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『ベイマックス』字幕版と吹き替え版どちらがオススメ?+2回目の鑑賞で気づいた点

ベイマックス』はすばらしい作品でしたね。個人的には全人類に鑑賞を義務づけるべきだと思います。

<なにこれちょうほしい

本作は大人にもおすすめしたい(オタク)要素が満載です。
そのために、字幕を観ようか、吹き替え版を観ようか、3D料金を払う価値はあるかと迷っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

自分は1回目は字幕版、2回目は吹き替え版+3Dを観てみました。
そこから結論を申し上げれば、字幕版よりも吹き替え版がおすすめ、3Dに関してはお好みで選べばよし、というところです。

字幕版、吹き替え版のよいところとビミョーなところをそれぞれ書いてみます。
※以下は少しだけ内容にふれていますが、未見でも問題のないレベルだと思います。
※少々うろ覚えなところがあるので、間違いがありましたらご指摘いただけると幸いです。
※(1月5日:いただいたコメント+αを追記しました)


【字幕版】

<よいところ>

・原語のセリフならではの楽しみがある
たとえば、フレッドというアメリカンコミック(以下アメコミ)オタクが敵のことを「ラスボス(吹き替えだとボスキャラ)」と呼ぶシーンがあるのですが、原語では「スーパーヴィラン」と呼んでいます。
アメコミを知らない女性や子どもには「ヴィラン」ということばにはなじみがないので、こうしたのも理解できます。
でも、アメコミファンとしては悪役はヴィランと呼ぶべきですよね。ここでもアメコミをリスペクトしているところがわかります。

・原語のおもしろさが楽しめる
本作には「ワサビ」「モチ」などの日本の名前が多数登場していて、それの原語での発音がやけに楽しいです。
「WASA↑BI↓」「MOCHI↑」みたいなイントネーションになっていて、より舞台の“サンフランソウキョウ”の奇妙な魅力に気づけます。

<ビミョーなところ>

・字幕の内容がかなり簡略化されている
たとえば、タダシというキャラが主人公を「天才のお前」と呼ぶシーンがあるのですが、原語および吹き替えでは「13歳で高校を卒業した」という事実が示されています。
ほかにも「プログラムのコーディングが大変だった」は「プログラムが大変だった」になっています。
これは意訳というよりも、字幕の視認性を高めるためにあえて内容を簡潔にした、ということなのでしょう。

・字幕に辛辣に感じる内容がある。
吹き替え版では可能な限り「オタク」という表現は避けていた(劇中2回くらい登場)のですが、字幕版では「Nerd」というセリフをもれなく「オタク」と字幕で表示しています。
吹き替え版での「14才でネタ切れか」というセリフは、字幕版では「14才で枯れているのか」でした。
このあたりは、ちょっとやりすぎかもしれません。

・単純に字幕を追うことが大変
本作はかなりスピーディに物語が展開するので、字幕を追うのが大変です。

※追記
なんと字幕版はセリフが削られているという衝撃の事実が飛び込んできました。
字幕版の最後に不満があったのだけど、そういうことか・・・(ネタバレなので観賞後にお読みください)↓

【映画】ベイマックス・日本語上映版とアメリカ上映版の違い【ネタバレ感想】


【吹き替え版】

<よいところ>

・映像世界を堪能できる
当たり前のことですが、字幕の煩わしさに悩まされずにすみます。
声優も文句なし。小泉孝太郎演じるタダシはとくに上手かったですね。

・やわらかい表現になっている
字幕版では「殺す」という表現が思い切り使われるのですが、吹き替え版では「命を奪う」「倒す」と、直接的な表現を避けているようでした。
これは子どもも観る作品なので、乱暴または辛辣なことばを避けたのでしょう。
裏を返せば字幕や原語のほうがより明確で残酷ということなので、これは一概にいいところとは言えないかもしれません。

・字幕よりも情報量が多い
限られたセリフの中で、原語の情報のほとんどをキッチリ拾い上げている印象でした。

<ビミョーなところ>

・原語の内容を100%理解できないところがある
たとえば、本作の敵キャラは原語では「KABUKI MASK(歌舞伎の仮面)」をつけていることがわかるのですが、吹き替え版では「マスクの男」と言われるだけ。日本の文化をそこで推してよかったのでは?と思うのです。

ただ、歌舞伎とは本来「メイク」であり「仮面」で表現するものではないですし、悪役が歌舞伎の面をつけているというのはイメージダウンにつながるかもしれません。そのあたりの大人の事情と考えれば納得はできます。


【3D版】

・3Dの効果は「そこそこ」レベル
『アバター』や『ヒックとドラゴン』のような奥行きはさほど感じません。
極めて自然な使われかたをしているので疲れない反面、「2Dとそう変わらない」と思う方も少なくないはずです。

ラストバトル(とくに“マイクロボット”と“ハニーレモン”のアクション)と、上映前の短篇『愛犬とごちそう』の3D効果は十分すぎるほどにありましたので、3D料金を支払っても後悔はしないとは思います。


ちなみに本作には“4DX”上映(映画に合わせて座席が揺れたり、風が吹いたりする)があり、これが4DX史上最高レベルのクオリティの高さを誇っているようです。


4DXの上映館は一部のシネマサンシャイン、コロナワールド、ユナイテッド・シネマだけなので地方の方にはきびしいものがありますが、この大傑作の『ベイマックス』で4DXデビューしてみるのもいいかもしれません。


ここからは2回目の鑑賞で気づいたことを書いてみます。
※以下は内容のネタバレが不可避。未見の方はご遠慮ください。









・ヒロがいざ設計図を書こうとしたときのBGMが「アイ・オブ・ザ・タイガー」



『ロッキー3』の主題歌という印象が強いですよね。

・ヒロの部屋に「鉄人28号」っぽいキャラの時計(腕が針になっている)がある。

時計

そういえば、ヒロがベイマックスに乗って命令するというのは、正太郎少年が鉄人28号を操作すること(むしろジャイアントロボ?)を彷彿させますね。


・ヒロもじつはアメコミヒーローオタクかも?
金持ちのフレッドの部屋では、たくさんのヒーローグッズを見ることができます(権利関係で使えなかったのでしょうが、なかにはバットマンや日本の戦隊ものっぽいものもありました)。

※以下の意見をいただきました。
フレッドの家のシーンでフレッドが仲間たちに見せたアメコミのヴィランたちもマーベルのスーパーヴィランのもじりでしたよねw
吹き替え版で見たのですが「レッドスカル」が「デッドスカル」になっていたりしていました。

フレッドのほうがアメコミオタクで、ヒロはそうでもない(オタクの描写は少ない)ようなのですが、ヒロはおおっぴらに言っていないだけの「隠れオタク」だったのかもしれませんね。
事実、ベイマックスが「ケアロボットに飛ぶ機能が必要ですか?」と問われたときには「飛べるほうがいいと思えないなんてどうかしている!」という全オタクが納得できる返答をしていました。

ベイマックスに乗って空を飛ぶヒロが、ビルに映る自分の姿を見るシーンが忘れられません。ヒーローになった自分を見るというのは、どれほどの感動なのでしょうか!


・予告編にはあるけれど、本編ではカットされたシーンがある。

日本版の予告にあった「ベイマックスがポーズをとると装備がポンポンと外れていく」シーンは本編にありませんでした。

頭が飛んで<ヘルメットが飛んで……

外れていく<身体のパーツも外れていく

なんでカットされたんだろう? DVDの特典に「NG集」として収録されるのかもしれませんね。


・ベイマックスの「思春期」の診断で……
ベイマックスはヒロの年齢から思春期であると判断。不安になるが、それも大人になるための準備期間であると諭し、「これから毛が生えてきます、アゴ、脇、胸、そして……」と言っています。
思春期で毛が生える部分と言えば、もちろんアソコ。この作品に下ネタがあるなんて思ってもみなかった。

※こういう二次創作漫画もありました



※以下のコメントをいただきました
そう言えばキャスも激辛料理を作ってる途中、「口から火を噴くわよ!次の日は別のところが火を噴くかも」みたいなこと言ってましたが、これって絶対あの部分だよなぁ……w



・電池切れかけのベイマックスとヒロが帰宅したシーンで、「和服」で「白黒」の家族写真が貼ってある
ヒロとタダシの両親の姿も見ることができます(うろ覚えなのですが)


・ベイマックスの「空手の回路」にはドクロのマークが描かれている
ヒロは、空手の技を教え込んだデータにドクロのマークを描いています。ヒロ自身、これが危険なものだとわかっていたのでしょうね。

タダシが作ったデータを引き抜いたときのベイマックスは、ものすごく怖かったです。
いままでかわいくてぷよぷよしていたベイマックスの目が真っ赤になり、鉄柱を押し曲げ、容赦なくキャラハン教授に襲いかかるシーンは子どもだと泣いちゃいそうだ。
同時に、このシーンは「奪おう(殺そう)」としていることの醜さを描いています。


・ビッグヒーロー6たちは、技の練習で「殺そう」とはしていない
ビッグヒーロー6たちが序盤で披露していた「役に立たないオタクの実験」が、ヒーローの技として使えるようになったというだけでけも感動的なのですが、ヒーローたちはそれを「殺す」ためには使っていません。
練習のとき、フレッドの執事に直接攻撃するのではなく、あくまでも「仮面を取る」ために技を使っているにすぎませんでした。

※以下の意見をいただきました。
執事の容姿がバットマンことブルース・ウェインの執事「アルフレッド」過ぎて爆笑してしまいました!映画ファンには「ダークナイト」三部作のマイケル・ケイン(白髪頭の初老紳士)のイメージでしょうけど、原作ではバーコード頭にチョビヒゲなんです。


敵の本拠地に忍びこんだとき、ヒーローたちは後ろの物音にビビって技を連発するのだけど、そこにいたハトが無傷だったというシーンがありました。
これもヒーローたちが直接相手を攻撃しない(殺そうとはしない)事実を示していたのかもしれません。

そういえば、ベイマックスのロケットパンチも、攻撃のために使われることがありませんでした。
ロケットパンチが使われるのは、練習で銅像を壊したとき、がれきに埋まったときの脱出(×2)、そして最後の別れのときだけです。

※以下の意見をいただきました。
アメコミでは「不殺」系ヒーローが主流です。70年代から80年代かけての治安悪化時に映画化もされた「パニッシャー」や「ウルヴァリン」に「ゴーストライダー」のような悪即斬系のヒーローが登場し人気を博しましたが、現在では治安回復や死刑制度の廃止等の社会情勢の変化に伴い再び不殺系ヒーローが主流となっています。
> アメリカ人に取っては日本の子ども向け番組で、ライダーキックやスペシウム光線で怪人を殺してしまう描写に驚くそうです。これはアメリカ人の正義感がキリスト教的な罪には許しなのに対し、日本のヒーローは「時代劇」の流れを持つため武士道的な目には目を・・・の正義感を下にしている為だと思います。また、近代日本の不殺系ヒーローの元祖である「月光仮面」は「憎むな、殺すな、赦しましょう」の決め台詞で有名ですが、月光仮面の正義は仏教的な価値観を下にしているそうです。
そういえば、日本でも最近は仮面ライダーやスーパー戦隊も怪人を殺さず、超能力を奪う等の無力化をして逮捕な話が多いですね。



・ビッグヒーロー6たちは「連携」して成長する
本拠地に忍び込んだときには、ゴーゴーの攻撃をハニーレモンがジャマしてしまったり、ワサビの攻撃をフレッドが台無しにしてしまったことがありました。
しかし、ラストバトルではお互いの長所を認め、連携して攻撃するヒーローたち! ヒロが“リーダー”としてヒーローたちに作戦を告げ、ワサビが「これぞ作戦だ!」と喜ぶシーンも感動的です。


・ベイマックスは、ヒロと別れる前に目をゆっくりと閉じている。
↑画像でもわかりますが、「よしよし」をしているベイマックスは目を閉じていません。
しかし、最後の別れの前にハグをしたベイマックスは目を閉じています。ヒロが涙を流しながら目を閉じたのと同じように……
これは、ベイマックスがヒロの気持ちを“理解”したうえでの行動なのでしょう。


・キャラハンの教授の願いは……
キャラハン教授は、クレイに向かって「お前は私の大切なものを奪った、今度はお前のすべてを奪ってやる」と言って、クレイが人生を賭けて建設したビルを破壊しようとしていました。
さらに、ヒロには「アビゲイル(娘)はもういない」「私がほしいのは大切な娘だけだ!」とも宣言しています。

キャラハンは、たったひとつの大切なものを失っていました。
その結果、キャラハンはほかの人の大切なものを奪うという間違った選択をしてしまったのでしょう。
もしキャラハン教授が「奪う」ことを考えず、娘を救うためにワープ装置の研究をしていれば、悲劇は起こらなかったかもしれません。

そもそも、ワープ装置を完成させたのはクレイです。
嫉妬の気持ちを捨てて、キャラハンはクレイと協力して娘を救うための努力をすればよかったのです。
タダシやヒロの努力を見ていなかったキャラハンにとって、それは叶わなかったかもしれませんが……


・ヒロはキャスおばさんに2回ハグをする
序盤のヒロは、ベイマックスを追うために適当におばさんにハグをしてすぐに去ってしまったんですよね。
こういう細かい伏線には恐れ入ります。


・ヒロは、タダシの帽子の位置を変える
決着がついたあとのヒロは、ベッドの上に置いていたタダシの形見である帽子を、机の上の電気スタンドの上に乗せていました。

ヒロは「兄さんはもういない」「心の中に生き続けているんだってみんな言うけどさ」と、死んだ人間を完全に「いない」ことにしていました。
しかし、ベイマックスに残された映像でタダシの想いを知り、ベイマックスをも失ったヒロは、すぐに気づく場所にタダシの帽子を置きました。

ヒロが「誰かが亡くなっても、想いはそこに残る」ことを知り、愛する人の死を乗り越えたのでしょう。


・エンドロールのネタ
ヒロが仲間とともに食事に出かけていたり、列車に風神雷神の絵が描かれていたのもよかったですが、(・∀・)イイの顔文字があったのはびっくりしました。
マジで日本の文化が大好きな方がスタッフにいるんでしょうね。


そういえば、本作の否定的な意見に「既視感がありまくり」というものがあったんですけど、そりゃそうですよ。制作者が大好きな古今東西のSFやアメコミヒーローものネタを詰め込みまくっているんですから
「どこかで見たことがあるものばかり」と落胆するのではなく、「こんなに過去の作品をリスペクトした作品は観たことない!」と思ったほうが、より幸せになれると思います。


それと、エンドロール後のネタはほとんどの家族連れに理解されないんですね(劇場で笑っている人がほとんどいなかった)。
まあそりゃあそうか。『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』でも、“あの人”はアメコミオタクしか知らず、イケてる女子高生は聞いたこともない、というシーンがありましたしね。

ファミリーでも楽しめる作品でありながら、最後にニッチなアメコミオタクへのネタを提供するという本作のサービス精神が大好き。あのおまけでゲラゲラ笑うことができるアメコミファンでよかったよ。

本編のレビュー↓
<正しい見かたで 映画『ベイマックス』ネタバレなし感想+ネタバレレビュー カゲヒナタのレビュー>

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

2015-01-04 : いろいろコラム : コメント : 9 : トラックバック : 0
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非公開コメント

No title
あけましておめでとうございます(二度目)。

ベイマックスはホントに面白いですね。
年明け一発目は再びのベイマックスでした。
最寄りの映画館では2D吹き返しか上映してなかったのですが俄然字幕にも興味が沸いてきました。
公開が終了する前にスクリーンでおさえておこうかと思います。
そして4DXが史上最高レベルのクオリティとは……!
これはおさえておきたいですね!

>日本版の予告にあった「ベイマックスがポーズをとると装備がポンポンと外れていく」シーンは本編にありませんでした。
純粋にカットされたか、或いは予告のためだけ作られたシーンなのかも知れませんね。
どちらにしても印象的なシーン(上映前予告でも観客から笑いがありました)だったので入れてほしかったです。
個人的にはどうしても「キャストオフ!」が思い浮かんでしまって別の意味でニヤニヤものでしたが……w

>「これから毛が生えてきます、アゴ、脇、胸、そして……」
このシーンはある意味ヒヤヒヤものでしたw
「おいおい小さい女の子だって見てんだぞ!」と思いましたが
素晴らしいタイミングで遮ってくれて安心しましたw

そう言えばキャスも激辛料理を作ってる途中、
「口から火を噴くわよ!次の日は別のところが火を噴くかも」
みたいなこと言ってましたが、これって絶対あの部分だよなぁ……w

>タダシが作ったデータを引き抜いたときのベイマックスは、ものすごく怖かったです。
小学校に上がる前の姪っ子が泣きました(実話)。
眼が赤くなるだけならまだしもあの演出は完全に殺人ロボットですよね。
この辺りの要素はやはりターミネーターへのリスペクトでしょうか。

>ベイマックスは、ヒロと別れる前に目をゆっくりと閉じている。
個人的に今作で一番泣けたシーンでした……
ベイマックスが単なるケアロボット以上の存在であることを象徴しているようにも見えました。
今まで無表情だったロボットが、今際の際に感情を表現する……たまんないです。
ターミネーター2にも通じますがこういうシチュはホントに泣ける……

>それと、エンドロール後のネタはほとんどの家族連れに理解されないんですね
結構な人数(それでも数人ですが)がクスクス笑ってたうちの劇場は稀少ですね……w

アナ雪は結構早いタイミングでディスク化がされましたが、
興行も大切ですがベイマックスもいち早いディスク化を希望したいです。
そしてあわよくば続編を……ビッグヒーロー6の新しい冒険が観たくて止みません。
2015-01-04 23:20 : ライダー URL : 編集
Re: No title
> そう言えばキャスも激辛料理を作ってる途中、
> 「口から火を噴くわよ!次の日は別のところが火を噴くかも」
> みたいなこと言ってましたが、これって絶対あの部分だよなぁ……w

あったあったそのシーン(笑)。さすがライダーさん、追記させてください。
そういえば「マツダさん」が家に来ていたりしていたので、キャスおばさんは再婚をするのかもしれませんね。
2015-01-04 23:26 : ヒナタカ URL : 編集
No title
細かい考察がありがたく、字幕版観たい!言語版のセリフ聞きたい!!
でも近所で字幕版がやってません!それにしても、字幕版は大人達の楽しみへ、吹き替え版では子ども達の心へと随分と配慮が成されていたのですね。
個人的に表現の自由は絶対ですが、こういうゾーニングという配慮が有っての事だと思います。

>権利関係
そういえば、ディズニーはマーベルコミックスの親会社ですがX-MENの映画化権は20世紀FOX社に有る為、どの道X-MEN関連のキャラである「シルバーサムライ」は加入出来なかったのかもしれませんね。
ちなみに原作一期では「ビッグヒーロー6」は日本政府直属のヒーローチームです。なのにヤクザであるシルバーサムライが所属してるとか超法規的過ぎる・・・
(ヒーローチームの司令官を務める天皇陛下はちょっと見たかったり・・・)
あと「Mr.インクレディブル」も、今はディズニーが権利持ってるんですよね。続編作ってくれないなかあ・・・。

>・ビッグヒーロー6たちは、技の練習で「殺そう」とはしていない
ハニーレモンの武器など捕縛用の樹脂爆弾がメインですからね!
なお、アメコミでは「不殺」系ヒーローが主流です。70年代から80年代かけての治安悪化時に映画化もされた「パニッシャー」や「ウルヴァリン」に「ゴーストライダー」のような悪即斬系のヒーローが登場し人気を博しましたが、現在では治安回復や死刑制度の廃止等の社会情勢の変化に伴い再び不殺系ヒーローが主流となっています。
アメリカ人に取っては日本の子ども向け番組で、ライダーキックやスペシウム光線で怪人を殺してしまう描写に驚くそうです。これはアメリカ人の正義感がキリスト教的な罪には許しなのに対し、日本のヒーローは「時代劇」の流れを持つため武士道的な目には目を・・・の正義感を下にしている為だと思います。また、近代日本の不殺系ヒーローの元祖である「月光仮面」は「憎むな、殺すな、赦しましょう」の決め台詞で有名ですが、月光仮面の正義は仏教的な価値観を下にしているそうです。
そういえば、日本でも最近は仮面ライダーやスーパー戦隊も怪人を殺さず、超能力を奪う等の無力化をして逮捕な話が多いですね。

>フレッドの執事
容姿がバットマンことブルース・ウェインの執事「アルフレッド」過ぎて。爆笑してしまいました!映画ファンには「ダークナイト」三部作のマイケル・ケイン(白髪頭の初老紳士)のイメージでしょうけど、原作ではバーコード頭にチョビヒゲなんです。

あとライダーさんの
>個人的にはどうしても「キャストオフ!」が思い浮かんでしまって別の意味でニヤニヤものでしたが……w
これは日本のヒーローファンなら、水島ヒロ主演の「仮面ライダーカブト」を思い出すでしょうね。
※本作では仮面ライダーは重装甲の「マスクドフォーム」とスピード重視「ライダ-フォーム」を持ち、マスクドからライダーへの変身の時に「キャストオフ!」の掛け声と共に、ベイマックスのように外装甲を飛ばし、これを攻撃手段にも使用します。
というかこれも元ネタは「イナズマン」のサナギマンからイナズマンへの二段変身だそうで・・・。
もしかして、スタッフに本作のファンが居て、予告用のお遊びで採用したのかも・・・と思えてきます。

>タダシが作ったデータを引き抜いたときのベイマックスは、ものすごく怖かったです。
自分は「アイアン・ジャイアン」のホーガースが死んでしまったと思い、怒りで今まで必死に抑えてきた「兵器モード」を解放してしまうアイアン・ジャイアントを思いだしました。

>・キャラハンの教授の願いは……
クレイを憎むのは正当な思いですが、これも「見方を変えてみる」べきだったのかもしれませんね。クレイに報いを与えるよりも、アビゲイルの生存を信じ救出の為にゲートの研究すべきで、その思いをタダシら周りに居る優秀な学生達に打ち明け協力してもらい、クレイにも償いの為に研究に出資しろと迫ったりと・・・。

>エンドロール後のネタはほとんどの家族連れに理解されない
子ども達は「パンツ」ネタで笑っていたと思います。でも幼稚園児くらいの子にも「きたなーい!」と言われてましたよ。スタン・リー御大とフレッド・・・。
2015-01-05 02:20 : 毒親育ち URL : 編集
No title
ベイマックス、先週ついに見ることができたのですがとっても楽しかったです!

フレッドの家のシーンでフレッドが仲間たちに見せたアメコミのヴィランたちもマーベルのスーパーヴィランのもじりでしたよねw
吹き替え版で見たのですが「レッドスカル」が「デッドスカル」になっていたり、そこで噴き出してしまいましたw
2015-01-05 02:21 : ひぃ URL : 編集
Re: No title
>アメコミでは「不殺」系ヒーローが主流です。70年代から80年代かけての治安悪化時に映画化もされた「パニッシャー」や「ウルヴァリン」に「ゴーストライダー」のような悪即斬系のヒーローが登場し人気を博しましたが、現在では治安回復や死刑制度の廃止等の社会情勢の変化に伴い再び不殺系ヒーローが主流となっています。
> アメリカ人に取っては日本の子ども向け番組で、ライダーキックやスペシウム光線で怪人を殺してしまう描写に驚くそうです。これはアメリカ人の正義感がキリスト教的な罪には許しなのに対し、日本のヒーローは「時代劇」の流れを持つため武士道的な目には目を・・・の正義感を下にしている為だと思います。また、近代日本の不殺系ヒーローの元祖である「月光仮面」は「憎むな、殺すな、赦しましょう」の決め台詞で有名ですが、月光仮面の正義は仏教的な価値観を下にしているそうです。
そういえば、日本でも最近は仮面ライダーやスーパー戦隊も怪人を殺さず、超能力を奪う等の無力化をして逮捕な話が多いですね。

さすが毒親育ちさん。追記させてください。


> >フレッドの執事
> 容姿がバットマンことブルース・ウェインの執事「アルフレッド」過ぎて。爆笑してしまいました!映画ファンには「ダークナイト」三部作のマイケル・ケイン(白髪頭の初老紳士)のイメージでしょうけど、原作ではバーコード頭にチョビヒゲなんです。

あ、そうか(笑)こちらも追記をば。

『アイアンジャイアント』もいい映画ですよねえ。
2015-01-05 14:58 : ヒナタカ URL : 編集
No title
> 飛べるほうがいいと思えないなんて

鳥山明『Dr.スランプ』の原作第一話に、アラレの「はかせ、飛べません!」という台詞があったのを思い出しました。
ちなみにその次のやりとりは「じゃあミサイルがどどーんと…」「出ん!」
アラレはケアロボットではありませんが、ベイマックスの原型要素の一部があるように思えてきました。

> ヒロきゅんの発毛ハァハァ

同じくディズニー作品の『プレーンズ2』にはセックスネタも出てきます。
お子様には絶対に判らないような表見で。

> これって絶対あの部分

そこに日本ネタと解くならば、その心はイザナミがカグツチを産む話だろうか。

> 子どもだと泣いちゃいそうだ

Twitterを見ると、実際泣き出した子がいるようですね。
『ベイマックス』を悪く評価している中にはその辺りを指摘している方もおられました。

> そういえば、日本でも最近は…

公開中の映画『仮面ライダー』には敵と呉越同舟に到る流れもありました。

> アビゲイルはもういない

この台詞で私が思い浮かべたのは『ひぐらしのなく頃に』でした。
『ひぐらし』では詩音が、悟史が殺された(死んでいる)か、どこかにいると信じているかがその後を左右しました。

> エンドロール後のネタは理解されない

あれは判らないですね。
少なくとも日本のディズニークラスタには通用しないでしょう。

2015-01-06 20:35 : シオンソルト URL : 編集
タダシとタケシと孝太郎
初めまして。書き込み失礼します。
当方もベイマックス、大変楽しく鑑賞いたしました。

予備知識も無く観に行ったのでエンドロールで初めてタダシの吹替えが小泉孝太郎さんと知り、「また死んじゃうお兄さんの役だったのか」と一瞬驚いてしまいました。
2005年に公開された 劇場版仮面ライダー 響鬼と七人の戦鬼 において小泉孝太郎氏は主人公の少年の兄で不慮の事故で亡くなったタケシの役でした。刀鍛冶の見習いであったタケシが精魂込めて打った刀が奇跡を起こし、仮面ライダーに真紅の装甲を与える。
全く関係は無いと思われますが、いくつか共通点を感じ一人で面白がっておりました。
タダシの吹替えに小泉孝太郎氏が選ばれた理由は分かりませんが、少しスリムながらタダシの雰囲気がよく出ているので孝太郎氏がタダシのモデルという可能性もあるでしょうか。
http://hot.shinkazu.com/baymaxseiyu2-2828
2015-01-14 22:24 : 熊公 URL : 編集
ダニエル・ヘニーが語るタダシと『ベイマックス』
続けて書き込み申し訳ありません。

ベイマックスのオリジナルでのタダシ役 ダニエル・へニー氏の記事を読みました。アジア系ということで起用されたようですね。

http://www.asiancrossing.jp/intv/2014/1230/
2015-01-14 22:47 : 熊公 URL : 編集
No title
ベイマックスと飛んでビルに写っている自分を見るシーンなんですけど、冒頭で兄さんがバイクでジャンプしてる時に、ヒロが窓越しの自分を見てるシーンと対になってます(タダシバイクの色が赤、ベイマックスも赤)。この作品は対比の部分がすごく巧みに描かれているので、色々探してみるといいですよー♪
2015-02-08 04:35 : ゼア URL : 編集
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<2015年下半期>
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
『ハーモニー』
『ガールズ&パンツァー 劇場版』
『PAN』
『ギャラクシー街道』
『UFO学園の秘密』
『ファンタスティック・フォー』
『進撃の巨人 後編』
『キングスマン』
『リアル鬼ごっこ(2015)』
『バケモノの子』

<2015年上半期>
『極道大戦争』
『マッドマックス4』
『チャッピー』
『ワイルド・スピード7』
『バードマン』
『恋する♡ヴァンパイア』
『イミテーション・ゲーム』
『イントゥ・ザ・ウッズ』

<2014年下半期>
『ゴーン・ガール』
『寄生獣 PART1』
『紙の月』
『近キョリ恋愛』
『るろうに剣心 伝説の最期編』
『複製された男』
『思い出のマーニー』

<2014年上半期>
『渇き。』
『チョコレートドーナツ』
『LEGO® ムービー』
『LIFE!』
『アデル、ブルーは熱い色』

<2013年下半期公開>
『ゼロ・グラビティ』
『かぐや姫の物語』
『ウルヴァリン:SAMURAI』
『貞子3D2』
『ガッチャマン』
『劇場版銀魂 完結篇』
『モンスターズ・ユニバーシティ』
『サイレントヒル:リベレーション3D』

<2013年上半期公開>
『箱入り息子の恋』
『G.I.ジョー バック2リベンジ』
『藁の楯』
『クラウドアトラス』
『横道世之介』
『脳男』
『ライフ・オブ・パイ』

<2012年下半期公開>
『レ・ミゼラブル』
『悪の教典』
『バイオハザードV』
『るろうに剣心』
『プロメテウス』
『桐島、部活やめるってよ』
『アナザー Another』
『ヘルタースケルター』

<2012年上半期公開>
『スノーホワイト』
『ファイナル・ジャッジメント』
『メン・イン・ブラック3』
『貞子3D』
『TIME/タイム』
『ドラゴンタトゥーの女』

<2011年下半期公開>
『ミッション:インポッシブル4』
『アントキノイノチ』
『ミッション:8ミニッツ』
『ツレがうつになりまして』
『トランスフォーマー3』
『コクリコ坂から』

<2011年上半期公開>
『ブラック・スワン』
『八日目の蝉』
『手塚治虫のブッダ』
『わたしを離さないで』
『パラノーマル・アクティビティ2』

<2010年公開作品>
『ソウ ザ・ファイナル3D』
『リミット』

<そのほか>
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