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今生の別れ「ライフ・オブ・パイ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日です。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:「これってこういうことじゃない?」の連続だよ!


あらすじ


パイは小説家の男に、自分の半生を語りかける。
少年のパイは草食主義者であり、いくつもの信仰を持っていた。
ある日パイは家族と、動物園にいた動物たちとともに、日本の漁船に乗り、海を行く。
それはパイの過酷な漂流生活のはじまりだった・・・




グリーン・デスティニー」「ブロークバック・マウンテン」のアン・リー監督最新作です。

本作はブッカー賞を受賞したベストセラー小説「パイの物語(原題は映画と同じくLife Of Pi)」を原作としています。

ヤン・マーテル
680円
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サバイバルものと聞くと、ノンフィクションの作品であると思われるかもしれませんが「ライフ・オブ・パイ」はちょっと違います。
映像と物語はファンタジーに彩られ、哲学的な思想をも併せ持ち、それどころか単なるサバイバルに終わっていません。
作品そのものの解釈が人によって異なるような作風になっているのです。

この物語に隠されている真実はカンのいい人なら気づくだろうし、それほど驚きはないのかもしれません。
作品全体の解釈は難解ではなく、むしろ映画では明確な答えを出しています。

むしろ重要なのは、真実が明かされることによって、今まで観てきた出来事や、美しい風景に隠された意味があるように思えることです。

アン・リー監督の作品は今までも単純な解釈で終わらせないところがあって、この作品でもそれは発揮されていました。
もともと奥深い作品であった原作を、この監督に撮ってもらって本当によかったです。

この映画は誰かと一緒に観に行くのもよいでしょう。
「あのシーンはこういうこと?」「でもここはそうだったよね!」と会話が盛り上がると思います。

一人で観ても、映画に隠されたいくつものメッセージは、自らの人生観を見つめ直すきっかけになりそうです。


そして、言わずもがな映像の素晴らしさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
加えて、音楽もその映像にマッチしていました。

Soundtrack
891円
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*ちなみに予告編で流れたコールドプレイの「paradise」は本編には使われていませんでした
本作はCGを巧みに使い美しい映像を作り出しており、その全てが文句のつけようがありません。

登場するトラもCGで作られているのですが、映画を観てみると本物としか思えないクオリティです。
音と映像を楽しむために、できるだけ音響設備のよい映画館で観ることをおすすめします。

物語はファンタジックですが、サバイバルの描写もしっかりしています。
それもそのはずで、「大西洋漂流76日間」の著者で知られるスティーブン・キャラハンがアドバイザーとして参加をしているのです。
どんな逆境でも生き抜こうとする「知恵」「勇気」にはきっと元気づけられるはずです。

また、本作に登場するトラは「リチャード・パーカー」という奇妙な名前です。
公式ページにもありますが、この名前は
ミニョネット号事件で殺された少年
ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語に出てくる青年の名
・水兵たちが起こしたノアの反乱の首謀者
の名前です。
どのリチャード・パーカーも海に関わる出来事で、無残に死んだ者たちです。
映画を観たあとには、なぜこの名前をトラの名前に冠したのかを考えてみることをおすすめします。

また、「パイ」という名前も円周率の「π」からきているニックネームです。
主人公は本名が「piss(おしっこ)」を思わせるものでからかわれていたため、この相性を広めるという「防衛策」をとりました。
この愛称の意味も、また奥深いものとなっています。

とにかく美しい映像と、奥深い物語に魅了される本作は幅広い方にもおすすめします。
動物は出てきますが、宗教的な印象も多く、漂流する前の序盤の描写は少々退屈です。
子ども向けとは言い難いので、その点だけはご注意を。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓ いきなりオチ部分を書いているので要注意!















~本当の物語~

ラスト、助けられたパイは日本の調査員2人に、「奇想天外じゃない」話をします。
それは、あまりに残酷な物語でした。

小舟に乗って漂流していたのは全部で4人。
パイ、船員の一人、ベジタリアンの母親に「肉汁ぶっかけごはん」をすすめていた嫌なコック、そして母親です。

船員は足を切断され、死に、コックはその足を海へ放ります。
母親はコックに食ってかかり、コックに殺されます。
そしてパイはコックを殺します。

パイの話を聞いていた小説家は、いままでの話の動物たちに、その登場人物が置き換えられることに気づきます。
・船員=シマウマ
・コック=ハイエナ
・母親=オラウータン
・パイ=トラ
というように・・・・

ここで
いままでの話はすべてホラ話だったのか?
それとも、調査員に話しているほうが体裁を保つための嘘なのか?
と、思うことでしょう。

しかし映画を思い返してみれば、どちらが本当で、どちらがうそかというのは明確に思えます。
調査員に語った、残酷な物語こそが真実でしょう。

根拠は以下です



・成人のパイは、小説家に語る物語が「漂流」の話に向かおうとしたとき、ちょっと戸惑っている
・船が嵐にあったとき、牢に入れられていたはずのシマウマやトラが何故か外に出ている
・パイは小舟に乗って助かったときのオラウータン=母親に「きっと家族と会えるはずだ」と励ましている
・大きな体のトラが突然船の布の下から出てくるが、パイは驚いてはいない
・「トラの目を見ている時、トラの目に映る自分を見ている」とパイは言っている
・ハイエナが殺したシマウマとオラウータンの死体、トラが殺したハイエナの死体がいつの間にかに消えている
・パイのアップからカメラが深海に潜り込んでいったあと、カメラが海上に戻るとトラのアップへとつながる
・パイは調査員に残酷な物語を語るときに、本気で涙している
・パイは、小説家に物語を語ったあと、家族のことを「『猫』と子ども2人がいる」と言っている



漂流生活では、動物のフンや、腐ってしまうであろう(動物が殺された瞬間にはありましたが)死体など「嫌なもの」「汚いもの」は姿を見せません。
パイが最後に家族を「猫」と呼ぶことで、実際にいる人間を動物にたとえたことを暗に示していたのかもしれません。
パイから語られた、美しく、奇想天外な物語は、パイが望んでいたものでもあるのでしょう。

真実の物語を映像で見せず、観客の想像に任せたのも上手かったと思います。

そういえば、パイが最後に紹介した奥さんはかつての想い人とは違う名前でした。
小説家はハッピーエンドとは言っていましたが、そうとも言い切れないのかもしれません。


~トラの意味~

それでは、本作のもうひとりの主人公である「トラのリチャード・パーカー」は何を示しているでしょうか。
自分はトラは、主人公パイの『凶暴性』だったと思います。

パイは海に出る前に、トラに出会い、肉を差し出そうとします。
パイは家族にそれを止められ、かわりに差し出された鹿をトラは食べます。

トラはほかの動物を捕食し、命を奪う存在です。
菜食主義者のパイとは対照的です。

しかし「現実の物語」では、パイは母親を殺したコックに食ってかかり、殺します。
パイは現実には「凶暴化した自分」を見てきたのです。

だからでこそ、想像の世界で凶暴を象徴するトラを作り出したのでしょう。
殺人を犯したあとで、パイはそれと戦い続けたのです。

しかし、パイにとってトラは忌み嫌うだけの存在ではありません。
パイはトラを殺そうとはせず、共存を目指そうとします。
彼はトラに対して「恐怖が緊張感を生んだ」「彼にエサをあげることが生きがいになった」とも言います。

彼は凶暴性を「飼い慣らし」、かつ漂流の中でその凶暴性こそが生への希望・渇望へとつながったのでしょう。


~食人島の意味~

途中でたどり着いた島には、おびただしい数のミーアキャットがいました。

一見楽園のように見えた島でしたが、夜になると様相が違います。
水は酸化してしまい、ミーアキャットは木に逃げ、蓮の花の中に入った「人間の歯」までありました。

島は「食人島」であり、それ自身が人間や動物を喰らうような場所だったのです。
実は島は、全体像が映ったとき、仰向けに寝た人の形をしていました。

また、ミーアキャットの一匹がトラに食べられていましたが、このときミーアキャットたちは全く動じていません。
夜になると、一斉に木の上に避難するのに、です。

この奇妙な島は、ミーアキャットたちは何を示しているのでしょうか。
自分は、食人島は現代の人間・社会を象徴するものであり、ミーアキャットもまた、何かを盲信する人間の集合体に思えました。

「昼間はいい体裁を保っていても、夜はその危険性を顕にする二面性」を表したのが食人島であり、
「集団で住んでいても、一人がどうなろうが知ったこっちゃない。でも社会(島)の変化には敏感である人々の姿」を表したのがミーアキャットたちなのではないでしょうか。

ミーアキャットたち<不気味なミーアキャットたち

社会から断絶されていたパイがやっとの思いでたどり着いたのが、そんな「人間」「社会」を表すものであり、そこからまた去らなければいけないというのは、なんとも皮肉めいたものを感じます。

*人食島の形は、作中に台詞としていて登場していたヴィシュヌ神を表しているのでは?とコメントをいただきました


~美しい漂流生活~

この映画の映像マジックにはとにかく酔いしれました。
朝焼けの美しさ、光る海、光る食人島の風景、トビウオが跳ねまくる画、全てが素晴らしかったです。

中でも忘れられないのは、海の底を見つめたときの「宇宙」、そして発光クラゲがいる中で出現したクジラの美しさです。

恋人が見える宇宙<海の底には想い人の顔、そして沈んだ船が・・・

はねるクジラ<はねるクジラ

本当に劇場で観てよかった、と思えました。

パイが少しの日差しをありがたいと感じたり、「ステップ1~3」でトラを手懐ける方法を考えるけどステップ4で「1~3は無駄だと思え」と言うシーンも好きです。


~名前~

トラの名前「リチャード・パーカー」は前にも書いたとおり、悲惨な死に方をしてきた者たちの名前でもあります。
この物語は、リチャード・パーカーへの追悼の意味もあるのではないでしょうか。
パイが神を信じ、漂流の途中の雷に神を見て「見ろ、リチャード・パーカー、美しいぞ!」と言ったのも、神に祝福されてほしいとの願いからのものなのでしょう。
パイが常にフルネームで呼んでいたのも、そのためだったと思います。

パイの名前の由来の「π」は割り切れない、永遠に続くものです。
人生の意味の問いかけがこの物語に込められているのなら、パイは人生そのものを示す名前です。


~信仰と宗教~

この映画はパイの2つ物語を通じて「人間」を描いた作品です。
パイはイスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教、ユダヤ教と多数の神を信じていました。
しかし主人公の父は「3つも信じるな、それは信じていないことと一緒だ」とも言っていました。
すべての神を信じるパイ=無宗教とするのならば、それは人間そのものを指すものに思えます。


前には「残酷な物語=真実」とは書きましたが、どちらの物語が本当でどちらがうそかと考えるのは、あまり意味がないと思います。

大切なのは正しいか否かでなく、信じること、つまり「信仰」でしょう。
信仰とは宗教だけに留まるものではありません。「物語を信じる」ことにも及びます。

パイの奇想天外な物語と、最後に語られた残酷な物語の、どちらの物語を「信じたいか」は、観客しだい。
それでよいのだと思います。



~別れを告げること~

メキシコにたどり着いたパイは、トラがジャングルに入っていこうとしていくのを見ます。
パイは「振り向いて、友情の終わりを告げる」ことを期待しますが、トラは振り向きませんでした。

去りゆく虎<勝手に去っていくリチャード・パーカー

パイはそのことに泣き崩れてしまいます。

パイがなぜ泣いたのかー
パイは「最も悲しいのは、別れを告げられないこと」と言っていました。
パイは仲良くなった女の子に別れを告げたことを思い出せず、両親や兄へ今生の別れも言えていません。

漂流の中で、パイが唯一友だと思い、生きがいとなっていたトラは別れを言わないまま消えました。
最後に訪れた別れは、漂流の中で共に戦っていた、見えない凶暴性という感情との決別なのです。

*振り向かなかった理由は(パイ自身がリチャード・パーカーなので)自分自身には別れなんて言う必要はないからなのでは?とコメントをいただきました

*以下の意見もいただきました
さよならを言わなかったのは、それはパイの人生がまだ終わっていないからです。
パイが自分の生命に別れを告げる時、人生の終わりその時こそがパーカー氏も別れを云いに来るのでしょう。
「まだ終わってない。今は休息の時だ。しかし、お前がその気になれば、俺はいつでも現れるのだからな。何故なら、お前は生きているからだ」
R・パーカー氏は、パイに向けた背中でそう言っているようです。


別れを告げることができなかったパイ。
だけど、映画のラストカットで、去る姿のリチャード・パーカーが観れて嬉しかったです。


おすすめ↓
『ライフ・オブ・パイ』の人食い島が意味するもの(映画を観た後でお読みください) - Togetter
【ライフ・オブ・パイ / トラと漂流した227日】船酔い しねまめも(イラスト)
【ネタばれ】「リチャード・パーカーに捧ぐ」 ユーザーレビュー - Yahoo!映画
【ネタばれ】「ただの漂流映画ではない」 ユーザーレビュー - Yahoo!映画
【ネタばれ】「煩悩。蓮の花のように美しく…」 ユーザーレビュー - Yahoo!映画
ライフ・オブ・パイ(ネタバレ)/神の愛は森に隠れてる - 雲の上を真夜中が通る
ライフ・オブ・パイ考察と感想~作品に込められた隠喩の数々~【映画レビュー】 【 PATRIK TIMES 】

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

2013-02-02 : 映画感想 : コメント : 19 : トラックバック : 3
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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
 トラと人との友情は成立するのか。  ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日  (2013年 アメリカ映画)90/100点 観る前はそこまで期待していませんで
2013-02-07 00:11 : 素人目線の映画感想ブログ
【レビュー】ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日
突然災害に巻き込まれ、無人島や雪山で遭難したり、はたまた大海原で漂流することになったらどうしよう・・・という妄想をよくします。 いろんなパターンでシュミレーションします
2013-03-14 20:55 : HENTAI★Cinema
映画「ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日」 圧倒的な映像美で描く人生の深淵
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2016-02-29 12:50 : エンタメで行こう。
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No title
本当に深い、深い映画でしたねー。
個人的には「物語」を肯定する結末が良かったです。
「物語」は映画だけでなく、聖書や神話も含めてのことだと思います。
なので、どの神や宗教が正しいかという限定的な話ではなく、どの神も信じるパイのようなスタンスも肯定する、間口の広い着地は日本人である自分も共感できました。
そういうスタンスが世界の戦争を止められるヒントなのかもしれないなぁと思いました。

真相の匂わせ方もウマイですよねー。
序盤に父親がパイに「トラの目を観ている時、トラの目に映る自分を観ている」という印象的なセリフ。
それが中盤にパイのアップからカメラが深海に潜り込んでいく⇒カメラが海上に戻るとトラのアップになる。
自分はそこで真相に気付きました。
そのシーンの空と海の境界が消え「宇宙」のようになる画が神秘的で震えましたよ!!
2013-02-03 00:08 : あだちん URL : 編集
Re: No title
そういえば、そのシーンもトラ=パイだと気づかせますね!勝手ながら追記させてください!
2013-02-03 07:21 : ヒナタカ URL : 編集
No title
南米の砂浜に打ち上げられたパイと、パーカーとの別れがあまりに唐突なので、吃驚しましたが、あの告白の後に意味が分かりました。
獣性との別れだったのですね。
あの告白がなければ、何ということもない映画でしたが、あの告白でまるっきり違う映画になりました。
それにしても、あの虎がCGらしいので、ソレにも吃驚です。
2013-02-03 20:01 : sakura URL : 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-02-04 20:19 : : 編集
めちゃくちゃ納得して泣いてます
いつも読ませていただいています。

凄い!霧が晴れたようです。
納得しまくってしまったので、わたしのレビューページに「カゲヒナタさんのブログで解説されています」とURLを紹介させていただいたのですが、構わないでしょうか。
報告ですみません。

どっちを信じるかは観てる人にゆだねるよー的な終わり方か〜よくあるヤツね、とか思ってましたが、ちゃんと劇中で分かるようにしていたのですね。確かに。

そうですよね、あんなに悲しい顔で泣いたりしませんものね。
2013-02-04 20:43 : ポリス姉さん URL : 編集
Re: めちゃくちゃ納得して泣いてます
ポリス姉さん、ありがとうございます。
どうぞ使ってください!

あとこれはポリス姉さんだけでなく、みなさんにも対してなのですが・・・コメントの返信が大変滞っていてすみません。
2013-02-04 22:53 : ヒナタカ URL : 編集
Re: こんにちは
オムレツさん、ごめんなさい、「ブログ管理者のみ見えるように」の設定だったのに、勝手にご意見を記事に反映してしましいました。
もしダメでしたら、コメントをください、削除します。
2013-02-04 23:42 : ヒナタカ URL : 編集
コメントについて
こんにちは、オムレツです。コメントについてですが、全然構わないです。根がチキンなので管理者さまにのみ見れたないいな…と思いました次第です。

ご多忙なようですが、身体にお気をつけてください。これからも更新楽しみにしています。
2013-02-05 20:40 : オムレツ URL : 編集
Re: コメントについて
よかったです!ありがとうございます。
2013-02-05 21:46 : ヒナタカ URL : 編集
ラストで主人公が語る一連の出来事の感想?を記者に求められた時『 おきている出来事に意味はない 』的な話をしていて、いちいち意味付けをしてしまうのが人間だよなぁ。。と思ってそればかりが印象に残ってしまいました。

ストーリーの解釈がイマイチ深読みしすぎてワケわからなくなっていたので、分かりやすく説明していただきスッキリしました(^^)
これを踏まえて、もう一度観に行きたいと思います。
ありがとうございましたm(__)m
2013-02-07 12:53 : ハタケ URL : 編集
Re: タイトルなし
ハタケさん、ありがとうございます。

> ラストで主人公が語る一連の出来事の感想?を記者に求められた時『 おきている出来事に意味はない 』的な話をしていて、いちいち意味付けをしてしまうのが人間だよなぁ。。と思ってそればかりが印象に残ってしまいました。

確かにその台詞がありましたね。とても「人間」が描かれた映画だと思います。
2013-02-09 11:06 : ヒナタカ URL : 編集
No title
この映画、最初は人生初の3Dで観ようとしたんですが
3Dメガネが合わなかったらしく15分で気持ちが悪くなり退場してしまいました
最初の15分はあまり面白くなかったしもう3Dメガネは嫌だし(3Dなし版は一日に一回しか上映してないんです)、ネタバレあらすじでも見てみるか、とこちらのHPに来ました
でもネタバレあらすじの2行目までを読んで(~本当の物語~のまさに2行目までです)
やっぱり面白そう!ネタバレなして見たい!と思い観てきました
観てよかったです!途中まで動物は人間のメタファーなのかな、とは想定していましたが
まさか虎の正体がパイ自身とは思いませんでした
この真相はものすごくショックでした・・・
なんなら家族の人数(パイを除く)と動物の数が同じだったので、
家族同士で殺しあった話なのかも・・・とか考えていました
もちろんそんな結末は考え違いであって欲しかったですが、真相は(個人的に)それよりも残酷でした
もう一回観ながら色々考えたい作品でした
2013-02-14 20:39 : kokonuts URL : 編集
Re: No title
kokonutsさん、ありがとうございます。

> でもネタバレあらすじの2行目までを読んで(~本当の物語~のまさに2行目までです)
> やっぱり面白そう!ネタバレなして見たい!と思い観てきました

そこでやめられてよかったです。真実を知ってから観ると、また新しい発見がありそうな映画ではありますが。


まさか虎の正体がパイ自身とは思いませんでした
> この真相はものすごくショックでした・・・
> なんなら家族の人数(パイを除く)と動物の数が同じだったので、
> 家族同士で殺しあった話なのかも・・・とか考えていました
> もちろんそんな結末は考え違いであって欲しかったですが、真相は(個人的に)それよりも残酷でした
> もう一回観ながら色々考えたい作品でした

自分は「家族同士で殺しあう」だとしたらもっと残酷だったと思います。
自分も、もう一度観たくなりました。
2013-02-16 13:26 : ヒナタカ URL : 編集
No title
今日のアカデミー賞のニュースでよく耳にしたので、ちょっとした不完全燃焼だった思いが沸き起こり、”ライフオブパイ””真実””ネタバレ”で検索してここに行き着きました。
すっきりしました!
ありがとうございました!
「どっちを信じるかは観てる人にゆだねます」というラストで、残酷な方だろうなとは思っていましたが、物語の伏線が読み取れなかったものですから、もっと深いものがあるにちがいないと思いつつ不完全燃焼で終わっていました。
今日はよく眠れそうです☆
2013-02-25 18:48 : 春ちょん URL : 編集
Re: No title
> 春ちょんさん
ありがとうございます、書いてよかったです。
2013-02-26 23:05 : ヒナタカ URL : 編集
うーん・・・
ライフオブパイ感想検索から来ました。
「残酷な物語こそが真実」と断定するのはちょっと乱暴かと思います。
結論が受け手に委ねられている映画ですから、
トラの話しが真実な人もいれば、
最後に語られるものを真実だと思う人もいるでしょう。

私はどちらでもない、と思うのです。
日本(=無宗教)の貨物船での遭難
4人の生存者(=四大宗教)
パイという名前、そして「227日」の謎。

ファンタジーや冒険物を象った、哲学と宗教の話し。
ソフィーの世界を思い出しました。
227日の謎については書かれていませんでしたが、ご存知でしたでしょうか。
22÷7=?

物事に必ず真実があるわけではない。
という結論でも良いのではないでしょうか。

いきなりの訪問で厚かましく、失礼しました。
明日、もう一度見てくる予定です。
2013-03-01 09:31 : ゆう URL : 編集
No title
リチャード・パーカー氏が別れを告げずに去っていくシーン。
さよならを言わなかったのは、それはパイの人生がまだ終わっていないからです。
パイが自分の生命に別れを告げる時、人生の終わりその時こそがパーカー氏も別れを云いに来るのでしょう。
「まだ終わってない。今は休息の時だ。しかし、お前がその気になれば、俺はいつでも現れるのだからな。何故なら、お前は生きているからだ」
R・パーカー氏は、パイに向けた背中でそう言っているようです。
2013-06-09 09:16 : 毬猫 URL : 編集
とても分かり易い説明有難う御座います。
私は残念ながら妊娠中だった事もあり、
劇場には行けなかったのですが、
昨日、DVDを借りて観ました。
1回目は表面上しか分からなかったのですが
2回目を観ると最後の日本の保険会社に
説明するところで疑問点が。
こちらのネタバレを拝見して、
あぁ、なるほど。となりました。
そして、驚愕しました。

人食島とインドの彼女(名前忘れました)は
何か関係があるのでしょうか。
彼女が民族舞踊を踊るシーンの後、
パイが彼女の後をつけ、振り付け?の意味を
問うところなのですがよーく思い出すと、
森→隠された→最後が蓮でしたよね。
思考力の弱い私ではイマイチ、ん?と
なってしまいます。
それから、最後の日本の保険会社の人に
何度も聞かれた沈没原因。
物語を観ている限りでは嵐によって、
沈没したと思えるのですが、なぜ
沈没した理由が分からないとなっているのか
宜しければ教えていただけると光栄です。

凄くおもしろい作品でした。
1本約500円近くレンタル料かかりましたが
それでも借りて良かったと思います。
2013-08-11 09:45 : U mam' URL : 編集
Re: タイトルなし
>
> それから、最後の日本の保険会社の人に
> 何度も聞かれた沈没原因。
> 物語を観ている限りでは嵐によって、
> 沈没したと思えるのですが、なぜ
> 沈没した理由が分からないとなっているのか
> 宜しければ教えていただけると光栄です。


正直、わかりません。
嵐もパイが作り出した物語であるというなら、もっと別の「醜い」真実があったのかもしれません。
2013-08-11 17:17 : ヒナタカ URL : 編集
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<2012年上半期公開>
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