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全編ゴリ押し「映画 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影(ファントム・ルージュ)です。


個人的お気に入り度:2/10

一言感想:
一言感想:ゴン


あらすじ


クラピカをおいといてキルアが友達がどーとか俺最低だとか悩む話。




*メタメタに書いているのでこの映画が好きな人にはごめんなさい

あまりに映画がつまらないので、大切な人を殺されたあげくにそのかたきから矛盾をつきつけられるゴン(主人公)のような形相になってしまいました。
もともと評判が恐ろしく悪かったので微塵も期待していませんでしたが、それでもキツかったです。

いろいろ問題点をあげていきましょう

①原作との矛盾点多すぎ
自分は原作コミックが大好きで、一応全巻読んでいます。
この映画版では一回読めばわかる程度の、原作の設定を無視しまくるシーンの連続なのです。
びっくりしたのが、入場者プレゼントとして配られていた「0巻」とすら矛盾しているシーンがあることでした。
「原作に描かれていなかったオリジナルストーリー」を謳っているくせに、映画本編はパラレルワールドと思うしかない勢いでした。

②キャラが自分の心情とか状況をしゃべりすぎ
この映画では「友達」「親友」「裏切ったりしない」など心底胃もたれしそうなほどたくさんの友情ワードが飛び交います。
ほかにも説明台詞が目白押し。これが大変クドくて不愉快でした。

③敵の能力ムチャすぎ
この映画には「オモカゲ」というオリジナルキャラクターが出てきます。
こいつの能力がほぼなんでもありなので全然駆け引きとかがありません

⑤バトルつまんなすぎ
原作のHUNTER×HUNTERは複雑な登場人物の想いが錯綜し、二重三重にも互いが裏を読むような「心理戦」が描かれた素晴らしい漫画作品でした。
しかしこの映画の戦闘はほぼ全てがゴリ押しです。気合があればだいたい勝ちます。

⑥音楽ひどすぎ
大げさな上にミスマッチな音楽も辛かったです。なんかスーパーとかでかかってそうな音色でした。
ゆずの主題歌は好きなのですが。

⑦キャラの描写&中盤からの展開がひどすぎ
中盤からのキルア(準主人公)の行動のバカバカしさは笑うしかありませんでした。

フォローしておくと、序盤はけっこう面白かったんです。
メインの物語自体もそんなに悪くありません。
キャラの見せ場は十分に用意されているし、挫折や仲間との一致団結も描かれています。サブキャラクターの描写もよくできています。

でもそんな良い点を押しつぶすほど悪い点が目立っていて、ファンにとっては怒りしか買わない内容になっています。
中盤以降はもうどうでもよくなって心が死にました。

また、予告編を見たほとんどの人が今回の物語で焦点があたっているのは「クラピカ」である印象を持つと思うのですが、実際にメインで活躍するキャラはキルアです。ここからもうチグハグ感が否めません。

原作を読んでいない人には不親切なところも多いし、大人には台詞と展開が幼稚すぎるし、子ども向けにしてはちょっと残酷なシーンもあるし、まさに誰が得するんだとしか言いようがありません。
でも今作はやたら12歳前後の少年たちがキャッハウフフしているシーンがあるので、その趣味の人なら気に入るかもしれません。

ちなみに今(公開から3週間後)なら大体の場所で「0巻」は無くなっています(自分は収録されている漫画の内容は「少年ジャンプ」誌上で読んでいました)。
そんなわけで観なくていいです。

以下、結末も含めて容赦なくネタバレです 原作(幻影旅団編)のネタバレもあるので注意↓原作を読んでいないと意味不明な箇所がありますが、ご了承ください。















・映画が始まる前、ゴンとキルアがHUNTER×HUNTERのキャラクターのおさらいをしてくれる
良い子向けの内容っぽく思える。原作はグロテスクなシーンが多いので子どもには見せたくないけど。

・オープニング、雨の降りしきる中、キルアはイルミ(兄)の見ている前で暗殺をする
このシーンがこの映画の中で一番面白かったです。
一瞬で要人たちを暗殺するキルアにしびれました。

・イルミは「お前に友達はいらない」とか言いながら、ボールを蹴って飛ばして「拾ってくれ」と頼んだ子どもたちを殺す
無関係なのに・・・あと雨がこんだけ降っているのに、なぜ子どもたちがボールを蹴って遊んでいるのか。
この映画はそういうところがいい加減だ。


・今までのはキルアの回想(もしくは夢)。キルアとゴンは列車の中で騒いで乗務員のお姉さんに怒られる。
お姉さんは怒りすぎてムンクのような形相になる。面白いと思ってやってるんだろうか?


・クラピカは「クルタ族」の生き残りの少年「パイロ」に再会するが、謎の能力により目を奪われてしまう
レオリオもそこにいて、キルアとゴンもそのことを知る

・病院で気がついたクラピカは「クルタ族」が惨殺されたときのことを話す
内容は「0巻」とほぼ同じ。だけど酷い変更点がある。詳しくはこちらで↓
<劇場版『ハンターハンター』感想 目に見えた地雷を踏む勇気 - さめたパスタとぬるいコーラ>

・クラピカが見えた(奪われた目が見ている)光景から、敵のいる場所を推測し、ゴンとキルアが探しに向かう


・ゴンは人形師のレツ(映画オリジナルキャラクター)と出会う
レツ HUNTER
ゴンと合わせて「レッツゴー」ということか。
このキャラは可愛いし全然あり。実は女の子で、キルアはこの子に無駄に食ってかかります。


・ゴン、レツ、キルアが宿に泊まっていると、そこに死んだはずのウヴォーギン登場。ゴン「あいつはウヴォーギン!」
なんでお前らがウヴォーギン知ってんの?原作ではクラピカとしか面識なかったと思うんだけど

・キルアは戦っている時に「あいつとやりあうのは無理だ」とか言っている
ヘタレた。

・そこにノブナガ登場。(あやつられている)ウヴォーギンを倒す
ノブナガはウヴォーギンの元相棒。ウヴォーギンのくせ(必殺技を使うときにスキができる)を利用して倒してくれるのはよかったです。

・敵の「オモカゲ」登場。陰獣パクノダまで復活させるが、マチに一瞬で倒される
弱すぎ。


・クラピカの病室にヒソカが登場し、オモカゲの能力を教えてくれる。
死者を人形のように操ることができるらしい。

・ノブナガは「ウヴォーギンの墓をあばきやがって」と言っている
ウヴォーギンが死んだ場所はクラピカしか知らないでしょ!墓なんか原作では作ってないです。
一人で埋葬<原作で人知れずウヴォーギンの死体を埋めるクラピカ
このへんの矛盾点をあげるとキリがない感じです。


・宿が壊れてレツの服が無くなってしまったので、かわりに赤ゴシックロリータ風の衣装を着させる
店長の「トレビア~ン」な感じがウザかった。

・レツは「ソウルドール」などと言いながら持っていた人形をなぜか動かす
この伏線は一切回収されない→のちにイルミの人形に変化したっぽいです

・ゴン、レツ、キルアはクラピカが観ていた景色の場所の屋敷へ。そこには操られているイルミ(人形)がいた
死者じゃなくても操れるんだ。なんでもアリだな。

・イルミがキルアを「逆らえない」「お前には無理だ」と脅すと、キルアはゴンを置いて逃げる
ゴンはイルミの針が服に引っかかって動けない。服を脱げ。

・そんな感じのキルアにイルミは「茶番だね」と言う
全くだ。

・イルミ(人形)はゴンの目を奪う

・キルアは「俺は何やってんだ」「ゴンを裏切ったのは俺じゃねーか」「ゴンの友達でいる資格がない」と言いながら走ってどっかに行く

・行った先は電車の線路上

・列車が目の前に迫り、キルアは「もうどうでもいいや」とほざく
見てるこっちがどうでもよくなってくるよ

・キルアが轢かれる寸前に、ゴンが助ける
なんすかこの陳腐な展開。


・クラピカ、レオリオも合流しラストバトルへ

・レツがオモカゲの妹だったことがわかる

・オモカゲの城ではパイロとイルミの人形がいる

・パイロは見た目子どもなのに、クラピカとレオリオは大苦戦

・レオリオは「死んだものを受け入れなければ先に進めない!」と言いながらクラピカを励ましながら戦い、勝利
人形を倒したら目も戻ります。

・イルミは足蹴りでゴンとキルアと戦う
見た目はストリートファイターの「春麗」が使う百裂脚みたいでした
百烈脚<この技をイルミが使います

・ゴンとキルアはダブルパンチを放っただけで勝利

・2人の人形を倒すと、オモカゲがいきなり「俺が幻影旅団に入った理由を知りたいか!」と言う
別に知りたくないです

幻影旅団全員の人形が現れる
オモカゲが幻影旅団に入ったのはメンバーの人形を作るためでした

・そこにヒソカ登場。フェイタンシャルナーク、そしてクロロ(団長)の人形をさくっと倒す

・オモカゲはフランクリンの能力を「取り込み」、マシンガンを放つ

・ゴンとキルアは「俺たちがクラピカの盾になる!」と言いながら、「念能力」でガードしてフランクリンのマシンガンを無傷で受けまくる
原作ではフランクリンのマシンガンって並大抵の念能力では防げなかったんですけど。
こうなるんじゃないの?マシンガン<こうなるんじゃないの?

・なんだかんだでオモカゲ確保

・クラピカは「ジャッジメントチェーン」を使いながら「お前が今もクルタ族を殺し、旅団のマークをつけているのならお前もクモと見なす!」と言う
原作でのジャッジメントチェーンは、「対象者を限定しなおかつ命をかけることで能力を強くする」というものでした。
しかしこの映画版ではクラピカの匙加減で使えるか否かがかわるといういい加減な解釈がなされています。
クラピカの覚悟<「覚悟の量が力をあげる」だったのに・・・

・キルアが手でジャッジメントチェーンを止めて、「クラピカはもう人殺しをしてはいけない、俺にできることはこれくらいだ」と言いながらオモカゲを殺そうとする

・割り込むようにレツがオモカゲを刺す

・幻影旅団の人形が襲いかかるが、そこに本物の幻影旅団たちが登場し、人形たちを倒してくれる

・目の前に同胞(ウヴォーギン)のかたきであるクラピカがいるのに、「クラピカを殺せば団長にかけられた『鎖』が強くなる」という理由で見逃す団員たち
殺せなくとも拉致をするとか考えるだろ・・・

・城が燃え上がる

・レツは「私は本当を生きられる」とか言いながら城とともに燃え上がる
中盤に、レツはオモカゲのやっていることに反対しながらも何もできなかっために「本当の自分を生きていない」と言っていました。
でもその解決方法=本当の自分を見つける=兄を殺すというのは見ていて気持ちのいいもんじゃないです。

・レオリオは燃え上がる城を見ながら「これでよかったんだよな」と言う
よくねえよ。燃え盛る城の中にいるレツを助けろよ!

・レオリオの「自分らしく生きる」ということばを聞いたゴンは「俺はジン(父親)に会う!」と言っている
目の前で友達のレツが死んでいったのに何楽しそうに言ってんだこいつ

・4人が別れて終了

・エンドロール後、ネテロ会長が現れて「劇場版第二弾決定!」と予告される



よかったところをフォローすると、やっぱり敵キャラクターの描き方。
オモカゲとレツは兄妹で、オモカゲはレツのために、彼女に合う目を探そうとしていたのです。
こういう切ない悪人像は大好きです。
まあこの映画はそのことをゴンが「レツはそんなこと望んでいないんだぞ!」と繰り返して言うので興ざめだったけどね。

とりあえず脚本書いたやつは原作をもう一回読み返してこい。
一番絶望的だったのは、あんだけ作中で「友達が一番大切!」「友達を絶対に裏切らない!」と言っていたのに、こいつらから友情を感じれなかったことです。火の中にいる友達を助けないんだもんね。

テーマ : 映画
ジャンル : 映画

2013-02-06 : 映画感想 : コメント : 1 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
> 12歳前後の少年たちがキャッハウフフしているシーンがある

細田監督の新作と聞いて。(違います

まぁH×Hはかつてその手の同人誌でよく扱われていたので、判らなくもないですが。
レツゴー→H×H→デジモン→イナイレ…みたいな潮流があるっぽい。個人的にはイナイレはあまり好きではないのでどーでも良いですがw

などと思ったら…

> ゴンと合わせて「レッツゴー」ということか

やっぱり狙っているかも、この映画。
2013-02-06 11:14 : シオン=ソルト URL : 編集
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