文失礼しました。
ヴィッカーズの発言に
『私の仕事はあなたたちを管理すること』と言っていましたが、その真意とは。
と考えすぎるのはよくないですね。
伏線を張りすぎなので、次回作に期待です。
それでは失礼しました。
> シャーリーズ・セロン演じるヴィッカーズは男性?
その発想はなかったです。う~ん「この機械は男性用です」と言われるシーンは覚えていません(すみません)。
>きゅあさん
お褒めに預かり光栄です
> まず、帝王切開的なことをした時、麻酔をしたはずなのに、なぜあんな叫ぶ?
> 近未来なはずはなのに、全然発達していない。笑
>
> あの、ホッチキス的なので止めて、手術したばかりなのに、
> 全力疾走したり、叫んだり、
> 無理がありすぎる。普通・・・どんなに近未来になっても手術したばかりなのに、あんなに元気なるのか?
>
> 自分でうってた、注射的なものを何度もさして、倒れないのか?
> なぜ、平然とはしていないけれど、普通の人異常なことができるのか?
> 子供を産んだ後も、なぜ腹痛を訴えていたのか?
確かにそのへんツッコミどころ満載ですね・・・
出産後は安静にしてほしいものです。
>rikoさん
> 私は、ヴィッカーズはアンドロイドだと考察致します。
> ヴィッカーズは、デヴィッドよりも高度(感情を持ち合わせた)なのです。(参照 デヴィッド『バイラル動画』)ですので、脱出用ポッドを使用したのではないかと考えられます。
> 冷徹なのは、目的が第一のため無駄なものは省きたい。デヴィッドも、目的のためなら人体実験を行う冷徹です。
> 他にも、デヴィッドには、古代語を教えていたので(インプットしていた)ヴィッカーズには古代語が分からないのが説明が付きます。
> では、ヴィッカーズの目的はなにか。
> もちろんデヴィッドとは目的が違います。
> しかし、二人とも”あの方“の差し金であることは間違いないでしょう。
参考になったので追記させてください。
「努力が足りない」という台詞も意味深ですよね・・・
> ヴィッカーズの発言に
> 『私の仕事はあなたたちを管理すること』と言っていましたが、その真意とは。
確かにそのようなことも言っていましたね。
これも彼女がロボットであるかのようなセリフであると思います。
宇宙船は最初の方に二つ以上あることが判明しますけど…
最初の方、プロメテウス号が星に着陸する直前、
博士が着陸場所を見つけたとき「影を作らない」的な言葉を言いました。
その後、エンジニアの宇宙船の上にある遺跡が二つあるのが確認できたはずです。
> 宇宙船は最初の方に二つ以上あることが判明しますけど…
> 最初の方、プロメテウス号が星に着陸する直前、
> 博士が着陸場所を見つけたとき「影を作らない」的な言葉を言いました。
> その後、エンジニアの宇宙船の上にある遺跡が二つあるのが確認できたはずです。
参考になりました。追記しておきます。
神は直線をつくらない◯
1.続編に関してですが続編よりも恐怖のディレクターズカットファイナルカット完全版を皆さんお忘れではないでしょうか何しろ監督はリドリースコットなのです。
2.手術に関してですが帝王切開は自分は経験はありませんが手や足が一本吹っ飛んだ(千切れたでも可)だけで人間はショック状態でヒィヒィな状態になります映画の登場人物は皆さんお元気で頑丈ですね。あと自分的に共感したのは冷凍睡眠から覚めてゲーゲーやるじゃないですか監督がエイリアンの後で全身麻酔かけるような手術を体験したんじゃないかと思います。吐き気こそないですが全身麻酔から覚めた後の悪寒と不快感その他ときたら二度とゴメンです死んだ方がマシあと胃カメラも。
へその緒は監督があーゆーのやりたかったんじゃないでしょうか切羽詰った状況と観客が痛がりそうなのただそれだけ映像的に。
3.ビッカーズがアンドロイドとは自分は思いもよりませんでしたアンドロイドは死を恐怖するでしょうか?死亡するシーンで必死に走りすぎな気がします逆にボルト顔負けに猛スピードで脱出してもいいですが、それに何よりわざわざ宇宙服の着用は必要ないんではないでしょうか。
あと他所でも書きましたがエンジニアって何考えてんでしょうか呑気すぎるよ、兵器開発(?)に時間かけ過ぎだし仲間が死んでんのに寝てるんじゃない!彼らの文明なんかとっくに滅亡してると思います。あの事故(?)発生時の慌てっぷりと対処(=ほぼ全滅)みてるとあながち荒唐無稽とも思えないんですがショウ博士がエンジニアの星で見たものは廃墟と無数のエッグチェンバー…
2万年(?だっけ)呑気に爆酔してんだからヒトの話くらい一寸聞いてやれと2時間くらいエンジニアに説教してやりたいのは自分だけでしょうか。
大変興味深い考察で、何度も読み返してしまいました。
私もいくつか感じたことを書かせていただきます。
タイトルに冠された「プロメテウス」を額面通りに受け取るのであれば、それは人間に対し慈悲の心を持つ神が存在していたということでしょう。
エンジニアが住む惑星には、何代にも渡り、人間が住んでおり、彼らは家畜同然に扱われていたので、彼らの防御策として、火(エイリアン的な力)を授けたのではないかと、考えました。
これなら、起きぬけに白巨人が襲ってきたことも、納得がいきます。
地球に残された壁画は、招待状ではなく、警告ではないのでしょうか。
> 3.ビッカーズがアンドロイドとは自分は思いもよりませんでしたアンドロイドは死を恐怖するでしょうか?死亡するシーンで必死に走りすぎな気がします逆にボルト顔負けに猛スピードで脱出してもいいですが、それに何よりわざわざ宇宙服の着用は必要ないんではないでしょうか。
たしかにそうですよね。
あそこまで生きることにこだわるのは、ロボットであるならばちょっと違和感があると思います。
理由は忘れましたが、デイヴィッドも宇宙服を着ていたので、個人的には着用については問題はないように思えます。
> 2万年(?だっけ)呑気に爆酔してんだからヒトの話くらい一寸聞いてやれと2時間くらいエンジニアに説教してやりたいのは自分だけでしょうか。
その気持ちわかります。
デイヴィッドを問答無用で壊さず、会話して欲しかったです。
> タイトルに冠された「プロメテウス」を額面通りに受け取るのであれば、それは人間に対し慈悲の心を持つ神が存在していたということでしょう。
> エンジニアが住む惑星には、何代にも渡り、人間が住んでおり、彼らは家畜同然に扱われていたので、彼らの防御策として、火(エイリアン的な力)を授けたのではないかと、考えました。
これは新解釈ですね。
人間がエンジニアたちを支配していた背景があるなら、エンジニアが彼らを見て怒ることも当然です。
そうであるなら「慈悲を持つ神」は、エンジニアたちにはいなかったのかもしれません。
3D、吹き替え版でしたが、吹き替え版の女性が、演技力がなく、全くセリフの棒読みで、面白さを相当落としました。
「エンジニア」の説明が、字幕であれば、もう少しわかりやすかったです。
「人類起源・・」については、不満の残る感じでした。
ただ、凄い探査隊なのに、行動には突っ込み所満載で、「実写版 宇宙戦艦ヤマト」の荒っぽさを思い出しました。
アッと云う間にヘルメット外し、異星生物の簡単な持込み、勝手なサンプル採取、クルー間のSEⅩ、割合貧弱な戦闘武器、脱出時にいつの間にかヘルメット着用などなど
気になった点
あのエンジニアが乗っていたのは、私は巨大な銃座だとばかり持ってましたが、あれが操縦席だったのでしょうか?
エイリアン第1作のサイズと違うように、思い出しましたが・・・
ヴィッカーズは人類でしょう。
そうでなければ、人口冬眠(?)から、起きる場面もないでしょうし、体力回復の運動も必要ないでしょうし、何と言っても
逃げる必要がないですから・・・・
それにしても、異星の地下迷路で、初めて見た生物に、無警戒で近づくもんでしょうか?(アノ二人の科学者のことです)
もう少し、上手い接触の理由があったのではと思いました。
あの巨大な顔の謎が、知りたいです。
(まさか、ただの記念碑?)
剛力彩芽さんはちょっと・・・という意見はそこらで聞きますね・・・
> アッと云う間にヘルメット外し、異星生物の簡単な持込み、勝手なサンプル採取、クルー間のSEⅩ、割合貧弱な戦闘武器、脱出時にいつの間にかヘルメット着用などなど
あの行動のいきあたりばったり感はなあ・・・
> 気になった点
> あのエンジニアが乗っていたのは、私は巨大な銃座だとばかり持ってましたが、あれが操縦席だったのでしょうか?
> エイリアン第1作のサイズと違うように、思い出しましたが・・・
エイリアンと比べると少し小さめに思えますよね。おそらく操縦席だと思います。
> ヴィッカーズは人類でしょう。
> そうでなければ、人口冬眠(?)から、起きる場面もないでしょうし、体力回復の運動も必要ないでしょうし、何と言っても逃げる必要がないですから・・・・
そういえば運動してましたっけ・・・結構自分は忘れてしまったようです。
デイヴィッドは死への恐怖がないように思えますね。
> それにしても、異星の地下迷路で、初めて見た生物に、無警戒で近づくもんでしょうか?(アノ二人の科学者のことです)
> もう少し、上手い接触の理由があったのではと思いました。
手を差し出すなよ!とツッコミました。
> あの巨大な顔の謎が、知りたいです。
> (まさか、ただの記念碑?)
たぶんそうです・・・かな?
参考になったので少し追記します。
で、ここからは皆さんの意見から自分が想像した事なんですが、確か巨大顔のある部屋にエイリアンの絵が描かれていたと記憶しています。エイリアンが誕生したのは偶然と思っていましたが実は必然だったのではないでしょうか?偶然だとしたらエイリアンの絵が描かれていた事が説明できないですよね?あの蛇みたいなヤツは最終的にはエイリアンの姿になるように調整されていたのではないでしょうか?
例えば敵対組織男性に黒い卵?を飲ませ侵入させ暴れさせます。劇中では寄生された科学者は男性相手に暴れていましたが、相手が女性だった場合、無理やり性交し体内により強力な生物を寄生させます。そして女性から寄生生物が生まれた後、フェイスハガーの様に口から体内に卵を植付け最終的にエイリアンが生まれるという流れです。
自分で書いて凄くまどろっこしいとも思いましたが、敵対組織を内部から破壊するには割とアリなのかとも思いました。まあ自分の妄想なので軽く流して下さい。続編楽しみですね、では失礼します。
最後は大爆笑ですね。
笑いをこらえるのに必死でした。
エイリアンシリーズを見ていない若い世代には
わかるまい!
自分は宇宙船の明らかに【神の鉄槌】の打ち下ろしという図になっていたのが気になりました。
ヴィッカーズ(覚醒直後に腕立て伏せしてたのでバスケスと同様に人間でしょうね)にはプレス。
ショウには、、、。
あの差は一体?って思いました。
ギリシャ神話とキリスト教と進化論
神話からみ
エンジニアは人類からみて神の立ち位置
冒頭のエンジニア(罪人なのかも)はプロメテウス系 人類を創造
LV-233のエンジニアはゼウス系 プロメテウスを処罰 人類を抹殺
U字宇宙船 パンドラの箱
デビットの破壊 神に対する冒涜であるから
キリスト教からみ
約2000前に人類抹殺を企てたのはキリストが誕生したから
もしくは、プロメテウス系のエンジニアが地球に逃亡しキリストとなった為
進化論からみ
黒い液体が、様々に変異して色々な生物になる。
・ヴィッカーズは人間か?
セロンさんなので存在感あるんですが、殆ど何もしていない
なので。。。死んでいない(ショーも、一寸潰されたようで実は。。。でした)
とすると、LV-223に残ったのはエイリアンの原型とヴィッカーズ
ビッグチャップ(エイリアン1のエイリアン)のデザインがバイオメカなので、ヴィッカーズは、いずれ襲われて。。。
ビッグチャップ=エイリアン原型+ヴィッカーズであり
ヴィッカーズは、サイボーグ(機械化人間)ではないかと思いました。
(ロボコップの逆で脳神経系のみ機械化)
ビッグチャップ=ホロウェイ(男性)+ショー(女性)+エンジニア(神)+メカ
すげーほんとかよ(笑)
で、キッカケはディビット(完全な機械)!?
・<あの方>
P.ウェイランドのクローンだったりして。。。根拠なし
エイリアン誕生について推測してる記事を読んで
私も同感しています。
映画エイリアンのあのカタチになるにはまだまだ寄生と変化を
繰り返さないといけません。
クイーンが卵を産み、新しいエイリアンが誕生する部分は
アリやハチのようですね。ってことは地球で進化した?
この生物兵器を最初に作ったのはエンジニア?プレデター?
おっと、広げすぎると混乱しますねw
タイトルにある件ですが、他の方も書いているとおり
惑星の洞窟内壁画に書かれているのは間違いなくエイリアン。
ってことは今回の進化の工程を経る必要がある。
感染人間(男)→性行為→人間(女)→出産→エンジニア寄生
です。しかしこの惑星にはエンジニアしかいなかったハズだから
上記過程の人間部分を全てエンジニアにしてもDNAが同じだから可能
ってことはエンジニアにも性別はあったんでしょう。
ラストに生まれたエイリアンが男性性器に似てるのも
そのおかげだと思います。
そいえば映画冒頭の黒液体飲んでたエンジニアは
パンツ履いてたしね(笑
って事で、どーでもいい事かもしれませんが
エンジニアにも性別があるのだろうという推測でした。
余談ですが、あれだけ文明が進化しているエンジニアでも
銃で倒せるエイリアンが退治できなかったんですかねぇ。
洞窟ないでいっぱい死んでましたよねw
・「お父様」の娘にしては若いなぁ
若くして死んだ娘を模して作ったとか。
・自分がアンドロイドであることを知らない?
ブレードランナーのレイチェルと同じように。
とか思いながら見ていました。
見たのは、吹替版ですがヴィッカーズについては、アンドロイドだが自分自身がアンドロイドであることを知らないのでは無いのか思いました。そう考えると、個人的に人間性やコールドスリープしていると思っています。また、劇中の壺についても生物兵器であると考えるのと、生き残ったエンジニアの暴れっぷりを見ると、エンジニアたちは戦闘種族だったのではないでしょうか?で、冒頭の惑星を地球とするなら、出てきたエンジニアは、生物兵器であるあの黒い液体を調整し自分のDNAを素にヒトを造ったのでは無いでしょうか?なら何故あのエンジニアがヒトを造ると決意したのかといえば、生物兵器の暴走での多くの仲間の死を見て自分達種族が破滅に向かっているのではと考えた上での行動だったのではないでしょうか?故に、冒頭のエンジニアこそが、プロメテウスだった。デヴィットたちが言っているあの方は、ウェイランドでコールドスリープ中でも、会話が出来ていたと思います。夢や過去の記憶を覗き見ている描写があったので、そこまで出来る技術があれば寝ている間でも、ある程度の意思決定が出来ると思います。そしてホロウェイに黒い液体を飲ましたのは、ホロウェイ自身の好奇心さとデヴィットとの会話での捧げる覚悟のくだりではないかと思います。最後にエンジニア自身が、戦闘種族と考えれば目覚めた直後の行動には納得できるかと思います。以上ですが、僕はこんな感じではないかと愚考しています。
> 見たのは、吹替版ですがヴィッカーズについては、アンドロイドだが自分自身がアンドロイドであることを知らないのでは無いのか思いました。
これは面白い解釈ですね!是非追記させてください。
そしてホロウェイに黒い液体を飲ましたのは、ホロウェイ自身の好奇心さとデヴィットとの会話での捧げる覚悟のくだりではないかと思います。最後にエンジニア自身が、戦闘種族と考えれば目覚めた直後の行動には納得できるかと思います。以上ですが、僕はこんな感じではないかと愚考しています。
好戦的な民族であれば確かにあの行動も納得できるかも・・・
ありがとうございました。
エイリアンの誕生は必然だったのかもしれませんね・・・
あの流れでないとエイリアンは生まれなかったのだから、確かに偶然にしてはできすぎだと思います。
> 最後は大爆笑ですね。
> 笑いをこらえるのに必死でした。
自分も実はニヤニヤ笑ってしまいました。
「エイリアン」を知らない方からすれば「???」な展開かもしれません。
> ヴィッカーズ(覚醒直後に腕立て伏せしてたのでバスケスと同様に人間でしょうね)にはプレス。
もう自分はそのシーンを覚えていません・・・すみません。確かに運動は人間でないとしないかも。
あの死に方はちょっと・・・大女優なのにひどい扱いですよね。
> ・ヴィッカーズは人間か?
> セロンさんなので存在感あるんですが、殆ど何もしていない
> なので。。。死んでいない(ショーも、一寸潰されたようで実は。。。でした)
ロボットなんであの「プチッ」でも生きてるのでは・・・
続編で出てくるかもしれせんね。
> 繰り返さないといけません。
> クイーンが卵を産み、新しいエイリアンが誕生する部分は
> アリやハチのようですね。ってことは地球で進化した?
> この生物兵器を最初に作ったのはエンジニア?プレデター?
> おっと、広げすぎると混乱しますねw
自分はエイリアンシリーズの展開を忘れていたので、いろいろなエイリアンの形態のことをすっかりわすれていました。
映画1作目のエイリアンになるのはまだまだ先のことですね。
> タイトルにある件ですが、他の方も書いているとおり
> 惑星の洞窟内壁画に書かれているのは間違いなくエイリアン。
> ってことは今回の進化の工程を経る必要がある。
> 感染人間(男)→性行為→人間(女)→出産→エンジニア寄生
やはりあの壁画はエイリアンなのですね・・・・
そしてあの過程も仕組まれたことかも。
> ってことはエンジニアにも性別はあったんでしょう。
> ラストに生まれたエイリアンが男性性器に似てるのも
> そのおかげだと思います。
> そいえば映画冒頭の黒液体飲んでたエンジニアは
> パンツ履いてたしね(笑
そうでしたね(笑)
エンジニアに性別があるかも?というのも面白いです。
> 余談ですが、あれだけ文明が進化しているエンジニアでも
> 銃で倒せるエイリアンが退治できなかったんですかねぇ。
> 洞窟ないでいっぱい死んでましたよねw
あのホログラムは「エンジニアたちがいっぱいやられたよ」というのを示すだけのものだったような・・・
もう少し退治できてもよさそうなものです。
> ・「お父様」の娘にしては若いなぁ
> 若くして死んだ娘を模して作ったとか。
そういえば100歳を超えている設定でした。
> ・自分がアンドロイドであることを知らない?
> ブレードランナーのレイチェルと同じように。
同じリドリー・スコット監督作であるし、それもあるかもしれません。
エイリアンシリーズ、プレデターシリーズ、プロメテウス
時代(年表)の流れってどうなんでしょうか?
プロメテウス(2089年以降?)で最後のシーンでエイリアンが生まれたんですが
エイリアンVSプレデターってもっと昔に地球に来てますよね?
作品的にどのような流れになってるんでしょうかね?
プレデターは番外かもしれませんが・・・
①
私は、第1作で、今だからわかったのですが、いわゆる”エンジニア”が乗っていたのは、私は巨大な銃座(兵器)だとばかり持ってました。
なんだか、ものすごく大きなものだった印象があるのです。
エイリアン第1作のサイズと違うように、思い出しました。
私の記憶違いでしょうか
②
どなたかが、エイリアンシリーズの時系列を知りたいと書かれていますが、それは面白い結果が出そうです。
私も、ぜひ知りたいと思います。
どなたか、教えてください。
③
与太話です。
エイリアンを検索したら、「トンでもエイリアン・シリーズ」があるんですね。
ちっとも知りませんでした。
当たると、パクル。
中国ばかりじゃないんですね。
>②
たぶん、こんな感じかと
1987:「プレデター」
1997:「プレデター2」
2004:「AVP」
2089:「プロメテウス」壁画発見
2092:「エイリアン」エレン・リプリー誕生
2093:「プロメテウス」出発
2096:「プロメテウス」LV-233 到着
2122:「エイリアン」
2157:「エイリアン2」LV-426 入植
2179:「エイリアン2」救出作戦
2270:「エイリアン3」
2470:「エイリアン4」
冒頭に登場したエンジニアの身体は限りなく人に近い印象でしたが、生き残りのエンジニアは首から下のディテールがエイリアンに近い印象でした。
バイオスーツを着ていたからではないと認識しているのですが、生き残りの方は何らか変化を遂げた状態だったんでしょうか?
だとして、この辺りを作中で理解出来る要素はありましたか?
宜しくお願いします。
ありがとうございました。
プレデターが、圧倒的に早かったんですね。
プレデターは、異星人であり、タイムマシンに乗れる、知的生物なんでしょうか?
どっかの話では、Pが成人の通過儀式みたいに、A狩りをするなんて話でした。
謎は深まるばかりです(楽しみが増えました)
ライノさんが時系列をまとめてくださったので、記事に追記します。
ありがとうございます!
調べてみると時系列をまとめた記事を見つけたので、こちらリンクも追記しておきます。
>遺跡にあった「筒」もエッグチェンバーの原型のようなものなのかもしれません。
私はあの倉庫に無数にあった「筒」はエンジニアが創り出した
創造物(エイリアンしかり色々な生命体)DNAが入った物なのでわないのでしょうか。
あれってみなさんなんだと思います? 紹介されてるなら申し訳ありませんが。。。
謎②
>紀元前にエイリアンとプレデターがいたのならば
プロメテウスの最後でエイリアンぽいのが誕生したとすれば紀元前にいたエイリアンは・・・?
プレデターはエンジニアが創り出した生命体でないと思いますが
プロメテウスの次作でプレデターが出てきたらはちゃめちゃになって面白そう(笑
続編でヴィッカーズ本人が「死んだはず!?」的な演出で出てきそうな気がします。
Pの第2作 アメリカの大都市での殺戮事件。
事件が落着して、プレデターが帰る時、「この前来たのは15??年」とか云いました。
年表で、それを探しても、わからなかったのですが、どなたかご存知しょうか?
起源の順番 ①エンジニア、②プレデター ③人類なんでしょうか?
セロンの「あの方は何と言っていたの?」(デビッドが「聞かないほうがいい」と答えていた場面ですよね)
は「what did he say?」で、
父親を「he」と呼ぶのは普通なので私は普通に父親(社長)のことと思いました
私はセロンは父親にコンプレックスを抱いていて
(社長がデビッドを「私に息子はいないが、息子というものに一番近い存在だ」と紹介していたとき
セロンが「ぴくっ!(じゃあ娘の私は何なのよ!)」という顔をしてたし)
ある種の少女的な期待をこめて「何て言ってたの!?」と聞いのだと解釈しました
搭乗した理由も同じく
セリフまんまですが「地球に残って2年間後継争いに明け暮れるくらいならきたほうがマシ」も、本音の一部ではあるかと
あとデビッドがエンジニアに言った内容は「この老人はもっと生きたいと思っています。かなえられますか?」
との映画の言語担当スタッフの弁です^^
謎が多くもやもやした気持ちでいたので、このブログを読んでだいぶすっきりしました。
どなたかが書かれていましたが。。。
帝王切開のシーンで、医療ポッドが「この機器は男性専用です」と返答するくだりが確かにありました。
あれっ、冒頭に出てきたヴィッカーズ専用の物とは別にもう一台あったのかな。。。と違和感を感じたので覚えています。
彼女がアンドロイドかどうかはわかりませんが、婦人科系の病気にはならない人なのは確実ですね。
コメント返信してなくてすみません。
>ダフネさん
こちらの意見が素晴らしかったので、記事に反映したいと思います。
> 「what did he say?」で、
> 父親を「he」と呼ぶのは普通なので私は普通に父親(社長)のことと思いました
なるほど!
むしろ字幕でちょっと誤解させてしまったのかもしれませんね。
> 私はセロンは父親にコンプレックスを抱いていて
> (社長がデビッドを「私に息子はいないが、息子というものに一番近い存在だ」と紹介していたとき
> セロンが「ぴくっ!(じゃあ娘の私は何なのよ!)」という顔をしてたし)
> ある種の少女的な期待をこめて「何て言ってたの!?」と聞いのだと解釈しました
そんな細かい心理描写があったのですね!
> あとデビッドがエンジニアに言った内容は「この老人はもっと生きたいと思っています。かなえられますか?」
> との映画の言語担当スタッフの弁です^^
もう答えがあったのですね。確かにそれが一番妥当そうです。
ありがとうございました!
本日ファーストデイでプロメテウス見て参りました。
もしかしたらTVシリーズにしたかったんでないかと思えるほどのキャラクターの生かし方のもったいなさに思いましたが、映像的に中盤からの圧迫感がすごく色々話が飛び飛びで説明不足尺不足なままではありましたが楽しんできました。
おそらくグロOKで話の補完が好きな人は楽しめる映像だったように思います。
ヴィッカーズさんはモヤモヤしますね。
しかし、まさか最後で母親から見捨てられた子が反抗期を乗り超え、親を守るために敵と死闘を繰り広げた挙句、一皮むけて成長するとは思いませんでしたw
まさに種族の違いや様々な行き違いによる精神的葛藤を超えた親子の素晴らしさを描いたステキシーン!
(うがった物の見方)
何にせよ、またこうやって色々考察すると次作も含めて色々楽しめるように思います。
こちらのレビューや考察でも楽しませてもらいました。
しかし次作は母を訪ねて三千光年とかになるんですかね?
映画タイトルの答えが一番冒頭にあったとの考えもあるのですね。私としてはエンジニアは生物兵器を作る攻撃的な異星人で
その生物兵器を作るために地球を餌の宝庫とするために人類を
誕生させたのだと思いたいですね。
突っ込みどころは多かったけど、個人的には楽しい映画でした。
主人公の手術シーンですが、ホッチキスは糸より早く、緊急を要する手術ではよく使われます。
手術痕を消したいなら埋没法、急ぎならホッチキス。主人公が「Harry(急いで)」だっけ?
うろ覚えですが叫んでいたので、コンピューターがその意見を参考にして急ぎでホッチキスを使ったのかも?
後、手術カプセルが男性専用なのは、社長専用のカプセルだったのと、他の方々もおっしゃっていますが「あの方」の意見ではないでしょうか?
あの方が役員だと仮定します。
社長の不老不死の妄想と役員の生態兵器の開発。役員は生態兵器を手に入れる為に幾つかの手段を用意してました。
博士にウイルス感染、主人公にエイリアン妊娠。堕胎処置をさせないため&コンピューターに余計な負荷(女性用の治療プログラム)を与えないために女性用の治療プログラムを削除したのではないかと愚考します。
ついでに手術室には生物を成長させるものは多いのではないでしょうか?
例えば葡萄糖の点滴、酸素ボンベ、輸血用血液等々。無論、頑丈な金属製で覆われてますが宇宙服すら溶かすエイリアンの体液。生半可な金属など溶かしてしまうで
ご意見ありがとうございます。
> 手術痕を消したいなら埋没法、急ぎならホッチキス。主人公が「Harry(急いで)」だっけ?
> うろ覚えですが叫んでいたので、コンピューターがその意見を参考にして急ぎでホッチキスを使ったのかも?
確かに漫画の「MONSTER」や「ジョジョの奇妙な冒険」でもホッチキスを使って縫合の代わりにするシーンがありました。
緊急の方法としては理にかなっているのかもしれませんね。
> 後、手術カプセルが男性専用なのは、社長専用のカプセルだったのと、他の方々もおっしゃっていますが「あの方」の意見ではないでしょうか?
> あの方が役員だと仮定します。
> 社長の不老不死の妄想と役員の生態兵器の開発。役員は生態兵器を手に入れる為に幾つかの手段を用意してました。
> 博士にウイルス感染、主人公にエイリアン妊娠。堕胎処置をさせないため&コンピューターに余計な負荷(女性用の治療プログラム)を与えないために女性用の治療プログラムを削除したのではないかと愚考します。
> ついでに手術室には生物を成長させるものは多いのではないでしょうか?
> 例えば葡萄糖の点滴、酸素ボンベ、輸血用血液等々。無論、頑丈な金属製で覆われてますが宇宙服すら溶かすエイリアンの体液。
なるほど!
これは納得できますね。以上は追記します。
ほかの方もコメントありがとうございます。全てを記事に反映できず、すみません。
それにしても、一番初めのエンジニアは、何故死ぬことによってしか、遺伝子を残せなかったんでしょうか?
地上に残されたエンジニアへの処罰だったのでしょうか?
顔が二段階にスライドしています。
クイーンの幼体(幼体が見れるのも素晴らしいが)なのに誰も気が付かない!
気づけよ!
私も参加させていただきたいです!
個人的には、ヴィッカーズは人間であってほしいと思います。
でもレプリカである説も捨てがたいです。(本物の彼女は地球)
宇宙服は、デヴィットも「(ヘルメットは着けなくても大丈夫だけど)一応ね」みたいなことを言っていたと思います。
レプリカヴィッカーズが、自分を人間だと思い込んでいるなら宇宙服を着用するのにも納得です。
肉体関係を持ったあの隊員に、不自然なところがなかったか聞いてみたいです。笑
父親からの「なんだ、お前も乗っていたのか」という言葉を、『本物の娘は安全な地球に置いてきた』という愛情に感じました。
デヴィットは、より人間に近づきたかった。
そして、人間を超えた存在にも憧れた。
アンドロイドでも『命』を『創造』できることを証明したのだと思いました。
最後にショー博士に頭部を抱かれ、母親の温かみを味わったのではないでしょうか。
以下は、私の母からの意見です。
「ショーは、危機一髪で自分の子に助けられたんだね。」
返信が遅くなってすみません。
> 個人的には、ヴィッカーズは人間であってほしいと思います。
> でもレプリカである説も捨てがたいです。(本物の彼女は地球)
それもありそうですね!続編で、人間Verの彼女も出てくるのかも・・・
> 肉体関係を持ったあの隊員に、不自然なところがなかったか聞いてみたいです。笑
未来の技術が進化していたら、気づかないかも(笑)
> 父親からの「なんだ、お前も乗っていたのか」という言葉を、『本物の娘は安全な地球に置いてきた』という愛情に感じました。
そんな台詞があったのですか!(←もう忘れている)
それもありそうですね。
> デヴィットは、より人間に近づきたかった。
> そして、人間を超えた存在にも憧れた。
> アンドロイドでも『命』を『創造』できることを証明したのだと思いました。
> 最後にショー博士に頭部を抱かれ、母親の温かみを味わったのではないでしょうか。
ショウとデヴィッドの会話シーンは印象に残ります。
> 以下は、私の母からの意見です。
> 「ショーは、危機一髪で自分の子に助けられたんだね。」
エイリアンシリーズでは生まれた子ども(それが異形のものであっても)への愛情を描く場合が多いです。
そういう見方もできますね(お母様、素晴らしい!)