ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

子どもが本当に大切なの? 映画版「ハダカの美奈子」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はハダカの美奈子です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:こういう親にはなりたくないかな・・・・


あらすじ


「痛快!ビッグダディ」の物語から10年。離婚して小豆島を離れた美奈子(中島知子)は、介護施設で働きながら子育てをしていた。
美奈子のもとに、5年前に家を飛び出した長男シオン(菅谷哲也)から結婚の知らせが届く。
美奈子とその家族は、結婚を祝うためにシオンのもとへと旅立つ。




どうしよう・・・意外と面白かった・・・・
冗談抜きで、映画としては至極まっとうな作りになっていて、楽しめました。
今年の「この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞」の有力候補ですが、映画って観てみないとわからないものですね。


原作はタレントの美奈子による自伝本です。

林下 美奈子
1260円
powered by yasuikamo

自分は原作を読んでいなかったのですが、「思春期の子どもがいるにもかかわらず、自分の性体験を赤裸々に語っている」という内容だと聞いて読む気がしませんでした。

彼女はネット上で大いに嫌われていますし、個人的にも好きではありません。
辛い経験を経て、それでも多くの子どもを育てているのは確かに尊いことですが、それ以上に「無責任」「自己中心的」「子どもを人生の材料としか思っていない」と感じる方が多いでしょう。

そして本作は、そんな美奈子を全肯定する内容です。
つまり、(あまりこのことばは使いたくないけど)(語弊もあるとは思いますが)本作は究極のDQN礼賛映画です。

DQN(ドキュン)・・・それなりに流行ったネット用語。「非常識で知能が乏しい者」「ヤンキーみたいな風貌の人間」を指す蔑称。

子どもがみんな「キラキラネーム」ですし、子どもはあの映画みたいに親を名前で呼び捨てにします。
そしてセックスするときは避妊はせず、悪びれることもなく、たくさん子どもを産むという内容です。
人によっては不愉快きわまりないでしょう。

この内容を鼻で笑える大人ならよいですが、アイデンティティが確立していない子どもに観せるのは危険です。
いっそR15+指定にしてもよかったのではないでしょうか(しかもR18+バージョンが公開するらしいし)。

当然のことですが、子どもをたくさん産むと、教育費や食費がかさんで大変です(そのことは作中にも提示されます)。
子どもを産むために生活基盤を整えるのは当たり前のことですが、この作品では「そんなの考えるのは後回し」に思えてしょうがないです。
せめて子どもには避妊について教えてやってください。

そしてすさまじいのがクライマックスです。
これはもう笑いをこらえるのが大変でした。


あの騒動を起こしていた中島知子の演技も悪くないと思いましたし、子役も皆いい演技をしています。
作品のキーパーソンを演じた螢雪次朗も、抑えた演技がとても魅力的でした。

途中でロードムービーの要素があるのも面白いし、伏線もしっかり使われています。
不覚にも、涙腺がゆるんでしまったところもありました。
監督・脚本を手がけた森岡利行さんの作品を、もっと観たくなりました。

痛快!ビッグダディ」が好きだった方であれば、その「その後」を描いた物語としても楽しめるでしょう。

本作は多くのことを事実よりも美化しているとは思うのですが、それも肯定的に捉えたいです。
たとえば「誰も知らない」は実際の事件をもとに作られた映画ですが、実際は非道な正確だった長男を、心優しい人間として描いています。
この作品でも、多くの人から嫌われている美奈子を「いい人」と描く映画があってもいいじゃないか、と思えたのです。
まあ、近未来の物語であると知ったときには悪い意味での驚きを隠せませんでしたが・・・

子どもをたくさん産んでもかまわないって主張している映画ですので、それをどうしても肯定できない人にはおすすめしません。
しかし、美奈子のファンであるという方、またはその主張を笑い飛ばせる覚悟がある人にとっては、観てみるのもよいと思いますよ。

以下、結末も含めてネタバレです↓ 












〜美奈子の過去〜

この映画は
①現在の美奈子とその家族の描写
②美奈子の過去
が交互に展開するという内容になっています。

過去の話では父にDVを受けていたこと、中学時代に悪い仲間たちとシンナーを吸っていたこと、ヤンキーっぽい男性にキレられてそのまま乱暴された描写などが続きます。

笑ったのが中学時代のシーンです。
なんと教室には不良かスケ番(死語)っぽいのしかいないのです。
ふつうの生徒はいないのかよ!「愛と誠」だったらいいけど、あまりにリアリティをシカトしすぎだよ!

あと美奈子がスケ番のグループに呼び出されて、そこで「友達になろう」って言われるシーンでとっても安らぐBGMが流れたのも笑いました。
ここは美奈子が「悪い連中」とつるんで転落していくシーンじゃないの?その後にシンナーを楽しそうに吸っちゃうわけだし。

スケ番が「『なるはや』で髪染めてね〜」っていうのも面白かった。
この時代にも「なるべく早く」をそんな略し方していたんだろうか?


〜娘を殺した男〜

この映画でよくできているのは、途中で現れた「サクちゃん」のエピソードです。

サクちゃんは中年男性です。
過去に会社をリストラされ、モデルガンの店をはじめていました。
そのお店にバツイチの娘が帰ってきて、サクちゃんは満たされた毎日を送っていました。

しかしサクちゃんが火薬の調合を間違ってしまったばかりに、店内で爆発が起きて、娘は死んでしまったのです。
サクちゃんは死に場所を探して、車で旅を続けていました。

サクちゃんは車の中でガスを充満させて自殺をしようとします。
そこに現れたのは、三女のノエルでした。
ノエルはグラビアアイドルの仕事をあきらめたばかりで、しかもおなかには子どもがいます。
彼女は「これでもう死ねなくなったね」とサクちゃんに笑いかけます。

サクちゃんは成り行きで、美奈子の一家を長男・シオンの結婚式場まで車で送り届けようとします。
しかし、途中の旅館に泊まったとき、警察に見つかってしまいます。

警察に明日までの猶予を言い渡されたサクちゃんは、一家の前で真実を告げます。
一家の子どもたちは「殺したんじゃないよ、サクちゃんのせいじゃない」と言ってくれます。

そしてサクちゃんは、「この数日間は、みんなのおかげで、死ぬことを忘れるくらい楽しかった、ありがとう」と感謝を告げ、そして連行されていきます。

たったひとりの家族を亡くしたサクちゃんが、たくさんの家族がいる美奈子たちに救われたのです。

その後に、美奈子がとある山田洋次監督作品のラストシーンの盛大なネタバレを言うのは気になりましたが、これは「いつか会いに行く」ことを示したものでしょう。


〜サクちゃんの反撃〜

サクちゃんが、長女のノエルが作った借金取りに反撃をするシーンも面白かったです。

「借金を返すか返さないかってのは、良い悪いではなく、ビジネスの問題です。
あなたが金融の関係の人なら、お金を貸す相手を見誤ったってことではないでしょうか」

そう言いながら、サクちゃんは持っている銃を自身の頭につきつけ「ロシアンルーレット」を見せるのです。
(当然、その銃はモデルガンです)

それで借金取りがビビって帰るのはいいのですが、この借金がその後うやむやになっているのは気になるなあ・・・
三女のライムのいじめの問題も、作中で解決してほしかったです。


〜クライマックス〜

最後に、彼らはサクちゃんの車をパクったまま(まあ譲り受けたんでしょうけど)長男の待つ農場へたどり着きます。

長男の嫁を演じていたのは本物の美奈子でした(意味不明)。
彼女は「お母さんのこと大好きなんでしょ、(長男が泣いているから)鼻水を拭いて、会いに行きなよ」と長男を励ましてくれました。

長男と嫁は6人の子どもをつくっており、しかもお腹の中には7人目がいました。この家系こわい。
長男は結婚式で「美奈(美奈子)の子どもでよかった」と、心からの感謝のことばを述べました。

その帰り際で・・・次女のキラは「帰ったらまた家事をがんばるからね」と言います。
(キラは家族の家事を一手に引き受け、大学に進学するかどうかを悩んでいました)

そこでの美奈子の台詞は凄まじすぎました。

「あんた、なんかいい気になってんじゃないの?家のことで自分のことを諦めるなんて、逃げているだけじゃないの?うぜぇな〜!(←マジで言っています)
あんたがいなくても私たちはうまくやれるよ、わかっていないのはあんただけだよ。あんたみたいな自分中心の人間には、わからないんでしょうね」

お前に言われたくはねえよ!
ていうかキラはみんなの家事を一手に引き受けているんだから、自己中心から一番遠いじゃん。
ここでキラは「え?なんかのドッキリ?」と至極まっとうなツッコミを入れます。

しかし美奈子は「あんたここで降りな!」と周りに何もない道にキラを置き去りにしようとします。
美奈子はほかの子どもたちが泣きじゃくっているのも振り切り、都心にある美奈子の弟が所持していたマンションの鍵をキラに渡して、「あんた、今日から一人暮らしをしな!」と言い捨てるのです。

なんつー親だよ!
いや、娘のためにわざと理不尽なことを言って、「憎まれ役」になって、彼女を家事をするという責任から逃れさせたのはわかるんです。
でもせめて駅の近くに降ろせとか、少しは金を渡しておけとか(学費どうすんだよ)、これから日が暮れるのに女の子一人を歩かせるとかどう考えても危ないだろとかツッコまずにはいられないです。

その後、美奈子は海岸に一人で座り込み「私、今どん底だよ」とつぶやきます。
最後は、長女のノエルが「美奈(美奈子)だったらこう言うよ、どん底なんてどこにもないよって。私、美奈の子に生まれてよかったよ」と優しく美奈子を抱きしめるところで終わります。

とんでもないクライマックスですが、序盤に美奈子の弟がローンが50年あるマンションを囲っていることを語るシーンの伏線が上手く機能しているし、ラストシーンの海のロケーションは本当に美しいのでごまかされたように感じます。

美奈子はこの前に、いじめられていた三女のライムに「どん底なんてないよ」と言っていました。
しかし自身の意志で子どもを手放したときは、「私は今どん底だ」と言うのです。
どんなときも気丈な彼女でしたが、ここではそう言うしかなかったのでしょう。


〜子どもがたくさん〜

不愉快だったのが、美奈子の回想で、ヤンキーっぽい男に犯されながら、美奈子が「赤ちゃんができたら、家を出ていけるかなあ」と言うシーンでした。
子どもを道具のように見ているようにしか思えませんでした。

さらに元夫(ビッグダディ)と知り合ったとき、ビッグダディには子どもがたくさんいて、美奈子にも連れ後がいるのに、ベッドインするときに「一人ぐらい増えてもいいか」とビッグダディがほざくのです。
ちなみにここで中島知子の裸(上半身のみ)が観れますが、いろんな意味で嬉しくないです。

さらに長男の結婚式の前には、長男の嫁には6人の連れ子がいて、さらに嫁のおなかの中にも7人目の子どもがいることがわかり、これに美奈子は「よくやった」と答えるんだもんな・・・

やっぱりこの価値観は好きにはなれません。
長女のノエルが、「子どもなんか(なんかとは何だ)、養える訳ないじゃん」と産むことを躊躇している描写があったのはよかったのですけどね。

また、美奈子が自身の刺青を「子どもを産む覚悟を示している」と主張するのもよくわかりません。
ほかの事情があるならともかく、子どもがいるのであればわざわざ刺青を彫るはずがないと思います。
それでも、旅館の温泉でチラッと「刺青の方入浴お断り」の文字を見せるのはよかったです(美奈子は温泉に入らず、個室のお風呂に入ったのでしょう)。


〜その人自身を見てあげる〜

この映画で残念なのは、美奈子のことばに説得力がないことです。

美奈子は、介護現場でお年寄りのことが理解できない後輩に「その人が言っていることばでなくて、その人自身を見てあげて」と言っています。
それはとても重要なことだと思うのですが、当の美奈子が子どもをちゃんと見ておらず、放任主義のようにしか思えないのです。

例:
・「(三女の)ライムが服を破かれて帰ってきたんだけど」と言っても、「あの子ドジだからね」といじめにあっているとは思わない
・娘がグラビアアイドルになったことに対しても「ぜんぜん気にしない」と言う
・家出した長男に対しても、「元気でやってんでしょ」「結婚するんだからそれなりに収入あるんでしょ」とあまり根拠のないことを言う

作中にはいじめられているライムが「親が子どもの問題に口出しすんんな!」と美奈子に怒鳴るシーンがあるのですが、それでも親は子どものことが気になってしかたがないはずです。
やっぱり、「こういう親にはなりたくなあ」と思ってしまいます。

それでもよかったのは、美奈子が死んだ暴力をふるっていた父に対して「もっと話を聞いてあげればよかった」と言うシーンです。
彼女は父の葬式の時「一人で寂しく死んだんでしょ、ざまあ見ろだわ」と言ったのですが、父が「ビッグダディ」に関する写真を集めていることを知ると「もう悪口言えなくなっちゃったじゃん」とため息混じりに口にします。

美奈子の言った「その人自身を見る」というのは、今後の美奈子の目標なのかもしれませんね。


〜サクちゃんのことば〜

サクちゃんは、美奈子と、その子どもたちと交流しました。
長男のもとへ行く途中の旅館で、サクちゃんは美奈子にこう言います。

「親の寂しさなんて、子どもにはすぐにはわからんもんです。
親って言うのは滑走路みたいなもんでしょう。子どもを見送ってやればいいんです。
あなたは、あれだけたくさんの子どもを育ててきた。あなたは、立派です」

自分には、子どもをたくさん産むということは、やはり無責任としか思えません。
しかしこの映画では、美奈子が「たくさんの子どもを『立派に育てた』こと」こそを賞賛するので、そこは尊いものだと思いました。


おすすめ↓
まさかの(笑)良質なロードムービー - ユーザーレビュー Yahoo!映画(ネタバレ)
2013年 この映画はいったい誰が観に行くんだ!?大賞 | 破壊屋(1位がこの映画)

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2013-11-11 : 映画感想 : コメント : 11 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

いつもブログを拝見させて頂いております。
『ハダカの美奈子』意外と面白かったのですね。気になります!

私は先日『四十九日のレシピ』を観てきました。今年度公開の邦画の中ではかなり上位にランクインするのではないかというくらいの良作でした。
タナダユキ監督作品です。
ヒナタカさんのこの作品の批評レビューを見てみたいです。内容的にも『ハダカの美奈子』とは違い「子供のいない女の話(?)」として比較してみても面白いのではないでしょうか?
2013-11-12 21:17 : うっかりオカベェ URL : 編集
No title
話題になっているので原作のドキュメンタリー番組を平成の大変だけど幸せ家族?みたいなものだと思って観ましたら、あまりに自業自得なだらしない生活ぶりにゲンナリしてしまい、メディアがどれだけ売り出そうと全力スルーしていました。
当然この映画もスルー確定でしたが、ヒナタカさんが5点も付けている!?と驚き読ませて頂きました。
原作者の社会人としての評価はともかく、あくまで物語として映画としての評価で本作の良い所をしっかり紹介されているヒナタカさんは本当に映画愛を持っておられます。
2013-11-12 23:47 : 毒親育ち URL : 編集
はじめまして
いつもブログ拝見させていただいております。
このたび、自分も映画のブログを立ち上げました。
よろしければお立ち寄りください。

…にしても、「キャリー」と同じとは驚きました。
超デストロイ感漂う映画ですが…。
百聞は一見にしかずとはこのことですか…。
2013-11-13 00:03 : bitch_cook URL : 編集
Re: いつもブログを拝見させて頂いております。
>うっかりオカベエさん

確かにハダカの美奈子とは反対の「子どものいない母親」の物語でした。
どちらも役者の演技がとてもいい作品でした。
2013-11-20 20:38 : ヒナタカ URL : 編集
Re: No title
>毒親育ちさん

ビッグダディのほうは一回も観たことはないのですが、そんなひどいものなんですか・・・
早くも公開2週で打ち切りされそうなので、ネタとしてお早めに観てもいいと思います。
2013-11-20 20:40 : ヒナタカ URL : 編集
Re: はじめまして
>bitch_cook

美奈子成分をのぞいたらかなりの良作だと思いました。
よろしくです^^)

2013-11-20 20:41 : ヒナタカ URL : 編集
No title
DVDスルーのつもりでしたが、友人に誘われ観て来ました。まいった・・・本当に悪くなかったです。ヒナタカさんウソつかない!

まず自分はこの映画と離婚前のドキュメンタリー番組一本でしか林下美奈子という人を知りません。本人の公式ブログ始め公開されている情報は全く見ていません。その程度で人様の人生を語るなど、おこがましいでしょうけれど言わせてください。
本作は原作を貶めるデストロイ映画は数あれど、逆に原作が映画をデストロイしているような物でしょうか。フィクションにはもっと酷いダメ人間キャラはたくさんいても許せるのに・・・(寅さんとか両さんとかもっと呆れた事する時ありますよね)

>中島知子の演技も悪くないと思いましたし、子役も皆いい演技をしています。
>作品のキーパーソンを演じた螢雪次朗も、抑えた演技がとても魅力的でした。
中島さんはあの騒動の後とは思えない好演でしたし、子役の皆さんも良かったです。シオン君役の子も好青年な印象なうえ、美少女姉妹過ぎて「どこのギャルゲーだよ!」と突っ込んでしまいましたが。
架空の人物であるサクちゃんのキャラと物語も良かったです。

>DQN
個人的には「DQN」とまでは行っていなかったかと。
この言葉の語源も不良の不幸自慢番組だったと聞いています。自分もその番組を観た事がありますが、あちらは自業自得を世の中や周囲の無理解の所為だと責任転嫁して自分は弱者!被害者!で不良行為で迷惑をかけた人達への謝罪も無しでウンザリした記憶があります。本作の登場人物達は苦労は自業自得と捉えていて、現実でも作中でもあれ程クズではないと見えました。
ちゃんと労働して収入を得て家事も家族で支え合い問題となっている生活保護に依存もしていないようですし、毒親でもなかったと思います。毒親は美奈子氏の父と最初の夫のような人ですね。働かず酒乱の父の下で育った自分にはそう見えました。
ですが、これが美談かと言われると・・・。悪いのは美談として売り出すメディアですが、これが良い家庭のような価値観が万延するのには懸念を感じます。

>子どもがたくさん
数年前「世界まるみえTV特捜部」という番組でアメリカの20人の子沢山一家が紹介されていましたが、このご夫婦は若い内から子沢山の家庭を作るという目標を持ち、結婚前に十分な養育費を貯め、大きな家を建て、家庭を築いた後も在宅の仕事を続け、兄弟は二人一組で行動しお互いを支えあって家事や勉強をこなす等の綿密な計画を立てて実践しておられました。
これが本来の大家族を築く親の姿では・・・と思います。

>そこでの美奈子の台詞は凄まじすぎました。
>なんつー親だよ!
ここまでけっこう良かったのに、強引過ぎて台無しに受け取れました。
ライムのいじめやノエルの妊娠や借金とか重い問題をサラっと流したのもモヤモヤします。
今までだって十分に大変だったこの家族なら大丈夫・・・という事なのでしょうけど。

総標的に観て良かったです!またこんな一見デストロイな良作も紹介してください!!
2013-11-23 23:50 : 毒親育ち URL : 編集
Re: No title
> 個人的には「DQN」とまでは行っていなかったかと。
> この言葉の語源も不良の不幸自慢番組だったと聞いています。自分もその番組を観た事がありますが、あちらは自業自得を世の中や周囲の無理解の所為だと責任転嫁して自分は弱者!被害者!で不良行為で迷惑をかけた人達への謝罪も無しでウンザリした記憶があります。本作の登場人物達は苦労は自業自得と捉えていて、現実でも作中でもあれ程クズではないと見えました。
> ちゃんと労働して収入を得て家事も家族で支え合い問題となっている生活保護に依存もしていないようですし、毒親でもなかったと思います。毒親は美奈子氏の父と最初の夫のような人ですね。働かず酒乱の父の下で育った自分にはそう見えました。
> ですが、これが美談かと言われると・・・。悪いのは美談として売り出すメディアですが、これが良い家庭のような価値観が万延するのには懸念を感じます。

ちゃんと作中ではDQNには見えませんでしたものね(事実はともかく)。
介護の現場で働いているという設定はとてもよかったと思います。
DQNの語源が不幸自慢のドキュメンタリーだったとは・・・この映画はそのような内容になっていなくてよかったですね。


> >子どもがたくさん
> 数年前「世界まるみえTV特捜部」という番組でアメリカの20人の子沢山一家が紹介されていましたが、このご夫婦は若い内から子沢山の家庭を作るという目標を持ち、結婚前に十分な養育費を貯め、大きな家を建て、家庭を築いた後も在宅の仕事を続け、兄弟は二人一組で行動しお互いを支えあって家事や勉強をこなす等の綿密な計画を立てて実践しておられました。
> これが本来の大家族を築く親の姿では・・・と思います。

美奈子じゃなくて、これを映画化すればよかったのに!


> 総標的に観て良かったです!またこんな一見デストロイな良作も紹介してください!!

美奈子成分を除けば冗談抜きで良作・傑作の部類でした(そのノイズが大きすぎるけど)。
自分も紹介してよかったです!
2013-11-24 20:30 : ヒナタカ URL : 編集
美奈子??大嫌い

何様??
2013-12-30 00:35 : ちの URL : 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014-08-06 17:35 : : 編集
No title
基本的に主人公のこと嫌いなんですけど…ますます嫌いになった。本人が出てくることも嫌だし自分を美化し過ぎ!売名行為で林下さんと結婚したんじゃないかと思えて仕方ないです。早くテレビから消えてほしい人No.1です!
2014-08-06 17:40 : ビッグチビィ URL : 編集
Pagetop




« next  ホーム  prev »

最新の記事

最近のおすすめ映画

sully ポスター
イーストウッド、真骨頂
こえのかたちぽすたー
生きてくれて、ありがとう
怒り映画ポスター
信じていいのか

広告(同じウィンドウで開きます)


Twitter...

反響のあったorおすすめ記事

<初めて来られた方へ(ブログの説明)>
<著者プロフィール>
こちらでも記事を執筆中↓
<ヒナタカ | シネマズ by 松竹>

ご連絡の際は、以下のメールアドレスまでお願いします(☆を@に変えてください)
hinataku64_ibook☆icloud.com

2015年ベスト映画20
2015年ワースト映画10

2014年映画ベスト20
2014年映画ワースト10

2013年映画ベスト20
2013年映画ワースト10

2012年 映画ベスト20
2012年 映画ワースト10

2011年 映画ベスト20
2011年 映画ワースト10

映画パロディAVタイトルベスト10
映画邦題ベスト10&ワースト10
Yahoo!映画のステマ評価ワースト5
レビューサイト「Filmarks」の優れた点&ちょっと微妙なところ
剛力彩芽のゴリ押しっぷり
真のレゴムービーの日本版予告編

<2016年下半期>
『聲(こえ)の形』
『スーサイド・スクワッド』
『キング・オブ・エジプト』(吹き替え版)
『君の名は。』
『ゴーストバスターズ(2016)』
『シン・ゴジラ』
『ファインディング・ドリー』

<2016年上半期>
『葛城事件』
『TOO YOUNG TO DIE!』
『貞子 vs 伽椰子』
『ヒメアノ~ル』
『デッドプール』
『アイアムアヒーロー』
『ズートピア』
『クレしん ユメミーワールド』
『バットマン vs スーパーマン』
『ドラえもん 新・日本誕生』
『X-ミッション』
『オデッセイ』

<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』
『アメリカン・スナイパー』

<2014年下半期>
『ベイマックス』
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『MONSTERZ』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

検索フォーム

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

01月 | 2017年02月 | 03月
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。