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訪れる変化 映画「たまこラブストーリー」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はたまこラブストーリーです。

映画「たまこラブストーリー」 [Blu-ray]
ポニーキャニオン (2014-10-10)
売り上げランキング: 2,144

個人的お気に入り度:9/10

一言感想:よい日本映画を観たなあ・・・※アニメです


あらすじ


高校3年生の大路もち蔵は、恋心を抱いている幼なじみの女の子・北白川たまこに、東京の大学に進学することを伝えようとしていた。
その決意とは裏腹に、なかなかもち蔵は言い出せない。バトン部の部長・常盤みどりは、そんなもち蔵を見かねて後押ししようとするのだが……




テレビアニメ「たまこまーけっと」の続編となる劇場用作品です。

洲崎綾
4760円
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テレビ版は、かわいい女の子を愛でるためのアニメでした(異論は認めます)。
タイトルも「まーけっと」がひらがなになっているだけあって話もとてもかわいらしく、何も考えなくてもゆる〜く楽しめる、仕事疲れの人を癒してくれる作品でした。

さて、この劇場版がどうなっているかと言うと……いや本当にびっくりしました。度肝を抜かれました。
結論を言います。

①古き良き日本映画好きなら観に行け
②青春映画が好きなら観に行け
③ていうか映画が好きなら観に行け

そう、本作は(実写の)映画好きの琴線に触れる作品だったのです(注:これはアニメ作品です)。

本編には、優れた映画にこそある画と演出がふんだんにありました。

「アップ」や「引き」を意識し、細かいこだわりが満載の画、
ことばにしなくてもちょっとした表情の変化でわかる登場人物の想い、
ときおり入る尊いメッセージ、
少年少女ならではの、二度と戻ってこない青春を描き、
なにげない日常の中で、本人にとっては一大事が起こってしまうさまー

それは、まさに繊細な日本映画でした(注:これはアニメ作品です)。
作中の舞台は現代に設定されていますが、「糸電話」や「ラジカセ」といった昭和時代のアイテムも登場するので、物語の素朴さもあいまって昔懐かしの青春映画を観ているかのようにも感じました。

懐かしい糸電話

また、夕焼け色に染まる川(モデルは加茂川)の画の美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。
ここはロングショットで撮られており、映画好きであればよりその巧みさに気づけるのではないのでしょうか。

山田尚子監督は、よっぽど青春映画が好きなのでしょう(「映画 けいおん! 」では女子高生がいちばん輝いている時期を撮りたかったと語っています)。
映画というものは、なかなか体験できないことを、スクリーン上で見せてくれます。
本作では、かけがえのない青春の1ページを追体験させてくれました。
これだけで、本作にありがとうと言いたいです。


さて、カタカナでド直球のタイトルが示すとおり、本作の物語はストレートなラブストーリーです。
軽いネタバレかもしれませんが言ってしまいます。
本作は恋愛映画でありながら、一度としてキスをするシーンは出てきません
恋人同士がラブラブになったりする恋愛ではまったくないのです。

それでも、本作は間違いなくラブストーリーでした。
なぜかというと、恋をしたことによりすれ違いや、苦しさや、簡単にことばにできない複雑な感情をしっかり描いているからです。

あと、恋をしている少年少女がかわいいのなんの。
主人公のたまこはもちろん、友だちのみどり、恋心を告白しようとしているもち蔵(すげえ名前)もほんとうにかわいいです。
アニメならではの“萌え”も合わさって、ニヤニヤできることは間違いありません。


テーマには、“変化”と“日常を保つ”というものもあります。
主人公のたまこは、自分の住む商店街(モデルは出町柳商店街)の人々が大好きで、変わらない日々を愛しています。
しかし、彼女も高校3年生になり、まわりの変化をなかなか受け止められなくなってしまいます。

変わることはうれしくもあるけど、同時に怖くもあるし、拒絶したくなることもある。
このテーマは極めて普遍的で、多くの人が共感できることでしょう。

そして、この物語は登場人物の“成長”として昇華されます。
主人公がどう変わったのか、まわりの人たちはどう思ったのか。
それを、ぜひ見届けてください。


難点をあげるとすれば、“アニメでこそ”の描写が少ないように感じられることでしょうか。
本作は吉田玲子さんによる脚本をそのままに、実写映画にしても成立してしまいそうな勢いです。

しかし、映画を観終わると、そんな難点はどうでもよくなってしまいました。
作品には、映画、漫画、小説、音楽などさまざまな表現方法があり、今回はたまたまアニメという媒体で、最高のパフォーマンスでもって素晴らしい作品をみせてくれた、ということだけなのですから。
むしろ、アニメでここまで繊細な作品がつくられことが、うれしくて仕方がありません。

主人公のたまこを演じていた洲崎綾さんによる主題歌「プリンシプル」もよかったですね。

900円
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映画を観た後は、その歌詞に想いを馳せてみることをおすすめします。


そんなわけで、これは大プッシュでおすすめです。
上映時間はわずか82分。そのうち5分間は本筋とは関係ない短編作品「南の島のデラちゃん」ですから、本編は80分を切るほどの短い作品です。
それでも話はしっかりまとまっており、青春映画として、恋愛映画として、申し分のない完成度。じんわりと、心に残る作品になっています。

なお、物語は独立しているのでテレビアニメ版を観ていなくても楽しめます
2〜3話ほど観て、雰囲気を把握しておく程度で問題はないでしょう。

作中で大きな事件がなかなか起こらない作品なので、人によっては退屈してしまうかもしれません。
ノリもどちらかと言えばライトなので、深い感動を求めると少々肩すかしなのかもしれません。
しかし、登場人物のわずかな変化や心情を考えてみると、その魅力に気づけるはずです。

上映劇場は全国で24館とわずかですが、アニメファンだけに独占させておくのはもったいないです。
岩井俊二や、大林宣彦といった監督の作品が好きな人も、きっと気に入ると思います。
今恋をしている人、恋をしたときのことを思い出したい人、ふだんアニメを観ない人も、ぜひ作品にふれてみてください。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓











〜南の島のデラちゃん〜

最初にテレビ版で大活躍していたキャラクターの、しゃべる心底ウザい鳥・デラちゃんが登場。
苗字が「モチマッヅィ(餅まずい)」なので、主人公のお餅屋さんの父からわりと嫌われていました。

内容は南の島でお餅をつくったり、おっ○いのような餅(じつはデラを模した餅)を見せて女の子が恥ずかしがったりするたわいもない話です。
これはデラが本編でほとんど登場しないので、ファンサービスみたいなものですね。

びっくりしたのは、はじめの「松竹映画」のロゴです。
なんと白黒で表示されたうえ、富士山がデラちゃんに変化したのです。
松竹<太った鳥に変化します。
これも監督が、日本映画が好きなことをあらわしたものだよなあ・・・


〜たまこの恋のリアクション〜

映画を観た人全員が思うであろうことは、もち蔵の告白に対するたまこのリアクションがかわいすぎることでしょう。
告白をされたときの表情<告白されたときにこの表情
もち蔵の「めちゃくちゃ好きだ」を聞いたたまこは、水に落ちてずぶぬれになって、もち蔵に引っ張り上げられます。
たまこは、なんとかごまかそうと「かたじけねえ」「お先に失礼するでござんす」などと言って逃げます。お前は武士か。

たまこが家に帰るまで、まわりの光がぼやけ、絵の具をまぜまくったような背景になるのもよかったです。
「もち蔵、今何て言ったんだっけ」と言ったように、ぐっちゃぐちゃの心のなかがあらわれてました。

たまこは、家の中でお餅の話題が出るたびに「もち蔵持ってくるね」「もち蔵100個追加ね」「かしわもち蔵」「紅白もち蔵」と、お餅がもち蔵へ脳内変換されて言っちゃいます。
父親の「気持ち悪い」「縁起悪い」などのツッコミにも笑いました。

あとでたまこは心を強く持ってもち蔵と向き合おうとするのですが、商店街で出会うとガッチガチになり「暑いなもち蔵、また来るね」「元気かもち蔵、わたしは元気だ!」とまたもごまかします。
その場から去ろうとするとき、昔のアニメのように足が何本も生えてダッシュするのもいいですね(これはアニメならでは)。
ちなみに、このガッチガチになってしまう描写は「たまこまーけっと」の第2話にもありました(もち蔵もガッチガチになっていました)。


〜ちゃんと受け止められない〜

そんな感じのギャグとして描かれていたたまこの心情ですが、後半はぐっとシリアスになっていきます。
たまこはバトン部に所属しており、練習がバトンが受け取れないと「ちゃんと受け止められなくて、バトンと、それと・・・」とみどりに相談をはじめます。
ばとんをおとす<バトンを受けれず
みどりといっしょ<バトンだけじゃなくて・・・
言わずもがな、たまこがちゃんと受け止められなかったのは、もち蔵の告白です。
家での餅の手伝いも休むようになり、彼女はずっとふさぎこんだままになってしまいました。

たまこはみどりにこう話します。
「もち蔵が遠い人になっちゃったみたい、大学のこととか、いろいろ考えていてすごいと思った。でも、もち蔵の部屋の窓がずっとしまってて、どうしたらいいのかわからないの」
もち蔵はたまこに近づきたくて告白したのに、結果的に(心が)遠い人になってしまったのです。
友だちのかんなが言った「磁石のS極とS極が離れてしまう」かのように・・・

たまこはそれでも、前を向きはじめます。
商店街の大人たちを見て、お父さんとお母さんがそれぞれテープに録っていた歌を聞いて、「みんなにもいろんなことがあった」と思いはじめます。

最後にみどりが“うそ”をついたことにより、たまこの想いも、もち蔵に告げられます。
この過程が、本当に大好きでした。


〜もち蔵の恋〜

もち蔵の恋の描き方も非常に丁寧・・・というか、こちらもめちゃくちゃかわいいです。

何せ告白の手段としてはじめに考えていたのが、幼いころから使っていた「糸電話」なのですから。
となりの窓に糸電話を投げて、ちゃんと受け取ってくれるのは100回に1回くらいの成功率だったのですが、この日はなんと成功。
いざ告白をしようとしたとき、その相手が妹のあんこと気づくと、彼の心は折れてしまいました。
さらにたまこが朝練のために早く登校すると知ると、「じゃあ言えないじゃん・・・」とさらに落胆。かわいいなあ。

それでももち蔵は、川に落ちそうになったたまこの腕をつかんで助けたことから、勢いあまって「めちゃくちゃ好きだ」と告白します。
でも、結果的にたまこが自分を避けるようになってしまい、「あーっ!」と大きい声で叫ぶほどに後悔もしていました。
叫ぶもち<大後悔
もち蔵は病院で、たまこに「なかったことにしてくれていいからさ、今までどおりに行こう」と告げます。
あれだけたまこが苦しんでいるのを見たら、そう思っちゃうよね・・・


〜みどりの行動〜

はっきりとことばでは言っていませんが、みどりはもち蔵のことが好き(または親友のたまこが取られてしまうのがいや)だったのでしょう。

みどりは、もち蔵には「たまこのことをずっと見ているよね」と言い、
たまこにも「もち蔵が今日話したいことがあるんだって」とたきつけ、
告白をしたあとのもち蔵には「言えないと思っていた、見直した、それだけ」とほめていました。

みどりの心は複雑です。
たまこともち蔵には幸せになってほしいけど、(おそらく)自分ももち蔵が好きだからそれをやめさせたいとも思っている。みどりが告白をたきつけたとき「ちょっと自己嫌悪」と言っていたのは、そのためなのではないでしょうか。

「見直した」と言ったあとのみどりは、たまこに明るくふるまっていましたが、かんなはその笑い方に違和感を覚えていたようでした。
このときも、みどりは自己嫌悪に陥っていたに違いありません。

しかし、最後に“うそ”をたまこに告げたみどりは、かんなに「いい顔していますよ」と言われていました。
それは、自分の想いを優先するか否かという迷いからふっきれて、友だちのたまこのための行動ができたからなのでしょう。

ちなみにみどりは、「たまこまーけっと」の第5話で、たまこへ近づこうとするもち蔵をじゃましようとしていました。
このときにデラちゃんは、「おぬしたちには同じ香りを感じる、今は波だっているいるが、いつか美しくすきとおる。おぬしたちの波は同じ色を持つ」と言っていました。
それは、この映画の物語を見越しての台詞だったのかもしれません。



〜後悔〜

この映画のテーマは、たまこが通っていたコーヒー店の店主が語ってくれています。

「いろんなことが変わっていく。
今日は昨日とはまた違う。それが素晴らしい。
そして少し寂しくもある。それは苦くもある」


変化するからでこそ人生は素晴らしい。だけれども、変化はいいことばかりではない。
苦しさも、寂しさも、変化においてはつきものなのです。

店主は、もち蔵にはこう言ってくれます。

「若さとは、急ぐこと。スプーンひとさじの砂糖を待てないくらいにね。
苦さは後悔の証、ひとつひとつ、味わいなさい」


もち蔵の告白により、たまこの日常は一変しました。
その変化をもたらしたもち蔵に、店主は後悔も大事なことであると教えています。

行動をしないと、変化は訪れません。
行動をしたために後悔をすることもあるけれど、それも若さゆえのこと。仕方のないことです。
みんな、そうやって大人になっていったのですから。


〜変化〜

かんなは「悩むよりも、行ってみよう」と、たまこにアドバイスをしていました。
たまこの友だちの史織は、留学することを決めて「誰でも、最初ははじめてなんだよね」と口にしていました。
高校3年生という変化が起こる時期、みんな将来のことがもやもやしているものの、自分の道を考えて行動していました。
たまこの妹のあんこも、中学生の制服を着ており、これからの変化が垣間見えました。

かんなは、みどりに手伝ってもらいながら木にのぼり、苦手であった高いところを克服しました。
たまこも、子どものころはお餅が苦手でしたが、父のつくってくれたお餅が“しゃべった”ことにより好きになることができました。
自分が、もしくは誰かが行動してくれることにより、苦手なものも変化させてしまえるのかもしれません。

たまこは、変わらずにそこにある日々に幸せを感じていたようでした。
そんなたまこが、もち蔵への想いに応えるために行動をします。

変化にとまどっていたたまこが、自ら変化のための行動をしたのです。
この成長こそ、自分がこの作品でもっとも感動したことでした。


〜はじめのテロップ〜

映画のはじめ、宇宙から見た地球とともに「By always thinking unto them」という英文がテロップとして現れました。
これはアイザック・ニュートンのことばで、「ずっとそのことばかりを考えていた」という意味です。
もち蔵の、たまこに対する想いをあらわしていたのかもしれませんね。


〜ラスト〜

たまこがとった行動とは、学校がインフルエンザの流行により休校になるという連絡網をわざともち蔵に教えず(ひでえ)、誰もいない教室で待つということでした。

しかし、そこにやってきたのはみどり。
彼女は、もち蔵が転校してしまい、朝9時の新幹線に乗ってしまうという“うそ”をつきます(ほんとうは大学の見学に行くだけ)。

たまこは、京都駅で新幹線に乗ろうとしているもち蔵の名前を呼びます。
たまこがそこで出したのは糸電話。あわててふたついっしょに渡してしまいます。
このとき、もち蔵が自分のほおをつねって夢じゃないかかと確認しているのがまたかわいかったですね。

糸電話でつながったたまこがもち蔵に告げたのは、たったのひとこと。
それだけで、じゅうぶんでした。

これからたまこともち蔵には、新しい変化のある、新しい日々が待っているのでしょう。
しかし、もち蔵が東京へ行ってしまうため、その日々もいつかは終わりをむかえてしまいます。

変化には、うれしいことも、つらいことも、たくさんあります。
たまこともち蔵、そのまわりの人々が、その変化を経て幸せになってほしいと、願いたくなりました。


映画「たまこラブストーリー」オリジナル・サウンドトラック
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(C)京都アニメーション/うさぎ山商店街

おすすめ↓
劇場アニメ「たまこラブストーリー」を観てきた もち蔵は東京へ行くべきではない - まだへいき!
『たまこラブストーリー』ネタバレ有り感想―変化を受け入れ、想いを伝えるまでの物語 - 新・怖いくらいに青い空

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2014-05-03 : 映画感想 : コメント : 10 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
告白を受け止めきれないたまこの心情が、紙コップやバトンをキャッチできないことで表されていたり、光と影の使い方でキャラの心情を表現していたりと、メタファー好きには大変勉強になる作品でしたね。脚本の質も良く一見の価値あり。
2014-05-03 18:42 : ぎお URL : 編集
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014-05-07 00:02 : : 編集
Re: とても良い映画でした
ありがとうございます、訂正いたします。


>ぎおさん
メタファーが多分に込められていましたね、本当に映画らしい作品です。
2014-05-07 00:21 : ヒナタカ URL : 編集
No title
TV版は未観で実は「けいおん!」で嫌な思いさせられた事があり、避けていた山田尚子監督作品(決して作品自体が不愉快という訳でも山田監督が悪い訳でも無く、ちょっとファンの方とありまして・・・)ですが信頼のカゲヒナタレビュー8点を信じて観賞!

>よい日本映画を観たなあ・・・
ヒナタカさん一言で現わし過ぎですよ!!
感涙!一本の作品としてはもとより、邦画アニメの革新を観ました!もう巨大ロボットだの巨大剣を振り回すセクシー美少女だの、ありえない存在を映像化する為だけの表現方法ではない!!

>かわいい女の子を愛でるためのアニメでした
TV版も観ようと思います。個人的に「デラちゃん」に興味深々です。昔の児童アニメにある平和な町に不思議生物がやってきて・・・な感じに期待です。あんこちゃん達、小さな子と絡む話が多いと良いなあ・・・

>あと、恋をしている少年少女がかわいいのなんの。
本当に「ええい!まどろっこしい!!」(←自分を棚上げ)とか全然無く、ただただ微笑ましい!愛おしい!応援したい!二人を見守る友人たちも人として見習いたいくらい最高です!
というか、登場人物に悪人どころか悪意を持った人間すらいない!こういうのをリアリティが無い、お花畑、平和ボケとか嫌う意見も解りますが、でもこれが人の生きる町として一番の理想郷だと思います。

>主人公のたまこは、自分の住む商店街(モデルは出町商店街)の人々が大好きで、
寂れた商店街から始まる作品が多い中、本当に古き良き邦画の世界が目の前に広がる感動を味わいました。
モブに渥美清さんや植木等さんを探してしまう程に!


こういうのもっとゴールデンで放送しましょうよ・・・話題になれば勝ち!な番組に出資してるスポンサーの皆様・・・。
2014-05-09 18:58 : 毒親育ち URL : 編集
Re: No title
いい映画でしたよねー!

> >かわいい女の子を愛でるためのアニメでした
> TV版も観ようと思います。個人的に「デラちゃん」に興味深々です。昔の児童アニメにある平和な町に不思議生物がやってきて・・・な感じに期待です。あんこちゃん達、小さな子と絡む話が多いと良いなあ・・・

ちなみにみどりはもち蔵の恋路をじゃましようとしていました。


> >あと、恋をしている少年少女がかわいいのなんの。
> 本当に「ええい!まどろっこしい!!」(←自分を棚上げ)とか全然無く、ただただ微笑ましい!愛おしい!応援したい!二人を見守る友人たちも人として見習いたいくらい最高です!
> というか、登場人物に悪人どころか悪意を持った人間すらいない!こういうのをリアリティが無い、お花畑、平和ボケとか嫌う意見も解りますが、でもこれが人の生きる町として一番の理想郷だと思います。

この商店街、住みたいですよねー


> >主人公のたまこは、自分の住む商店街(モデルは出町商店街)の人々が大好きで、
> 寂れた商店街から始まる作品が多い中、本当に古き良き邦画の世界が目の前に広がる感動を味わいました。
> モブに渥美清さんや植木等さんを探してしまう程に!

この雰囲気ならいてもおかしくないよ!
2014-05-11 11:37 : ヒナタカ URL : 編集
No title
本当に素晴らしい映画でした!

みどりはたまこのことが好きらしいです。

あと、個人的にもち蔵は東京に行かないと思います。
2014-05-15 01:36 : 通りすがり URL : 編集
たまこまーけっとラブストーリー観たくなりました!
全国の映画館でやってくれればなぁ…

>みどりはもち蔵が好きだった
みどりの好きな人はたまこだと思います
アニメでもはっきり言ってはいませんが
その為変わった形の恋心の葛藤が描かれていました
2014-05-15 18:54 : URL : 編集
No title
いつも拝見させていただいております。
アニメならではの描写が少ないとのことでしたが、自分はむしろアニメでなければここまで良い作品にはならなかったと思います。
この映画は物語のテンポにかなり緩急がついています。無駄がなく、最低限の描写で済むところはコンパクトにしつつ、ここぞというところでじっくり描いたり。
これがもし実写であれば、テンポの差によって気持ち悪くなっていたと思います。ドラマパートのあるミュージックビデオのように「早く次進めよ」と思ったり、急加速してついていけなくなったりと。アニメでは話のテンポにメリハリをつけても違和感が少ないという点だけでも、この映画をアニメで作った意味が十分あるかと。
2014-05-24 01:59 : どすこいキンタロス URL : 編集
No title
私も映画けいおん!で失望してた人間の一人なのですが・・・

たまこはTV版も見てはいて、こんなものか、映画はいいかな・・・
とか言ってたのですが、ヒナタカさん始め絶賛されまくりなのでさすがに気になり見てみましたが・・・

KINENOTEでレビューも書いているのですが、ここまでTV版から化けた劇場版なんてないんじゃないですかね。
ここまで凄い映画だとは思いませんでした。脱帽。
2014-05-30 00:17 : にとり URL : 編集
'14年度ではこれが一番好きな作品の一つです。
今更ですが折角なので昨日に引き続いてこちらも。
過去にはてなダイアリーの方(http://d.hatena.ne.jp/rx-8/20140518#20140518fn6)で書いてるのでダブるかもしれませんが御容赦を。

観るにあたって事前に「まーけっと」の方を全部押さえてたこともあって所々でアニメ版にあったネタが見られたときは「おおっ」と思いました。
独立してるのでマストではないにせよその意味では極力押さえておいた方がより楽しめるかもなあ、とは思います(もっとも、自分は楽しめましたものの9話はともかくとして全体的評判がアレなので苦行になってもおかしくないところはあるのですが)。
にしてもアニメ版の悪評に対してこちらは高評価が多いだけにすごい化け様です(趣旨が異なる気がするので比べるのも野暮だと思うものの敢えて言うならけいおん劇場版が好きな人間ですがこちらの方が格段に好きです)。

>それでも、本作は間違いなくラブストーリーでした。
ストレートに書いてないのにそれでも伝わるだけに「やっぱ山田監督と吉田さんすごいなあ…」と感服です。
>主人公のたまこを演じていた洲崎綾さんによる主題歌「プリンシプル」もよかったですね。
おかげで洲崎さんのファンになってしまったほどです…。まさに正しい配役です。
>岩井俊二や、大林宣彦といった監督の作品が好きな人も、きっと気に入ると思います。
この作品をきっかけに尾道三部作を観て(といっても一部観そびれましたが)「やはりこのテイストに影響を受けたところもあるのかもしれない」って思ったりしました(合ってるかはわかりませんが…)。
>映画を観た人全員が思うであろうことは、もち蔵の告白に対するたまこのリアクションがかわいすぎることでしょう。
ええ、無茶苦茶可愛かったですwと同時に、「多分、殆どの人はたまこと同じような反応になるだろうなあ」って思ったりもしました。
因みに2話のガチガチぶりは個人的にツボでした。
>父親の「気持ち悪い」「縁起悪い」などのツッコミにも笑いました。
商売敵の息子であることを抜きにしても同感ですw
>商店街の大人たちを見て、お父さんとお母さんがそれぞれテープに録っていた歌を聞いて、「みんなにもいろんなことがあった」と思いはじめます。
特に9話における「こいのうた」の件に関してはかなりキーになってたので流石です。
>はっきりとことばでは言っていませんが、みどりはもち蔵のことが好き(または親友のたまこが取られてしまうのがいや)だったのでしょう。
「たまこが取られるのが嫌だ」というのは自分も思いましたが「もち蔵に思いを寄せてる」に関しては4話か5話か忘れたものの臨海学校のエピソードの時点でその線はないだろうな、と思ってました。
あとWikipediaでは
「ツッコミも含めてたまこにはなにかと世話を焼くことが多く、幼馴染み以上の感情を抱いている。故に、もち蔵のたまこに好意を抱いていることに関してもあまりよく思っていないため、2年生の臨海学校ではもち蔵がたまこに告白しようとしていたときはことごとくブロックしていた。」
となっています。
自己嫌悪に陥ったのはもち蔵に思いを寄せてるからじゃなくて思ってもないことを言った所為でしょうし、吹っ切ったのはもち蔵への想いじゃなくてたまこへの想いの方なのでしょう。
何れにせよみどりにとってもよかったと思います。
>変化にとまどっていたたまこが、自ら変化のための行動をしたのです。
この成長こそ、自分がこの作品でもっとも感動したことでした。
自分もこれは素晴らしいと思いました。あと「変化しないから美しい」ものもあるけど「変化するから美しい」ものもあるから変化を恐れるな、とエールを送ってもらったようにも感じました。
>これからたまこともち蔵には、新しい変化のある、新しい日々が待っているのでしょう。
しかし、もち蔵が東京へ行ってしまうため、その日々もいつかは終わりをむかえてしまいます。
自分は「多分もち蔵は後に上京をやめてたまこと一緒に過ごす道を選ぶのだろう」と考えてましたが言われてみたらそうかもしれませんねえ…。何れにせよ具体的に描かずに観る人の想像に任せてるのは個人的にGJです。
あと仮に上京別れしたとしてもお互いに青春の1ページとして美しく残るのだとすればこれもまた悪くないのでしょう。
因みにパンフの裏表紙にお互いに顔を向き合うたまこともち蔵が糸電話を手に持ちみんなが待つ商店街に戻ってる絵が描かれています。

毎度ながら長くなってすみません。
なんにせよこの二人にはホントに幸せになってもらいたいものです(たぶん今まで生きてきた中でこのカップルほど破綻してほしくないと思ったカップルはいないかもと思います)。
2015-12-22 23:19 : いいこま URL : 編集
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『君の名は。』
『ゴーストバスターズ(2016)』
『シン・ゴジラ』
『ファインディング・ドリー』

<2016年上半期>
『葛城事件』
『TOO YOUNG TO DIE!』
『貞子 vs 伽椰子』
『ヒメアノ~ル』
『デッドプール』
『アイアムアヒーロー』
『ズートピア』
『クレしん ユメミーワールド』
『バットマン vs スーパーマン』
『ドラえもん 新・日本誕生』
『X-ミッション』
『オデッセイ』

<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
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『チャッピー』
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『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
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『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『MONSTERZ』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

守銭奴すぎるバンナムの課金ゲーム

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