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映画のためなら、死んでもいい!「地獄でなぜ悪い」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は地獄でなぜ悪い(英題:Why don't you play in hell?)です。


個人的お気に入り度:9/10

一言感想:地獄で全然かまわないよ!(面白いから)


あらすじ


ヤクザの武藤(國村隼)と池上(堤真一)は激しい抗争を繰り広げていた。
武藤の娘のミツコ(二階堂ふみ)は抗争から抜け出し、気弱な青年・橋本公次(星野源)に彼氏のふりをしてくれと頼んだ。
平田(長谷川博己)率いる映画バカが集まった集団「ファッ○ボンバーズ」は、メンバーの一人が脱退する事態に陥っていた。
出会うはずのない人間たちが出会ったとき、予想もしなかった事態が起きる!




最高に面白かった!
簡単には観たあとの興奮が冷めない、最強クラスの娯楽映画です!

本作の監督は「愛のむきだし」「冷たい熱帯魚」の園子温です。

園子温監督のテイストはとにかく「極端」です。
具体的に言えば、登場人物がぎゃぎゃー叫びます。
ふつーの人間はほとんど登場せず、どこかみんな狂気をはらんでいます。
展開も「リアリティなぞシカト」です。

それなのになぜこんなにも面白いか?と言えば、その表現方法が突き抜けているからです。
「勢い」で展開を乗り切り、有無を言わせないパワーを画面からひしひしと感じます。
これも園監督が自身の作風を愛し、映画という娯楽を愛しているからでこそでしょう。

この映画はそんな園子温監督の集大成と言えます。
なにせ作中に「映画バカ」の集団が登場し、「二度と忘れられない映画」を撮るという、映画好きの、映画好きによる、映画好きのための映画なのですから。
これは園監督による「ニュー・シネマ・パラダイス」でもあるのです。

ニューシネマ~をはじめ、作中で映画作成の現場を描いてきた作品はたくさんありますが、この「地獄でなぜ悪い」はそれらの作品とも一線を画しています。

凡百な映画にない要素のひとつが、血がブシュー!首チョンパ!なバイオレンスシーンが満載なことです。
これはあまりにバカバカしすぎて笑ってしまいます。
つまりは人が残虐に死にまくるのに、それを観てゲラゲラ笑うというとっても教育上よろしくない映画です。
これがなぜPG12指定なのか理解できません。
映倫によると「すべてのシークエンスがコメディだと理解した」ということでPG12止まりになったそうですが、少なくともR15+にしないと、マジで子どもに悪影響を与えてしまいますってば・・・

さらに作中で作られる映画は「ただの映画」ではありません。
詳しく言うとネタバレになるので↓に書きますが、「ありえない(褒めことば)」展開が待ち受けている、とだけ言っておきます。
ここに至るまでの過程、そして結末に、身震いするほどの感動を覚えました。

そして本作は好き嫌いがものごっそいわかれます
言わずもがな残酷描写が苦手な方は避けたほうがいいですし、登場人物が叫びまくるのも人によってはゲンナリでしょうし、監督は豪華キャストを招きながら好き勝手やっているので「自己満足」に思う方もいるかもしれません。

しかし、好き勝手やりながらも、「とにかく客を楽しませてやろうじゃないか!」というサービス精神に溢れ、そして映画を愛する人に向けてのメッセージが、自分は大好きでした。
豪華キャストと好き勝手にやっている点では「R100」と一緒ですが、スタンスが全く異なるのです。

ヒミズ」「希望の国」と連続して「園子温監督らしくない真面目な映画」を観続けていた一ファンとしては「おかえり!」という印象です。
こういう破天荒で滅茶苦茶な映画こそが、園子温監督の真骨頂でしょう!

キャストが総じて素晴らしいのですが、特筆すべきはヤクザを演じた堤真一、ヤクザの娘を演じた二階堂ふみ、映画バカ集団のリーダーを演じた長谷川博己でしょう。

堤真一はその「顔芸」だけで抜群に面白いです。
二階堂ふみは大変エロいです。
長谷川博己による「映画好きのマシンガントーク」も感動するしかない素晴らしさでした。

映画バカの役<映画バカ役の長谷川博己さん。こんな狂った役観たことないよ!

また、子役の原菜乃華さんが死ぬほど可愛かったです。

はらちゃん<天使?

豪華でありながらも、適材適所を考えたキャスティングがされていると感じました。

星野源による主題歌も素晴らしかったです。
作中でも星野源は重要な役として登場し、かなりのハマリっぷりを見せてくれました。

ともかく「地獄でなぜ悪い」は、映画バカの自分にとっては、後半に涙が止まらなくなる傑作でした。
深作欣二監督へのリスペクトがあったり、「キル・ビルVol1」っぽいシーンがあったりするのもたまりません(注:キル・ビルに似ているのは偶然だそうです)。

これが好きだと言ったり気軽におすすめしたら人格を疑われてしまいそうな作品ではありますが、「そんなもん知らん!好きな人が好きでいればいい!」とも思ってしまいます。

園子温監督のファンは迷わず劇場へ。
園監督のファンでなくても、普通の映画に飽き飽きしている人におすすめします。でもデートや家族で観るんじゃないぞ!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓











人物ごとに書いてみます。

~武藤しずえ(友近)~

ヤクザの池上組は武藤大三(國村隼)の家に訪れますが、そこには大三はおらず、いたのはその妻・しずえだけでした。
しずえは包丁をふりかざし、なおかつ返り血を浴びながらも逃げるヤクザを追いかけます。

怖すぎる友近<怖すぎる光景

さらにしずえは人々が観ている前で「過剰防衛」でヤクザを殺してしまうので、当然刑務所へ行きます。
しずえの娘のミツコは「全力歯ぎしりレッツゴー」と耳に残りまくる歌が流れるCMに出演していましたが、このことが発端となりCMは打ち切りになってしまいます。
大三は面会所でしずえにミツコが女優になれることを口にし、出所時にはスクリーンであいつの姿をみせてやると言っていました。
しかし、それが叶えられなくなったのには、しずえの行動にも原因があるのです。

残念だったのは、終盤にしずえが登場しないこと。
映画監督の平田の「夢」の中には登場しますが、平田は一度もしずえに会っていないので、あの場所にいる説得力もちょっと薄くなっています。
本作の幕切れを思えば、それでよいのかもしれませんけどね。


~武藤大三(國村隼)~

大三には妻のしずえへの愛情がありました。
映画を自分で撮ることを思いついたのも「しずえに娘のミツコの晴れ姿を見せたい」という純粋なものでした。

大三は裏では愛人も囲っていました。
10年前、しずえが捕まる前は愛人を変えていました。
しかし、10年後に妻が出所するときには、愛人との関係を絶ちます。
大三は妻への想いを、10年という時間経過を経て、改めたのだと思います。

大三は映画の製作者に、スケジュールの関係でミツコを映画に出すことはできないと告げられます。
映画を作るときには、ミツコに「なんで10日が待てなかった!」と怒ります。
それもまた、ミツコに女優として活躍してほしい、しずえにその姿を見せたいとという純粋な願いからのものだったでしょう。

けっこう映画に対してもこだわりがあったようで、映画のシナリオの妄想(笑)も映像で見せてくれました。
この妄想では、映画の撮影部隊がこっそりと忍びこみ、池上がキョトンとしていたのが可笑しかったですね。
池上が襲撃されつつも言った「俺たちはリアルスティック、だがこいつらはファンタスティックだ!」というセリフも好きです。

彼の最期は刀での首チョンパでした。
あまりにあっけないので、「えっ?」って感じになったよ。


~池上純(堤真一)~

彼女は血塗れの中で幼いミツコに説教&励ましをされ、すっかりファンにしまったようです。

普段は厳格な男に見えましたが、ミツコのことになると顔が変わります。
部屋の壁には特大のミツコの顔写真が飾っていましたし、電話で本物のミツコから「全力歯ぎしりレッツゴー」を聞いたときにはこの嬉しそうな顔!

こんなん反則だろ!<ノリノリ

大三の首チョンパを見て「え”え”~」と言ったときの表情もすさまじかったですね。

池上は録音係のヤクザに、「大三のかたき」として鉄砲で撃たれてしまいます。

銃声が響き、「ルール違反」を両チームが知ると、あたり一面で銃撃戦が起きるようになります。
なんで日本でそんなマシンガンが撃てるんだよ!とか、機動隊が簡単に発砲しすぎだろ!とかツッコンではいけません。だってこれはそういう映画だから!


~武藤ミツコ(二階堂ふみ)~

ミツコはしょっぱなから、銃撃戦の中からなんとか脱出し、窓をぶち破るというすさまじい逃走劇を繰り広げました。

窓をブチ破る二階堂ふみ<窓をぶち破る二階堂ふみ

元彼(浮気中)に「ビール瓶の破片を相手の口に入れてキス」は見ていてきつかったですね。

さらにラストバトルでは刀を振りかざし大立ち回り!
血の海の中をスラインディングしたりもします。

血の海をすべる!<スライディング

これを見て、池上ははじめて出会ったときのミツコを思い出したようです。

こっちでもすべっていた<滑り過ぎ

橋本公次(星野源)の頭に刀を刺されたことに怒ったミツコは、回転切りでヤクザを一斉に首チョンパしました。

ミツコは遅れてやってきた機動隊に撃たれましたが、公次と相対するようにように倒れ、息を引き取りました。


~橋本公次(星野源)~

10年前の公次は、道行く人にCMに出ているミツコを指差しながら「あんたの彼女かね?」と言われて(なんでやねん)、「か、彼女~?」とドギマギします。

10年後、公次は念願かなって、ミツコに「私の彼氏のフリをしてほしい」と頼まれます。
一見まともそうに見える公次ですが、ミツコの「酒瓶キス」を見て「あんなに別れのキスを格好よく演出できる人を見たことがないです」とアレなセリフも吐きます。やっぱりおかしいぜ。

その後も彼は
・ヤクザの車に乗せられて「助けて~!」と叫ぶもゲンコツで制裁される
・マジで大三に殺されかけて、ミツコに「この人映画監督なの」と嘘をつかれる
・武藤大三から「ギャラは朝食代と昼食代と夕食代どれがいい?」と言われて、「朝食代で」と答えると50円を渡される
・武藤大三から「逃げたら殺す。完成できなかったら殺す。いずれにしろうまくできなきゃお前を殺す」と言われ逃げ道を塞がれる
・映画製作なんてなにもわからないからキョエー!と奇声をあげて逃げる。
と可哀想な目にばかり会います。

そりゃこんな顔にもなるよ!<「僕は逃げない」って言っていたのに・・

公次は道路の脇にあった「願い事を叶える場所」に盛大にゲロを吐きます(出過ぎ)。
そこからは、「ファッ〇ボンバーズ」のリーダー・平田鈍(長谷川博己)の願い事と連絡先が書いてあった紙が出てきます。
なんで願い事の紙に連絡先が書いてあるんだよとツッコミを入れてはいけません。だってこれはそういう映画だから!

ラストバトルで、公次は転んでコカインを吸ってしまい、愛しきミツコの幻覚を見ます。

コカインinで観た映像<虹色の血しぶき

幸せそう(ラリってるし)に見えた公次でしたが、腕をあっさり切られてしまいます。
ミツコは公次に寄り添いますが、敵に「こんなときに何やってんだ!」と言われ、公次の頭には刀が刺さっていまいます。
これはアクション映画によくある「非常時にラブシーンやってんじゃねーよ!」というツッコミを体現してくれたシーンでした。

乱闘がほぼ終了した時にもまだ生きていた(なんでやねん)公次は、撃たれたミツコのそばへ行き、息を引き取りました。


~平田純(長谷川博己)~

映画バカの彼は、10年前にファッ〇ボンバーズという映画をつくるチームをつくりました。
新たに、喧嘩していた不良の佐々木をアクション俳優としてチームに入れました。
血塗れになっていた池上を見て、ヤクザのかっこうよさに憧れを抱いていました。

10年後、平田はいまだに「映画の神様」を信じていましたが、作品をまともに作っておらず、映画監督としては全く芽が出ていない状態でした。
「俺は金のための映画を作るバカとは違う」「いつか生涯に1本の映画を作る」「今日がその日かもしれない!」と言っていましたが、いわゆる「口だけ」の状態でした。

そして平田は公次に映画製作を依頼されます。
わけのわからないまま連れて行かれる平田でしたが、ヤクザの襲撃をちゃっかり映画にしようとしていることを知ると、奇声をあげて喜びました。
さらに相手のヤクザ・池上はかつて平田が出会った人物であり、さらに池上はミツコの大ファンであったので、映画の撮影もあっさり了承してくれるのでした。

そしてバトル開始!

スタートォ!<スタート!

障子を蹴破り<障子を蹴破り

バトルがスタート!<バトル開始!

アクション俳優の佐々木(坂口拓)がファッ〇ボンバーズが脱退するとき、平田は彼に「神様!こいつを殺してください」と言われていました。

しかし、ラストバトルで彼は死にませんでした。
その理由は、まだこの映画を世に残せていないからでしょう。

彼はヤクザの屋敷から抜け出し、「ファッ〇ボンバーズ!」と何度も叫びながら道を駆けます。

そして、今は閉館したはずのいきつけの映画館が、かつての活気を取り戻し、行列が出来た映像が映し出されます。
上映していたのは、さっき撮ったばかりの映画でした。
上映終了後、観客から盛大な拍手が送られます。
劇場には、撮影のスタッフのヤクザたち、そして死んだはずのキャストがいて、拍手に応えて手を振りました。

それは「伝説に残る一本」を撮った平田の「夢」だったのでしょう。
さまざまな人間の行動が歯車のようにかみ合い、映画バカの平田の願いは叶ったのです。


~映画の小ネタ~

・友情出演の数々
大三の愛人は岩井志麻子から神楽坂恵にチェンジしていました。
大三が難癖をつけていた映画制作の現場には高橋ヨシキがいました。
中華料理店の店長を演じていたのはでんでんでした。
成海璃子さんは終盤に平田と会話するために登場しましたが、特に必要性のない役だったのが残念でした。

・深作欣二監督ネタ
しょっぱなから「仁義なき戦い」のテーマ曲が流れました。
警察署の名前が「深作警察署」だったりします。
菅原文太か?」と、「仁義なき戦い」での名優もセリフとして登場します。
同じくセリフとして出てきた高倉健山下耕作監督の任侠映画「山口組三代目」などに、渡哲也さんは「仁義の墓場」という作品に出演していました。
また「映画内で映画制作をする」というのも「蒲田行進曲」っぽいですね。

・キル・ビル
シナリオが10年前に描かれているとはいえ、あまりに共通点が多いですね。
深作監督にリスペクトを捧げているし、ラストバトルが日本の屋敷+血みどろアクションだし、ブルース・リーの格好したやつが出てくるし、ヤクザに囲まれながら刀を構えるシーンがあるし・・・
さらに<キル・ビルのネタバレなので反転>「國村隼の死に方はどちらでも首チョンパ」でした。


~実話ネタ~

園子温監督はヤクザの娘さんに「乱暴された!」ということを親に告げられ(実際は同意の元にエッチしただけ)、ヤクザに監禁されたことがあるそうです。
すげえな。これが作中の公次の人物に投影されているのですね。

さらにファッ○ボンバーズの思い出も園監督の実体験がもとです。
作中で公園で撮影されたときに子どもに「バカだ!」と言われていましたが、あれは実際にあったことです。
またブルース・リーの服を着ていた佐々木のモデルは、映画秘宝の編集長だそうです。

詳しくはこちらで↓
<地獄でなぜ悪い 町山智浩 - YouTube>


~公次と平田と園監督~

本作の批判には「映画バカの監督と、映画の素人の男の両方を登場する意味がわからない」というものもありました。
しかし自分はこれにも意味があったと思います。
園子温監督の人物の二面性をあらわしているように感じるのです。

平田の映画バカっぷりは、貧乏でありながら映画を撮り続けた園監督の映画愛をそのまんま体現したしたものです。
平田が言った「金のための映画を作るやつはバカだ!」というセリフも、園監督の主張そのまんまでしょう。

公次のエピソードは、前述のとおり園監督の実体験に基づいています。
園子温は、公次のように映画製作に「俺何やってんだろう?」と疑問に思ったり、「やりたくねえよ」と逃げ出したくなったこともあるのではないでしょうか(単なる想像ですが)。
公次の存在は、映画に対して狂っている登場人物の中で清涼剤として働き、映画に詳しくない観客に歩み寄っているように感じます。
そんな公次が、映画製作を通して、映画と愛しき女性のために命をかける!というのはとても感動できることです?(疑問形)

*また「タイトルの意味がわからない」という批判も見かけましたが、これについては以下のコメントをいただきました
>タイトルは「自分の好きなこと、やりたいことに命を懸けるのはどう考えても地獄だけど、そうでなければ生きていけない」という園監督の意思表明のようでした。



~ラストカット~

ラストに平田は道を走り続け、そして画面の左に見切れます。
そして「カット」とという声が響きます。
その後もカメラは、しばらくそのまま道を映し続けました。

これは「カット」があっても、まだ物語が続くことを示しているように思えます。
また、映画というフィクションを超えて、「それ以上撮り続けてなぜ悪い?」と監督に問いかけられているようでした。


~死んでもいい!~

この物語ではほぼ全ての登場人物が死に至ります。
それだけだとものすごく悲惨な物語に思えますが、実際に映画を観たときの後味は爽快感に溢れています?(疑問形)

なぜかといえば、全員が「映画を撮れたのだから(目的を達成できたから)死んでもいい!」という目的に溢れているからだと思います。

大三は娘の晴れ姿を撮れたのだから!
池上は大ファンであるミツコと共演できたのだから!
ミツコはしっかり「女優」としての姿をスクリーンに残せたのだから!
公次は愛しきミツコに寄り添い、彼女のために戦うことができたのだから!
そして平田らファッ〇ボンバーズは、「伝説に残る一本」を撮ることができたのだから!

このことが達成されたのは、登場人物がみんなどこかで、互いに影響を与えていたからのことでした。

ここまでできたら悔いはない!死んでもいいぞ!というパワーを感じるのです。


少々否定的な意見↓
『地獄でなぜ悪い』 極道映画道|映★画太郎の MOVIE CRADLE

おすすめ↓
映画瓦版|地獄でなぜ悪い
松本人志よ、これが映画だ。映画「地獄でなぜ悪い」園子温|忍之閻魔帳

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2013-10-13 : 映画感想 : コメント : 6 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
国村さんのあのシーンを入れて置いて,「Kill-BILLとは偶然です」はないと思います。
製作年代からいって、一番至近距離にあるのに、それを無視したような言い方は不味いです。
と云うか、モウ、初めからKILL-BILLだらけだったのに・・・・
そして、何故か頭に残る「♪全力、歯ぎしり・・・」
アマちゃんの「潮騒の曲」は、忘れかけているけれど、コッチはまだ消えません。
2013-10-13 16:40 : sakura URL : 編集
No title
お久しぶりです。

ヒナタカさんのレビューは相変わらず面白くて観たい!て思わせてくれるところが憎いです(褒め言葉)
最近は1ヶ月に映画館で10本ぐらい観てるので自分もブログ始めてみようかな・・・

閑話休題

地獄でなぜ悪いは間違いなく今年の邦画1,2を争う傑作だと思います。
園子温監督の作品は初めてでしたが、登場人物達の狂いっぷりが半端無かったです。
國村隼が!堤真一が!ハセヒロが!って感じで(笑)
個人的にはしずえが絶妙ですね。友近を当てたのもGoodです。

それにしても凄いエネルギーを感じる映画でした。
B級臭さや映画ネタ、どれをとっても愛しい作品です。
2013-10-13 17:57 : にとり URL : 編集
No title
先日はどうもでした。
『地獄でなぜ悪い』は本当に熱量がハンパない傑作でしたね。
もう一度スクリーンで体験したくて仕方が無いです(汗)。
タイトルは「自分の好きなこと、やりたいことに命を懸けるのはどう考えても地獄だけど、そうでなければ生きていけない」という監督の意思表明の様でしたね。

あと重箱の隅で恐縮ですが、『仁義なき戦い』のスタッフネタについてですが、渡哲也が出演した深作監督作品は『仁義の墓場』です。タイトルが似ていてややこしいですが……。
また高倉健は深作監督作品には(確か)出ていません。深作監督が確立した実録ヤクザ路線以前のヤクザ映画で主に活躍されていた方ですので。『仁義なき戦い』と同時期の傑作ヤクザ映画では山下耕作監督の『山口組三代目』辺りが適当かと思います。
2013-10-13 18:41 : 民朗 URL : 編集
No title
映画好きは絶対観とけ!と同時にアイドル好きも絶対観とけ!でした。
ミツコさんに痺れまくり。二階堂ふみさんと原菜乃華さん、池上親分と公次君が崇拝対象にまでしてしまうのも納得のオーラでした。

こういう「キックアス」のクロエ・グレースモリッツさんや「中学生円山」の平岡拓真さんのように、どこかの煙が嫌いな学会みたいな人達が文句を付けて来そうな役にも全力で挑戦してくれる子役の皆さんを応援したいです。
2013-10-13 23:01 : 毒親育ち URL : 編集
Re: No title
みなさまコメントありがとうございます。みなさんも大絶賛で嬉しいですね。


民朗さん、ご指摘ありがとうございます。
任侠映画を全くといっていいほど観ていなかったので・・・せめて深作作品をもっと観ておかなきゃなあ。
とても参考になりました。追記します。
2013-10-13 23:49 : ヒナタカ URL : 編集
No title
>タイトルは「自分の好きなこと、やりたいことに命を懸けるのはどう考えても地獄だけど、そうでなければ生きていけない」という園監督の意思表明のようでした。

自分もそう感じました。星野源の同名のテーマ曲でも「ただ地獄を進むものが悲しい記憶に勝つ」という歌詞がありました。
このブログ面白いですね!定期的に見ます
2013-11-07 22:54 : 七島 URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

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