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戦争が起こる理由 映画「猿の惑星:新世紀 ライジング」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想は猿の惑星:新世紀 ライジング(原題:Dawn of the Planet of the Apes)です。


個人的お気に入り度:8/10

一言感想:これなら、戦争が起こってもしかたがない


あらすじ


科学者が生み出したウイルスによって、人類の90パーセントが死滅した2020年代の地球。
進化を遂げた猿たちのコミュニティに、わずかに生き残った人間たちがやってくる。
猿たちを率いるシーザー(アンディ・サーキス)は、人間たちに「二度と来るな」と告げて、共生しようとはしなかった。
だが、猿たちの本拠地の近くには、人間たちの電力源となるダムがある。マルコム(ジェイソン・クラーク)は人間たちを代表して、シーザーたちにダムでの作業ができるように頼みに向かう。




※いただいた意見をたくさん追記しました! ありがとうございます(9月26日)

「猿の惑星」新シリーズ3部作の第2作目です。

前作のレビューはこちら↓
<猿たちが警告するもの「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」ネタバレなし感想+ネタバレレビュー>

映画の舞台は前作より10年が過ぎ去り、ウイルスにより人類のほとんどが死滅した世界。
描かれるのは、人類と猿たちが戦争を“始めてしまう”までの過程です。

本作を観て多くの方が思うのは、現実の戦争の出来事が反映されていることでしょう。
自分が「似ている」と感じた現実の戦争は以下のふたつです。

(1)イラク戦争
アメリカは「イラクに大量破壊兵器があるんだ!」と主張して戦争を始めました。
本作でも、「人間たちが武器を持っているんだぞ!危険だ!」と主張する猿がいます。
 
(2)パレスチナ問題
イスラエル側がガザ地区でパレスチナ人大量に殺戮をしたのですが、イスラエル側も「先に攻撃したのパレスチナのほうだよ!」と動機づけをしいています。
本作でも、「どっちが先に攻撃するのか」という一色触発のにらみ合いが続き、けっきょくは……(ネタバレになるので言わず)という話になっています。

インディアンの戦争の歴史盧溝橋事件に似ているという意見もいただきました。

そして、この映画よりも後の物語である、第1作目の「猿の惑星」では、猿が人間たちを支配するという構図になるわけです。
これも白人たちが黒人たちを奴隷化したり、ナイスドイツがユダヤ人を虐殺・迫害した歴史を思いださせるものです。

猿たちが象徴しているのは、アメリカという国そのものであったり、イスラエル人=ユダヤ人であったりします。
この映画の猿たちは猿たちは人間の戦争の歴史をくり返しているのです(完全に人間の歴史と一致しているわけではありませんが)。
戦争の歴史に詳しい人ほど、この点はおもしろく観ることでしょう。


この映画が何よりも優れているのは、こうした「戦争が起こる理由」をじっくりと描いていることだと思います。

平和に暮らしている我々は、こう思いがちです。

「なんで戦争なんかするんだろう」
「殺し合いじゃなく話し合いで決めればいいじゃん」
「もし戦争が起こっても、互いに戦いをやめたらいいのに」

そうした平和主義の人でも、この映画を観ると「戦争が起こるのも無理はない」と思って“しまう”のではないでしょうか。
本作では人間側も、猿側も、多種多様な“思惑”を見せます。
人々と猿の思惑が交錯し、ときに悲劇を生み、ときに共存の道があるのではないかと思わせる―
戦争という出来事が起こるまでの、確かな“説得力”を感じる描写の数々に圧倒されました。

個人的には戦争映画ってちょっと苦手なジャンルで、それは「お偉いさんがいろいろしゃべっているのが退屈」「史実に詳しくないと楽しみにくい」「戦争なんて大嫌いだから戦地に行く人にあまり感情移入できない」という身勝手な理由でした。
しかし、本作は「キャラクターが親しみやすく感情豊か」「最初から最後まで戦争状況を説明してくれる」「否応なしに戦争に巻き込まれてしまう」ために、感情移入しまくりでした。

小学校高学年以上であれば、問題なく物語を理解できるでしょう。
戦争という重い題材で、ここまでわかりやすい娯楽作品を作れていることだけでも賞賛すべきです。


本作のテーマのもうひとつが「進化」だと思います。
この映画で描かれる猿たちの進化は、猿たちが知恵を使ったり、ことばを話せるようになったりというような表面的なものだけではありません。
その進化が何であるのかは、ぜひ主人公である猿のシーザーのことばから考えてほしいです。


言及しておかなければいけないのが、役者のすばらしさでしょう。
アンディ・サーキスは前作でも猿のシーザーを、「ロード・オブ・ザ・リング」でもゴラムという非人間を文句なしに演じていました。
本作の演技はまさに神懸かり。話せることばが少ないにも関わらず、溢れんばかりのカリスマ性で、この猿を上司にしたいと思わせるほどでした。

個人的には、シーザーの息子の“ブルーアイズ”を演じたニック・サーストンや、“コバ”を演じたトビー・ケベルにも注目したいところ。決して主役に負けていない、さまざまな表情を見せてくれました。


戦争のさまざまな思惑が交錯する人間ドラマを、誰もが楽しめる作品に仕上げたという点で本作はほぼ完璧です。
ただひとつだけ難点をあげるのであれば、邦題がよくないと思います。

映画を観ればわかると思うのですが、今作のタイトルは「DAWN(夜明け)」以外にありえません。
だいたい前作のタイトルが「Rise of the Planet of the Apes」なので、Risingというタイトルをつけるのならそっちなわけで……
なんか「ファイナル・デスティネーション」→「デッドコースター」→「ファイナル・デッドコースター」とムリヤリな邦題がつけられ続けたシリーズを思いだしました。


余談ですが、海外版の映画のポスターの元ネタは「國民の創世」ですね。

APES ポスター  国民の創世

さすがに観たことはなかったですが、「國民の創世」はアメリカで初めて作られた映画であり、戦争はもちろん、人種差別やさまざまな思想が描かれた作品だそうです。
民衆を導く自由の女神にもちょっと似ていますね。

もうひとつ余談。なんだかんだ言って、戦争というものの本質は以下のドラえもんの名言に集約されると思いました。

戦争なんてそんなもん<どっちも正しいと思っているよ

本作でもそれは同じ。戦争をしようとしている自分が正しいと思っている人や猿が登場します。
しかし、「戦争をしかけること自体が間違っている」と思う者も出てきます。
それが猿のシーザーであり、人間のマルコムです。

シーザーがガイウス・ユリウス・カエサルを、マルコムがマルコム・Xを象徴していると考えてもいいかもしれませんね(性格やらはだいぶ違う気もするけど)。


3Dはとても自然な使われかたをしていましたが、それほど効果的ではなかったので今回は2Dでじゅうぶんでしょう。

また、前作を観ておいたほうがより楽しめます
とはいえ、直接的に前作の鑑賞が必須なエピソードが出てくるわけでもないので、たとえ内容をほとんど忘れていても問題はありません。

いろいろと戦争にまつわる出来事を考えてもおもしろいですが、それを考えなくても愛憎渦巻くドラマが楽しめる秀作です。
ただ、全編を通じて重く苦しい展開が続くので、そうした作品が苦手な方はご注意を。
当然、おすすめです!

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓









〜もうちょっとで戦争が回避できそうなのに……〜

本作ですっげえ意地が悪いなあ、と思ったのは、ところどころで「共存できたのかもしれないのに」というシーンを入れていることです。

・赤ちゃんの猿が、人間になつく

ape2.png

・人間の若者が、猿に本を読んであげる

ape.png

どちらも、悪意のない子どもがなし得たことです。

前者は銃を隠し持っていた男のせいで台無しになってしまい、後者ではそのシーンの後に銃を放つ人間たちの姿を見せます。

極めつけが、猿たちに対して好戦的であったドレイファス(ゲイリー・オールドマン)でさえ、ダンスパーティをしている人々を見て笑みを浮かべ、タブレット端末に残された家族の姿を見て涙していることです。
でも、この直前が、コバがシーザーを撃って、まさに戦争が始まったというシーンなのですよね。

「ああ、この平和な関係がなくなってしまうのか」と思わせるのは映画としてはうまいのですが、同時に本当に「そこまで意地悪にせんでも」と思いました。
いや、映画としてうまいので文句を言うべきではないですが……。

ちなみに、電力が復旧した後にガソリンスタンドでかかった曲はThe Bandの「The Weight」でした。



歌詞と訳詞を見ると、これが本当に「ほっと一息つける」曲であることがわかります。
この後に悲惨な戦争へとなだれ込むのだけど……意地悪だなあ。

また、コバがふざけながら人間たちに近づいてきたシーンはちょっと笑ってしまったのですが、突如彼が銃で人間を殺すシーンは戦慄しました。
これも「コバがおどけただけで何もせずに帰っていった」というシーンが生きた「ギャップ」を感じられる秀逸な描写。いや本当に意地悪です(3回目)。

※以下の意見をいただきました
このおどけた様子も恐らく人間に“しつけ”られたときに覚えたのでしょう。
このシーンが人間に対する強烈な皮肉にも見えて、余計に恐ろしく感じました。



〜憎しみ〜

コバは(演じている役者は違いますが)前作で人間たちに虐げられた過去を持っています。
そのために人間たちを恨み、人間たちの“味方”をしようとするシーザーと対立し、ついには人間のふりをしてシーザーを銃で撃ちます。

思えば、シーザーが守ろうとしていたのは人間だけではありません。
「人間と戦争を始めてしまう猿」を守ろうとしていたのですよね。

しかし、コバは人間を憎むあまり戦争を始めて、仲間たちを戦地に追いやってしまいました。
あまつさえ、人間を殺そうとしないアッシュという若い猿を自らの手で殺してしまいます。
憎しみは悲劇しか生まなかったのです。

コバの考えと対照的なのは、人間の女性エリー(ケリー・ラッセル)が「猿たちを恨むのは間違っている、原因は科学者たちよ」、娘を失った悲しみを抱えつつも「いまはあなたたち(人間)がいる」と言ったことです。

罪を憎んで人(猿)を憎まず。
憎しみを他人に向けるばかりではなく、ものごとの本質を見極めたり、時の経過で少しずつ解決することも大切なのでしょう。

※以下の意見をいただきました
自分は本作の鑑賞に先立って出版された小説「猿の惑星 ファイヤーストーム」を読んだのですが、
本編中にも登場するシーザー、コバら猿や、ドレイファスのそれぞれの行動と心情が描かれているため、
副読本としても、「新世紀」のプロローグとしてもオススメの一冊です。


821円
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自分はコバの人間に対する憎しみとシーザーに対する裏切りがあまりにも悲しくて仕方がありませんでした。
シーザーはコバを「人間には酷い想い出しかない」と言っていましたがまさしくその通りで、
コバは全身に刻まれた傷の他にも、あまりにも酷い仕打ちの数々を受けていました。
前作での研究所の描写が「まだ道徳的」と勘違いしてしまう程の仕打ちです。
(本のネタバレになるので言えませんが自分は読んでいて本当に胸糞悪くなりました)

そんな仕打ちを受けていたコバは人間を許せるわけもなく、
シーザーの人間を受け入れるような行動も面白くなかったでしょう。
しかし、コバのシーザーに対する忠誠心は紛れもない本物だったと思います。
この辺りも前述の小説で描かれていますが、コバはシーザーの為に行動することを誇りに思うような猿でした。
劇中たびたび登場する「シーザーが指しだした手を他の猿が撫でる」と言うジェスチャーは忠誠心を現す行為のようですが、
そのジェスチャーを頻繁に行っていたコバは、やはりシーザーに対して絶対的な信頼を置いていたと思うのです。
だからこそ、憎き人間と行動しているシーザーが許せなかったのでしょう。

確かにコバの行為は人間・猿双方に大きな代償を払わせ、
後戻りできない戦争状態に追いやったと言うことで褒められるものではありません。
しかしコバの過去とシーザーへの信頼を考えると、コバへの同情を禁じ得ないのです。



〜信頼〜

本作では“信頼”というものも重要になっています。
少なくとも、シーザーとマルコムは信頼し合っていました。
シーザーはダムの工事を手伝い、マルコムとエリーは抗生物質をシーザーの妻に投与しました。それらは信頼がなければできないことでしょう。

しかし、双方の組織の中に“信頼できない者”がいるのです。
人間たちの中には銃を隠し持っていた者もいましたし、コバにとっては人間たちの銃の試し撃ちだけでも信用できません。

こうした少しずつの疑いこそが信頼を徐々になくしていき、やがて戦争につながる……
現実の戦争も、些細な疑いこそが、引き金になっているのかもしれません。


〜実際の戦争に似たところ〜

※以下、いただいた意見を追記します。
本作には、大量破壊兵器の他にエネルギー戦争という問題も反映されているように感じました。
イラク戦争は石油資源のための戦争だった...といわれるように『猿の惑星:新世紀』でもダムにある発電所の再稼働をめぐって猿と人間とのあいだに一悶着があります。

また、終盤でシーザーがコバと対峙するビルをドレイファスが自爆することで崩壊させるシーンは9.11同時多発テロが思い起こされました。

ウィルの家でエリーが怪我を負ったシーザーを治療する展開で、玄関先に貼ってある大きな×マークが描かれた猿への警戒を呼びかけるようなポスターの横にマルコムが立つシーンでは、マルコムXが想像できました。
『猿の惑星:新世紀』の対話で戦争をなんとか食い止めようとするマルコムに武闘派のマルコムXからとったであろう名前をつけるというのは何とも皮肉ですね...

シーザーの腹心だったコバはブルータスといったところでしょうか。



〜どうでもいい〜

シーザーは、序盤にモーリスとこういう会話をしています。

「人間をときどき思いだすか?」
「悪い思い出ばかりだ」
「よいか悪いかはどうでもいい、人間たちは殺し合った」

マルコムも、いざ猿たちと交渉に行く前に、ケリーに「頼りにしているわ」と言われて、「そんなことはどうでもいい」と答えています。

彼らがこのような価値観に「どうでもいい」と言ったのは、「結果」が大切と思ってたからなのでしょうね。
つまり、「どうでもいい」とは、「過程がどうであれ、戦争が始まってしまえば同じ」ということを示しているのでしょう。
前述の憎しみや信頼も、戦争という悲惨な結果に比べれば些細なものだったのかもしれません。


〜HOME〜

コバに撃たれたシーザーは、前作の主人公のウィルと暮らしていた家を見つけます。
その場所で見つけたのは、「HOME」ということばを教えてもらっている自分自身が映ったビデオでした。

ape3.png

シーザーが大切にしていた「HOME」も「FAMILY」も、もともと人間に教えてもらったことです。
それを失ってしまうだけでなく、教えてくれた人間に敵対する結果になってしまったことも、また悲劇です。
もともと、シーザーは人間と同じ家に暮らしていて、人間とも家族であったのですから。


〜猿は猿を殺さない〜

シーザーは度々「Apes do not kill apes(猿は猿を殺さない)」と言っています。
それはシーザーが「(猿たちは)家族だから」と思っていたからでした。

しかし、シーザーはコバから撃たれてしまい、かつの家族であったウィルの家でこう思います。

「猿は人間に勝ると思っていた。でも違った、我々も人間と同じだ」

そしてラストでは……
シーザーはつかんでいたはずのコバの手を、こう言いながら、離すのです。

「You're not apes(お前は猿ではない)」と―

このことばはとても悲しいものです。
以前のシーザーは「殺し合う者たち=人間」だと信じており、自分たち猿はそうならないと信じていました。
しかし、コバの行動はそのシーザーの信頼を裏切り、猿も人間と同様に殺し合うこともあると知らしめる結果となりました。
そして、シーザーは自らの手で、「Apes don't kill apes(猿は猿を殺さない)」という誓いを破るのです。

「You're not apes」はコバに向かって言ったようではありますが、これはシーザーが自分自身に言ったようにも思えます。
自分の家族を殺してしまったシーザーもまた、いままでと同じ猿ではないでしょう。
むしろ、互いに殺し合う、“人間”に近いものへと“進化”してしまったのかもしれません。

※以下の意見をいただきました。
終盤、シーザーがコバの手を放したのは前作でコバがジェイコブスを転落死させたシーンに通じます。
猿の誓いを破ったコバが、憎んでいた人間を殺した方法と同じように殺されてしまったのは皮肉に思えました。


〜共存への道〜

最後に、シーザーとマルコムは「共存できると思っていた」とお互いに想いを打ち明け、額と額を合わせます。

ape5.png

シーザーがマルコムに告げたのは、「War has already began(戦争はもう始まった)」。
これはガイウス・ユリウス・カエサルの「賽は投げられた」ということばを彷彿とさせます。

シーザーたちの前に夜明けが訪れ、シーザーの“にらみ”が映し出されたところで映画は幕を閉じました。
それは、いままでの平和を望んでいた猿とは違う、新たな「殺し合う」猿の誕生(夜明け)でもあるのでしょう。

ape4.png

それは憎しみでも、諦めでもなく、「覚悟」のような表情でした。
戦争が不可避なのであれば、戦うしかないと……

※以下の意見をいただきました
マルコムの「逃げよう」という言葉を断るシーンは、前作でウィルが「守ってあげる」と言う言葉を断るシーンに重なります。
前作の猿を率い街を見下ろすラストと今作の指導者として猿を率いるラストといい、あえて前作を彷彿とさせる展開にしているのではと思いました。


※以下の意見をいただきました。
『猿の惑星:創世記』から始まる新シリーズでは旧シリーズのオマージュが楽しみの1つですね。
オープニングカットとエンディングカットの目のアップも『猿の惑星/征服』で印象的に使われています。


ロディ・マクドウォール
1099円
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※以下、『最後の猿の惑星』のネタバレ注意
おなじみの「猿は猿を殺さない」というセリフや文明の利器である銃を手に人類へ反旗を翻すシーンは『猿の惑星/征服』や『最後の猿の惑星』にもありました。
『猿の惑星:新世紀』のコバは『最後の猿の惑星』のアルドーにあたるのでしょう。
『最後の猿の惑星』でシーザーの息子コーネリアスを殺したことで掟を破ったアルドーは終盤に仲間殺しの罪を白日の下に晒されてしまいます。
物語は、シーザーに追い詰められて登った木から落ちたアルドーの死によって決着。
このシーンは「猿も木から落ちる」ではありませんが、掟以外でアルドーが猿で無くなったことを表していると言われています。また、アルドーを追い詰めたシーザーも同様に人間と何ら変わりない存在になってしまったのです。


シーザーは平和を望み、家族である猿を大切にしたいと願っていました。
しかし戦争という悲劇により、彼は同族の猿を殺し、猿ではないものにならざるを得ませんでした。
あれだけ息子に「考える前に行動しろ」、仲間たちに「戦争をすればすべてを失う」と、戦争を避け続けようとしたのに……

この映画では、指導者がどれだけ平和を望んでも戦争が避けれなかったことが描かれるだけでなく、戦争が始まったあとの指導者の姿もが描かれているのです。
シーザーがこの後に、望まない戦争の指導者として、どのような成長と進化を遂げるのか―
それもまた、悲劇にしかならないのかもしれません。

一縷の望みがあるとするのであれば、シーザーの息子のブルーアイズも、マルコムの息子も、誰も殺すことがなかったことでしょうか。
前述のように、本作で「共存ができるかも」と思わせたのは、悪意のない子どもの行動によるものです(相手への憎しみもほとんど持ってはいないでしょう)。
彼らが新たな指導者として、いつか共存の道を選ぶ未来を想像したくなりました。

おすすめ↓
猿の惑星:新世紀(ライジング) - みんなのシネマレビュー
第63回映画批評 『猿の惑星 新世紀(ライジング)』 猿たちが歩み始めた人間への悲しき一歩: ホラーショー!民朗の観たまま映画批評

テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

2014-09-25 : 映画感想 : コメント : 12 : トラックバック : 0
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No title
お仕事がお忙しかったそうで、そんな中ブログ更新お疲れ様です。
『猿の惑星 新世紀』、優れた作品でしたねー。監督が意地悪というのにはホント同感です。
マット・リーヴスは『クローバーフィールド』を観た時も思いましたけど真正の鬼畜監督ですわ。

ヒナタカさんのアメリカとイラクに攻め込んだのと似ているという着眼はなるほどな~と感心しました。
それを考えるとヒナタカさんも書いてあるコバがおどけて人間に近づいて突如銃で殺してしまうシーンは、
『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』でも描かれていた、気さくな感じて近づいてきて、いきなり自爆テロを起こすテロリストを何となく思い出しました。
私のツイートにリプしてくれた方のお一人は、盧溝橋事件に似ていると考えたそうですし、
ある海外の評論家はインディアンと白人の対立に似ていると指摘していました。(シーザーは顔にウォーペイントしていますし)
色々な見方が出来、また考えさせられる良い映画でしたね。

ただ、やっぱりホント意地悪な映画ですよね。
2014-09-25 07:38 : 民朗 URL : 編集
No title
前作は観ていないのですが、猿が手話で会話をすること、実験動物として扱われていたこと等から『飛べ、バージル/プロジェクトX』(1987年、ジョナサン・カプラン監督)を思い出しました。(恐らく制作側はくだんの作品を参照しているはず)


> 「You're not apes(お前は猿ではない)」

私はこれにもメタファーを感じています。

もし仮に猿達の間に「コバ派」が確立していたとしたならば、これはシーザーが「コバ派」を敵とした瞬間です。
本当に「戦争」を描くのであれば、これは内分裂を起こすシーンであり、それ故に猿全員がシーザーのもとに戻り集った終わり方には若干の不満が残りました。
もっとも、それを描こうとすると、物語や相関図が複雑になり過ぎるのでしょうが…。

2014-09-25 09:13 : シオンソルト URL : 編集
Re: No title
> お仕事がお忙しかったそうで、そんな中ブログ更新お疲れ様です。

火曜日は祝日だったのですが、完全に生ける屍(爆睡)と化していましたw

> 『猿の惑星 新世紀』、優れた作品でしたねー。監督が意地悪というのにはホント同感です。
> マット・リーヴスは『クローバーフィールド』を観た時も思いましたけど真正の鬼畜監督ですわ。

今回の感想は民朗さんの批評を聞きながら書いていたのですが、まったく同じこと考えていて吹きましたw
もう観ているときに「意地悪っ」と思っていましたし、批評を聞きながら意地悪な部分は書いてしまったので、そのまま書いてしまえって感じであげました。どうにもパクリくさくて申し訳ないです。
これに匹敵するぐらい意地悪な映画は「クレヨンしんちゃん 大人帝国の逆襲」ですかね。あれはあんだけ過去の世界がいいんだ〜と見せておいて……でしたから。
クローバーフィールドのラストのアレは本気でげんなりしました。

> ヒナタカさんのアメリカとイラクに攻め込んだのと似ているという着眼はなるほどな~と感心しました。
> それを考えるとヒナタカさんも書いてあるコバがおどけて人間に近づいて突如銃で殺してしまうシーンは、
> 『ハート・ロッカー』や『ゼロ・ダーク・サーティ』でも描かれていた、気さくな感じて近づいてきて、いきなり自爆テロを起こすテロリストを何となく思い出しました。

なるほど!コバは自爆していませんが、確かにそれは描かれていましたね。
自分は民朗さんのように歴史に詳しくはないので、そのへんはサラッと流して書きましたw

> 私のツイートにリプしてくれた方のお一人は、盧溝橋事件に似ていると考えたそうですし、
> ある海外の評論家はインディアンと白人の対立に似ていると指摘していました。(シーザーは顔にウォーペイントしていますし)
> 色々な見方が出来、また考えさせられる良い映画でしたね。
> ただ、やっぱりホント意地悪な映画ですよね。

本当に……このへんの事件のリンクを追記させてください。

あと、「僕のヒーローアカデミア」の批評を読みました。
じつはジャンプの中ではスルーしていたのですが、民朗さんのおかげでものすごく読みたくなりました。アバンのあの台詞は名言ですよね。これは単行本が発売されたときに紹介したいです。

http://minrou.seesaa.net/article/404733009.html
2014-09-25 17:03 : ヒナタカ URL : 編集
Re: No title

> > 「You're not apes(お前は猿ではない)」
> 私はこれにもメタファーを感じています。
> もし仮に猿達の間に「コバ派」が確立していたとしたならば、これはシーザーが「コバ派」を敵とした瞬間です> 本当に「戦争」を描くのであれば、これは内分裂を起こすシーンであり、それ故に猿全員がシーザーのもとに戻り集った終わり方には若干の不満が残りました。

この言葉にはいろいろな解釈がありそうですよね。
自分は、シーザーから「I'm not apes too」という言葉がほしかったです。
2014-09-25 17:09 : ヒナタカ URL : 編集
No title

予告編を観ていた頃、何となく北欧神話のマビノギオンを髣髴していました。

端的に言えばマビノギオンはエール(アイルランド島)に人間がすまうようになるまでの物語で、それまで色んな種族が支配してきたその歴史を描いています。物語の主人公はその場面ごとの島の支配者になります。
最後にエールにやってくるのは当然人間である訳ですが、その時点での島の支配者である妖精が主人公であり、人間は死神として描かれています。妖精は海の向こうからやってきた死神によって殲滅され、こうして死神(=人間)が暮らすようになった、という結び。
(余談ながら僅かに生き残った妖精は人間に見付からぬようひっそりと隠れて暮らすようになったと言い、これがイギリスの妖精伝承=「見える人間にだけ妖精が見える」へと継承されていきます)

人間か猿かという二元論的な概念。
そして人間をネガティブに描写する態度。

この監督にマビノギオンを撮って欲しいと思ってしまいました。
物語の規模が大き過ぎて難しいでしょうけれども。

2014-09-25 18:08 : シオンソルト URL : 編集
No title
こんにちは。
いつもヒナタカさんのレビュー読ませてもらってます。
『猿の惑星:新世紀』の感想待ってました!!

>自分が「似ている」と感じた現実の戦争は以下のふたつです。
(1)イラク戦争・・・

僕は大量破壊兵器の他にエネルギー戦争という問題も反映されているように感じました。
イラク戦争は石油資源のための戦争だった...といわれるように『猿の惑星:新世紀』でもダムにある発電所の再稼働をめぐって猿と人間とのあいだに一悶着があります。

また、終盤でシーザーがコバと対峙するビルをドレイファスが自爆することで崩壊させるシーンは9.11同時多発テロが思い起こされました。

>シーザーがガイウス・ユリウス・カエサルを、マルコムがマルコムXを象徴していると考えてもいいかもしれませんね(性格やらはだいぶ違う気もするけど)。

ウィルの家でエリーが怪我を負ったシーザーを治療する展開で、玄関先に貼ってある大きな×マークが描かれた猿への警戒を呼びかけるようなポスターの横にマルコムが立つシーンではもろにマルコムXが想像できました。
『猿の惑星:新世紀』の対話で戦争をなんとか食い止めようとするマルコムに武闘派のマルコムXからとったであろう名前をつけるというのは何とも皮肉ですね...

シーザーの腹心だったコバはブルータスといったところでしょうか。


『猿の惑星:創世記』から始まる新シリーズでは旧シリーズのオマージュが楽しみの1つですね。
オープニングカットとエンディングカットの目のアップも『猿の惑星/征服』で印象的に使われています。
お馴染みの「猿は猿を殺さない」というセリフや文明の利器である銃を手に人類へ反旗を翻すシーンは『猿の惑星/征服』や『最後の猿の惑星』にもありました。
『猿の惑星:新世紀』のコバは『最後の猿の惑星』のアルドーあたるのでしょう。
『最後の猿の惑星』でシーザーの息子コーネリアスを殺したことで掟を破ったアルドーは終盤に仲間殺しの罪を白日の下に晒されてしまいます。
物語は、シーザーに追い詰められて登った木から落ちたアルドーの死によって決着。
このシーンは「猿も木から落ちる」ではありませんが、掟以外でアルドーが猿で無くなったことを表していると言われています。また、アルドーを追い詰めたシーザーも同様に人間と何ら変わりない存在になってしまったのです。
2014-09-25 18:18 : yuki URL : 編集
No title
ブログ更新お疲れ様です。
前作がダイレクトだったのでとても期待していた今作、
期待を裏切らない素晴らしい作品で大満足でした。

自分は本作の鑑賞に先立って出版された小説「猿の惑星 ファイヤーストーム」を読んだのですが、
本編中にも登場するシーザー、コバら猿や、ドレイファスのそれぞれの行動と心情が描かれているため、
副読本としても、「新世紀」のプロローグとしてもオススメの一冊です。

自分はコバの人間に対する憎しみとシーザーに対する裏切りがあまりにも悲しくて仕方がありませんでした。
シーザーはコバを「人間には酷い想い出しかない」と言っていましたがまさしくその通りで、
コバは全身に刻まれた傷の他にも、あまりにも酷い仕打ちの数々を受けていました。
前作での研究所の描写が「まだ道徳的」と勘違いしてしまう程の仕打ちです。
(本のネタバレになるので言えませんが自分は読んでいて本当に胸糞悪くなりました)

そんな仕打ちを受けていたコバは人間を許せるわけもなく、
シーザーの人間を受け入れるような行動も面白くなかったでしょう。
しかし、コバのシーザーに対する忠誠心は紛れもない本物だったと思います。
この辺りも前述の小説で描かれていますが、コバはシーザーの為に行動することを誇りに思うような猿でした。
劇中たびたび登場する「シーザーが指しだした手を他の猿が撫でる」と言うジェスチャーは忠誠心を現す行為のようですが、
そのジェスチャーを頻繁に行っていたコバは、やはりシーザーに対して絶対的な信頼を置いていたと思うのです。
だからこそ、憎き人間と行動しているシーザーが許せなかったのでしょう。

確かにコバの行為は人間・猿双方に大きな代償を払わせ、
後戻りできない戦争状態に追いやったと言うことで褒められるものではありません。
しかしコバの過去とシーザーへの信頼を考えると、コバへの同情を禁じ得ないのです。

>また、コバがふざけながら人間たちに近づいてきたシーンはちょっと笑ってしまったのですが、
このおどけた様子も恐らく人間に“しつけ”られたときに覚えたのでしょう。
このシーンが人間に対する強烈な皮肉にも見えて、余計に恐ろしく感じました。

終盤、シーザーがコバの手を放したのは前作でコバがジェイコブスを転落死させたシーンに通じます。
猿の誓いを破ったコバが、憎んでいた人間を殺した方法と同じように殺されてしまったのは皮肉に思えました。

また、マルコムの「逃げよう」という言葉を断るシーンも前作でウィルが「守ってあげる」と言う言葉を断るシーンに重なります。
前作の猿を率い街を見下ろすラストと今作の指導者として猿を率いるラストと言い、
あえて前作を彷彿とさせる展開にしているのではと思いました。

今回のラストで人間との熾烈な戦争となることは避けられないでしょう。
「創世記」から始まる猿の惑星シリーズは三部構想で、次作で完結の見込みだそうです。
そして猿の惑星第一作に通じるラストになるとしたら、そのときシーザーはどう行動するのか……
「覚悟」を抱えたシーザーの行動が今から気になって仕方ありません。
2014-09-26 00:11 : ライダー URL : 編集
Re: No title
シオンソルトさん、yukiさん、ライダーさん、知識不足&読解不足のブログに、ここまで丁寧に解説を加えてくださって感謝です。
適宜追記させてください!

今回のコバの殺されかた、前作でコバは似た殺しかたしていなったっけ……とうすぼんやり覚えていたのですが、やはりそうでしたか!
2014-09-26 00:33 : ヒナタカ URL : 編集
Re: No title

> また、終盤でシーザーがコバと対峙するビルをドレイファスが自爆することで崩壊させるシーンは9.11同時多発テロが思い起こされました。

yukiさんのこの意見、目から鱗です。
2014-09-26 00:35 : ヒナタカ URL : 編集
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2014-09-26 14:58 : : 編集
No title
更新再開ありがとうございます!
ヒナタカさんの解説と読者の皆様の補足、非常にためになります。元祖に敬意を払いつつ、こうした作品が撮れて公開出来るだけ、まだアメリカも日本もマシな国なんですね。
何か予告の段階で「おサルさんが恐い!」と小さな子達には大不評らしいですが、シリーズ通して小学生3年生くらいから多くの子ども達に観て欲しいです。

>アンディ・サーキス、ニック・サーストン、トビー・ケベル
本気でアカデミー「スタントマン賞」もしくは「スーツ&CGアクター賞」創設して欲しいです。

>邦題がよくないと思います。
これは酷い!「ダークナイト」の時もありましたけど、日本人って「ライジング」好きですよね・・・しかし、これは何が昇ったんだよ!?

>シーザー
>この猿を上司にしたい
本当に同感です!まさに理想のリーダー!「戦争を始めれば全てを失う」とか、日本ではすっかり信用を無くした人達が言うと「ア~ハイハイ、ソウデスカ」な事も彼が言うと「う・・・」となりました。

>〜もうちょっとで戦争が回避できそうなのに……〜
「憎悪」を子ども達へ「教育」している国や地域とかで公開して欲しいです・・・。

>〜憎しみ〜
コバは過去に人間から受けた仕打ちで仕方ないと思えますし、本気でシーザーを信望していたのと、ただ仲間と国を守りたいだけなのに聞いてくれないシーザーへの失望が暴走に繋がったと理解出来るのですが、あのダム技師の男だけは本気で「諸悪の根源」扱いしたくなる程イライラさせられました(とりあえず撃ってしまった事を謝れ!)

>それは憎しみでも、諦めでもなく、「覚悟」のような表情でした。
次回作で本格的に人類が猿達の家畜が愛玩動物のようになってしまうまでが描かれるのでしょうか。観ていて辛いシーンの連続になりそうですが、見届けたくもあり待ち遠しいです。
2014-09-28 01:48 : 毒親育ち URL : 編集
はじめまして。

コバが武器庫で人懐こいチンパン、
道化を咄嗟に演じた場面は
素晴らしいと思いました。
彼の機転、知能の高さ、人間への憎悪、
生存本能、
それに逃げるためとはいえ、
人間に媚を売る真似をしなくては
ならなかった彼の境遇を
たったあれだけのことで
観客につきつけてるようで。

2014-11-13 00:59 : くろめんぼう URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
漫画『花のズボラ飯』全話レビュー

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