2015年3月の気になる映画一覧(マイナー推し)
もちろんメジャー映画を避けて行くスタイルで。
↓こちらも参考にしましょう
忙しいひとのための2015年3月に観たい注目映画 | Tunagu.
2015年3月公開で観たいと思っている映画の覚え書き|三角絞めでつかまえて
※↓衝撃的なホラー映画のビジュアルを載せているので、苦手な方はご注意ください。
3月7日公開(土)公開(公開中)
ら
タイトルが一文字て。
「ら」は「拉致」の「拉」の意味。園子温監督に師事したグラビアアイドル・水井真希が、自身が被害者になった少女暴行拉致事件を映画化。
世界の終わりのいずこねこ
クラウドファンディングで資金を調達した低予算映画。アイドルがいなくなった近未来(ディストピア)が舞台。
ニコニコ動画(っぽいの)を配信していた女の子が何やら運命を変えるらしい。
3月13日公開(金)
イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密
暗号・エニグマを解き明かした実在の天才数学者アラン・チューリングを主人公にした伝記映画。
Rotten Tomatoesで89%、IMDbで8.2点という驚異的な評価の高さ。これは絶対に観る。
博士と彼女のセオリー
実在の物理学者スティーヴン・ホーキングの闘病と愛の物語を描いた作品。
エディ・レッドメインがアカデミー主演男優賞を受賞しました。
アイス・バケツ・チャレンジよりこうした作品のほうがALS(筋萎縮性側索硬化症)のことを知ってもらえると思う。
ニート選挙
タイトルが挑戦しまくっていますね。マジでニートから市議会議員に当選した経歴を持つ本人が、監督とプロデュースを手掛けています。
3月14日(土)公開
ジェサベル
このポスタービジュアルはどういうことなの……?怖すぎる。
監督は『ソウ6』のケヴィン・グルタート。
唐山大地震
2011年に公開予定だったけど、東北大震災の影響で延期されていた作品がついに日の目を見ることに。
32年の長きにわたって生きる、ふたつの人生を追った物語です。
3月21日(土)公開
クラウン
ファンが勝手にイーライ・ロスの名前を出してフェイク予告編を作っちゃったんだけど、後日イーライ・ロス本人から「マジで映画作らない?」と提案されて完成したホラー映画。いい話ですね。
この映画の宣伝のために映画ファンの集いに来られた配給会社のプレシディオさんはイケメンだと思います(メイクは怖かったけど)。
インド・オブ・ザ・デッド
キャッチコピーは「きっと、うまくいかねえ!」 名作に便乗する根性は嫌いじゃないです。
職を失ったダメ男がホラー映画とゲームで得た知識でゾンビに立ち向かうんだって。それちょう観たい。
カニを喰べる。
タイトルはどういうことなのと思っていたら、ダメ人間ふたりがマジで富山までカニを食べに行くロードムービーのようでした。
「食べる」ではなく「喰べる」なのはなぜなんですかね。これもクラウドファンディングで資金を調達した作品。
スーパーローカルヒーロー
詳しい経緯は後日記事にしますが、すでに自分はこの映画を観ていて、現時点で今年ナンバー1の作品です。
あまりに映画がおもしろかったために、クラウドファンディングで支援し、公式サイトに「ヒナタカ」という名前を載せていただいています。
簡単に言えば「世界一純粋なおじさんがみんなを幸せにする」というだけの映画。だからでこそ最高です。
3月28日(土)公開
ジュピター
『マトリックス』『クラウドアトラス』のウォシャウスキー姉弟監督最新作。
サンダンス映画祭では空席目立ち途中退席者もいたと言われていますけど、応援しています。絶対に観る。
ちなみに日本映画史に残る駄作『さよならジュピター』とは何の関係もありません(当たり前)。
カフェ・ド・フロール
『ダラス・バイヤーズクラブ』のジャン=マルク・ヴァレ監督最新作。
ダウン症の息子を育てるシングルマザーと、人気DJの物語だそうです。
ニンジャ・アベンジャーズ
妻を殺された忍者が麻薬組織に復讐をしかけるというたいへんわかりやすい作品。
ケイン・コスギも出演。
ブライド・ウエポン
「花嫁は、女セガール。」というキャッチコピーが素敵。
主演は女子格闘家のジーナ・カラーノ。
マッド・ガンズ
水をめぐる争いがくり広げられている近未来が舞台。
予告のエル・ファニングが可愛くて、それ目的でも観てみたい。
忘れないと誓った僕がいた
出会った人間の記憶から消えてしまう不思議な少女と、仲良くなりたい男の子の物語。記憶を無くしてしまう相手が入れ替わった『一週間フレンズ。』みたいな内容かも。
原作小説の評価は高く、かなり期待できそう。
君がいなくちゃだめなんだ
超人気声優・花澤香菜が主演を務めた実写映画。
花澤さんがどれだけ人気かと言うと、「ああ、このアニメいま人気だよねー」って思っているとだいたいヒロインか準主役が花澤さんという勢いです。だと思う。
縄文号とパクール号の航海
手作りの船でインドネシアから日本へ航海をする姿を追ったドキュメンタリー。
命の危険もありそうだ。
メジャーどころでは、
『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』(公開中)
『イントゥ・ザ・ウッズ』(3月14日(土)公開)
『風に立つライオン』(3月14日(土)公開)
『暗殺教室』(3月21日(土)公開)
は観ないといけませんね。
『ストロボ・エッジ』(3月14日(土)公開)は原作がよくできた少女漫画だったので気にはなります。
『ナイトミュージアム エジプト王の秘密』(3月20日(金)公開)はシリーズを観ていなかったなあ。知らなくても問題なく楽しめそうではあるけれど。
昨年急逝したロビン・ウィリアムズの遺作でもあります。
前篇が公開中の『ソロモンの偽証』は、4月11日(土)公開の後編と一気に観たいかなあ……(後編が気になる!という声があまりに多いので)。
それにしてもこうして調べないと、知る機会のない作品ばかり。
『スーパーローカルヒーロー』と、その作中に登場するCDショップれいこう堂と、その店主のノブエさんを知ることができて、本当によかったよ。
>「ら」
毎度、映画として面白いけど嫌な後味も残る・・・けど止められない園子温監督。
>「世界の終わりのいずこねこ」
AKBのアニメがこんな話でしたね。根っからオタクなので「アクト・オブ・キリング」を観た時、加害者側であるプレマンの決起理由にも共感してしまい、被害者である共産主義者達(でない人達にも物凄いトバッチリが飛んでましたけど)にも同情し切れなくて自己嫌悪におちいります。
>マッド・ガンズ
水道関係の仕事していますが、本当に日本人は水の大切さを再認識した方が良いです。
シオン的に3月期の最大の注目作は『劇場版しまじろうのわお!「しまじろうとおおきなき」』…だったのですが、TOHOシネマズの試写会に当たって先日『風に立つライオン』を観てきましたら、いやぁ「やべーっ!」、こっちが今月のベストになりそうな感じです。おすすめ!
> 『ジュピター』
予告編から感じる『クラウドアトラス』臭は矢張り監督繋がりなんでしょうねぇ。
物語のプロット的にはエーリッヒ・フォン・デニケンの宇宙人起源説を感じるので、退席者がいた背景はそんなところではないか…という気もしています。日本ならば五島勉あたりが好きそうな設定だよなぁ。
> 『インド・オブ・ザ・デッド』
そのコピー、ますます2月期の隠れた傑作だった『フェラーリの運ぶ夢』が不遇に感じてしまう…。