ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- : スポンサー広告 :
Pagetop

記憶を消す理由 映画「インシディアス 第2章」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はインシディアス 第2章です。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:ずいぶん変化球を投げてきたなあ・・・


あらすじ


前作の事件の直後・・・父親・ジョシュ(パトリック・ウィルソン)の様子がおかしかった。
母親のレネ(ローズ・バーン)は祖母のロレーン(バーバラ・ハーシー)とともに、ジョシュの秘密と超常現象の原因を探りはじめる。




ヒットホラー「インシディアス」の続編です。
<前作のレビューはこちら>

パトリック・ウィルソン
2273円
powered by yasuikamo

前作はホラー映画でありながら、脅かし方がバリエーションに富んでいて、笑ってしまう要素がふんだんにありました。
物語も「家で起こる超常現象を起こす相手と闘う」というシンプルなものであり、その基本的なスタンスはこの続編でも変わっていません。

今回の続編で違うのは、かなり謎解きの要素が強まったということです。
主人公たち「調査班」は、家の中だけでなく様々なところを歩き回り、現在の状況の理由を探るのです。
前作がストレートだったぶん、変化球を投げて、違った面白さを提供しようとする気概が伝わりました。

残念だったのは、物語が複雑になった分、前作の「お笑いホラー」の要素が少しだけ薄れてしまったことでしょうか。
前作の、大きい音が「ドーン!」と鳴る→同時に多種多様な驚かせ方をするアホらしさが好きだった自分としては、ちょっと寂しいところです。

ホラー以外の部分でのギャグ要素はそれなりにあるのですが、それほど面白いものでもありませんでした。
自分はこの作品に「ホラーなのにギャグになっている」「シリアスな笑い」を求めていたのだと気づきました。

そして重要なこととして、本作は前作の鑑賞がほぼ必須です。
登場人物は前作からまるごと継承しています。
物語は前作のラストの直後からスタートしていますし、前作の展開と絡んだシーンも多数登場します。
前作からなるべく間を空けずに観た方が、より楽しむことができるでしょう。

ちなみに、前作や「ソウ」が出世作となったジェームズ・ワン監督は、「ワイルド・スピード」の次回作を手がけることが決定しています。
好きな監督がジャンルを超えた活躍をするのは、いちファンとしてとても嬉しいです。

日本の宣伝では「完結」とされている本作ですが、すでに3作目の公開が決まっています
ジェームズ・ワンは3作目を監督しない(ホラー映画をもう撮らない)そうですが、またホラー作品にも戻ってきてほしいですね。

前作がイマイチだった方にはおすすめしませんが、前作の「続き」を観たい方には劇場へ足を運ぶ価値があります。
本気で怖がれるホラーではなく、物語性の強い&ちょっと笑えるホラーを期待して観ることをおすすめします。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓ 前作の展開(ラスト含む)もネタバレするのでご注意を。










〜幼いジョシュ〜

前作で活躍したおばあちゃん・エリーズは幼いころのジョシュとすでに会っていました。
ジョシュは幽体離脱をして、幽霊と交信をする才能を持っていました。

このとき、ジョシュは誰かに「案内するよ」と言っていました。
その「誰か」は、後ほど明かされることになります。


〜ジョシュではない何か〜

前作で、ジョシュは「寄生者」にとりつかれてしまい、エリーズの首を締めて殺しました。
ジョシュは妻のルネの肩を「ぼくはここにいるよ」とポンと叩いたところで前作は終わり・・・今作でジョシュは何ごともなかったかのようにふるまい、息子の無事を確認しました。

しかし、おばあちゃんの家に引っ越した後のジョシュの様子はおかしいままでした。
あれだけ異常な事態に陥っていたのに、ルネの見たものに「気のせいだ」と言ったり、
誰かに「あっちに行くんだ」と話していたり、
「俺に殺させないでくれ!」と言ったり・・・

一見ジョシュは何かと闘っていたようでしたが、実は他の「何か」が取り憑いていたのでした。


〜パーカーという男〜

ジョシュに取り憑いた者の秘密は、おばあちゃんのロレーンが働いていた病院にありました。
かつてジョシュの現象を知っていたエリーズの友人・カールは、サイコロを振る占いで、死んだエリーズから病院の名前を教えてもらうのです。

元・女医のロレーンは集中治療室で、「パーカー」という患者のことを思い出します。
パーカーは幼いころのジョシュにいきなり食って掛かりました。
パーカーは今朝に死んだはずなのに、ロレーンとエレベーターで居合わせていました。

パーカーの部屋には、男の子のものとは思えない少女趣味の小物が多くありました。
それはなぜかー
実は、パーカーの母こそが諸悪の根源でした。

パーカーは「漆黒の花嫁」という殺人鬼として、14人もの女性を殺していました。
それは母親による殺人教唆でした。

子どものころのパーカーは、母親に女装と「マリリン」と自らを名乗ることを強要され、従順に従うしかありませんでした。
母親に虐げられた少年時代を取り戻したいがために、パーカーはジョシュに取り憑いていたのです。

ジョシュに取り憑いていたパーカーは、単独で会いにきたカールをナイフで殺そうとし、そのはずみでカールは仮死状態となり、「彼方の世界」へと行ってしまいます。


〜彼方の世界で〜

彼方の世界で、ジョシュはかつての自分たちの姿を見ます。
前作で「玄関の扉を叩いていた者」「赤ん坊のカリのそばに表れた者」は、実は未来のジョシュだったのです。

彼方の世界はこの世から断絶された存在で、時間移動も可能なのでしょう。
ジョシュの家にパーカが襲いにきましたが、亡くなったエリーズがすんでのところで助けてくれました。

パーカーの母の記憶を消すことをもくろむエリーズですが、それができる場所(パーカーの部屋)がどこかがわかりません。
そこで、一同は「子どものころのジョシュ」に聞きに行きます。
オープニングで幼いころのジョシュが「案内」をしたのも、実は未来のジョシュだったのです。


〜クライマックス〜

「彼方の世界」でカール、エリーズ、ジョシュがパーカーの母と闘っている最中ー
現実世界ではパーカーに取り憑かれたジョシュが家族に牙を剥いていました。

ルネはナベを投げてジョシュの攻撃を逃れようとしますが、パーカーはやかんを投げてルネを倒します。やけに物理的な攻撃するなあ。
長男のダルトンは、ルネを襲っていたパーカーをバットで殴りつけます(このバットは序盤にパーカーが持っていました)。

ルネは倉庫に隠れ、ダルトンは「彼方の世界」に本物のジョシュを迎えにいきます。
倉庫に入ってきたパーカーがダルトンを殺そうとしたときー
彼方の世界にいたエリーズがパーカーの母親を倒し、現実世界のパーカーは気絶をしました。

ダルトンは作っていた「糸電話」があったために、無事ジョシュを迎えることができ、ジョシュは元の優しい父親に戻りました。

そして・・・ジョシュは「ピアノを弾いていた」ことを口にします。
序盤で鳴っていたピアノの曲は、ルネがジョシュのためにつくった曲でした。
ルネは「どうして気づかなかったのかしら、あんな下手な弾き方・・・」と涙を見せながらジョシュに抱きつきました。


〜ギャグキャラのスペックとタッカー〜

心霊コンビのスペックとタッカーは今回でもギャグ担当でした。

・書斎に入る順番を決めるため、「ニンジャ!」「ベア!」というジャンケンのような謎の遊びをする
・タッカーはパーカーの部屋にあったドールハウスを見て「俺も持っていたよ」と言う
・カールがジョシュ(パーカー)に襲われそうになるのを聞いて「ヤバい!」と言う(気づくの遅いよ)(そもそもなんでカールを単独で行かせたの)
・絶体絶命になったカールは、「いらない」と言ったはずの合い言葉の「ケサディーヤ」を口にする
・タッカーは用意しておいた鎮静剤を打たれてしまい思い切り眠る
・全てが終わったあと、タッカーが起きてきて「かかってこい!」とほざく

ええと、こいつらわりと役に立っていないよね。


〜作中の脅かし方〜

前作よりおとなしくなったとはいえ、やっぱり脅かし方はギャグっぽかったですね。

・寄生者が「とぼけるんじゃないわよ!」とルネを平手打ちにする
・白いローブの女性が歩いており、ルネが見ている鏡にも映る
・眠っているダルトンが、ロレーンに「おばあちゃん、後ろにだれかいるよ」と言う(これはわりと怖い)
・パーカーに殺された女性が、糸電話でダルトンに「私は弟じゃないわよ」と言う(これはわりと怖い)
・病院で寝ていたはずのパーカーがいきなり起きてジョシュに襲いかかる
・シャンデリアのネジが外れて落ちてくる
・パーカーが乗り移ったジョシュがナイフで物理的に攻撃する
・パーカーが乗り移ったジョシュやかんアタック
・パーカーが乗り移ったジョシュが倉庫にアタック

あれ?後半物理攻撃ばっかりやん
幽霊ものとしての怖さがなくなっちゃったなあ。

この父親が襲ってくる展開は、名作ホラー「シャイニング」っぽくもあります。

あとなんだかんだで一番笑ってしまうのは、パーカーの女装したビジュアルでした。

女装おばちゃん<化粧濃いっすね

本当にこれが、前作でわりと不気味だった寄生者と同一人物でいいのかなあ・・・

それと・・・前作のボスキャラだった悪魔はどこ行ったんですかね。
あのファンキーなキャラが大好きだったので、出てこなかったのは寂しかったです。

前作のガスマスクを被って「交信」をするシーンも大好きだったのに、今回は書斎でチラッと見せるだけでした。


〜オチ〜

前作ではどんでん返しがあったのですが、今回はインパクトが薄くてちょっとがっかりでした。

スペックとタッカーは新たな心霊現象が起こっている家に向かい、そこに彼方の世界にいるエリーズもついてきていました。
エリーズは取り憑かれていた女の子の背後に何かを感じ、「なんてこと!」と言ったところで物語は終了しました。

おそらく、パーカーか、パーカーの母が新たな「住処」を見つけたのでしょう。
その続きは、また「3章」で語られることになりそうです。


〜記憶〜

事件を解決する方法が「記憶を消す」ということが印象に残りました。

エリーズはジョシュたちを助けるために、寄生者の記憶を消すという方法を選びました。
最後にジョシュと息子のダルトンは、カールの催眠によりその記憶を消しました。

良い未来のためには、悪いことは忘れてしまえばよいのでしょうね。

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2014-01-13 : 映画感想 : コメント : 4 : トラックバック : 0
Pagetop
コメントの投稿
非公開コメント

No title
再開おめでとうございます!
しかも怒涛の更新!「大脱出」は観賞予定「ヨヨとネネ」は遠過ぎるので残念ながらスルー予定ですが、母でなく父にですが良い思い出がないのでスルー予定だった「麦子さんと」に興味が湧いています。

>エリーズ
前作から大好きだったキャラ達です。
前作ではエリーズをあんな無残に殺したのが許せなかったのですが、幽霊になったエリーズがまさかの大活躍!幽霊だって元は人間、悪い人もいれば良い人もいるんだよ。というのが良かったです。
(ラストで女の子に「しぃ~!」とか可愛過ぎる!)
一方の悪い幽霊のパーカーの母、馬鹿は死んでも治りませんでしたとか・・・。本当に腹が立ちました。もっとコテンパンにして欲しかったくらいです。

>スペック
>タッカー
>こいつらわりと役に立っていない
ホラーには徹底的な暗さを求める人にはウザいかもしれませんが、彼らの存在は良い清涼剤でした。

次回作ではエリーズ達にも手にも負えないような強力な存在が相手らしいですが、このままオカルトオタク二人と幽霊おばあちゃんの「ゴーストバスターズ」みたいなノリで続いてくれないかな・・・と思いました。

ショッキングなシーンも多いけど、ギャグキャラのスペック&タッカー、悪意の存在に立ち向かうヒーロー的存在のエリーズとカール、なにより苦難に負けない家族の絆、「恐怖」だけが残らない作品で家族で見るホラー映画に向いていると思いました。

>取り憑かれていた女の子の背後に何かを
パーカーは今回で母の呪縛から解き放たれたように見えましたので、1作目の悪魔かパーカー母でしょうか。パーカー母だったら懲りないなぁ・・・

>良い未来のためには、悪いことは忘れてしまえばよい
「こどものじかん」の秋さんがレイジに「許せなければ忘れるの」と言っていたのを思い出しました。
(こう思うと被害者が忘れているのに粘着するパーカー母が余計許せないですが・・・)
また怪異の存在は人の恐怖に寄って存在しているので、忘れられるのが致命的だとか・・・
2014-01-13 15:30 : 毒親育ち URL : 編集
Re: No title
> 再開おめでとうございます!
> しかも怒涛の更新!「大脱出」は観賞予定「ヨヨとネネ」は遠過ぎるので残念ながらスルー予定ですが、母でなく父にですが良い思い出がないのでスルー予定だった「麦子さんと」に興味が湧いています。

とりあえず休み中に交信をばと思いまして。
麦子さんとは全国で同時に上映開始してほしかったなあ。おすすめです。

自分のあのコンビ&エリーズおばあちゃん大好きです。
どっちも可愛いですよね。

こどものじかんも「こころの傷」について描かれた作品でしたね。

次回作ではパーカー母がひどいめに会えばいいと思いますw
2014-01-13 18:48 : ヒナタカ URL : 編集
同じく
私もあのコミカルな悪魔とガスマスク、そして悪魔が聴いてたティップトー?とかいう巫山戯た薄気味悪い曲が大好きだったのでそれがなかったのが寂しくてたまりませんでした。
2014-01-27 11:36 : とっととハメ太郎 URL : 編集
クライマックスで少女の背後にいたのは、私ことダースモル夫です。
2016-02-27 23:52 : ダースモル夫 URL : 編集
Pagetop




« next  ホーム  prev »

最新の記事

最近のおすすめ映画

sully ポスター
イーストウッド、真骨頂
こえのかたちぽすたー
生きてくれて、ありがとう
怒り映画ポスター
信じていいのか

広告(同じウィンドウで開きます)


Twitter...

反響のあったorおすすめ記事

<初めて来られた方へ(ブログの説明)>
<著者プロフィール>
こちらでも記事を執筆中↓
<ヒナタカ | シネマズ by 松竹>

ご連絡の際は、以下のメールアドレスまでお願いします(☆を@に変えてください)
hinataku64_ibook☆icloud.com

2015年ベスト映画20
2015年ワースト映画10

2014年映画ベスト20
2014年映画ワースト10

2013年映画ベスト20
2013年映画ワースト10

2012年 映画ベスト20
2012年 映画ワースト10

2011年 映画ベスト20
2011年 映画ワースト10

映画パロディAVタイトルベスト10
映画邦題ベスト10&ワースト10
Yahoo!映画のステマ評価ワースト5
レビューサイト「Filmarks」の優れた点&ちょっと微妙なところ
剛力彩芽のゴリ押しっぷり
真のレゴムービーの日本版予告編


<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

検索フォーム

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
未設定
--位
アクセスランキングを見る>>

カレンダー

プルダウン 降順 昇順 年別

05月 | 2017年06月 | 07月
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -


ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。