史上最悪の主人公 映画「クローズEXPLODE」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
個人的お気に入り度:2/10
一言感想:explodeどころか不発
あらすじ
東出昌大「俺はケンカとかしねーし」→結局ケンカする話
人気ヤンキー漫画「クローズ」の映画化作品の第3弾です。
前作「クローズZEROII」の公開から5年の月日が経っていることもあり、本作はキャストも一新してリブート作のような様相になっています。
前々作「ZERO」と「ZEROII」の監督は日本を代表するヒット・メイカーの三池崇史でしたが、本作では「青い春」「空中庭園」の豊田利晃にバトンタッチ。作品のタッチも暴力で押し通すものから、ドラマを重視するスタイルに切り替わっている印象を受けました。
ヤンキーを主人公とした映画なので、当然不良ばっかり出てきます。
高校の荒れ具合はどこの世紀末だよっていう感じだし、先生やまともな生徒や授業風景は一瞬たりとも姿を見せません(笑)。
この極端すぎる世界を見て「こんな高校ねーよ!」楽しくツッコミを入れられるのはこのシリーズの長所です。

新しいキャスト勢もいい仕事をしています。
柳楽優弥の強面は「誰?」と思わざるを得ない変貌っぷりで、永山絢斗には他を圧倒する存在感があり、勝地涼演じるお調子者キャラもいい味を出していました。
どう見ても高校生じゃない老けかたをしているのは、まあ大目に見ましょう。
映画のクローズファンにとっては、前作からのキャラクターが数人登場するのもうれしい要素。おなじみのキャラクターが高校を卒業しても、変わらずに近くに愛すべきOBがいるというのは、久しぶりの同窓会に参加したかのような楽しさがありました。
えーと、本作のいいところは以上です。映画自体は恐ろしいくらいにつまらないのでびっくりしました。
とりあえず以下にいろいろと問題点を書き出してみましょう。
①主人公に魅力なさすぎ。
物語は東出昌大演じる主人公が不良高校の鈴蘭に転校してくるところからはじまるのですが、なんとこいつは「俺はケンカしねえんだよ」「だりいな」とかほざきます。
鈴蘭では暴力により“頂点”に立つことが理想とされている場所なので、当然「何でお前は鈴蘭に来たの?」「やる気がねえなら鈴蘭来るんじゃねえよ!」というツッコミを入れられます。
ふつうだったら主人公の「鈴蘭に来た本当の理由」が描かれるはずなのですが、この映画ではその流れを完全放棄しており、結局ケンカをするだけの内容になっています。
②全然熱くなれない
前作までの魅力は、主人公たちが“暴力”でのし上がることにこそありました。
登場人物が暴力により相手を倒し、頂上を目指す過程には(不謹慎ながら)爽快感があったのです。
しかし、本作では「てっぺんを取って何があるんだ」「俺はケンカしねえし(主人公はこればっかり)」とウジウジ価値観に悩むシーンばかりがクローズアップされるので、全然熱くなれないのです。
③ドラマ中途半端過ぎ
本作では鈴蘭高校の内部抗争だけでなく、ライバルとなる黒崎工業高校との確執、黒崎興行高校内での軋轢、ヤクザの陰謀、鈴蘭高校OBの物語と、多くのエピソードが羅列されているのですが、その全ての物語が中途半端な決着に留まっており、全く面白くありません。
ちょっと話を描いた→途中で終わって別の話という流ればかりで、肝心のケンカシーンが少ないせいもあり退屈で仕方がありませんでした。
④ケンカつまんなすぎ
主人公の強さの理由がわかりません。ボスキャラの個性も希薄です。
⑤説得力なさすぎ
主人公があれだけやる気がないのに、他の登場人物がやたらと彼を持ち上げるのにもうんざりしたし、後半にかけてあれよあれよと都合のよい展開ばかりが押し寄せるのでがっかりを通り越して怒りがわいてきました。
総じて脚本の投げやりっぷりがすさまじいです。
今回の脚本には3人がクレジットされていたのですが、三人寄れば文殊の知恵とはならず、船頭多くして船山に登るになっていまったのかなあ・・・と勘ぐりたくなりました。
いままでの「クローズ」には暴力を否定的に捉えている人(自分含む)を引き込むほどの熱い男の生き様があり、娯楽性も抜群でした。
しかし、本作では暴力そのものを否定的に捉えまくり、ケンカ自体がつまらないというヤンキー作品として最悪の内容になっているので、フォローしようがありません。
前作と前々作が好きだった人には黒歴史化してしまいそうな内容ですし、新しくクローズの世界に触れようとしている人にもおすすめできません。
唯一薦めれそうなのは役者のファンくらいのものですが、東出さんのキャラクターはひどくつまらないしなあ・・・
EXPLODE(爆発)どころか、はじめから導火線に火が点いていないガチの残念作品です。
予告編の最後に「もっと熱くなれ」と言っていますけど、そのことば、そのままそっくり作品にお返しします。
以下、結末も含めてネタバレです↓ わりと本気で怒っているのでこの作品が好きな人にはごめんなさい
〜本当にこいつ主人公かよ・・・〜
かたくなにケンカをしないと主張する主人公ですが、一応その理由はあります。
それは父親が格闘家であり、負け続けてばかりであった上に、試合中の事故で死んでしまったからというものでした。
母親は幼い主人公を養護施設に預けたまま別の場所で暮らし、たまに金だけをあげるという対応をしていました。
主人公は暴力により父親を失い、そのために家族もバラバラになったのですから、暴力を毛嫌いするというのは理解できます。
では、なんで暴力ばかりが吹き荒れる鈴蘭高校に来たの?と誰もが思うところですが、その理由はありません。
え?と思いましたよ。大切なことなのでもう一度言いますが、暴力を毛嫌いしている主人公が暴力的な高校に来る理由が作中で全く描かれないのです。
*以下のご意見をいだきました
週刊少年チャンピオン19号に載っている本作のプロローグによると、どうやら降りかかる火の粉を払っただけなのに前の学校を喧嘩両成敗で退学になり、そこの校長が「もうここしか受け入れてくれる所はないぞ」と鈴蘭送りになったようです。
じゃあせめて暴力以外の方法で“てっぺん”を目指せよと思っていたら、主人公は途中で“リンダマン”というボスキャラに「俺がてっぺん取るまで待ってろよ」とこれまた理解不能な宣戦布告をします。
せいぜい作中で主人公がやったことは、襲いかかってきた敵を2人だけ瞬殺したくらいのものです。
それにも関わらず、主人公のもとには仲間が次々と現れ、なぜか信頼されまくっており、鈴蘭で思い切り暴力による乱闘をはじめ、最後は屋上にいたボスキャラ(1年生)を倒しただけで鈴蘭の頂点に立ちました。よかったね☆
このときの自分の気持ち↓
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`i!:: ,rニ彡三=、' ゙''ニ≧=、!´ 屋上へ行こうぜ・・・・・・
r'ニヽ, ( ・ソ,; (、・') i'
ll' '゙ ,;:'''"´~~,f_,,j ヾ~`''ヾ. 久しぶりに・・・・・・
ヽ) , : ''" `ー''^ヘ i!
ll`7´ _,r''二ニヽ. l キレちまったよ・・・・・・
!::: ^''"''ー-=゙ゝ リ
l;::: ヾ゙゙`^''フ /
人、 `゙’゙::. イ
なんとか理解をしようとするのであれば、主人公はなんだかんだ言いつつも父親のように拳で戦いたいと願っており、周りの人間のケンカを見るうちに暴力により力をつけることを欲した(父のようにはならない、それが父の弔いにもなる)っていうことなのでしょうか。
そんな葛藤と成長は、作中で全く描かれているようには見えなかったけどな!
最悪なことがもうひとつ。
主人公はほとんどの場面で無愛想なのですが、笑うシーンもあります。
そのひとつが、自分を慕ってくれている仲間が銭湯でヤクザに殴られるシーンなのです。
こいつ、暴力を嫌っているはずなのに、暴力を受けている仲間を指差しながら「アハハ」って笑っているんです。なんでこんなシーンを入れたのか、理解に苦しみます。
ちなみに、仲間のひとりは「お前だけでなく、みんないろいろあるんだよ。でも、みんなでいると楽しいじゃんか」と主人公の心を開こうとしていました。
しかし、作中で主人公が仲間に心を開くシーンは皆無です(養護学校の子どもたちと先生くらいにしか心を開いていません)。
協調性がなかった主人公が仲間を大切にしていく過程が描かれるべきであるのに、結局主人公が自分1人で戦って周りもなんだかんでついて来てくれるだけです。
こいつのどこに人望があるのかさっぱり理解できません。イヤなやつがイヤなやつのまま終わってしまう、最悪のシナリオになっていました。
〜いい話なの?〜
前作からのキャラクターは、前述のリンダマンと、鈴蘭高校出身のOBのケンさん(やべきょうすけ)と、女性にとことんモテない不良の牧瀬(高橋努)です。
ケンさんと牧瀬は、元組長の娘とともに中古車店の経営をはじめ、ヤクザの襲撃にあいながらもなんとかカタギとして生きようとしていました。
結局お店は火をつけられて全焼してしまうのですが、彼らはなぜか消防車を呼ぼうとしません。<3人いても消防車を呼びません
まあ、そこは呆然とするから仕方がないか、と大目に見ていたのですが、この話のオチは新しくお店を立て直したら大繁盛したからよかったねというものでした。
(たぶん)火災保険に入っていた→結果オーライというのは話としてはちょっと・・・
ヤクザの親分(板尾創路)の顛末も新聞で捕まったことがわかるだけで、ちゃんと倒したところが見れるわけでもありません。全然スカっとしない話なのです。
〜他のドラマも・・・〜
主人公の幼なじみの女の子は本屋で万引きをしていて店員に捕まっていたのですが、女の子は特に謝ってもいないし、このことで何か成長があるわけでもありません。
この子「この人ロリコンです!」「セクハラをしています!」と一歩間違えば痴漢えん罪になるようなことを言ってるんだから、ちったあ謝れ。主人公は怒れ。
相手に灯油をまいて火をつけたことにより少年院に入れられた男(永山絢斗)は、鈴蘭高校でリターン・マッチをするのですが、ケンカを途中でやめてどこかに去ろうとします。
そこで相手の男が言ったのは「あいつはあいつになりに何かを見つけたんだろう」でした。自分はこいつに何の成長も見えなかったんですけど。ヤクザの下っ端になって破壊行動しているだけじゃん。
〜お前は何がしたかったの?〜
噴飯ものなのが、ヤクザの息子である1年生(早乙女太一)の顛末です。
こいつが屋上にやってきた主人公にぶつけたのは「俺が勝ったら友達になってくれませんか」でした。
これに対する主人公の返答が「なんだそりゃ」で完全に同意だよ(はじめて主人公に共感した)。
一応フォローしておくと、彼は父親に生き方を勝手に決められていて、そのことで自分を抑圧しており、どこかで友達を欲していたというのは理解できるんです。
「鈴蘭に何があるんだよ!」と言っているのも、落書きをラッカーで消しながら主人公を待っていたのも、鈴蘭の暴力が全てのような価値観を嫌っていたがためなのでしょう。
でも、こいつは主人公に倒されるとき「高えな、てっぺん」と、まるで鈴蘭で天下を取りたかったような言い方をしています。お前そのことに価値を求めていなかっただろ。言っていることがちぐはぐです。
〜よかったところを探そう〜
・高校までの通学路には不良しかおらず、早くも世紀末な雰囲気なのがよかった
・キャラクターを「ケンカ偏差値」つきで紹介するのは面白かった
・銭湯に入った後にヤクザがやってきて、みんなで全裸で逃げるところは面白かった(女性大歓喜)。
・主人公が金を渡す母親に「金って一番簡単だよな」と言うのは、皮肉に満ちていてよかった。
・ラストの乱闘でかかるdragon ashの主題歌Blow Your Mindがかっこ良かった。
・永山絢斗が「ぶっつぶしたいのはなあ、ガキども全部なんだよ」と言うも、全員がガキに見えない(老け過ぎ)なのはある意味面白かった
〜作品の主張〜
この作品で主張しているのは、作中でも「俺たちカラス(CROWS)はゴミをつついて生きるしかねえのかもな」という台詞としてあったように、暴力の中でしか生きられない男の悲哀なのでしょう。
暴力を嫌っても暴力で結局のし上がってしまう主人公、暴力から逃げてカタギになろうとしても理不尽な暴力を受けるケンさん、暴力により身を滅ぼす男たち・・・
今までのシリーズでもあった、暴力のむなしさというものはしっかり描かれていました。
(その悲しみを打ち破るほどの暴力の魅力が描かれていないのが致命的なんだけど)
むしろ自分はこの映画のおかげで暴力を振るいたくなりました。主人公に。
おすすめ↓
「やっぱり。。。」 ユーザーレビュー - Yahoo!映画
【ネタばれ】「不良映画をわかっていない(今回は俳優も)」 ユーザーレビュー - Yahoo!映画
描写を理解できてないようなのでもっかい観たらどうですか
> 描写を理解できてないようなのでもっかい観たらどうですか
だいぶ忘れているところもあるので、どこをどう理解していないのか教えていただけると幸いです。
いつも楽しく拝見させております!
今回のクローズは劇場でみてきましたが…
結論からいうと、いかに前作のZEROシリーズが良く出来ていたかというのを痛感させられたというか。やっぱり今回も三池監督に作ってほしかったというのが正直なところですね。
ただ、主人公の疾風雄が煮え切らない(というか生煮え)以外はキャストはなかなか良かったですし、疾風雄のさらなる人物像の掘り下げも含めて、個人的にはいずれ作るであろう続編に期待ですね。ZEROシリーズも1より2のが好きなもんで。
…というか続編では、三浦春馬扮する美藤竜也率いる鳳仙との全面戦争を!
美藤に2回鈴蘭と闘えと!?
> 今回のクローズは劇場でみてきましたが…
> 結論からいうと、いかに前作のZEROシリーズが良く出来ていたかというのを痛感させられたというか。やっぱり今回も三池監督に作ってほしかったというのが正直なところですね。
> ただ、主人公の疾風雄が煮え切らない(というか生煮え)以外はキャストはなかなか良かったですし、疾風雄のさらなる人物像の掘り下げも含めて、個人的にはいずれ作るであろう続編に期待ですね。ZEROシリーズも1より2のが好きなもんで。
> …というか続編では、三浦春馬扮する美藤竜也率いる鳳仙との全面戦争を!
自この手の映画は苦手だろうなあと思っていましたが、1作目は三池監督作品でもかなり好きなほうでした。
自分は2より1のほうが好みですね。
今回の評判は悪すぎるので、シリーズが頓挫しないかなあ・・・と心配(?)しています。
しかし「ヒナタカ先輩採点の映画偏差値2点ッスか!?」と不安でしたが見事に的中でした・・・。
>暴力を毛嫌いしている主人公が暴力的な高校に来る理由
明日には店頭から消えてしまいますが、週刊少年チャンピオン19号に載っている本作のプロローグによると、どうやら降りかかる火の粉を払っただけなのに前の学校を喧嘩両成敗で退学になり、そこの校長が「もうここしか受け入れてくれる所はないぞ」と鈴蘭送りになったようです。
高校卒業資格が欲しいとしても「鈴蘭高校卒」はヘタすると経歴的にマイナスかも・・・。
>作中で主人公が仲間に心を開くシーンは皆無です
でも溜まり場に入り浸ったり、三人組の後を付いて歩いたりと、喧嘩は嫌だし頂点なんかに興味無いけど友達は欲しいのでしょうか。
とうとう小岐須に愛想を尽かされるシーンは自業自得だと思いましたけど。
>〜いい話なの?〜
牧瀬は原作で一番好きなキャラです。強面なだけで根は真面目で好漢な彼が立派な大人になっていたのはとても良かったのす。
ですが、漫画では不良達だけの世界の話でしかなく、特に社会に迷惑を掛けている描写が無い(それどころかそういう事を窘めたり、時には懲らしめたりしてましたよね)のが良かったのですが、本作ではヤクザに使われて地域に迷惑どころか損害を与えまくっていたのはがっかりしました。
リンダマンが真面目に弁当屋で働いてる所とか大好きだったのに・・・
>ヤクザの親分(板尾創路)の顛末も新聞で捕まったことがわかるだけで、
暴力団すら手に負えない「半グレ」とか問題になっていますが、若者の聖域に汚い大人の企みを持ち込んだ報いを、彼らの手で受けさせて欲しかったですね。
>〜他のドラマも・・・〜
万引女子は本当にイライラしました。兄貴分の旋風男は叱ってくれましたし、孤児院のお兄さんも良い人なのに、あれでは彼女の性根が腐ってるだけとしか思えません。せめて家族の思い出の曲だったとか、弟達が欲しがってた、とかの理由が欲しかったです。
>暴力を嫌っても暴力で結局のし上がってしまう主人公、暴力から逃げてカタギになろうとしても理不尽な暴力を受けるケンさん、暴力により身を滅ぼす男たち・・・
私が読んだ原作には無かった「楽しい喧嘩青春」が終わった後、更生しそこねた不良の悲しい末路というのは解りますが、永山絢斗が演じる暴走族のボス(大人としてはヤクザの下っ端)には、嘆いてヤケ起こす前に牧瀬先輩を見習え!としか思えませんでした。
> >暴力を毛嫌いしている主人公が暴力的な高校に来る理由
> 明日には店頭から消えてしまいますが、週刊少年チャンピオン19号に載っている本作のプロローグによると、どうやら降りかかる火の粉を払っただけなのに前の学校を喧嘩両成敗で退学になり、そこの校長が「もうここしか受け入れてくれる所はないぞ」と鈴蘭送りになったようです。
> 高校卒業資格が欲しいとしても「鈴蘭高校卒」はヘタすると経歴的にマイナスかも・・・。
な、なんだってー!
不良漫画は「ナンバ」シリーズと「今日から俺は!(傑作)」くらいしか読んだことがなかったので、その情報はありがたいです。読めば良かった・・・追記させてください。
> >〜いい話なの?〜
> 牧瀬は原作で一番好きなキャラです。強面なだけで根は真面目で好漢な彼が立派な大人になっていたのはとても良かったのす。
> ですが、漫画では不良達だけの世界の話でしかなく、特に社会に迷惑を掛けている描写が無い(それどころかそういう事を窘めたり、時には懲らしめたりしてましたよね)のが良かったのですが、本作ではヤクザに使われて地域に迷惑どころか損害を与えまくっていたのはがっかりしました。
> リンダマンが真面目に弁当屋で働いてる所とか大好きだったのに・・・
原作を読んでなかったのが申し訳なくなりました。
牧瀬は映画の1作目で大好きになりました。ガチのモテなさっぷりとか、ズルい手で恋人をゲットしようとするんだけど自分でバラしてしまうところとか・
> >ヤクザの親分(板尾創路)の顛末も新聞で捕まったことがわかるだけで、
> 暴力団すら手に負えない「半グレ」とか問題になっていますが、若者の聖域に汚い大人の企みを持ち込んだ報いを、彼らの手で受けさせて欲しかったですね。
板尾創路さんはいい仕事していた(マジでイヤなやつに見えた)ので、作中で成敗してほしかったです。
> >〜他のドラマも・・・〜
> 万引女子は本当にイライラしました。兄貴分の旋風男は叱ってくれましたし、孤児院のお兄さんも良い人なのに、あれでは彼女の性根が腐ってるだけとしか思えません。せめて家族の思い出の曲だったとか、弟達が欲しがってた、とかの理由が欲しかったです。
そうそう、主人公が怒ってくれないんですよねえ。「何をやってんだ」だけだもん。
>永山絢斗が演じる暴走族のボス(大人としてはヤクザの下っ端)には、嘆いてヤケ起こす前に牧瀬先輩を見習え!としか思えませんでした。
こいつ少年院にぶち込まれて、その逆恨みにヤクザについて破壊行動しているだけで、何の感情移入もできないキャラでしたよ・・・
うん、いや、本当に原作読みたくなりました。
http://renzaburo.jp/contents/045-uno/045_main_032.html ←参考に「坊屋春道はなぜ「卒業」できなかったのか」
ヤンキー映画のステレオタイプでこの映画を捉えちゃうとつまらなく感じちゃうのかもしれませんね。
ttp://renzaburo.jp/contents/045-uno/045_main_032.html ←参考に「坊屋春道はなぜ「卒業」できなかったのか」
ヤンキー映画のステレオタイプでこの映画を捉えちゃうとつまらなく感じちゃうのかもしれませんね。
キャストが良かった?は?って感じですね。
キャストがカスすぎてもう泣けてくる。
でも「失敗」のような気がします。
なんというか疾風男に、あらすじを読んだだけでワクワクしてくる「坊屋春道」のような魅力を感じませんでした。
不良漫画の主人公が、不良にとって耳を塞ぎたくなるような現実をと叩きつけてしまう!(オタク漫画では良く見る光景ですけど・・・)
しかも殆どのキャラが牧瀬やリンダマンのように立派に社会人な大人になっているのですね。ますます永山絢斗が演じる暴走族のボスがどうしようもなく思えてきます。
本編にも機会と懐具合を見て挑んでみます!ありがとうございました。
なので今回も楽しみに行きましたがクソつまらなくて腹が立ちました(笑)
一年生とタイマンはるために三年生が屋上に攻めていく、屋上への道を守るのが鈴蘭の生徒じゃない暴走族と一年生、
攻めるのが鈴蘭の三年生数人と、他の高校の生徒数人、は?、他のカラス達は修学旅行中か休みだったんですかね?
普段は争っていても自分の学校に族が入ってきてデカイ態度とってたら、絶対そのままにしないでしょー本当に原作を読んでない人が作ったのかなーと感じました。
今回のも二部作の予定らしいですが、もう作らないで欲しいですね(笑)
作品のなかではカッコいい存在だが、実際の奴らは集団リンチなどの犯罪をする卑怯者だ!女子高生コンクリ-ト詰め殺人事件のことを忘れてはならない!奴らは被害者の古田順子さんをあれだけ悲惨に殺しておきながら古田順子さんの遺族に謝罪はせず、賠償金も払わなかった卑怯者だ!ヤンキ-やチンピラがこういう作品で増えてまたクズ共が女子高生コンクリ-ト詰め殺人事件のような悪夢の事件を起こしたらどうするつもりだ!ヤンキ-賛美作品は全部規制すべきだ!