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映画バカたちの破天荒人情劇「蒲田行進曲」ネタバレなし感想+お気に入りシーン

地獄でなぜ悪い」があまりにも面白かったので、その元ネタのひとつである「蒲田行進曲」(制作:1982年)を観ました。

松坂慶子
1763円
powered by yasuikamo

個人的お気に入り度:8/10

一言感想:うるせー(特に主人公が)


あらすじ


東映京都撮影所は、大作「新撰組」の撮影に沸いていた。
映画の売りは、高さ数十メートルの階段から転がり落ちるという「階段落ち」のクライマックスだった。

誰が階段落ちをするかをもめている最中、映画で主役をつとめていた銀四郎(風間杜夫)は大部屋俳優のヤス(平田満)にとんでもないお願いをする。
銀四郎は、子を身に宿している恋人の女優・小夏(松坂慶子)を、出世のためにヤスに押し付けたのだ。




滅茶苦茶面白い!
涙あり、笑いありの痛快娯楽作品です!

みなさまは「蒲田行進曲」というタイトルを観てどのような印象を持つでしょうか。
自分の印象は「観ていてほんわかする人情劇」のようなイメージでした。
そして実際に映画を観ているとぜんぜん違うんでやんの

まずこの映画、登場人物がぎゃーぎゃー叫ぶのでとにかくうるさいです。
展開は破天荒かつ、テンポもよいです。
そして映画バカばっかり出てきます
「地獄でなぜ悪い」の印象とそっくりです。

冗談抜きで今まで観た映画の中で、もっとも観る前と観たあとの印象が違う映画でした。
「蒲田行進曲」というタイトルでは今の若い人は観る気がしないのではないでしょうか。こんなに面白いのになあ・・・

ちなみに蒲田行進曲とはかつて東京に存在していた蒲田撮影所のテーマ曲のことです(ただし本作の舞台は京都で、東映京都撮影所がモデルになっています)。
それをタイトルに冠しているだけあって、作品は映画への賛歌に満ちています。
映画を仕事にしたい方、映画が大好きな方にとっては一度は観ておいて損はないでしょう。

暴力的なシーン、松坂慶子のセミヌードシーンがあったりするので、お子様の鑑賞にはご留意を。

以下、展開が少しだけネタバレです↓ ラストにも少しだけ触れているので、予備知識なく観たい方はご注意ください。




この映画の展開はわりとどうかしています。
ちょっとクイズ形式で紹介しましょう。



問1

主人公の銀ちゃんは、大ファンだという女性(高見知佳)に「脚にサインを書いて!」と言われます

デレデレサイン<この展開自体変だよ

しかし銀ちゃんは、せっかくのいい女の電話番号を聞きそびれてしまいます。

Q:銀ちゃんの仲間であるヤスは、女性に電話番号を聞くため、とある行動にでます。その行動とはなんでしょうか?





A:

車に飛び乗る部下

ボンネットに飛び乗る

あ、これはほんの序の口です。




問2

銀ちゃんはヤスの家に唐突に訪れます。

すむとこじゃね~な~<汚い部屋

Q:銀ちゃんはヤスの部屋の汚さに文句を言います。銀ちゃんが次にとった行動とは?





A:

主人公、布団投げる

布団を窓の外にぶん投げる

こいつ本当に主人公かよ。




問3

ヤスは子どもを抱えた銀ちゃんの恋人・小夏のために、部屋を住みやすいように改造します。

汚かった部屋が・・・<ベッド完備

Q:ヤスは自分の寝る場所がないように見えます。彼はどこに寝るのでしょうか?





A:

ヤス、頑張れ

押し入れで寝る

お前はドラえもんか!



基本的に主人公の銀ちゃんのクズっぷりが半端ねえことになっています。
なにせ女性を孕ませた上、出世のために他人に丸投げし、さらに他の女にうつつをぬかし、さらに「俺ってダメなんだ~」と愚痴を言うのですから。

反して↑を見てわかるとおり、もうひとりの主人公と言えるヤスがめっちゃいいやつです。
さらにヤスは、お腹に子どもがいる夏子を思いやりながらも、危険なスタントをたくさんこなし、わずかな日銭を稼いでいきます。

献身的なヤスさん<献身的に夏子を診るヤス

映画に一生懸命です<ボロボロになっても笑顔

ヤス、あんた男だよ。
ヤスのキャラクターは「地獄でなぜ悪い」の公次(星野源)を思わせます。

ただ個人的に残念だったのが、<ネタバレ反転>「後半でヤスが豹変し、夏子に暴力をふるう展開でしょうか。死ぬかもしれない「階段落ち」が待ち受けているとはいえ、今までが今までだけに唐突に思えました

ちなみに映画は、掟破りというか、ずっこけるというか、ある意味「これしかない!」というラストを迎えます。
これも賛否両論がある理由のひとつなのですが、自分は気にいりました。
最大級の映画賛歌を感じるラストシーンです。


参考↓
蒲田行進曲とは - ニコニコ大百科
蒲田行進曲 - みんなのシネマレビュー(ネタバレ)

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2013-10-22 : 旧作映画紹介 : コメント : 2 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
私も、あのラストシーンが大好きです。
あのラストシーンを見て、あの原作者が意外と良い人なんだなアと感じてました(原作者の許可の下、あのシーンがあると思うので)

思い出したこと、あの頃監督の深作サンと主演の松坂サンと恋愛関係にあったような記憶があります。
ソウでなければ、あの松坂さんのああ云うシーンは撮れなかったのではと思ってました。

いろんな機会に「鎌田行進曲」を聴くのですが、そのたびに、あの映画を泣き笑いで思い出します。
2013-10-22 11:49 : sakura URL : 編集
No title
>銀ちゃんのクズっぷりが半端ねえ
子どもの頃テレビ放送してるのを観たのですが、いたずら盛りの幼児ですら、ここが許せず消してしまった記憶があります。

でも俄然興味が湧いてきてしまいました!
2013-10-23 21:56 : 毒親育ち URL : 編集
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