短気は損気 映画「トランスフォーマー4/ロストエイジ」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー
個人的お気に入り度:5/10
一言感想:中国、お金出しすぎ
あらすじ
いいろぼっとと、わるいろぼっとがたたかいます。
ハリウッドを代表する底抜け映画監督マイケル・ベイ監督最新作にして、基本的に破壊とアクションしかない(褒めています)「トランスフォーマー」の第4作目です。
前作の感想はコチラ→大味どころかゴリ押し「トランスフォーマー3/ダークサイド・ムーン」
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えっと、本作の感想ね、えーとね、破壊とアクションがすごくてね、あとはぜんぶどうでもいいの。おしまい。
……いや本当にそのくらい中身のない映画なんだもの。
一応オートボット(いいロボット)たちが救ったはずの人間たちに追いつめられるという悲劇や、発明家の父親とティーンエイジャーの娘との確執など、本筋となりそうなストーリーもあるにはあるのですが、けっきょくアクションばっかに始終して、何のために闘っているのかもよくわからなくなります。
キーとなるアイテム“シード”の設定なんか、描写が雑すぎてぜんぜん頭に入ってきません。
でもマイケルさんの映画にそこを求めている人はほぼ皆無だと思いますので、これで大正解でしょう。
ドカーン!バキバキ!ドガシャーン!なアクションがあればそれでいい、正しい男の子向けムービーです。
さて、本作ですげえ目につきまくるのはプロダクトプレイスメント(作品中の企業広告)の多さです。
具体的に言うと、周りがぶっ壊れまくりなアクションシーンのつぎに、登場人物が企業の飲み物をおいしそうにゴクゴク飲むの。
いままでの「トランスフォーマー」シリーズもプロダクトプレイスメントは多かったのですが、画面に映り込む程度だったのでそこまでは気になりませんでした。
でも、本作はすげえ強引で、あまりに露骨です。
なんでこんなことになってんの、と調べてみたら中国がものごっそいお金を出していたからなのですね(そりゃそうだ)。
作中で中国が舞台になる理由も強引でした。
このへんは町山智浩さんの批評を聞くとすごくわかりやすいのでぜひどうぞ(微ネタバレ注意)↓
町山智浩が映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』を語る(YouTube)
町山智浩が語る トランスフォーマー/ロストエイジが映画界に与えた衝撃(内容書き起こし)
しかも、(自分は気づかなかったのですが)オレオのロゴが入ったディセプティコン(悪いロボット)までもが登場しています。
これはオレオと本作のコラボCMをしていたことに関係しています。
このCMの内容も強引すぎるだろ……プロダクトプレイスメントを作中の設定にうまく当てはめた「TIGER&BUNNY」を見習ってほしいですね。
このプロダクトプレイスメントがいいか悪いかと言えば、個人的にはそこかしらにお金のにおいを感じるのでちょっとイヤです。
でも映画製作にかかる莫大な費用(本作の制作費は200億円)を考えれば、致し方のないところもあるのでしょう。
↓のような、作品の雰囲気をぶちこわしているのは論外ですが……
プロダクトプレイスメント | 破壊屋
本作の上映時間が2時間45分とべらぼうに長いのは、この企業のCMを入れないといけなかったことにも関係してそうです。
頭が悪い映画なのは重々承知していましたが、本作の台詞の品のなさはすごく気になりました。
味方のロボットも含めて「I'm gonna kill you!(ぶっ殺してやる)」など知性のカケラも感じさせず、作中ではそのことをギャグとして描いている始末。まあマイケル・ベイだからしかたないか(投げやり)。
※オートボットたちの口が悪いのはアニメ版からだとコメントをいただきました
あ、もちろんツッコミどころも満載です。
作中のマイケル節溢れるギャグは総じてスベり気味でしたが、5分に1回くらい訪れるツッコミどころにはゲラゲラ笑わせてもらいました。
すばらしいのは、本作から登場する「ダイノボット(グリムロック)」の格好よさ。
もともとのフィギュアからかなり造形が洗練されていました。


また、キャストも一新され、本作1本だけで話はまとまっているので今作から観ても十分楽しめます。
てか、いまままでのシリーズとだいたい内容はおんなじ(よくわからない戦闘しまくっている)なので、本作から観たほうが新鮮味があるくらいです。
把握しておけばいいのは、
・トランスフォーマー(ロボット)には、オートボット(いい集団)と、ディセプティコン(悪い集団)がいること
・前作でオートボットのリーダーであるオプティマスプライムが、ディセプティコンのリーダーであるメガトロンを倒したこと
そして、以下のトランスフォーマーたちの名前くらいでしょう。








う〜んかっこういいですね。これが大スクリーンでガチャガチャと闘うだけで大満足してしまうというもの。よけいにストーリーがどうでもよくなります。
イマジン・ドラゴンズによる主題歌もかっこうよかったですね。
どうせならより大きい映画館で、よりよい環境で観ましょう。
「食らえこの野郎」な、満腹になればそれでOKな極厚ステーキみたいな内容なので、3D料金も上乗せしてしまって楽しんじゃったほうがいいです。
吹き替え版でオプティマスプライムの玄田哲章の渋い声やヒロインの中川翔子のかわいい声を堪能するのもありですが、原語ではドリフトの声を渡辺謙が担当しているの字幕版を選択してみるのもいいかもいいでしょう。
(マイナビニュースでは渡辺謙が吹き替え版も務めているとされていますが、どうやらこれは誤りで、実際は水内清光のようです)
余談ですが、ファミコンで発売されたゲーム「トランスフォーマー コンボイの謎」がリメイクされ、しかもアップルから審査落ちをくらって、さらにはTVアニメ化するという香ばしいニュースが届きました。
映画公開のタイミングに合わせてきたのはわかりますが、オリジナル版はマジでク○ゲーなのでオススメはしません↓
ゲームカタログ - トランスフォーマー コンボイの謎
【日本語字幕】AVGNがコンボイの謎を遊ぶ(Ep72) - YouTube(動画中、赤と青の激しい点滅があるので注意)
本作を観る前にはきちんとトイレもすませ、相変わらずのドッシャンバキバキドカーン!を楽しみましょう、オススメです!
以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓
ストーリーを語ってもしょうがない内容なので、ツッコミどころを中心に拾っていきましょう。
〜お前が言うな〜
・主人公ケイドは売れていない発明家で、娘のテッサは奨学金で大学にいこうとしているが審査に落ちてしまう
父親ができちゃった婚をしたから娘に対して過保護になっていることや、テッサが“口ではなんだかんだ言っているけど父のことは嫌っていない”ことがわかって、その描写は悪くないですね。妻が死んだ理由を明かしていないのは雑だと思ったけど……
主人公の苗字が“イェーガー”なのは、「パシフィック・リム」の影響がありそうですね。
・閉館した映画館で、ケイドは「最近の映画は続編やリメイクばかりでダメだ」とボヤく。
3作目で一応完結したのに懲りずに4作目を作ったこの映画が言うことかよ……自虐ギャグに等しいですね。ところで、なんでここにIMAXの映写機があるの?この映画館1928年に閉館したって言っていたのに……
・主人公の家は不動産屋に差し押さえられそうになっている。
不動産屋のおばちゃんが「今度は弟を連れてくるわ!」って言っていたのはなんだったんだ?意味のない伏線だな。
・テッサが納屋から家に逃げ込むシーンが「悪魔のいけにえ」のパロディ
家のカラーリングといい、ベンチといい、テッサの見た目といい、カメラアングルといい、明らかに意識しています。
まあ襲ってくるのは「レザーフェイス」ではなく、オプティマスプライムが誤発射したミサイルでしたが。
・ケイドの友人のルーカスは「人を所有しようとするのは大昔の話だ、テキサスでも」と文句を言う
その昔にテキサスでは奴隷制度を容認していたことに対する皮肉っぽいですね。
〜強引過ぎるカーチェイス〜
・CIAの殺し屋たちは、オプティマスプライムとケイドたちを逃す。
オプティマスはトラックに変身して見通しのよいところで逃げているのにヘリの弾が当たらない!
都合良くテッサの彼氏のシェーン(レースドライバー)が助けに来てくれる!
ヘリの操縦者が「ヘリの燃料が足りない」と間抜けなことを言う!
追っ手は「威嚇射撃だ」と言いながら思い切りミサイルを撃ってくる!
車が1等賞が発表されたビンゴ会場に突っ込む!
とツッコミどころだらけでした。あとルーカスが「賞金くれるはずが殺し屋が来たよ〜」などと嘆いていてウザい。
・テッサは「例のやつをやって」と言い、シェーンは車をビルからジャンプさせる
例のやつって、いつもそんなことやっていたんですかね。そりゃケイドも交際を許さないわ。
・ロックダウンが投げた“シード”が爆発し、ルーカスは金属に変わって死亡
このときの爆発のしかたが“戦隊もの”のそれのように派手かつ不自然で笑ってしまいました。<主人公たちを避けるように爆発
※画像はイメージです
ルーカスが通報したせいでCIAから追われることになったとは言え、彼は報われないキャラだったなあ……金属化しただけでじつは死んでいなくて、あとで復活してくれると信じていました(んなわけない)。
〜企業へ乗り込め〜
・20歳のシェーンは、17歳のテッサとの交際をロミオとジュリエット法があるために合法だと訴える
ケイドはロミオとジュリエットの結末を思い切りネタバレして文句を言っていましたね。まあ気持ちはわかる。
・ケイドはCIAの使っていた探査ロボットを使ってATMからお金を引き落とそうとするが、口座は凍結されていた。
それはいいけど、わざわざ「見つけてやる」とカードに書いて監視カメラに見せてCIAを挑発しているのは何なの?絶対不利になるだろ。
自分は気づきませんでしたが、ここで使われているカードは中国建設銀行のものだったそうです。なんでテキサスのおやじがそんなもん持ってんだよ(宣伝です)。
・ボロボロだったはずのオプティマスは走っている途中で一瞬で元通りになる。シェーン「わけがわからないけどすごいよ!」
観ているこっちもわけがわからないよ!
どうやら、いままで姿を隠すために錆びついたトラクターに“スキャン”していたのを、もともときれいなカラーリングのトラクターにスキャンし直したようです。ケイドがオプティマスを修理しようとした決意を一瞬でぶちこわしにしてくれました。
・ドリフトが詠んでいる俳句が俳句になっていない
英語でも俳句は作れるのですが、思い切り5―7―5音節が無視されていたような気が……(違っていたらごめんなさい)。
・KSI社の社長のジョシュアの見た目がスティーブ・ジョブズっぽい。
ジョシュアを演じているスタンリー・トゥッチがそもそもスティーブ・ジョブズに似ています。
・ケイドとシェーンは社員証をねつ造してKSI社に乗り込もうとするが、シェーンはキョドりまくる。
今作と同じくマーク・ウォールバーグが主演していた「2ガンズ」のワンシーンと似ていました。あとシェーンは後にテッサを助けにきたときに“降参”したりと、わりとヘタレキャラになっていました。
・バンブルビーは、自分を模して作られたスティンガーにキレ気味
短気なバンブルビーマジかわいい。
あと、予告編で観ることができる、バンブルビーがダンスをするシーンが本編ではカットされていたのが残念ですね。
・ケイドはとっつかまり、そこにオプテイィマスたちもやってきて工場をぶっこわしまくる。
何がひどいって、前作でシカゴがぶっ壊れまくったせいでオートボットたちが迫害されるようになっていたのに、彼らが同じくシカゴで積極的に破壊活動をしていることですね。
仲間を人間たちに無惨に殺されたので気持ちはわかるのですが……少しは躊躇しろよ。
※以下の意見をいただきました
確かに地球にイザコザ持ちこんだのは向うですけど、地球人の不義理さが不快過ぎました(無抵抗のラチェットを一方的に暴行をする「墓場の風」部隊に泣きだす子までいましたよ・・・)見捨てられるのも当然だと思います。
その後も宇宙船がやってくるわ、宇宙船からビルにアンカーを投げるわでまたもシカゴに被害が……よそで闘ってくれませんかね。
・ドリフト「暴力は最後の手段だ」→敵が襲いかかってくる→ドリフト「ぶっ殺す!」
やっぱりオートボットたちはバカなんだと思った瞬間でした。
・綱渡りでビルまで渡ろうとする主人公チーム
こりゃ高所恐怖症の人には見せられない。バンブルビーが落ちかけている3人をよく拾ってくれましたが、よく無傷で生きてこれますね(いつものことです)。ちなみにこのとき追って来たオオカミ型のトランスフォーマーの名前はスチールジョーだそうです。
・2丁拳銃で応戦するクロスへアーズ
これは最高にかっこういい!でもそんな小さいパラシュートで落ちずにすむとは思えませんね。<そのパラシュートじゃ速攻で落ちるだろ
・ケイドは宇宙船に車を壊された男に「宇宙保険なんてあるか!」と逆ギレ
短気なやつが多い映画ですね。
〜中国で大暴れ〜
・ジョシュア「モンゴル砂漠で“シード”を爆発させよう!それで“トランスフォーミウム”が100年ぶん手に入ってウハウハ!」
じゃあなんで中国に行ってんだよ……と思っていたのですが、これはこの前に“ガルバトロン”を実戦投入のときに民間人が巻き込まれてしまったので、中国拠点でガルバトロンの改修を命じようとしたためだったんですね(これも中国企業の持ち上げ)。でもシードはどっかに預けてこいよ。
・ガルバトロンは、前作で倒されたメガトロンが復活した姿だった。
知ってた。あと「悪の染色体」があったという設定は謎だなあ……染色体にいい悪いがあるかよ。
・エレベーターに居合わせた中国人がいきなり追っ手をボコってジョシュアを助ける
誰だお前!と思ったら、これは中国の金メダルボクサー(鄒市明)を強引に活躍させたためだったようです。
・潰されたトラックから落ちたBUD LIGHTを飲むケイド
露骨な宣伝ですねー(棒読み)
・ジョシュアはビルの屋上で冷蔵庫に入っていた牛乳をチューチュー飲む
なんでビルの屋上に冷蔵庫があるんだよ!(宣伝です)ちなみにジョシュアはこのとき宇宙船を見て「まずい!」と言いながら吹き出してしまう。宣伝として逆効果じゃないか?それ。
・CIAの殺し屋はケイドを何度も撃とうとするけど全部外す→結局肉弾戦へ→ケイドに落とされて死亡(生きてる?)
この殺し屋無能すぎるだろ。
・地質学者のダーシー「ジョシュア、あなたを誇りに思うわ!」
ジョシュアは誇りに思われるほどの何かをしていましたっけ?まあがんばってシードを守ろうとしていたけどさ。
・オプティマスは、宇宙船に捉えられ、中国の山奥に隠れていたダイノボットたちを説得し、ともに闘う!
まあ、説得というよりもボコって服従させたのですが。オプティマスがグリムロックに乗り、市街地に乗り込むシーンはテンション上がりました。<援軍、到着!
・ガルバトロンは宇宙船から金属を吸い込みまくる
ちょっと「スカイラインー征服ー」を思いだしました。ちなみに、このときにオープンカーに乗っていたのはアイドルの韓庚です。
・CIAの男はケイドに銃をつきつけ、「いるのは、“人間”と“やつら(トランスフォーマー)”だけだ」と告げる(早く撃てよ)
CIAたちはこの認識のために、人類を救ってくれたはずのオートボットたちを殺し、迫害していました。
それは、本質を見極めず、むやみに排除をしたことの愚かさを描いているようでした。
ケイドがこれに「当然だ(Any Time)」と言ったのは、ケイド自身は“味方(人間とオートボット)”と“敵(ディセプティコン)”がいるとわかっていたための皮肉のように思えます。
それはいいのだけど、いままで人間を殺さないと誓っていたオプティマスがここでCIAの男を撃って殺したのは悪い意味で驚いてしまいました。確かにオプティマスは「黒幕を見つけたら殺害をいとわない」とは言っていましたが……ケイドを守るためとはいえ、そのことに対する葛藤や後悔を見せてほしかったです。
・オプティマスは後ろからロックダウンの顔を切り裂いて勝利
主人公とは思えないエグい勝ちかたをするなあ。
・ガルバトロン(だよね?)は「また会おう、オプティマス」と言ってどこかに去る
続編でまた出てくるのでしょうか……
・ジョシュアは家をぶっ壊されたケイドたちに「家をなんとかしよう」と言う→ケイドとハグ
いやいや、結果論とは言えジョシュアのせいでこんなことになっているのになんで和解できるんだよ……ケイドはぶん殴ってもいいと思うよ。
・ジェットパックも何もないのに宇宙へ飛んでいくオプティマス
前作の「ジェットパックがないと飛べない」という設定をまるっと無視してくれました。ふざけろ。
オプティマスはこれから“創造主(6500万年前の地球に飛来し、恐竜を絶滅させた張本人)”に会いにいくようです。
完
おそらく、今後は創造主がシリーズ通してのラスボスとなるのでしょう。
※以下の意見をいただきました
サムやレノックス大佐はどうしてしまったのでしょう。ビーが「最高のパートナー」の事を話しもしないとか寂し過ぎます。
ところで、オプティマスは仲間のオートボットを置いてひとりで飛んでいっているよね。
今後は、オプティマスは宇宙で新たな仲間を見つけるのでしょうか。地球に残されたオートボットたちと、盗みを働いて犯罪歴がついている主人公たちが気がかりですが……続編を心待ちにしようと思います(どうせまた破壊とアクションしかないけど)。
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トランスフォーマー/ロストエイジ - みんなのシネマレビュー
TFロストエイジ・原語版関連の補足あれこれまとめ。 - Togetterまとめ
オートボット達の口が驚くほど悪いのは、実は割りと原作アニメ通りなのですよ。
どう見ても正義の味方とは思えないレベルですけどね(笑)
でも、二年に一回くらいこのドンガラガッシャンドカーン!突っ込み祭りは楽しみたいですね。
以下、不満点のような突っ込みを・・・
サムやレノックス大佐はどうしてしまったのでしょう。ビーが「最高のパートナー」の事を話しもしないとか寂し過ぎます。
本作の主人公ケイドは娘に深い愛情を持っているけど生活態度にそれが伴っていないというダメ親父っぷりが、マーク・ウォルバーグが演じている所為でTEDのジョンがそのまま父親になったように見えて呆れつつも笑えましたが、マイケル・ベイ監督は何時になったら解ってくれるのでしょうか。ロボットの永遠のパートナーは「少年」だという事を!
いや、サムも少年でしたけど、あんな脱童貞→受験→就職とか、世知辛い青春を駆けるハイティーンでなくて!もっと、女の子よりもかぶと虫と宇宙に想いを馳せるようなピュアなDSを次回こそは主人公にッ!!
>プロダクトプレイスメント
本当に「こち亀」のネタが現実になってしまいましたね。もうちょっとさり気無く、でも商品のファンには嬉しい演出を考えて欲しいです。
それか元々原作でキャラの好物とか趣味となる商品を扱う企業がスポンサーになるとか(キン肉マンの牛丼とか)にして欲しいです。あくまでメインの映画の評価が下がったら逆効果でしょうし、炎上商法なんて結局注目されただけで嫌われてしまい、視聴者は商品を買ってくれないのでしょうし。
>TIGER&BUNNY
「折り紙サイクロン」というヒーローなど、この露骨なスポンサーアピールをネタにしてるくらいですしね。
>金属化しただけでじつは死んでいなくて、あとで復活してくれると信じていました(んなわけない)。
すみません。憎めない男だったので、かなり本気でエンドロール後に「地球人型トランスフォーマー」として復活する事を期待してました・・・
>オプティマスは「人間を救うのはこれまでだ」
確かに地球にイザコザ持ちこんだのは向うですけど、地球人の不義理さが不快過ぎました(無抵抗のラチェットを一方的に暴行をする「墓場の風」部隊に泣きだす子までいましたよ・・・)見捨てられるのも当然だと思います。
もともとのアニメでもそうだったんですね!追記させてください。
> サムやレノックス大佐はどうしてしまったのでしょう。ビーが「最高のパートナー」の事を話しもしないとか寂し過ぎます。
> 本作の主人公ケイドは娘に深い愛情を持っているけど生活態度にそれが伴っていないというダメ親父っぷりが、マーク・ウォルバーグが演じている所為でTEDのジョンがそのまま父親になったように見えて呆れつつも笑えましたが、マイケル・ベイ監督は何時になったら解ってくれるのでしょうか。ロボットの永遠のパートナーは「少年」だという事を!
そういや少年が出てこない……
サムの存在をそこかしらに臭わせてくれたらよかったですね。
> >オプティマスは「人間を救うのはこれまでだ」
> 確かに地球にイザコザ持ちこんだのは向うですけど、地球人の不義理さが不快過ぎました(無抵抗のラチェットを一方的に暴行をする「墓場の風」部隊に泣きだす子までいましたよ・・・)見捨てられるのも当然だと思います。
これは本当に哀しいですよね……追記させてください
トランスフォーマーが見た目単細胞で、(色々な大人の事情やシナリオによる影響もあり)案の定中身も単細胞なのは、アニメ第一作目からのお家芸なのでツっこんだら終わりです。
映画の主要オタクスタッフの年齢層やファンの支持層を含め、アニメ第一作から第二作くらいの影響もあるような気がします。(単に私の錯覚かもしれませんが)
というのも、トランスフォーマーは日米で独自の道を歩んでおり、海外からするとトランスフォーマーといえば大抵アニメ第一作から二作くらい、通称"G1"のことを指します。
中身の皆無さがパワーアップして、デストラクション(とアクション)に大金を注ぎ込むというベイが今回も(評論家の批評はさておき)なぜこうも北米でヒットするのかというと、アメリカ人は昔から頭を使わないものが大好きだからでしょうね。
映画に関しても北米の時代を遡って調べると国民性が顕著に表れていて面白いです。
それに最近は3D映画という体感アトラクションが安価で楽しめる時代ですからね。(悪い意味で)
ぶっちゃけ、それ以前に要らない場面が多すぎでしたからね。ケイドと娘の口論なんて2回に分けてやるほどの場面でもないし、冒頭の映画館の場面なんてもうちょっと短くできるはずだし。
前作もビルが折れる破壊シーンにまったく意味がありませんでしたが、今回も綱渡りの場面はストーリー上まったく不要でした。こういうところをもっと要領良くカットしていけば2時間程度に収まったと思いますが……まぁベイの映画なんだから仕方ないかなと思うのもまた事実であります。
IMAXの映写機って言ったのは最新とは程遠いっていうジョークのつもりかなあと思いました。
今日見てきましたが、今作のDVDは買わないなぁというのが結論の映画でした。中国のCM云々を抜きにしても酷すぎるぶつ切りの連続をダラダラ見せられてもね。俺はトランスフォーマーを見に来たはずだったんですが、見せられたのは人間達の昔ながらのアクション映画・・・ギャグの酷さにも磨きがかかって。
最初の自虐ネタはマイケル・ベイ自信がこのシリーズやめたがってるんじゃないかと。でなけりゃこんな嫌がらせのような映画作れないと思うのですが。
まぁ……なので、そんなバカにするなよ!!
ただ、変形がもうちょいわかりやすかったらなぁ。
敵の「つぶ塩」になって変形するのはいただけなかったです。
オプティマスが何もなしで空飛べるのはそんなに違和感なかったです。
ジェットパックのあるなしは空飛べる云々よりも機動性に関わってくるんじゃないかなと。
最後に、オプティマス…タイヤどこいったの?
前作もコメントさせて頂きましたが
今回も突っ込みどころ満載ですw
さっそくですが中でも気になる点を
いくつかピックアップします。
①KSI社のセキュリティーがザルすぎる。
機密情報満載のわりにド素人(ケイド)が易々と
侵入できるザルっぷり。いくらID偽造してるからって
研究機関の中枢に部外者がいれば気づくだろ。
てゆーか気づけよお前らwww
②ロックダウンが鈍すぎる。
宇宙船内でオートボットが大暴れしてるのに
一向に気づかないロックダウン。
のんきにコクピットでくつろいでる場合か?
そもそも指揮系統はどうなってんだ?
誰か早く知らせてやれよwww
③市民の皆さんが能天気。
さんざん街が破壊されてるのに
「磁石で掃除機状態」になって初めて
生命の危機を感じるある意味平和な人々。
④作戦もクソもない。
威勢よく「オートボット出動!」と
飛び出して行ったはいいが、
数分後には「オートボット退散!」
…もうちょい踏ん張ろうよ。
⑤オプティマス4連敗中。
結局自力で勝ったことは一度もない。
最初→サムがキューブをメガトロンにぶっ込む。
リベンジ→ジェットファイアと合体。
ダーク→メガトロンがセンチネルに倍返し。
ロスト→カップルに異物を引っこ抜いてもらう。
⑥中国政府への応援要請が遅すぎる。
いくらなんでも対応マズくね?
⑦シモンズとかどこで何してんの?
⑧移動は速やかに。
飛べるんならいちいち車になって移動するの
もうやめにしませんか?
ちなみに「シード」の説明が雑。
要するに爆発したらトランスフォーマーの
原材料になる物質が生成されるらしいけど、
途中まで何するもんなのかよくわからなかった。
いろいろ書きましたが今回も楽しめましたwww
懸念していた長尺っぷりはあまり感じませんでしたし、
テンポが悪いという評価も自分はあまり気に
なりませんでした。
相変わらずの破壊っぷりと魅力的なロボットの数々、
意外にまともだったストーリー、ベイ作品であれば
全て許容範囲内ですwww
あの終わり方からして続編は決定的ですね。
間違いなく観に行きますよオレは!
まあ、助けてなんて頼んでないし!って言ったらそれまでですが(笑)
それに輪をかけて、デ軍襲来→アメリカがボッツ追放→シカゴ惨事→助けられた
という認識が一般人にすらあるのに「助けてくれてありがとう!でも死ね!!」ですからね、今作の人間怖すぎです(ガクブル)
おまけにこれでもかと死体蹴り…そりゃボッツも荒むってもんです。
初代もたいがい口は悪かったですが今作の登場キャラたちの粗野な振る舞いは性格よりも置かれた立場の問題だと思いました。
ケイドも「人間は間違えることもあるけど失敗から良いものを作り出すことができる」と一見良いこと言った風でしたが、ボッツが「ケイドは助けてくれたけど人間憎いからテッサ殺してバラバラにしてマネキン作っちゃった!めんご!TFでも間違えることもあるしもう一度信じてくれるよね?^^」とでも言ったらケイドはどうするんですかね?
仮に人間が人間の兵士の死体で物作りしたら今の世の中非難囂々だと思うのですが、あのTF達の扱いには「アイツらロボットであって人間じゃないし(だからいいよね)」という監督の心の声が聞こえたような気すらします。
毎度ストーリーに関しては薄眼で見るように努めてましたが、今作ではあまりの雑さに鑑賞半ばで考えるな、感じろと自分に言い聞かせるような状態でした。このボロボロの土台の上にあと二作最低でも乗っかるのかと思うと次回作が楽しみでなりません…。
仕事やらなんやらで1ヶ月遅れで劇場に…
で、鑑賞していてふと思った事が。
序盤で恐竜滅ぼしたシードの起爆待機形態がクインテッサっぽいと思った
創造主はクインテッサ?
恐竜絶滅の中、仲間の死骸に隠れて生き延びた恐竜の子供
背中が少し金属化してたような…ダイナボット達はこいつらが成長した姿または進化した末裔?
ガルバトロンはスパークが無いのを活かしてか胸部をオプティマスの剣に貫かれても平気らしくむしろ押し込んでたぐらいの不死身っぷりだったのに
人造TF達は形態固定してる時損傷すると普通に死んでたのが地味に疑問
スパークとは違う何か弱点というか中枢になる非変形パーツがあるのだろうか
劇中では答えが提示されなかった疑問が多々あったように思います。
他の人の意見や考察も聞いてみたいですね。
俺は人生3000回やり直しても生涯年収で勝てないけど、マイケルベイは映画人として、あなたはblog読者として本当にグズだと思う。
でも迫力があり曲も素晴らしくてよかったです!オプティマスがボロボロになってる時は泣けました。人間を守る為に戦ったのに何故!? と
トランスフォーマー映画全部見ましたが
個人的にはダークサイドムーンが1番好きでしたがロストエイジも好きです!
もちろんリベンジや1も好きです。
お陰でアニメ版も見るようになりましたw学校でよくみてます