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少年誌にしては挑戦しすぎ?漫画版「新世界より」レビュー

11月10日に映画「悪の教典」が公開されます。

エログロ大好きな三池崇史監督によるR15+指定作品、
主演の伊藤英明だけでなく、二階堂ふみ染谷将太という「ヒミズ」コンビの豪華キャストなど、
楽しみでたまらない要素が盛りだくさんです。

個人的に注目しているのが、原作者が貴志祐介さんであることです。
初めて読んだのが「クリムゾンの迷宮」で、そこからはもうハマリにはまった小説家さんでした。
個人的なオススメは「青の炎」と「天使の囀り」。
後者は最大級のレベルのグロ描写があるので気軽にはおすすめしませんが、それが大丈夫な方にはぜひ読んで欲しいです。


さて、貴志祐介原作で最近映像化されたのは、「悪の教典」だけでなく、「新世界より」があります。
文庫本であると上・中・下巻に分かれるという読むのに労力を要する大作なので、映像で本作のことを知れるのは喜ばしいことでしょう。

「新世界より」が映像化された媒体はアニメ。
ニコニコ動画で観ることもできます↓
<新世界より 第一話「若葉の季節」 ‐ ニコニコ動画(原宿)>

貴志祐介好きとしては楽しみに思い観てみたのですが・・・これわかりづらい
キャラクターはあまり立っていないし、専門用語は説明不足だし、回想シーンのはさみ方もわかりづらいし・・・正直、原作を読んでいないと話についていくのは難しいと思います。
(追記)何話か観ると、意味不明だったシーンがどんどん氷解していく構成になっていました。

長くなりましたが本題。
今日は原作を読んでいなくてもわかりやすい&楽しめる漫画版「新世界より」をご紹介します。

及川 徹
440円
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まずは世界観を紹介しましょう。
舞台は1000年後の日本(茨城県)で、少年少女たちは外界とは隔たれたまま暮らしています。

001新世界より

004新世界より

はるか未来ではありますが、文化はむしろ退行しているように思えます。
しかし、未来に住む彼らは新しい力を手にしていたのです。


その力の名は「呪力(じゅりょく)」。言わば超能力、もしくはサイコキネシスです。

002新世界より<「カードの家(トランプタワー)」を作る「班対抗対決」

その能力を培うための学校があり、このような「実技」を測定する場もあるのです。
人によっては「ハリー・ポッター」を思い出す設定かもしれませんが、その世界観の恩恵もあり、オリジナリティも十分に感じられるようになっています。


少年少女らは比較的「守れた」生活をしているのですが、その生活の端々に不穏な影も見かけるようになります。
その発端となるのが「バケネズミ」という化物たちです。
自分たちのテリトリーにいるバケネズミは人畜無害な存在ですが、冒険を続けるうちに、そうではないモノたちに出会うのです・・・

003新世界より<おだやかじゃない「バケネズミ」たち

初めての脅威と出会い、戦い、成長していく5人の少年少女たちの姿は普遍的に楽しめるでしょう。
こうした恐ろしい化物の描写をはじめ、小説の世界観は見事に再現されているのです。


漫画ならではの良さとして、キャラの可愛らしさははずせません。

005新世界より<顔を赤らめる主人公「早季」。あざとい

絵がとっても綺麗なうえ、表情がとても豊かなのでとても読みやすいと思います。
「新世界より」はジャンルとしてはSFファンタジーですが、こうしたジュブナイルの要素も重要でした。
漫画でもそれが十分に表現されていたのが嬉しいのです。


「新世界より」の世界観や用語を知るためには、本作が最も手っ取り早いのではないでしょうか。
アニメを観たけどさっぱり意味がわからなかった方、小説を読む前に予習をしたい方にもおすすめです。

ただ、本作は原作やアニメで感じられる「不穏な空気」があまり感じられず、明るめでポップな作風になっています。
これは原作やアニメを知っている人には賛否のあるところでしょう。
展開も原作からの改変や省略が多いので要注意です。



あ、そうそう、重要なことを言い忘れていましたが、本作品には少年誌掲載とは思えないエロ要素が満載なのです。
いや↑の表紙からそんな予感はしていたけど・・・その画像はとてもここでは使えません。
しかもそれが「レズシーン」なので、余計に読む人を選んでしまいまそうです。

原作でもそういう描写はふんだんだったのだけど、そこをパワーアップするとは思いもよりませんでした。
検索するとエロいということばだらけで何よりです。
amazonのレビューで原作・貴志祐介の「To Loveるという的確な指摘があったので笑いました。

↓こちらで1話が読めます
新世界より - 講談社コミックプラス

テーマ : アニメ・コミック
ジャンル : アニメ・コミック

2012-10-10 : いろいろコラム : コメント : 3 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
アニメそんなにわかりづらいと思わなかったし演出とかも面白いと思うんだけどな、まあ始まったばかりだからこれからどうなるかわからないけど
2012-10-11 13:37 : URL : 編集
Re: No title
個人的にはアニメの演出はミステリアスで面白く感じていたのですが、それ以上にわかりにくさが先行してしまっている印象でした。
自分も今後に期待しています。
2012-10-11 19:43 : ヒナタカ URL : 編集
No title
原作も難解な設定である上に
アニメは石浜監督独特の作風でさらに分かりにくくなってますからねぇ…

その点においては
原作改変の激しい漫画版の方が分かりやすいという残念な状況に陥ってますね。
2012-11-27 19:22 : 好きなキャラはすばるたん!(∪^ω^) URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
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<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
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<2011年上半期公開>
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