2012年 映画ベスト20
1位と2位はどちらを上にするか迷いました。
2012年に劇場公開された作品のみを選んでいます。
*タイトルをクリックするとそれぞれの映画の感想に飛びます
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20位 るろうに剣心
「20世紀少年」「ROOKIES」「デビルマン」・・・日本の漫画の実写映画化はアレすぎるものが多かったですが、それらとは比べものにならないくらいによい作品。
ぜひ原作の「京都編」の実写化もしてほしいです。
19位 幸せへのキセキ
単なるサクセスストーリーで終わらせず、人間ドラマとして秀逸でした。
「Why Not?」がこんなにも力を持っていることばとは思わなかったです。
ちなみに予告編の出来は最低最悪である。何度劇場で観ても飽きなかった「レ・ミゼラブル」を見習え。
18位 ザ・レイド
強すぎ殺りすぎ容赦なし。すんげーアクション映画でした。
ハリウッドじゃ絶対ない荒々しいつくりがなんとも魅力的。
17位 白雪姫と鏡の女王
なんでこれ海外で評判が悪いんだろう?と本気で思うほど面白い。
ジュリア・ロバーツの「お高くとまっている」イメージを利用したイジり方が楽しい。
エンディングの多幸感も格別です。
16位 おおかみこどもの雨と雪
細田守監督の作品は不思議なもので、これほど多くのファンを集めているのにもかかわらず賛否両論がつきまとっています。
アニメという媒体だからこそ、リアリティや表現に気になることが多いのでしょう。
でも自分は大好き。日常生活から起こるトラブルや成長をとても繊細に描いています。
15位 海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIE(DVDで鑑賞)
オープニングから超熱いコラボレーション作品。
こういう作品を観ると、劇場でも「戦隊もの」を観たくなっちゃうなあ・・・
14位 タッカーとデイル 史上最悪にツイていないヤツら(DVDで鑑賞)
ピュアなおじさんが好きな女の子のために奮闘するラブ・スプラッター・コメディです。すげえジャンルだな。
悪趣味だけどこの上なくハッピーになれる快作。大好きです。
13位 ヘルプ ~心がつなぐストーリー~
登場人物がだいたい性格悪いのがいいですね。
「最強のふたり」など、重い問題や障害を描いていてもコメディとして明るく笑える作品は大好きです。
12位 鍵泥棒のメソッド
笑って笑って最後にほっこり。この上なく幸せになれる素敵な映画です。
広末涼子は超ハマり役でした。
11位 ダークナイトライジング
これだけ長い映画なのにひとときも退屈しなかった。
前作に比べるとややアラも感じますが、十分すぎるほどの期待に応えた完結編でした。
10位 別離
なんてイヤな話なんでしょうか・・・
観た後は気分が沈んでしょうがなかったけど、このラストだからでこそ考えられることがあると思います。
医療やイランという国が抱えている問題を内包した、隙のない完成度の高さを誇っています。
9位 ポテチ(DVDで鑑賞)
何気ない台詞による伏線があまりにも上手い。脚本の力を感じさせます。
主人公が唐突に泣きはじめるシーンは、はじめは「なんで?」と思うはず。
でも真相を知ってからそのシーンを観るともらい泣きしそうになります。
8位 アシュラ
映画を観た後に原作漫画を読んでみると、ストーリーがだいぶ違っていました(ラストは特に)。自分は映画版のほうが好きです。
これほど多くの原作との差異があるのに、改悪と思えるものがひとつもなかったのには驚きました。
それどころか、より精錬され、作品のテーマも明確になっている印象を受けます。
原作を台無しにする映像化作品が多い昨今ですので、是非見習っていただきたいです。
7位 ヒミズ
これを観たときがいろいろ悩んでいた時期だったので、よけいに主人公に感情移入してしまいました。
あまりに極端な登場人物の描写に辟易してしまう人もいると思うけど、本作のストレートなメッセージは大好きです。
6位 エクスペンダブルズ2
大スターが敵をぶっ殺しまくるアクションをするだけのシンプル極まりない作品。だがそこがいい。
シュワちゃんの登場シーンが全てスベり知らずでした。
露骨なまでに「死亡フラグの回収」をしてくれるのも、「らしい」です。
5位 サニー 永遠の仲間たち
こういう若い頃の青春物語×大人になった主人公がそれを回想する物語は大好き。
音楽のセンスも抜群で、エンドロールの曲も涙が出るくらい嬉しかったです。
アラフォー世代ももちろんですが、是非若い方にも観てほしいです。
4位 マダガスカル3
観ている間ずっと幸せな作品でした。
作中で描かれるのは、「アーティスト」でもあった「古き良きものと、新しいもの」でゆれる登場人物の姿。
それに対する映画の答えが大好きです。
3位 トガニ 幼き瞳の告発
最近、韓国映画のレベルの高さを感じるのですが、その中でもナンバーワンの作品です。
子どもが性的虐待を受けている(売春をしている)問題を描いた作品には「闇の子供たち」もありましたが、映画としての出来、問題提起の仕方は本作のほうがはるかに優れています。
耳に入れるだけでも嫌悪感を持ってしまう物語ですが、その凄惨さから逃げずに映像化しているだけでも賞賛すべきことでしょう。是非多くの方に観ていただきたいです。
2位 桐島、部活やめるってよ
ダメダメな高校生たちを描いた青春映画の傑作。
素晴らしい青春を過ごした人にはピンとこないかもしれないけど、非リア充な高校時代を過ごした人には琴線に触れまくると思います。
自分は圧倒的に後者なので、登場人物に感情移入しまくりでした。できればこの映画の良さがわからない青春時代を過ごしたかったよ・・・
映画ならでは表現が多くある、日本映画でしかできない作品です。
1位 SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
本気で涙が止まらなかった。クライマックスではむせび泣いた。
オチコボレの青年が奮闘する設定だけでも大好きなのですが、それだけで終わっていない魅力がありました。
今年の評判のいい映画の中で、「アルゴ」を観ていなかったのは少し心残りでした。
好き嫌いが分かれるけど印象に残っているのは「メランコリア」「私が、生きる肌」「KOTOKO」「悪の教典」、
いれようかどうか迷ったのは「苦役列車」「ロボット」「ザ・マペッツ」、
出来自体はアレだけど個人的に大好きなのは「バトルシップ」「ロックアウト」などです。
上記作品には「別離」「ヒミズ」「桐島」「サイタマノラッパー」などの万人向けじゃない作品もあるので、何から観ればいいのかわからない方には「サニー」「マダガスカル3」「アシュラ」をオススメします。
昨年公開の映画で、DVDで観た作品では「電人ザボーガー」「ラブアゲイン」「灼熱の魂」も素晴らしかったのでそちらも是非!
<2ちゃんねる映画ブログ 2ちゃんが選ぶ今年のベスト映画&ワースト映画 2012>
今年は邦画の良作が多かったような気がします。
『サニー』『トガニ』『ポエトリー』等、韓国映画の圧倒的なクオリティは相変わらずでした。
個人的に今年度新作ベスト10は・・・
1位:この空の花 長岡花火物語
2位:桐島、部活やめるってよ
3位:DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on
4位:悪の経典
5位:SRサイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者
6位:おとなのけんか
7位:アルゴ
8位:高地戦
9位:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
10位:レ・ミゼラブル
でした!
その他では
『少年は残酷な弓を射る』『苦役列車』『おおかみこどもの雨と雪』『アベンジャーズ』『ザ・レイド』『エクスペンダブルズ2』『終の信託』『裏切りのサーカス』『ブライズメイズ』『ファミリー・ツリー』『ふがいない僕は空を見た』『私が、生きる肌』がベスト候補でした。
愛すべきB級映画は管理人さんと同じく『バトルシップ』、
あとあんな地味な主人公は見たことがないという点で『崖っぷちの男』も忘れられないです笑
http://blog.hangame.co.jp/agc_tailltea/article/39776869/
ちなみにコミック版は面白くありませんでした。
コミックレビューもされているヒナタカさん的にはどうなのか、こちらも興味はあったのですが…。
http://blog.hangame.co.jp/agc_tailltea/article/39852216/
6位ーエクスペンタブルズ2 11位ーダークナイト 13位ヘルプ 17位白雪姫・・・ 19位幸せのキセキ でした。
私は、エンデングノート 宇宙人ポール ヒューゴの不思議な・・ アーチスト マリリン 白雪姫と・・・ 最強の二人
プトメテウス ダークシャドー ヘルプ 順不同になりました。
「高地戦」ははじめて知りました。
「この空の花」は悪の教典と並び今年の賛否両論の代名詞な印象です。
終の信託がお好きなのにワースト映画に上げてしまってすみませんm()m
>シオンソルトさん
ちょっと歴史ものが苦手なのでパスしていました。
設定は面白そうです。
>sakuraさん
マリリンは自分は未見でした。
ダークシャドウワーストに上げてしまってすみませんm()m
1位 桐島、部活やめるってよ
2位 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ
3位 シルク・ドゥ・ソレイユ3D
4位 マダガスカル3
5位 るろうに剣心
6位 ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
7位 レ・ミゼラブル
8位 映画「紙兎ロペ」
9位 ドラゴン・タトゥーの女
10位 最強のふたり
です。バトルシップと悪の教典をどうしようか悩みましたが・・・
ワーストはアナザーぶっちぎりですね。幸福の科学映画は最初から地雷だと思って観てませんから。あとタイタンの逆襲が個人的には・・・な一本でした。