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世間の束縛 映画『ゴーン・ガール』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー

今日の映画感想はゴーン・ガールです。


個人的お気に入り度:9/10

一言感想:結婚こわい

※12/14:コメントを受けてネタバレに追記しました。ありがとうございます!

あらすじ


ある日、ベストセラー『完璧なエイミー』のモデルとなった女性・エイミー(ロザムンド・パイク)が失踪した。
夫のニック(ベン・アフレック)はメディアと世論から強いバッシングを受け、自身の妻との生活にもしだいに“ほころび”が見えていく。
ニックは双子の妹のマーゴ(キャリー・クーン)と相談し、事件の解決を図るため敏腕弁護士のボルト(タイラー・ペリー)を頼るのだが……




ソーシャル・ネットワーク』『ドラゴン・タトゥーの女』のデヴィッド・フィンチャー監督最新作であり、同名のベストセラー小説を原作とした映画です。

ギリアン フリン
812円
powered by yasuikamo

本作はイヤな気分になるミステリー、通称“イヤミス”です。
いや、もはやそんな呼称は作品に失礼かもしれません。
本気で“心をえぐってくる”のですから。

基本的にジャンルはミステリーです。
なぜ妻は失踪したのか?
妻をさらった(殺した)犯人は誰なのか?
そうした要素だけでも、十分に楽しめます。

それだけでなく、本作にはサイコスリラーの要素もあります。
妻・エイミーに隠された真実や、『白ゆき姫殺人事件』に似たマスコミによる情報操作は身の毛のよだつほどの恐ろしさがありました。

さらには、ブラックコメディの様相を呈しています。
実際に、後半の展開には劇場からはちらほらと笑い声が漏れていました。
これはもはや“恐怖”や“ひどすぎる”からでこそ起こる笑いであり、人によってはただただドン引きするかもしれません。

また、本作は妻の捜索をする現在のパートと、妻の独白で語られる過去のパートが交互に語られています。
当事者以外の人が、その人生を知っていくという構成で、「市民ケーン」を思いだす人も多いかもしれません。

主要となる登場人物が少なく、それぞれが重要な役割を担っていることも魅力のひとつ。
以下に紹介してみましょう。

ニック<ニック(ベン・アフレック):元ライターであり、疑惑の男
エイミー<エイミー( ロザムンド・パイク):夫と同じライターで、突如失踪する妻
マーゴ<マーゴ(キャリー・クーン):ニックの双子の妹
刑事<ボニー(キム・ディケンズ):ニックを中立的に調査する刑事
ボルト弁護士<ボルト(タイラー・ペリー):ニックの弁護士
デジー元彼<デジー(ニール・パトリック・ハリス):エイミーの元彼

この中の誰がウソをつき、誰が“勝者”となるのか。
それを映画を観ながら、ぜひ考えてほしいです。

また、真実に検討がついたからといって、“そこ”ではなく“その先”が重要な作品となっています。
謎が明らかになってからが本番という物語は、観客をさらに惹き付けるでしょう。

観た人全員が“恐怖”を感じるのは、なんと言ってもロザムンド・パイクの“怪演”。
彼女は『アウトロー』や『ワールズ・エンド 酔っ払いが世界を救う』を“ふつう”のヒロインを演じていましたが、今回は……言うのはよしておきましょう。

カット割りや場面転換などの映画的な演出もすばらしく、デヴィッドフィンチャー監督の手腕が冴え渡っています。
物語(現代)の舞台は夏のミズーリ州で蒸し暑いはずなのですが、登場人物の心情を表したかのような冷え冷えとした画もじつに魅力的でした。

トレント・レズナーアッティカス・ロスによる音楽もハマリまくっています。

Various Artists
1585円
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おどろおどろしい音楽がエグいシーンを強調し、絶望的な心境を煽ってくれました

えーと、どうしましょう。それ以上のことがネタバレなしでは何も言えません
本作は間違いなく、なるべく何も知らず、予備知識がない状態で観たほうが楽しめる映画です(原作を読んでいるのなら別の話)(Wikipediaにも思い切りネタバレが載っているので、ご注意を)。

Elvis Costelloの『she』が流れる予告編は、本編を観終わって改めて秀逸であると実感しました。これはうまく作中の真実を隠し、ミスリーディングを誘っています。

もうひとつ言うなら、本作は究極の“リア充ざまあ”映画だと思います。
何せ、この映画の主人公は美男美女、妻は高学歴、夫はバーの経営者で表向けにはリア充な夫婦です。
でも、蓋を開けてみればアラ不思議。ちっとも幸せじゃないのですのもの。

独身者が観ればきっと「結婚しなくてよかった!」と思う(思ってしまう)でしょう。
結婚している夫婦が観れば………マジで今後の関係に支障をきたさないか心配になります。
ちなみにモデルとなっている事件もあるようです→<スコット・ピーターソン: 妻子殺人事件 ディープなアメリカ>

公式サイトの著名人のコメントが軒並みおもしろいのですが、とくに中山七里さんのコメントが目に留まりました。
結婚していない非リア充側の自分からすれば、本作の出来事は絵空事のようにしか思えません。

とにかく、これは大プッシュでおすすめです。
上映時間は2時間半弱と長めですが、あっという間に感じられるでしょう。
エッグい作品で落ち込みたい人は是が非でも観るべきですし、ミステリー要素にハラハラドキドキしたい人にとっても最高の1本になるはずです。

R15+指定であり、性的なシーンが多いので、そこだけはお気をつけを。

以下、結末も含めてネタバレです 鑑賞後にご覧ください↓











〜作中の小ネタ〜

ベン・アフレックアゴ
エイミーはニックのアゴを見て「そのアゴだと言っていることが本当だと信じられないわ」とほざきます。いやいや、ベン・アフレックの割れたアゴはチャームポイントだよ!

ロー&オーダー
アメリカの法廷ドラマシリーズです。

ジェーン・オースティン
小説家。作中で語られたエリザベス・ベネットとは『高慢と偏見』のキャラクターです。
『高慢と偏見』は、“女性が自立できる職業は少なく、よい結婚相手を見付けることが女性の幸せ”と価値観で成っていた時代の物語となっています。本作の“結婚”のことを皮肉っていそう……
※以下の意見をいただきました
このくだりに関しては、仰るとおり『高慢と偏見』で語られる結婚感にかけた皮肉という点もあると思いますが、私は“中の人ネタ”でニヤリとしてしまいました。
ニックが「エリザベス・べネットだけが君の唯一の理解者だ」的な事を言いますが、『高慢と偏見』の主人公エリザベスは家族の中で姉のジェーンとだけはお互い理解し頼りにし合っている間柄です。
そのジェーン役を、ジョー・ライト監督の『プライドと偏見』でロザムンド・パイクが演じていましたから。


ゴッドスペル
ミュージカル作品。ニックの浮気相手の女学生・アンディがリハーサルをしていました。

パンチとジュディ
マザー・グースの一遍で、物語は夫のパンチが、妻のジュディを殴ったり虐げるという残虐さもある人形劇です。
参考→<イギリス・カルチャー・トーク形劇「パンチとジュディ」>
作中では、「宝探し」の宝として登場していました。

人形

これは、ニックのエイミーに対する暴力のことを示しているようです。


〜GONE GIRL〜

タイトルの意味も、観た後にいろいろ考察してみるとじつにおもしろいです。

gone”の意味には、以下があります。
・死んだ(実際にはエイミーは死んでいなかったから、これはミスリーディング)
・気の滅入るような(マジでエイミーは気の滅入るような女性です)
・見込みのない(もう幸せな夫婦生活なんて……)
妊娠している(エイミーは妊娠を偽装していました。最後には……)

エイミーは30代の大人の女性なのに、なぜwomanではなく、“girl”なのでしょうか。
エイミーは少女のような恋愛に対する希望を持っていたのか、それとも精神的に成熟していないからこそ偽装と殺人という犯罪に手を出したのか……

※以下の意見をいただきました。
タイトルに関しては多重的な意味があると思うのですが、表層的には、行きつくとこまで行ってしまった少女なんでしょうね。彼女の行動原理というかあの純粋な悪意はどこまで行っても恐ろしく頭の良い子どもであって大人のそれではないと感じました。


※以下の意見をいただきました
予告編でもあるシーンですが、テレビのキャスターが「(ニックは)ソシオパスで、共感性の欠如がみられる」と言っていましたが、これ結局は丸っきりエイミーのことですよね。ニューヨーカーだったエイミーが地方の主婦さんに胸中で「頭が空っぽのバカ女」みたいに毒づいてるシーンなんて、背筋がゾーッとしました。やっぱりそういう点も含めて子ども大人なんでしょうね。原題が"Girl"ですし。



〜完璧なエイミー〜

エイミーが偽装をして失踪した理由とは、何だったのでしょうか。
“長年自分を束縛し、甲斐性もなく、あまつさえ若い女と浮気した夫をハメる(世間的に殺す)ため”と言ってしまうと簡単ですが、理由はそれだけではないでしょう。

エイミーは、母が出版したベストセラー絵本『完璧(Amazing)なエイミー』のモデルでした。
彼女は、『完璧なエイミー』のことを「ク○絵本」と独白し、ニックには「完璧なエイミーは私の一歩先を行くの」と話していました。
エイミーは高学歴であり努力をしてきた人間なのでしょうが、どこかで「完璧にはなれない」と卑屈に思っていたのではないでしょうか。

エイミーが妻として“演技”をしてきたのは、『完璧なエイミー』に近づくためなのでしょう。
しかし、長年演じていても、夫からは愛を得れない、ちっとも完璧(Amazing)にはなれない—
彼女は妻として“演技”をすることがイヤになり、(一度は死のうとしていましたが)束縛されない自由を求めて失踪したのかもしれません。


〜束縛〜

エイミーは失踪し、お金を手元に持っていたおかげでしばらくは自由な生活を過ごします。
しかし、“悪人”のカップルにお金を奪われ、元彼のデジーの別荘へとたどりつきます。

デジーは「無理強いするつもりはないよ」とは言っていましたが、その実「考える必要はない」「いっしょに(ニックの)報道番組を観るんだ」とエイミーに強要をしていました。

エイミーはデジーを殺害します。かつてつきあっていた男を性的暴行犯に仕立て上げたときのように、自身が失踪したことを偽装したときのように、周到に準備をしておきながら……

エイミーはけっきょく、もとのニックのところに戻ってきました。
彼女は誘拐と強姦の被害者として、世間の同情を集めます。

ニックに束縛→お金に束縛→デジーに束縛されてきたエイミーが、またニックのところに戻って、今度は“世間”というものに束縛……いや“守られる”ようになったのかもしれません。


〜夫婦〜

ニックのところに戻ったエイミーは、こう言っていました。

「(いまになってよい妻を演じるのは)、それだけ知り尽くしているからよ」
「(互いに憎み合うのが)結婚というものよ」


夫婦というのは、どこかで“ウソ”をつかないといけないものなのでしょうか。
そうでないと、夫婦を続けられないのでしょうか。

ことの発端は、ニックが浮気をしたこと(を黙っていたというウソ)にもあります。
しかし、ニックがテレビで正直に非を認めたときには、いままで嫌われていた大衆を味方につけることがことができました。
正直になることで、問題が解決できることもあると思います。

しかし、ニックのところに戻ってきたエイミーは「私はひるまないわ、ク○女だから」「平凡な女じゃ、満足できないでしょう」と言い放ち、世間にウソをついてまで夫婦生活を存続することを選びました。
彼女は、もう“ウソ”と“演技”によって、世間から束縛される人生から逃れられないのでしょう。

この物語は、「イカれた妻によりがんじがらめになり、苦しめられる夫・ニックの悲劇」
だけでなく、じつは「ウソによりさらに束縛されるようになったエイミーの悲劇」も描いていたと言えるかもしれません(さらに、殺人まで犯しています)。

※以下の意見をいただきました
エイミーはエイミーで可哀想な人でしたね。母親がパーティーで「『やるなら完璧に』、それがエイミーの口癖でしょ?」と言うのを聞いたエイミーが心底うんざりした表情をしていて、ずっと刷り込まれてきたのだろうなと思いました。エイミーがあんなにも完全犯罪に拘っていたのは、もちろん我が身を守るためでしょうけど、「やるなら完璧に」という母親の言葉に捕らわれてしまっていた部分もあったのかもしれません。


また、エイミーは“粉砂糖の嵐”の中を歩いていたときは、本当に幸せそうな笑顔を浮かべていました。

エミリーの幸せ

彼女の求めていたのは、ただただこうしたカップルとしての幸せだったのかもしれません。


〜利益〜

皮肉的なのは、ニックとエイミーが世間から“いい夫婦を演じなければならない”束縛状態になったのにも関わらず、“利益”を得ていることです。
赤字続きだったバーはフランチャイズ化し、ライター業を廃業していたニックは本のひとつでも出版すれば大いに売れます。

妹のマーゴは「『完璧なエイミー』と謙虚な男ってわけね」と、ふたりの状況に皮肉を言います(もっとも、それはエイミーが求めていた『完璧なエイミー』とは違うのでしょうが)

あと、弁護士のボルトが「彼女に気をつけろよ」と言って、ニックが「毎日危険だよ!」とツッコむのは笑いました。まったくだ。

“ウソ”と“演技”により互いに憎み合っていた夫婦ですが、それを夫婦として隠し通せば“利益”になる……
これも、結婚の本質なのかもしれません。


〜子ども〜

本作で何よりゾッとしたのは、夫婦の営みによってもたらされる“子ども”についてでした。

失踪前のエイミーは、子どもを生むこととで夫婦生活が救われると信じていました。
戻ってきたエイミーは、ニックに妊娠検査薬を渡すばかりか、ベッドに誘おうとしました。
テレビで、ニックが「僕たちは親になります」と言ったとき、ふたりは司会者から祝福されました。

子はかすがいとは言いますが、エイミーの考えていることは肯定することのできない、邪悪なものに思えました。
この場におよんで、エイミーは“子ども”というもので、さらに束縛をしようとしていたのでしょう。

ニックの双子の妹であるマーゴは、最後にニックにこう言います。
「生まれる前からいっしょだったのよ、愛しているわ」

深い絆を持って生まれたニックとマーゴの関係には、愛があるかもしれません。
(ニックはマーゴにたびたびボードゲームをプレゼントしており、それは“コレクション”としてムダにたまっていっていました。これはニックへの愛がマーゴに届いていないという暗喩なのかも……)

エイミーとニックの間に生まれた子どもには……? それが“夫婦を存続させるため”“束縛のため”だとすると、子どもへの愛と呼べるものはないかもしれません。
……これが結婚の本質だとは思いたくないなあ。


〜何を考えている?〜

本作でさんざん描かれていた“結婚のエグさ”の最たるものが、映画の冒頭と最後のニックのセリフでしょう。

「君は何を考えている? どう感じている? 僕たちはどうする? これからどうなる?」

何を考えている?<頭を撫でながら……

妻(夫)が本当のことを言っているのかわからない。
何を考えているのかわからない。
明日に殺されてもおかしくないほどに憎まれているかもしれない。
それでも夫婦を存続していかなければいけない。
これも、結婚の本質です。
……そんな結婚はマジでイヤですけどね。

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テーマ : 映画レビュー
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2014-12-13 : 映画感想 : コメント : 22 : トラックバック : 1
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2014-12-13 20:13 : 1953ColdSummer
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非公開コメント

No title
愛人が暴露した直後のニックのテレビインタビューは、正直に話したものではないと思います。
あの時点、あの材料で世間から最も同情票を集めやすいキャラクターを演じたに過ぎず、その演じる行為そのものでやはりニックが自分のパートナーであるとエイミーが確信したのではないでしょうか。(エイミーのその旨の発言もありました)

結婚に限らず人間関係は大なり小なり自分を少し誤魔化して演技して相手に好かれようとする。
ましてや結婚だとそれで関係性を繋ぎとめていく事は必須である。
そういった意味での「演技」のパートナーとして、エイミーがニックを認め直したというオチだと、私は感じました。

先に「演技」を放棄したのは浮気をしたニックなので。
2014-12-13 17:59 : 名無し URL : 編集
No title
試写会で観てきました。
何を書いてもネタバレになるので何一つ中身について触れて書くことができなかったのですが、ようやくヒナタカさんが取り上げてくれたので解禁されました。
(劇場公開開始されたのだから自分のところで書け、というツッコミは無しで)

ネガティブな評価しかできません。そしてそれがすべて本作に於いては褒め言葉。
とにかく観ていて疲れました。何故って、「あ、これで解決かな」と思わせておいて「ケケケ、まだまだもつれるぜ」と引っ張ること数回。ただでさえ尺が長いのに、この引っ張り方はストレスです。(褒め言葉)

ぶっちゃけミステリ慣れしている人ならば、(安否はともかく)かなり最初のほうで「犯人」は判ります。
なので「回答編」(勝手に命名)が始まったとき、「あ、やっぱりな」と思ったものでした。

ただ、それで終わらなかったのが本作。前述のように「犯人が判っただけでこのサイコサスペンスを終わらせるわけねーだろ?」と続けてくる。
まぁこれは軽いジャブ。観ている側も「そうだよな、これで終わりってことはないだろ」と、ここではまだ思う訳ですが。

でもってエイミーが有り金かっぱげられる辺りで“男性”的にはスッキリもして、「ざまーみろ、さてこれからどうなるんだケケケ」と思っていたら。

昔の彼氏が出てきて“囚われの身”になった…かと思ったら逆にやられるという…。
ここに来てようやくこの物語に「解決」なんていうモノは無い、最後まで不安定なままなんだ、そういう映画なんだと。
試写会はペアチケットなので夫婦やカップルで来られている方が相当数でしたが、皆さん、どんな心持ちでいたのか気になって仕方がありませんでした。


ちなみにミステリファンの中には江戸川乱歩の『湖畔亭事件』を髣髴される方もいると思います。
『湖畔亭事件』自体のネタバレにもなりますが、「大量出血した」のではなく「血を塗り拡げて拭き取った」というトリック。
話自体はまるで別ですが、エロスといい、死んだ人はいないこと(事後のデジーは別)といい、私が真っ先に頭に浮かべたものがこれでした。
2014-12-13 19:00 : シオンソルト URL : 編集
No title
こんばんは。流行っているからという理由だけで『アナ雪』を観て(笑)、ヒナタカさんのブログに辿り着き、映画の魅力に気付いた者です。今では趣味が映画鑑賞で、人生が豊かになりました。ヒナタカさんのブログがなければ、ポスターが地味な(笑)本作を観る機会はなかったと思います。こんな傑作を観ることができて感謝しています。

エイミーはエイミーで可哀想な人でしたね。母親がパーティーで「『やるなら完璧に』、それがエイミーの口癖でしょ?」と言うのを聞いたエイミーが心底うんざりした表情をしていて、ずっと刷り込まれてきたのだろうなと思いました。エイミーがあんなにも完全犯罪に拘っていたのは、もちろん我が身を守るためでしょうけど、「やるなら完璧に」という母親の言葉に捕らわれてしまっていた部分もあったのかもしれません。ヒナタカさんがおっしゃる通り、“完璧なエイミー”に近付こうと妻として演技していましたし、過去から逃れられない可哀想な女性だなと思いました。殺人者に同情できてしまう自分がちょっと恐いのですが…

最近急に冷え込んできましたが、お体には気を付けて。更新を楽しみにしています!
2014-12-14 00:09 : URL : 編集
完璧なエイミー
イヤミスという言葉、初めて知りました(^^;)。
私は映画の完成度より、ストーリーが好きかどうかで映画を評価してしまうのでイヤミスは苦手ですw。
ひとつ、あれっと思ったのですが、Amazing Amy を出版していたのはエイミーではなく、エイミーのおかあさんだったのではないでしょうか?
2014-12-14 01:34 : じゃりんこ URL : 編集
Re: 完璧なエイミー
> イヤミスという言葉、初めて知りました(^^;)。
> 私は映画の完成度より、ストーリーが好きかどうかで映画を評価してしまうのでイヤミスは苦手ですw。
> ひとつ、あれっと思ったのですが、Amazing Amy を出版していたのはエイミーではなく、エイミーのおかあさんだったのではないでしょうか?

そうか!モデルですものね!大変失礼しました。訂正します。
2014-12-14 01:44 : ヒナタカ URL : 編集
No title
「夫婦とは最も近い他人である」とよく言いますが
その言葉の意味を痛切に感じ取る映画でしたね…
ニックもエイミーも欠損した人間で、その欠けて損なった精神を結婚という新たな関係の構築によっても補うことができなかった結果がこれだよ!みたいな。
これが結婚の本質だと思いたくない、というカゲヒナタさんの言葉に頷くばかりでした。
2014-12-14 03:08 : ひぃ URL : 編集
No title
タイトルに関しては多重的な意味があると思うのですが、表層的には、行きつくとこまで行ってしまった少女なんでしょうね。彼女の行動原理というかあの純粋な悪意はどこまで行っても恐ろしく頭の良い子供であって大人のそれではないと感じました。
2014-12-14 04:12 : URL : 編集
No title
いや~、エンターテイメント性があり、尚且つ結婚に関して深く考察されている秀作でしたね。
デヴィッド・フィンチャーは、個人的には『セブン』の時の衝撃度が強すぎて、なんて上手くミステリを映画化する人なんだろう!と昔から思っていたので、今回は蓋を空けたら直球のミステリー&サスペンス映画でしたので、大変好みな作品でした。
そういえば、予告編でもあるシーンですが、テレビのキャスターが「(ニックは)ソシオパスで、共感性の欠如がみられる」と言っていましたが、これ結局は丸っきりエイミーのことですよね。ニューヨーカーだったエイミーが地方の主婦さんに胸中で「頭が空っぽのバカ女」みたいに毒づいてるシーンなんて、背筋がゾーッとしました。やっぱりそういう点も含めて子ども大人なんでしょうね。原題が"Girl"ですし。

twitter上が『ゴーン・ガール』についてはネタバレご法度の様な雰囲気のため、ここでお聞きしたいと思った次第なのですが、
ヒナタカさんが仰っている、映画後半で余りの恐怖による笑いが起きていたシーンって具体的に何処だったんですか?
私の劇場では静かな状況だったのでちょっと気になりまして……。
宜しくお願いします m(__)m
2014-12-14 19:14 : 民朗 URL : 編集
Re: No title
みなさん、コメントありがうございます!

>ヒナタカさんのブログに辿り着き、映画の魅力に気付いた者です
超うれしいです。あ、あの、おすすめしているほかの映画も観てみてください

>民朗さん

> そういえば、予告編でもあるシーンですが、テレビのキャスターが「(ニックは)ソシオパスで、共感性の欠如がみられる」と言っていましたが、これ結局は丸っきりエイミーのことですよね。ニューヨーカーだったエイミーが地方の主婦さんに胸中で「頭が空っぽのバカ女」みたいに毒づいてるシーンなんて、背筋がゾーッとしました。やっぱりそういう点も含めて子ども大人なんでしょうね。原題が"Girl"ですし。

今回も民朗さんと感想がかぶりぎみで恐縮でした。
そうですよねえ。サイコパスっぽく人を手玉にとっているし…追記させてください。

> twitter上が『ゴーン・ガール』についてはネタバレご法度の様な雰囲気のため、ここでお聞きしたいと思った次第なのですが、> ヒナタカさんが仰っている、映画後半で余りの恐怖による笑いが起きていたシーンって具体的に何処だったんですか?> 私の劇場では静かな状況だったのでちょっと気になりまして……。
> 宜しくお願いします m(__)m

戻ってきたエミリーがベッドに誘うシーンですね(自分はオエッてなりました)。
あとは弁護士のボルトが「彼女に気をつけろよ」と言って、ニックが「毎日危険だよ!」とツッコムところ。まあこれはふつうにコメディシーンですがw
コメディシーンと言えば、ボルト弁護士が予行練習をするニックにグミをぶつけるシーンもクスクス(笑)がおきていました。
2014-12-14 20:51 : ヒナタカ URL : 編集
Re: No title
> 「夫婦とは最も近い他人である」とよく言いますが
> その言葉の意味を痛切に感じ取る映画でしたね…

本当に……

>タイトルに関しては多重的な意味があると思うのですが、表層的には、行きつくとこまで行ってしまった少女なんでしょうね。彼女の行動原理というかあの純粋な悪意はどこまで行っても恐ろしく頭の良い子供であって大人のそれではないと感じました。

こちらももぜひ追記させてください!
2014-12-14 20:57 : ヒナタカ URL : 編集
Re: No title
>エイミーはエイミーで可哀想な人でしたね。母親がパーティーで「『やるなら完璧に』、それがエイミーの口癖でしょ?」と言うのを聞いたエイミーが心底うんざりした表情をしていて、ずっと刷り込まれてきたのだろうなと思いました。エイミーがあんなにも完全犯罪に拘っていたのは、もちろん我が身を守るためでしょうけど、「やるなら完璧に」という母親の言葉に捕らわれてしまっていた部分もあったのかもしれません。

こちらもぜひ追記を!
2014-12-14 20:59 : ヒナタカ URL : 編集
No title
13日に見ました。
見終わって感じたのは、ストーリーは「ワイルドシングス」に似てるかなってことでした。
失踪の真相や現場の工作など
あと、まともな男(たとえ悪人であっても)が一人も出てこないところが似てますね。唯一自分の使命を全うするのが黒人弁護士ですが彼も負けを認めてあっさり去っていきます。ニックに至っては自分がまともでいられる唯一の希望が双子の片割れであるマーゴ(こちらは女性ですね)だとまで言って完全に屈服してしまいます。
 さてニックの子供を妊娠しエイミーはミズーリの小さな町の女王として君臨しつづけるのでしょうか?そうはならない不穏さが残ります、序盤に出てきた廃モール。そこにたむろするごろつきジャンキーたち・・・。そう、この町の雇用はすでに破壊され、腐り始めているのです。エイミーが心底、馬鹿にし支配していると思っている町の住人たちが、いつエイミーから全財産まきあげたあのバカップルに変貌するかわからないのです。
 ショッピングモールが出てきたからでしょうかこの映画
ロメロのゾンビにも見えてきました。エイミーの捜索手伝いをする近所の住人たちニックの車をバンバンたたく野次馬たち、ゾンビっぽいですよね。ニックの痴呆症の父親はやんちゃ(人間)だった頃の思い出で外をうろつくゾンビ。
エイミーの両親の無表情さももはや人間では無い感じ。
またデイジーは「地球最後の男」の主人公っぽいですよね
、最後は吸血鬼の女に殺されてしまうところも。
ロメロの「ゾンビ」で生き残ったのは妊婦と黒人男性でしたが、ゴーンガールではそれとマーゴとボニーくらいでしょうか。
 長々と拙文すみませんでした。
2014-12-15 19:20 : ぐるくん URL : 編集
No title
>戻ってきたエミリーがベッドに誘うシーンですね(自分はオエッてなりました)。
>あとは弁護士のボルトが「彼女に気をつけろよ」と言って、ニックが「毎日危険だよ!」とツッコムところ。まあこれはふつうにコメディシーンですがw
>コメディシーンと言えば、ボルト弁護士が予行練習をするニックにグミをぶつけるシーンもクスクス(笑)がおきていました。

早々のご返事ありがとうございます。あの場面は私もどっちかというとドン引きしてました。
2014-12-15 22:06 : 民朗 URL : 編集
Re: No title
>笑いが起きたシーン、そういえばニックがエミリーの頬にキスをするかと思いきや、「パッ」と“フリ”をするシーンもあったことを思いだしました。
2014-12-16 00:03 : ヒナタカ URL : 編集
Amazing Amy
「アバウトタイム」を観た後に「ゴーンガール」を観るという、ほぼ全く正反対の価値観を提示した映画を観ると、映像表現の幅の広さにしみじみしました~wwどちらも大好きですけど。

エイミーは母親から常に「完璧」を求められながら、絵本の主人公に先を行かれ、無償の愛を実感できずに成人しており、基本的には心に埋められない欠落を持った女性。
おそらく、両親から与えられなかった無償の愛を男性に求めながら、自分に似た「見た目は良く、完璧」だけれど、「心は未熟で不誠実」な男性を選んでしまい、結果的には必要な愛情を得られず、その事に復讐心を抱くゆがんだ心の持ち主。元ボーイフレンドのデニーは彼女を超えたサイコパスでしたが・・・ある意味エイミーは逃避行の間、ぶくぶくと太り、「完璧」の仮面を脱ぎ捨て、誰からも必要とされない存在で自堕落な生活をしていた時のみ解放されていたのでしょう。にも関わらず、そんな自分も騙され、有り金はぎとられ、かつ、デニーに束縛されることで、より強く「完璧なエイミー」を演じる事で、誰にも左右されない生き残り術を身に着けてしまったのではないでしょうか・・・・それに巻き込まれるニックはお気の毒ですが、でも彼も「演じる」のがとても上手。お互い最初から「演技者」として、魅かれあったのかもしれません。

実はネタバレを知っていて観に行ったのに、それでも展開に驚いて、ドキドキしながら楽しみました。不思議に深い映画です。あ~面白かった!

2014-12-16 07:31 : Mysweetlulu URL : 編集
No title
観賞中、暖房の所為じゃない汗でグッショリ、婚約者も居ないのに観賞後しばらくパニック状態で、今でも「恐い」しか感想が出て来ません。
ヒナカタさんも皆さんも冷静に考察出来て凄いです・・・。

>結婚している夫婦が観れば………マジで今後の関係に支障をきたさないか心配になります。
半分以上埋まった席の殆どがカップルでした・・・。皮肉じゃなくて本気で彼らの今後が心配です・・・。

>『白ゆき姫殺人事件』と同じマスコミによる情報操作は身の毛のよだつほどの恐ろしさがありました。
メディアの無反省っぷりも凄かったですけど、正義感で目が曇りまくってるギル刑事と隣人達も酷かったですね。
こんな事件を起こさないご近所さんに改めて感謝です!というか自分が気を付けよう・・・

あとエイミーの元彼の一人、トミーがエイミーにハメられた手口には「リベンジポルノ」が問題になってますけど、未来の奥さんにはこれを予防する為にHを録画させて欲しくなりました・・・って、そんな信用出来ない相手とHするなって事ですね。はい・・・。
あとアメリカでは強姦で終身刑になるとかも驚きでしたが、日本でもこのくらいにすべきという動きが有るようです。

ああ、なんだか凄く「ワンチャンス」が観たいです・・・。
2014-12-17 22:34 : 毒親育ち URL : 編集
一つ気になった点。
アオハライドを見た同日にこの映画を鑑賞してきましました(笑)。
いや、なんというか、もうとにかく怖かった。
結局勝者になれたのは誰なのか、果たしてエイミーは幸せになれたのか(本人の幸せと我々の幸せはかけ離れているだろうが)がまったく分かりませんでした。

一つ気になったのがデジーの家でエイミーが色々工作している場面、あれら一連の行動は家の至る所に仕掛けられていた防犯カメラには記録されていなかったのでしょうか。もちろんエイミーは頭のいい女性ですしそこら辺の対策も行ったと推測はできるのですが、明確な演出があったかどうかわからないままでしたし.......(特にデジーを殺害する場面、寝室に防犯カメラはあるのでは)。もちろん自分が見落としていた可能性もありますが。

それ以外は納得でき、非常に完成度が高い作品だったと感じました。
人にはオススメしにくい名作の1つだと思います。
2014-12-19 01:03 : 明日香 URL : 編集
感想で気になった点が
感想、たいへんおもしろく読ませていただきました。
ひとつだけ気になった点があったのでコメントさせていただきます。

>失踪前のエイミーは、子どもを生むこととで夫婦生活が救われると信じていました。

とありますが、あれは「エイミーの日記の中で演出されたこと」であって、実際は子どもを望んでおらず不妊治療にも非協力的だったかと思います。
ニックが「1年前に赤ちゃんができていれば浮気なんてなかった」と言ってたシーンもあったかと。
2014-12-19 15:39 : うたまる URL : 編集
Re: 感想で気になった点が
> とありますが、あれは「エイミーの日記の中で演出されたこと」であって、実際は子どもを望んでおらず不妊治療にも非協力的だったかと思います。
> ニックが「1年前に赤ちゃんができていれば浮気なんてなかった」と言ってたシーンもあったかと。

そのシーンもありましたが、個人的には「どちらにも取れる」シーンだと思いました(日記のことでも、本当に書いてあったことのようにも思える)。
ニックが嘘をついている可能性もあると思います。原作を読んでいたら、はっきりするかもしれませんね。
2014-12-19 19:22 : ヒナタカ URL : 編集
ゴーンガール、今日見てきました。
ジェーン・オースティンのくだりに関しては、仰るとおり『高慢と偏見』で語られる結婚感にかけた皮肉という点もあると思いますが、私は“中の人ネタ”でニヤリとしてしまいました。
ニックが「エリザベス・べネットだけが君の唯一の理解者だ」的な事を言いますが、『高慢と偏見』の主人公エリザベスは家族の中で姉のジェーンとだけはお互い理解し頼りにし合っている間柄です。
そのジェーン役を、ジョー・ライト監督の『プライドと偏見』でロザムンド・パイクが演じていましたから。
2014-12-20 01:10 : あや URL : 編集
ミスリード
ロッジ?
にいた金を巻き上げた
男女2人組が

弁護士の雇った
もとFBIの人達かと思った私は
深読みしすぎたかしら(笑)
2015-01-01 17:25 : YOU URL : 編集
Re: タイトルなし
> ゴーンガール、今日見てきました。
> ジェーン・オースティンのくだりに関しては、仰るとおり『高慢と偏見』で語られる結婚感にかけた皮肉という点もあると思いますが、私は“中の人ネタ”でニヤリとしてしまいました。
> ニックが「エリザベス・べネットだけが君の唯一の理解者だ」的な事を言いますが、『高慢と偏見』の主人公エリザベスは家族の中で姉のジェーンとだけはお互い理解し頼りにし合っている間柄です。
> そのジェーン役を、ジョー・ライト監督の『プライドと偏見』でロザムンド・パイクが演じていましたから。

ずっとコメントを見逃していて、返信していなくてごめんなさい!
なるほど!こちらも追記させてください!
2015-01-01 20:43 : ヒナタカ URL : 編集
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