2012年 映画ワースト10
自分は「踊る大捜査線 THE FINAL」「劇場版テンペスト3D」「新しい靴を買わなくちゃ」「月光ノ仮面」「グレイヴ・エンカウンターズ」「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」などの、今年を代表する核地雷は観ていないので、参考程度にどうぞ
*好きな映画があったらごめんなさい
*以下にある映画のタイトルをクリックするとそれぞれの感想へ飛びます
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10位 ハンガー・ゲーム
ここまでゲーム部分がつまんないのは致命的。
「バトルロワイアル」がいかに優れた作品だったかがわかります。
なにがびっくりって、キャッチコピーの<ネタバレ反転>「『生存確率1/24』が嘘八百」だったこと。
「人類の起源」をさんざんあおっておいて内容が全然違う「プロメテウス」よりはマシだけど。
9位 終の信託
検事の汚い手口や病気の描写、役者の演技は素晴らしかったけど、序盤の冗長さと主人公の女医に感情移入できないのがツラい。
映画の号泣シーンで、ここまでの嫌悪感を感じたのははじめてでした。あれがなければ十分いい作品だったと思います。
8位 ヘルタースケルター
主人公の内面描写がかなり省略されているので、誰もが共感できない。
えぐいしエロいし音楽のセンスも嫌い。
一番きついのは大森南朋さんの中二病臭さ満点の台詞。そこを原作以上に盛らなくてもよいでしょうに。
沢尻エリカははまり役でした。
7位 任侠ヘルパー
ヘルパーの名を冠しているのに、ヘルパーの仕事をしている人への敬意が感じられない。
仕事をテーマとするのであれば、リアリティをもって仕事の描写をすることは最低ラインの条件だと思うのだけど、この映画はそれすら満たしていません。
よいシーンもあるし、この映画を評価する人もとても多いのですが、どうしてもこの点だけは受け入れられませんでした。
yahoo!映画のステマっぷりも気持ち悪かった(それを指摘するレビューは削除されている)。過剰に褒めても作品のためにならないと思います。
6位 TIME/タイム
バカップルの珍道中。知的さ皆無のごり押し展開。
失笑を誘う「お母さんダイブ」など、ある意味見所は満載です。
5位 ダーク・シャドウ
ティム・バートン監督は過去に「猿の惑星」のリメイクですげーがっかりしたことがあったけど、それが再来するとは思わなかった・・・
監督らしい悪趣味さは存分に楽しめるのですけどね。
4位 スノーホワイト
ここまで気持ちよくジブリをパクった映画は、これと「星を追う子ども」くらしか思いつきません。
記事には書いていないけど、「シシ神様が首を伸ばして変身する」ときの構図も完全にパクっていた。「もののけ姫」とこの映画の某シーンを比較すると(たぶん)面白いよ。
小雪の吹き替えも批判を浴びましたが、おそらくプロメテウスのゴーリキーよりはマシでしょう。
レビューは書いていて気に入っています。
3位 ファイナルジャッジメント
幸福の科学が作った「20世紀少年」みたいな映画。
期待をさせるシーンも多かったけど、それを裏切るオチがあまりにもつまらない。
中国への批判がわかりやすい&それに対する答えを呈示している点では「神秘の法」よりはマシである。
2位 アナザー ANOTHER←自分の気持ち
そして1位はやっぱりこれ!
1位 神秘の法
これだけ観るのが苦痛に感じたアニメはないよ。
「ファイナルジャッジメント」より宗教臭さがグレードアップし、会話シーンがとにかく退屈で、「宇宙人は本当にいるんだよ!」という押しつけがましさがウザい。
どうせならUFOがビーム出しまくって戦ったり、創○学会のような宇宙人がでてきたらよかったのに。それなら楽しめた。
この映画はアカデミー賞に出品されましたが、世界中のみんなは無視すればいいと思います。
感想を読むのが面倒な方のために、<こちら>(外部リンク)にネタバレを4行でまとめました。
あ、そうそう、もうひとつ殿堂入りというか、今年最強の映画がありましたね。
ある意味1位 貞子3D
「リング」の続編としてみてみるとゲロ以下のにおいがプンプンするぜぇー!な駄作。
脚本のひどさは「少林少女」にすら匹敵する。
「終の信託」「任侠ヘルパー」「ファイナルジャッジメント」はこの作品に比べれば5億倍は志が高い。
純粋な恐怖の対象だった「リング」そして「貞子」をこんなふうに貶めた罪は重いだろう。
でも「エクスクロス」などのC級おバカホラーが好きな自分としては大好物な部類。
観ていてめっちゃ楽しかった。劇場であんだけゲラゲラ笑ったのははじめての経験だった。
別次元の映画として観ればそれでいいんじゃないでしょうか。終盤の20分を観ればそれで十分だけど。
これも<こちら>にネタバレを6行でまとめました。
ちなみに本作にある「叫ぶ→何かが壊れる(爆発する)」展開のことを「イヤボーン」というらしいです。知らんかったけど知らんでもよかった。
さらに同じ監督でまた続編が作られるそうです。
モンスター貞子が次にバトルするのが誰か、とっても気になりますね。
そんなわけで「ティム・バートン」「アンドリュー・ニコル」「周防正行」という大好きな監督による作品がそれぞれランクインしてしまったのが残念すぎな2012年でした。
次回作に期待しています。幸福の科学の映画は二度と観ません。
ちなみに入れようか迷ったのは「トータル・リコール」や「ボーン・レガシー」です。
来年も「つやのよる(←微エロ注意)」「実写版ガッチャマン」「実写版図書館戦争」などの香ばしい作品たちが待っています(面白かったらどうしよう)。
「アナザー」は、原作面白かったのに、「なぜこうなった・・・」ってぼやいてる友達が多かったです。笑
まあ、僕はその中の一つも見てないので、ホッとしていいのか悪いのか・・・。笑
ちなみに、「貞子3D」は、(別の意味で)面白そうですね。
今度、借りてみようかな。一年の疲れが笑って吹っ飛びますもんね!笑
民主大敗、自民圧勝、国防軍一直線、でもやっぱり幸福実現党ゼロの来年は『ファイナルジャッジメント2』を是非とも作ってほしいと思うシオンでありました、まる。
>yahoo!映画のステマっぷりも気持ち悪かった
これを☆4~5にしている人が
ワンピースZの方を軒並み☆1~2にしてたのには笑ってしまいました
とはいえ、映画の中で『エクソシスト』『オーメン』のシーンまで余り気がつかなったのですが。
ワーストに入れるには、チョット、かわいそうな気が。
『ジョン・カーター』(?)でしたか、あっちの方が当確の様な気がします。
それと、日本映画でCUTなんてのも酷かったです。
『任侠・・』に出ているアノ白痴芸人には、映画の仕事を出さないように願います。
今年一番泣いたのは『あざとい様な手法でしたが』、”エンデング・ノート”でした。
実は、私は、腎臓癌のサバイバーで(片腎になりました)、マア今の所は、好き勝手(と云っても、自重自重の慎重)生活で、何時次の段階に行くのか判らないのです。
だから,死と隣り合わせたような映画には、弱いのです。
時々、「東京物語」を見て、泣いてます。
冷静に好きな方は良いのですが、暴れん坊がいらっしゃるのが残念ww。
「貞子3D」はマジメに観るとク〇の極みなんですが、ある意味楽しめるので、終盤だけ観るのだったらおすすめですよ!
前半はむしろ疲れがたまりそうなほど出来が悪いのでおすすめしませんw
>シオンソルトさん
「2」なんて観ないですよ!
>名無しさん
ステマではない、ちゃんと作品をレビューしている人にも失礼だと思います。
>sakuraさん
ジョンカーターは大コケっぷりが気の毒なので選べないところがありますw
2013年は「東京家族」というリスペクト作品も上映されますね。
>名無しさん
賛否両論あるのはいいことだと思うのですけどね。
ただこういう作品があるからこそ、傑作がより一層輝くというものですよねー♪
そういう意味では少しは感謝(?)しないといけないのかもしれません
個人的今年度新作映画ワースト3は
<邦画>
1位:劇場版 私立バカレア高校
2位:ツナグ
3位:踊る大捜査線 The Final 新たなる希望
<洋画>
1位:ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋
2位:シルク・ドゥ・ソレイユ3D
3位:TIME/タイム
タイトルを見るだけで、映画館でスクリーンを眺めながら目がだんだん死んでいった記憶が蘇ってきます・・・
ちなみに地雷を踏みに行って観た『新しい靴を買わなくちゃ』は、他人のイタイ恋愛ごっこを茶化しながら楽しむという視点を持てば、相当面白味のある作品でしたよ笑
今年もよろしくお願いします。
貞子3Dなど生ぬるいような作品もわずかにですが邦画にはありました。
本当に恐ろしいのは全く話題にならず、それ故に批判もされていない映画だということですね。
当然ながらミステリではないしホラーとしても理不尽な超常現象が起き
文章中で”これはこういうものなのだ”と諦観する(実際何の解決もしない)ので
何が起きてもはいはい仕方ないねとなってしまう
この原作が評価されてることの方がよっぽどホラーだと思います