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過保護ドラキュラとチャラ男の戦い「モンスター・ホテル」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はモンスター・ホテル(原題: HOTEL TRANSYLVANIA)です。


個人的お気に入り度:6/10

一言感想:人間のほうがウザいモンスター映画


あらすじ


ドラキュラは一人娘のメイビスを大切に育ててきた。
メイビスはいまだ「モンスター・ホテル」の中から出たことがなく、118歳の誕生日を前にどこか浮かない気分だった。

バースデイパーティのためにホテルに怪物たちが集まってきているさなか、人間の青年ジョナサンが迷いこんでしまう。
怪物たちに見つかる前に、ドラキュラはジョナサンをなんとか追い返そうとするのだが、メイビスに見つかってしまって・・・




えーつかぬことをお聞きしますが、この映画の存在、知っています?

本作は日米同時公開という好待遇で、上映劇場もそれなりに多いのにもかかわらず、恐ろしいほど一般にアピールされていません。
吹き替え版が豪華キャスト勢ぞろいなのに、予告編が1種類しか作られていなかったりで、宣伝のやる気のなさが見て取れます。

今年公開された「ザ・マペッツ」、昨年公開された「アーサー・クリスマスの大冒険」のように、「本国では話題性があるけど、日本では受けそうもないから宣伝費をかけず、劇場公開だけはとりあえずしておこう」な作品なのでしょう。

来週(10月6日)に「ロラックスおじさんの秘密の種」が公開されれば、余計にファミリー層のお客を取られてしまいそうです。
不憫で仕方がありません(ちなみに興行成績は初登場11位でした)。


さて、本編はとっても楽しい、ファミリーに安心しておすすめできる作品に仕上がっています。

本作の物語の主軸は2つあります。
①過保護な親と、それに反発する娘
②いきなり現れたチャラ男と、怪物たちとの交流

①は普遍的なものなので、多くの方が共感できるでしょう。
注目すべきは②。「モンスター・ホテル」にいる怪物たちを変えるのがバリバリのチャラ男なのです。

モンスターホテル ジョニー<見た目も性格も言動もチャラい。フランケンシュタインのメイクをしてる。

正直言って、こいつすげえウザい
ちなみに、日本語吹き替え版でこのチャラ男を演じているのはオリエンタルラジオの藤森慎吾です。

ふじもり<君カワウィ~ネ~とか言う人

台詞も彼のための用意されたのか「カワウィ~ネ~」だけでなく「それウィ~ネ~」とか「チョリーッス」とかほざきます。おかげでウザさが10割増しに。いや演技は上手いし、役にあっているんだけど。

この青年を受け入れれるか否かで作品の評価が変わりそうな勢いですが、ちゃんと「いいやつ」である描写もあるし、親近感がわくような工夫もされているので、そこまで不快と感じることもないでしょう。

なにより「チャラ男がよい変化をもたらす」という展開がすごく面白いのです。
彼は「ノリにまかせろ!」という後先考えない性格なのですが、その価値観が怪物たちにとって新鮮であり、劇的に変化をする引き金になるのです。
チャラ男という人種のことを、もっと認めてやってもいいのでは?と思わせるパワーがそこにはあります。

また、川島海荷さん演じるメイビス(ドラキュラの娘)がとっても可愛いです。

モンスターホテル メイビス<口癖はなぜか「きまい」です

彼女は118歳ですが、ちょうどマイナス100歳して18歳の少女のような印象ですね。デーモン閣下が10万24歳と言うのと似たようなもんです。
境遇は「塔の上のラプンツェル」のヒロイン(同じく18歳)にそっくりでした。


一本の映画としては物足りない印象もあります。
これは悪役の出番が少なかったり、中盤のドタバタの割合の比重が大きくてバランスが悪いことなどが原因。
ドラキュラの仲間たちの活躍や、終盤の冒険をもっと観たかったですね。

3Dの効果はそこそこの印象なので、本作は2Dでもよいでしょう。
エンドロールまでしっかり楽しませてくれますよ。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にどうぞ↓















~過保護なドラキュラVSメイビス~

ドラキュラは誕生日を前に、長年外の世界に憧れていたメイビスに、街へ行くことを許します。
しかし街はドラキュラがこしらえたウソの街であり、ゾンビが扮した人間に、メイビスは脅かされてしまいます。

ドラキュラの思惑通り、メイビスは「もう二度と外には行かない」と言います。
なんとも不憫ですが、これには重大が理由があるのです。


~ジョナサンとドラキュラ~

チャラくて怪物たちのいるホテルに興味津々のジョナサンは、保守的なドラキュラとは対照的なキャラクターです。
ドラキュラが一生懸命ジョナサンを隠し、追い出そうとする姿はそれだけで楽しいコメディ。クスクス笑わせてもらいました。

ジョナサンが「日本のお笑いライブを見に行きたい」と言ったのも大笑い。お前こそ(吹き替え限定)がお笑い芸人だよ。

目からウロコが落ちたのが、「杭を胸に打たれるのは苦手?」とジョナサンが聞いた時の「そんなもん刺されて死なんやつがいるか!」という台詞。確かに。
つーかドラキュラは弱点多すぎですよね。


~つまらないパーティを盛り上げよう~

ジョナサンは即興で「フランケンシュタインのいとこ」に扮し、なんとか怪物たちに溶け込みます。
彼は壇上でギターをひき、皆の注目を集めますがすぐにドラキュラに止められてしまいます。

パーティの余興が始まるのですが、それはすげーつまんないものでした。
ビンゴ大会もジェスチャーゲームもグダグダ。あまつさえ眠くなるクラシック音楽までかかっています。
ここでジョナサンは皆の前にキックボードで大アピール。
後には騎馬戦を提案してますます皆の注目を集めるのです。


~ジョナサンとメイビスは日の出を観る~

ジョナサンはドラキュラにホテルの外に連れ出されますが、階段の下で出会っていたメイビスと再会します。

ジョナサンはメイビスに「121歳(ウソの自分の年齢)は一度きりだ!楽しまなきゃ!」と言います。
長く生きてきたメイビスにとって、今を楽しく生きようとするジョナサンは魅力的に映ったのでしょう。

ジョナサンは日に気をつけながら、メイビスの肩に手を回し、日の出を見せます。
メイビスが「こんなに美しいものを見たのははじめて・・・」と言うシーンは、とってもロマンチックでした。


~再びジョナサンとドラキュラ、そして・・・~

ジョナサンとドラキュラは、「空飛ぶ机」に乗って遊んで、いつの間にか意気投合。
正反対の彼らが「楽しい遊び」で仲良くなるのは観ていて微笑ましいです。

そしてドラキュラは、妻の思い出をジョナサンに語ります。
ドラキュラの妻は、人間の放火により、亡くなっていたのです。
彼が娘のメイビスを人間に合わせたくないというのも、そのためでした。

ドラキュラは、メイビスがジョナサンにに恋をしていることを口にします。
一度はそのようにジョナサンを認めようとしたドラキュラでしたが、ダンス会場でジョナサンとメイビスがキスしようとしているのを見て、つい「メイビスにウソの街を見せた」ことを言ってしまいます。

そしてジョナサンが人間だということも、調理人(正体はノートルダムのせむし男)の告発によってバレてしまいます。

立て続けにウソをつかれたことがわかったメイビス。
さらにジョナサンは、ドラキュラの想いを受け、「ごめん、モンスターは嫌いなんだ」とメイビスに言い、ホテルを去ってしまうのです。


~ママからの手紙~

メイビスは「全部パパのせいよ!」と言い、ふさぎこんでしまいます。
ドラキュラは、妻が娘の118歳の誕生日に送ったカードを見ます。

そこには「ビビンときたら(恋に落ちたら)、その気持ちを大切にね」という母からのメッセージがありました。

これでは終われないドラキュラは、フランケンシュタイン、狼男、ミイラ、透明人間とともに、ジョナサンを迎えに行くのです。

道行く途中、狼の娘がジョナサンの臭いを嗅いで、彼の足取りだけでなく飛行機の座席指定番号まで当てるという展開も大好きです。


トランシルバニアの人々~

空港そばの「トランシルバニア」の街では「We Love Dracula」などの看板が掲げられており、怪物たちが好きな人によるお祭りが行われていました。

しかし人ごみが多くて通れないので、フランケンシュタインは、「怖がらせて道を開けてもらうため」に屋根の上に上がり、吠えます。
しかしそこいるのはフランケンシュタインをはじめとする怪物のファンばかりなので、かえって喜ばせてしまうのです。
フランケンシュタインは「ドラキュラのために道を開けて!」と頼みます。

人間たちが「ドラキュラだから飛んでいけばいいんじゃ?」「バカ、ドラキュラは火に当たると焼けちゃうよ!」と会話をして、フランケンシュタインが「さすがはモンスターおたく!」と言ってくれるのが嬉しかったです。

人間たちは腕でアーチを作り、ドラキュラが日に焼けないようにその上に布をかぶせ、ドラキュラ専用の道を作ってくれました。

長年人間を恐れ、忌み嫌われていると思っていたドラキュラ。
ジョナサンとトランシルバニアの人々が、彼に「人間にもいいやつがいる」ことを教えてくれて、嬉しかったです。


~空港へ~

しかし、すぐそばの空港では、ジョナサンを乗せた飛行機はすでに飛び立ってしまっていました。
ドラキュラは日に焼けつつも、コウモリに変身して追いつこうとします。

ドラキュラは機長を操り、機内放送で自分が間違っていたこと、そしてジョナサンに戻ってきて欲しいことを口にします。
そしてドラキュラは機長に空港に逆戻りさせ、機内の人々はがっかりしたようにため息をつくのでした。

さすがにドラキュラの行動は迷惑すぎですよね。
あれだけ日にさらされていたのに、ドラキュラが燃えてしまわないという説得力がなかったのはちょっと残念でした。


~モンスターホテルへ、レッツゴー~

再びモンスター・ホテルに戻ったジョナサン。
ジョナサンはメイビスに「モンスターは嫌い」と言ったことを「だって君のお父さんに脅かされそうでさ」と告げます。
メイビスとジョナサンは再びキスをしようとしますが、ドラキュラはやっぱり許せないのか、つい「驚かせちゃう」のでした。

最後はみんなでミュージカル。
ドラキュラがこの上なくノリノリでラップを披露してくれました。

エンドロールで見せたのはカートゥーンのようなアニメと、ドラキュラ城のモデルとなった場所の風景でした。
そこに当たり前のように、メイビスとジョナサンがいるのも嬉しかった!

ハロウィンを前に、素敵なモンスター映画が観れてよかったです。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2012-10-02 : 映画感想 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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No title
最近ツタヤのCGアニメコーナーで見て借りたんですが、まさかこのサイトにレビューがあるとは思いませんでした。ヒナタカさんにとっては何年前の話だ、って感じだと思いますが楽しい映画だったのでコメントを残しておきます。「メアリーと秘密の王国」も「ブルー」もそうですが、もっと大勢に見てもらいたい作品です。
2015-08-12 00:41 : ぎお URL : 編集
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『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
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『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
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<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
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『LIFE!』
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<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
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『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
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<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
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