ゆる~い映画レビューがメインのブログです。最新映画の感想は↓の「新作映画レビュー」からどうぞ。

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その存在意義 映画「GODZILLA ゴジラ(2014)」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はGODZILLA ゴジラです。


個人的お気に入り度:5/10

一言感想:タイトルに“VS”をつけるべきじゃ……?

※これほど短期間にたくさんの、しかも長文のコメントをいただいたのははじめてのことです。ありがとうございます。
本作は人によって感じかたがさまざま。「おもしろかったよ!」と思う方はぜひコメント欄をごらんください。


※7月30日にネタバレを追記し、思い返すと気に入った部分もあったのでお気に入り度を1点あげました。いろいろとブレていてすみません。

あらすじ


1999年、フィリピンの炭鉱を調査していた科学者・芹沢博士(渡辺謙)は巨大な生物の“さなぎ”のような化石を発見する。
同じころ、日本の雀路羅(じゃんじら)市にある原子力発電所に勤務するジョー・ブロディ(ブライアン・クランストン)は、謎の振動を観測した発電所で、とある決断に迫られてしまう。

2014年、ジョーの息子であり軍の爆弾処理班のフォード(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、日本に暮らすジョーが警察に逮捕されたという知らせを受けるのだが……




モンスターズ / 地球外生命体」のギャレス・エドワーズ監督の最新作にして、日本が誇る傑作映画「ゴジラ」のリブート作品です。

宝田明
4125円
powered by yasuikamo

自分の感想はこちら→<怪獣映画であり反戦映画 初代「ゴジラ(1954)」>

今回のゴジラには、文句をいろいろぶつくさ言いたいです。
とりあえず、出てくる怪獣がゴジラだけじゃないということにびっくりしました。

今作のタイトルはただ「GODZILLA ゴジラ」ですが、本作はゴジラ以外のとある怪獣が大暴れしていて、へたすりゃゴジラより目立っている始末。
じつは、本国やアジア版の予告、アジア版のポスターではちゃんとゴジラ以外の怪獣が出てくることが明らかにされていました。





こっちのポスターのほうが正しい<左の方どなた?

こちらも参照→<新怪獣「MUTO」の顔や姿が明らかになった最新「GODZILLA」映像まとめ見>

しかし、日本版の予告ではこの怪獣が出てくることがまったく明らかにされていない!
それどころか公式サイトに一切この怪獣の情報がありません。なぜか日本だけひた隠しにしています。

もうひとつ指摘すると「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」というキャッチコピーも的外れ。
本作には人が死ぬシーンが多いものの、そんなに世界が終わってしまうほどの終末感はないのです。

この日本の宣伝方法はちょっとない……というか軽く、詐欺じゃないかと思いました。
初代「ゴジラ」は、ゴジラただ1匹が登場する作品です。
初代ゴジラのファンの中には、“VS”シリーズになったことでゴジラの持つ“哀しさ”がスポイルされたということを嘆く方もおり、今回もゴジラのみの活躍を期待していた方も少なくないと思います。


残念なことに、本作では初代ゴジラの持っていた哀しさもぜんぜん描かれていません
初代のゴジラは「人間の水爆実験によって生み出された」という設定でしたが、今作では「ゴジラを倒すために水爆を使った」という正反対の設定に変わっています。
初代の主人公のひとりである“芹沢博士”は複雑な想いをゴジラに持っていましたが、今作の芹沢博士にはそういった思想がとってつけたようなエピソードでしか出てきていないのです。

ほかの怪獣の登場のことを思えば、この設定の変更にはしっかりした意図が感じらます。
しかし、欧米メディアの“日本版の風刺が滑稽なほど弱まっている”と酷評されたように、初代にある反核(反戦)のメッセージが希薄になったという欠点のほうが目立ってしまった印象でした。

本作を観て、ゴジラ以外の怪獣が出るのは次回作からでもよかったのではないか、と思う方は少ないないでしょう。
(大ヒットしているので続編の公開は決定済み)(続編ではモスラ、ラドン、キングギドラが出てくるそうです)



そういう初代との比較を考えなくても、1本の娯楽映画としてもいろいろと問題があります。

まず“見せ場”のシーンが人間ドラマでジャマをされること。
この映画は“溜め”が長く、前半ではゴジラを含めた怪獣がなかなか姿を見せません。
その溜めをゴジラによる街の破壊シーン、または後半の大バトルでスッキリと消化してくれればよかったのですが、そのバトルの合間にも人間たちのドラマが挿入されたり、バトル自体がカットされたりするのでブツ切れな印象がありありでした。

ジャマなだけでなく、その人間ドラマそのものも、おもしろくはありませんでした。
親子の確執の描写は中途半端で、伏線も生かせているとは言いがたいですし、人間たちの作戦が「危機がせまってきたからとりあえず対応した」程度の行き当たりばったりものとしか感じられませんでした。

肝心の怪獣のバトルも問題で、暗いシーンが多いためにかなり観にくくなっています。
(これは「パシフィック・リム」でも感じていた不満点ではありますが、パシリムにはそんな不満をぶっ飛ばすサービス精神があったのであまり気にしていませんでした)。


いいところもあります。
「ゴジラが出てくるまでの時間が長い」ということは初代でも同様のことでしたし、溜めまくることで、“ついに”出てきたときの高揚感に一役買っています。

そして、本作のもっとも優れたところは「怪獣がついに出てくるシーンの演出が抜群に上手い」ことだと断言します。
“チラ見せ”も含めて、文句のつけようがありません(その前にほかの怪獣が出ちゃっているのが台無しな気もするけど)。
ゴジラの造形、そして“咆哮”もすばらしいものでした。

ほかの怪獣が出てくることも、初代のゴジラへの恐怖と、“VS”シリーズの「ゴジラが人間の味方をする」という両方の要素を入れたかった“欲張り心”だと思えば、ゴジラファンも溜飲を下げられるのかもしれません。

ラストの展開にも賛否がありますが、これは自分は好きです。
ここにも、ほかの怪獣を登場させた意図がしっかりと感じられました。


しかし、初代ゴジラに感動を覚えていた自分にとっては、はっきり「がっかり」と言える作品でした。
正直、観ている間はローランド・エメリッヒ版のゴジラのほうが楽しかったです(あくまでも観ている間は)(観た後にはひっでえと思った)(あくまでもバカ映画として)。

マシュー・ブロデリック
1963円
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ゴジラの見た目はただの大トカゲだし、初代のメッセージ性やリスペクトなんて皆無に等しいし、評判は極めて悪いですが自分は嫌いじゃないですよ(あくまでも別物として)(ゴジラとしては最低の作品だけど)。

3Dを生かしているシーンはあまり感じられなかったので、今回は2Dでもいいでしょう。
吹き替え版で観たのですが、その出来はまずまずと言ったところ。
字幕版では登場人物が珍妙な(聞き取りにくい)日本語を話しているそうなので、その珍要素を期待する人は字幕版をチョイスしましょう。

かなり凄惨な津波の被害も描かれているのでご注意を。

おすすめしませんが、“VS”シリーズが好きな方にとっては観る価値がある作品でしょう。
怪獣バトルは大スクリーンでこそ楽しめる迫力が、十二分にありますよ(暗いけど)(見た目の迫力に反して、展開がいまひとつのためアツくなれないのだけど)。

↓以下は結末も含めてネタバレです 観賞後にご覧ください






〜野暮な不満点〜

本作の人間ドラマの何が不満だったのか、振り返ってみましょう。

・父の想いが成就したシーンがない

主人公の父は妻を原子力発電所の事故で失い、息子をはじめとした周りから理解をされなくても、生物音響学を学び、「政府が原発事故の跡地に何かを隠している」ことを訴え続けていました。

父はけっきょくMUTOに殺されてしまいます。
ここから息子が父の意思を継ぐ……かと思いきや、父が長年訴えてきたことが作戦に生かされるシーンはなく、音響学により「MUTOが繁殖のために交尾相手を求めている」ことがわかったのみです。
(「父の研究室(部屋)から、怪獣打倒のためのヒントが見つかる」といった展開を期待してしまいました)

父が訴えてきたことは福島原発で事実が隠蔽され続けたことを彷彿とさせます。
それを問題提起として描いたのはとても尊いことですが、なぜ前半であれほどまでに父の無念を描きながら、その無念が晴れる瞬間を描かなかったのでしょうか。これははっきり不満でした。


・人間たちの作戦が行き当たりばったり

基本的に作戦は「核ミサイルを撃とうとしたけど、失敗しちゃってその回収のために右往左往している」というだけです。

核ミサイルのひとつはMUTOに飲み込まれたために不発に終わり、終盤ではMUTOに見つからないようにこそこそともうひとつの核を回収しようとする……というミサイルの追いかけっこに始終しているので、「怪獣(ゴジラorMUTO)を倒してやる」というワクワクがまったく感じられません。

予告編や海外のポスターで観ることができる、人間たちが飛行機上からパラシュートで落下するシーンも単なるミサイルの回収のためだったんですね。

ゴジラ落下<ビジュアルはとてもかっこういい

また、単純に「核ミサイルはけっきょく爆発した(効いた)のか?」ということがわかりにくいです。
これでは核の脅威も、ゴジラとMUTOが核でも倒せないという強さも、示せてはいません。
(「ばかな!MUTOは核でも倒せないのか!これはもうゴジラに頼るしかない!」という展開を期待してしまいした)


・芹沢博士が活躍していない

芹沢博士は……作戦上何かしましたっけ?
ゴジラについて語り、広島の原子力爆弾の被爆者2世であると訴えて核の使用を止めたかった、ということはあったものの、作戦では「MUTOを殺すことを命じる」ということくらいしかしていません。あまりに存在感が希薄です。


・主人公の能力が役に立っていない

主人公が「爆弾処理班」であることは、作戦に同行できたことに生かされたのみです。
けっきょく核ミサイルの爆弾は解除できていません。
しかも、解除できなかったはずの爆弾がクライマックスでうやむやになっている(主人公が船から救出されるのみ)のには驚きました。

彼が、見ず知らずの子どもを列車で救う描写はよかったのですけどね。
主人公は、自分の父が盲目的に原子力発電所の事故を調べているのをずっと見てきていました。
「せめて自分の子と妻には愛情を注ぎたい」「事故や災害による被害者を救いたい」と考えていたようにも思えます。


・MUTOの設定が無理ありすぎ

フィリピンで繭のようなものから生まれたMUTOが日本に移動してきた、というのもなかなかに無理がありますが、退避区域から飛びたったMUTOが誰にも見つからずに飛びたってハワイに上陸したというのは……
MUTOは電子機器を無効化する能力を持っていましたが、ステルス能力も持っていたんですかね。


〜ついに出てくるゴジラ〜

ゴジラの登場の瞬間は本当にすばらしかった!

火1<発煙筒を放つと

火2<巨大な影が……

火3<見えてくる!

人間が放った発煙筒で、チラッとその姿を見せて、その後に“全体像”をあの“咆哮”とともに見せる。
鳥肌が立ちっぱなしの、これ以上のない演出だったと思います。

まあその後に、ホノルルでのゴジラの戦いが丸ごとカットされたのは悪い意味で驚いてしまいましたが。
ここでゴジラの活躍を見せないことで、ラストバトルの高揚感に一役買っているとは思いますが、“見せ場が少ない”という欠点のほうが大きくなってしまいますね。


〜自然と愚かさ〜

芹沢博士はこう言っていました。

「人間は自然を支配できるとうぬぼれているが、そんなことは不可能だ。祈るしかない」

初代のゴジラは、人間の水爆によって生み出された“不自然”、“人間の愚かさ”の象徴のような存在でした。
しかし、今回のゴジラは、“自然”の象徴なのでしょう。

ゴジラは
・水爆によって生まれておらず、自然に発生した
・水爆が効かなかった
・津波を発生させている
という設定になっており、自然災害そのものであると思わせます。

一方で、新たに登場した怪獣MUTOが、“人間の愚かさ”(自然ではないもの)象徴になっているのだと思います。

MUTOは
・原子力発電所事故の退避区域に住み込み、放射能をエサにしている
・核を飲み込む
という設定になっており、核や原発事故そのものであると思わせます。

最後にゴジラがMUTOを倒すということは、自然が人間の愚かさをも打ち破ることができる(人間は自然には決して叶わない)、ということを暗示しているのかもしれません。


〜救世主か?〜

ゴジラはしっぽの攻撃でオスのMUTOを倒します。

ゴジラはメスのMUTOの首をつかみ、放射熱線をその口に浴びせて打ち倒しました。MUTOは放射能を食べるんじゃなかったっけ?

最後にゴジラは、人々が集まる(安易に集まりすぎだろ)の中で目を覚まし、そして海に還っていきます。
テレビの報道では、「怪獣王なのか?救世主(Savior)なのか?」というテロップが表示されました。

自然は、ときには人を脅かす。
しかし、自然により人は生きることができ、助けられることもある。

今回のゴジラは、そんな自然と同じく、アンビバレンツ(正反対の要素を同時に持つ)な存在なのかもしれません。

↓ネタバレ参考
MUTO(ゴジラ) (むーとー)とは【ピクシブ百科事典】
GODZILLA ゴジラ(2014) - みんなのシネマレビュー
ゴジラ (2014年の映画) - Wikipedia

↓否定的な意見の参考
日本人として怒りを覚えずにはいられない - ユーザーレビュー - GODZILLA ゴジラ - 作品 - Yahoo!映画
佐藤秀の徒然幻視録:GODZILLA ゴジラ(2014)

肯定的な意見の参考↓
本当に見たかったゴジラ。映画「GODZILLA」|忍之閻魔帳
You talkin' to me ? 2nd_新たなる驚異を求めて 吼えろ!ゴジラ 、起て!ムートー
『GODZILLA ゴジラ』 渡辺謙しか口にできないこと :映画のブログ

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

2014-07-27 : 映画感想 : コメント : 24 : トラックバック : 0
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No title
映画評論家の町山智浩さんが絶賛していたので期待していたんですけどねえ。
やっぱりアメリカ人がゴジラを作るのはむりがあるのかな。
2014-07-27 13:34 : ゆう URL : 編集
ムートーに関して、個人的にはゴジラとの扱いのバランスの方が気になりました。と、言うのも、ゴジラに大きな規模の新設定が導入されるようなことになるのは嫌だな、と。

ま、それはおいといて、私は初代以外のゴジラ映画では、初代におけるゴジラ=古来より人間が畏れ抱く全ての恐怖、人間が自ら生み出した全ての恐怖と憎悪、それを生み出してしまった人間に課せられた業の体現化という側面を初代から継承し、人間ドラマと絶妙なバランスで描いた1984年版が良いと思っています。
また、上記のテーマをそのまま時世に合わせてさせた初代と同じ意味を持つ映画であるように思う作品にゴジラ対ヘドラがあります。
そして、(ブーイングされることが多いですが)先のゴジラ要素と小規模に絞られた丁寧な人間ドラマ、そして怪獣バトルをこれまた絶妙なバランスでミックスし、老若男女分け隔てなく楽しめるような見事なエンターテイメント性を持たせた2000ミレニアムも好きです。

今作は、パシフィック・リムを見たときにも思ったのですが、怪獣="モンスター"という概念、つまり欧米人の抱く意識下レベルでの文化的側面からくる怪獣像。それと日本人が抱く怪獣像の根本的な差異の壁はまだまだ高いなと思いました。とはいえ、そのデザインはともかく、劇中でのムートーを見て、デル・トロ監督よりも好感を持ちました。
2014-07-27 16:13 : URL : 編集
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2014-07-27 18:59 : : 編集
No title
こんにちは!毎回、ヒナタカさんのレビューを楽しく拝見しています。24歳の映画ファンです。コメントを書き込むのは今回が初めてです。

ヒナタカさんとは評価が合う時もあれば、評価が全く正反対のときも多々あります(そこを楽しんでいます)。
この作品は後者でした。

私は「VSシリーズ」や「ミレニアムシリーズ」、「平成ガメラシリーズ」を見て育った世代なのでこの作品は完全にどストライクでした。
ゴジラが大スクリーンで再び観られるなんて!子供の時のワクワクドキドキ感がまた味わえるなんて!
徹底して人間視点のカメラワークだったので、臨場感やゴジラの偉大な大きさを味わえることができました。終始、興奮しっぱなしでした。
人間ドラマも私的にすごく良かったです。人間はちっぽけで愚かな行いを繰り返してきた存在です。それでも必死に敵に立ち向かっている姿はまるで人間賛歌のようにも思えました。途中から応援してました(笑)

確かにヒナタカさんのおっしゃるような不満点もあります。
1つめは日本での宣伝と本編との内容のズレです。ケーブルTVで放送していたゴジラ特番でも「今回のハリウッド版は初代ゴジラにオマージュをささげている」と紹介していました。しかし、本作では核や原子炉に触れているものの、それほど話の中心にしている印象は受けませんでした。おいおい話が違うじゃないか。
2つめはゴジラの存在です。初代ゴジラはリバイバル上映に足を運ぶほど好きな作品だったので、今回のようなゴジラの扱いには疑問を感じました。人間にあまり関心がなく、怪物と戦いに来ただけの存在になっています。ゴジラは人間が作り出してしまった災害であり、哀しみを含んだ生き物です。なので、ラストのニュースでのテロップ「怪獣王は救世主か?」には首をかしげました。救世主扱いなの?

しかし、以上の不満点を含めても私はこの映画に大きな賛辞を贈ります。「よくぞ、やってくれた!」と。
(「FINAL WARS」とかいうネタ映画が最後のゴジラ映画にならなくて本当に良かったってのもあります)
2014-07-27 19:39 : ロロ・トマシ URL : 編集
No title
いつも見ています。

自分は過去のゴジラ映画を全て観ていますが、今作は初代は別格として他の作品よりも面白いと感じました。何より作り手のゴジラに対するリスペクトを感じ、演出も巧みでゴジラが歩く、吠えるという動作だけで感動すら覚えました。情報は遮断していたので新怪獣のムートーにも興奮しました。デザインもイカす!!

うまくいえませんが、過去のゴジラ映画を一本以上観ていて、ゴジラを好きになったことがある人は楽しめるのではないしょうか。逆にいえば、それらの経験がない人は普通のモンスター映画にしか観れないでしょう。ゴジラが初めて吠えるシーンを見ても何も感じないでしょう。

人間ドラマは確かにチープでしたね。しかし怪獣映画にその辺はそれほど求めていないというか、今作もあまり気になりませんでした。いえ、気にはなりますが、特に核ミサイル関連の話は本当になんだったんだとさえ思いますが、「ゴジラがカッコイイし、まあいいかな?」という感じです(笑)。

>正直、観ている間はローランド・エメリッヒ版のゴジラのほうが楽しかったです(バカ映画として)。

うーん。あれは、本当にリスペクトも感じず、話もつまらなく、真面目なエメリッヒだけにバカ映画としても中途半端で本当にトホホな作品でした。ゴジラファンの観点からいえば、「存在するだけで気分が悪い映画」。観なければいいといえばそれまでですが、そういうことではなく、愛すべきゴジラがこんなふうに理解され作られたことが気分が悪い。…とまあこれは言い過ぎかもしれませんが、このエメリッヒ版のほうが楽しめたというのは、いただけません。
2014-07-27 21:26 : マッチ URL : 編集
No title
もともと期待値が低く事前知識も仕入れず観に行ったので「おお!やれば出来るじゃんハリウッド!」とホクホクして帰宅したのですが、思いの外酷評が多く、カゲヒナタのレビューも4点!・・・その評論も頷けるものばかりなので反省です。

良かった所
・動くだけで大破壊を起こす「怪獣」の脅威が、初代に勝るとも劣らず表現されていた事。
・芹沢博士の時計やブロディ家を襲った悲劇、最後に無意味に核兵器を爆発させなかった事等、核の脅威も描かれていた事(ハリウッドは核兵器をポンポン爆発させ過ぎ!「RED2」のラストは開いた口が塞がらなかったです。爆殺させてしまった時点で失敗だよ・・・)

悪かった所
>初代ゴジラの持っていた哀しさもぜんぜん描かれていません。
本当にこれ・・・。超人ハルクに続きゴジラまで余計な「配慮」をされてしまいましたね。
ビキニ実験でゴジラ誕生(変異)!その後の極秘殲滅作戦を一連の水爆実験と偽装していた・・・とか期待していました。
あと、元祖は出会った船を片っ端から沈めたりと人類に対して明確な敵意を持っていましたが、リメイクは人類を障害どころか存在すら認識していない(自分の周囲を随行するアメリカ艦を放置しています)まさに自然の脅威「神」として描かれていますね。
・ムートー。いえ、決してキャラとして悪くないですし、出て来た時は嬉しいサプライズにすら思えたのですけど、考えてみたらこいつの生態や能力はゴジラに一匹に持たせても良かったのでは・・・。
それにしてもコイツをどうするかで16年前は揉めに揉めたのでしょうね。即殲滅!派と、生かして研究し平和利用する派とで。
>まず“見せ場”のシーンが人間ドラマでジャマをされること。
日本人観光客の子をフォードが救ったり、サービスシーンのつもりなんでしょうね。あとアメリカ的には国家の危機に立ち向かう兵士達の描写はおざなりに出来ないのでしょうか。

余談ですが、これ観た後だと「実写版パトレイバー」が悲しくなります・・・。
いえ、あれは「機動警察パトレイバー」としては百点満点なのでしょうけど、要するに「僕らには「パシフィック・リム」は作れません。実写でイングラムと廃棄物13号をバチバチ!ガンガン!させるとか不可能です」って白旗振ってるようなものじゃないですか、クールジャパン・・・。
2014-07-27 21:37 : 毒親育ち URL : 編集
僕は充分楽しめる良作だと思いました。
やっぱり怪獣映画は映画館で観るのが最高だなと改めて思いましたし
ゴジラやムートーの巨大さの表現や街の破壊、人々のパニック描写は素晴らしいですし(こういうのがパシフィックリムにはなくて不満だった)
咆哮や放射線発射のシーン、ラストバトルにはゾクゾクしました。
そこだけで花丸ですよ。

確かにドラマがイマイチだったり登場人物に役割があまりなかったり、暗かったり見せ場がカットされてしまったり惜しい点は多々あります。
でも、そもそも初代はともかくゴジラのシリーズで人間ドラマが面白かったものって実はあまりないような気も…w

次回作には期待です。
次は見せ場を多くして明るいところでも戦って欲しいです(笑)
2014-07-27 22:36 : ほ URL : 編集
No title
こんばんは。久しぶりのコメント失礼いたします。
いつも丁寧なレビューお疲れ様です。

宣伝の仕方は完全に失敗してますよね。
ムートーのが登場時間が長いし、「ゴジラ」を期待して見に行った人はちょっと混乱するかなぁなんて思ったり。
 今作、僕はヒナタカさんと逆で良かったと思います。
ただし、人間ドラマだとか脚本ははっきり言ってダメな部分が目立つなぁと思います。
けれど、他のコメントの方もおっしゃっていますが、昭和の「対○○リーズ」や「平成ガメラシリーズ」、ミレニアム以降シリーズが好きで観てきた僕とっては、見たかったものが見れたのでよかったです。
怪獣プロレス最高です。

あと「反戦、反核のテーマ」ですが…
そこは私も少しモヤモヤしてまして、VSシリーズはその事を引きずりすぎていて駄目になってる感じがありますし、今作は「核」の描かれ方もなんだかなぁと思いますね。

 駄目な部分もあるけど、1本の『怪獣映画として』そして、新しい『ゴジラ映画として』良かったと思います。続編が楽しみです。

長文になってしまいましたがすいません。
2014-07-28 00:03 : マーク URL : 編集
No title
こんにちは。初めまして。いつも楽しく拝見させていただいております。

私はVS・ミレニアム世代に該当すると思いますが、今回のゴジラに関しては「とにもかくにもお帰り、ゴジラ」でした。

不満点はまあ色々とあります。(特撮映画にはつきものです)
やはり怪獣が映ると”寸止め”が多かったところ。ヒナタカさんはVS世代に勧めておられますが、正直ここはVS/ミレニアム世代には大いなる不満点ですよー。
大いに怪獣プロレスをやったパシリムを20代30代のVS世代は大歓迎してましたから。
一番の不満点は最後に人間側の主人公のフォード君が、核兵器の解体を諦めてしまった事でした。
爆弾処理班っていう設定も生かせてないのもそうですが、ここは人類の手できっちり決着をつけてほしかったです。

ヒナタカさんを含めた方が本作についてイマイチ納得しておられないところがあるのは、今回の怪獣側のストーリ-やゴジラの立ち位置が平成ガメラよりになっているからかもしれません。
(ちなみに一部設定に大幅な改変を行っているという点ではゴジラ映画の中では「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」に一番近いものを感じました。ちなみにこちらの監督は平成ガメラを監督した金子修介監督です)
ガメラをご覧になられてたらお分かりかと思われますが、特に怪獣側のプロットが今作は平成ガメラ一作目とほぼ同じと言ってもいいと思います。ムトーのデザインもなんとなくギャオスぽかったですし(ラドン(1956年版)の要素も少しあるかも)
平成ガメラでのガメラは「地球を守るために作り出された生物兵器であり、ある種の守り神」として描写されていました。(本作のゴジラはどんな存在なのかは描写されていませんが・・・。)

ただ平成ガメラとも今までのゴジラとも違う点は、本作では敵味方以前に、ムトーもゴジラも全く人間の存在なんぞ眼中にないんですよね。
(最後に「人類の味方か?」とクエスチョンが出されているのはそういったことも含めてるからではないでしょうか)
監督の描きたかったゴジラは"人類が生み出した怪物のゴジラ"というのも超えた、人智の全く及ばない、人の力ではどうすることも出来ない「神」「概念」としてのゴジラだったんではないかと思います。(初代でも"ゴジラ"の名前の由来は、大戸島に昔から伝わる恐ろしい"神様"でした)
個人的には「それやるならガメラでええわ」と思わんこともないのですが、3.11後の新しいゴジラ映画としては"正解"だと思いました。
町山さんが本作に好感をもったのもその点なのかも(意外とご本人に聞けば気軽に答えてくださるかなあ・・・)

あとヒナタカさんとは全く逆で、個人的に初代のスピリットに一番近いものを感じたのは本作でした。
色々と不満はありますが、それでも全く予測も出来なかった災厄に翻弄されまくる人々の姿をきっちり描写してくれたこと。
全く歯が立たないながらも、それでも必死に立ち向かう人々を描いてくれた事(マシンガンで必死に立ち向かうところは思わず応援してしまいましたw)
何より安易に核を使用したことのツケをきちんと人類の手で払わそうとした描写には好感をもてました。(だからこそ決着のつけ方には大いに不満なのです・・・)
初代のテーマを引きずりすぎて尻すぼみになってしまった1984~VSシリーズのファンとしては、核と向かい合って、一応きちんと映画として成立させてくれた監督には「まあ良く頑張ったよ、あんた」と肩を叩きたい気分です(超上から目線ですね)

長文になってしまいまして申し訳ないです。
これからもレビュー、楽しみにしてます。
2014-07-28 02:04 : Au URL : 編集
No title
まあ人の感想というのにケチはつけたくないのですが。さすがにエメゴジより下は無いと声を大にしていいたい、なぜならそもそもエメゴジはゴジラ映画ではないから。
監督のローランド・エメリッヒも原子怪獣現るのリメイクがやりたかったけど予算が下りなかったからゴジラのネームバリューを借りたらしいし(着ぐるみは時代遅れ発言も不愉快)、公式にもジラという名前を与えられた完全な別種です。
軽薄な会話劇や、ヴェロキラプトルもどきのジラの子供たち、異様に弱く放射火炎も発射しないリアルを履き違えたジラといい、ゴジラに対する愛情のかけらもない作品でした。

ひるがえって本作はカゲヒナタさんのおっしゃる悪い点も同意できますが、少なくともこれはゴジラ映画です。
人間が入っている風に見えるゴジラから、少なくともエメリッヒよりギャレス監督はゴジラを愛していることがわかりました。
本作のゴジラは制御できない力、核も含む自然全体の象徴です、それは自然を制御できると思っている人類との対比です。
核が生みだした初代ゴジラ、核が目覚めさせた本作のムートーとゴジラやり方は違っても反核の主張は(米軍の馬鹿さ加減も含めて)盛り込まれていると個人的には思います。
もっともそんなことは瑣末なこと、大スクリーンで咆哮し悠々と海に帰っていくゴジラを再び見ることができただけで私はこの作品に喝采いたします。
願わくば次回作では明るいところでもっとたくさん戦闘シーンが見たいです。
2014-07-28 02:31 : URL : 編集
エメリッヒ版の方が良かった
こんにちわ。僕も今回のゴジラにはかなりがっかりしたクチです。
ラストの怪獣バトルは良かったんですが、そこに至るまでがかなり迷走してましたからねえ。
特に人間ドラマの部分が大いに足を引っ張ってたと思います。
主人公が状況に流されてるだけで、特に怪獣に対してなんの感慨も抱いてないのが失敗だったんでしょう。
怪獣映画の主人公なんですから、怪獣そのものに対して何らかの感情を抱いて行動してくれないと邪魔にしかなりませんよね。
その点、エメリッヒのゴジラは、主人公がゴジラを追跡・調査する科学者だということできちんと軸が通っていたと思います。
肝心の怪獣そのものがまったくゴジラに見えないのは致命的ですが、怪獣映画としてはエメリッヒ版の方が遙かに正統的な出来なんですよね。
変なこだわりさえなければ、エメリッヒ版の方がよっぽど楽しめる作品だったと思います。
というわけで、個人的に今回のゴジラの最大の収穫はエメリッヒ版の再評価だったという結論でした。
2014-07-28 02:42 : のの人 URL : 編集
No title
え、他の怪獣でてきたらvsにしなきゃいけないんですか?
「ゴジラ2000ミレニアム」にはオルガが出てきますし、
「ゴジラvsモスラ」でもバトラとも戦ってますよね。
もっとも「ゴジラの逆襲」はアンギラスと戦いますよね。
2014-07-28 18:43 : URL : 編集
ゴジラ感想
面白かったとは思います
ただパシフィックリムほどの興奮は無かったかな
まぁ自分はVS世代だから全体的には楽しめましたよ
それに、やっぱり純粋にゴジラ復活は嬉しかったです
これを機に日本産怪獣映画も復活してもらいたいです。ガメラの新作が作られることも決まってますし

本当に人間ドラマはいらなかったなぁ
俺たちが見たいのは暴れまわって街をぶっ壊すゴジラなのに
日本人に気を使って渡辺謙さんを出演させたんでしょうが別にいなくてもよかったです。謙さんは好きな役者ですが
沖合いで爆発したメガトン級の核の被害が描かれないのは完全に手落ちでしょう

パシフィックリムが良かったと思うのは怪獣がいかに圧倒的に強くて人間には残された道が少ないかというのをまず冒頭でやってくれたからだと思います
ゴジラも一度徹底的に米軍と都市を滅茶苦茶にして絶望的って流れを作ったうえで展開してほしかったですね

続編にはモスラ、ラドン、キングギドラが出るそうですが、三大怪獣 地球最大の決戦のハリウッドリメイクみたいになるのかな
2014-07-28 23:37 : デルピッポ URL : 編集
今回のゴジラは、「ゴジラ」を通して日米間、国民性の意識の違いを知ることができる非常に興味深い良い題材だと思いました。

個人的には、同監督の『モンスター』で目線を一般人や個人レベルまで下げた緻密な人間ドラマに期待していた分、正直肩透かしを食らった感じです。
そして、悪い意味での「アメリカ」がまた出たと思いました。
ドラマパートに関しても粗が幾つか垣間見えましたが、アメリカ(や他国)によく見られる「原爆はすんげー威力がデカい(ただの)爆弾」とか「放射能は危険っぽいらしいけど熱いシャワーを浴びれば取れるから大丈夫」などといった原爆関連の明らかに間違った認識(こういったアメリカ国民が思い抱くイメージは、アメリカ政府によるアメリカの学校教育が主悪の根元なんですが、長くなるので詳細は割愛します)
なので今回も「やはり」と言ったところで、こればっかりはアメリカ人がどんなに努力してもう完全には取れないほどに根が深いと思いました。(日本人はいつものようにネタに転じるのが正解ですね笑)
また、アメリカによる日本への原爆投下問題も超小さく取って付けた程度だった訳ですが、当のアメリカのユーザー側からすれば「よくやった!」と換気の声が湧いたかもしれません。勿論、日本人にとってはその楽天ぶりに呆れるでしょう笑

また、芹沢博士の持つ時計の針のくだりはそんなテンプレ的なものではなく、芹沢本人のセリフをもっと足した方が良いのでは?と思いました。アメリカ人はどちらかというと相手に対して「論より証拠」を求める傾向にあるので、その辺のギャップが感じ取れたことも興味深かったです。

先の方も仰っていましたが、怪物に対する日米間のギャップですね。キリスト教圏の概念では、モンスターとは邪悪の化身であり、人が嫌悪すべき存在です。
(また、人類にとって恐怖であるが、結局は人類に倒される或は人類が倒す相手という認識です)
対する日本では簡単に言うと、宗教観や文化の性質上、妖怪に見られるようにある種の愛嬌が自然と怪獣にも含まれている訳です。(妖怪に対するアメリカ人の反応は私の経験上、単なる「醜く邪悪なただの怪物」でしたし。虫の音もただの雑音だったりします)

あと、今回はゴジラよりムートーを主役にした映画と言った方が正しいですね。
最後の「ゴジラは人類の救世主か?」とはムートーを倒したことで納得はいくものの、最後の芹沢博士の表情というのは日本のゴジラに対する敬意を表したのかもしれませんが、余計な要素だと思いました。
2014-07-30 00:56 : URL : 編集
No title
こんにちは、はじめて閲覧しました。
始めにヒナタカさんはニュース等を見ていたのでしょうか?
それらでは監督が初代をオマージュしながらも別のテーマ、つまり自然の脅威を主題にするときちんとおっしゃっていましたよ。傲慢な人間が力(核)をもてあそんだことでバランスが崩れ、太刀打ちできない自然の脅威にさらされるというのが今回のメインです。(ゴジラによる津波などは3.11も含めたそれらの象徴です)ゴジラについても善悪を超越した神であると語られていましたしね。
また、反核についてもメインではないですが暗喩していましたよ。例えば、原発事故の位置は最初田舎かと思ったら以外と大都市。しかも最終的な地図では東京のそばだと分かります。これによって逆に語らないことで国がどうなっているのかという恐怖をあおっているのでしょう。また、退避地域や核廃棄物処理場についても事故による恐怖を暗示しています。(ムートーが食べてくれたので映画での実害はないですが)

芹沢博士に関しては尺が足りなかったらしく、カットされたところや漫画で補足されているようです。

あとゴジラが救世主かどうかについては最後のテロップがヒントだと思います。救世主“か?”です。つまり人間次第でどちらにもなるということですね。

これらを踏まえた上で、自分はすごく楽しめました。ゴジラの路線についても新しく挑戦することは必要だと思いますし、怪獣バトルについては今後長くなるでしょう。あと広島。(あれをアメリカが否定的に持ちだすということはすごいことなんですよ)これからが楽しみです。
2014-07-30 16:54 : URL : 編集
No title
自分の中では、怪獣映画(モンスターパニック)としては良し、元祖ゴジラのリメイクとしてはダメ・・・という評価に落ち着きそうです。

>〜野暮な不満点〜
ヒナタカさんの文章力の上手さもあるのでしょうけど、全て納得出来てしまう・・・。

核ミサイルの行方は、Auさんとデビルッポさんに2014-07-30 00:56方も仰ってますが、最後に爆発してたんですか?私はフォード大尉は時限起爆装置を停止させた上で運び出してるものとばかりと思ってました。
もし爆発してたら最悪な所が増えてしまいます(オキシジェンデストロイヤーのオマージュにもなってない・・・)
やっぱり色んな人の感想は為になりますね。

ムートーは今作には余計と言いましたが、個体として非常に魅力的な怪獣でした。
(余談ですが、その便利過ぎる生態に「地球防衛未亡人」のベラムスを思い出した人は劇場に何人いたでしょう・・・)
その出現は将来脅威になると解っていても、雀路羅市の復興や増え続ける使用済核燃料問題を抱える人類にとっては縋らざるを得ない救世主だったことでしょう。しかし人の手に負える補償もなく、一度暴れ出せば止めようも無くても利用し続けなければ今の生活もままならないと、まるで原子力発電そのものです。
また人類の強みである文明機器を一瞬で無力化してしまうなど、まさに神!ゴジラを食い気味な程のキャラ立ちです。

出来れば、16年前に、ムートーの処遇を巡って米軍の駆除派と芹沢博士ら研究利用派との人間ドラマの外伝を撮って欲しいです。
芹沢博士が殆ど活躍しないのも不満点の一つでしたし・・・。
2014-07-30 22:59 : 毒親育ち URL : 編集
No title
今回ゴジラはゲスト出演でしょ。
肝心の物語の起点となる原発事故の原因がムートーだったから、主人公一家(親父含む)が追いかけていたのはゴジラではなくムートーで、主に焦点が当たってたのはゴジラよりも圧倒的にムートーだったし。
タイトルも「ゴジラ」というより「ムートー~その愛と死~」ってタイトルの方がしっくりくる。
まぁゴジラの登場シーンはどれもインパクトがあったけど流石にやっと出てきたと思ったら場面切り替え、一回や二回ならまだしも何回もやられると焦らし過ぎな気がしたよ。
初代でもゴジラが大戸島山頂に姿を現すまで時間が掛かっていたが、初代の場合は鳴き声や足音、船舶の被害などゴジラの存在を誇示する描写がふんだんに盛り込まれていたけど、今回の場合は場面が切り替わったらムートーか人間ドラマになっちゃってゴジラの存在が薄くなってしまった印象。
初代をリブートしたと聞いていたから、初代のようにゴジラが大暴れして、人類を恐怖のどん底に陥れる展開を楽しみにしていただけに肩透かしを食らった気分。
初代をリブートしたというのなら、人間の愚かな行動によって生み出され、人間の身勝手に振り回されるゴジラの哀しさを描かないと……それに反核・反原発のテーマも盛り込まれていたことは盛り込まれていたけど、立ち入り禁止区域にされたはずの場所はムートーによって綺麗にされていて原発事故の恐怖も薄れてしまっていたし、広島の原爆に対するシーンも一部カットされたせいで取って付けたような、仕方ないから入れました感が強くなんだか違和感ばりばりでした。おまけにしっかり爆破させてしまってるし。
2014-07-31 02:49 : ??? URL : 編集
ネタバレ後の追記について
>主人公の父は妻を原子力発電所の事故で失い、息子をはじめとした周りから理解をされなくても、生物音響学を学び、巨大怪獣の脅威を訴え続けていました。

主人公の父が訴えていたのは、「政府が原発事故の跡地に何かを隠している」という事じゃありませんでしたっけ?
それが怪獣であることは薄々感づいてはいたと思いますが、明確には主張してなかったように記憶しています。
でも、彼の研究が役に立たなかったってのはその通りなんですよね。
怪獣がもう一匹いるという事が判明した直後にそのもう一匹が出現したわけですから、研究結果があろうがなかろうが結果は変わらなかったわけです。
ぶっちゃけあの辺の展開は、「主人公に状況を説明するため」の段取り以上のものではないんですよね。
で、その事実を知った主人公が特に怪獣に対して憤りを抱くでもなく、あっさりと無視しちゃうんで、見事にあの辺の展開は無駄になっちゃってるんですよねえ。
何を考えてこんな話にしたのか、さっぱりわかりません。
2014-08-01 12:13 : のの人 URL : 編集
Re: ネタバレ後の追記について
>「政府が原発事故の跡地に何かを隠している」
そのとおりですね、修正します。

>ぶっちゃけあの辺の展開は、「主人公に状況を説明するため」の段取り以上のものではないんですよね。
たしかに……お父さんが報われてほしかったですね。


今回は本当にたくさんの意見をいただいて恐縮です……
ありがとうございます。
2014-08-01 15:05 : ヒナタカ URL : 編集
No title
>ほかの怪獣が出てくることも、初代のゴジラへの恐怖と、
>“VS”シリーズの「ゴジラが人間の味方をする」という両方の要素を入れたかった“欲張り心”だと思えば、
>ゴジラファンも溜飲を下げられるのかもしれません。
ゴジラが人間の味方なのはVSシリーズではなく
東宝チャンピオンまつり時代の、「地球最大の決戦」から「メカゴジラの逆襲」までの期間です。
VSシリーズはどちらかと言うと人類の思い上がりを戒めるゴジラで、
「勝った方が我々の敵になるだけです」という世界観です。
2014-08-01 20:57 : URL : 編集
No title
私は「世界が終わる、ゴジラが目覚める。」は最高のキャッチコピーだと思ったんですけどね。
視聴前はゴジラが世界を終わらせるのだから妙な日本語の使い方だと思っていたのですが、映画でゴジラが世界の救世主的な立場だと判明してコピーの真意に気づくというなかなか良く出来たしかけだと思いました。
あとMUTOの存在が公開前に判明したのは中国向けのトレーラーだけだったと思います。
2014-08-05 16:44 : URL : 編集
ふざけんな!
ゴジラファン、少なくとも自分はゴジラが暴れる姿を見たかったのであってムートーが暴れる姿を見に来たんじゃない、肩透かしにも程がある。
2014-08-05 17:41 : --- URL : 編集
No title
人智を超えたモノが主役の映画なのに
なんで「人間ドラマが描けていない」と文句を言う人がいるのかさっぱりわかりません。
むしろ人間ドラマが大怪獣プロレスに圧倒されてしまう、というのがこの映画の趣旨だと思います。
いつでもどこでもどんな時でも
「人間が主役でないと!!!」と人間ドラマを期待するのは
あまりにも人間中心的な感覚ではないかと疑問に思ったりはしないのですか?
そういうことを訴えてる映画ではないですかね。
2014-08-10 01:05 : みみ URL : 編集
No title
>人智を超えたモノが主役の映画なのに
>なんで「人間ドラマが描けていない」と文句を言う人がいるのかさっぱりわかりません。

人間ドラマを描くつもりがないんだったら、最初から最小限にすればいいんですよ。 中途半端だから文句を言われてるんです。
主役のはずの「人智を越えたモノ」が人間ドラマのせいで割を食った状態なんで不満があるんですよ。
2014-08-12 17:18 : のの人 URL : 編集
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