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人間の矛盾 映画「トランセンデンス」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はトランセンデンスです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:もっと話し合おうよ・・・


あらすじ


科学者ウィル(ジョニー・デップ)と妻エヴリン(レベッカ・ホール)は、人間を超越する人工知能を創りだそうとしていた。
そんな折、ウィルはテロ組織“RIFT”に撃たれ、銃弾に含まれていたポロニウムにより中毒を起こし、余命幾ばくもないと告げられる。
エヴリンは友人のマックス(ポール・ベタニー)とともに、ウィルを開発研究中の人工知能“PINN”へのアップロードを試みるのだが……




本作がテーマとしているのは“技術的特異点”です。
何やら難しそうなことばですが、その意味を簡単に言えば“人工知能が進化しすぎて、いつか人間を超える時がくる”ということです。
この作品では技術的特異点のことを“超越(Transcendence)”と呼び、人間以上の頭脳と力を持つ人工知能が生まれる経緯と、その顛末を描いています。

優れたコンピューターが脅威になるというSF作品は数多く、「ターミネーター」や「マトリックス」などはその代表でしょう。
現実でも、人工知能が人間の脅威になるという懸念はされています。
具体的には、以下の記事を読めばわかりやすいでしょう。
<A I は怖い? - Chikirinの日記>

ミスの責任は誰が取るのか?人間の仕事がなくなってしまうのではないか?
すごい人工知能生まれるからと言って、よろこんでばかりはいられないのです。

本作では、そうした人間よりも優れた人工知能が生まれることによる問題や、未来への可能性を提言しようとしていたのでしょう。
しかし、その試みはわりと失敗していたようでした。
その理由をひとつずつ振り返ってみましょう。


①人工知能がちっとも脅威に思えない

この手の映画で、この要素が希薄なのはかなり致命的なのではないのでしょうか。
この作品ではテロ組織はじめ主人公の周りの人間は「ヤベーってアレ!なんとか消滅させないと!」と主張しまくるのですが、具体的な人工知能を脅威と感じるべき要素が少な過ぎるため、観ているこっちは「ほっとけばええやん」としか思えません。
※作中で「人間は未知のものを恐怖に感じる」と、人々が人工知能を脅威に感じる理由が語られているとご指摘を受けました

この作品に必要なのは、「人工知能が脅威になった過去」なのではないでしょうか。
そうした歴史があれば、テロ組織へも、テロ組織に加担する人々には少しは感情移入できたでしょう。
しかし、作中で話題になっているのはY2K(2000年問題)や「猿の脳を人工知能にアップデートしたら……」というエピソードくらいなんだよなあ……

②テロ組織の主張に同意できない

人工知能が脅威に思えないだけでなく、反対勢力であるはずのテロ組織の行動にまったく説得力がありません。
以下の動画でも犯行声明を出していますが、内容が具体的でないので同意しかねます。



こいつらの主張よりも秘密保護法のトンデモ内容のマンガのほうが信じられるくらいです(信じないけど)。
しかも作中でテロ組織は人を殺しまくり(作中でも主人公にそのことをツッコまれる)で、ちっとも人工知能そのものや開発者と話し合いの場を持たず、攻撃しまくっています。人工知能よりお前らのほうが5億倍は迷惑です。
いや……テロってそんなもんなのかもしれないけどさ。
主張がはっきりしているぶん野々村竜太郎議員よりマシなのかもしれません。

③誰に感情移入すればいいのかわからない

この映画では、人工知能サイドか、テロ組織サイドのどちらが善玉なのかわかりにくいため、どっちを応援していいかわからなくなります。
ふつうに考えれば人殺ししまくっているテロ組織のほうが悪役のはずですが、映画ではずっと「人工知能ヤベーって、あいつぜってー悪者だって」って主張しているのです。
これは映画を観終われば意味があることだとわかるのですが、どちらかに感情移入できないのは娯楽としてはちっとも楽しくないのです。

④SFだからってなんでもできすぎ

この映画では描かれるのは“すごい人工知能”のはずなのですが、後半ではぜんぜん違う方向のSF描写が進化しまくります。
多くの人が「人工知能よりそっちのほうがすげーじゃん!」とツッコむことでしょう。こりゃダメだ。

⑤展開都合よすぎ

「なんでその状況でその考えがおよぶのか」「なんでその状況でその行動をするんだ」とツッコミ出したらキリがない感じでした。


そんなこんなで、批評家から酷評されてしまい、興行成績も大惨敗だったのが残念ながら理解できてしまう内容でした。
製作費1億ドル、ジョニー・デップ主演最新作、クリストファー・ノーラン製作、脚本が(優れているという意味での)“ブラックリスト”に選ばれるなど、大作らしさを随所に感じる期待作だったはずなのに……

でも、個人的にはけっこう好きなところもあります。

そのひとつが“人間は矛盾を抱えている”というテーマです。
人工知能はプログラミングによって動いている、とことん論理的な存在です。
しかし人間はそうではなく、論理的でない、矛盾した行動を取るのです。
ここを人間と人工知能との違いとして、作品の展開に生かしているのは上手いと感じました。
まあ、本作に論理的矛盾がありまくるのは容認できませんでしたけど。

もうひとつは「コンピューターに自我があるのか」という疑問を物語に盛り込んでいること。
コンピューターの考え→プログラミングされたものなら、自我とは呼べません。
しかし、そもそも“自我”とは何なのか?人間にだって自我があることを照明することはできないのではないか?
そんな哲学的な考察が楽しめるのです。
こちらは以下の記事を読めば、さらにおもしろく感じられるはずです(猿のエピソードの意味もこちらを参照)↓
<WIREDスペシャルページ「2045年、人類はトランセンデンスする?」 « WIRED.jp>(作中でも雑誌の“WiIRD"が登場しています)。


多くの人にとっては手あかのついた設定を無駄遣いした駄作と感じるかもしれませんが、テーマそのものは優れていたので自分は本作を“意欲作”と取りたいです。
同時期に公開し、同じく人工知能を描いた「her/世界でひとつの彼女」のほうが作品として優れているのは間違いありませんが、SF好きならそれなりに気に入るのかもしれません。

あと、はじめに日本語吹き替えで「トランセンデンスにようこそ」とナレーションが入るのにびっくりました。



もともとは、作中でも出演しているモーガン・フリーマンがこのナレーションを担当していたのですね。吹き替え版はともかく、字幕版はモーガン・フリーマンのままでいいのに……

あと、ジョニー・デップファンの方へ。
本作のジョニデ様は大半がしかめっつらで、とくに萌えるシーンはありませんでした(大半でコンピューター化しているし)。ファンの方にはあんまりおすすめできませんので、ご注意を。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓







〜人工知能の脅威って何さ?〜

本作に登場するテロ組織はあまりに身勝手すぎます。
彼らは人工知能の製作に関わった人間を殺しまくっているのですが、作中では主人公の周りの人たちや軍隊までもがテロ組織の味方になります。
映画のオチは「テロ組織の提案で、エヴリンを経由してウイルスをアップロードしたために世界中が停電になった」というものでした。

人殺しだけでなく世界中を混乱に陥れたこのテロ組織一同、懲役8億年ぐらいに処すべきだろうと思っていたら、作中でこのテロ組織が罰を受ける描写は皆無です。腹立つわー。

噴飯ものなのが、軍隊を勧誘する材料が「人工知能によって肉体を改造された人間が300キロくらいある金属を持ち上げた動画」だったこと。そんなんで信じるかよ。
一応、軍隊には「テロ組織をスケープゴートにする」という建前を掲げていたのはよかったですが……

何より、なんかすごく重いものを持ち上げた→やつは軍隊を作ろうとしているんだ!という主張も説得力なさすぎます。
とりあえずせめて話し合え。攻撃するのはそれからですよ。


〜人間の矛盾〜

しかし、この「お前ら脅威に感じすぎ」「相手何もしていないのに攻撃しすぎ」な描写には意味があります。
物語の最後で、「人工知能のウィルは誰も殺さなかった」ことがわかるのです。

つまり、人工知能を脅威と感じても、それは一部の人間が騒いでるだけであり、存在そのものを否定するのは間違いであると、この作品は主張しているのではないでしょうか。

また、生前のウィルはテロ組織に対して「未来のために人を簡単に殺すとは、論理的に筋が通らない」とマックスに告げていました。
ウィルが人工知能になった(もともとのウィルも)からでこそ、論理的思考を持ち、人を殺さなかったとも解釈できるのです。

マックスは、同僚や仲間を殺したテロ組織を憎みながらも、ウィルを攻撃することに同意して協力しようとしていました。
マックスはそんな自分のことを「僕も矛盾だらけさ」と答えていました。
その矛盾は、人工知能には持つことができない概念なのでしょう。


〜ウィルは人工知能?それとも人間?〜

人間を殺さなかったこと以外にも、生き返ったウィルには「人工知能か、それともウィルという人間か」と考えさせる要素がたくさんあります。

・いきなり株式市場に手を出す
生前のウィルは金に頓着しておらず、エヴリンから「出資してくれる人が必要よ」と諭されていました。
しかし、人工知能としてよみがえったばかりのウィルは早速ウォールストリートにネットを繋ごうとします。マックスが動揺するのも無理はないでしょう。

・「君には自我があるか?」という質問に「難しい質問だ、あなたにはできますか」と答える
エヴリンはウィルがこう答えたとき「ユーモアも健在よ」と言っていましたが、これはもともと“PINN”が言っていたことでもあります。
この質問の答えがプログラミングされたもの=自我でないのであれば、やはりこのウィルは、生前のウィルとはイコールでないのでしょう。

・妻のエヴリンの感情をホルモン値や体温などから推し量る
彼が生前のウィルそのものなら、モニターからエヴリン見ただけで、おおよその感情はわかるはず。それができないということは……
あと、このとき「私を監視するなんてヒドい!」というエヴリンの怒りがあまり理解できませんでした。エヴリンを理解しようと努力したというふうにも取れるけどなあ……


〜愛ゆえに〜

上記のような「ウィルはただの人工知能?」という疑問は、最後に明らかとなったと言ってもいいでしょう。
終盤、大量のナノマシンが水に、川に、海に流れ、増幅し、ウィルの意識は地球全土を覆って行くことが明らかになります。

エヴリンがテロ組織の攻撃によりひん死の重傷を負ったとき、ナノマシンの技術により肉体を得たウィルは、自分の目的を話しはじめます。
「僕らは世界を救おうとしているんだ、森がよみがえる、きれいな川の水が飲める。君の夢だろう」とー

エヴリンは学会の発表で、人工知能が人間の社会を救うと説いていました。
ウィルが株式市場で金を稼いだことも、ナノテクノロジーを進歩させたことも、ただ愛する妻・エヴリンの夢を叶えるためだったー
そう考えると、彼はやはりウィル本人なのでしょう(その行動も、プログラミングされたもの、とも取れますが)。

エヴリンはコンピューターにアップロードされましたが、ナノマシンの治療を受けることなく絶命しました。
肉体を得ているウィルも、なぜか死んでしまいます。

ふたりは肉体を失いましたが、ひょっとするとコンピューターの中では生き続けるのではないでしょうか。
世界中が停電になった以上、それは誰にもわかることではないのですが。

ウィルは生前、自分の家に電波を遮るための“聖域”を作っていました。
それはウィルと愛するエヴリンだけがいる場所。最後にふたりが旅立ったのも、そのような世界だったのかもしれません。


〜ナノテクノロジーは万能です〜

ツッコミどころはほかにも、“テロ組織は下準備しているはずなのになぜ目の前で発砲するんや”とか“ハッカーに攻撃されたときになんで味方だとわかるんや”とか“エヴリンがテロ組織に見つかっても逃げられるのが違和感ありすぎ”とか“エヴリンの肉体にウイルスアップロードってどゆことー”などいろいろあるのですが、とりあえず最後にひとつだけ。
人工知能よりナノテクノロジーのほうがすごいやんけ!
なんなの?あれはなんなの?

・ひん死の重傷だって完全に治療
・車いすの男性を歩かせる
・肉体強化されて300キロの荷物も平気で持ち上げられる
・生まれつき目が見えない人も目が見えるように
・テロ組織に壊された太陽電池も一瞬で元通り
・無限増殖するナノマシンを世界中にばらまく
・ついにウィルの肉体を丸ごとつくる

ウィルはこれを2年くらいで作ったんですって。あ、そりゃ確かに人工知能がすごいのか。
こんだけすごいテクノロジーがあれば、攻撃なんかより「その技術わけてくれよ!」と訴えるべきでしょうよ。
やっぱり話し合いって大切。以外と教訓を与えてくれる作品でした。

公式ページのコラム↓
シンギュラリティ | 『トランスセンデンス』は未来の予見だ 山口高平
シンギュラリティ | デジタル時代の「フランケンシュタイン」神話  尾﨑一男
シンギュラリティ | 超進化が生み出す新たな生命  長沼 毅
シンギュラリティ | “トランセンデンス”は目の前だ! 新清士

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

2014-07-05 : 映画感想 : コメント : 6 : トラックバック : 1
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ジョニー・デップ主演、映画「トランセンデンス」 コンピュータが人間を“超越”する日
ジョニー・デップ主演、映画「トランセンデンス」(2014/6/28公開)を観ました。製作総指揮:クリストファー・ノーラン監督: ウォーリー・フィスター出演: ジョニー・デップ、モーガン・フリーマン、ポール・ベタニー ほか「ダークナイト」「インセプション」などのクリストファー・ノーランが製作総指揮を務め、ノーランの全作品の撮影監督を務めてきたウォーリー・フィスターが初監督。主人公ウィルは人工知...
2015-05-07 13:33 : エンタメで行こう。
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非公開コメント

No title
私の一言感想:「her/世界でひとつの彼女」を観に行けば良かった・・・

>①人工知能がちっとも脅威に思えない
少なくともウィルは本気で良かれと思って救済活動をしているように思えました。一方、政府は自分達が放置して来た問題をあっさり解決した彼によって脅かされる既得権益を守りたいだけ(キャスター王国がアメリカに取って代わられるのでは?といった)マックスとジョセフ達科学者陣はウィルへの畏怖と懸念、RIFTの連中に至っては小学生のイジメっ子レベルの精神的アレルギーを社会正義とカンチガイ・・・

>②テロ組織の主張に同意できない
本当にこいつらには、もっと作中でなにかしらのケジメを付けさせた欲しかったです。
電力とネットワークの喪失に当初は「エコ!エコ!ロハス!」と喜んでいたけど、すぐに不便な生活に疲れて「こんなはずじゃ・・・」と途方に暮れている様子を流すとか・・・。

>③誰に感情移入すればいいのかわからない
自分があの障碍者達だったら、既存の福祉や医療に見捨てられていた所を救ってくれたのは感謝しますけど、肉体乗っ取りはドン引きしますよね・・・

>④SFだからってなんでもできすぎ
ナノテク無双!でしたね・・・

>⑤展開都合よすぎ
エヴリンにウィルス仕込んでから、かなり混乱しました。しかもウィルに気付かれてるし・・・。

>〜ウィルは人工知能?それとも人間?〜
同じような超越的存在になった架空の人物では「攻殻機動隊」の草薙素子を思い出します。彼女は人類社会とは一定の距離を置いた仙人のようになってしまいましたが、キャスター博士は救世主を目指してしまったという所でしょうか。
この作品、映画よりも連続ドラマの方が向いていたと思います。じっくりとウィルが超越的存在になってしまった自分に悩み、力を持て余しつつ、人間性を喪失して行って神を目指してしまうような。
でも、生身だった頃の「人間味」がウィルから消えていたジョニー・デップの演技は流石でした。
2014-07-05 03:40 : 毒親育ち URL : 編集
勝手に批評便乗しました。あしからず。
ははは。確かに。ところどころ的を得ている批評ですね。

>①人工知能がちっとも脅威に思えない
>②テロ組織の主張に同意できない
テロリストの意思の背景は、ウィルが作中で何度も言っていた「人間は未知のものを恐怖に感じる」というのが解かと。まああんまり共感できなかったんですがね。

>③誰に感情移入すればいいのかわからない
これはまあ確かにねw 下でも書いてますが、本作のテーマがぶれてるのが根本的な原因かと。

>④SFだからってなんでもできすぎ
>⑤展開都合よすぎ
ははは、ナノテクのがすげーやん、ってのは冷静な感想ですねw


僕が「ん?」っと思ったのは下記2点。
1. 映画のテーマが分からない。というよりぶれている気が。
最初は人工知能(意識×コンピュータ)による恐怖が、最後は夫婦愛みたいになってないか?

2. ラストシーンの描写。これは細かい話かもしれませんが、ひまわりから垂れた雫が澱んだ水を奇麗にしたのが、「あれ?ウィル死んだやん」と思いました。


おもしろいとはいえないですが、わりと楽しめました。(自己矛盾した感想ですねw)
あと「うわーー、クリストファーノーランっぽい映画やなー」ってのが率直な感想すね
2014-07-06 00:07 : もりわきりょうすけ URL : 編集
No title
> ナノテクノロジーは万能

仮に(飽く迄も仮に!)、人間の持つ「創意工夫」や「閃き」という能力と、スーパーコンピュータの持つ「超超高速計算能力」を有する何かがあり、それは不眠不休で活動でき、全世界の情報網とストレージにアクセスできるとしたならば。
そうした前提で解釈すれば、現実的かどうかは別として、SFとしては理解できると思いました。

ですが、むしろ。
観客側にコンピューティングの知識があることによって「それはあり得ない」と感じてしまう点がぼろぼろ露呈してしまうのが、この手の作品の最大のネックでして。

例えば、仮に超超高性能の人工知能プログラムと、超超完全な人間の頭脳データが構築できたとしても、ハードウェア側の制約は絶対に越えられません。
クルマに喩えるならば、最高100km/hしか出せないクルマがどんなにがんばっても1000km/hでは走れないということ。
インターネットを介して“ウィル”が外部に出て行ったところで、通信速度の制約はTranscendenceできませんし、まして外部の機器のスペックはTranscendenceできない。エヴリンのタブレット端末に“ウィル”が転送して何やらゴニョゴニョするなんてことは天地が引っ繰り返っても有り得ない。

もっとも、コンピューティングについて事実考証に基づけば基づくほど、知らない人には判りづらく、かつ、つまらなくなるので、仕方ない部分もあるのですが。
2014-07-07 20:03 : シオンソルト URL : 編集
No title
>>・妻のエヴリンの感情をホルモン値や体温などから推し量る
彼が生前のウィルそのものなら、モニターからエヴリン見ただけで、おおよその感情はわかるはず。それができないということは……
あと、このとき「私を監視するなんてヒドい!」というエヴリンの怒りがあまり理解できませんでした。エヴリンを理解しようと努力したというふうにも取れるけどなあ……

↑の文章を本気で考えた結果公開しているのであれば貴方の人間性の方が疑わしい
2014-12-30 01:00 : URL : 編集
No title
人工知能より、ブサヨ・レベラル・偏狭な市民団体・偏差値28のガキどもの方が危険。
ナノテクは「ブラッドミュージック」が面白いよ。

siriは怖くないのかい?
2016-01-09 22:59 : URL : 編集
No title
>④SFだからってなんでもできすぎ

>この映画では描かれるのは“すごい人工知能”のはずなのですが、後半ではぜんぜん違う方向のSF描写が進化しまくります。
多くの人が「人工知能よりそっちのほうがすげーじゃん!」とツッコむことでしょう。こりゃダメだ。

・「こりゃだめだ。」って、稚拙なご感想ありがとう。


>⑤展開都合よすぎ

>「なんでその状況でその考えがおよぶのか」「なんでその状況でその行動をするんだ」とツッコミ出したらキリがない感じでした。

・キリがないのはわかりますけど、具体性に欠けるご意見ですね。そう、「内容が具体的でないので同意しかねます。」と、いったところでしょうか。。。


駄作かどうか?それは、権威ある人なりが決めればいいこと。つまり、同じかそれ以上のものを作れる立場なりの人が言えることなのではないでしょうか。(言うのは自由。でも、じゃあお前作れっとこと)

あなたの主張の通りに、この映画を作ったとしましょう。どんな映画ができますか?おそらく、今までに観たことのある平凡なものが出来上がると想像できませんか?それと、あなたの主張されてる具体的な人工知能の脅威や違う方向のSF描写を一つずつ丁寧にその過程を描いていては時間が足りませんよね?過去にも沢山あったと思いますが、有名なところでは「デューン/砂の惑星」とか「ブレードランナー」「ラストエンペラー」などなど。。。公開後に完全版とかオリジナル版とかで已むえず公開時カットされてしまった部分を収録しDVD化されたりしています。撮影されていても監督は編集でカットしてしまうんですよ。意に沿わない編集だとしてもです。長いと、それだけで観客動員数に影響するんです。劇場の収益にも影響してしまうので、公開してくれる映画館が減ってしまうんですよ。だから、長くても2時間くらいに収まるように編集せざる得ないんです。収益無視、とにかく「この映画を分かる人にだけ観てもらえればいい」って言うなら、いくらでもやりたい放題やりますよ。でも、誰がそんなことにお金出すんですか?映画を撮るにはお金がかかるんですよ?ジブリの前に制作していた高畑勲監督の「柳川堀割物語」と「かぐや姫の物語」(これはジブリ)とか、みたいに都合よくいかないんです。

スーパーコンピュータの計算速度をご存知でしょうか?文科省の次世代スーパーコンピュータ「京」というのがあります。浮動小数点数演算を1秒あたり1京回おこなう処理能力(10ペタフロップス)があるそうです。世界で最も高速なコンピュータシステムの上位500位までを定期的にランク付けし、評価するプロジェクトのランキングで2011年6月および2011年11月に1位となりました。その速度でコンピュータにトランセンデンスした人間の思考を基にしてテクノロジーの開発に関われば人知の及びもつかないスピードは可能になるのではないでしょうか?だから、危険性が恐れられるんじゃないですか?人間以外に人間以上の知能を持ち、自立し思考する可能性のあるものについて。。。

長くて、飽きてきたからここで終わり

ウィルの発言に「アルゴリズム」って言葉が出てきたけど、正確に且つ簡潔に説明できる?聞いたことはあっても、専門知識を持たない人には簡単に説明はできないでしょ?でも、「ご飯」って言ったら説明しなくても幼稚園児くらいから一般的に健康な高齢の方でまで分かるでしょ?映像があれば、それが単にお米を炊いたものを指しているのか、食事のこと全般を指しているのか、またまた何かの比喩であるのか?分かると思います。専門的な知識がなくても分かりやすいように、何かに至るまでのカテゴリーは割愛していることが多いのです。それこそ、「感情が移入しやすいように」です。10ペタフロップスっていきなり言われても、「おーそれはすごいっ!」って、ならなかったでしょ?いい意味で、深くは触れないようにしている。
(逆に、USAのドラマで専門用語や建物や小道具、設定までリアルに再現したっていう話があって、面白いって思った人が勉強して理解度を高めて更に楽しんだそうです。稀な例ではないでしょうか?)

端的に言うと、りんごを見て(もしくは食べて)これは、リンゴの味がする。リンゴの形をしている。て、言ってるのと同じレビューですね。(ね、言うのは簡単♪)v-40
2016-09-12 12:55 : URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
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